JP2001135676A - 配線パターンを有する半導体装置の支持基体および液晶表示装置 - Google Patents

配線パターンを有する半導体装置の支持基体および液晶表示装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープキャリアのフィルム上に形成された配
線の外部応力に対する耐性を向上させ、断線の発生を抑
止できるようにする。 【解決手段】 入力側接続端子のピッチPi と出力側接
続端子のピッチPo との相違により複数の配線が途中の
屈曲部15で屈曲している配線パターンを有するテープ
キャリアのフィルム上において、複数の配線の屈曲部1
5における斜めの配線長が一番短くなる配線付近の配線
11,11を、大きいピッチPi に対応する配線の配線
幅dで屈曲させずに直線的に配置することにより、外部
からの応力が集中的に加わりやすい部分に強い剛性を持
たせることができるようにして、機械的応力や熱による
引っ張り応力が加えられたときの応力耐性を向上させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線パターンを有
する半導体装置の支持基体および液晶表示装置に関し、
特に、2つの装置構成要素間を接続する複数の配線から
成る配線パターンがフィルム等の基板上に形成された半
導体装置の支持基体に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】装置の小型化に伴い、回路構成に必要な
各要素は統合されて同一の基板上に搭載されることが多
くなってきている。この場合、2つの要素間を電気的に
接続するため、小型化および薄型化が可能な、複数の配
線がポリイミドフィルム上に形成されたいわゆるテープ
キャリアが用いられる。このテープキャリアにベアチッ
プICを装着したパッケージをテープキャリアパッケー
ジ(TCP)と言う。
【0003】一般的に、液晶表示装置には、液晶表示部
のTFT(薄膜トランジスタ)を駆動するためのドライ
バICが実装されたテープキャリアパッケージが用いら
れる。図2は、テープキャリアパッケージ1の全体の構
成を示す平面図である。このテープキャリアパッケージ
1の一端は、配線回路が形成されたプリント基板と接続
され、他端は液晶表示基板と接続される。
【0004】図2に示すように、ポリイミドフィルム2
(以下、フィルムと略す)上の略中心部にドライバIC
3が実装され、ドライバIC3の出力側と液晶表示基板
接続部4との間、およびドライバIC3の入力側とプリ
ント基板接続部5との間に、複数の配線から成る配線パ
ターンが形成される。
【0005】この配線パターンにより、ドライバIC3
上の複数の出力端子電極と、液晶表示基板のトランジス
タマトリクス上の複数の端子電極とが接続されるととも
に、ドライバIC3上の複数の入力端子電極と、プリン
ト基板の複数の端子電極とが接続される。なお、図2で
は、ドライバIC3の出力側と液晶表示基板接続部4と
の間の配線パターン6のみ図示している。
【0006】特に、ドライバIC3接続側の端子をイン
ナーリードと呼び、液晶表示基板接続側の端子をアウタ
ーリードと呼ぶが、図示のようにアウターリードを配置
する全体の長さl1 に比べて、インナーリードを配置す
る全体の長さl2 の方が短いため、インナーリード間の
ピッチPi とアウターリード間のピッチPo とは、通常
はPi <Po の関係で異なっている。そのため、フィル
ム2上の配線パターン6には、ピッチ変換のための屈曲
が施されている。
【0007】図4は、図2に示した配線パターン6が形
成された領域の中央部(A部)の構成を示す平面図であ
る。一般に、ドライバIC3の端子電極の大きさおよび
横並びのピッチと、液晶表示基板接続部4の端子電極の
大きさおよび横並びのピッチとは異なっているため、そ
れぞれの側の配線パターンの幅と並びのピッチPi ,P
o も異なっている。このため、端子電極から直に延びて
くる相互の配線41,42どうしが出会う接続領域で
は、一方のピッチから他方のピッチに変換するために非
平行部分(屈曲部)43により相互の配線41,42が
接続される。
【0008】この屈曲部43における配線パターンは、
ドライバIC3の長さ方向に対する中央線10の付近を
基準軸として左右対称的な配線パターンとした方が、テ
ープキャリアパッケージ1を小型化する上で適してい
る。ところが、この場合、屈曲部43における斜めの配
線の長さは、テープキャリアの外側から内側の基準軸に
向かって順々に短くなるため、基準軸に一番近い中央部
44の配線は屈曲部43の全配線の中で一番短くなって
しまう。また、この中央部44は、屈曲の向きが隣線に
