JP2001137319A - フィルターを集塵電極にした電気集塵装置に電子殺菌装置を組み合わせて捕捉した細菌の不活性化を行い、尚且つ吹き出し側に電子殺菌装置を配し、スーパーオキシドアニオンラジカルとマイナスイオンを放出して能動的殺菌作用を発揮する空気殺菌浄化装置 - Google Patents

フィルターを集塵電極にした電気集塵装置に電子殺菌装置を組み合わせて捕捉した細菌の不活性化を行い、尚且つ吹き出し側に電子殺菌装置を配し、スーパーオキシドアニオンラジカルとマイナスイオンを放出して能動的殺菌作用を発揮する空気殺菌浄化装置

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JP2001137319A JP36321799A JP36321799A JP2001137319A JP 2001137319 A JP2001137319 A JP 2001137319A JP 36321799 A JP36321799 A JP 36321799A JP 36321799 A JP36321799 A JP 36321799A JP 2001137319 A JP2001137319 A JP 2001137319A
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Takashi Kishioka
俊 岸岡
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Daito KK
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Daitoo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラズマとコロナ放電を組み合わせる事で、殺
菌と集塵機能の二通りを同時に行い、尚且つ送風側に新
たなプラズマとコロナ放電を組み合わせて、殺菌機能有
するスーパーオキシドアニオンラジカルとマイナスイオ
ンを室内に放出し、浮遊するウイルスや雑菌を不活性化
さすと同時に、電気中和作用で塵埃を沈降させ室内の環
境を改善する空気殺菌浄化装置を提供する事。 【構成】電気集塵機構の中で、コロナ放電による電子を
電荷作用に利用するにとどまらず、同一機構内にプラズ
マ領域を発生さすプラズマ発生体を組み込み、殺菌と集
塵を一連の流れで同時に行い、さらに送風側にコロナ放
電による電子照射部とプラズマ発生体を設ける事で、電
気集塵により浄化された空気にスーパーオキシドアニヨ
ンラジカルとマイナスイオン(電子)を含有させ、殺菌
力と電気中和力で室内の空気を能動的に浄化する機能を
組み込んだ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマとコロナ放電
を組合せる事で、殺菌と集塵機能の二通りを同時に行
い、尚且つ送風側に新たなプラズマとコロナ放電を組合
せて、殺菌機能を有するスーパーオキシドアニオンラジ
カルとマイナスイオンを室内に放出し、浮遊するウイル
スや雑菌を不活性化さすと同時に、電気中和作用で塵埃
を沈降させ室内の環境を改善する空気殺菌浄化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の空気浄化装置では、フィルターや
電気集塵式に見られるように、塵埃を何らかの方法で吸
着除去するものや、装置内にオゾン発生装置や紫外線を
照射して殺菌するもの、あるいは室内にオゾンガスを燻
蒸して殺菌効果を狙った方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このうち、フィルター
方式では単なる物理吸着のみで粒子を捕捉する為、ウイ
ルスや細菌といったミクロン単位の粒子は捕捉しがた
