JP2001134399A - プリンタ選択方法、プリンタ選択装置及び記憶媒体 - Google Patents

プリンタ選択方法、プリンタ選択装置及び記憶媒体

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JP2001134399A
JP2001134399A JP31436399A JP31436399A JP2001134399A JP 2001134399 A JP2001134399 A JP 2001134399A JP 31436399 A JP31436399 A JP 31436399A JP 31436399 A JP31436399 A JP 31436399A JP 2001134399 A JP2001134399 A JP 2001134399A
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Toshio Shirasawa
寿夫 白沢
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のプリンタ群を備える状況下に、ユー
ザーが印刷しようとしている編集文書データを最適のプ
リンタに出力することができるプリンタ選択方法、プリ
ンタ選択装置及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 編集文書データ固有の出力プリンタ情報
を少なくとも含む各種情報から構成されるプリンタ管理
情報を記憶したプリンタ管理情報記憶手段18から編集
文書データに応じたプリンタ管理情報を検索し、そのプ
リンタ管理情報がプリンタ管理情報記憶手段18に存在
しない場合には編集文書データに応じて新規に生成した
プリンタ管理情報を、また、そのプリンタ管理情報がプ
リンタ管理情報記憶手段18に存在する場合にはそのプ
リンタ管理情報を参照して編集文書データを出力する所
定のプリンタを決定する。これにより、ユーザーが印刷
しようとしている編集文書データを最適のプリンタに出
力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のプリンタ
群中から所定のプリンタを選択して編集文書データに基
づいた印刷を実行させるためのプリンタ選択方法、プリ
ンタ選択装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のオフィス環境においては、性能
(印刷可能な用紙サイズ等)や印刷方式等の異なる複数
台のプリンタをネットワーク経由で共有して利用する形
態が常識化しつつある。このように複数台のプリンタを
ネットワーク経由で共有しているような場合、ユーザ
は、各プリンタの性能を把握し、印刷データに合わせて
出力するプリンタを決定することになる。たとえば、印
刷速度が速い白黒のレーザプリンタなどは印刷内容が白
黒のページで多数ページを印字する場合に適しており、
また、デザインプルーフの目的で印字する場合にはプリ
ンタの色再現域が印字ファイルの色域より広くかつ色再
現精度の良いカラープリンタが適しており、ユーザは目
的に合ったプリンタを選択することになる。
【0003】しかしながら、このように目的に合ったプ
リンタを決定することは、ユーザにとって非常に煩わし
く、作業が煩雑になっていた。また、プリンタを使用す
るユーザは、これから印刷しようとするページがどのプ
リンタを使って打ち出すことが、印字速度、印字画質、
印字コスト等の点で最適なのかを理解していない場合が
多い。このため、印刷しようとするデータにとって最適
でないプリンタを選択してしまうことも多かった。
【0004】このような問題を解決すべく、特開平5-22
4841号公報には、ホスト計算機側で印刷データに属性識
別データを付加して送信し、この印刷データを受け取る
プリンタあるいはプリンタ分岐装置において属性識別デ
ータを判定して属性に合ったプリンタを決定するように
したものが開示されている。
【0005】また、特開平6-149501号公報には、ホスト
コンピュータ側において印刷データに付加されてプリン
タ制御装置に送信された印刷制御データあるいはプリン
タ制御装置が印刷データをスプールする際に書き加える
属性値に適合するプリンタを予めプリンタ制御装置内に
プリンタ選択条件として用意し、このプリンタ選択条件
に基づいて印刷制御データあるいは属性値に適合するプ
リンタを決定するようにしたものが開示されている。
【0006】さらに、特開平6-143755号公報には、コン
ピュータが印刷データを受け取って印刷を開始する際
に、画質等の仕様情報を各プリンタから受信する受信手
段と、受信した仕様情報と印刷データの内容とを比較し
て1台の最適なプリンタを選択する選択手段と、選択さ
れたプリンタに印刷データを送信する送信手段とを持つ
ようにしたものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来のプリンタ選択方法においては、プリンタを選
択するために静的な条件を用いており、アドホックなネ
ットワーク環境に十分に対応できるようなものではなか
った。例えば、プリンタの稼動状況(電源が入っていな
い、或いは、エラーが発生など)により、ネットワーク
内で使用可能なプリンタの候補が時々刻々変動するよう
なネットワークシステム環境を考えた場合、特開平6-14
9501号公報に開示された方式ではプリンタ選択条件が固
定なので対応できないし、特開平5-224841号公報に開示
された属性識別データを判定する方式ではその方式自体
を変更しない限りは対応できない。つまり、選択された
プリンタが電源が入っていない等の印刷不可能な状態に
ある場合には、出力ができないという問題がある。
【0008】また、近年においては、コンピュータやプ
リンタの高性能化に伴って、複雑なカラー原稿やカラー
文書を印刷する機会も増えてきている。こうしたカラー
原稿等の印刷では、プリンタの選択基準は用紙サイズと
いった単純な機能だけで決めることはできなくなってお
り、画質のような定量化が困難な要素も考慮してプリン
