JP2001135152A - 熱融着性電線、熱融着性テープおよび熱融着性シート - Google Patents

熱融着性電線、熱融着性テープおよび熱融着性シート

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JP2001135152A
JP2001135152A JP31101599A JP31101599A JP2001135152A JP 2001135152 A JP2001135152 A JP 2001135152A JP 31101599 A JP31101599 A JP 31101599A JP 31101599 A JP31101599 A JP 31101599A JP 2001135152 A JP2001135152 A JP 2001135152A
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resin
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polyolefin resin
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Asanori Inagaki
朝律 稲垣
Kazuo Iura
一雄 井浦
Shinya Nishikawa
信也 西川
Kiyoaki Moriuchi
清晃 森内
Hiroshi Hayami
宏 早味
Akira Nishimura
昭 西村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極性の高いポリ塩化ビニルや極性の低いポリ
オレフィン等、極性の高低にかかわらず接着可能な接着
層を有する熱融着性電線を提供する。 【解決手段】 熱融着性電線1は芯線部2の外周を被覆
するPVC樹脂層3を有する絶縁電線の外周に、接着層
4を備える。接着層4はカルボキシル基もしくは酸無水
物を含有した第1のポリオレフィン樹脂を0.1〜50
重量部、ポリアミド樹脂を10〜90重量部、エチレン
と、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極性αオレ
フィンが20重量%以下の第2のポリオレフィン樹脂を
80重量部以下をそれぞれ含有し、前記第1のポリオレ
フィン樹脂と前記第2のポリオレフィン樹脂と前記ポリ
アミド樹脂との合計が100重量部となるように混合し
て得られると共に、そのメルトインデックスが5〜50
0未満である樹脂組成物により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極性の高いポリ塩
化ビニル(PVC)や極性の低いポリオレフィン等、極
性の高低にかかわらず接着可能な接着層を有する熱融着
性電線、熱融着性テープおよび熱融着性シートに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、端末にコネクタ等が取り付けられ
た多数の電線を束ねた状態で配線するワイヤーハーネス
があり、それらに使用される電線の絶縁用の被覆材とし
てはPVC樹脂やオレフィン樹脂が使用されていた。
【0003】そして、それら電線の大半はPVC樹脂を
被覆材として有するPVC電線であるため、それら電線
を束ねたり平行に配線する場合、結束したり保護したり
するためのテープやシートもPVCが多く使用されてい
た。また、それら電線を接着するための接着剤(もしく
は接着層)もPVC同士が接着するようなオレフィン系
の共重合体が大半を占めていた。
【0004】また、平行に配列した電線同士に熱を加え
て接着させた熱融着電線を製造する場合、電線の絶縁
体、即ち被覆層がPVC同士の場合、THF(テトラヒ
ドロフラン)やその他の溶剤となる接着剤を使用して製
造しており、電線の絶縁体がオレフィン同士の場合であ
っても同様にオレフィン樹脂に適した溶剤となる接着剤
を使用して製造していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今、タイ
オキシン発生の一要因としてのPVC樹脂の塩素削減が
問題となる中、脱PVC電線の材料も多数開発され、オ
レフィン樹脂を被覆材として有するオレフィン電線とP
VC電線との比率が逆転する可能性がでてきた。
【0006】そして、PVC樹脂とオレフィン樹脂とで
はお互いに混ざらない材料の組み合わせであり、従来の
テープやシートに使用されていた接着剤(もしくは接着
層)では、双方に接着しないという問題がある。
【0007】また、前記熱融着電線の製造に際して、P
VC電線とオレフィン電線とが混在している場合、前述
のような従来の接着剤(もしくは接着層)ではいずれか
一方の種類の電線のみが相互に接着し、他方の種類の電
線が接着しないという問題が生じる。
【0008】そこで、本発明の課題は、極性の高いポリ
塩化ビニルや極性の低いポリオレフィン等、極性の高低
にかかわらず接着可能な接着層を有する熱融着性電線、
熱融着性テープおよび熱融着性シートを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの熱融着性電線の技術的手段は、絶縁電線の外周に、
