JP2001141528A - グラデーション表示を備えた指示計器 - Google Patents

グラデーション表示を備えた指示計器

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JP2001141528A
JP2001141528A JP32725999A JP32725999A JP2001141528A JP 2001141528 A JP2001141528 A JP 2001141528A JP 32725999 A JP32725999 A JP 32725999A JP 32725999 A JP32725999 A JP 32725999A JP 2001141528 A JP2001141528 A JP 2001141528A
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JP32725999A
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Tatsuya Wada
達也 和田
Tomio Hirano
富夫 平野
Yasushi Inoue
泰 井上
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指針の動きに連動させて文字板上の指示値に
沿って配置された発光手段を発光させてグラデーション
をつけることにより、指針の動いた範囲や動く速さを明
確に示すことのできるグラデーション表示を備えた指示
計器を提供する。 【解決手段】 本発明のグラデーション表示を備えた指
示計器1は、指示値を指示するように動作する指針4
と、文字板上の指示値に沿って配置された複数の発光手
段Snと、指針4が動いているときには指針4の位置に
対応する発光手段Snを最大輝度で発光させ、この最大
輝度で発光した発光手段Snについては指針4が他の発
光手段Sn上に移動した後に徐々に輝度が小さくなるよ
うに制御する制御手段5とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指針によって文字
板上に配置された指示値を指示する指示計器に係り、特
に指針の動きに連動させてELセグメントを発光させて
グラデーションをつけることにより、指針の動いた範囲
や動く速さを明確に表示することのできるグラデーショ
ン表示を備えた指示計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の指示計器では、指針のみによって
文字板上の指示値を指示していたので視認性を上げるた
めには指針を高輝度で発光させなければならなかった。
【0003】また、指針を太くすることによって視認性
を上げることも考えられるが、この場合には指針を太く
したことによって指針がどの指示値を指示しているのか
が曖昧になり、高精度で指示値を指示することができな
かった。
【0004】さらに、従来の指針のみによる指示計器で
は、指針を一定時間連続して見ていないと指針の動きを
認識することができないという問題点もあった。
【0005】そこで、指針が動いた後の文字板上に残光
を残すことによって、指針の動いた範囲や動く速さをよ
り明確に表示する指示計器が考えられていた。
【0006】ここで、この従来の指示計器の構成を図6
に基づいて説明する。
【0007】図6に示すように、従来の指示計器101
は、裏側に紫外線放出部の設けられた指針102と、蛍
光体層103の設けられた文字板104とから構成さ
れ、この蛍光体層103は、紫外線を受けると発光して
残光性を有する蛍光体によって形成されている。
【0008】この指示計器101では、指針の裏側、す
なわち文字板側にある紫外線放出部から紫外線が照射さ
れているので、指針102が動くと蛍光体層103は発
光し、さらに蛍光体の残光性によって、文字板104上
にはグラデーション105が表示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の紫外線を利用したグラデーション表示では、指
針が左右に急激な動きをした場合には、図7に示すよう
に指針の両側に残光が表示されてしまうので、却って指
針の動きを認識することが困難になるという問題点があ
った。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、指針の動きに連動させてELセグメ
ントを発光させてグラデーションをつけることにより、
指針の動いた範囲や動く速さを明確に表示することので
きるグラデーション表示を備えた指示計器を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明であるグラデーション表示を
備えた指示計器は、指針の動きによって文字板上に配置
された指示値を指示する指示計器であって、前記指示値
を指示するように動作する指針と、前記文字板上の指示
値に沿って配置された複数の発光手段と、前記指針が動
いているときには前記指針の位置に対応する前記発光手
段を最大輝度で発光させ、この最大輝度で発光した発光
手段については前記指針が他の発光手段上に移動した後