タを選択することになる。したがって、特開平6-143755
号公報に開示されたような画質を基準にしてプリンタを
選択する方式では、文書の内容によっても最適なプリン
タが異なってくるため、同じ文書であっても少し編集処
理を行っただけで選択されるプリンタが変わってしま
い、ユーザーが戸惑ってしまうという問題がある。
【0009】本発明の目的は、ユーザーが印刷しようと
している編集文書データを最適のプリンタに出力するこ
とができるプリンタ選択方法、プリンタ選択装置及び記
憶媒体を提供することである。
【0010】本発明の目的は、ユーザーが編集文書デー
タを最初に印刷する場合であっても、ユーザーの期待通
りのプリンタに出力することができるプリンタ選択方
法、プリンタ選択装置及び記憶媒体を提供することであ
る。
【0011】本発明の目的は、ネットワーク環境に属す
るプリンタの稼動状況が変化する場合でも、ユーザーが
編集文書データを最適のプリンタに出力することができ
るプリンタ選択方法、プリンタ選択装置及び記憶媒体を
提供することである。
【0012】本発明の目的は、特性の異なる複数のプリ
ンタが存在する環境でユーザーが特性の異なる種々の編
集文書データを印刷する場合に、編集文書データ毎にユ
ーザーの期待通りのプリンタに出力することができるプ
リンタ選択方法、プリンタ選択装置及び記憶媒体を提供
することである。
【0013】本発明の目的は、ユーザーが同じ編集文書
データを複数回印刷する場合に、できる限り同一のプリ
ンタに出力することができるプリンタ選択方法、プリン
タ選択装置及び記憶媒体を提供することである。
【0014】本発明の目的は、ユーザーが同じ編集文書
データを再印刷する時に、標準のプリンタが使用できな
いような場合であっても、できる限り出力特性が似てい
るプリンタに出力することができるプリンタ選択方法、
プリンタ選択装置及び記憶媒体を提供することである。
【0015】本発明の目的は、特性の異なる複数のプリ
ンタが存在する環境で、ユーザーが同一の編集文書デー
タを繰り返し印刷する場合に、なるべく同一のプリンタ
に迅速に出力することができるプリンタ選択方法、プリ
ンタ選択装置及び記憶媒体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のプ
リンタ選択方法は、複数台のプリンタ群中から所定のプ
リンタを選択して編集文書データに基づいた印刷を実行
させるプリンタ選択方法において、前記編集文書データ
固有の出力プリンタ情報を少なくとも含む各種情報から
構成されるプリンタ管理情報を記憶したプリンタ管理情
報記憶手段から前記編集文書データに応じた前記プリン
タ管理情報を検索する情報検索過程と、前記編集文書デ
ータに応じた前記プリンタ管理情報が前記プリンタ管理
情報記憶手段に存在しない場合に、前記編集文書データ
に応じた前記プリンタ管理情報を新規に生成して前記プ
リンタ管理情報記憶手段に記憶する新規管理情報記憶過
程と、検索された前記プリンタ管理情報、または、新規
に生成された前記プリンタ管理情報を参照して前記編集
文書データを出力する所定の前記プリンタを決定する出
力プリンタ決定過程と、を含んでなる。
【0017】したがって、ユーザーが印刷しようとして
いる編集文書データを、最適のプリンタに出力すること
が可能になる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタ選択方法において、前記新規管理情報記憶過程
は、前記編集文書データを印刷するための印刷条件の設
定を受け付ける印刷条件設定過程と、設定された前記印
刷条件に基づいて前記プリンタ管理情報を新規に生成す
る新規管理情報生成過程と、を含んでなる。
【0019】したがって、ユーザーが編集文書データを
最初に印刷する場合であっても、ユーザーの期待通りの
プリンタに出力することが可能になる。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のプリンタ選択方法において、前記出力プリンタ決
定過程は、印刷可能な状態にある前記プリンタのみを抽
出する稼動プリンタ抽出過程を含んでなる。
【0021】したがって、ネットワーク環境に属するプ
リンタの稼動状況が変化する場合でも、ユーザーが編集
文書データを最適のプリンタに出力することが可能にな
る。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項2記載のプ
リンタ選択方法において、前記印刷条件は印刷品質と印
刷時間と印刷コストとのうち少なくとも一つ以上の属性
に関し、前記出力プリンタ決定過程は、前記各プリンタ
の有する前記属性に係る値を前記編集文書データに基づ
いて推定する属性値推定過程と、この属性値推定過程に
よって推定された前記各プリンタの前記属性の値と前記
印刷条件設定過程によって設定された前記属性に関する
前記印刷条件の値とを比較して前記印刷条件を満たす前
記プリンタを抽出する属性値比較過程と、を含んでな
る。
【0023】したがって、特性の異なる複数のプリンタ
が存在する環境でユーザーが特性の異なる種々の編集文
書データを印刷する場合に、編集文書データ毎にユーザ
ーの期待通りのプリンタに出力することが可能になる。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項4記載のプ
リンタ選択方法において、前記属性値比較過程によって
抽出された前記プリンタを含む一の前記プリンタ管理情
報の選択を受け付けるプリンタ選択過程と、このプリン
タ選択過程によって選択された一の前記プリンタ管理情
報を前記編集文書データ固有の前記プリンタ管理情報と
して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶させる選択プ
リンタ管理情報記憶過程と、を含んでなる。
【0025】したがって、ユーザーが同じ編集文書デー
タを複数回印刷する場合に、できる限り同一のプリンタ
に出力することが可能になる。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項4記載のプ
