JP2001138628A - 記録媒体とその製造方法およびそれを用いた画像形成方法 - Google Patents

記録媒体とその製造方法およびそれを用いた画像形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録方式などの記録液を記録
媒体に付着させて記録を行う記録方式を用いた画像形成
方式に好適に利用でき、かつ、銀塩系写真としての質感
や画質を有するプリント(印画物)が得られる記録媒体
及びそれを用いた画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 基材上にアルミナ水和物を含むインク受
容層を有する記録媒体のインク受容層側の表面の光沢度
を20°測定で20%以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩系写真として
の質感や画質などを有するプリント(印画物)を、イン
クジェット記録法等のインク等の記録用の液滴を記録媒
体に付与する方法によって形成するのに好適な記録媒体
及びそれを用いた画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、インク等の
記録用の液体(記録液)の微小液滴を種々の作動原理に
より飛翔させて、紙などの記録媒体に付着させ、画像、
文字などの記録を行うものであり、高速低騒音、多色化
が容易であり、記録パターンの融通性が大きく、現像が
不要であるなどの特徴があり、プリンター単体への展開
をはじめとして、複写機、ワープロ、ファクシミリ、プ
ロッター等の情報機器における出力部への展開がさらに
行われ、急速に普及している。また、近年、高性能のデ
ジタルカメラ、デジタルビデオ、スキャナー等が安価に
提供されつつあり、パーソナルコンピューターの普及と
相まって、これらから得た画像情報の出力にインクジェ
ット記録方式を採用したプリンターが極めて好適に用い
られるようになってきている。このような背景におい
て、銀塩系写真や製版方式の多色印刷と比較して遜色の
ない画像を、手軽にインクジェット記録方式で出力する
事が求められるようになってきた。
【0003】このような要求を満たす為に、記録の高速
化、高精細化、フルカラー化などプリンター自体の構造
や記録方式に関する改良が行われてきており、記録媒体
の構造や特性に関する改良も盛んに検討されている。
【0004】インクジェット記録等に用いられる記録媒
体については、従来から多様多種の形態のものが提案さ
れてきた。例えば、特開昭52−9074号公報には、
インク吸収速度を向上させる為に比表面積の大きなシリ
カ系顔料を主成分とした空隙を有する層をインク受容層
として設けた記録媒体が開示され、また、特開昭63−
22997号公報には、インク受容層を形成する顔料層
の空隙を調整してなる記録媒体が開示されている。特開
昭55−51583号公報及び特開昭56−157号公
報には、インク受容層によってインク吸収性を上げ、高
い印字濃度やインク滲みのない印字ドットを得る為に、
非晶質シリカ粉末を配合する事が記載されている。
【0005】記録媒体のインクを受ける部分の構成材料
として、近年アルミナ水和物が注目を集めつつある。こ
のようなアルミナ水和物を用いた記録媒体については、
例えば、米国特許明細書第4879166号、同510
4730号、特開平2−276670号公報、同4−3
7576号公報および同5−32037号公報には、擬
ベーマイト構造のアルミナ水和物を含む層をインク受容
層として有する記録媒体が、また、特開平10−947
54号公報には、インク受容層にアルミナ水和物粒子を
含有させた記録媒体が開示されている。また、特開平6
−79967号公報には、高いインク吸収性と高い光沢
度を両立させる方法としてアルミナ水和物を含有した層
をキャストした記録媒体が開示されている。
【0006】また、特開平11−1060号公報には、
基材上に、硫酸バリウムを含む多孔質の層と、無配向性
アルミナ水和物を含む層とをこの順に設けてインク受容
層とし、インク吸収速度を高めてビーディングの発生を
防止するとともに優れた印字品位を実現した記録媒体が
開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のインク吸収性を
有する顔料を用いた記録媒体の形成方法については、例
えば特開平6−79967公報には、高精細の画像を短
時間に記録できるようにインクの吸収性を上げるため
に、高吸収性を有する平滑性が低く、緻密度の低い繊維
状基材上にキャスト法により顔料を含む層を塗工形成す
る方法が開示されている。しかし、このような方法で得
られたインクジェット用記録媒体は、印字した部分の基
材がインクの吸収によって膨潤してしまう。この結果、
記録媒体の表面の平滑性が低くなり、キャストにより得
られた光沢も低減してしまう。また、インクの吸収性を
上げる為に、細孔容積の大きな顔料を用い、インクを吸
