JP2001140320A - トイレルーム内換気構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課 題】屋外排気されたトイレ内の臭気はそれぞれ換
気用ファン等から直接排出され、そのまま屋外又は壁内
では悪臭が漂ったままであり、しかも吸入と排気を兼ね
備えた技術に於いては、一度屋外排気した悪臭を再度引
き込みしているため、単に悪臭を循環しているに過ぎ
ず、トイレ使用者は何度も悪臭を嗅ぐことになり常に不
快感を覚えることになる。そこで以上のように、トイレ
内から排出した空気を、常に奇麗となるような換気構造
を提供することにある。 【解決手段】前後方向に長い凹状のボール部と、該ボー
ル部の前部に設けられた金隠し部を備える和風便器であ
って、前記和風便器本体の下方近傍に周囲の悪臭を吸引
排気するための臭気吸引開口ダクトを設け、該臭気吸引
開口ダクト内部に加湿装置を配設すると共に、水分除去
フィルターと活性炭フィルターと吸引排気用の排臭ファ
ンを併設することにより、トイレ室内の排臭機能を向上
させることを特徴とした構成を提供し、種々の問題を解
決することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ内の悪臭を
排出する換気構造に関し、吸引排気された悪臭を無臭に
して室内排気する技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、トイレの室内で発生した臭気
を室外に排出するものとしては、室内天井あるいは壁面
に設けた換気用ファンと連結する吸込口や、または直接
壁面に埋設した換気用ファンから臭気を排出する形態を
始め、小便器の下方の巾木に設けられた吸込口から臭気
を排出するものがある。更に、小便器や洋風大便器の便
器本体に吸込口を設け、臭気を排出するものもある。

【０００３】また、換気用ファンはトイレの天井面等の
上方部位あるいは壁面に設けられているものが殆どであ
ることから、トイレの床面に形成されている排水口から
の悪臭は考慮されていないため、この排水口からの悪臭
がトイレ室内に溜まり、脱臭が効果的に行われていない
という問題点があった。この問題を解決するための手段
として図８に示す実開平４−１２２７７８号のような考
案があり、当該考案はトイレの床面の排水口の近傍に脱
臭孔が形成されており、この脱臭孔から排水口周辺の臭
気を吸い取って、換気用ファンを介し外部に排出する方
法である。

【０００４】なお、上述したようにトイレの悪臭を排出
するために、天井には換気装置を装着している場合が多
いが、このような換気装置では十分な効果を上げること
は出来ない。すなわち、上記換気装置はトイレ室内に漂
っている悪臭を排出するもので、完全に換気が完了する
までは、いったん拡散してしまった悪臭を感じることに
なる。大きな公衆トイレともなれば、その使用頻度が高
く、天井に設けた小さい換気装置により悪臭を無くする
ことは出来ず、一般に該悪臭によって不快感を持つのが
常である。従来にも便器の形状を変更し、トイレ室内を
流れる空気が該便器に当たって渦の発生することがない
ように、すなわち渦の発生を抑えることでトイレ室内へ
の悪臭の拡散を防止を目的とした便器も知られている
が、悪臭防止の基本的な対策ではない。ところで、トイ
レ室内にこのような悪臭を常時拡散状態に保つ場合、該
トイレの側壁材や天井板には上記悪臭をたらしめる化学
物質が浸透して染み込んでしまう。したがって、清掃し
た後であっても、いったん染み込んでしまったトイレの
悪臭を断ち切ることは出来なくなり、常時悪臭の漂うト
イレとなってしまうが常である。

【０００５】このように、天井部に設けられた換気用フ
ァンでは、臭気が上方向へ拡散するものであり、これら
の欠点を防ぐ技術として、図９の実開平０３−９８２６
５や図１０に示す特開平０７−０４２３８４などは、便
器近傍に臭気排出用の吸込口を設け、臭気が拡散するの
を防ぐ技術が知られているものである。

