JP2001142641A - タッチパネル装置 - Google Patents

タッチパネル装置

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JP2001142641A
JP2001142641A JP32409599A JP32409599A JP2001142641A JP 2001142641 A JP2001142641 A JP 2001142641A JP 32409599 A JP32409599 A JP 32409599A JP 32409599 A JP32409599 A JP 32409599A JP 2001142641 A JP2001142641 A JP 2001142641A
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input pen
panel device
input
signal
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JP32409599A
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Kanya Matsumoto
冠也 松本
Jiro Nakazono
次郎 中園
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作で入力情報の属性の設定を行うこと
が出来るとともに、フラットディスプレイの画像の表示
画面を狭めることがないタッチパネル装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 入力ペン12が、発振器12Eおよび圧
電スピーカ12Gと、この発振器12Eから発振される
超音波の周波数または出力レベルを設定する周波数/出
力レベル設定回路12Dと、この周波数/出力レベル設
定回路12Dの設定値を変更するタッチセンサSを有
し、タッチパネル10上の入力ペン12によるタッチ位
置Pにおいて入力ペン12の発振器12Eから発振され
る超音波の周波数または出力レベルを検出するマイクロ
フォン11A,11Bと、このマイクロフォン11A,1
1Bによって検出された超音波の周波数または出力レベ
ルに対応する入力情報の属性を設定するマイクロコンピ
ュータ14と、この設定された属性によってフラット型
表示装置に入力情報の表示を行うPDP表示装置15と
を備えている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマディス
プレイパネルなどのフラットディスプレイの前面に設け
られるタッチパネル上において、入力ペンによって情報
入力を行うタッチパネル装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、各種情報処理装
置への入力手段として、タッチパネル装置が普及してき
ている。
【0003】このタッチパネル装置は、タッチパネル上
でのタッチ位置の座標を検出してそのタッチ位置に対応
する各種情報を情報処理装置に入力するものであり、各
種の方式のものが提案されている。
【0004】このタッチパネル装置のなかに、超音波を
利用してタッチパネル上でのタッチ位置の座標の検出を
行う方式のものがある。
【0005】図25は、超音波表面弾性波方式と呼ばれ
る従来の超音波を利用したタッチパネル装置を示す模式
図である。
【0006】この図25において、タッチパネル装置
は、タッチパネル1の下縁部に水平向きに取り付けられ
た発信側のX側反射アレイ2Aと、タッチパネル1の右
下隅部に配置されてX側反射アレイ2Aに接続されたX
側発信子2Bと、タッチパネル1の上縁部にX側反射ア
レイ2Aと対向するように水平向きに取り付けられた受
信側のX側反射アレイ3Aと、タッチパネル1の右上隅
部に配置されてX側反射アレイ3Aに接続されたX側受
信子3Bと、タッチパネル1の左側縁部に上下向きに取
り付けられた発信側のY側反射アレイ4Aと、タッチパ
ネル1の左上隅部に配置されてY側反射アレイ4Aに接
続されたY側発信子4Bと、タッチパネル1の右側縁部
にY側反射アレイ4Aと対向するように上下向きに取り
付けられた受信側のY側反射アレイ5Aと、タッチパネ
ル1の右上隅部に配置されてY側反射アレイ5Aに接続
されたY側受信子5Bとを備えている。
【0007】このタッチパネル装置は、X側発信子2B
から出力される超音波が発信側のX側反射アレイ2Aの
軸方向(X方向)に沿った各位置から受信側のX側反射
アレイ3Aに向かって垂直上方向きに発振され、この受
信側のX側反射アレイ3Aの軸方向(X方向)に沿った
各位置において受信された超音波がX側受信子3Bに入
力される。
【0008】また、Y側発信子4Bから出力される超音
波が発信側の発信側のY側反射アレイ4Aの軸方向(Y
方向)に沿った各位置から受信側のY側反射アレイ5A
に向かって水平右向きに発振され、この受信側のY側反
射アレイ5Aの軸方向(Y方向)に沿った各位置におい
て受信された超音波がX側受信子5Bに入力される。
【0009】そして、タッチパネル1上のタッチ位置の
特定は、例えば、図示のようにタッチパネル1上の任意
の位置P’がタッチされると、このタッチ位置P’にお
いて発信側のX側反射アレイ2AとY側反射アレイ4A
からそれぞれ発振された超音波がタッチパネル1にタッ
チしている指や入力ペンなどによって阻まれるので、受
信側のX側反射アレイ3AとY側反射アレイ5A上の超
音波が到達しなかった位置(x座標とy座標)をX側受
信子3BとX側受信子5Bに入力されてくる超音波信号
の変化(減衰)によって検出することにより、行われ
る。
【0010】ここで、このようなタッチパネル装置にお
いて、タッチパネルが取り付けられたフラットディスプ
レイの画面上に入力ペンによって情報入力を行おうとす
る場合に、その入力情報の属性を設定するためには、従
来、フラットディスプレイの画面上に、例えば特開平9
−146679号公報に記載されているような属性情報
表示欄を表示して、この属性情報表示欄の所望の属性が
表示されている箇所を入力ペンによってタッチするとい
った方法が採られている。
【0011】しかしながら、このような従来の入力情報
の属性の設定方法では、属性の設定の都度、上記のよう
な属性情報表示欄をフラットディスプレイの画面上に表
示して所望の属性が表示されている箇所を入力ペンによ
ってタッチしなければならず、その操作が非常に面倒で
あるといった問題点があり、また、属性情報表示欄をフ
ラットディスプレイの画面上に常時表示しておく場合に
は、フラットディスプレイの画像の表示画面が狭くなっ
てしまうという問題点を有している。
【0012】この発明は、上記のような従来のタッチパ
ネル装置の有している問題点を解決するために為された
ものである。
【0013】すなわち、この発明は、簡単な操作で入力
情報の属性の設定を行うことが出来るとともに、フラッ
