JP2001142741A - 情報再生装置及び情報再生検証方法 - Google Patents

情報再生装置及び情報再生検証方法

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JP2001142741A
JP2001142741A JP32429799A JP32429799A JP2001142741A JP 2001142741 A JP2001142741 A JP 2001142741A JP 32429799 A JP32429799 A JP 32429799A JP 32429799 A JP32429799 A JP 32429799A JP 2001142741 A JP2001142741 A JP 2001142741A
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Kazuhiro Fukuda
和浩 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウエアの検証の効率化及び時間短縮を
行う。 【解決手段】 情報制御手段200によって、記憶手段
100に記憶されたイベント情報110とマルチメディ
ア情報120が読み出され、再生手段400によってイ
ベント情報110に定義されたタイミングでマルチメデ
ィア情報130が再生される。再生画像に設けられた入
力指示部に対して入力手段300から情報の入力設定が
行われる。情報制御手段200は、入力情報に対応した
処理を行うとともに、入力情報に関する等の動作履歴情
報130を生成し、これを記憶手段100に記憶させ
る。記録された動作を再生する場合、情報制御手段20
0は、イベント情報110とマルチメディア情報120
とともに動作履歴情報130を読み出す。マルチメディ
ア情報120の再生とともに、動作履歴情報130に記
憶された一連の動作履歴情報に従って動作を再現する。
情報制御手段200は、再生された入力設定でも同様
に、入力情報に対応した処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報再生装置及び情
報再生検証方法に関し、特に所定の情報処理プログラム
及び映像とのタイミングを管理する情報に従ってマルチ
メディア情報を再生する情報再生装置及びその情報再生
検証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ソフトウエアによって生成された
表示画面の画像中に所定の文字入力や選択・設定を行う
操作部等の入力指示部を設けるものが増えてきている。
特に、インターネット等により情報を配信する場合、専
有の選択・設定ボタンを受信装置側に設けることは難し
いため、このような手法がとられている。その代表とし
て所望の情報を検索するための検索用ソフトウエア、す
なわちブラウザの場合について説明する。
【0003】ブラウザを搭載して情報の検索等を行う情
報処理装置として、例えば、パーソナルコンピュータが
ある。図6は、ブラウザを搭載した情報処理装置の構成
図である。情報処理装置は、ブラウザの情報ファイルを
記憶する第1の記憶装置810と、ブラウザの情報ファ
イルを読み出して表示画像を生成する情報制御装置82
0と、生成された表示画像を表示画面に表示する表示装
置830と、ユーザの指示を入力する入力装置であるリ
モコン/マウス840と、から構成される。
【0004】情報制御装置820は、第1の記憶装置8
10から所定のブラウザ情報ファイルを読み出し、この
情報ファイルを参照して内部のVRAM等で構成される
第2の記憶装置にこのブラウザの表示画像のビットマッ
プデータを形成する。このビットマープデータを走査し
て表示装置830の表示画面に表示画像を提示する。
【0005】ブラウザの表示画像について説明する。図
7は、ブラウザの表示画像の一例である。図7(a)
は、ブラウザの一画面であり、操作により(b)に移行
する。ブラウザには、テキストを入力するダイアログ1
(831a)とダイアログ2(831b)、予め表示さ
れている説明文章1と2のうちのどちらを選択するかと
いう情報を入力するラジオボタンまたは選択ボタン83
2aと832b、及び次の画面への移行や元の画面に戻
る指示を行うOKボタン833とキャンセルボタン83
4等が用意されており、リモコン/マウス840等の入
力装置で指定あるいは情報入力を行う。画面の移行が選
択されると、例えば(b)に示す表示画面に移行する。
以下、ブラウザの表示画面をシーンといい、ブラウザの
表示画面が変化することをシーンが変わるという。
【0006】このようなブラウザのソフトウエアを開発
し、検証を行う場合、試作されたブラウザの情報ファイ
ルを第1の記憶装置810に格納し、所定の操作により
ブラウザ画面を表示する。続いて、表示画面(a)のダ
イアログ1(831a)またはダイアログ2(831
b)へのテキスト入力、ラジオボタンまたは選択ボタン