リンタ選択方法において、前記属性値比較過程で比較さ
れた推定属性値と条件属性値との適合度を示す適性値を
前記プリンタ管理情報毎に算出する適性値算出過程と、
この適性値算出過程で算出された前記適性値に基づいて
前記プリンタ管理情報毎の優先順位を決定する優先順位
決定過程と、を含んでなる。
【0027】したがって、特性の異なる複数のプリンタ
が存在する環境でユーザーが特性の異なる種々の編集文
書データを印刷する場合に、編集文書データ毎にユーザ
ーの期待通りのプリンタに迅速に出力することが可能に
なる。
【0028】請求項7記載の発明のプリンタ選択装置
は、複数台のプリンタ群中から所定のプリンタを選択し
て編集文書データに基づいた印刷を実行させるプリンタ
選択装置において、前記編集文書データ固有の出力プリ
ンタ情報を少なくとも含む各種情報から構成されるプリ
ンタ管理情報を記憶するプリンタ管理情報記憶手段と、
このプリンタ管理情報記憶手段に前記編集文書データに
応じた前記プリンタ管理情報が記憶されているか否かを
判断するプリンタ管理情報有無判断手段と、このプリン
タ管理情報有無判断手段によって前記編集文書データに
応じた前記プリンタ管理情報が前記プリンタ管理情報記
憶手段に記憶されていないと判断された場合、前記編集
文書データに応じた前記プリンタ管理情報を新規に生成
して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶する新規管理
情報記憶手段と、前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶
されていた前記プリンタ管理情報、または、新規に生成
された前記プリンタ管理情報を参照して前記編集文書デ
ータを出力する所定の前記プリンタを決定する出力プリ
ンタ決定手段と、を備える。
【0029】したがって、ユーザーが印刷しようとして
いる編集文書データを最適のプリンタに出力することが
可能になる。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項7記載のプ
リンタ選択装置において、新規管理情報記憶手段は、前
記編集文書データを印刷するための印刷条件の設定を受
け付ける印刷条件設定手段と、設定された前記印刷条件
に基づいて前記プリンタ管理情報を新規に生成する新規
管理情報生成手段と、を備える。
【0031】したがって、ユーザーが編集文書データを
最初に印刷する場合であっても、ユーザーの期待通りの
プリンタに出力することが可能になる。
【0032】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載のプリンタ選択装置において、前記出力プリンタ決
定手段は、印刷可能な状態にある前記プリンタのみを抽
出する稼動プリンタ抽出手段を備える。
【0033】したがって、ネットワーク環境に属するプ
リンタの稼動状況が変化する場合でも、ユーザーが編集
文書データを最適のプリンタに出力することが可能にな
る。
【0034】請求項10記載の発明の記憶媒体は、複数
台のプリンタ群中から所定のプリンタを選択して編集文
書データに基づいた印刷を実行させることをコンピュー
タに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラ
ムを記憶している記憶媒体であって、前記プログラム
は、前記編集文書データ固有の出力プリンタ情報を少な
くとも含む各種情報から構成されるプリンタ管理情報を
記憶したプリンタ管理情報記憶手段から前記編集文書デ
ータに応じた前記プリンタ管理情報を検索する情報検索
過程と、前記編集文書データに応じた前記プリンタ管理
情報が前記プリンタ管理情報記憶手段に存在しない場合
に、前記編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報
を新規に生成して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶
する新規管理情報記憶過程と、検索された前記プリンタ
管理情報、または、新規に生成された前記プリンタ管理
情報を参照して前記編集文書データを出力する所定の前
記プリンタを決定する出力プリンタ決定過程と、を前記
コンピュータに実行させる。
【0035】したがって、ユーザーが印刷しようとして
いる編集文書データを最適のプリンタに出力することが
可能になる。
【0036】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の記憶媒体において、前記新規管理情報記憶過程は、前
記編集文書データを印刷するための印刷条件の設定を受
け付ける印刷条件設定過程と、設定された前記印刷条件
に基づいて前記プリンタ管理情報を新規に生成する新規
管理情報生成過程と、を前記コンピュータに実行させ
る。
【0037】したがって、ユーザーが編集文書データを
最初に印刷する場合であっても、ユーザーの期待通りの
プリンタに出力することが可能になる。
【0038】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の記憶媒体において、前記印刷条件は印刷品質と印刷時
間と印刷コストとのうち少なくとも一つ以上の属性に関
し、前記出力プリンタ決定過程は、前記各プリンタの有
する前記属性に係る値を前記編集文書データに基づいて
推定する属性値推定過程と、この属性値推定過程によっ
て推定された前記各プリンタの前記属性の値と前記印刷
条件設定過程によって設定された前記属性に関する前記
印刷条件の値とを比較して前記印刷条件を満たす前記プ
リンタを抽出する属性値比較過程と、を前記コンピュー
タに実行させる。
【0039】したがって、特性の異なる複数のプリンタ
が存在する環境でユーザーが特性の異なる種々の編集文
書データを印刷する場合に、編集文書データ毎にユーザ
ーの期待通りのプリンタに出力することが可能になる。
【0040】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の記憶媒体において、前記属性値比較過程によって抽出