に徐々に輝度が小さくなるように制御する制御手段とか
らなることを特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によれば、指針に連動
させたグラデーション表示を行うことができるので、指
針の動いた範囲や動く速さをより明確に表示することが
できる。したがって視認性を向上させることができる。
【0013】請求項2に記載の発明であるグラデーショ
ン表示を備えた指示計器の制御手段は、前記指針の動き
が止まったときには前記発光手段のすべてを消すことを
特徴とする。
【0014】この請求項2の発明によれば、指針の動き
が止まったときにグラデーション表示をすべて消すよう
にしたので、指針が左右に急激に動いたときでも指針の
両側にグラデーション表示がされることがなくなり、急
激に指針が動いたときでも指針の動きを明確に表示する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本実施形態のグラデーショ
ン表示を備えた指示計器の構成を図1に基づいて説明す
る。図1に示すように、本実施形態の指示計器1は、エ
ンジンの回転数に応じたパルスを出力するイグナイタ2
と、車速を検知してその車速に応じたパルスを出力する
車速センサー3と、指針4の動き及び発光手段である複
数のELセグメントS1、S2・・・Snの輝度を制御
する制御手段5と、この制御手段5からの信号に基づい
てステッパモータドライバ6とステッパモータ7により
指針4を駆動する駆動装置8と、ELセグメントを駆動
するためのEL用高電圧電源9と、複数のELセグメン
トS1、S2、・・・Snをそれぞれスイッチングする
スイッチング手段SW1、SW2、・・・SWnを含む
ELドライバ10とから構成されている。
【0016】ここで、EL用高電圧電源9は、DC12
Vから生成された交流電圧であり、ELセグメントを駆
動するとともに、制御手段5に対してゼロクロス信号を
出力する。このゼロクロス信号とは交流電圧の1周期の
開始点を示す信号である。
【0017】また、それぞれのELセグメントS1、S
2、・・・Snは文字板上の指示値に沿って配置され、
複数のEL素子EL1、EL2・・・ELnによって構
成されている。
【0018】次に、本実施形態のグラデーション表示を
備えた指示計器の動作を説明する。
【0019】ここでは、スピードメータを駆動する場合
を例にして説明するが、タコメータを駆動する場合には
イグナイタ2からのパルス信号を受けて同様に駆動され
る。
【0020】まず、車速センサ3によって車速が検知さ
れると、車速センサ3は車速に応じた16パルスなどの
パルス信号を出力する。このパルス信号を受けた制御手
段5は、そのパルス信号に基づいて指針4を回転させる
ためのパルス信号を出力する。そして、ステッパモータ
ドライバ6にこのパルス信号が入力されると、ステッパ
モータドライバ6は入力されたパルス信号をステッパモ
ータを駆動するためのパルス信号に変更する処理をして
出力し、このパルス信号がステッパモータ7に入力され
ると指針4が回転して、現在の車速が指針4によって指
示される。
【0021】一方、制御手段5は車速センサ3からパル
ス信号が入力されるとELドライバ10を駆動してEL
セグメントS1、S2、・・・Snを発光させてグラデ
ーション表示を行う。
【0022】ここで、図2に基づいて各ELセグメント
におけるグラデーション表示の一例を説明する。
【0023】EL用高電圧電源9は図3に示すような交
流電圧をELセグメントSを構成するEL素子EL1、
EL2、・・・ELnにそれぞれ印加し、各EL素子E
L1、EL2・・・ELnはELドライバ10のスイッ
チング手段SWを介して接地されている。一方、制御手
段5は、EL用高電圧電源9から交流電圧の1周期の開
始点を示すゼロクロス信号を受信し、このゼロクロス信
号に同期させてスイッチング手段SWを制御するように
接続されている。そして、このスイッチング手段SW
は、EL素子EL1、EL2、・・・ELnにそれぞれ
接続されたスイッチSS1、SS2、・・・SSnによ
って構成されている。
【0024】制御手段5は、このスイッチSS1、SS
2、・・・SSnをゼロクロス信号に同期させて交流電
圧の1周期単位でON、OFF制御する。これにより、
各EL素子にかかる電圧を図4に示すように1周期単位
で間引き制御することができるので、各EL素子の輝度
を調節することができ、したがってELセグメントSの
輝度も調節することができる。
【0025】例えば図4では、4周期のうち2周期が間
引かれているので、EL素子は全周期を点灯させた場合
の最大輝度に対して、半分の輝度で点灯することにな
る。さらに、EL素子に10段階の輝度をつける場合に
は、10周期のうちすべての周期を点灯させれば最大輝
度で発光させることができ、1周期ずつ間引く周期を増
やしていくことによって徐々に輝度を小さくすることが
できるので、これによって10段階の輝度をつくること
ができる。
【0026】このように、制御手段5はスイッチング手
段SWのスイッチSS1、SS2・・・SSnを制御す