トディスプレイの画像の表示画面を狭めることがないタ
ッチパネル装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるタッチ
パネル装置は、上記目的を達成するために、フラット型
表示装置の前面に設置されるタッチパネルに入力ペンに
よるタッチによってフラット型表示装置に所要の属性を
有する情報を表示するタッチパネル装置において、前記
入力ペンが、信号発振手段と、この信号発振手段から発
振される発振信号の周波数または出力レベルを設定する
設定手段と、この設定手段における周波数または出力レ
ベルの設定値を変更する設定値変更手段を有し、前記タ
ッチパネル上の入力ペンによるタッチ位置において入力
ペンの信号発振手段から発振される発振信号の周波数ま
たは出力レベルを検出する検出手段と、この検出手段に
よって検出された発振信号の周波数または出力レベルに
対応する入力情報の属性を設定する属性設定手段と、こ
の属性設定手段によって設定された属性によってフラッ
ト型表示装置に入力情報の表示を行う表示手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0015】この第1の発明によるタッチパネル装置
は、フラット型表示装置の前面に設置されたタッチパネ
ルに入力ペンの先端部が押圧されてタッチされると、こ
の入力ペンに内蔵された信号発振手段から設定手段によ
って周波数または出力レベルが設定された発信信号が発
信される。
【0016】そして、この入力ペンから発信された発信
信号の周波数または出力レベルがタッチパネルに取り付
けられた検出手段によって検出される。
【0017】このようにして検出手段により入力ペンか
ら発信された発信信号の周波数または出力レベルが検出
されると、属性設定手段が、フラット型表示装置に入力
情報を表示するための画像の例えば色や画像の面積の大
きさ,種類などの属性を、検出された発信信号の周波数
または出力レベルに対応する属性に設定し、この設定さ
れた属性に基づいて、表示手段に、フラット型表示装置
への入力情報の表示を行わせる。
【0018】以上のように、上記第1の発明によるタッ
チパネル装置によれば、フラット型表示装置に表示する
入力情報の属性を、入力ペンからそのタッチ位置の検出
のために発振される発振信号の周波数または出力レベル
を変更するだけで容易に設定することが出来、その設定
操作が簡易になるとともに、従来のように属性情報表示
欄をフラット型表示装置の画面上に表示する必要がない
ので、フラット型表示装置の画像表示のためのスペース
が狭くなってしまうといった問題が無くなる。
【0019】第2の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力情報の属性が、フラット型表示装置に表示され
る入力情報の色であることを特徴としている。
【0020】この第2の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンのタッチパネルへのタッチによってフ
ラット型表示装置のタッチ位置に対応する位置に表示さ
れる例えばタッチマークや線画などの入力情報の色に関
する属性が、入力ペンから発振される発振信号の周波数
または出力レベルに対応して設定される。
【0021】第3の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力情報の属性が、フラット型表示装置に表示され
る入力情報の画像の面積であることを特徴としている。
【0022】この第3の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンのタッチパネルへのタッチによってフ
ラット型表示装置のタッチ位置に対応する位置に表示さ
れる例えばタッチマークや線画などの太さや大きさなど
の入力情報を表示するための画像の面積に関する属性
が、入力ペンから発振される発振信号の周波数または出
力レベルに対応して設定される。
【0023】第4の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力情報の属性が、フラット型表示装置に表示され
る入力情報の画像の種類であることを特徴としている。
【0024】この第4の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンのタッチパネルへのタッチによってフ
ラット型表示装置のタッチ位置に対応する位置に表示さ
れる例えば表示線の実線であるか点線であるかなどの入
力情報を表示するための画像の種類に関する属性が、入
力ペンから発振される発振信号の周波数または出力レベ
ルに対応して設定される。
【0025】第5の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力ペンの設定値変更手段が、入力ペンに取り付け
られてこの入力ペンがタッチパネルにタッチされた時の
圧力を検知することにより設定手段による周波数または
出力レベルの設定値の変更を行うセンサ手段であること
を特徴としている。
【0026】この第5の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンがタッチパネルにタッチされた時、こ
の入力ペンによるタッチパネルへの押圧力が入力ペンに
取り付けられたセンサ手段によって検知され、この検知
された入力ペンのタッチパネルへの押圧力に対応して、
設定値変更手段が、信号発振部材から発振される発振信
号の周波数または出力レベルの設定値の変更を行う。
【0027】したがって、オペレータは、入力ペンのタ
ッチパネルへの押圧力を加減することによって、入力情
報の属性の選択を容易に行うことが出来るようになる。
【0028】第6の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力ペンの設定値変更手段が、入力ペンに取り付け
られてこの入力ペンがタッチパネルにタッチされた回数
または時間を検知することによりその検知した回数また
は時間によって設定手段による周波数または出力レベル
の設定値の変更を行うセンサ手段であることを特徴とし
ている。
【0029】この第6の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンがタッチパネルにタッチされた時、こ
の入力ペンによるタッチパネルへのタッチの回数または
時間が入力ペンに取り付けられたセンサ手段によって検
知され、この検知された入力ペンのタッチパネルへのタ
ッチ回数または時間に対応して、設定値変更手段が、信
号発振部材から発振される発振信号の周波数または出力
レベルの設定値の変更を行う。
【0030】したがって、オペレータは、入力ペンのタ
ッチパネルへのタッチ回数または時間を加減することに
よって、入力情報の属性の選択を容易に行うことが出来
るようになる。