対して異なる方向に向き、非連続となる部分でもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶表示装
置の品質保証のため、テープキャリアを含めた液晶表示
装置は温度サイクル試験にかけられる。また、テープキ
ャリアにプリント基板や液晶表示基板を取り付けた後、
最終装置への組み込みの際にプリント基板にはコネクタ
の着脱が行われる。このような場合、テープキャリアに
は熱的あるいは機械的に引っ張り応力が加えられること
になる。
【0010】このように、テープキャリアに対して外部
から熱的または機械的な引っ張り応力が加わった場合、
斜めの配線長が最も短く、かつ屈曲の向きが隣線に対し
て非連続となる屈曲部43の中央部44に応力が集中的
に加わり、ここで配線が破断する一要因となっている。
断線に至るまでのプロセスは、次の順序で起こるものと
考えられる。
【0011】1)まず、テープキャリアに外部から応力
が加わる。 2)配線パターンの一部に集中的な応力が加わる。 3)集中的な応力が加わった部分の配線パターンが変形
しようとする。 4)変形に耐えられないレジスト(配線パターンの絶縁
および配線保護の目的で、テープキャリアの配線パター
ン面に塗布されているもの)に亀裂が入る。 5)亀裂の入った部分に更なる集中的応力が加わり、断
線する。
【0012】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、テープキャリアのフィルム上に
形成された配線の外部応力に対する耐性を向上させ、断
線の発生を抑止できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の配線パターンを
有する半導体装置の支持基体は、第1の接続端子群と第
2の接続端子群との間を接続する複数の配線から成る配
線パターンが基板上に形成された配線パターンを有する
半導体装置の支持基体において、上記複数の配線の屈曲
部における配線長が一番短くなる配線付近の少なくとも
1本の配線を、上記第1の接続端子群のピッチおよび上
記第2の接続端子群のピッチのうちピッチが大きい方に
対応する配線の配線幅のままで、上記第1の接続端子群
と上記第2の接続端子群との間の基板上に配置する。本
発明の他の態様では、上記少なくとも1本の配線の屈曲
部を、上記第1の接続端子群を保護するためのポッティ
ング樹脂領域内に設ける。
【0014】上記のように構成した本発明によれば、屈
曲部において配線長が一番短くなる配線付近の少なくと
も1本の配線が、太い線幅のままで屈曲することなく配
置されるので、外部からの応力が集中的に加わりやすい
部分が強い剛性を有することになり、機械的応力や熱に
よる引っ張り応力が配線方向に生じたときの応力耐性が
向上する。また、本発明の他の特徴によれば、上記少な
くとも1本の配線の屈曲部が保護ポッティング樹脂領域
内に設けられるので、屈曲部が保護ポッティング樹脂に
より保護されて、外部からの応力に対する十分な耐性を
有することになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態による配線パ
ターンの一例を示す平面図である。この配線パターン
は、図2に示した配線パターン6が形成された領域の中
央部(A部)の構成を示している。本実施形態におい
て、ドライバIC3の複数の入力端子により第1の接続
端子群が構成され、液晶表示基板接続部4の複数の出力
端子により第2の接続端子群が構成される。
【0016】上述のように、図2のドライバIC3の端
子電極の大きさおよび横並びのピッチと、液晶表示基板
接続部4の端子電極の大きさおよび横並びのピッチとは
異なっているため、それぞれの側の配線パターンの幅と
並びのピッチPi ,Po も異なっている。このため、端
子電極から直に延びてくる相互の配線13,14どうし
が出会う接続領域では、一方のピッチから他方のピッチ
に変換するために屈曲部15の斜めの配線により相互の
配線13,14が接続される。
【0017】本実施形態においては、この屈曲部15に
おける配線パターンとして、ドライバIC3の長さ方向
に対する中央線10の付近を基準軸として左右対称的な
配線パターンとしている。さらに、この屈曲部15にお
いて斜めの配線長が一番短くなる最内側の左右2本の配
線11,11を、アウターリードの太い線幅dのままで
屈曲配線部分を設けず、アウターリードからインナーリ
ード付近まで直線的に配置している。
【0018】このように、最内側の配線11,11をア
ウターリードの線幅dのままでインナーリード付近まで
直線的に配置すると、インナーリード付近では複数の配
線13が等間隔に並ばなくなる。したがって、ドライバ
IC3上で端子電極が等間隔に並んでいる場合には、そ
れに合わせて不等間隔の配線13のピッチが等間隔とな
るように、配線13のピッチからドライバIC3の端子