された前記プリンタを含む一の前記プリンタ管理情報の
選択を受け付けるプリンタ選択過程と、このプリンタ選
択過程によって選択された一の前記プリンタ管理情報を
前記編集文書データ固有の前記プリンタ管理情報として
前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶させる選択プリン
タ管理情報記憶過程と、を前記コンピュータに実行させ
る。
【0041】したがって、ユーザーが同じ編集文書デー
タを複数回印刷する場合に、できる限り同一のプリンタ
に出力することが可能になる。
【0042】請求項14記載の発明は、請求項11ない
し13のいずれか一記載の記憶媒体において、前記選択
プリンタ管理情報記憶過程によって記憶された前記編集
文書データ固有の前記プリンタ管理情報が使用できない
場合、前記印刷条件設定過程により設定された前記編集
文書データを印刷するための印刷条件を参照して前記プ
リンタ管理情報を再度生成する再度管理情報生成過程を
前記コンピュータに実行させる。
【0043】したがって、ユーザーが同じ編集文書デー
タを再印刷する時に、標準のプリンタが使用できないよ
うな場合であっても、できる限り出力特性が似ているプ
リンタに出力することが可能になる。
【0044】請求項15記載の発明は、請求項10ない
し14のいずれか一記載の記憶媒体において、前記プリ
ンタ管理情報に基づいて印刷を実行した回数をそのプリ
ンタ管理情報に対応付けて記憶させる実行回数記憶過程
と、この実行回数記憶過程で記憶された前記プリンタ管
理情報の実行回数に基づいて前記プリンタ管理情報毎の
優先順位を決定する実行回数優先順位決定過程と、を前
記コンピュータに実行させる。
【0045】したがって、特性の異なる複数のプリンタ
が存在する環境で、ユーザーが同一の編集文書データを
繰り返し印刷する場合に、なるべく同一のプリンタに迅
速に出力することが可能になる。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図8に基づいて説明する。ここで、図1はプリン
ティングシステム1の全体構成を説明するブロック図で
ある。このプリンティングシステム1は、印刷要求を行
うワークステーション2、その印刷要求に適したプリン
タを選択するプリンタ選択装置3および印刷処理を実行
する複数のプリンタ4,4,・・・で構成されている。
ワークステーション2とプリンタ4,4,・・・はLA
N等の通信回線によるネットワークで接続されている。
なお、図面の都合上、ここではプリンタ4は4台のみで
構成しているが、もちろんこれ以上の台数であってもよ
い。
【0047】このようなプリンティングシステム1にお
ける実際の印刷処理について説明する。図2はワークス
テーション2側の処理を説明するフローチャートであ
る。図2に示すように、まず、オペレータによる編集文
書データの印刷要求に待機し(ステップS1)、印刷要
求があった場合には(ステップS1のY)、編集文書デ
ータの識別IDをプリンタ選択装置3に送信して使用す
るプリンタ4を問い合わせる(ステップS2)。その
後、プリンタ選択装置3から送信された印刷に使用する
プリンタ4のプリンタIDを受信して、編集文書データ
に対するプリンタが決定済みかどうかを判定する(ステ
ップS3)。
【0048】受け取ったプリンタIDが、例えば“0”
のような、プリンタが決定できないことを示すプリンタ
IDであった場合には(ステップS3のN)、オペレー
タに対して印刷設定の要求を行う。詳細には、図3に示
すような印刷条件設定画面5をワークステーション2の
ディスプレイ(図示せず)に表示し(ステップS4)、
オペレータによる印刷条件の設定に待機する(ステップ
S5)。ここで、図3はワークステーション2のディス
プレイに表示される印刷条件設定画面5を示す平面図で
ある。図3に示すように、印刷条件設定画面5には、画
質の条件を有効にするチェックボックス6、画質の条件
を設定するスライダーバー7、印刷速度の条件を有効に
するチェックボックス8、印刷速度の条件を設定するス
ライダーバー9、印刷コストの条件を有効にするチェッ
クボックス10、印刷コストの条件を設定するアップダ
ウンコントロール11、カラー出力およびモノクロ出カ
の選択ボタン13、プリンタ情報を表示する窓14、プ
リンタの検索開始を宣言するための検索開始ボタン12
a、所定のプリンタ4での印刷の開始を宣言するための
印刷開始ボタン12bなどが表示されている。
【0049】例えば、オペレータが図3に示す印刷条件
設定画面5で、チェックボックス6をオンにして画質レ
ベルの条件設定を有効にし、スライダーバー7で画質レ
ベルを設定した後、検索開始ボタン12aをクリックし
て印刷条件設定した場合には(ステップS5のY)、設
定された印刷条件および印刷データをプリンタ選択装置
3に送信して使用するプリンタ4の候補を問い合わせる
(ステップS6)。その後、印刷条件および印刷データ
に基づいてプリンタ選択装置3から送信される候補プリ
ンタ情報を受信して、印刷条件設定画面5の窓14にプ
リンタ4の候補の一覧を表示する(ステップS7)。そ
して、続くステップS8において、オペレータによる印
刷条件設定画面5の窓14に表示されたプリンタ4の候
補の中から1台のプリンタ4の選択、および、印刷開始
ボタン12bのクリックに待機する。1台のプリンタ4
が選択され、印刷開始ボタン12bがクリックされて印
刷開始が指示されると(ステップS8のY)、所望のプ
リンタ4に印刷データを送信して印刷を開始する(ステ
ップS9)。
【0050】一方、受け取ったプリンタIDがプリンタ
4のいずれかに一致する場合には(ステップS3の
Y)、編集文書データについて使用するプリンタ4が既
に決定済みであるので、プリンタ4のプリンタドライバ
を用いて印刷用のデータを生成し、プリンタ4に印刷デ
ータを送信して印刷を開始する(ステップS9)。
【0051】なお、印刷条件設定画面5での設定項目に
は、上記以外の項目を用いることもできる。例えば、図