い。捕捉粒子径を小さくすれば、圧力損失を伴いフィル
ター寿命が短くなり非効率的になる。
【0004】また電気集塵方式では、静電吸着の原理で
0.001μまでの粒子径まで捕捉可能と言われている
が、ファン式と組合せて利用しなければ有効な除去効果
は見込めない。ファン式と組合せることで除去範囲は広
がるが、反面ファンの吸引力が静電吸着力より勝り、捕
捉粒子径の範囲は狭まり捕捉能力は低下する。
【0005】フィルター式にしろ電気集塵式にしろ、両
方式では吸着除去したウイルスや細菌を不活性化する能
力は無く、フィルター方式では除菌剤や酸化チタンを担
持させ殺菌効果を狙ったものやコロナ放電の副産物であ
るオゾンで殺菌を試みている装置もある。しかし、いず
れの方法も短時間では殺菌効果が得られず、ましてや塵
埃などが混在する場合は、有効に殺菌因子が接触しない
為非効率的になる。
【0006】それらを解決する為に、オゾンや紫外線殺
菌装置を組み込んだ装置も見られるが、いずれも集塵機
能と異なった装置であり、組み合わせる事は装置自体が
大きくなる事を意味する。また殺菌効果としてもオゾン
は湿度を介して効果を発揮する為、温湿度の変化を受け
る場合は殺菌効果に疑問が生ずるし、汚染空気雰囲気で
紫外線を照射して殺菌する方法も、透過効率の関係上効
果は薄いと思われる。
【0007】また、いずれもの空気浄化装置は装置内で
集塵と殺菌を行ない、浄化空気を循環して室内を浄化す
る方式が一般的である。その事は、循環回数で浄化範囲
や清浄度が決まり、広い範囲や清浄度の向上を求めると
装置自体が大型化する。
【0008】その他、室内にオゾンを燻蒸して浮遊菌や
付着菌の殺菌を試みる装置もあるが、オゾンそのものが
強い酸化剤ゆえに人体や付帯設備に悪影響を及ぼし、有
効な浄化方法とは言えない。
【0009】一方、本発明者は、プラズマにコロナ放電
の電子を照射する事で、活性酸素の中のスーパーオキシ
ドアニオンラジカルを生成し、効率良くウイルスや細菌
を不活性化すると同時に、電子で塵埃に負の電荷を与え
効率良く集塵フィルター電極に捕捉する事に成功した。
さらに送風機後方に別途プラズマとコロナ放電装置を組
み合わせたユニットを設け、スーパーオキシドアニオン
ラジカルとマイナスイオンを効率良く室内に放出し、浮
遊菌や付着菌の殺菌やマイナスイオンの電気中和力で浮
遊塵埃を沈降除去する方法を確立した。
【課題を解決するための手段】
【0010】上記課題を解決する為には、吸引側にプラ
ズマ発生体とコロナ放電部の放電線を設け、その後方に
負の電荷を永久帯電させたフィルターと、実際の正の電
荷を与えられる誘電電極、次に適度の間隔で圧損を生む
補助フィルターを設け、さらに排オゾンや難分解成分を
吸着する機能性フィルター(触媒或いは活性炭)とを一
連のユニットとし、その後方に設置した送風機の二次
側、すなわち送風側に別途プラズマ発生体とコロナ放電
装置を組み合わせるように構成された空気殺菌浄化ユニ
ットを特徴とするものである。
【0011】請求項1に係わる発明は、片方が短くした
L字型のタングステン線に、タングステンと熱膨張力の
等しい特殊ガラスを熱コーティングしたものを二組用意
し、L字型の長めの部分を抱き合せるように密着させ、
両端を非腐食性接着剤で完全に接合させて制作されてい
る。プラズマ現象を起こす為には、高電圧で絶縁破壊を
発生させる必要があるが、誘電体すなわちガラスコーテ
ィングの皮膜が厚ければ厚い程高電圧が必要となり、プ
ラズマ発生と同時に熱エネルギーに解離エネルギーが消
費される事に繋がる。
【0012】上記構成によれば、プラズマ発生体を製造
するにあたり、印加電極と接地電極を単独で製造するの
で、タングステン線とガラス誘電体を熱コーティングす
る際に非常に薄い皮膜として製造できる。その事は、高
電圧をかけなくとも絶縁破壊をもたらす事ができ、低温