電極のピッチに変換するための屈曲部(図示せず)を上
記屈曲部15とは別に設ける必要がある。
【0019】本実施形態では、このもう1つの屈曲部を
ドライバIC3の保護ポッティング樹脂領域内に設け
る。すなわち、図2のテープキャリアパッケージ1に示
されるように、フィルム2上にドライバIC3を固定す
るために、フィルム2に強度を持たせるための保護ポッ
ティング樹脂7がドライバIC3の周囲を縁取るように
設けられている。また、図3に示すように、テープキャ
リアパッケージ1においてドライバIC3が実装された
部分の裏側にも、保護ポッティング樹脂8が被着されて
いる。
【0020】そこで、上記最内側の配線11,11およ
びその周囲の配線のピッチを変換する屈曲部をこの保護
ポッティング樹脂7,8の領域内に設けることにより、
テープキャリアに外部から熱的または機械的な引っ張り
応力が加えられても、この屈曲部の配線は保護ポッティ
ング樹脂7,8により保護されるので、ここで断線する
ことは防止できる。
【0021】以上詳しく説明したように、本実施形態で
は、屈曲部15において左右対称の境界となる基準軸を
挟んで配置された最内側の左右2本の配線11,11
を、アウターリードの太い線幅dのままで屈曲を設け
ず、インナーリード付近まで直線的に配置しているの
で、配線パターン6上の他の配線と比べて、テープキャ
リアに対して外部から配線方向の引っ張り応力が生じた
ときの耐性を向上させることができる。
【0022】また、最内側の配線11,11に接する両
隣の配線12,12については、屈曲部15の領域内で
斜めの配線が設けられるが、この斜めの配線長は、従来
例である図4に示す非連続部44における斜めの配線長
よりも長くなっている。さらに、この配線12,12の
屈曲部15における斜めの配線は、これに隣接する配線
11,11の強い応力耐性の影響も受けて、外部から加
わる応力に対する耐性が向上する。
【0023】これにより、テープキャリアに対して外部
から機械的応力もしくは熱による応力が加わったとき
に、中央付近の配線にかかる集中的応力にも十分に対抗
することができるようになり、断線に対する信頼性の向
上を図ることができる。
【0024】また、本実施形態では、上記最内側の配線
11,11およびその周囲の配線をドライバIC3の端
子電極のピッチに合わせてピッチ変換するための屈曲部
を、保護ポッティング樹脂7,8の領域内に設けている
ので、この保護ポッティング樹脂7,8によって、外部
から加えられる応力に対する十分な耐性をこの屈曲部に
持たせることができる。
【0025】以下に、上記図1に示す配線パターンにつ
いて、引っ張り応力に対する配線の耐性を有限要素法に
より検証した結果を示す。検証モデルの構造は、ポリイ
ミドフィルム2をベースとしてその上に銅箔の配線パタ
ーン6が密着しているものとする。また、検証モデルに
対する拘束条件としては、図1の上部(プリント基板接
続部5側)においては引っ張り応力を加え、下部(液晶
表示基板接続部4側)においては縦方向の移動に対する
自由度のみを拘束するものである。
【0026】このような検証モデルにおいて、図1のよ
うに基準軸を挟んだ最内側の2本の配線11,11の配
線幅をアウターリード側とインナーリード側とで一貫し
て太くした場合には、太い配線11,11に隣接する配
線12,12の屈曲部分に集中応力が移動する。中央2
本の配線幅を太くしない図4のような通常の配線パター
ンで中央部44の配線にかかる集中応力の値を100と
すると、図1の配線12,12の屈曲部分にかかる集中
応力の値は52.46となり、半分程度に低下した。こ
れにより、テープキャリアに外部から加わる応力に対し
て、従来の約2倍の耐性を得ることができることが確認
された。
【0027】なお、上記実施形態では、基準軸に一番近
い最内側の2本の配線11,11を太い線幅のままで屈
曲配線部分を設けずに直線的に設けているが、必ずしも
2本である必要はなく、少なくとも1本そのような構造
の配線があれば良い。また、最内側の配線11,11に
隣接する配線12,12も含めて4本、あるいはそれ以
上の配線を上記配線11,11と同様に構成しても良
い。
【0028】また、上記実施形態では、図2に示すよう
に、ドライバIC3の出力側と液晶表示基板接続部4と
の間の配線パターン6について例示しているが、ドライ
バIC3の入力側とプリント基板接続部5との間の配線
パターンについても同様に本発明を適用することが可能
である。この場合は、ドライバIC3の複数の入力端子
により第1の接続端子群が構成され、プリント基板接続
部5の複数の出力端子により第2の接続端子群が構成さ
れる。
【0029】また、上記実施形態では、インナーリード
側の配線13のピッチからドライバIC3の端子電極の