3の例ではインクのカラー出カかモノクロ出力かをボタ
ン13によって指定できるが、他にも印刷用紙を指定し
たり、割付印刷を指定したり、種々の条件を指定できる
ようにしても構わない。また、単純に印刷可能なプリン
タ4の一覧を表示して出力したいプリンタ4をオペレー
タが選択するようにしたものでも構わない。
【0052】次に、プリンタ選択装置3について説明す
る。ここで、図4はプリンタ選択装置3の構成例を示す
機能ブロック図である。図4に示すように、プリンタ選
択装置3は、ワークステーション2との通信処理をネッ
トワークI/F15を介して司る通信処理装置16と、
印刷条件に合致するプリンタ4の候補を選択するプリン
タ選択処理装置17と、ワークステーション2から送信
された編集文書データ情報に従って編集文書データに対
応するプリンタ管理情報を記憶するためのプリンタ管理
情報記憶手段として機能するプリンタ管理情報記憶装置
18と、プリンタ管理情報の入出力装置19と、管理情
報の生成等を行う管理情報制御部20とを備えている。
【0053】続いて、プリンタ選択装置3に備えられる
プリンタ選択処理装置17について説明する。ここで、
図5はプリンタ選択処理装置17の構成例を示す機能ブ
ロック図である。図5に示すように、プリンタ選択処理
装置17は、プリンタ4の一次抽出を行う一次抽出処理
部21と、印刷データの内容を解析する印刷データ解析
部22と、プリンタ4毎及び印刷モード毎の編集文書デ
ータ出力時の画質を推定する出力画質推定部23と、プ
リンタ毎及び印刷モード毎の編集文書データの印刷に要
する時間を推定する印刷時間推定部24と、プリンタ毎
及び印刷モード毎の編集文書データの印刷にかかるコス
トを推定する印刷コスト推定部25と、オペレータが設
定した印刷条件に合致しているプリンタ4を選択するプ
リンタ適性判定処理部26とを備えている。
【0054】ここで、プリンタ選択装置3の概略動作に
ついて説明する。図6は、プリンタ選択装置3における
プリンタ選択処理の流れを概略的に示すフローチャート
である。図6に示すように、まず、ワークステーション
2からの印刷命令(オペレータが印刷要求している編集
文書データの識別ID)をネットワークI/F15を介
して通信処理装置16が受け取ると(ステップS11の
Y)、管理情報制御部20に編集文書データの識別ID
を送り、管理情報制御部20は入出力装置19を介して
プリンタ管理情報記憶装置18にアクセスして編集文書
データに対応するプリンタ管理情報が有るか否かを調
べ、プリンタ管理情報が有る場合にはロードする(ステ
ップS12)。ここに、プリンタ管理情報有無判断手段
の機能が実現されている。実現されている。ここで、図
7はプリンタ管理情報記憶装置18に記憶されているプ
リンタ管理情報の一例を示す説明図である。図7に示す
ように、プリンタ管理情報としては、例えば、編集文書
データの識別IDに対応する標準のプリンタのプリンタ
IDや標準の印刷モードの識別コード等である。なお、
特に図示しないが、プリンタ管理情報として、プリンタ
選択条件、プリンタの優先順位、印刷履歴、印刷品質や
印刷時間などの特性値等を適用しても良い。
【0055】編集文書データに対応するプリンタ管理情
報がプリンタ管理情報記憶装置18に記憶されていてロ
ードされた場合には(ステップS13のY)、ステップ
S14に進み、そのプリンタ管理情報をプリンタ選択処
理装置17に送信して使用するプリンタ4を決定する。
例えば、プリンタ管理情報として、編集文書データの識
別IDに対応する標準のプリンタ4のプリンタIDや標
準の印刷モードの識別コードが記憶されている場合に
は、そのプリンタIDに基づくプリンタ4及び印刷モー
ドがセットされる。
【0056】続くステップS15においては、セットさ
れたプリンタ4において印刷可能か否か(稼動している
か否か)が通信処理装置16に対して問い合わせられ、
セットされたプリンタ4が印刷可能な状態であれば(ス
テップS15のY)、編集文書データの識別IDとプリ
ンタIDと印刷モードとをネットワークI/F15を介
してワークステーション2に送信する(ステップS2
6)。ここに、稼動プリンタ抽出手段の機能が実現され
ている。このように、送信された編集文書データの識別
IDとプリンタIDと印刷モードとをワークステーショ
ン2が受信すると、ワークステーション2はプリンタI
Dに基づくプリンタ4に印刷を実行させることになる。
これにより、ユーザーが印刷しようとしている編集文書
データを、最適のプリンタ4に出力することができる。
また、ユーザーが同じ編集文書データを複数回印刷する
場合に、できる限り同一のプリンタに出力することがで
きる。なお、セットされたプリンタ4の稼動状況の確認
はネットワークI/F15経由で行なうものとし、例え
ば、SMNPプロトコルやJini規格で採用されてい
るルックアップサービスなどを利用して調べることが可
能である。
【0057】また、稼動状況を確認した結果、何らかの
理由によりセットされたプリンタ4が印刷不可能な状態
にある場合には(ステップS15のN)、通信処理装置
16から管理情報制御部20に対してセットされたプリ
ンタ4が非稼動中である旨が通知され、管理情報制御部
20は入出力装置19を介してプリンタ管理情報記憶装
置18にアクセスして別の識別IDに対応するプリンタ
4及び印刷モードを選択する(ステップS16)。この
選択方法としては、例えば、標準プリンタと出力画質や
印刷時間、印刷コスト等の特性が同じようなプリンタ4
を選択することが考えられる。例えば、標準プリンタの
特性を再計算し、同じようなプリンタ4を選ぶようにし
ても良いし、予め最初の印刷時にオペレータが指定した
印刷条件をプリンタ管理情報記憶装置18に記憶してお
き、それを用いるようにしても良い。この特性値の計算
方法としては、詳細は後述するが印刷データの構造を解
析し、その構造情報から出力画質や印刷時間、印刷コス
トを計算し、特性値を推定する方法がある。また、この
時の計算で得られた特性値の推定結果をプリンタ管理情
報記憶装置18に直接記憶するようにしてもかまわな
い。