【0031】第7の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第5または6の発明の構成に
加えて、前記入力ペンに取り付けられるとともに前記セ
ンサ手段に接続されて、このセンサ手段によって入力ペ
ンのタッチパネルへのタッチが検出されると点灯される
発光手段を備えていることを特徴としている。
【0032】この第7の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンがタッチパネル上にタッチされた際
に、このタッチされたことがセンサ手段によって検知さ
れて発光手段が点灯される。これによって、オペレータ
は、入力ペンがタッチパネルに確実にタッチされたこと
を視覚によって容易に認識することが出来る。
【0033】第8の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力ペンの設定値変更手段が、入力ペンに取り付け
られてその切り替えにより設定手段における周波数また
は出力レベルの設定値の変更を行う切替スイッチ手段で
あることを特徴としている。
【0034】この第8の発明によるタッチパネル装置に
よれば、切替スイッチ手段の手動による切り替えによっ
て設定手段における周波数または出力レベルの設定値の
変更が行われる。
【0035】第9の発明によるタッチパネル装置は、前
記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、
前記入力ペンの信号発振手段から発振される発振信号が
音波または超音波であることを特徴としている。
【0036】この第9の発明によるタッチパネル装置に
よれば、入力ペンの先端部から音波または超音波が発振
され、この音波または超音波がタッチパネル上の空間を
タッチパネルに沿って伝搬されて検出手段により検出さ
れる。
【0037】第10の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記検出手段がマイクロフォンであることを特徴と
している。
【0038】この第10の発明によるタッチパネル装置
によれば、検出手段であるマイクロフォンによって、入
力ペンの信号発振手段から発振される音波または超音波
などの発振信号の検出が行われる。
【0039】第11の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記信号発振手段が、圧電素子を含む圧電スピーカ
であることを特徴としている。
【0040】この第11の発明によるタッチパネル装置
によれば、圧電素子を含む圧電スピーカから音波または
超音波などの発振信号が発振される。
【0041】第12の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記入力ペンは、先端部に形成された開口部を有
し、この開口部から入力ペンに内蔵された前記信号発振
手段によって出力される発振信号が、入力ペンの軸回り
に360度の指向性で発振されることを特徴としてい
る。
【0042】この第12の発明によるタッチパネル装置
によれば、タッチパネルに入力ペンがタッチされたと
き、この入力ペンの先端部に形成された開口部から入力
ペンに内蔵された信号発振手段によって出力される発振
信号が、この入力ペンの軸回りに360度の指向性で発
振されるので、タッチパネルのどの位置に入力ペンがタ
ッチされても発振信号が検出手段によって検出されて、
そのタッチ位置の特定が確実に行われるようになる。
【0043】第13の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記入力ペンの先端部の内壁面が、先端側に行くほ
ど径が小さくなる円錐形に成形されていて、この円錐形
の内部が入力ペンの先端に形成された開口部によって外
部と連通されており、この入力ペンの先端部の円錐形の
内部を通って前記信号発振手段から出力される発振信号
が前記開口部から発振されることを特徴としている。
【0044】この第13の発明によるタッチパネル装置
によれば、入力ペンに内蔵された信号発振手段から出力
される発振信号を通過させる入力ペンの先端部の内壁部
が、円錐形状に形成されていることにより、その先端に
形成された開口部から発振される発振信号が、無指向性
を有するようになる。
【0045】第14の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記入力ペンの先端が球状に成形されており、この
球状に成形された先端の後方の入力ペンの外周面に、前
記信号発振手段から出力される発振信号を外部に発振す
る開口部が形成されていることを特徴としている。
【0046】この第14の発明によるタッチパネル装置
によれば、入力ペンの先端が球状に成形されていること
により、入力ペンがタッチパネル上にタッチされた際に
タッチパネルの表面が傷つけられるのが防止され、さら
に、信号発振手段から出力される発振信号を外部に発振
する開口部が、入力ペンの球状の先端の後方の外周面に
形成されていることによって、入力ペンがタッチパネル
上にタッチされた際に開口部が塞がれて発振信号の発振
が妨げられるのが防止される。
【0047】第15の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記入力ペンが前記信号発振手段に駆動電源を供給
するバッテリ部材を内蔵するとともに、この入力ペンを
保持するホルダが用意され、このホルダに充電部材が内
蔵されていて、ホルダによって入力ペンが保持された際
に充電部材から入力ペンのバッテリ部材に充電が行われ
ることを特徴としている。
【0048】この第15の発明によるタッチパネル装置
によれば、入力ペンの不使用時に,この入力ペンをペン
ホルダに保持しておくと、このペンホルダに内蔵された
充電部材によって、入力ペンに内蔵されたバッテリ部材
に充電が行われる。
【0049】第16の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記タッチパネルの縁部に前記信号発振手段から発
振される発振信号を吸収する発振信号吸収部材が取り付
けられていることを特徴としている。
【0050】この第16の発明によるタッチパネル装置
によれば、入力ペンの信号発振手段から発振された発振
信号のうち、タッチパネルの縁部の検出手段が取り付け
られている部分以外の部分に到達した発振信号が、発振
信号吸収部材によって反射されることなく吸収されるの
で、反射波によるノイズが検出手段によって検出される
のが防止され、これによって、精度の高いタッチ位置の
特定を行うことが出来る。
【0051】第17の発明によるタッチパネル装置は、
前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、前記フラット型表示装置がプラズマディスプレイパ
ネルであることを特徴としている。
【0052】この第17の発明によるタッチパネル装置
