JP2001144600A - 多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ - Google Patents

多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ

Info

Publication number
JP2001144600A
JP2001144600A JP32660999A JP32660999A JP2001144600A JP 2001144600 A JP2001144600 A JP 2001144600A JP 32660999 A JP32660999 A JP 32660999A JP 32660999 A JP32660999 A JP 32660999A JP 2001144600 A JP2001144600 A JP 2001144600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
signal
power supply
type transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32660999A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Miyoshi
伸明 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP32660999A priority Critical patent/JP2001144600A/ja
Publication of JP2001144600A publication Critical patent/JP2001144600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時の誤信号出力を無くした多電源対
応の集積回路用入出力バッファを得る。 【解決手段】 レベルシフタの出力をリセットするリセ
ット系回路を内部に有する第1のレベルシフタ及び第2
のレベルシフタと、トライステートバッファとで構成さ
れ、第1のレベルシフタの出力信号がトライステートバ
ッファの入力端子に接続され、第2のレベルシフタの出
力信号がトライステートバッファの出力コントロール端
子に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源投入時の誤信号
出力を無くした多電源対応の集積回路用入出力バッファ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の微細化により、
電源の低電圧化が進んでいる。ところが半導体実装基板
上には、部品コストを下げる目的で旧世代の高電圧イン
ターフェイスを持つ半導体素子が実装されることが多
い。これらと通信するため、半導体素子の外部は高電圧
に耐えられるよう設計した高電圧インターフェイスを持
たせ、一方で内部を低電圧化し集積度を上げた設計を行
うことにより、低消費電力、高スピード、大規模回路を
持ち合わせた多電源の半導体集積回路が多くなってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多電源
の半導体集積回路では、電源投入順序により予想外の動
作することがある。コスト低減のため、制御装置として
用いて、被制御装置を直接接続するような回路では、誤
信号により問題が発生する可能性があり、外部でこの誤
動作を防ぐ回路が従来必要であった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点や事情に鑑み
てなされたものであって、以上の問題点を内部で克服
し、誤動作を防止する外部回路を不要とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファは、以下
の特徴を有することにより前記目的を達成できる。 1.信号電圧レベルを変換するレベルシフタを有する多
電源対応の半導体集積回路用入出力バッファであって、
前記レベルシフタの出力をリセットするリセット系回路
を設けることで、電源投入時の誤信号出力を無くしたこ
とを特徴とする多電源対応の半導体集積回路用入出力バ
ッファ。 2.信号系回路とリセット系回路とからなるレベルシフ
タを有する多電源対応の半導体集積回路用入出力バッフ
ァであって、前記信号系回路は、内部信号(101)を
高電源電圧が供給された第1の電圧変換回路(203
a)内の第1のN型トランジスタ(2032a)のゲー
トに接続するとともに、低電源電圧が供給された第1の
インバータ(208)に接続し、該第1のインバータ
(208)の出力を第1の電圧変換回路(203a)内
の第2のN型トランジスタ(2034a)のゲートに入
力し、前記第1の電圧変換回路(203a)の第1のP
型トランジスタ(2031a)と第2のP型トランジス
タ(2033a)を各々ゲートとドレインを襷掛け状に
接続し、前記第1の電圧変換回路の出力信号(205)
を高電源電圧が供給された第2のインバータ(206)
に接続し、該第2のインバータ(206)の出力を高電
源電圧が供給された第3のインバータ(207)に接続
し、該第3のインバータ(207)の出力が、レベルシ
フタ出力信号(102)として構成され、前記リセット
系回路(202)は、高電源電圧が供給された第2の電
圧変換回路(203b)を内蔵し、第3のN型トランジ
スタ(2032b)のゲートには、接地電位を接続し、
第4のN型トランジスタ(2034b)のゲートには、
低電源電圧を接続し、前記第2の電圧変換回路内の第3
のP型トランジスタと(2031b)第4のP型トラン
ジスタ(2033b)を各々ゲートとドレインを襷掛け
状に接続し、前記第2の電圧変換回路(203b)の出