で放電現象を得られる事になり熱エネルギーで消費する
解離エネルギーの効率を高める事ができる。
【0013】請求項1に係わる発明は、上記構成のプラ
ズマ発生体にコロナ放電の一次電子が有効に照射するよ
う、2本の放電線と面状の広い誘電電極(帯電電極)を
組み合わせた形状で構成している。
【0014】上記構成によれば、狭い範囲で発生するプ
ラズマ領域で起こる解離と再結合の副生成物であるオゾ
ンや各種の活性酸素が電子と有効に衝突し、唯一の酸化
力と還元力の両性質を持つスーパーオキシドアニヨンラ
ジカルが生成される。生成の過程は初期、プラズマによ
る酸素解離でO+e→O+O+eとなり、次にO
+O+O→O+Oとなる。さらにコロナ放電の
電子が衝突すると、O+e→O+O+eになる。
この解離された原子状の酸素は、一部が励起状の一重項
酸素()の形を取るものと、直接解離されてスー
パーオキシドアニオンラジ 変換される。
【0015】上記の現象を有効に利用する事で、スーパ
ーオキシドアニオンラジカルによる酸化反応で、殺菌や
脱臭及び難分解成分の分解が可能となる。またスーパー
オキシドアニオンラジカルは余分の電子を保持している
為、通過する汚染空気の組成である浮遊細菌や臭気成分
と付着しやすく、より殺菌効果や脱臭効果が見込める事
になる。
【0016】請求項2に係わる発明は、請求項1記載の
コロナ放電による電子をプラズマに照射すると同時に、
通過する粒子に負の電荷を与え電気集塵の機能を担うよ
うに構成されたものである。
【0017】上記の現象を有効に利用するには、粒子の
電荷と逆極性の集塵電極が必要となるが、浄化範囲を広
く取る為に吸引ファンを設けると、吸引力の方が静電吸
着力よりも勝ることになり、捕捉粒子の集塵能力の低下
をまねく事に繋がる。また集塵電極に直接粒子を捕捉す
ると、捕捉した粒子を清掃する際に煩わしい洗浄を行な
わなければならなくなる。
【0018】しかるに、集塵電極前方にポリプロピレン
繊維で出来た静電フィルターを装着し、集塵電極をグリ
ッド状の粒子捕捉能力を極力落とした単なる誘電電極に
する事で、通電と同時にポリプロピレン繊維で出来た静
電フィルターは、誘電電極に静電吸着の原理で引き付け
られ、同時に誘電電極と同じ極性の電荷を保持する事に
なる。
【0019】上記の現象を有効に利用する為に、ポリプ
ロピレン繊維で出来た静電フィルターの永久電荷を負の
極性にする。そうする事で通電時には、ポリプロピレン
繊維で出来た静電フィルターはスムーズに正の電荷を与
えられた誘電電極に接する事ができ、接すると同時にポ
リプロピレン繊維で出来た静電フィルターは、極性が変
わり逆極性の正の電荷に移動する事になり集塵フィルタ
ー電極の役目を担う。
【0020】そうする事で、負の電荷を保持した粒子
は、付着面積の少ない誘電電極には付着しにくく、付着
面積が十分与えられたポリプロピレン繊維で出来た集塵
フィルター電極にそのほとんどが吸着する事になる。さ
らにポリプロピレン繊維で出来た集塵フィルター電極を
交換式にすれば、汚れて付着効率が低下すれば簡単に取
り替えが可能となり、煩わしい集塵電極の洗浄作業が省
ける事になる。また誘電電極はグリッド状で形成されて
いる為、粒子の付着量は少なく付着しても静電吸着に支
障をきたすような電位の低下には繋がらない。
【0021】請求項3に係わる発明は、請求項2記載の
ポリプロピレン繊維で出来た集塵フィルター電極の吸着
性能を高める為に、後方に別途圧力損失を発生させる補
助フィルターを設け、汚染空気の通路上での風速を落と
す事を目的として、吸引力より静電吸着力が勝るよに構
成されている。
【0022】上記の現象を有効に利用する為には、程よ
い圧力損失を起こす為のポリエチレン割繊維に特殊ファ
イバーを積層熱融着した補助フィルターと、両フィルタ