によれば、プラズマディスプレイパネルの表示画面にお
いて、入力ペンによるタッチ位置の検出を行うことが出
来るようになる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0054】図1は、この発明によるタッチパネル装置
の実施形態における第1の例を示す構成図である。
【0055】なお、以下においては、タッチパネル装置
がプラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)
の前面に取り付けられる場合を例にとって説明を行う
が、このタッチパネル装置は、PDPの他、ホワイトボ
ードやタブレットにも取り付けが可能である。
【0056】この図1において、タッチパネル装置は、
PDPの前面ガラス基板がタッチパネル10を構成して
おり、このタッチパネル10の前面の下縁部中央位置と
左側縁部中央位置に取り付けられた二個のマイクロフォ
ン11Aおよび11Bと、後述する超音波発振器を内蔵
した入力ペン12と、二個のマイクロフォン11Aと1
1Bに接続されてこのマイクロフォン11Aと11Bに
入力ペン12から入力される超音波に基づいてタッチパ
ネル10上の入力ペン12によるタッチ位置を検出する
タッチ位置検出器13とを備えている。
【0057】このタッチ位置検出器13は、マイクロコ
ンピュータ14に接続されていて、タッチ位置検出器1
3からタッチ位置の検出信号がマイクロコンピュータ1
4に出力するようになっている。
【0058】そして、マイクロコンピュータ14は、タ
ッチ位置検出器13から入力されるタッチ位置の検出信
号に基づいて、このマイクロコンピュータ14に接続さ
れるPDP表示装置15に制御信号を出力して、このP
DP表示装置15の駆動制御を行うことにより、入力ペ
ン12によるタッチパネル10上のタッチ位置に対応し
た画面表示を行うようになっている。
【0059】タッチパネル10の周縁部には、マイクロ
フォン11A,11Bが埋設されるように、かつ、タッ
チパネル10の前面から前方側に立ち上がった状態で、
超音波を吸収する吸音壁10Aが取り付けられている。
【0060】図2は、タッチ位置検出器13の構成を示
すブロック図である。
【0061】この図2において、タッチ位置検出器13
は、それぞれマイクロフォン11Aと11Bに接続され
てこのマイクロフォン11A,11Bから入力される超
音波検出信号の増幅と波形整形を行う波形整形回路13
Aa,13Abと、この波形整形回路13Aa,13Ab
にそれぞれ接続されて波形整形回路13Aa,13Ab
から出力される整形された波形信号をA/D変換するA
/D変換回路13Ba,13Bbと、このA/D変換回
路13Ba,13Bbに接続されてA/D変換回路13
Ba,13Bbからそれぞれ入力されてくるA/D変換
された超音波の波形信号に基づいてタッチ位置P(図1
参照)の座標値の演算を行うCPU13Cと、このCP
U13Cとマイクロコンピュータ14とを接続するため
のインタフェース13Dとから構成されている。
【0062】図3は、入力ペン12の構成を示す側断面
図である。
【0063】この図3において、入力ペン12のケーシ
ング12Aは、中空状で先端部12A’が円錐形のペン
形状をしており、この先端部12A’の中心部に、軸方
向に延びる直径が1mmの筒状孔12aが形成されてい
る。
【0064】そして、図4に拡大して示されるように、
ケーシング12Aの先端部12A’に球体部12bが一
体的に成形されていて、この球体部12bが筒状孔12
aの先端開口部に対向されており、筒状孔12aは、球
体部12bの後部分に対向する先端部12A’の外周壁
に等角度間隔に形成された複数の開口部12cを介して
外部に連通されている。
【0065】なお、球体部12bは、例えば、PETや
ナイロン,テフロンなどの樹脂あるいはフェルト等によ
って成形されていて、入力ペン12の先端部12A’が
タッチパネル10にタッチされた際に、タッチパネル1
0の表面を傷つけないようになっている。
【0066】図3において、ケーシング12Aの本体内
には、電源バッテリ12Bと、電源スイッチ12Cと、
周波数/出力レベル設定回路12Dと、発振器12E
と、増幅回路12Fと、圧電素子によって構成される圧
電スピーカ12Gが内蔵されている。この圧電スピーカ
12Gは、筒状孔12aの後端開口部に隣接するように
取り付けられている。
【0067】ケーシング12Aには、さらに、その先端
部12A’と本体部との接続部に、この先端部12A’
の先端に形成された球体部12bがタッチパネル10上
に接触したことを検出するタッチセンサSが取り付けら
れており、本体部外周面にLED12Hが取り付けられ
ている。なお、このタッチセンサSの代わりに、マイク
ロスイッチを用いるようにしてもよい。
【0068】そして、さらに、ケーシング12Aの後端
壁に、電源バッテリ12Bに接続された一対の充電端子
Tが外面に露出した状態で埋め込まれている。
【0069】図5は、この入力ペン12の内部回路の接
続状態を示すブロック図であり、図中、実線は電源ライ
ンを、破線は信号/制御ラインを示している。
【0070】この図5において、充電端子Tを介して後
述する充電器から充電される電源バッテリ12Bに電源
スイッチ12Cが接続され、さらに、この電源スイッチ
12Cを介して周波数/出力レベル設定回路12Dおよ
び発振器12E,増幅回路12Fに電源が供給されるよ
うになっている。
【0071】周波数/出力レベル設定回路12Dは、発
振器12Eに接続されていて、発振器12Eから出力さ
れる超音波信号の周波数または出力レベルの設定を行う
ようになっている。
【0072】そして、この発振器12Eは、増幅回路1
2Fを介して圧電スピーカ12Gに接続されており、発
振器12Eから出力され増幅回路12Fによって増幅さ
れた超音波信号が圧電スピーカ12Gに入力されること
により、圧電スピーカ12Gからケーシング12Aの筒
状孔12a(図3参照)内に、周波数/出力レベル設定
回路12Dによって設定された所要の周波数または出力
レベルの超音波の発振が行われる。
【0073】タッチセンサSは、電源スイッチ12Cに
接続されていて、ケーシング12Aの先端部の球体部1
2bがタッチパネル10上に接触したことを検知すると
電源スイッチ12Cをオンにし、球体部12bがタッチ
パネル10から離れている時には電源スイッチ12Cを
オフにするようになっている。
【0074】このタッチセンサSとしては、例えば、先
端部12A’の球体部12bがタッチパネル10に押圧
されたときの圧力を検知して、電源スイッチ12Cをオ
ンさせる圧力センサが挙げられる。
【0075】そして、このタッチセンサSを介してLE
D12Hが電源スイッチ12Cに接続されており、タッ
チセンサSが、ケーシング12Aの先端部の球体部12
bがタッチパネル10上に接触したことを検知すると、
発光素子であるLED12Hに電源バッテリ12Bから