力信号(212)を高電源電圧が供給された第4のイン
バータ(213)に接続し、該第4のインバータ(21
3)の出力信号(216)を、高電源電圧が供給された
第5のインバータ(214)に接続するとともに、高電
源電圧が供給された第5のP型トランジスタ(211)
のゲートに接続し、該第5のP型トランジスタ(21
1)のドレインを電圧変換回路の出力信号(212)に
接続して構成され、前記第5のインバータ(214)の
出力であるリセット系回路の出力信号(215)を信号
系回路(201)の第5のN型トランジスタ(204)
のゲートに入力し、該第5のN型トランジスタ(20
4)のドレインを前記第1の電圧変換回路の出力信号
(205)に接続したことを特徴とする多電源対応の半
導体集積回路用入出力バッファ。 3.前記第5のP型トランジスタ(211)の導通状態
におけるプルアップ能力を、前記第4のN型トランジス
タ(2034b)の導通状態におけるプルダウン能力よ
り小さくしたことを特徴とする請求項2に記載の多電源
対応の半導体集積回路用入出力バッファ。 4.前記リセット系回路を内部に有する第1のレベルシ
フタと、前記リセット系回路を内部に有する第2のレベ
ルシフタと、トライステートバッファとで構成され、前
記第1のレベルシフタの出力信号が前記トライステート
バッファの入力端子に接続され、前記第2のレベルシフ
タの出力信号が前記トライステートバッファの出力コン
トロール端子に接続されたことを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の多電源対応の半導体集積回路用入
出力バッファ。 5.前記リセット系回路を、複数の信号系回路で共有し
た複数のレベルシフタを有することを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載の多電源対応の半導体集積回路
用入出力バッファ。 6.第1の信号系回路及び第2の信号系回路を複数有
し、前記リセット系回路と、複数の出力コントロール信
号と、複数のトライステートバッファと、複数の外部出
力端子で構成され、前記第1の信号系回路の出力信号が
前記トライステートバッファの入力端子に接続され、前
記第2の信号系回路の出力信号が前記トライステートバ
ッファの出力コントロール端子に接続されたことを特徴
とする請求項5に記載の多電源対応の半導体集積回路用
入出力バッファ。 7.前記高電源電圧を略5V、前記低電源電圧を略3V
としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ。 8.前記高電源電圧を半導体集積回路の外部インタフェ
ースの電源電圧、前記低電源電圧を半導体集積回路の内
部電源電圧としたことを特徴とする請求項1〜7のいず
れかに記載の多電源対応の半導体集積回路用入出力バッ
ファ。
【0006】
【実施例】本発明の多電源対応の集積回路用入出力バッ
ファについて、以下、具体的な実施例を挙げて、図面を
用いて詳細に説明する。図1は、実施例1の多電源対応
の半導体集積回路用出力バッファの回路図である。図2
は、本発明の多電源対応の半導体集積回路用入出力バッ
ファにおけるレベルシフタの回路図である。図3は、実
施例2の複数の多電源対応の半導体集積回路用出力バッ
ファの回路図である。図4は、従来の多電源対応の半導
体集積回路用入出力バッファにおけるレベルシフタの回
路図である。なお、各図面内のPはP型MOSトランジ
スタ、NはN型MOSトランジスタを示すものである。
【0007】(実施例1)本実施例は、高電源電圧VD
D5(外部インタフェース電圧)を5V、低電源電圧V
DD3(内部電圧)を3Vとする、2電源の集積回路に
用いた例である。本実施例では、出力バッファをもって
説明するが、入力バッファに対しても同様な構成で実現
できる。
【0008】図1に示すように、出力バッファ10は、
(第1の)レベルシフタ20a、(第2の)レベルシフ
タ20b、トライステートバッファ103から構成され
ている。3Vの内部信号101は、レベルシフタ20a
で電圧変換し、レベルシフタ出力信号102を出力す
る。レベルシフタ出力信号102は、トライステートバ
ッファ103を通して、外部出力端子104に信号を出
力する。出力コントロール信号105はレベルシフタ2
0bで電圧変換後、トライステートバッファ103の出
力コントロール信号106として外部出力端子104の
出力制御を行う。
【0009】図2は、本実施例に用いられるレベルシフ
タ20の回路図であり、レベルシフタ20aとレベルシ
フタ20bはこれと同じ回路構成である。レベルシフタ
20は、信号系回路201とリセット系回路202から
なり、MOSトランジスタで構成している。3Vの内部
信号101は、高電源電圧VDD5を供給する(第1
の)電圧変換回路203aの(第1の)N型トランジス
タ2032aのゲートに入力する。
【0010】さらに、内部信号101は(第1の)イン
バータ208に接続し、その出力を(第2の)N型トラ
ンジスタ2034aのゲートに入力する。(第1の)電
圧変換回路203aの(第1の)P型トランジスタ20
31aと(第2の)P型トランジスタ2033aは、ゲ
ートとドレインを襷掛け状に接続し、(第1の)N型ト
ランジスタ2032aと(第2の)N型トランジスタ2
034aと共に動作して電源電圧を変換する。(第1
の)電圧変換回路203aの5Vの出力信号205を
(第2の)インバータ206で受け、さらにその出力を
(第3の)インバータ207で反転し、レベルシフタ出
力信号102を出力する。
【0011】リセット系回路202は、電圧変換回路2
03aと同じ(第2の)電圧変換回路203bを内蔵
し、(第3の)N型トランジスタ2032bのゲートに
は、接地電位GND(0V)を入力し、(第4の)N型
トランジスタ2034bのゲートには、低電源電圧VD