収し保持する為の空隙を多く有する構造を形成したり、
インク吸収性の高分子材料を用いたりする事も試みられ
ているが、光の乱反射などによりインク受容層内部で白
濁化してしまい所望の画像濃度や光沢度を得る事ができ
ていない場合が多い。このようにして銀塩系写真のよう
な質感、画像濃度、彩度、光沢度を得るには十分といえ
ない場合が多い。また、画像濃度や彩度を出す為にイン
ク吸収の為の層(インク受容層)の塗工厚を大きくしな
ければならない場合も多く、材料、製造工程ともにコス
トのかかる手法を取らざる得ないのが現状である。
【0008】本発明の目的は、インクジェット記録方式
などの記録液を記録媒体に付着させて記録を行う記録方
式を用いた画像形成方式に好適に利用でき、かつ、銀塩
系写真としての質感や画質を有するプリント(印画物)
が得られる記録媒体、その製造方法及びそれを用いた画
像形成方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成し得る
本発明の記録媒体は、基材上にアルミナ水和物を含むイ
ンク受容層を有する記録媒体において、該記録媒体の該
インク受容層を乾燥し形成した後、再度熱湯などにより
再膨潤させそれを加熱した鏡面ドラムに圧着し乾燥処理
をおこなうことにより、表面の光沢度が20°測定で2
0%以上を有することを特徴とするものである。また、
本発明の記録媒体の他の態様は、基材上にアルミナ水和
物を含むインク受容層を有する記録媒体において、該記
録媒体の該インク受容層を乾燥し形成した後、再度膨潤
させ、そのインク受容層の表面を加熱された鏡面ドラム
に圧着し乾燥処理してなるインクジェット記録媒体であ
り、かつ該記録媒体の該インク受容層側の表面の光沢度
が20°測定で20%以上であり、更に前記基材の前記
インク受容層が設けられていた面と反対側の裏面に、ア
ルミナを含む層を有する事を特徴とするものである。本
発明にかかる記録媒体の製造方法は、基材上にアルミナ
水和物を含むインク受容層を有する記録媒体の製造方法
において、該記録媒体の該インク受容層を乾燥し形成し
た後、再度再膨潤させ、それを加熱した鏡面ドラムに圧
着し乾燥処理をおこなうことにより、表面の光沢度が2
0°測定で20%以上を有することを特徴とするもので
ある。
【0010】これらの記録媒体を構成する基材として
は、硫酸バリウムを含む表面層を有し、かつ透気性の小
さく緻密性が高い基材が好適に利用される。
【0011】一方、本発明の画像形成方法は、上記の構
成の記録媒体のインク受容層を有する表面に、記録情報
に応じて記録用の液体を付与して画像を形成する事を特
徴とするものである。この記録用の液体の付与には、イ
ンクジェット記録方式が好適に利用できる。
【0012】本発明によれば、記録媒体の画像形成面に
20°測定で20%以上という極めて高度な光沢が得ら
れるので、銀塩系写真としての質感及び画質を有する画
像を得る事ができる。さらにデジタルカメラ等の入力シ
ステムを選択し、出力としてインクジェット記録方式を
利用する事で、高精細で高品質であり、しかも銀塩系写
真の質感および画質を有し、あるいはそれを超えた画像
を有するプリントを銀塩系写真よりも簡便かつ高速なプ
ロセスで提供する事が可能となる。
【0013】
【発明の実施の態様】本発明の記録媒体は、基材と基材
上に設けられたインク受容層とを有して構成され、イン
ク受容層が設けられた側が画像の記録面となるものであ
る。インク受容層は、アルミナ水和物を含む多孔質層と
して形成されたものであり、ここに記録装置から供給さ
れた記録液が吸収される。
【0014】インク受容層を形成する為の基材として
は、適度なサイジングを施した紙、無サイズ紙などの主
に木材パルプと填料からなる繊維状基体を少なくとも有
する構造のものを挙げる事ができる。また、本発明にお
いて高い光沢度を得る為には、その基体の上に、少なく
とも硫酸バリウムを含む無機顔料等をバインダーと共に
塗工して表面層を形成する事が好ましい。
【0015】繊維状基体として銀塩系写真のような質感
を持たせるためには、好ましくは、秤量が120g/m2
以上、さらに好ましくは150〜180g/m2、ステキ
ヒトサイズ度100秒以上、より好ましくは200秒以
上のものがよい。このような繊維状基体を用いる事で、
例えばA4版、A3版程度の大きさにおいても高級感の
ある記録媒体を提供する事ができる。
【0016】本発明において繊維状基体に硫酸バリウム
を含んだ表面層を設ける場合に、この硫酸バリウムを含
む表面層は、硫酸バリウムとバインダーとを主体として
形成する事ができる。硫酸バリウムは、記録媒体表面の
白色度及び耐光性を良好とする為に、できるだけ不純物
を取り除いたものを使用する事が好ましい。さらに、層
表面の平滑性、光沢度、溶媒吸収性を上げる為に効果的
な平均粒子径を有するものが望ましい。硫酸バリウムの
平均粒子径としては、0.4μm〜1.0μmの範囲が
好ましく、0.4μm〜0.8μmの範囲がより好まし