の電源を導通して点灯させるようになっている。
【0076】図6は、入力ペン12がペンホルダ17に
保持されている状態を示す斜視図である。
【0077】この図6において、ペンホルダ17は、中
央部に入力ペン12のケーシング12Aの外径よりも僅
かに大きい内径を有する鉛直向きの嵌合孔17aが設け
られていて、この嵌合孔17a内に入力ペン12がその
後端部を嵌合されることにより、この入力ペン12を鉛
直上向きに保持するようになっている。
【0078】そして、このペンホルダ17の嵌合孔17
aの底面には、この嵌合孔17a内に嵌合された入力ペ
ン12の後端面の充電端子Tが接触する位置に、図示し
ない充電端子が取り付けられており、この充電端子には
電源コード17Aが接続されていて、この電源コード1
7Aを介して充電端子が交流電源に接続されるようにな
っている。
【0079】図7は、マイクロフォン11A,11Bの
取り付け状態を示す概略図である。
【0080】このマイクロフォン11A,11Bは、コ
ンデンサマイクであり、タッチパネル10の前面の下縁
部中央位置と左側縁部中央位置に取り付けられているた
め、タッチパネル10の全面に亘って指向性を有するよ
うに、受音面が吸音壁10Aの内壁面とほぼ面一になる
状態で、吸音壁10A内に埋設されている。これによっ
て、マイクロフォン11A,11Bは、二点鎖線αによ
って示されるように、180度の指向特性を有するよう
に設定されている。
【0081】次に、上記タッチパネル装置によるタッチ
パネル上のタッチ位置の検出方法について、説明を行
う。
【0082】電源コード17Aを介して交流電源に接続
されたペンホルダ17の嵌合孔17a内に入力ペン12
を嵌合させて保持しておくと、この嵌合孔17aの底面
に取り付けられた充電端子と入力ペン12の後端面に取
り付けられた充電端子Tが接触して、電源バッテリ12
Bに充電が行われる(図7参照)。
【0083】そして、図1に示されるように、電源バッ
テリ12Bへの充電が完了した入力ペン12のペン先
(先端部12A’の球体部12b)がタッチパネル10
の任意の位置(以下、タッチ位置という)Pにタッチさ
れると、その時の接触圧力によって、タッチセンサSが
球体部12bとタッチパネル10との接触を検出する。
【0084】そして、入力ペン12は、タッチセンサS
がオンすることによって電源バッテリ12BからLED
12Hに電流が導通されてLED12Hが点灯され、こ
れによって、オペレータは、入力ペン12のペン先がタ
ッチパネル10に完全に接触したことを視認することが
出来る。
【0085】なお、このとき、入力ペン12の超音波を
発振する開口部12cが、球体部12bの後方位置に形
成されていることにより、入力ペン12のタッチパネル
10へのタッチによって塞がれることはなく、超音波の
発振が妨げられることはない。
【0086】このタッチセンサSがオンすることによっ
て、電源スイッチ12Cがオンされ、電源バッテリ12
Bから周波数/出力レベル設定回路12Dおよび発振器
12E,増幅回路12Fにそれぞれ電源が供給される。
【0087】これによって、発振器12Eは、周波数/
出力レベル設定回路12Dによって設定された周波数ま
たは出力レベルの超音波信号を生成して増幅回路12F
に出力し、増幅回路12Fはこの超音波信号を増幅した
後、圧電スピーカ12Gに出力する。
【0088】そして、圧電スピーカ12Gは、増幅回路
12Fから入力される超音波信号によって、所要の発振
周波数(例えば、20~100KHz)の超音波を出力
し、この圧電スピーカ12Gから発振された超音波は、
ケーシング12Aの筒状孔12aを通って、先端部12
A’の外周面に形成された複数の開口部12cから発振
される。
【0089】このとき、超音波は、開口部12cが先端
部12A’の外周面の等角度間隔位置に形成されている
ことにより、入力ペン12の軸線回りに360度の方向
に発振され、タッチパネル10の表面に沿ってその外縁
部の方向に拡がってゆく。
【0090】そして、この入力ペン12から発振された
超音波は、タッチパネル10の下端縁中央位置と左側縁
中央位置にそれぞれ配置されたマイクロフォン11Aと
11Bによって検出される。
【0091】このとき、マイクロフォン11A,11B
は、前述したようにそれぞれ180度の指向特性を有し
ているので、入力ペン12がタッチパネル10上のどの
位置にタッチされても、この入力ペン12から発振され
る超音波を検出することが出来る。
【0092】このマイクロフォン11Aと11Bによっ
て超音波が検出されると、マイクロフォン11A,11
Bは、それぞれ、検出した超音波に基づく超音波検出信
号をタッチ位置検出器13に出力する。
【0093】このタッチ位置検出器13に入力された超
音波検出信号は、図2に示されるように、それぞれ、波
形整形回路13Aa,13Abに入力され、この波形整
形回路13Aa,13Abにおいて増幅および波形整形
の処理が行われた後、A/D変換回路13Ba,13B
bによってA/D変換されてCPU13Cに入力され
る。
【0094】そして、CPU13Cは、A/D変換回路
13Ba,13Bbから出力されてきたデジタル超音波
検出信号に基づいて、タッチ位置Pの座標を特定するた
めの演算を行う。
【0095】このCPU13Cにおけるタッチ位置Pの
座標を特定のための演算は、各マイクロフォン11A,
11Bからタッチ位置Pまでの距離を算出し、例えば、
タッチパネル10の左下隅部oを原点としてタッチ位置
Pの座標値を算出することによって行われる。
【0096】この各マイクロフォン11A,11Bから
タッチ位置Pまでの距離の算出は、以下の方法によって
行われる。すなわち、第1の方法は、マイクロフォンに
よって検出された超音波のレベルに基づく算出方法であ
る。
【0097】この方法は、マイクロフォン11A,11
Bとタッチ位置Pとの距離に対応して、マイクロフォン
11A,11Bに到達した時の超音波のレベルが入力ペ
ン12から発振された時のレベルよりも低下するので、
入力ペン12から発振される時の一定の超音波レベルと
マイクロフォン11A,11Bによって検出された時の
それぞれの超音波レベルとの対比により、そのレベル低
下率に基づいて、タッチ位置Pまでの距離の算出するも
のである。
【0098】また、各マイクロフォン11A,11Bに
よって検出された超音波レベルを比較して、その比率か
らタッチ位置Pまでの距離をそれぞれ算出するようにし
てもよい。
【0099】第2の方法は、マイクロフォン11A,1
1Bによってそれぞれ検出された超音波の位相に基づく
算出方法である。
【0100】この第2の方法は、各マイクロフォン11
A,11Bによって検出されたそれぞれの超音波の位相
から、タッチ位置Pまでの距離を算出するものである。
【0101】例えば、超音波の波形を示す図8におい
て、入力ペン12から発振される超音波の周波数が10
0KHzの場合、音速が340mm/秒であるから、こ