【0058】次に、選択されたプリンタ4が印刷可能な
状態であるか否かを通信処理装置16に対して問い合わ
せる(ステップS17)。ステップS16の処理は、稼
動中のプリンタ4が見つかるまで(ステップS17の
Y)、繰り返される。
【0059】その後、プリンタ管理情報として、例えば
印刷品質や印刷時間などの特性値が記憶されていれば、
その特性値を含むプリンタ管理情報をプリンタ選択処理
装置17に送信し、標準プリンタと同等の特性を持つプ
リンタ4および印刷モードを決定し(ステップS1
8)、編集文書データの識別IDとプリンタIDと印刷
モードとをネットワークI/F15を介してワークステ
ーション2に送信する(ステップS26)。これによ
り、ネットワーク環境に属するプリンタ4の稼動状況が
変化する場合でも、編集文書データを最適のプリンタ4
に出力することができる。
【0060】一方、編集文書データに対応するプリンタ
管理情報がプリンタ管理情報記憶装置18に記憶されて
いない場合には(ステップS13のN)、ステップS1
9に進み、管理情報制御部20は、プリンタ管理情報が
無いためにプリンタ4が決定できないことを示す例えば
“0”のようなプリンタIDを通信処理装置16及びネ
ットワークI/F15を介してワークステーション2に
送信する。このようなプリンタ4が決定できないことを
示すプリンタIDをワークステーション2が受信した場
合には(図2に示したステップS3のN)、前述したよ
うに、ワークステーション2のディスプレイに表示され
る印刷条件設定画面5を介してオペレータにより印刷条
件が設定されるので、続くステップS20においては、
その設定された印刷条件等の受信に待機する。
【0061】通信処理装置16がワークステーション2
からの印刷条件のデータや印刷データ、プリンタ候補の
要求命令を受け取った場合には(ステップS20の
Y)、管理情報制御部20に対してプリンタ候補の要求
が通知されてプリンタ選択処理装置17に対してプリン
タ候補の問い合わせが行なわれ、オペレータが設定した
印刷条件に適合する候補プリンタの検索がプリンタ選択
処理装置17において行なわれる(ステップS21)。
プリンタ選択処理装置17におけるオペレータが設定し
た印刷条件に適合する候補プリンタの検索は、通信処理
装置16にバッファリングされている印刷条件及び印刷
データに基づいて行なわれる。
【0062】以下、プリンタ選択処理装置17の動作に
ついて詳細に説明する。ここで、図8はプリンタ選択処
理装置17の候補プリンタ抽出処理の流れを概略的に示
すフローチャートである。図8に示すように、まず、一
次抽出処理部21において、画質、コスト、時間以外の
機能面での印刷条件(例えば、カラー印刷が可能で、両
面印刷ができるもの等)に基づいてプリンタ4の一次抽
出が実行される(ステップS31)。この一次抽出処理
では、オペレータが設定した機能面でのプリンタ選択条
件に合ったプリンタ4を抽出する。例えば、カラー出力
という印刷条件が指定されている場合には、カラー印刷
が可能なプリンタ4を抽出する。また、A3判という用
紙選択か行われている場合には、A3判対応のプリンタ
4を抽出する。カラー、モノクロ指定や用紙指定以外の
条件が設定されている場合も同様である。
【0063】次いで、続くステップS32では、特性の
異なる種々の画像種を含むような複雑なドキュメントの
画質を正確に推定するための準備として、印刷データ解
析部22において、スプールされている印刷データの構
造解析を行い、解析データを出力画質推定部23、印刷
時間推定部24、印刷コスト推定部25に送信する。解
析データとしては、例えば、画像種毎の面積割合などを
用いる。
【0064】一般に、人間の評価基準は画像種によって
大きく異なるため、正確な画質レベルを推定するには、
印刷された出力物にどのように画像種が配置されている
かを解析する必要がある。この画像種は、例えば、ビッ
トマップ/グラフィック/テキストというように分類し
てもいいし、階調領域/ベタ領域/線画領域などのよう
に分類してもいいし、特に限定されるものではない。ま
た、印刷時間や印刷にかかるコストも編集文書データの
複雑さに応じて異なるため印刷データの構造解析が必要
となる。構造解析手法の具体的な例としては、印刷デー
タを使って一旦簡易ラスタライズを行ない、文字/グラ
フィック/イメージの面積割合を推定するような方法を
用いることができる。簡易ラスタライズというのは、実
際のプリンタ解像度にあわせたラスタライズ処理を行う
と処理時間がかかるため、解像度を低くしたメモリ空間
上にラスタ展開を行う処理で、例えばディスプレイ解像
度である72dpiでラスタライズ処理を行う。割合は、
各オブジェクトの画素数でカウントするのが簡単である
が、別の手法を用いてもよい。例えば、イメージのみを
プリントする場合では、イメージの割合が100%、そ
の他は0%となる。前記構造解析手法は、画像種ごとの
面積割合を求める例を示したが、もちろん面積自体を求
めてもよい。
【0065】続くステップS33、S34では、出力画
質推定部23、印刷時間推定部24、印刷コスト推定部
25において、出力画質、印刷時間、印刷コストをそれ
ぞれ推定する。例えば、出力画質推定部23で出力画質
を推定する場合には、まず、各プリンタ4における画質
デ一タを記憶している記憶装置(図示せず)から一次抽
出処理部21で一次抽出されたプリンタ4用の画質プロ
ファイルデータをロードする(ステップS33)。画質
プロファイルデータには、ステップS32の構造解析処
理で分類した画像種(例えば、文字、グラフィック、イ
メージの3種類)に対応する画質データを記憶してお
く。これらの画質デ一タの値は、物理特牲(粒状性、鮮
鋭性、解像度)から評価式を用いて算出した値でもよい
し、各プリンタ4から出力された印刷物を目視で評価し
た主観評価値でもかまわない。例えば、中間調処理方式
としてディザ方式と誤差拡散方式の2種類の印刷モード
で印刷出力可能なプリンタ4の場合、ディザ方式で処理
する印刷モードについて文字/グラフィックス/イメー
ジの三種類の画像種に対する画質データと、誤差拡散方