い。平均粒子径をこれらの範囲から選択する事で、より
良好な白色度、光沢度及び溶媒吸収性を記録媒体に得る
事ができる。必要によっては、スーパーカレンダー等の
平滑化処理を施してもかまわない。
【0017】このような特性は、硫酸バリウムを含む表
面層が、白色度が高く屈折率が高い為に非常に高い反射
率を有することによって得られるものである。また、硫
酸バリウムを含む表面層を形成する事により繊維状基材
の表面の平滑性等が改善される。これは、基材の表面に
おける微少なうねりに対して効果的であり、このような
処理により微少なうねりを効果的に抑えることができ、
より大きな光沢度を得ることができる。ただし、硫酸バ
リウム以外の材料に於いても上記の条件を満たすもので
あれば使用することは可能である。
【0018】また、このような緻密な繊維状基体に硫酸
バリウムを含む層を形成した基材を用いる事で印字時に
おいてインクを吸収した部分の基体の膨潤等によるよれ
を防止し、キャストなどにより得られた光沢性を損なう
ことなく、画像を形成する事ができる。
【0019】硫酸バリウムを結着させる為のバインダー
としては、結着能力のある高分子であれば本発明の効果
を損なわない範囲内で特に制限無く利用できる。このよ
うなバインダーとしては、例えば、ポリビニルアルコー
ル、酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カゼイ
ン、ゼラチン、大豆蛋白、スチレン−ブタジエン系ラテ
ックス、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポ
リエステル、ポリウレタン等の合成高分子等を挙げる事
ができる。これらのバインダーは、単独で、あるいは必
要に応じてその複数を組み合わせて用いる事ができる。
硫酸バリウムとバインダーとの配合比は、重量比で好ま
しくは10:0.7〜10:10の範囲から選択する事
が出き、その上限は10:5が、下限は10:1がより
好ましい。
【0020】これらのバインダーの中では、ゼラチンが
特に好適である。これは、硫酸バリウムとゼラチンの屈
折率が近い為に、これらの境界での反射を効果的に低減
させる事ができ、更にこれにより、記録媒体の20°光
沢を高める事ができる為である。ゼラチンの種類として
は、酸処理、アルカリ処理などの何れの処理が施された
ものでもよい。硫酸バリウムにゼラチンを組み合わせて
用いる場合、いわゆるバライタ層とする場合のこれらの
配合比としては、硫酸バリウム100重量部に対してゼ
ラチンを6重量部〜12重量部とするのが好ましい。こ
の場合、必要に応じて、硫酸クロム、クロム明礬、ホル
マリン、トリアジン等のゼラチンの架橋剤を併用する事
ができる。架橋剤の配合比は、ゼラチン100重量部に
対して、0.2〜4重量部が好ましい。なお、架橋剤と
しては、取り扱い性の簡便さからは、クロム明礬が好ま
しい。
【0021】硫酸バリウムを含む表面層は、硫酸バリウ
ムを水などの適当な溶媒中に必要に応じてバインダーと
ともに添加して分散させて得た塗工液を、基体の表面層
を形成すべき面に塗工し、乾燥させる事により形成する
事ができる。
【0022】硫酸バリウムを含む表面層の塗工量として
は、記録媒体にインクの溶媒成分の吸収性を十分に持た
せる為、また、必要な平滑性を持たせる為にも10〜4
0g/m2の範囲が好ましい。硫酸バリウムを含む表面層
自体の形成における塗工、乾燥方法は、特に限定される
ものではないが、仕上げ工程としてスーパーカレンダー
等の表面平滑化処理を行う事が好ましい。
【0023】また、必要に応じて、加熱処理、熱硬化樹
脂の併用とアセタール化処理、硬膜剤による化学反応等
などの処理を行う事でインク受容層形成時に硫酸バリウ
ムを含む層からのその構成成分の溶出を防ぐことも可能
である。硫酸バリウムを含む表面層の上にインク受容層
を形成する場合に、硫酸バリウムを含む層よりその構成
成分が溶出することによってインク受容層塗工液を白濁
化してしまうと、インク受容層の透明性の低下や形成プ
ロセスにおける乾燥特性に影響を与えてしまい、結果と
して表面性の低下やひび割れ等の欠陥が生じ易くなって
しまう場合がある。それらを抑制する為に上記処理を行
うことが好ましい。
【0024】なお、この塗工液には、更に、分散剤、増
粘剤、pH調整剤、潤滑剤、流動性変性剤、界面活性
剤、消泡剤、耐水化剤、離型剤、蛍光増白剤、紫外線吸
収剤、酸化防止剤等を本発明の効果を損なわない範囲内
で添加する事もできる。
【0025】この硫酸バリウムを含む表面層を有する基
材を用いた場合は、記録媒体の白色度や平滑性等がこの
表面層によって規定される割合が多くなるので、この硫
酸バリウムを含む表面層の白色度およびベック平滑度
は、最終的に得られる記録媒体のインク受容層を有する
側における白色度が87%以上、ベック平滑度が400
秒以上となるように設定されるのが好ましい。なお、平
滑度が高すぎると、記録液中の溶媒成分の吸収性が低下
する場合があるので、記録媒体表面におけるベック平滑