ー間に若干の空間を設ける構造を設けた。
【0023】そうする事で、静電吸着力より吸引力に引
き付けられる微少粒子は、ポリプロピレン繊維で出来た
集塵フィルター電極を通過するが、補助フィルターで出
来る圧力損失で吸引力の風速が両フィルター間の空間で
低下する為、静電吸着力が勝りポリプロピレン繊維で出
来た集塵フィルター電極の裏面に引き寄せられ吸着除去
される仕組みとなる。
【0024】請求項4に係わる発明は、請求項3記載の
高性能の集塵機構を通過した清浄空気に、新たにプラズ
マ領域とコロナ放電領域を通過させる事で、清浄空気成
分の酸素や水分(湿度)をスーパーオキシドアニオンラ
ジカルとマイナス空気イオンに変換し、送風ファンの力
で室内に還流しスーパーオキシドアニオンラジカルの酸
化力で直接浮遊菌の殺菌や付着菌の不活性化をはかり、
またマイナス空気イオンの還元力で浮遊塵埃を電気的中
性化で沈降除去し、室内を能動的に浄化する事を目的と
するものである。
【0025】上記の現象を有効に利用する為には、請求
項1から請求項3にいたるまでの一連の流れの中で、浄
化された空気をファンで室内に還流する前に、通過する
空気の一部に非昇温型プラズマ発生体でプラズマ領域を
発生させ、その一部の酸素を解離させ原子状の酸素を作
り、さらに再結合を経て生成されるオゾンや、その他の
活性化酸素にコロナ放電で生成する一次電子を衝突させ
る事で、オゾンやその他の活性化酸素をスーパーオキシ
ドアニヨンラジカルに変換させ、余剰の電子と共に室内
に還流せしめ、酸素ラジカルの酸化力による浮遊菌や付
着菌を殺菌せしむるものである。
【0026】ここで、室内に放出させ殺菌に寄与する酸
素ラジカルは、スーパーオキシドアニヨンラジカルに限
定する所以は、スーパーオキシドアニヨンラジカルが活
性酸素種の内で酸化と還元の両方の性質を保有する唯一
の酸素ラジカルであるからである。
【0027】酸化と還元の両性質を持つ事は、室内に浮
遊する粒子や細菌類はお互いに衝突を繰り返し正の電荷
を持つ為、逆極性の負の電荷である還元力は、余剰の電
子として静電吸着の役目を担い、効率的に浮遊粒子や浮
遊菌に接触せしむる事が出来る。そこで接触したスーパ
ーオキシドアニヨンラジカルは、速やかに酸化反応を開
始して被汚染物質から電子を奪い分解や殺菌に寄与する
事に繋がる。
【0028】また、プラズマ領域で生成されるオゾンや
その他の酸素ラジカルは、プラズマ領域が余りにも狭い
為に生成する量は微量で、コロナ放電により照射する一
次電子で変換されるスーパーオキシドアニヨンラジカル
もおのずと少ない量にとどまる。それ故に、実際に室内
に放出されるスーパーオキシドアニヨンラジカルの量
が、コロナ放電により放出される一次電子の量を上回る
事は不可能で、余剰のスーパーオキシドアニヨンラジカ
ルが残留したとしても、一次電子の量が勝る為に電子で
還元され安定した酸素に戻る事から、オゾンやその他の
酸化剤より安全な殺菌剤として利用できる事になる。
【0029】さらに電子は、通過する空気中の酸素や湿
度(水分)に付着し、マイナス空気イオンとして室内に
還流される為、浮遊粒子や浮遊菌の電荷を電気的に中和
し、ブラウン運動を阻害する為、電荷を消失した浮遊粒
子や浮遊菌は引力に引かれ自然沈降し、室内汚染物質の
吸引除去以外に能動的な浄化作用に繋がる。
【0030】しかし、一般的なイオン発生器にみられる
コロナ放電方式では、負の電荷を供与する放電線或いは
放電針は、正の電荷を持ち放電線或いは放電針より放射
された電子を吸収する誘電電極が放電線或いは放電針の
後方に配置されている。
【0031】しかるに、上記構成によれば元々正の電荷
を有している粒子も、放電線或いは放電針より放出され
た電子により負の電荷を与えられ、疑似的にマイナスイ
オンとなる。そのような疑似イオンは、誘電電極に吸着