ることにより各EL素子EL1、EL2・・・ELnの
輝度を調節することができる。したがって、ELセグメ
ントSの輝度も調節することができ、これにより指針4
に連動したグラデーション表示をすることができる。
【0027】このグラデーション表示をするときには、
まず制御手段5は車速センサ3から入力されたパルス信
号により、車速が変化したことを検知すると、指針4の
位置に対応するELセグメントを最大輝度で発光させ、
この最大輝度で発光したELセグメントについては指針
4が他のELセグメント上に移動した後に徐々に暗くな
るように制御する。そして、指針4が移動していった他
のELセグメントについても同様に最大輝度で点灯さ
せ、指針4の移動後に徐々に暗くなるように制御する。
これを繰り返していくことによって、図5に示すような
グラデーション表示を行うことができる。
【0028】このようにして、指針4の動きに連動させ
たグラデーション表示を行うことにより、指針の動いた
範囲や動く速さをより明確に表示することができるの
で、視認性を向上させることができる。
【0029】さらに、車速の変化がなくなり、車速が一
定になって指針4の動きが止まったときには、制御手段
5は発光しているELセグメントS1、S2・・・Sn
のすべてを消すように制御する。そして、指針4が再び
動き始めたときにELセグメントS1、S2・・・Sn
も再び発光させてグラデーション表示を行う。
【0030】このように、指針の動きが止まったときに
ELセグメントS1、S2・・・Snのすべてを消すよ
うに制御することにより、指針4が急激に動いたときで
も指針の両側にグラデーション表示されることがなくな
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のグラデー
ション表示を備えた指示計器は、指針に連動させたグラ
デーション表示を行うことにより、指針の動いた範囲や
動く速さをより明確に表示することができるので、視認
性を向上させることができる。
【0032】さらに、指針の動きが止まったときにグラ
デーション表示をすべて消すように制御することによ
り、指針が左右に急激に動いたときでも指針の両側にグ
ラデーション表示されることがなくなり、急激に指針が
動いたときでも指針の動きを明確に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグラデーション表示を備えた指示
計器の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す制御手段5によるELセグメントの
輝度調節を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示すEL用高電圧電源9によって発生さ
れる交流電圧の波形を示す図である。
【図4】図1に示すEL素子EL1、EL2・・・EL
nにかかる電圧波形を示す図である。
【図5】本発明によるグラデーション表示を備えた指示
計器の一例を示す図である。
【図6】従来の紫外線による残光を利用した指示計器を
示す図である。
【図7】従来の指示計器において、指針の両側に残光が
発生した場合を説明するための図である。
【符号の説明】
1、101 指示計器 2 イグナイタ 3 車速センサー 4、102 指針 S1、S2・・・Sn ELセグメント 5 制御手段 6 ステッパモータドライバ 7 ステッパモータ 8 駆動装置 9 EL用高電圧電源 SW1、SW2、・・・SWn スイッチング手段 10 ELドライバ EL1、EL2・・・ELn EL素子 103 蛍光体層 104 文字板
フロントページの続き (72)発明者 井上 泰 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 2F074 AA01 BB07 CC02 DD04 GG09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針の動きによって文字板上に配置され
    た指示値を指示する指示計器であって、 前記指示値を指示するように動作する指針と、 前記文字板上の指示値に沿って配置された複数の発光手
    段と、 前記指針が動いているときには前記指針の位置に対応す
    る前記発光手段を最大輝度で発光させ、この最大輝度で
    発光した発光手段については前記指針が他の発光手段上
    に移動した後に徐々に輝度が小さくなるように制御する
    制御手段とからなることを特徴とするグラデーション表
    示を備えた指示計器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記指針の動きが止ま
    ったときには前記発光手段のすべてを消すことを特徴と
    する請求項1に記載のグラデーション表示を備えた指示
    計器。
JP32725999A 1999-11-17 1999-11-17 グラデーション表示を備えた指示計器 Pending JP2001141528A (ja)

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