度は、600秒以下、より好ましくは500秒以下とす
るのがより好ましい。
【0026】更に、基材の透気度は、高いこと(透気性
が低い)が好ましい。透気度が低い(透気性が高い)基
材の場合、基体の繊維の緻密性が低く、これを用いて印
字を行った場合、インクの吸収により基材が湿潤するこ
とにより波打ちが発生しよれが生じてしまい、銀塩系写
真に匹敵するような質感を得る事ができない場合があ
る。
【0027】一方、基材上に設けられるインク受容層の
形成に用いられるアルミナ水和物としては、例えば、 1)インク吸収速度が速く、必要以上の滲みがない事、 2)印字濃度及び発色性が高いこと、 3)耐候性に優れていること などの所望とする特性を満たし、更に上述した所定の光
沢を有するインク受容層を形成できるものが利用され
る。
【0028】このようなアルミナ水和物は、下記一般式
により表されるものを好適なものとして挙げる事ができ
る。
【0029】
【化1】 式中、nは1、2または3の整数のいずれかを表し、m
は0〜10、好ましくは0〜5の値を表す。但し、mと
nは同時に0にはならない。mH2Oは、多くの場合m
2O結晶格子の形成に関与しない脱離可能な水相をも
表すものである為、mは整数または整数でない値を取る
こともできる。また、この種の材料を加熱するとmは0
の値に達することがありうる。アルミナ水和物は一般的
には、米国特許第4242271号、米国特許第420
2870号に記載されているようなアルミニウムアルコ
キシドの加水分解やアルミン酸ナトリウムの加水分解を
行う方法、また、特公昭57−44605号公報等に記
載されているアルミン酸ナトリウム等の水溶液に硫酸ア
ルミニウム、塩化アルミニウム等の水溶液を加えて中和
を行う方法などの公知の方法で製造することができる。
【0030】なお、Rocekら(Collect czech Chem
Commun, 56巻、1253〜1262、1991年)は、アルミナ水
和物の多孔質構造は、析出温度、溶液pH、熟成時間、
表面活性剤に影響されることを報告している。また、ア
ルミナ水和物の中で擬ベーマイトには、文献(Rocek
J., et al., Applied catalysis, 74巻、29〜36、1991
年)に記載されているように繊毛状とそうでない形状が
あることが一般に知られている。
【0031】本発明において用いられるアルミナ水和物
の形状としては、平均アスペクト比が1〜4の板状が好
ましい。従来用いられてきた繊維状のアルミナ水和物の
場合、塗工時に基材表面に対して平行に配向する傾向に
ある(図1)為、形成される細孔がやや小さくなる傾向
にある。このため好ましい表面光沢度を得る為にキャス
ト法処理を行なうとカレンダー処理等に比べれば少ない
ものの吸収性を小さくする傾向にある。これに対して板
状のアルミナ水和物の場合、塗工によりある方向に配向
する傾向は小さく(図2)、このため形成される細孔の
大きさにあまり影響しない。よってキャスト法処理を行
なっても吸収性にほとんど影響しない。平均アスペクト
比は、粒子の長軸径を短軸径で除する事により算出して
いる。更に、図1のような構造においてはリウエットキ
ャストで水を付与した場合に結晶の再配列の効果が低
く、キャストのために水を多量に付与する必要がある。
従って、基材として緻密度の低い繊維状基材が必要にな
る。一方、図2のように部分的に配向した結晶がランダ
ムに集合している構造では、リウエット時に少量の水に
おいてもランダムな構造の隙間に水がすばやく入り受容
層が膨潤し、結晶の再配列が起こりやすい。従って、緻
密な基材を用いることが可能であり、受容層表面におけ
る散乱光のより少ない光沢媒体が得られる。
【0032】本発明で用いるアルミナ水和物のBET比
表面積は70〜300m2/gの範囲が好ましい。より好
ましくは、100〜160m2/gである。かかるBET
比表面積が上記範囲の下限より小さい場合には細孔径分
布が大きい方に片寄ってインク中の染料を十分に吸着さ
せて固定することができなくなることがあり、また、内
部細孔により乱反射がおきて色濃度が悪くなることがあ
る。一方、BET比表面積が上記範囲の上限より大きい
場合にはアルミナ水和物を分散性よく塗工できなくなっ
て細孔径分布が調整できなくなることがあり、また、充
分な吸収性が得られなくなることがある。
【0033】更に、このアルミナ水和物としては、上述
したような必要とされる透明性、光沢、染料などの記録
液中の着色剤の定着性等の特性が得られる上に、インク
受容層形成時にクラック等の欠陥の発生が無く、塗工性
の良いものが好ましい。このような観点から、上述の公
知の方法で製造されたものや、Disperal HP
13(商品名:CONDEA 社製)等の市販品から選
択したアルミナ水和物をインク受容層の構成材料として
利用する事ができる。
【0034】本発明の記録媒体におけるインク受容層の
形成においては、必要に応じてバインダーを用いる事が