除去されるものと、静電吸着力より拡散風速が勝れば吸
着除去を免れ室内に還流されて行く。
【0032】そうすると、吸着除去を免れた疑似マイナ
スイオンは、室内で負の電荷を他の原子や原子団に供与
し、自らは元々の正の電荷を持つプラスイオンに戻る事
になる。その事は本来純粋なマイナスイオン(電子)を
室内に還流し、室内に浮遊する正の電荷を有する浮遊粒
子や浮遊菌を除去する能力の低下に繋がる。
【0033】それ故、能力の低下に繋がる疑似イオンを
排除する為、本発明では誘電電極を放電線或いは放電針
後方に配し、電子放出と同時に発生する疑似イオンの誘
電電極方向に流れる電風(イオン風)に逆らうように空
気流をファンで発生させ、疑似イオンを誘電電極で消滅
させた後、負の電荷を持つ電子や負に帯電した酸素や空
気中の水分で構成される純粋のマイナスイオンのみ室内
に還流する。上記構成によれば、空気浄化に必要な因
子、集塵機能及び脱臭機能と殺菌機能のすべてが一連の
流れの中で同時に解決でき、さらにスーパーオキシドア
ニオンラジカルとマイナス空気イオンを室内に還流する
事で、室内の汚染空気を能動的に浄化する事が出来るよ
うになる。
【実施例】本発明を添付図面に示す実施例により詳細に
述べる。図1は本発明に係わる空気殺菌浄化装置の集塵
部の概略図であり、図2はその殺菌部の概略図、図3は
能動的殺菌浄化装置の供給部の概略図、図4は使用する
電極の概略図、図5はその実施形態図である。
【0034】先ず、図1の空気殺菌浄化装置の集塵部の
概要について述べる。空気殺菌浄化装置の集塵部ユニッ
ト7は、負の電荷を与える為の放電線6と集塵フィルタ
ー電極1その後方、ほんの僅かな間隔aを隔てて誘電電
極2と、適度な間隔bを設けた圧損フィルターの役目を
担う補助フィルター3により構成されている。またその
後方には、脱臭機能と排オゾン処理の両方の役目を果た
す機能性フィルター4が設けられている。さらに集塵フ
ィルター電極1に捕捉したウイルスや細菌を不活性化す
る為、非昇温型プラズマ発生体5を放電線6と、集塵フ
ィルター電極1の間に配している。
【0035】次に、かかる空気殺菌浄化装置の集塵部の
動作形態に付いて述べる。図3の実施形態図でも解るよ
うに、集塵部後方には吸引送気を兼た吸引送風ファン5
が設けられ、汚染空気が空気殺菌浄化装置の集塵部ユニ
ット7内に流入するようになっている。
【0036】前記集塵部ユニット7内に流入した汚染空
気は、放電線6により放出される、負の電荷を持つ電子
の照射を受けると同時に、一部の汚染空気は非昇温型プ
ラズマ発生体5で出来るプラズマにより解離作用を受け
る。
【0037】電子照射により負の電荷を与えられた汚染
空気内の微粒子やウイルス及び細菌は、図3の吸引送風
ファン5の吸引力に乗り集塵フィルター電極1に導かれ
る。
【0038】この時点における集塵フィルター電極1の
状態は、電源スイッチを入れると放電線6に負の高圧電
荷が印化され、また誘電電極2には正の高圧電荷が印化
される。すると、両電極間における絶縁が破壊され、放
電線6上にコロナ放電現象が発生し放電線6から多量の
電子が放出される。それに伴い通過する粒子や細菌など
が負に帯電し電風(イオン風)となり、正の電荷を受け
た誘電電極2に引き寄せられる。元々負の電荷を与えら
れ静電フィルター化されている集塵フィルター電極1
は、誘電電極2に正の高圧電荷が印化されると同時に静
電吸着の原理で誘電電極2に引き寄せられ接触し、永久
電荷の極性が逆転し正の電荷を持つ事になる。
【0039】ここで永久電荷の極性が逆転する現象は、
負の特性を与えられたとしても電気的には電気二重層の
原理が働き、正の極性も少なからず保持する事になる。
ゆえに、接触と同時に極性も反転する事は容易に想像が
つく。
【0040】放電線6を通過した粒子や細菌は、放電線