832a、832b、及びOKボタン833とキャンセ
ルボタン834の操作等を順次行って正しく動作するか
を検証する。さらに、表示画面(b)に移行し、同様の
手順を繰り返して検証を行う。この間に間違いを検出し
た場合にはこれを修正し、再び人為的に情報を入力し検
証を行う作業を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人為的に操作
を行ってソフトウエアの検証をしていては、検証に多大
な時間がかかるという問題がある。
【0008】上記の説明のように、ソフトウエアの検証
に際しては、ダイアログ1(831a)またはダイアロ
グ2(831b)へのテキスト入力や、ラジオボタンま
たは選択ボタン832a、832b、及びOKボタン8
33とキャンセルボタン834の操作等を、毎回人為的
に行っていた。このため、検証の効率が悪く、検証に多
大な時間がかかっていた。
【0009】インターネット用のブラウザ等は、変更回
数も少なく人為的な操作を行う検証を行う時間的余裕が
あった。しかしながら、放送用のチャンネルや聴きたい
音楽や画像等の選択をしたり、要望をテキストで入力し
たりできる、いわゆる放送用コンテンツのブラウザの場
合には、日々のコンテンツが違うために、放送に合わせ
てそのコンテンツを含むブラウザが正しく動作するかを
検証する必要がある。このようなブラウザの検証を行う
場合、人為的に操作を行って検証していたのでは、放送
に間に合わない。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ソフトウエアの検証の効率化及び時間短縮が
可能な情報再生装置及びその情報再生検証方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、所定の情報処理プログラム及び映像との
タイミングを管理するイベント情報に従ってマルチメデ
ィア情報を再生する情報再生装置において、前記情報処
理プログラム、前記イベント情報、及び前記マルチメデ
ィア情報を記憶するとともに、再生された画像に設けら
れた入力指示部に対して行われた一連の情報入力に関す
る動作履歴情報を記憶する記憶手段と、前記情報処理プ
ログラム及び前記イベント情報に従って前記マルチメデ
ィア情報を再生する再生手段と、前記入力指示部に対す
る情報の入力設定を行う入力手段と、前記入力手段より
入力した設定情報を前記入力指示部に対応させこれに応
じた処理を行うとともに、この前記入力指示部に対して
行われた一連の情報入力に関する動作履歴情報を生成し
て前記記憶手段に出力し、必要に応じて前記動作履歴情
報に基づいて前記一連の動作を再生する情報制御手段
と、から構成されることを特徴とする情報再生装置、が
提供される。
【0012】このような構成の情報再生装置では、情報
制御手段は、記憶手段に記憶された情報処理プログラム
及びイベント情報に従って、再生手段においてマルチメ
ディア情報を再生する。この再生手段により再生された
画像には、入力指示部が設けられている。入力指示部に
対する情報入力を入力手段より行うと、その入力設定情
報は情報制御手段に送られる。情報制御手段は、入力手
段より入力した入力設定情報と入力指示部とを対応さ
せ、これに応じた処理を行う。また、このときの入力設
定情報を含む一連の動作情報を動作履歴情報として記憶
手段に記憶する。さらに、情報制御手段は、必要に応じ
て、記憶手段に記憶された動作履歴情報を読み出し、記
憶された一連の動作を再現する。
【0013】また、所定の情報処理プログラム及び映像
とのタイミングを管理するイベント情報に従ってマルチ
メディア情報を再生する情報再生装置の情報再生検証方
法において、前記所定の情報処理プログラム及び前記イ
ベント情報に従って前記マルチメディア情報を再生し、
最初の検証時に再生された画像に設けられた入力指示部
に対する情報入力が行われると、入力した情報と前記入
力指示部とを対応させ、これに応じた処理を行うととも
に、前記情報入力を動作履歴情報として記憶する手順
と、次検証時に前記所定の情報処理プログラム及びイベ
ント情報に従って前記マルチメディア情報を再生すると
ともに前記動作履歴情報を読み出して前記情報入力動作
を再現し、前記再現された入力情報と前記入力指示部と
を対応させ、これに応じた処理を行う手順と、から構成
されることを特徴とする情報再生検証方法、が提供され
る。
【0014】このような手順の情報再生検証方法は、最
初の検証試験において、情報再生装置が所定の情報処理
プログラム及びイベント情報に従ってマルチメディア情
報を再生する。画像として再生された入力指示部に対し
て人が操作を行って情報を入力する。情報再生装置は、
この入力した入力設定情報と入力指示部とを対応させ、
これに応じた処理を行うとともに、この動作を動作履歴
情報として記憶する。検証は、入力した情報に応じて行
われた情報再生装置の動きを確認することにより行う。