できる。アルミナ水和物と組み合わせて用いることので
きるバインダーとして好適なものとしては、水溶性高分
子を挙げることができる。例えば、ポリビニルアルコー
ルまたはその変性体、澱粉またはその変性体、ゼラチン
またはその変性体、カゼインまたはその変性体、アラビ
アゴム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースな
どのセルロース誘導体、SBRラテックス、NBRラテ
ックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体な
どの共役ジエン系共重合体ラテックス、官能基変性重合
体ラテックス、エチレン酢酸ビニル共重合体などのビニ
ル系共重合体ラテックス、ポリビニルピロリドン、無水
マレイン酸またはその共重合体、アクリル酸エステル共
重合体などを挙げる事ができる。これらのバインダーは
単独あるいは複数種混合して用いることができる。
【0035】アルミナ水和物とバインダーの混合比は、
重量比で、好ましくは1:1〜10:1、より好ましく
は5:1〜25:1の範囲から任意に選択できる。バイ
ンダーの量を上記範囲とすることで、インク受容層の機
械的強度をより高める事ができ、インク受容層形成時に
おけるひび割れや粉落ちの発生を防止し、より好適な細
孔容積の維持が可能となる。
【0036】一方、インク受容層を形成するための塗工
液には、アルミナ水和物及びバインダーに加え、必要に
応じて分散剤、増粘剤、pH調整剤、潤滑剤、流動性変
性剤、界面活性剤、消泡剤、耐水化剤、離型剤、蛍光増
白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを本発明の効果を
損なわない範囲内で添加することも可能である。
【0037】本発明のインク受容層を有する記録媒体に
おいて、基材上にインク受容層を形成する方法として
は、上記のアルミナ水和物を含む分散溶液を塗工装置を
用いて基材上に塗布、乾燥する方法を用いることができ
る。塗工方法は特に制限されるものではなく、一般に用
いられているブレードコーター、エアナイフコーター、
ロールコーター、カーテンコーター、バーコーター、グ
ラビアコーター、ダイコーター、スプレー装置等による
塗工技術を用いることができる。アルミナ水和物を含む
インク受容層形成時の塗工液の塗工量としては、染料な
どの記録液中の着色剤成分の定着性やインク受容層の平
滑性をより良好なものとする為に、乾燥固形分換算で3
0g/m2以下が好ましく、20〜30g/m2がより好まし
い。必要に応じてインク受容層を形成した後に、焼成処
理を施す事も可能である。本発明のインク受容層表面側
への光沢処理としては、リウエットキャスト法が好適に
用いられる。リウエット法は、湿潤状態にあるインク受
容層となる層を乾燥させる工程を有する形成方法により
インク受容層を形成した後に、再度熱湯等により処理し
てインク受容層を湿潤状態に戻し、湿潤状態にあるイン
ク受容層の表面を加熱した鏡面ドラムに圧着して乾燥処
理するものである。この結果、インク受容層の表面に強
光沢を得る事が出きる。本方法が好ましい理由として
は、鏡面ドラムに圧着して湿潤状態のインク受容層を乾
燥する場合に、緻密な基材を用いた場合に、裏面からの
水分の蒸発が極端に制限される為である。このため湿潤
の際に少量の水分で可能なリウェットキャスト方法が好
適に用いられる。
【0038】こうして得られる本発明にかかる記録媒体
のインク受容層側の面における光沢度の測定は、記録媒
体を実際に人が見るときに近い角度である20°で行っ
た。従来の記録媒体は60°測定の光沢度において十分
な数値を有しているが銀塩系写真として使用できるよう
な質感や画質という点において更に改善すべき点を有す
るものであった。これは、実際に人が記録媒体を見ると
きの角度での十分な光沢度が得られていなかったためで
ある。本発明において得られた記録媒体においては、イ
ンク受容層側の表面が20°測定において20%以上の
光沢性を有し、かつ印字した部分と印字していない部分
との光沢度の差がほとんど見られない。また、インク受
容層が主としてアルナ水和物より形成されている為、ア
ルミナ水和物の持つ正電荷により染料の定着がよく優れ
た色再現性を有し、かつ十分なインク吸収性を有してい
る。その結果してこの光沢面に形成される画像に銀塩系
写真としての十分な質感及び画質を付与する事が可能と
なった。しかも、この光沢性により、画像を記録した後
にどのような角度から画像を観察しても銀塩系写真とし
ての質感及び画質が付与される。特に、坪量が120g
/m2以上、サイズ度が100秒以上の緻密な繊維状基体
に硫酸バリウムを含む層を形成した基材を用いることに
より、受容層表面における散乱光のより少ない光沢媒体
が得られる。更に、本発明にかかる記録媒体におけるイ
ンク受容層は、上記のような高度な光沢を有するにも拘
わらず、多孔質であるために、複数の記録媒体をそれら
のインク受容層同士を重ねあわせて保持した場合にもブ