の超音波の一周期の長さは3.4mmになる。
【0102】したがって、マイクロフォン11A,11
Bにそれぞれ到達した超音波の位相が、何周期目のどの
位相のものであるかを検出することによって、タッチ位
置Pまでの距離が算出出来る。
【0103】第3の方法は、入力ペン12がタッチパネ
ル上を移動したときにマイクロフォン11A,11Bに
おいて検出される超音波に生じる位相差に基づいて行う
算出方法である。
【0104】この第3の方法は、あらかじめタッチパネ
ル10上の任意の位置を指定してこの指定位置から発振
される超音波の位相を検出しておき、この指定位置から
発振される超音波の位相と、この指定位置と異なる入力
ペンのタッチ位置から発振された超音波の位相とを比較
し、その位相のずれを検出してタッチ位置までの距離の
算出を行う。
【0105】すなわち、図8において、前述したよう
に、入力ペンから発振される超音波の周波数が100K
Hzの場合、音速が340mm/秒であるから、この超
音波の一周期の長さは3.4mmになるので、図9に示
されるように、最初のタッチ位置と移動後のタッチ位置
において検出された超音波の位相差が10°とすると、
入力ペンのタッチパネル上におけるタッチ位置の指定位
置からの距離は、3.4mm×10/360≒0.09
4mmとなる。
【0106】したがって、この算出されたタッチ位置と
指定位置との距離からタッチ位置Pとマイクロフォン1
1A,11Bとの距離を算出する。
【0107】第4の方法は、入力ペンから発振される超
音波のドップラ効果を利用した算出方法である。
【0108】この第4の方法は、あらかじめタッチパネ
ル10上の任意の位置を指定してこの指定位置と各マイ
クロフォン11A,11Bとの距離を検出しておき、こ
の指定位置からタッチパネル10上を入力ペン12が移
動した時に生じるドップラ効果によって、タッチ位置P
の移動速度と移動方向を検出し、移動後のタッチ位置P
と各マイクロフォン11A,11Bとの距離を算出す
る。
【0109】タッチ位置検出器13は、上記の何れかの
方法によって、タッチ位置Pとマイクロフォン11A,
11Bとのそれぞれの距離の算出を行った後、タッチ位
置Pの座標(X,Y)の演算を行う。
【0110】すなわち、図10に示されるように、タッ
チパネル10の左下隅部oを原点とし、マイクロフォン
11A,11Bの取付位置の座標をそれぞれ(X1,
0),(0,Y1)とし、マイクロフォン11A,11B
からタッチ位置Pまでの距離をそれぞれL1,L2とす
ると、 L12 =(X−X1)2 +Y2 L22 =X2 +(Y−Y1)2 となり、この連立方程式を解くことによって、タッチ位
置Pの座標(X,Y)の値が演算される。
【0111】このようにして演算されたタッチ位置Pの
座標(X,Y)のデータは、インタフェース13Dを介
してタッチ位置検出器13からマイクロコンピュータ1
4に出力される。
【0112】そして、このマイクロコンピュータ14
は、タッチ位置Pの座標(X,Y)に対応する画像デー
タをあらかじめ蓄積されているデータベースから検索
し、その画像データ信号をPDP表示装置15に出力
し、PDP表示装置15は、この画像データ信号に基づ
いて、所要の画像、例えば、タッチマークやタッチ位置
の移動軌跡などをPDPの画面に表示する。
【0113】なお、上記の例においては、タッチ位置の
特定を超音波を用いて行っているが、AMやFM変調信
号を用いてもよく、また、断続波を用いるようにしても
よい。
【0114】また、上記の例においては、マイクロフォ
ン11Aと11Bが、タッチパネル10の下縁部中央位
置と左側縁部中央位置に配置されているが、このマイク
ロフォン11Aと11Bは、タッチパネル10の縁部の
互いに異なる位置であれば、どこに配置されていても、
上記と同様に、タッチ位置Pの座標(X,Y)を特定す
ることが出来る。
【0115】図11は、一対のマイクロフォンが、それ
ぞれ、タッチパネルの隅部に配置されている例を示す配
置図である。
【0116】この図11においては、マイクロフォン1
1Cと11Dが、それぞれ、タッチパネル10の左下隅
部と右下隅部に配置されているが、他の隅部に配置して
も良い。
【0117】この例のように、タッチパネル10の隅部
にマイクロフォン11C,11Dが配置される場合、こ
のマイクロフォン11C,11Dには、図12および1
3に示されるような90度の指向性を有するマイクロフ
ォンが使用される。すなわち、マイクロフォン11C,
11Dは、コンデンサマイク11aの前部に90度の指
向性を形成するホーン11bが取り付けられている。
【0118】図14ないし16は、タッチパネル10に
マイクロフォンを三個以上取り付ける場合の配置例を示
している。
【0119】すなわち、図14は、180度の指向性を
有する4個のマイクロフォン11A,11B,11A’,
11B’が、タッチパネル10の四方の縁部の中央位置
にそれぞれ配置されている例を示しており、図15は、
90度の指向性を有する4個のマイクロフォン11C,
11D,11C’,11D’が、タッチパネル10の四方
の隅部にそれぞれ配置されている例を示しており、図1
6は、180度の指向性を有する4個のマイクロフォン
11A,11B,11A’,11B’と90度の指向性を
有する4個のマイクロフォン11C,11D,11C’,
11D’の計8個のマイクロフォンが、タッチパネル1
0の四方の縁部の中央位置と四方の隅部にそれぞれ配置
されている例を示している。
【0120】このように、3個以上のマイクロフォンを
タッチパネルに配置する場合は、これらのマイクロフォ
ンによって検出された超音波信号のうち、ノイズが重畳
されていない二つの信号を選択したり、順列組合せによ
って選択された二個ずつのマイクロフォンによって検出
された超音波信号に基づく座標の演算値の平均をとった
り、タッチ位置に最も近い二個のマイクロフォンによっ
て検出された二つの超音波信号を選択する等の方法によ
り、タッチ位置の座標の特定を行う。
【0121】上記のように3個以上のマイクロフォンに
よって検出された超音波信号に基づいてタッチ位置の座
標の特定を行うことにより、検出精度の向上を図ること
が出来るようになる。
【0122】なお、マイクロフォンをタッチパネルの縁
部の中央位置に配置する場合には、マイクロフォンが1
80度の指向性を有すれば良いので、隅部に配置する場
合のようにマイクロフォンを90度の指向性を有するよ
うに構成する場合に比べて、マイクロフォンの構成を簡
易にすることが出来るという利点があり、また、マイク
ロフォンをタッチパネルの隅部に配置する場合には、マ
イクロフォンが表示画像の邪魔になる場合が少なく、ま
た、入力ペンがタッチパネルの隅部をタッチすることは
ほとんど無いと考えられるので、タッチ位置の確実な検
出を行うことが出来るという利点がある。
【0123】図17は、入力ペンの先端部(ペン先)の
構造の他の例を片側を断面して示す拡大図である。
【0124】この図17において、入力ペンの先端部1