次検証時、情報再生装置は、同様の手順でマルチメディ
ア情報を再生するとともに、記憶された動作履歴を読み
出して、これに基づいて情報入力動作を再現する。この
再現された入力情報と入力指示部とを対応させ、これに
応じた処理を行う。検証は、再現された一連の動作に応
じた情報再生装置の動きを確認することにより行う。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある情報再生装置の構成図である。
【0016】本発明に係る情報再生装置は、各種情報を
記憶する記憶手段100、情報処理プログラムとイベン
ト情報110に従ってマルチメディア情報120を再生
手段400で再生するとともに、一連の動作の記録と再
生を制御する情報制御手段200、再生されたマルチメ
ディア情報に設けられた入力指示部に対して入力設定す
る入力手段300、及び情報制御手段200に従ってマ
ルチメディア情報を再生する再生手段400とから構成
される。
【0017】記憶手段100は、情報再生装置の所定の
処理手順を実行するための情報処理プログラム(図示せ
ず)と、イベント情報110と、マルチメディア情報1
20と、動作履歴情報130とを記憶する。イベント情
報110は、映像と同期させるために定義されたタイミ
ング情報であって、映像とのタイミングを管理する情報
である。もしくは、絶対時間に合わせるための情報であ
る。例えば、データ放送の場合、番組からCMに切り替
わるとき、イベント情報によってイベントメッセージが
発生し、映像が切り替わるのと同期してデータの切り替
えが行われる。マルチメディア情報120は、再生され
る画像、音声、テキスト、アニメーション、映像等のコ
ンテンツ情報である。動作履歴情報130は、再生した
マルチメディア情報に設けられた入力指示部に対して行
われた一連の操作に関する動作の履歴情報である。
【0018】情報制御手段200は、情報処理プログラ
ム、イベント情報110、及びマルチメディア情報12
0を記憶手段100から読み出す。そして、情報処理プ
ログラム及びイベント情報110に従って、マルチメデ
ィア情報に処理を施し、再生手段400へマルチメディ
ア情報120再生のための再生情報を出力する。また、
入力手段300から取得した入力設定情報に応じて、表
示画面の変更等所定の処理を行う。また、一連の動作に
関する動作履歴情報130を生成して記憶手段100に
記憶する。さらに、要求があれば、記憶手段100に記
憶された動作履歴情報130を読み出し、一連の動作の
再現を行う。
【0019】入力手段300は、再生されたマルチメデ
ィア情報に設けられた入力指示部に対する情報の入力設
定を行うヒューマンインターフェースである。入力設定
された入力設定情報は、情報制御手段200に出力す
る。
【0020】再生手段400は、情報制御手段200か
ら送出されたマルチメディア情報を再生するための再生
情報に基づいて形成される画像や音声等を再生する。こ
のような構成の情報再生装置の動作について説明する。
情報制御手段200によって、記憶手段100に記憶さ
れた情報処理プログラムとイベント情報110とマルチ
メディア情報120が読み出され、情報処理プログラム
とイベント情報110に従ってマルチメディア情報12
0に処理が施され、再生情報として再生手段400に送
出される。再生手段400により再生された画像には入
力指示部が設けられている。あるいは、入力指示を促す
音声が出力されてもよい。再生手段400に再生された
入力指示部に従って、入力手段300から情報の入力設
定が行われる。この入力設定情報は、情報制御手段20
0に送出される。情報制御手段200は、情報処理プロ
グラムに基づいて入力設定に対応した処理を行うととも
に、入力設定の内容及び入力設定が行われた画面に関す
る情報等の動作履歴情報130を生成し、これを記憶手
段100に記憶させる。このようにして、情報処理再生
装置で行われた一連の動作の履歴が動作履歴情報130
として、記憶手段100に記憶される。
【0021】情報処理プログラムの検証等、動作を繰り
返して行う必要がある場合、第1回目の検証において、
上記の説明のように検証動作を行い動作履歴情報130
を生成し、これを記憶する。2回目以降、情報制御手段
200は、イベント情報110及びマルチメディア情報
120とともに動作履歴情報130を読み出す。上記の
説明のように、イベント情報110に定義されたタイミ
ングに従って再生手段400によりマルチメディア情報
120が再生される。続いて、動作履歴情報130に記
憶された一連の動作履歴に従って入力設定動作を再現す
る。情報制御手段200は、再生された入力設定でも同
様に、情報処理プログラム及びイベント情報110に基
づいて入力情報に対応した処理を行う。
【0022】このように一度入力指示部に対して入力設
定を行うと、これが記憶され、再生することができるた
め、ソフトウエアの検証の効率を上げることができ、検