ピッチに変換するための屈曲部を保護ポッティング樹脂
7,8の領域内に設けているが、ドライバIC3上で端
子電極が等間隔に並んでおらず、配線13のピッチをそ
のまま利用できるような場合には、必ずしもこの屈曲部
は設ける必要がない。
【0030】また、上記実施形態では、液晶表示装置の
テープキャリアに対して本発明を適用した例を示してい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、ノートパソコン等に用いられるマイクロプロセッサ
ユニットのテープキャリアに適用することも可能であ
る。また、絶縁性と可撓性とを併せ持つ薄いフィルム状
の表面に導電性の材料による配線パターンを形成した他
のFPC(Flexible Printed Circiuts )に本発明を適
用することも可能である。
【0031】また、上記最内側の配線11,11に隣接
する2本の配線12,12は、信号線として全く使用し
ないダミー配線としても良い。このように、図1に示す
屈曲部15の中で斜めの配線長が最も短くなる配線1
2,12をダミー配線とすることにより、仮にこの配線
12,12が外部応力の印加によって断線しても、半導
体装置を通常通り動作させることができ、万が一のとき
の保証を得ることができる。
【0032】なお、この配線12,12の位置に配線を
設けず、この部分が空白となるようにしても良いが、導
電粒子を利用してテープキャリアと液晶表示部のガラス
基板とを接着する場合には、ダミー配線を設けて各配線
の幅と並びのピッチを等間隔した方が、接着性を良好に
する上で好ましい。
【0033】本発明の様々な形態をまとめると、以下の
ようになる。 (1)第1の接続端子群と第2の接続端子群との間を接
続する複数の配線から成る配線パターンが基板上に形成
された配線パターンを有する半導体装置の支持基体にお
いて、上記複数の配線の屈曲部における配線長が一番短
くなる配線付近の少なくとも1本の配線を、上記第1の
接続端子群のピッチおよび上記第2の接続端子群のピッ
チのうちピッチが大きい方に対応する配線の配線幅のま
まで、上記第1の接続端子群と上記第2の接続端子群と
の間の基板上に配置したことを特徴とする配線パターン
を有する半導体装置の支持基体。
【0034】(2)第1の接続端子群と第2の接続端子
群との間を接続する複数の配線から成る配線パターンが
基板上に形成された配線パターンを有する半導体装置の
支持基体において、上記複数の配線の屈曲部における配
線長が一番短くなる配線付近の少なくとも1本の配線
を、上記第1の接続端子群と上記第2の接続端子群との
間に屈曲部を設けずに配置したことを特徴とする配線パ
ターンを有する半導体装置の支持基体。
【0035】(3)上記少なくとも1本の配線の屈曲部
を、上記第1の接続端子群を保護するためのポッティン
グ樹脂領域内に設けたことを特徴とする上記(1)また
は(2)に記載の配線パターンを有する半導体装置の支
持基体。 (4)上記少なくとも1本の配線に隣接する少なくとも
1本の他の配線をダミー配線としたことを特徴とする上
記(1)〜(3)の何れか1項に記載の配線パターンを
有する半導体装置の支持基体。 (5)上記半導体装置の支持基体は、上記第1の接続端
子群と上記第2の接続端子群との間を接続する複数の配
線から成る配線パターンがフィルム上に形成されたテー
プキャリアであることを特徴とする上記(1)〜(4)
の何れか1項に記載の配線パターンを有する半導体装置
の支持基体。
【0036】(6)第1の接続端子群のピッチと第2の
接続端子群のピッチとの相違により上記第1の接続端子
群と上記第2の接続端子群との間を接続する複数の配線
が途中の屈曲部で屈曲している配線パターンが基板上に
形成され、ある境界線を境として上記屈曲部における配
線の傾きが非連続となる配線パターンを有する半導体装
置の支持基体において、上記境界線付近の少なくとも1
本の配線を、上記第1の接続端子群のピッチおよび上記
第2の接続端子群のピッチのうちピッチが大きい方に対
応する配線の配線幅のままで、上記第1の接続端子群と
上記第2の接続端子群との間の基板上に配置したことを
特徴とする配線パターンを有する半導体装置の支持基
体。
【0037】(7)上記(1)または(2)に記載の支
持基体と、これに上記第1もしくは第2の接続端子群を
介して接続される液晶表示基板を有する液晶パネルとを
備えたことを特徴とする液晶表示装置。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述したように、複数の配線の
屈曲部における配線長が一番短くなる配線付近の少なく
とも1本の配線を、第1の接続端子群のピッチおよび第
2の接続端子群のピッチのうちピッチが大きい方に対応
する配線の配線幅のままで配置したので、外部からの応