式で処理する印刷モードについて文字/グラフィックス
/イメージの三種類の画像種に対する画質データとの計
6パターンの画質データを記述する。
【0066】また、ステップS34では、ロードされた
画質プロファイルデータと印刷データ解析部22からの
解析データを用いて出力画質を推定する。例として、所
定のプリンタ4について文字に対する画質データを5
0、グラフィックに対する画質データを30、イメージ
に対する画質データを70とし、印刷データを分析して
得られた面積割合が4:2:1の場合、この印刷データ
に対する印刷画質レベルは、"(50ラ0.4+30ラ
0.2+70ラ0.1)/0.7?47〔ポイント〕"の
ように、簡単な積和演算で推定することができる。もち
ろん、より高精度な推定を行うためにより複雑な演算式
を用いることも可能であるし、どのような画質推定の計
算モデルを用いてもよい。推定結果はプリンタ適性判定
処理部26に送られる。
【0067】なお、特に説明しないが、印刷時間推定部
24での印刷時間の推定や、印刷コスト推定部25での
印刷コストの推定も同様の手法で実現できる。即ち、プ
リンタ4のモードごとにプロファイルを作成し、それを
ロードして推定処理を行うことになる。
【0068】推定された出力画質、印刷時間、印刷コス
トが送信されたプリンタ適性判定処理部26では、オペ
レータが設定した印刷条件と推定結果とを比較して印刷
に適合するプリンタ4であるか否かを判定する(ステッ
プS35)。一次抽出されたプリンタ4がオペレータの
設定した印刷条件を満たす場合には(ステップS35の
Y)、当該プリンタ4を候補のプリンタに加え、そのプ
リンタ4のプリンタ管理情報(プリンタIDや印刷モー
ド)に基づいて候補プリンタを登録する(ステップS3
6)。例えば、オペレータが50〔ポイント〕以上の画
質を要求している場合には、推定値が50を超えた時
に、そのプリンタ4のプリンタ管理情報を登録する。
【0069】ステップS33〜S36の処理は、一次抽
出された全てのプリンタ4について候補となり得るか否
かの検索が終了するまで(ステップS37のN)、繰り
返され、候補プリンタ抽出処理が終了する。
【0070】図6に示すプリンタ選択処理に戻り、ステ
ップS22では、前述した候補プリンタ抽出処理により
検索された候補プリンタの情報をプリンタ選択処理装置
17から管理情報制御部20に通知し、通信処理装置1
6及びネットワークI/F15を介してワークステーシ
ョン2に送信する。このような候補プリンタ抽出処理に
より検索された候補プリンタをワークステーション2が
受信した場合には、前述したように、ワークステーショ
ン2のディスプレイに表示される印刷条件設定画面5の
窓14(図3参照)にその候補プリンタが一覧表示され
るので(図2に示したステップS7)、続くステップS
23においては、窓14に表示された候補プリンタの中
からオペレータが選択したプリンタ4の情報の受信に待
機する。
【0071】オペレータが選択したプリンタ4の情報を
通信処理装置16がワークステーション2から受け取っ
た場合には(ステップS23のY)、選択されたプリン
タ4のプリンタID及び印刷モードの識別コードを編集
文書データの識別IDに対応付けたプリンタ管理情報と
してプリンタ管理情報記憶装置18に記憶する(ステッ
プS24)。ステップS20〜S24により、印刷条件
設定手段と新規管理情報生成手段とを含む新規管理情報
記憶手段の機能が実現されている。なお、ステップS2
0で受信したワークステーション2のディスプレイに表
示される印刷条件設定画面5で設定された印刷条件もプ
リンタ管理情報記憶装置18に記憶するようにしても良
い。例えば、印刷条件として、出力画質と印刷時間と印
刷コストの条件が指定された場合には、それぞれの条件
値がデータとして記憶されることになる。
【0072】その後、そのプリンタ管理情報をプリンタ
選択処理装置17に送信し、プリンタ4および印刷モー
ドを決定し(ステップS25)、編集文書データの識別
IDとプリンタ4のプリンタIDと印刷モードとをネッ
トワークI/F15を介してワークステーション2に送
信する(ステップS26)。以上により、出力プリンタ
決定手段の機能が実現されている。
【0073】これにより、同じ文書を再印刷する場合に
は、ステップS13でプリンタ管理情報がロードされる
ので、ステップS14で標準のプリンタや標準の印刷モ
ードが優先的にセットされることになる。
【0074】また、ユーザーが編集文書データを最初に
印刷する場合であっても、ユーザーの期待通りのプリン
タ4に出力することができる。
【0075】さらに、特性の異なる複数のプリンタ4が
存在する環境でユーザーが特性の異なる種々の編集文書
データを印刷する場合に、編集文書データ毎にユーザー
の期待通りのプリンタ4に出力することができる。
【0076】次に、本発明の第二の実施の形態を図9お
よび図10に基づいて説明する。図1ないし図8で示し
た部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略
する(以降の各実施の形態でも同様とする)。本実施の
形態は、一次抽出されたプリンタ4がオペレータの指定
した印刷条件に適合するか否かをプリンタ適性判定処理
部26において判断するとともに、どの程度適合してい
るかという適性度を計算により算出してプリンタ4に優
先順位をつけるようにした点で本発明の第一の実施の形
態とは異なっている。
【0077】ここで、図9はプリンタ選択装置3におけ
るプリンタ選択処理の流れを概略的に示すフローチャー
トである。図9に示すように、本実施の形態のプリンタ
選択装置3におけるプリンタ選択処理のステップS41
〜S50については、前述した第一の実施の形態のプリ
ンタ選択処理のステップS11〜S20と何ら変わるも
のではないため、説明は省略する。
【0078】図9に示すように、通信処理装置16がワ
ークステーション2からの印刷条件のデータや印刷デー
タ、プリンタ候補の要求命令を受け取った場合には(ス
テップS50のY)、管理情報制御部20に対してプリ