カルボキシル基もしくは酸無水物を含有した第1のポリ
オレフィン樹脂を0.1〜50重量部、ポリアミド樹脂
を10〜90重量部、エチレンと、非極性αオレフィン
の共重合体あるいは極性αオレフィンが20重量%以下
の第2のポリオレフィン樹脂を80重量部以下をそれぞ
れ含有し、前記第1のポリオレフィン樹脂と前記第2の
ポリオレフィン樹脂と前記ポリアミド樹脂との合計が1
00重量部となるように混合して得られると共に、その
メルトインデックスが5〜500未満である樹脂組成物
の外層を備えてなる点にある。
【0010】また、上記の課題を解決するための熱融着
性テープの技術的手段は、カルボキシル基もしくは酸無
水物を含有した第1のポリオレフィン樹脂を0.1〜5
0重量部、ポリアミド樹脂を10〜90重量部、エチレ
ンと、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極性αオ
レフィンが20重量%以下の第2のポリオレフィン樹脂
を80重量部以下をそれぞれ含有し、前記第1のポリオ
レフィン樹脂と前記第2のポリオレフィン樹脂と前記ポ
リアミド樹脂との合計が100重量部となるように混合
して得られると共に、そのメルトインデックスが5〜5
00未満である樹脂組成物の接着層を備えてなる点にあ
る。
【0011】さらに、上記の課題を解決するための熱融
着性シートの技術的手段は、カルボキシル基もしくは酸
無水物を含有した第1のポリオレフィン樹脂を0.1〜
50重量部、ポリアミド樹脂を10〜90重量部、エチ
レンと、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極性α
オレフィンが20重量%以下の第2のポリオレフィン樹
脂を80重量部以下をそれぞれ含有し、前記第1のポリ
オレフィン樹脂と前記第2のポリオレフィン樹脂と前記
ポリアミド樹脂との合計が100重量部となるように混
合して得られると共に、そのメルトインデックスが5〜
500未満である樹脂組成物の接着層を備えてなる点に
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる熱融着性電
線の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1におい
て、1は熱融着性電線で、中心部に配置された導体から
なる芯線部2と、芯線部2の外周を被覆する絶縁層とし
てのPVC樹脂層3とを備え、また、PVC樹脂層3の
外周には外層としての接着層4が備えられている。
【0013】そして、この接着層4は、カルボキシル基
もしくは酸無水物を含有した第1のポリオレフィン樹脂
の混合量をXとし、ポリアミド樹脂の混合量をYとし、
エチレンと、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極
性αオレフィンが20重量%以下の第2のポリオレフィ
ン樹脂の混合量をZとした場合、第1のポリオレフィン
樹脂を0.1重量部≦X≦50重量部と、ポリアミド樹
脂を10重量部≦Y≦90重量部と、第2のポリオレフ
ィン樹脂を0重量部<Z≦80重量部をそれぞれ含有
し、かつX+Y+Z=100重量部となるように混合し
て得られる樹脂組成物であって、そのメルトインデック
スが5〜500未満である樹脂組成物によって形成され
ている。
【0014】また、図2も同様の熱融着性電線11を示
しており、中心部に配置された導体からなる芯線部12
と、芯線部12の外周を被覆する絶縁層としてのポリエ
チレン(PE)等からなるオレフィン樹脂層13とを備
え、そして、オレフィン樹脂層13の外周には熱融着性
電線1と同様、外層としての接着層14が備えられてい
る。
【0015】そして、この接着層14は、前記接着層4
と同様、カルボキシル基もしくは酸無水物を含有した第
1のポリオレフィン樹脂の混合量をXとし、ポリアミド
樹脂の混合量をYとし、エチレンと、非極性αオレフィ
ンの共重合体あるいは極性αオレフィンが20重量%以
下の第2のポリオレフィン樹脂の混合量をZとした場
合、第1のポリオレフィン樹脂を0.1重量部≦X≦5
0重量部と、ポリアミド樹脂を10重量部≦Y≦90重
量部と、第2のポリオレフィン樹脂を0重量部<Z≦8
0重量部をそれぞれ含有し、かつX+Y+Z=100重
量部となるように混合して得られる樹脂組成物であっ
て、そのメルトインデックスが5〜500未満である樹
脂組成物によって形成されている。
【0016】ところで、前記各接着層4、14における
成分の極性の高い接着剤としての前記ポリアミド樹脂
は、極性の高いPVC樹脂に対して良く接着し、また、
極性の低い接着剤としての前記第2のポリオレフィン樹
脂(例えば低密度PE)は、極性の高いオレフィン樹脂
に対して良く接着する。
【0017】そして、ポリアミド樹脂と第2のポリオレ
フィン樹脂とを単純混合するだけでは相溶しないため、
前記第1のポリオレフィン樹脂(例えば無水マレイン酸
変性EEA(エチレンエチルアクリレート))を用いて
ポリアミド樹脂と第1のポリオレフィン樹脂とを反応さ
せてできた材料を相溶化剤として用い、ポリアミド樹脂
と第2のポリオレフィン樹脂とを混合すると、極性の大
きく離れたPVCやオレフィンでも良好に接着できる上
記樹脂組成物ができる。
【0018】そして、各熱融着性電線1、11を平行に