力が集中的に加わりやすい部分に強い剛性を持たせるこ
とが可能となり、機械的応力や熱による引っ張り応力が
加えられたときの応力耐性を向上させることができる。
これにより、外部からの応力に起因した断線の発生を抑
止することができる。
【0039】また、本発明の他の特徴によれば、上記少
なくとも1本の配線の屈曲した配線パターンを、第1の
接続端子群を保護するためのポッティング樹脂領域内に
設けたので、保護ポッティング樹脂によって、外部から
の応力に対する十分な耐性をこの屈曲部に持たせること
ができ、強い剛性を有する上記少なくとも1本の配線に
対して屈曲配線パターンを設ける場合にも、その屈曲部
の応力耐性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による配線パターンの一例を示す平
面図である。
【図2】テープキャリアパッケージの全体の構成を示す
平面図である。
【図3】テープキャリアパッケージの全体の構成を示す
裏面図である。
【図4】従来の配線パターンの一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 テープキャリアパッケージ 2 ポリイミドフィルム 3 ドライバIC 4 液晶表示基板接続部 5 プリント基板接続部 6 配線パターン 7,8 保護ポッティング樹脂 11 最内側の配線 12 最内側の配線に隣接する配線 13 ドライバIC側(インナーリード側)の配線 14 液晶表示基板側(アウターリード側)の配線 15 屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA49 GA50 GA51 GA57 GA60 GA61 HA25 JA24 NA15 NA25 NA28 NA29 PA05 5E338 AA01 AA12 BB75 CC01 CD13 CD14 EE27 5F044 MM03 MM28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続端子群と第2の接続端子群と
    の間を接続する複数の配線から成る配線パターンが基板
    上に形成された配線パターンを有する半導体装置の支持
    基体において、 上記複数の配線の屈曲部における配線長が一番短くなる
    配線付近の少なくとも1本の配線を、上記第1の接続端
    子群のピッチおよび上記第2の接続端子群のピッチのう
    ちピッチが大きい方に対応する配線の配線幅のままで、
    上記第1の接続端子群と上記第2の接続端子群との間の
    基板上に配置したことを特徴とする配線パターンを有す
    る半導体装置の支持基体。
  2. 【請求項2】 第1の接続端子群と第2の接続端子群と
    の間を接続する複数の配線から成る配線パターンが基板
    上に形成された配線パターンを有する半導体装置の支持
    基体において、 上記複数の配線の屈曲部における配線長が一番短くなる
    配線付近の少なくとも1本の配線を、上記第1の接続端
    子群と上記第2の接続端子群との間に屈曲部を設けずに
    配置したことを特徴とする配線パターンを有する半導体
    装置の支持基体。
  3. 【請求項3】 上記少なくとも1本の配線に隣接する少
    なくとも1本の他の配線をダミー配線としたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の配線パターンを有する
    半導体装置の支持基体。
  4. 【請求項4】 第1の接続端子群のピッチと第2の接続
    端子群のピッチとの相違により上記第1の接続端子群と
    上記第2の接続端子群との間を接続する複数の配線が途
    中の屈曲部で屈曲している配線パターンが基板上に形成
    され、ある境界線を境として上記屈曲部における配線の
    傾きが非連続となる配線パターンを有する半導体装置の
    支持基体において、 上記境界線付近の少なくとも1本の配線を、上記第1の
    接続端子群のピッチおよび上記第2の接続端子群のピッ
    チのうちピッチが大きい方に対応する配線の配線幅のま
    まで、上記第1の接続端子群と上記第2の接続端子群と
    の間の基板上に配置したことを特徴とする配線パターン
    を有する半導体装置の支持基体。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の支持基体と、
    これに上記第1もしくは第2の接続端子群を介して接続
    される液晶表示基板を有する液晶パネルとを備えたこと
    を特徴とする液晶表示装置。
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