【０００６】更に、従前技術として脱臭を行う和風便器
は特開昭６１−４９０３８号で知られている。この技術
は、便器ボール部上端内側に孔を設け、これを上端内に
設けた脱臭通路に接続し、ボール部から上がってくる臭
気を行うものである。また、この技術の不備を指摘し問
題点を解決するものとしては、実公平５−３３５８５号
のような技術がある。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】然しながら上述した何
れの技術であっても、最終的に接続された換気用ファン
によってトイレルーム内の臭気を屋外に排気するという
ものであった。また図１１に示す実公平５−３３５８５
号による和風便器装置に於いても、吸引脱臭した悪臭は
脱臭用通路と連結する脱臭用配管から排出されるもので
あって、排出された臭気は屋外にそのまま放出されるこ
とになり、トイレルーム外の建造物周辺において悪臭を
漂わせることには変わりないものであった。このこと
は、便槽内と連結する煙突式換気扇を利用し直接排気す
る方法に於いても同様であり、当該換気扇から出た排気
は建物周囲に悪臭を漂わせたものであって、密集する住
宅等の建物では特に側を通るだけで悪臭による不快感を
与えているものであった。

【０００８】このように、前述した各技術に於いては、
いづれも脱臭吸引方法に関することであって、吸引され
た悪臭の排出結果がどれも同じことであり、当該吸引さ
れた悪臭を処理しようとする技術が施されていないもの
である。すなわち、これら従来技術においては、屋外排
気されたトイレ内の臭気はそれぞれ換気用ファン等から
直接排出され、そのまま屋外又は壁内では悪臭が漂った
ままである。しかも吸入と排気を兼ね備えた技術に於い
ては、一度屋外排気した悪臭を再度引き込みしているた
め、単に悪臭を循環しているに過ぎず、トイレ使用者は
何度も悪臭を嗅ぐことになり常に不快感を覚えることに
なる。

【０００９】このように従来技術に於いては、一旦吸引
した悪臭を処理しかつ無臭化させ屋外放出し、再度吸入
した空気がクリーンであるトイレ内の換気構造は存在し
なかった。

【００１０】本発明は上述のような従来の技術に於ける
問題点に鑑み、その問題点を解決するべく、トイレルー
ム内の悪臭を効率良く排出させ、しかも常に排出した悪
臭を無臭化させ、人体に影響を及ぼすことが殆ど無い綺
麗な空気に変換することができる、トイレルーム内換気
構造とそのシステムを提供し、前述の欠点を解消しよう
とするものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決すべ
く種々研究の結果、上記目的は本発明によって有効に達
成することができる。すなわち本発明にかかるトイレル
ーム内換気構造は、前後方向に長い凹状のボール部と、
該ボール部の前部に設けられた金隠し部を備える和風便
器であって、前記和風便器本体の下方近傍に周囲の悪臭
を吸引排気するための臭気吸引開口ダクトを設け、該臭
気吸引開口ダクト内部に加湿装置を配設すると共に、水
分除去フィルターと活性炭フィルターと吸引排気用の排
臭ファンを併設することにより、トイレ室内の排臭機能
を向上させることを特徴とした構成を提供する。

【００１２】また本発明にかかるトイレルーム内換気構
造は、前記臭気吸引開口ダクトの空気吸引方向に位置す
る対面部に、少なくとも１ないし複数個の空気吸入口を
取り付け、該空気吸入口より屋外又は室外からトイレル
ーム内に新鮮な空気を取り入れ、トイレ室内の空気を循
環させることを特徴とした、トイレルーム内換気構造で
ある。