証に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0023】次に、本発明の一例として、ブラウザを含
む放送用のマルチメディアコンテンツを再生する情報再
生装置について説明する。図2は、本発明の一実施の形
態であるマルチメディアコンテンツの再生を行う情報再
生装置の構成図である。
【0024】本発明に係る情報再生装置は、記憶手段で
ある第1の記憶装置101、情報制御手段である情報制
御装置201、入力手段である入力装置301、再生手
段である画像音声再生装置401、必要に応じて情報を
記憶する補助記憶装置501、他の装置と通信を行う送
受信装置601、及び各装置間を接続する通信路701
とから構成される。
【0025】第1の記憶装置101は、ブラウザ等を含
む放送用のマルチメディアコンテンツを構成するイベン
ト情報110及びマルチメディア情報120と、動作履
歴情報を構成するイベント情報識別情報131、入力指
示時刻情報132、入力指示部識別情報133、及び指
示部入力情報134と、情報再生装置全体の制御に用い
るシステム制御情報141と、本発明の情報再生検証手
順を記録した再生検証プログラム142と、を記憶す
る。イベント情報識別情報131は、ブラウザ等を含む
放送用のマルチメディアコンテンツの人為的な操作によ
り得られた各シーンを識別する情報である。入力指示時
刻情報132は、入力指示部に入力・設定が行われた時
刻を示す情報である。ここで時刻は、情報再生装置に内
蔵する基準クロックの発生装置の周期を基準にして作成
される仮想時刻である。入力指示部識別情報133は、
入力指示部を識別する情報である。指示部入力情報13
4は、入力指示部に入力された情報である。イベント情
報識別情報131、入力指示時刻情報132、入力指示
部識別情報133、及び指示部入力情報134は、対応
づけて格納されている。
【0026】情報制御装置201は、通信路701に接
続する各装置全体の制御と、第1の記憶装置101に記
憶された情報処理プログラム、イベント情報110、シ
ステム制御情報141及び再生検証プログラム142に
従って所定の情報再生処理を行う。
【0027】入力装置301は、入力指示部に対する入
力設定を行う装置で、マウス、キーボード、リモコン等
である。入力された操作情報は、情報制御装置201に
送出する。
【0028】画像音声再生装置401は、画像・音声再
生データを一時的に記憶する第2の記憶装置411、画
像再生データに基づいて画像を再生する表示装置42
1、及び音声再生データに基づいて音声を再生する音声
出力装置431とから構成される。第2の記憶装置41
1は、いわゆるVRAM(ビデオRAM)であり、表示
装置421に描画する画像のビットマップデータを格納
する。画像音声再生装置401は、このビットマップデ
ータを繰り返し走査して画像包含する表示装置421に
提示する。音声の場合も同様であり、包含する音声出力
装置431により画像に対応した音声出力を得る。
【0029】補助記憶装置501は、例えばROMやR
AM等の半導体メモリを具備しており、情報再生装置へ
の電源投入とともに第1の記憶装置101、情報制御装
置201、入力装置301、画像音声再生装置401、
送受信装置601等の基本的入出力を立ち上げるととも
に、第1の記憶装置101から読み出された情報を情報
制御装置201により情報処理する際の情報記憶に用い
られる。
【0030】送受信装置601は、他の装置と通信可能
で、通信路701を介して情報再生装置を構成する各部
と外部機器とのデータ交換を仲介する。このような構成
の情報再生装置の動作及び情報再生検証方法について説
明する。情報再生装置に電源が投入されると、補助記憶
装置501に記憶された情報に従って、各部の基本的入
出力の立ち上げ処理が行われる。情報制御装置201
は、基本的入出力の立ち上げが完了すると、第1の記憶
装置101よりシステム制御情報141を読み出して、
基本的な制御ができる状態を確立する。
【0031】基本的な制御が開始され、第1の記憶装置
101から情報処理プログラム、イベント情報110、
及びマルチメディア情報の読み出しが行われ、情報制御
装置201により情報処理プログラムとイベント情報1
10に従ってマルチメディア情報130に処理が施さ
れ、第2の記憶装置411に所定のマルチメディア情報
のビットマップデータが格納される。同時に、このイベ
ント情報に付されたシーンを識別するシーン識別情報に
よりシーンを識別する。シーン識別情報は、イベント情
報が構成されるバイト列中のヘッダ部分に付されている
ものを用いてもよいし、画像情報の特別な場所に設けら
れているものを用いてもよい。このビットマップデータ
を繰り返し走査することによって表示装置421にシー
ンが再生される。例えば、表示装置421に図7に示す
ようなブラウザの画面が表示される。上記の説明のよう
に、ダイアログ1(831a)、ダイアログ2(831
b)へのテキスト入力、ラジオボタン/選択ボタン83