2A”の先端面12b’が半球状に成形されており、こ
の半球状の先端面12b’の後方の外周面に、筒状孔1
2aを外部に連通させる円形の開口部12c’が複数
個、等角度間隔位置に形成される。
【0125】この例における入力ペンも、図4の入力ペ
ンのペン先の場合と同様に、ペン先がタッチパネル上に
タッチされた場合に、開口部12c’が塞がる虞がな
く、筒状孔12aを通ってきた超音波が開口部12c'
を通って外部に確実に発振される。
【0126】図18は、入力ペンの構成の他の例を示す
断面図である。
【0127】この図18において、入力ペン12’のケ
ーシング12A’は、その先端部12Aaの内壁面が、
その内径が先端側に行くほど小さくなる円錐形状に成形
されており、先端に直径が1mmの開口12c”が形成
されている。
【0128】この入力ペン12’は、その先端部12A
aの内壁面が円錐形状をしていることによって、ケーシ
ング12A’に内蔵された圧電スピーカ12Gから開口
12c”を介して発振される超音波が、無指向性を有す
るようになる。
【0129】図19は、この入力ペン12’の開口12
c”から発振される超音波のうち、ケーシング12A’
の軸線方向に沿って発振される超音波のf特性(0度特
性)を示すグラフであり、図20は、ケーシング12
A’の軸線に対して直角方向に発振される超音波のf特
性(90度特性)を示すグラフである。
【0130】図21は、図3の入力ペン12の他の形態
を示す側面図である。
【0131】この例は、電源スイッチ12Cがケーシン
グ12Aの外周面に取り付けられた外付けタイプとなっ
ているもので、その内部回路の接続は図5の例と同様で
ある。
【0132】この例の入力ペン12は、電源スイッチ1
2Cが外付けになっていることによって、電源スイッチ
12Cをメインスイッチとして使用でき、この電源スイ
ッチ12Cを指で操作して、電源のオン・オフを行うこ
とが出来る。
【0133】図22は、図3の入力ペン12の内部回路
のさらに他の接続状態を示すブロック図である。
【0134】この例は、電源スイッチ12Cが図21の
例の場合と同様に、ケーシング12Aの外周面に取り付
けられた外付けタイプとなっているものであるが、タッ
チセンサSが周波数/出力レベル設定回路12Dにのみ
接続されていて、電源のオン・オフが電源スイッチ12
Cによってのみ行われるようになっているものである。
【0135】前述した図5および上記の図22の内部回
路の接続例においては、タッチセンサSが、入力ペンの
ペン先とタッチパネルとの接触圧力や接触回数を検出し
て、その検出信号を周波数/出力レベル設定回路12D
に出力し、周波数/出力レベル設定回路12Dは、この
タッチセンサSからの検出信号に対応して、発振器12
Eにおいて発生される超音波の周波数または出力レベル
の設定値を変更するようになっている。
【0136】そして、入力ペンのペン先とタッチパネル
との接触圧力または接触回数に対応して、超音波の周波
数または出力レベルが設定されて、この設定された周波
数または出力レベルの超音波をマイクロフォンが検出し
た際に、タッチ位置検出器13(図1参照)が、あらかじ
め対応づけて設定されている画像を表示するようにマイ
クロコンピュータ14に指令信号を出力する。
【0137】例えば、周波数/出力レベル設定回路12
Dによって設定される超音波の周波数とタッチパネルに
表示される画像との対応を、 100kHz − 太線赤 90kHz − 細線赤 80kHz − 太線黒 70kHz − 細線黒 のように設定したり、さらに他の色の線が表示されるよ
うに周波数を設定したり、また、実線と点線が表示され
るように周波数を設定するようにしてもよい。
【0138】上記のような超音波の周波数または出力レ
ベルと入力ペンによるタッチ位置における表示画像との
属性を設定することによって、例えば、PDPの画面上
に種々の色を用いた線画を描くことが出来るようにする
ことが出来る。
【0139】図23は、周波数/出力レベル設定回路1
2Dにおける周波数と出力レベルの設定を手動で行うた
めの切替スイッチSWを備えている入力ペン12の例を
示す側面図であり、図24は、この入力ペン12の内部
回路の接続状態を示すブロック図である。
【0140】この例において、切替スイッチSWは外付
けになっており、さらに、電源スイッチ12CとLED
12Hが外付けになっている。
【0141】図24において、切替スイッチSWは周波
数/出力レベル設定回路12Dに接続されて、その切り
替えによって周波数/出力レベル設定回路12Dにおけ
る超音波の周波数または出力レベルの設定値の切り替え
を行うようになっている。
【0142】そして、タッチセンサSが電源スイッチ1
2CとLED12Hのオン・オフにのみに関与するよう
になっている他は、図5の接続例の場合と同様である。
【0143】この図23および24の例においても、切
替スイッチSWの切り替えによって、前述の場合と同様
に、周波数/出力レベル設定回路12Dにおける超音波
の周波数または出力レベルの設定値を切り替えて、あら
かじめ設定されている超音波の周波数または出力レベル
と入力ペンによるタッチ位置における表示画像との属性
により、タッチ位置に所望の画像を表示することが出来
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施態様における一例を示す構成図
である。
【図2】同例におけるポインティング位置検出器の構成
を示すブロック図である。
【図3】同例における入力ペンの構成を示す側断面図で
ある。
【図4】同入力ペンの先端部の構造を示す片側断面拡大
図である。
【図5】同入力ペンの内部回路の接続例を示すブロック
図である。
【図6】同入力ペンを保持するためのペンホルダを示す
斜視図である。
【図7】同例においてマイクロフォンの取り付け状態を
示す説明図である。
【図8】超音波の波形図である。
【図9】超音波の位相のずれを示す波形図である。
【図10】タッチ位置までの距離の算出方法の説明図で
ある。
【図11】マイクロフォンの配置の他の例を示す説明図
である。
【図12】90度の指向特性を有するマイクロフォンの
構成を示す側断面図である。
【図13】同マイクロフォンの正面図である。
【図14】マイクロフォンの配置のさらに他の例を示す
説明図である。
【図15】マイクロフォンの配置のさらに他の例を示す
説明図である。
【図16】マイクロフォンの配置のさらに他の例を示す
説明図である。
【図17】入力ペンのペン先の他の構成を示す片側断面
拡大図である。
【図18】入力ペンのケーシングの他の構成を示す側断
面図である。
【図19】図18の入力ペンから発振される超音波の0
°特性を示す図である。
【図20】図18の入力ペンから発振される超音波の9
0°特性を示す図である。従来例を示す構成図である。
【図21】入力ペンの他の構成例を示す側面図である。
【図22】入力ペンの内部回路の他の接続例を示すブロ
ック図である。