【００１３】また典型的には、トイレルーム内に人体検
知センサーを設け、当該人体検知センサーが人体を検知
した時に対応して、瞬時に換気動作及び空気循環動作に
入れるよう制御させたことを特徴としたトイレルーム内
換気構造を提供し、上述にある種々の問題点を解決して
いる。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明の実施にあたり、使用時に
和風大便器１０本体の下方近傍に配設した臭気吸引開口
ダクト１６によって、常に室内の臭気を吸引することに
なり、この際に臭気吸引開口ダクト１６の通路内には加
湿装置１７が配設されており、この加湿装置１７内部で
はスチーム発生の熱媒体機構と蒸気用の水滴を噴射させ
る機構から成り、装置内に添加される水分を蒸気化させ
る、当該加湿装置内部を通る室内臭気は水滴化した蒸気
と接触し洗浄される。蒸気と接触しながら臭気は同時に
吸引され、水切り役の水分除去フィルター１８によって
水滴を除去し、更に排臭ファン２０の前部又は後部位に
配設した活性炭フィルター１９を通り、トイレ室外へ放
出される。臭気発生から瞬時に吸引されるようにトイレ
室内の各装置は、使用時に効率よく稼働すれば良く、ト
イレ利用者が任意で装置作動のためのスイッチを投入す
ることも考えられるが、一般的に加湿装置１７は予め動
作していることが望ましく、常に作動しているように施
す事が適切である。

【００１５】また、一旦室外放出された空気の補充を兼
ね、臭気吸引開口ダクト１６の空気吸引方向に位置する
対面部に、少なくとも１ないし複数個の空気吸入口２１
を取り付け、屋外からの空気が流入するようにすること
で高断熱、高機密性住宅のような室内密閉型のトイレの
不備を解消する。また、排気ファン２０を含む各装置の
始動はトイレ内に入った際に人体検知センサーが作動
し、当該各装置を自動動作させることができる。

【００１６】なお、本発明のトイレルーム内換気構造は
ユニットとしたトイレに配設するだけでなく、既存のト
イレに施す事も可能であり、排気ファン２０と水分除去
フィルター１８及び活性炭フィルター１９を一体の形成
に施し、内壁面または外壁面に嵌合させることで、各フ
ィルター交換及び清掃が簡潔にできる。

【００１７】

【実施例】以下に本発明のトイレルーム内換気構造の一
実施例について、添付図面を参照して具体的に説明す
る。

【００１８】図１は本発明の一実施例を示すユニット式
の斜視図であり、臭気吸引開口ダクト１６と連結する排
気管１６ａと各装置の内部構成を図２〜図４に示す。本
発明の形態を示す構成例として図１の装置の斜視図に示
す通り、その構成は和風便器装置をなすユニット１の外
観をなすハウジング２は、枠体３及び正面パネル４ａと
側面パネル４ｂと後部パネル４ｃ並びに床面パネル５の
構成より成る。通常床面パネル５表面には、タイル又は
フローリング９等の適宜の床材を貼設する。

【００１９】枠体３内には下位前部の洗浄用給水管７、
下位後方部の排水管８等を配設し、これら配管は枠体３
の構成部材にステイやブラケット等の連結支持具で取付
けされ、不図示の配管ユニット等に接続される。なお、
図面中、６は和風大便器１０への洗浄給水用の装置であ
り、フラッシュバルブ及びレバーで構成され、洗浄用給
水管７と和風大便器１０に接続されるもので、使用者が
レバー操作で洗浄排水を行うタイプのものであるが、洗
浄水タンクを便器上方部に備置し、該タンクに取り付け
られたレバーによる排水洗浄方法のものも一般的なタイ
プである。ここで実施例は排水供給及び排水方法に関し
て、代表的な一例としてユニット式のものを図示した
が、建物の床躯体上に設ける式のものでも良い。また、
各図面中に強調した大矢印はそれぞれ室内空気の流動方
向を示すものである。

【００２０】ユニット２の床面パネル５には和風大便器
１０を嵌装配設し、和風大便器１０は枠体３の適宜な部
材に支持される。和風大便器１０は凹状で前後に長いボ
ール部１１と、前方部位に湾曲膨出した金隠し部１２を
備え、後部には排水部１３が構成され出口部１４が排水
管に接続されている。