2a、832b、OKボタン833、キャンセルボタン
834が入力指示部に相当する。これらへの情報入力
は、入力装置301によって行う。例えば、ダイアログ
1(831a)へ、入力装置301のキーボードからテ
キスト入力されると、これが情報制御装置201へ送出
され、処理が行われて、画像音声再生装置401に送ら
れて入力したテキストが表示装置421に表示される。
また、例えば、OKボタン833を選択すると、情報制
御装置201は、シーン1からシーン2へ表示画面を変
化させる。情報制御装置201は、このように入力設定
された入力情報に応じた所定の処理を行うとともに、入
力装置301より入力設定情報に基づいて動作履歴情報
を生成し、これを第1の記憶装置101に記憶する。
【0032】動作履歴情報について説明する。図3は、
本発明の一実施の形態である情報再生装置の動作履歴情
報の一例である。イベント情報識別情報131には、上
記の説明のようにして識別されたシーンの情報が記録さ
れる。入力指示時刻情報132には、入力設定が行われ
た時刻が記録される。入力指示部識別情報133には、
入力指示部の入力情報が入力される位置を示すもので、
上記の説明のビットマップデータに展開された入力指示
部の入力情報が入力される最初の2次元アドレスを示し
ている。このアドレスは、動作履歴記憶時に、上記の説
明のシステム制御情報のアドレス管理システムから論理
アドレスを介して間接的に得てもよいし、ビットマップ
データから物理アドレスとして直接得てもかまわない。
さらに、指示部入力情報134が記録される。これは、
入力指示部に入力された情報であって、ラジオボタンを
選択したのであれば、いずれのボタンが選択されたか、
テキストを書き込んだのであれば、そのテキスト入力情
報、OKボタンを選択したのであれば、その選択したと
いう入力情報が記録される。例えば、上記の説明のよう
に、シーン1のダイアログ1にテキスト入力がされたと
すると、イベント情報識別情報131にはシーン1が、
入力指示時刻情報132にはテキスト入力の時刻が、入
力指示部識別情報133にはダイアログ1の最初の入力
情報入力位置を示すアドレスが、指示部入力情報134
には入力テキストが記録される。このようにして、動作
履歴情報が形成され、第1の記憶装置101に保存され
る。
【0033】図2に戻って説明する。このように動作履
歴情報が形成されると、次に情報制御装置201がシー
ン1を再生する場合、イベント情報識別情報131が格
納されている第1の記憶装置101のシーン1のアドレ
スをアクセスすると、これに関連付けられて記憶されて
いる、入力指示時刻情報132、入力指示部識別情報1
33、指示部入力情報134の内容を引き出すことがで
きる。このようにして、順次必要な情報を読み出してい
くことができるため、この動作履歴情報に従って記録さ
れた一連の動作を再現することができる。
【0034】次に、記憶された動作履歴情報を用いて記
憶された操作を再生する動作及びこれを用いて行う情報
再生検証方法について説明する。図4は、本発明の一実
施の形態である情報再生装置によるソフトウエア検証手
順のフローチャートである。
【0035】本発明に係るソフトウエア検証手順では、
イベント情報識別情報131、入力指示時刻情報13
2、入力指示部識別情報133、及び指示部入力情報1
34とから構成される動作履歴情報を第1の記憶装置1
01から読み出し、補助記憶装置501に格納する(S
01)。もちろん、この動作履歴情報は、上記の説明の
手順により第1回目の検証時で行われた一連の検証動作
が記憶されている。イベント情報110を読み出し、上
記の説明のように、例えばヘッダ等に付帯しているシー
ン識別情報を参照して現在のシーンを判定する(S0
2)。イベント情報識別情報を参照して、第1の記憶装
置101の判定されたシーンの動作履歴情報が記憶され
ているアドレスをアクセスし、入力指示時刻情報132
を参照して時刻1を読み出す(S03)。入力指示部識
別情報133を参照して、時刻に対応する入力指示部の
ビットマップデータ上のアドレスを判定する(S0
4)。指示部入力情報134を参照して入力指示部に対
応する入力情報を判定する(S05)。以上の手順で得
られた入力指示部のアドレス、入力情報、及び時刻とを
画像音声再生装置401に送出し、第2の記憶装置41
1に展開されているビットマップデータに対応する入力
指示部に入力情報を書き込む。続いて、この結果である
画像及び音声を対応する時刻に、表示装置421及び音
声出力装置431により出力する(S06)。続いて、
当該シーンの中の全ての入力指示部への入力が終了して
いるかを判定する(S07)。通常は、OKボタンに入
力されているかを判定すれば事足りる。もし、全ての入
力指示部に入力されていなければ、時刻がメッセージの
発生時刻に達していないかを判定する(S08)。達し
ていれば、S02に戻り、検証動作再生処理を行う。達
していなければ、次の時刻を読み出して、S04へ戻る