1から放射された一次電子の衝突で負の電荷を与えられ
た為、静電吸着の原理で極性の変わった集塵フィルター
電極1に吸着除去される事になる。
【0041】しかし、静電吸着力より通過流速に負けた
微少粒子の一部は、集塵フィルター電極1のフィルター
編目をかい潜り付着を免れて通過する。
【0042】このような微少粒子を捕捉する為には、誘
電電極2の後方に適度の間隔を空けて圧力損失を生じさ
せる為の若干の抵抗を付けた補助フィルター3を設ける
事で解決する。
【0043】若干の抵抗を設け圧力損失を生じさせる事
で、誘電電極2と補助フィルター3の通路を通過する微
少粒子は流速を減じられる為、静電吸着力の方が優勢と
なり図2の実施形態図cでも解るように、集塵フィルタ
ー電極1の裏面上に引き戻され吸着せしむる事が出来
る。
【0044】その際、誘電電極2は目の粗い網状のグリ
ッド電極にするか、或いは付着面積を少なくした金属板
にして静電吸着を極力阻害する構造にすれば、吸着物に
よるコロナ放電現象の発生に影響無く、尚且つ吸着物の
除去作業にまつわる煩わしい清掃作業も簡便化される。
【0045】次に、集塵フィルター電極1に捕捉され吸
着しているウイルスや細菌を不活性化しなければ、吸着
した集塵フィルター電極1上で増殖し再飛散を起こして
問題になる。
【0046】図2の実施形態図でも解るように、放電線
2と集塵フィルター電極4の間に、非昇温型プラズマ発
生体1を設けプラズマ領域aを作り、プラズマ領域a内
を通過する汚染物質を直接解離し無害化をはかると共
に、酸素を解離してオゾンや各種の活性酸素を生成し、
さらに放電線2から放出する一次電子bをオゾンや各種
の活性酸素に衝突させ、スーパーオキシドアニオンラジ
カルに変換し、その酸化力でウイルスや細菌を不活性化
させる。
【0047】静電吸着やスーパーオキシドアニオンラジ
カルで浄化殺菌された汚染空気は、一部の臭気成分や難
分解成分及び中間反応生成物と共に、補助フィルター5
を通過し機能性フィルター6に到達する。
【0048】機能性フィルター6は、活性炭を主体にア
ミノ基を付着させて構成されたもので、臭気成分や難分
解成分及び中間反応生成物を効率良く吸着する事が出来
る。また、スーパーオキシドアニオンラジカルに変換を
免れた排オゾンも、一旦吸着し時間の経過と共に分解し
無害化する。
【0049】活性炭を主体にアミノ基を付着させて構成
された機能性フィルター6は、物理吸着が主体で吸着能
力は、機能性フィルター6の自重の10%程度しかな
い。しかし、スーパーオキシドアニオンラジカルや変換
を免れた排オゾンも吸着される事から、機能性フィルタ
ー6に吸着された臭気成分や難分解成分及び中間反応生
成物が、前記のスーパーオキシドアニオンラジカルや変
換を免れた排オゾンの酸化力で分解され消滅する事にな
り、機能性フィルター6自身は再生され寿命が大幅に改
善され延長される事に繋がる。
【0050】次に、かかる空気殺菌浄化装置の能動的殺
菌浄化の動作形態に付いて述べる。図3の実施形態図で
も解るように、機能性フィルター6を通過して流入する
汚染空気は、完璧なまでに浄化され吸引送風ファン5に
より室内に還流されて行くが、循環による室内浄化方法
では清浄度の効率は、吸引送風ファン5の送風量すなわ
ち循環回数で決定される。
【0051】しかし、吸引送風ファン5で室内浄化をは
かる場合、室内の広さや天井高に左右され、広い室内に
なればなる程吸引送風ファン5が大型になり、それに伴
って空気殺菌浄化装置そのものが巨大化する欠点があ
る。
【0052】しかるに、吸引送風ファン5の後方に、殺
菌力を有するスーパーオキシドアニオンラジカルとマイ
ナスイオン(電子)を有効に放出し、室内に還流する機
能を持たせる事で、空気殺菌浄化装置の小型化がはかれ
実用性も向上する。