D3を入力する。電圧変換回路203bの出力信号21
2は、(第4の)インバータ213で受け、信号216
を出力する。
【0012】インバータ213の出力信号216は(第
5の)インバータ214に伝えるとともに、(第5の)
P型トランジスタ211のゲートに接続し、P型トラン
ジスタ211の出力を電圧変換回路の出力信号212に
フィードバックする。インバータ214で生成したリセ
ット系回路の出力信号215を信号系回路201の(第
5の)N型トランジスタ204のゲートに入力し、その
出力を電圧変換回路の出力信号205に接続する。
【0013】ただし、(第5の)P型トランジスタ21
1の導通状態におけるプルアップ能力は、N型トランジ
スタ2034bの導通状態におけるプルダウン能力より
小さくする。また、N型トランジスタ211はリセット
系回路の出力信号215をより早く信号系回路201に
出力し、電圧変換回路の出力信号205の電圧が上がる
のを抑えるために設けている。レベルシフタ20bは、
図2の内部信号101を105、レベルシフタ出力信号
102を106と読み替えた構成となる。
【0014】(実施例1の動作)本実施例におけるレベ
ルシフタの動作を図2を用いて説明する。先ず、電源電
圧がVDD5=5V、VDD3=3Vの定常状態を想定
して説明する。内部信号101が3Vとする。N型トラ
ンジスタ2032aはONし、P型トランジスタ203
3aがONになり、電圧変換回路の出力信号205には
VDD5が供給され5Vになる。同時に、インバータ2
08で反転された3Vの内部信号101は、N型トラン
ジスタ2034aをOFFし、電圧変換回路の出力信号
205をGNDから切り離し、電圧変換回路の出力信号
205を5Vにすることを補助する。
【0015】N型トランジスタ204がOFFになって
いれば、電圧変換回路の出力信号205は保持され、イ
ンバータ206と207を通り、レベルシフタ出力信号
102には5Vが出力される。反対に、3Vの内部信号
101に0Vが入力されたとすると、インバータ208
により反転された3Vの信号が、N型トランジスタ20
34aに入力されONする。電圧変換回路の出力信号2
05は0Vになり、P型トランジスタ2031aはON
し、P型トランジスタ2033aはOFFすることによ
り、電圧変換回路の出力信号205は0Vに安定し、イ
ンバータ206と207を通過したレベルシフタ出力信
号102には、0Vが出力される。このとき、N型トラ
ンジスタ2032aは、0Vが入力されておりOFFと
なっている。
【0016】次に、リセット系回路の動作を説明する。
N型トランジスタ2034bには、VDD3が入力され
ONし、電圧変換回路の出力信号212は0Vになり、
P型トランジスタ2031bはONし、P型トランジス
タ2033bはOFFすることにより電圧変換回路の出
力信号212は、0Vに安定する。N型トランジスタ2
032bはGND(0V)が入力されておりOFFして
いる。電圧変換回路の出力信号212の0Vはインバー
タ213と214を通り、リセット系回路の出力信号2
15として0VをN型トランジスタ204に供給する。
N型トランジスタ204はOFFし、電圧変換回路の出
力信号205には影響しない。また、電圧変換回路の出
力信号212を反転するインバータ213の出力信号2
16は、P型トランジスタ211に5Vを供給し、電圧
変換回路の出力信号212に影響しない。
【0017】次に、本実施例の回路が有効となる電源投
入時の動作を説明する。通常、多電源回路基板では、高
電圧から低電圧を生成するため、電圧の高いVDD5=
5V、VDD3=0Vとなった状態を説明する。まず、
リセット系回路202から説明する。N型トランジスタ
2034bのゲートにはVDD3が接続されているが、
VDD3=0VなのでN型トランジスタ2034bはO
FFとなっている。また、N型トランジスタ2032b
のゲートにはGNDが接続されており、N型トランジス
タ2032bもOFFとなっている。
【0018】電圧変換回路の出力信号212は電源投入
時0Vである可能性が高く、P型トランジスタ2031
bはONし、VDD5を供給する。この間P型トランジ
スタ2033bもONし、電圧変換回路の出力信号21
2にVDD5を供給する。P型トランジスタ2031b
と2033bは互いにOFFするまで電圧変換回路の出
力信号212の電位を上げる。次段のインバータ213
は電圧変換回路の出力信号212の反転信号である信号
216に0Vを出力し、P型トランジスタ211がON
することにより電圧変換回路の出力信号212は5Vで
確定する。電圧変換回路の出力信号212は、インバー
タ213と214を通り、リセット系回路の出力信号2
15は5Vになる。
【0019】この時の信号系回路201を説明する。V
DD3=0Vなので、内部信号101は0Vであり、イ
ンバータ208に供給する電源も0Vなので、N型トラ
ンジスタ2032aとN型トランジスタ2034aのゲ
ートには共に0Vが入力される。これは、上述の電源投
入時のリセット系回路の電圧変換回路203bと同じ条
件であり、電圧変換回路の出力信号205にP型トラン
ジスタ2031とP型トランジスタ2033aから電荷
が供給され、電圧が上昇しようとする。しかし、リセッ
ト系回路202の出力信号215は5Vであり、N型ト
ランジスタ204に入力されており、電圧変換回路の出
力信号205のレベルを下げ、インバータ206とイン
バータ207を通りレベルシフタ出力信号102から誤
信号5V出力を阻止し、0Vを出力する。
【0020】本実施例によるレベルシフタ20aと20
bを含む図1の動作を説明する。図1に示す回路の期待
動作は、電源がVDD5=5V、VDD3=3Vの定常
状態時に、出力コントロール信号105が3Vの時、内
部信号101=3Vでは外部出力端子104から5Vを