(S09)。ここで、メッセージとは、マルチメディア
コンテンツの編集時間の調整のために予め設定されたシ
ーン変更の命令である。
【0036】シーンの中の入力指示部への入力が全て終
了していれば、メッセージの発生時刻まで待機し(S1
0)、S02へ戻りイベント情報を読み出して、次のシ
ーンに移行する。
【0037】このような情報再生検証方法を、タイミン
グチャートで説明する。図5は、本発明の一実施の形態
である情報再生装置によるソフトウエア検証手順のタイ
ミングチャートである。(a)は、第1回目の検証動作
を示し、(b)は第2回目以降の動作を示している。
【0038】第1回目の検証で、時刻t1で再生検証に
必要な情報の記録を開始する準備をする。t2で、例え
ば選択ボタンが押される(情報が入力される)と、この
入力指示部に対応するイベント情報識別情報、入力指示
時刻情報、入力指示部識別情報、指示部入力情報から成
る動作履歴情報が生成され、第1の記憶装置101に格
納される。イベント情報に従って、t3でイベントメッ
セージ1が発生すると、マルチメディアコンテンツの基
本画像は、シーン1からシーン2に変更される。以下、
同様である。
【0039】2回目以降の検証では、イベント情報識別
情報、入力指示時刻情報、入力指示部識別情報、指示部
入力情報から成る動作履歴情報を参照して、検証動作を
自動的に再生する。t1’で再生動作が開始されると、
記録されたT1後の時刻t2’に選択ボタンの押下が再
生される。以下、同様に記録された操作が再生される。
【0040】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、情報再生装置
が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り
可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述してお
く。そして、このプログラムをコンピュータで実行する
ことにより、上記処理がコンピュータで実現される。コ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記
録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場合
には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)
やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラム
を格納して流通させたり、ネットワークを介して接続さ
れたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワ
ークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、情報処
理プログラムとイベント情報とマルチメディア情報を読
み出し、これに基づいて入力指示部が設けられた画像を
再生する。入力指示部に対する情報入力が行われると、
これに応じた処理を実行するとともに、このときの一連
の動作を動作履歴情報として記憶する。そして、必要に
応じて記憶された動作履歴情報を読み出し、一連の動作
を再現する。
【0042】このように、1回検証動作を行えば、その
一連の動作は動作履歴情報として残り、実際の入力設定
をすることなしに、一連の動作を再現することができ
る。このため、入力指示部が設けられたソフトウエアの
検証時、記憶された一連の動作を何度も再生させること
により、迅速かつ効率的に検証を行うことができる。
【0043】また、本発明の情報再生検証方法は、最初
の検証試験において、情報再生装置が再生した画像に設
けられた入力指示部に対して人が入力設定を行って情報
を入力する。情報再生装置は、この入力した情報と入力
指示部とを対応させ、これに応じた処理を行うととも
に、この一連の動作を動作履歴情報として記憶する。次
検証時、情報再生装置は、マルチメディア情報を再生す
るとともに、記憶された動作履歴情報を読み出して、こ
れに基づいて入力設定動作を再現する。この再現された
入力情報と入力指示部とを対応させ、これに応じた処理
を行う。
【0044】このように、検証のため1回入力設定を行
えば、その一連の動作は記憶される、次回以降の検証で
は、情報再生装置が記憶された一連の動作を再現するた
め、自動的に検証を行うことができる。このため、迅速
かつ効率的に検証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である情報再生装置の構
成図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるマルチメディアコ
ンテンツの再生を行う情報再生装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態である情報再生装置の動