【0053】その為には、有効にスーパーオキシドアニ
オンラジカルとマイナスイオン(電子)を生成する機構
として、吸引送風ファン5の後方にグリッド状の誘電電
極4を設け、さらにその後方に放電線1を配する構造に
した。
【0054】そうする事で放電線1から放出した一次電
子bが、吸引送風ファン5から流入する浄化空気の内の
正の電荷を持つ原子や原子団に付着し、原子や原子団を
疑似マイナスイオン化(負の電荷を保持させる)する。
すると、疑似マイナスイオンは電風(イオン風)aを伴
って吸引送風ファン5からの空気流dに逆らい、誘電電
極4の静電吸着力に引かれ空気流dとは逆の方向に進む
事になる。
【0055】ついには、疑似マイナスイオンは誘電電極
4に吸着し、電荷を中和され消滅し還流空気流の中には
正の電荷を持つプラスイオンは全く無くなる事になり、
還流空気内には純粋のマイナスイオン(電子)と、負の
電荷を給与された酸素及び水分で構成されたマイナスイ
オンのみとなる。そうして生成された純粋のマイナスイ
オンは、吸引送風ファン5の空気流dに乗り空気殺菌浄
化装置外に放出され、室内の原子や原子団と衝突を繰り
返し、室内の隅々まで拡散して行く事になる。拡散して
行く純粋のマイナスイオンは、室内に浮遊する粒子や浮
遊菌に付着すると、その電荷を中和させ沈降除去の原理
で室内を浄化する。
【0056】次に、誘電電極4と放電線1の間に非昇温
型プラズマ発生体3を設ける事で、プラズマ領域cを発
生させ、オゾンや各種の活性酸素を生成させ、さらにオ
ゾンや各種の活性酸素に放電線1から放出する一次電子
bを衝突させ、電子還元によりスパーオキシドアニヨン
ラジカルに変換する。オゾンや各種の活性酸素は様々な
過程を経て複雑なラジカル反応を示すが、過剰のマイナ
スイオン(電子)の供給は、電子の還元力ゆえ反応がス
パーオキシドアニヨンラジカルとして固定される事は想
像にかたくない。その事は、スパーオキシドアニヨンラ
ジカルの特性にも現われる。酸素ラジカルの内、酸化と
還元の両方の性質を保持している酸素ラジカルは、唯一
スーパーオキシドアニヨンラジカルにほかならない。
【0057】また、プラズマによる生成物であるオゾン
や各種の酸素ラジカルと、放電線1ら照射される一次電
子bとを有効に衝突させる為、吸引送風ファン5の空気
流dを、誘電電極4を水平に二分割するよう気流攪拌板
2を設けた。
【0058】そうする事で、吸引送風ファン5の送風が
乱れ乱流が発生し、プラズ領域cに酸素が効率良く接触
し、オゾンや各種の酸素ラジカルが生成される。また乱
流は放電線1から照射される一次電子bと広い範囲で有
効に衝突さす事ができる。
【0059】広い範囲でオゾンや各種の酸素ラジカルに
一次電子bが衝突(接触)する事は、それだけ有効にオ
ゾンや各種の酸素ラジカルがスーパーオキシドアニヨン
ラジカルに変換される事にほかならない。
【0060】いずれの空気浄化装置でも一つの機構で、
集塵脱臭及び殺菌機能の両面を同時に満足させる装置は
無く、プラズマの特性とコロナ放電の一次電子を酸化エ
ネルギーと集塵機構の両面に同時に利用する機構を設け
た空気殺菌浄化装置も無い。さらに、浄化した空気に酸
化力と還元力を持たせ、機外に積極的に放出し能動的に
殺菌及び浄化を行なう装置も見当らない。本装置は装置
内に汚染空気を吸引し浄化すると同時に、浄化された空
気に機能性を持たせ還流空気で室内を浄化する一連の浄
化機構を取り入れ構成された、本発明以外では通常の浄
化方法と能動的浄化方法を同時に解決させることは出来
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1、請求項2及び請求項3の実
施形態に係わる、空気殺菌浄化装置の集塵部の概略図で
ある。
【図2】本発明の請求項1、請求項2及び請求項3の実