出力し、内部信号101=0Vでは外部出力端子104
から0Vを出力することを期待している。電源投入時、
VDD5=5V、VDD3=0Vとなる状態になって
も、本実施例のレベルシフタを用いれば、出力コントロ
ール信号105=0Vは、信号106=0Vに変換さ
れ、トライステートバッファ103は内部信号101を
遮断し、外部出力端子104へ誤信号を出力しない。
【0021】仮に、従来のレベルシフタをここで用いる
と、レベルシフタ出力信号102と信号106が5Vと
なり、トライステートバッファ103が導通となり外部
出力端子104から5Vが出力されてしまう。図4に従
来のレベルシフタを示す。電源投入時、VDD5=5
V、VDD3=0Vとなると、N型トランジスタ403
2と4034がOFFし、信号405の電圧が上昇し誤
信号が発生する。
【0022】本実施例は、複数電源の投入順序によら
ず、誤信号を出力することを防ぐことができる。また、
複数電源を生成する時、低電圧側から電源を供給する必
要がなく、電源供給装置の制約を減らせ、半導体実装基
板上の部品点数やコストを削減できる。さらに、信号系
回路201の電圧変換回路203aと、リセット系回路
202の電圧変換回路203bに同じ回路を用いること
により、半導体製造上の誤差を補完するため、製造条件
を拘束しない。
【0023】(実施例2)本発明に係る実施例2を図3
を用いて説明する。図3は、レベルシフタの信号系回路
を信号毎に配置し、リセット系回路を共有する複数出力
バッファを説明する図である。本実施例は、図3に示す
ように、4個のレベルシフタの信号系回路201a、2
01b、201c、201dと、1個のレベルシフタの
リセット系回路202と3Vの内部信号301と30
2、3Vの出力コントロール信号302と304、2個
のトライステートバッファ309と310、2個の外部
出力端子311と312からなる。内部信号301は
(第1の)信号系回路201aに接続され、その出力信
号305はトライステートバッファ309の入力に接続
され、出力コントロール信号302は(第2の)信号系
回路201bに接続され、その出力はトライステートバ
ッファ309の出力コントロール信号306となり、ト
ライステートバッファ309の出力は外部出力端子31
1に接続されている。同様に、内部信号303は(第1
の)信号系回路201cに接続され、その出力信号30
7はトライステートバッファ310の入力に接続され、
出力コントロール信号304は(第2の)信号系回路2
01dに接続され、その出力はトライステートバッファ
310の出力コントロール信号308となり、トライス
テートバッファ310の出力は外部出力端子312に接
続されている。リセット系回路202の出力信号215
は、信号系回路201a、201b、201c、201
d各々の内部にあるN型トランジスタ204のゲートに
接続(図2参照)されている。なお、信号系回路201
a、201b、201c、201dとリセット系回路2
02は、図2で説明した信号系回路201とリセット系
回路202と同様の構成である。
【0024】(実施例2の動作)信号系回路201a、
201b、201c、201d201とリセット系回路
202は、実施例1と同様の動作をする。電源投入後、
VDD5=5V、VDD3=3Vの定常状態の時、3V
の内部信号301と303、3Vの出力コントロール信
号302と304は、4個のレベルシフタの信号系回路
201で、5Vの信号305と307、5Vの出力コン
トロール信号306と308に変換される。これらの5
Vの信号と出力コントロール信号はトライステートバッ
ファ309と310により、外部出力端子311と31
2に5Vの信号を出力する。
【0025】電源投入時、VDD5=5V、VDD3=
0Vの状態では、本発明の誤信号出力を防ぐように、レ
ベルシフタのリセット系回路202が機能し、リセット
系回路の出力信号215が5Vになることにより、レベ
ルシフタの信号系回路201から誤信号が出力されるこ
とを防ぐ。このリセット系回路の出力信号215は、複
数の信号系回路201に接続し、回路の節約が可能にな
る。本実施例においては、上述のようにレベルシフタの
リセット系回路を共有することにより回路の節約ができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述した本発明の多電源対応の半
導体集積回路用入出力バッファは、以下の効果を奏する
ものである。 1.複数電源の投入順序によらず、誤信号を出力するこ
とを防ぐことができる。 2.複数電源を生成する時、低電圧側から電源を供給す
る必要がなく、電源供給装置の制約を減らせ、半導体実
装基板上の部品点数やコストを削減できる。 3.信号系回路の電圧変換回路と、リセット系回路の電
圧変換回路に同じ回路を用いることにより、半導体製造
上の誤差を補完するため、製造条件を拘束しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の多電源対応の半導体集積回路用出力
バッファの回路図である。
【図2】本発明の多電源対応の半導体集積回路用入出力
バッファにおけるレベルシフタの回路図である。
【図3】実施例2の複数の多電源対応の半導体集積回路
用出力バッファの回路図である。
【図4】従来の多電源対応の半導体集積回路用入出力バ
ッファにおけるレベルシフタの回路図である。
【符号の説明】
VDD5 高電源電圧(外部インターフェイス電圧) VDD3 低電源電圧(内部電圧) P P型MOSトランジスタ N N型MOSトランジスタ 10 出力バッファ 20、20a、20b:レベルシフタ 101 内部信号 102 レベルシフタ出力信号 103 トライステートバッファ 104 外部出力端子 105、106 出力コントロール信号 201、201a、201b、201c、201d 信