作履歴情報の一例である。
【図4】本発明の一実施の形態である情報再生装置によ
るソフトウエア検証手順のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態である情報再生装置によ
るソフトウエア検証手順のタイミングチャートである。
【図6】ブラウザを搭載した情報処理装置の構成図であ
る。
【図7】ブラウザの表示画像の一例である。
【符号の説明】
100…記憶手段、110…イベント情報、120…マ
ルチメディア情報、130…動作履歴情報、200…情
報制御手段、300…入力手段、400…再生手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報処理プログラム及び映像との
    タイミングを管理するイベント情報に従ってマルチメデ
    ィア情報を再生する情報再生装置において、 前記情報処理プログラム、前記イベント情報、及び前記
    マルチメディア情報を記憶するとともに、再生された画
    像に設けられた入力指示部に対して行われた一連の情報
    入力に関する動作履歴情報を記憶する記憶手段と、 前記情報処理プログラム及び前記イベント情報に従って
    前記マルチメディア情報を再生する再生手段と、 前記入力指示部に対する情報の入力設定を行う入力手段
    と、 前記入力手段より入力した設定情報を前記入力指示部に
    対応させこれに応じた処理を行うとともに、この前記入
    力指示部に対して行われた一連の情報入力に関する動作
    履歴情報を生成して前記記憶手段に出力し、必要に応じ
    て前記動作履歴情報に基づいて前記一連の動作を再生す
    る情報制御手段と、 から構成されることを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記動作履歴情報は、 前記情報入力が行われた入力指示部に対応するイベント
    情報を識別し得るイベント情報識別情報と、 前記入力指示部に情報が入力された時刻を示す入力指示
    部時刻情報と、 前記情報入力が行われた前記入力指示部を特定する入力
    指示部識別情報と、 前記入力指示部に対して入力された情報の内容を示す指
    示部入力情報と、 から構成されることを特徴とする請求項1記載の情報再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記情報制御手段は、前記イベント情報
    識別情報と前記入力指示部識別情報と前記指示部入力情
    報とを参照して、前記情報処理プログラム及び前記イベ
    ント情報に従って再生されたマルチメディア情報に対応
    するそれぞれの入力指示部とそれぞれの入力情報を識別
    し、前記入力指示時刻情報を参照して前記入力指示時刻
    情報で指定された時刻に前記入力手段に前記指示部入力
    情報を入力し、前記記憶された一連の動作を再度再生さ
    せることを特徴とする請求項2記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記情報制御手段は、前記再生手段によ
    り形成された前記画像及び音声のビットマップ中の入力
    指示部に対応する前記再生手段内のアドレスを示す情報
    を前記入力指示部識別情報として記憶することを特徴と
    する請求項2記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】 所定の情報処理プログラム及び映像との
    タイミングを管理するイベント情報に従ってマルチメデ
    ィア情報を再生する情報再生装置の情報再生検証方法に
    おいて、 前記所定の情報処理プログラム及び前記イベント情報に
    従って前記マルチメディア情報を再生し、 最初の検証時に再生された画像に設けられた入力指示部
    に対する情報入力が行われると、入力した情報と前記入
    力指示部とを対応させ、これに応じた処理を行うととも
    に、前記情報入力を動作履歴情報として記憶する手順
    と、 次検証時に前記所定の情報処理プログラム及びイベント
    情報に従って前記マルチメディア情報を再生するととも
    に前記動作履歴情報を読み出して前記情報入力動作を再
    現し、 前記再現された入力情報と前記入力指示部とを対応さ
    せ、これに応じた処理を行う手順と、 から構成されることを特徴とする情報再生検証方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8275813B2 (en) 2005-10-13 2012-09-25 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for encoding/decoding
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