【図23】入力ペンのさらに他の構成例を示す側面図で
ある。
【図24】図23の入力ペンの内部回路の接続例を示す
ブロック図である。
【図25】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 …タッチパネル 10A …吸音壁 11A,11B,11C,11D,11A’,11B’,11
C’,11D’…表示面 11a …コンデンサマイク 11b …ホーン 12 …入力ペン 12A …ケーシング 12A’ …先端部 12a …筒状孔 12b …球体部 12c …開口部 12B …電源バッテリ 12C …電源スイッチ 12D …周波数/出力レベル設定回路 12E …発振器 12F …増幅回路 12G …圧電スピーカ 12H …LED 13 …タッチ位置検出器 14 …マイクロコンピュータ 15 …PDP表示装置 17 …ペンホルダ P …タッチ位置 S …タッチセンサ SW …切替スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 中園 次郎 山形県天童市大字久野本字日光1105番地 東北パイオニア株式会社内 Fターム(参考) 5B087 AA09 AE02 BC03 BC17 BC26 BC32 CC03 CC26 CC33 CC47 DD17 DD19 DE01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット型表示装置の前面に設置される
    タッチパネルに入力ペンによるタッチによってフラット
    型表示装置に所要の属性を有する情報を表示するタッチ
    パネル装置において、 前記入力ペンが、信号発振手段と、この信号発振手段か
    ら発振される発振信号の周波数または出力レベルを設定
    する設定手段と、この設定手段における周波数または出
    力レベルの設定値を変更する設定値変更手段を有し、 前記タッチパネル上の入力ペンによるタッチ位置におい
    て入力ペンの信号発振手段から発振される発振信号の周
    波数または出力レベルを検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された発振信号の周波数また
    は出力レベルに対応する入力情報の属性を設定する属性
    設定手段と、 この属性設定手段によって設定された属性によってフラ
    ット型表示装置に入力情報の表示を行う表示手段と、 を備えていることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 【請求項2】 前記入力情報の属性が、フラット型表示
    装置に表示される入力情報の色である請求項1に記載の
    タッチパネル装置。
  3. 【請求項3】 前記入力情報の属性が、フラット型表示
    装置に表示される入力情報の画像の面積である請求項1
    に記載のタッチパネル装置。
  4. 【請求項4】 前記入力情報の属性が、フラット型表示
    装置に表示される入力情報の画像の種類である請求項1
    に記載のタッチパネル装置。
  5. 【請求項5】 前記入力ペンの設定値変更手段が、入力
    ペンに取り付けられてこの入力ペンがタッチパネルにタ
    ッチされた時の圧力を検知することにより設定手段によ
    る周波数または出力レベルの設定値の変更を行うセンサ
    手段である請求項1に記載のタッチパネル装置。
  6. 【請求項6】 前記入力ペンの設定値変更手段が、入力
    ペンに取り付けられてこの入力ペンがタッチパネルにタ
    ッチされた回数または時間を検知することによりその検
    知した回数または時間によって設定手段による周波数ま
    たは出力レベルの設定値の変更を行うセンサ手段である
    請求項1に記載のタッチパネル装置。
  7. 【請求項7】 前記入力ペンに取り付けられるとともに
    前記センサ手段に接続されて、このセンサ手段によって
    入力ペンのタッチパネルへのタッチが検出されると点灯
    される発光手段を備えている請求項5または6に記載の
    タッチパネル装置。
  8. 【請求項8】 前記入力ペンの設定値変更手段が、入力
    ペンに取り付けられてその切り替えにより設定手段にお
    ける周波数または出力レベルの設定値の変更を行う切替
    スイッチ手段である請求項1に記載のタッチパネル装
    置。
  9. 【請求項9】 前記入力ペンの信号発振手段から発振さ
    れる発振信号が音波または超音波である請求項1に記載
    のタッチパネル装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段がマイクロフォンである
    請求項1に記載のタッチパネル装置。
  11. 【請求項11】 前記信号発振手段が、圧電素子を含む
    圧電スピーカである請求項1に記載のタッチパネル装
    置。
  12. 【請求項12】 前記入力ペンは、先端部に形成された
    開口部を有し、この開口部から入力ペンに内蔵された前
    記信号発振手段によって出力される発振信号が、入力ペ
    ンの軸回りに360度の指向性で発振される請求項1に
    記載のタッチパネル装置。
  13. 【請求項13】 前記入力ペンの先端部の内壁面が、先
    端側に行くほど径が小さくなる円錐形に成形されてい
    て、この円錐形の内部が入力ペンの先端に形成された開
    口部によって外部と連通されており、この入力ペンの先
    端部の円錐形の内部を通って前記信号発振手段から出力
    される発振信号が前記開口部から発振される請求項1に
    記載のタッチパネル装置。
  14. 【請求項14】 前記入力ペンの先端が球状に成形され
    ており、この球状に成形された先端の後方の入力ペンの
    外周面に、前記信号発振手段から出力される発振信号を
    外部に発振する開口部が形成されている請求項1に記載
    のタッチパネル装置。
  15. 【請求項15】 前記入力ペンが前記信号発振手段に駆
    動電源を供給するバッテリ部材を内蔵するとともに、こ
    の入力ペンを保持するホルダが用意され、このホルダに
    充電部材が内蔵されていて、ホルダによって入力ペンが
    保持された際に充電部材から入力ペンのバッテリ部材に
    充電が行われる請求項1に記載のタッチパネル装置。
  16. 【請求項16】 前記タッチパネルの縁部に前記信号発
    振手段から発振される発振信号を吸収する発振信号吸収
    部材が取り付けられている請求項1に記載のタッチパネ
    ル装置。
  17. 【請求項17】 前記フラット型表示装置がプラズマデ
    ィスプレイパネルである請求項1に記載のタッチパネル
    装置。
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