【００２１】以上の和風大便器１０のボール部１１の上
端には、平面視で前後に長いＵ字状の突出部、いわゆる
リム部１５が形成され、リム部１５が床面パネル５上に
突出する。このような和風大便器１０の後方部位であり
リム部１５の上面部に、臭気吸引開口ダクト１６を配設
するもので、床面パネル５上に設置する場合と、床面パ
ネル５と面一の上体から吸引開口部を突出することもで
きる。臭気吸引開口ダクト１６は該和風大便器１０の後
方部の湾曲したリム部１５と同一の湾曲形成をすること
で、和風大便器１０と一体的な形態とすることができ
る。

【００２２】臭気吸引開口ダクト１６の吸引口形状の一
実施例として、図３に示すような吸引口１６ｂの形態を
とるものであるが、和風大便器１０と床面の清掃がしや
すい形態であればこの形状にこだわるものではなく、例
えばゴムホースを上から押しつぶし横長Ｕ字状にした吸
引口及びダクト形状とすることも可能であり、ダクト素
材を限定するものでないため、臭気吸引開口ダクト１６
は適宜素材により適した形状を施せばよい。

【００２３】この臭気吸引開口ダクト１６の後方には、
排気管１６ａと加湿装置１７が連結され、さらに排気管
１６ａの延長上に水分除去フィルター１８と活性炭フィ
ルター１９及び排臭ファン２０が連結される。排気管１
６ａと連結された加湿装置１７の装置内部には加湿用給
水管１７ａが接続され、該加湿用給水管１７ａから装置
内部に水滴を噴出する噴射口が設けられ、該噴射口から
熱線部に水滴を送り込み、熱線と水滴が交わり蒸気を発
生させる。このような加湿装置１７は、蒸気発生をする
ような装置であればよいため、特に本実施例に示すよう
な内部機構にこだわるものではない。例えば、室内加湿
器として市販されているような装置と同様な構成を具備
すればよい。また、本実施例における加湿装置１７内で
は吸引された室内臭気が、当該内部に小形の孔を多数施
したパンチングプレートを通ることで、圧縮された状態
で蒸気と吸引空気が接触し、臭い埃などが同時に蒸気化
した水滴に洗浄されることを目的とするものである。

【００２４】次に当該洗浄された空気は水分を含むた
め、排気管１６ａを通り水分除去フィルター１８によっ
て水分を取り去ることができ、この水分は脱水管１８ａ
に排出される。また、吸引空気は水分除去フィルター１
８を通った後、活性炭フィルター１９によって残臭気を
更に取り去ることになり、最後に排臭ファン２０によっ
て屋外又は室外に放出される。この時、活性炭フィルタ
ー１９は図６に示すように排臭ファン２０の後部に施す
事でもよく、排臭ファン２０の前後どちらか一方に施す
ことは勿論、前後両方に施すことも本発明に包含される
ものである。

【００２５】また、図６は屋外の壁に取り付けた例を示
し、図７はトイレ室内に取り付けた例を示すものである
が、この両図に示すように、水分除去フィルター１８、
活性炭フィルター１９、排臭ファン２０を一体のユニッ
トとして、各フィルターの交換を容易にしたことを示す
例であり、当然ながら本発明で示す一形態にすぎない。

【００２６】次に、図５は第２実施例を示す斜視図であ
る。臭気吸引開口ダクト１６の空気吸引方向に位置する
対面部である正面パネル４ａに、少なくとも１ないし複
数個の空気吸入口２１を取り付けたもので、吸気管２２
より屋外空気又は室外空気をトイレルーム内に取り入れ
るためのものである。現在、住宅などのトイレルームは
密閉型が多く、換気するためにファンを設けるものの吸
入口が無いため空気流動が少ない。よって、空気吸入口
２１を設けることで、空気流動させ常に新鮮な空気を取
り入れ臭気を除去することができる。