ロッキングが生じにくく、また、指で直接画像面に触れ
た場合でも指紋が付着しにくいという特長を有し、取り
扱い性や保存性が更に向上したものとなっている。
【0039】本発明の記録媒体においては、基材の裏面
(インク受容層が設けられた面と反対側の面)に、記録
時等におけるカールの発生を防止する為の層(バックコ
ート層)を更に設ける事ができる。このバックコート層
は、湿度により基材とインク受容層との間に生じる伸縮
差により発生する場合のあるカールを防止するためのも
ので、吸湿時に基材表面側のインク受容層と同様の変化
(収縮)を生じるものが好ましい。このバックコート層
は、例えばアルミナを含む層から形成する事ができる。
このアルミナとしては、ベーマイト、擬ベーマイト、γ
―アルミナ、θ―アルミナ等を挙げる事ができる。ただ
し、これらに限るわけではない。
【0040】バックコート層の形成においては、必要に
応じてバインダーを用いる事ができる。アルミナと組み
合わせて用いることのできるバインダーとして好適なも
のとしては、水溶性高分子を挙げることができる。例え
ば、ポリビニルアルコールまたはその変性体、澱粉また
はその変性体、ゼラチンまたはその変性体、カゼインま
たはその変性体、アラビアゴム、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースなどのセルロース誘導体、SBR
ラテックス、NBRラテックス、メチルメタクリレート
−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテ
ックス、官能基変性重合体ラテックス、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体などのビニル系共重合体ラテックス、ポリ
ビニルピロリドン、無水マレイン酸またはその共重合
体、アクリル酸エステル共重合体などを挙げる事ができ
る。これらのバインダーは単独あるいは複数種混合して
用いることができる。
【0041】アルミナとバインダーの混合比は、重量比
で、好ましくは1:1〜10:1、より好ましくは5:
1〜25:1の範囲から任意に選択できる。バインダー
の量を上記範囲とすることで、バックコート層のカール
防止性と機械的強度をより向上させることができる。バ
ックコート層にも必要に応じて分散剤、増粘剤、pH調
整剤、潤滑剤、流動性変性剤、界面活性剤、消泡剤、耐
水化剤、離型剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤などを本発明の効果を損なわない範囲内で添加するこ
とも可能である。
【0042】本発明のバックコート層を有する記録媒体
において、基材上にバックコート層を形成する方法とし
ては、上記のアルミナを含む分散溶液を塗工装置を用い
て基材上に塗布、乾燥する方法を用いることができる。
塗工方法は特に制限されるものではなく、一般に用いら
れているブレードコーター、エアナイフコーター、ロー
ルコーター、カーテンコーター、バーコーター、グラビ
アコーター、ダイコーター、スプレー装置等による塗工
技術を用いることができる。アルミナを含むバックコー
ト層形成時の塗工液の塗工量としては、乾燥固形分換算
で5〜25g/m 2以下が好ましく、その上限は20g/m2
が、下限は10g/m2がより好ましい。必要に応じてバ
ックコート層を形成した後に、焼成処理を施す事も可能
である。こうして得られるバックコート層を設ける事
で、記録時などにカールの発生が懸念される場合への対
処が確実なものとなる。しかも、アルミナ系のバックコ
ート層を設ける事で、裏面への鉛筆、万年筆、ボールペ
ン、フェルトペン等の各種筆記用具での筆記性が良好な
ものとなる。
【0043】本発明の記録媒体に画像を形成する場合に
使用するインクとしては、従来公知の水系インクが使用
可能である。本発明においては、特に、インク中にアニ
オン性基を有する水溶性染料等のアニオン性化合物が含
有されたものを使用することが好ましい。この際に用い
る水溶性染料としては、例えば、スルホン基やカルボキ
シル基等のアニオン性基を有する水溶性の直接染料、酸
性染料、反応性染料等が挙げられる。このような水溶性
染料は、従来のインク中において、一般には、約0.1
〜20重量%を占める割合で使用されており、本発明に
おいてもこの割合と同様でよい。また、本発明に用いる
水系インクに使用する溶媒としては、水、または水と水
溶性有機溶剤との混合溶媒が好ましく、特に好適なもの
は、水と水溶性有機溶剤との混合溶媒であって、水溶性
有機溶剤としてインクの乾燥防止効果を有する多価アル
コールを含有するものである。
【0044】インクジェット記録によって画像形成を行
う際に用い得るインクジェット記録方式としては、圧電
素子を用いた方式、発熱素子を用いた方式等、特に制限
無く利用できる。
【0045】
【実施例】以下、製造例及び実施例により本発明を更に
説明する。