配列した状態で従来同様、熱を加えて溶融接着させれ
ば、図3に示される如く、平行に配列された状態で熱融
着された熱融着電線15が得られる。
【0019】また、接着層4、14を有しない従来のP
VC樹脂層3やオレフィン樹脂層13を有する従来電線
17間に熱融着性電線1、11を介在させて平行に配列
した状態で従来同様、熱を加えて溶融接着させても、図
4に示される如く、平行に配列された状態で熱融着され
た熱融着電線19が得られる。
【0020】以上のように、熱融着性電線1、11は、
極性の高いPVCや極性の低いポリオレフィン等、極性
の高低にかかわらず接着可能な接着層4、14を有して
いるため、絶縁被覆層がPVC樹脂層3やオレフィン樹
脂層13の電線1、11、17が混在した場合であって
も良好に密着した接着状態が得られ、容易に熱融着電線
15、19が製造できるという利点がある。
【0021】図5は本発明にかかる熱融着性テープ21
の使用例を示しており、熱融着性テープ21は、PVC
樹脂やPE等からなるテープ基材22の一側面に接着層
23を備えた構成とされている。
【0022】そして、接着層23は、前記接着層4と同
様、カルボキシル基もしくは酸無水物を含有した第1の
ポリオレフィン樹脂の混合量をXとし、ポリアミド樹脂
の混合量をYとし、エチレンと、非極性αオレフィンの
共重合体あるいは極性αオレフィンが20重量%以下の
第2のポリオレフィン樹脂の混合量をZとした場合、第
1のポリオレフィン樹脂を0.1重量部≦X≦50重量
部と、ポリアミド樹脂を10重量部≦Y≦90重量部
と、第2のポリオレフィン樹脂を0重量部<Z≦80重
量部をそれぞれ含有し、かつX+Y+Z=100重量部
となるように混合して得られる樹脂組成物であって、そ
のメルトインデックスが5〜500未満である樹脂組成
物によって形成されている。
【0023】そして、外層としてPVC樹脂層3やオレ
フィン樹脂層13を有する従来電線17の複数を束ね
て、図5に示される如く、熱融着性テープ21で螺旋状
にテープ巻きし加熱すれば、電線17外層の材質がPV
C樹脂層3やオレフィン樹脂層13にかかわらず接着層
23によって溶融接着された状態が得られる。
【0024】ここに、極性の高いPVCや極性の低いポ
リオレフィン等、極性の高低にかかわらず接着可能な接
着層23を有しているため、絶縁被覆層がPVC樹脂層
3やオレフィン樹脂層13の電線17が混在した場合で
あっても良好に密着した接着状態が得られ、容易にワイ
ヤーハーネスが製造できるという利点がある。
【0025】図6および図7は本発明にかかる熱融着性
シート31の使用例を示しており、熱融着性シート31
は、PVC樹脂やPE等からなるシート基材32の一側
面に接着層33を備えた構成とされている。
【0026】そして、接着層33は、前記接着層4と同
様、カルボキシル基もしくは酸無水物を含有した第1の
ポリオレフィン樹脂の混合量をXとし、ポリアミド樹脂
の混合量をYとし、エチレンと、非極性αオレフィンの
共重合体あるいは極性αオレフィンが20重量%以下の
第2のポリオレフィン樹脂の混合量をZとした場合、第
1のポリオレフィン樹脂を0.1重量部≦X≦50重量
部と、ポリアミド樹脂を10重量部≦Y≦90重量部
と、第2のポリオレフィン樹脂を0重量部<Z≦80重
量部をそれぞれ含有し、かつX+Y+Z=100重量部
となるように混合して得られる樹脂組成物であって、そ
のメルトインデックスが5〜500未満である樹脂組成
物によって形成されている。
【0027】そして、外層としてPVC樹脂層3やオレ
フィン樹脂層13を有する従来電線17を図6に示され
る如く、平行に配列した状態でその両側より熱融着性シ
ート31を加熱圧着すれば、電線17外層の材質がPV
C樹脂層3やオレフィン樹脂層13にかかわらず接着層
33によって溶融接着された状態が得られる。
【0028】ここに、極性の高いPVCや極性の低いポ
リオレフィン等、極性の高低にかかわらず接着可能な接
着層33を有しているため、絶縁被覆層がPVC樹脂層
3やオレフィン樹脂層13の電線17が混在した場合で
あっても良好に密着した接着状態が得られ、容易にワイ
ヤーハーネスが製造できるという利点がある。
【0029】また、図7に示されるように、各電線17
の外径が異なる場合には一側面側より熱融着性シート3
1で接着すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の熱融着性電線、
熱融着性テープおよび熱融着性シートによれば、カルボ
キシル基もしくは酸無水物を含有した第1のポリオレフ
ィン樹脂を0.1〜50重量部、ポリアミド樹脂を10
〜90重量部、エチレンと、非極性αオレフィンの共重
合体あるいは極性αオレフィンが20重量%以下の第2
のポリオレフィン樹脂を80重量部以下をそれぞれ含有
し、前記第1のポリオレフィン樹脂と前記第2のポリオ
レフィン樹脂と前記ポリアミド樹脂との合計が100重
量部となるように混合して得られると共に、そのメルト
インデックスが5〜500未満である樹脂組成物の外層
や接着層を備えてなるものであり、極性の高いポリ塩化
ビニルや極性の低いポリオレフィン等、極性の高低にか
かわらず良好に接着できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる熱融着性電線の第1の実施形態