【００２７】また、本発明における各装置を作動させる
にあたり、トイレ使用者が室内に入った時、トイレルー
ム内部の壁面または天井等いづれかに、人体を感知する
センサー（不図示）を設けることにより、排臭ファン２
０などの装置が必要時に作動することで、ファンモータ
ーの劣化を防ぐ事にもなり、更に常時運転による電力消
費を防ぐことにより、省エネ対策にもなる。

【００２８】

【発明の効果】以上説明したように本発明のトイレルー
ム内換気構造によれば、トイレルーム内の悪臭が漂うこ
となく、不快感を感じることなしにトイレの使用ができ
ることは勿論のこと、特に吸引された悪臭を装置内部で
除去し、屋外又は室外放出した空気がクリーンであるこ
とから、建造物が密集する場所においても周囲に悪臭が
漂ったままになることはない。また、吸入と排気を兼ね
備えた場合であっても、一度屋外排気した空気が奇麗で
あるため、トイレ使用者は循環による悪臭を嗅ぐことが
ないことから、不快感を覚えることがない。しかも、人
体感知センサーを使用することで必要時に装置を作動さ
せることから、経済的効果に優れているものである。以
上の如く、本発明によるトイレルーム内換気構造によっ
て生ぜしめる効果は絶大なものであり、極めて実用的有
益なる優れた経済効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本発明に係る一実施例を示す斜視図であ
る。

【図 ２】 本発明に係る装置の連結構成図である。

【図 ３】 本発明に係る臭気吸引開口ダクトの正面拡
大図である。

【図 ４】 本発明に係る加湿装置の一実施例を示す内
部作用図である。

【図 ５】 本発明に係る第二実施例を示す斜視図であ
る。

【図 ６】 本発明に係る排気ファン部の取付け例の概
略断面図である。

【図 ７】 本発明に係る排気ファン部の取付け例の概
略断面図である。

【図 ８】 他の従来例１を示す概略断面図である。

【図 ９】 他の従来例２を示す概略断面図である。

【図１０】 他の従来例３を示す概略断面図である。

【図１１】 他の従来例４を示す概略斜視図である。

【符号の説明】

１： ユニット ２： ハウジング ３： 枠体 ４ａ： 正面パネル ４ｂ： 側面パネル ４ｃ： 後
部パネル ５： 床面パネル ６： 洗浄給水装置 ７： 洗浄用給水管 ８： 排水管 ９： タイル又はフローリング １０： 和風大便器 １１： ボール部 １２： 金隠し部 １３： 排水部 １４： 出口部 １５： リム部 １６： 臭気吸引開口ダクト １６ａ： 排気管 １６ｂ： 吸引口 １７： 加湿装置 １７ａ： 加湿用給水管 １８： 水分除去フィルター １８ａ： 脱水管 １９： 活性炭フィルター ２０： 排臭ファン ２１： 空気吸入口 ２２： 吸気管

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項 １】前後方向に長い凹状のボール部と、該ボ
   ール部の前部に設けられた金隠し部を備える和風便器で
   あって、前記和風便器本体の下方近傍に周囲の悪臭を吸
   引排気するための臭気吸引開口ダクトを設け、該臭気吸
   引開口ダクト内部に加湿装置を配設すると共に、水分除
   去フィルターと活性炭フィルターと吸引排気用の排臭フ
   ァンを併設することにより、トイレ室内の排臭機能を向
   上させることを特徴とするトイレルーム内換気構造。
2. 【請求項 ２】前記臭気吸引開口ダクトの空気吸引方向
   に位置する対面部に、少なくとも１ないし複数個の空気
   吸入口を取り付け、該空気吸入口より屋外又は室外から
   トイレルーム内に新鮮な空気を取り入れ、トイレ室内の
   空気を循環させることを特徴とした、請求項１記載のト
   イレルーム内換気構造。
3. 【請求項 ３】トイレルーム内に人体検知センサーを設
   け、当該人体検知センサーが人体を検知した時に対応し
   て、瞬時に換気動作及び空気循環動作に入れるよう制御
   させたことを特徴とする請求項１、または請求項２記載
   のトイレルーム内換気構造。