号系回路 202 リセット系回路 203a、203b 電圧変換回路 2031a、2031b、2033a、2033b P
型トランジスタ 2032a、2032b、2034a、2034b N
型トランジスタ 204 N型トランジスタ 205 電圧変換回路の出力信号 206、207、208、213、214 インバータ 211 P型トランジスタ 212 電圧変換回路の出力信号 215 リセット系回路の出力信号 216 インバータ213の出力信号 30 実施例2の複数出力バッファ 301、303 内部信号 302、304 3Vの出力コントロール信号 305、307 レベルシフタの出力信号 306、308 5Vの出力コントロール信号 309、310 トライステートバッファ 311、312 外部出力端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号電圧レベルを変換するレベルシフタ
    を有する多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ
    であって、前記レベルシフタの出力をリセットするリセ
    ット系回路を設けることで、電源投入時の誤信号出力を
    無くしたことを特徴とする多電源対応の半導体集積回路
    用入出力バッファ。
  2. 【請求項2】 信号系回路とリセット系回路とからなる
    レベルシフタを有する多電源対応の半導体集積回路用入
    出力バッファであって、前記信号系回路は、内部信号
    (101)を高電源電圧が供給された第1の電圧変換回
    路(203a)内の第1のN型トランジスタ(2032
    a)のゲートに接続するとともに、低電源電圧が供給さ
    れた第1のインバータ(208)に接続し、該第1のイ
    ンバータ(208)の出力を第1の電圧変換回路(20
    3a)内の第2のN型トランジスタ(2034a)のゲ
    ートに入力し、前記第1の電圧変換回路(203a)の
    第1のP型トランジスタ(2031a)と第2のP型ト
    ランジスタ(2033a)を各々ゲートとドレインを襷
    掛け状に接続し、前記第1の電圧変換回路の出力信号
    (205)を高電源電圧が供給された第2のインバータ
    (206)に接続し、該第2のインバータ(206)の
    出力を高電源電圧が供給された第3のインバータ(20
    7)に接続し、該第3のインバータ(207)の出力
    が、レベルシフタ出力信号(102)として構成され、
    前記リセット系回路(202)は、高電源電圧が供給さ
    れた第2の電圧変換回路(203b)を内蔵し、第3の
    N型トランジスタ(2032b)のゲートには、接地電
    位を接続し、第4のN型トランジスタ(2034b)の
    ゲートには、低電源電圧を接続し、前記第2の電圧変換
    回路内の第3のP型トランジスタと(2031b)第4
    のP型トランジスタ(2033b)を各々ゲートとドレ
    インを襷掛け状に接続し、前記第2の電圧変換回路(2
    03b)の出力信号(212)を高電源電圧が供給され
    た第4のインバータ(213)に接続し、該第4のイン
    バータ(213)の出力信号(216)を、高電源電圧
    が供給された第5のインバータ(214)に接続すると
    ともに、高電源電圧が供給された第5のP型トランジス
    タ(211)のゲートに接続し、該第5のP型トランジ
    スタ(211)のドレインを電圧変換回路の出力信号
    (212)に接続して構成され、前記第5のインバータ
    (214)の出力であるリセット系回路の出力信号(2
    15)を信号系回路(201)の第5のN型トランジス
    タ(204)のゲートに入力し、該第5のN型トランジ
    スタ(204)のドレインを前記第1の電圧変換回路の
    出力信号(205)に接続したことを特徴とする多電源
    対応の半導体集積回路用入出力バッファ。
  3. 【請求項3】 前記第5のP型トランジスタ(211)
    の導通状態におけるプルアップ能力を、前記第4のN型
    トランジスタ(2034b)の導通状態におけるプルダ
    ウン能力より小さくしたことを特徴とする請求項2に記
    載の多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ。
  4. 【請求項4】 前記リセット系回路を内部に有する第1
    のレベルシフタと、前記リセット系回路を内部に有する
    第2のレベルシフタと、トライステートバッファとで構
    成され、前記第1のレベルシフタの出力信号が前記トラ
    イステートバッファの入力端子に接続され、前記第2の
    レベルシフタの出力信号が前記トライステートバッファ
    の出力コントロール端子に接続されたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の多電源対応の半導体集
    積回路用入出力バッファ。
  5. 【請求項5】 前記リセット系回路を、複数の信号系回
    路で共有した複数のレベルシフタを有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の多電源対応の半導
    体集積回路用入出力バッファ。
  6. 【請求項6】 第1の信号系回路及び第2の信号系回路
    を複数有し、前記リセット系回路と、複数の出力コント
    ロール信号と、複数のトライステートバッファと、複数
    の外部出力端子で構成され、前記第1の信号系回路の出
    力信号が前記トライステートバッファの入力端子に接続
    され、前記第2の信号系回路の出力信号が前記トライス