施形態に係わる、空気殺菌浄化装置の集塵部と殺菌部の
概略図である。
【図3】本発明の請求項4の実施形態に係わる、空気殺
菌浄化装置の能動的殺菌浄化装置の供給部の概略図であ
る。
【図4】本発明に使用する電極の概略図である。
【図5】本発明の実施例の実施形態図である。
【符号の説明】
1 集塵フィルター電極 2 誘電電極 3 補助フィルター 4 機能性フィルター 5 非昇温型プラズマ発生体 6 放電線 7 集塵部ユニット a 僅かな間隔 b 適当な空間 1 非昇温型プラズマ発生体 2 放電線 3 誘電電極 4 集塵フィルター電極 5 補助フィルター 6 機能性フィルター 7 集塵部ユニット a プラズマ領域 b 一次電子 c 逆流 1 放電線 2 気流攪拌板 3 非昇温型プラズマ発生体 4 誘電電極 5 吸引送風ファン 6 機能性フィルター 7 集塵部ユニット a 電風(イオン風) b 一次電子 c プラズマ領域 d 空気流 1 印加電極若しくは接地電極 2 特殊ガラスを溶着した誘電体 3 特殊接着剤による接合部 1 非昇温型プラズマ発生体 2 放電線 3 集塵フィルター電極 4 誘電電極 5 補助フィルター 6 機能性フィルター 7 気流攪拌板 8 吸引送風ファン 9 ファン取り付け金物 10 集塵部ユニット側板 11 集塵部ユニット底板 12 集塵部ユニット仕切板 13 集塵部ユニット開閉式天板 14 空気殺菌浄化装置空気取入口カバー 15 空気殺菌浄化装置空気送風口カバー 16 空気殺菌浄化装置側面カバー 17 空気殺菌浄化装置裏面カバー 18 空気殺菌浄化装置上部カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 フィルターを集塵電極にした電気集塵装置に電子殺菌装置を組み合わせて捕捉した細菌の不活性 化を行い、尚且つ吹き出し側に電子殺菌装置を配し、スーパーオキシドアニオンラジカルとマイ ナスイオンを放出して能動的殺菌作用を発揮する空気殺菌浄化装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非昇温型プラズマ発生体に、コロナ放電
    による一次電子を照射してスーパーオキシドアニオンラ
    ジカルを生成し、スーパーオキシドアニオンラジカルに
    よる電子殺菌作用を組み込んだ空気殺菌浄化装置。
  2. 【請求項2】 集塵機能を極力排した誘電電極と、誘電
    電極に正の電荷を与えた際に静電吸着が容易く行なえる
    よう、負の永久電荷を付加したフィルターを組合せ、通
    電と同時に誘電電極とフィルターが同極の電荷を帯びる
    集塵フィルター電極を持つ空気殺菌浄化装置。
  3. 【請求項3】 集塵フィルター電極の後方に、風速を低
    減させる為の圧損フィルターの役目をする補助フィルタ
    ーを設け、集塵フィルター電極の吸着効率を高めた空気
    殺菌浄化装置。
  4. 【請求項4】 送風ファン後方に、非昇温型プラズマ発
    生体とコロナ放電を組み合わせた電子殺菌装置を配し、
    スーパーオキシドアニオンラジカルとマイナスイオンを
    放出して、能動的に室内の空気を殺菌し尚且つマイナス
    イオン(電子)の電気中性化により浮遊粒子を沈降除去
    する空気殺菌浄化装置。
JP36321799A 1999-11-15 1999-11-15 フィルターを集塵電極にした電気集塵装置に電子殺菌装置を組み合わせて捕捉した細菌の不活性化を行い、尚且つ吹き出し側に電子殺菌装置を配し、スーパーオキシドアニオンラジカルとマイナスイオンを放出して能動的殺菌作用を発揮する空気殺菌浄化装置 Pending JP2001137319A (ja)

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