【0046】製造例1 アルミナ水和物AとしてDisperal HP13(商品名: CO
NDEA社製)を純水に混合して固形分が5重量%の分
散液とした。次に、これに塩酸を加えpH4に調整して
しばらく攪拌した。その後、この分散液を攪拌をしなが
ら95℃まで昇温し、その温度で2時間保持を行なっ
た。次に、苛性ソーダによりpHを10に調整し、その
後、8時間攪拌保持を行なった。8時間後、分散液の温
度を室温に戻し、pHを7〜8に調整した。その後、脱
塩処理を行い、続いて酢酸を添加して解膠処理してコロ
イダルゾルを得た。このコロイダルゾルを乾燥して得た
アルミナ水和物BをX線回折により測定したところ、擬
ベーマイト構造を有するものであった。またこの時のB
ET表面積は、138m2/gであった。
【0047】ポリビニルアルコール PVA117(商
品名:クラレ社製)を純水に溶解して9重量%の溶液を
得た。アルミナ水和物Bのコロイダルゾルを濃縮して1
7重量%の溶液を得た。上記アルミナ水和物Bのコロイ
ダルゾルとポリビニルアルコール溶液を、アルミナ水和
物固形分とポリビニルアルコール固形分が重量比で1
0:1になるように混合攪拌して、分散液を得た。
【0048】この分散液をバライタ層を有する基材(ベ
ック平滑度420秒、白色度89%)のバライタ層上に
ダイコートにより乾燥厚30g/m2で塗工した。この時
の基材は、秤量150g/m2、ステキヒトサイズ度20
0秒の繊維状基体上に、硫酸バリウム100重量部に対
しゼラチン10重量部からなるバライタ組成物を乾燥重
量30g/m2となるように塗工し、カレンダー処理を行
ったものである。このようにしてバライタ層を有する基
材上にインク受容層を持つ記録媒体1を作成した。
【0049】実施例1 製造例1で得た記録媒体1のインク受容層表面にリウエ
ットキャストコーターを用いて、熱湯(80℃)を用い
たリウエットキャスト処理を行い記録媒体2を得た。
【0050】製造例2 塩化アルミニウムの4重量%溶液中にアルミン酸ソーダ
を加えpHを4に調整した。その後、攪拌をしながら9
0℃まで昇温し、しばらく攪拌を行なった。その後、再
びアルミン酸ソーダを加えてpHを10に調整し、その
温度を保持しながら40時間熟成反応を行なった。その
後、室温に戻し、pHを7〜8に調整した。この分散液
に対して脱塩処理を行い、その後酢酸により解膠処理を
行なってコロイダルゾルを得た。このコロイダルゾルを
乾燥して得たアルミナ水和物CをX線回折により測定し
たところ、擬ベーマイト構造を有するものであった。こ
の時のBET比表面積は、158m2/gであった。この
アルミナ水和物Cを用いて製造例1と同様にして記録媒
体3を得た。
【0051】実施例2 製造例2で得られた記録媒体3に実施例1と同様のリウ
エットキャスト処理を行い記録媒体4を得た。
【0052】以上の製造例及び実施例で得られた記録媒
体についてデジタル変角光沢計(スガ試験機社製)を用
いてJIS-P8142に基づいてインク受容層側の2
0°光沢度を測定した。その結果を表1に示す。また、
この記録媒体のインク受容層のある光沢面に写真等の画
像をインクジェットプリンター(商品名:BJF−85
キヤノン社製)を用いて、写真情報に応じた画像を印字
したところ、銀塩系写真の質感及び画質を有する画像を
形成することができた。
【0053】
【表1】 実施例3 ポリビニルアルコールPVA117(商品名:クラレ社
製)とγ−アルミナ(平均粒子径1.5μm)との固形
分の重量比が100:15の割合になるように調合した
固形分濃度12重量%の水分散液を作成し、これを実施
例1で得られた記録媒体2の裏面(インク受容層と反対
の面)にダイコーターを用いて乾燥塗工量18g/m2
塗工し、乾燥させてバックコート層を有する記録媒体5
を得た。
【0054】この記録媒体5を温度35℃、湿度90%
の環境下に放置してもカールの発生がほとんど生じる事
がなく安定していた。また、γ−アルミナを含むバック
コート層表面には印字を行う事が可能であった。
【0055】実施例4 実施例3で作成した記録媒体5を100mm×148m
mのはがきサイズに裁断してはがき用紙を得た。このは
がき用紙のインク受容層のある光沢面に写真等の画像を
インクジェットプリンター(商品名:BJF-8500
キヤノン社製)を用いて、写真情報に応じた画像を印字
し、さらに裏面のバックコート層の面に宛名を印字し
た。その結果、光沢面には銀塩系写真の質感及び画質を
有する画像が形成され、また、裏面には滲みが無くきれ
いな宛名がきを印字する事ができ、はがきとして使用が
可能となった。
【0056】
【発明の効果】本発明の記録媒体の画像形成面は、20
°光沢が20%以上と高度な光沢性を有し、インクジェ
ット記録方式等を用いて画像を形成する事で、銀塩系写
真としての質感や画質を有するプリントを得る事が出き
る。さらに、本発明の記録媒体の有するインク受容層は
高度な光沢を有するにもかかわらず多孔質であり、その