    テートバッファの出力コントロール端子に接続されたこ
    とを特徴とする請求項5に記載の多電源対応の半導体集
    積回路用入出力バッファ。
  7. 【請求項7】 前記高電源電圧を略5V、前記低電源電
    圧を略3Vとしたことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の多電源対応の半導体集積回路用入出力バッ
    ファ。
  8. 【請求項8】 前記高電源電圧を半導体集積回路の外部
    インタフェースの電源電圧、前記低電源電圧を半導体集
    積回路の内部電源電圧としたことを特徴とする請求項1
    〜7のいずれかに記載の多電源対応の半導体集積回路用
    入出力バッファ。
JP32660999A 1999-11-17 1999-11-17 多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ Pending JP2001144600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32660999A JP2001144600A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32660999A JP2001144600A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001144600A true JP2001144600A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18189729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32660999A Pending JP2001144600A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001144600A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280893A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 半導体装置
JP2003008426A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Texas Instr Japan Ltd インターフェース回路
US6621328B2 (en) 2001-08-24 2003-09-16 Fujitsu Limited Semiconductor device
KR100429895B1 (ko) * 2001-11-21 2004-05-03 한국전자통신연구원 복수개의 출력을 가지는 레벨 시프터
JP2005286675A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP2005323195A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Texas Instr Japan Ltd レベルシフト回路
JP2005354207A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Nec Electronics Corp レベルシフタ、レベル変換回路及び半導体集積回路
JP2008035385A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Fujitsu Ltd 出力バッファ回路
JP2008177755A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Rohm Co Ltd レベルシフト回路およびそれを用いた半導体装置
JP2009038303A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Renesas Technology Corp 半導体集積回路
JP2009081805A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Oki Semiconductor Co Ltd レベルシフタ回路
JP2015156922A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社大一商会 遊技機
JP2015192402A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体回路、半導体装置、及び電位供給回路

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280893A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 半導体装置
JP2003008426A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Texas Instr Japan Ltd インターフェース回路
US6621328B2 (en) 2001-08-24 2003-09-16 Fujitsu Limited Semiconductor device
KR100429895B1 (ko) * 2001-11-21 2004-05-03 한국전자통신연구원 복수개의 출력을 가지는 레벨 시프터
JP4492852B2 (ja) * 2004-03-30 2010-06-30 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