を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる熱融着性電線の第2の実施形態
を示す断面図である。
【図3】熱融着電線の一例を示す断面図である。
【図4】熱融着電線の一例を示す断面図である。
【図5】本発明にかかる熱融着性テープの使用例を示す
斜視図である。
【図6】本発明にかかる熱融着性シートの使用例を示す
断面図である。
【図7】本発明にかかる熱融着性シートの使用例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 熱融着性電線 2 芯線部 3 PVC樹脂層 4 接着層 11 熱融着性電線 12 芯線部 13 オレフィン樹脂層 14 接着層 15 熱融着電線 17 従来電線 19 熱融着電線 21 熱融着性テープ 22 テープ基材 23 接着層 31 熱融着性シート 32 シート基材 33 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/26 C08L 23/26 77/00 77/00 C09D 123/00 C09D 123/00 123/04 123/04 177/00 177/00 C09J 7/02 C09J 7/02 Z (72)発明者 井浦 一雄 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 西川 信也 大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電 気工業株式会社内 (72)発明者 森内 清晃 大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電 気工業株式会社内 (72)発明者 早味 宏 大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電 気工業株式会社内 (72)発明者 西村 昭 大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電 気工業株式会社内 Fターム(参考) 4F071 AA14 AA14X AA15 AA15X AA18 AA28X AA54 AA88 AF43 AF58 AH12 BC01 BC02 4J002 BB05X BB15X BB213 CL00W GF00 GJ00 GQ01 4J004 AA02 AA07 AA10 AA16 AB03 CA04 CA05 CB03 CC02 FA05 FA08 4J038 CB001 CB002 CB041 CB042 DH001 DH002 GA06 PA19 PB09 PC02 5G309 AA02 AA10 HA03 LA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁電線の外周に、 カルボキシル基もしくは酸無水物を含有した第1のポリ
    オレフィン樹脂を0.1〜50重量部、 ポリアミド樹脂を10〜90重量部、 エチレンと、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極
    性αオレフィンが20重量%以下の第2のポリオレフィ
    ン樹脂を80重量部以下をそれぞれ含有し、 前記第1のポリオレフィン樹脂と前記第2のポリオレフ
    ィン樹脂と前記ポリアミド樹脂との合計が100重量部
    となるように混合して得られると共に、そのメルトイン
    デックスが5〜500未満である樹脂組成物の外層を備
    えてなることを特徴とする熱融着性電線。
  2. 【請求項2】 カルボキシル基もしくは酸無水物を含有
    した第1のポリオレフィン樹脂を0.1〜50重量部、 ポリアミド樹脂を10〜90重量部、 エチレンと、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極
    性αオレフィンが20重量%以下の第2のポリオレフィ
    ン樹脂を80重量部以下をそれぞれ含有し、 前記第1のポリオレフィン樹脂と前記第2のポリオレフ
    ィン樹脂と前記ポリアミド樹脂との合計が100重量部
    となるように混合して得られると共に、そのメルトイン
    デックスが5〜500未満である樹脂組成物の接着層を
    備えてなることを特徴とする熱融着性テープ。
  3. 【請求項3】 カルボキシル基もしくは酸無水物を含有
    した第1のポリオレフィン樹脂を0.1〜50重量部、 ポリアミド樹脂を10〜90重量部、 エチレンと、非極性αオレフィンの共重合体あるいは極
    性αオレフィンが20重量%以下の第2のポリオレフィ
    ン樹脂を80重量部以下をそれぞれ含有し、 前記第1のポリオレフィン樹脂と前記第2のポリオレフ
    ィン樹脂と前記ポリアミド樹脂との合計が100重量部
    となるように混合して得られると共に、そのメルトイン
    デックスが5〜500未満である樹脂組成物の接着層を
    備えてなることを特徴とする熱融着性シート。
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