表面でのブロッキングや指紋などの汚れの付着が生じに
くく、これを用いる事で保存安定性に優れたプリントを
提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗工層中における繊維状のアルミナ水和物の配
向状態を模式的に示す図である。
【図2】塗工層中における板状のアルミナ水和物の配向
状態を模式的に示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝岡 正信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 細井 信幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新庄 健司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小俣 亜子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA04 FC06 2H086 BA12 BA15 BA21 BA24 BA32 BA33 BA41 BA42 BA48

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上にアルミナ水和物を含むインク受
    容層を有する記録媒体において、該記録媒体の該インク
    受容層を乾燥し形成した後、再度膨潤させ、そのインク
    受容層の表面を加熱された鏡面ドラムに圧着し乾燥処理
    してなるインクジェット記録媒体であり、かつインク受
    容層表面の光沢度が20°測定で20%以上を有するこ
    とを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記基材が繊維状基体に硫酸バリウムを
    含む表面層を有し、該表面層上に前記インク受容層が設
    けられている請求項1に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記アルミナ水和物のBET比表面積
    が、100〜160m2/gの範囲である請求項1または
    2に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記繊維状基体の坪量が150〜180
    g/m2である請求項1〜3に記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記繊維状基体のステキヒトサイズ度が
    200秒以上である請求項1〜4に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記アルミナ水和物のアスペクト比が1
    〜4である請求項1〜5に記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 基材上にアルミナ水和物を含むインク受
    容層を有する記録媒体において、該記録媒体の該インク
    受容層を乾燥し形成した後、再度膨潤させ、そのインク
    受容層の表面を加熱された鏡面ドラムに圧着し乾燥処理
    してなるインクジェット記録媒体であり、かつ該記録媒
    体の該インク受容層側の表面の光沢度が20°測定で2
    0%以上であり、更に前記基材の前記インク受容層が設
    けられた面と反対側の裏面に、アルミナを含む層を有す
    る事を特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記基材が硫酸バリウムを含む表面層を
    有し、該表面層上に前記インク受容層が設けられている
    請求項7に記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記アルミナ水和物のアスペクト比が1
    〜4である請求項7または8に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の記録媒
    体のインク受容層を有する表面に、記録情報に応じて記
    録用の液体を付与して画像を形成する事を特徴とする画
    像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記記録用の液体の付与がインクジェ
    ット記録方式により行われる請求項10に記載の画像形
    成方法。
  12. 【請求項12】 基材上にアルミナ水和物を含むインク
    受容層を有する記録媒体の製造方法において、該記録媒
    体の該インク受容層を乾燥し形成した後、再度再膨潤さ
    せ、それを加熱した鏡面ドラムに圧着し乾燥処理をおこ
    なうことにより、表面の光沢度が20°測定で20%以
    上を有することを特徴とする記録媒体の製造方法。
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