JP2005286675A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP2005323195A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Texas Instr Japan Ltd レベルシフト回路
JP2005354207A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Nec Electronics Corp レベルシフタ、レベル変換回路及び半導体集積回路
US7196547B2 (en) 2004-06-08 2007-03-27 Nec Electronics Corporation Level shifter and buffer circuit
JP4502190B2 (ja) * 2004-06-08 2010-07-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 レベルシフタ、レベル変換回路及び半導体集積回路
JP2008035385A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Fujitsu Ltd 出力バッファ回路
JP2008177755A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Rohm Co Ltd レベルシフト回路およびそれを用いた半導体装置
JP2009038303A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Renesas Technology Corp 半導体集積回路
JP2009081805A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Oki Semiconductor Co Ltd レベルシフタ回路
JP2015156922A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社大一商会 遊技機
JP2015192402A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体回路、半導体装置、及び電位供給回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0608489B1 (en) Low-to-high voltage translator with latch-up immunity
US5583454A (en) Programmable input/output driver circuit capable of operating at a variety of voltage levels and having a programmable pullup/pulldown function
US6392440B2 (en) 5V compliant transmission gate and the drive logic using 3.3V technology
US4697095A (en) Chip-on-chip semiconductor device having selectable terminal connections
JP4502190B2 (ja) レベルシフタ、レベル変換回路及び半導体集積回路
US9479154B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP2003324158A (ja) 半導体集積回路装置
JP2001144600A (ja) 多電源対応の半導体集積回路用入出力バッファ
US6850090B2 (en) Level shifter
US5075581A (en) Ecl to ttl voltage level converter using cmos and bicmos circuitry
US20020175706A1 (en) Level shift circuit
US20060226874A1 (en) Interface circuit including voltage level shifter
US5796281A (en) Input buffer circuit with hysteresis for noise control
US7282953B2 (en) Pre-buffer level shifter and input/output buffer apparatus
US6621328B2 (en) Semiconductor device
US7372301B2 (en) Bus switch circuit and interactive level shifter
US7239177B2 (en) High voltage tolerant off chip driver circuit
KR100647418B1 (ko) 분리 소자로 사용 가능한 레벨 변환기 출력 버퍼 회로
US6023183A (en) Voltage conversion circuit and method
US6222397B1 (en) Output circuit with switching function
US6462602B1 (en) Voltage level translator systems and methods
CN110932705A (zh) 一种电源轨切换电路
US20200287545A1 (en) Semiconductor device
US10630268B2 (en) Voltage level shifter circuit
US6150844A (en) High voltage tolerance output stage