ンタ候補の要求が通知されてプリンタ選択処理装置17
に対してプリンタ候補の問い合わせが行なわれ、オペレ
ータが設定した印刷条件に適合する候補プリンタの検索
がプリンタ選択処理装置17において行なわれる(ステ
ップS51)。プリンタ選択処理装置17におけるオペ
レータが設定した印刷条件に適合する候補プリンタの検
索は、通信処理装置16にバッファリングされている印
刷条件及び印刷データに基づいて行なわれる。
【0079】以下、プリンタ選択処理装置17の動作に
ついて詳細に説明する。ここで、図10はプリンタ選択
処理装置17の候補プリンタ抽出処理の流れを概略的に
示すフローチャートである。図10に示すように、本実
施の形態のプリンタ選択処理装置17の候補プリンタ抽
出処理のステップS61〜S64については、前述した
第一の実施の形態の候補プリンタ抽出処理のステップS
31〜S34と何ら変わるものではないため、説明は省
略する。
【0080】推定された出力画質、印刷時間、印刷コス
トが送信されたプリンタ適性判定処理部26では、一次
抽出されたプリンタ4がオペレータの設定した印刷条件
にどの程度適合しているかという適性度を計算により算
出し、その適性度に基づいてオペレータが設定した印刷
条件と推定結果とを比較して印刷条件を満たす(適合す
る)プリンタ4であるか否かを判定する(ステップS6
5)。一次抽出されたプリンタ4がオペレータの設定し
た印刷条件を満たす場合には(ステップS65のY)、
プリンタ管理情報(プリンタIDや印刷モード)に基づ
いて候補プリンタを登録するとともにその候補プリンタ
の適性度を登録する(ステップS66)。
【0081】ステップS63〜S66の処理は、一次抽
出された全てのプリンタ4について候補となり得るか否
かの検索が終了するまで(ステップS67のN)、繰り
返され、候補プリンタ抽出処理が終了する。
【0082】図9に示すプリンタ選択処理に戻り、ステ
ップS52では、前述した候補プリンタ抽出処理により
検索された候補プリンタをプリンタ選択処理装置17か
ら管理情報制御部20に通知するとともにその候補プリ
ンタの適性度を管理情報制御部20に通知し、管理情報
制御部20において適性度に基づいて候補プリンタをソ
ートしてプリンタ4の優先順位を決定する。
【0083】そして、続くステップS53では、その決
定されたプリンタ4の優先順位をプリンタID及び印刷
モードの識別コードとともに編集文書データの識別ID
に対応付けたプリンタ管理情報としてプリンタ管理情報
記憶装置18に記憶する。
【0084】その後、そのプリンタ管理情報をプリンタ
選択処理装置17に送信し、プリンタ4および印刷モー
ドを決定し(ステップS54)、編集文書データの識別
IDとそのプリンタ4のプリンタIDと印刷モードとを
ネットワークI/F15を介してワークステーション2
に送信する(ステップS55)。
【0085】これにより、同じ文書を再印刷する場合に
は、プリンタ管理情報記憶装置18からプリンタ管理情
報を読み出して、稼動中のプリンタ4であって優先順位
の高いプリンタ4から使用するようにすれば、印刷する
たびにすべてのプリンタ4から再選択する必要もなく、
また、短時間の使用で出力先が不容易に変更されるのを
避けることができる。
【0086】次に、本発明の第三の実施の形態を図11
に基づいて説明する。本実施の形態は、一次抽出された
プリンタ4がオペレータの指定した印刷条件に適合する
か否かをプリンタ適性判定処理部26において判断する
とともに、どの程度適合しているかという適性度を計算
により算出してプリンタ4に優先順位をつけるようにし
た点で本発明の第二の実施の形態と同じであるが、オペ
レータの操作によって優先順位を更に最適化するように
した点で本発明の第二の実施の形態とは異なっている。
【0087】ここで、図11はプリンタ選択装置3にお
けるプリンタ選択処理の流れを概略的に示すフローチャ
ートである。図11に示すように、本実施の形態のプリ
ンタ選択装置3におけるプリンタ選択処理のステップS
71〜S82については、前述した第二の実施の形態の
プリンタ選択処理のステップS41〜S52と何ら変わ
るものではないため、説明は省略する。
【0088】ステップS83では、優先順位が決定され
た候補プリンタの情報をプリンタ選択処理装置17から
管理情報制御部20に通知し、通信処理装置16及びネ
ットワークI/F15を介してワークステーション2に
送信する。このような優先順位が決定された候補プリン
タをワークステーション2が受信した場合には、前述し
たように、ワークステーション2のディスプレイに表示
される印刷条件設定画面5の窓14(図3参照)にその
候補プリンタが優先順位の順番で一覧表示されるので
(図2に示したステップS7)、続くステップS84に
おいては、この優先順位をオペレータが必ずしも望んで
いないことも考えられることから窓14に表示された候
補プリンタの中からオペレータに最終的なプリンタ4を
選択をしてもらい、その選択されたプリンタ4の情報の
受信に待機する。
【0089】オペレータが選択したプリンタ4の情報を
通信処理装置16がワークステーション2から受け取っ
た場合には(ステップS84のY)、選択されたプリン
タ4を第一番目の優先順位に割り当て直し、プリンタ管
理情報記憶装置18に記憶する(ステップS85)。
【0090】その後、そのプリンタ管理情報をプリンタ
選択処理装置17に送信し、プリンタ4および印刷モー
ドを決定し(ステップS86)、編集文書データの識別
IDとそのプリンタ4のプリンタIDと印刷モードとを
ネットワークI/F15を介してワークステーション2
に送信する(ステップS87)。
【0091】これにより、同じ文書を再印刷する場合に
は、プリンタ管理情報記憶装置18からプリンタ管理情
報を読み出して、稼動中のプリンタ4であって優先順位
の高いプリンタ4から使用するようにすれば、印刷する
たびにすべてのプリンタ4から再選択する必要もなく、
また、短時間の使用で出力先が不容易に変更されるのを
避けることができる。また、オペレータの希望に沿った
プリンタ4への出力も可能になる。
【0092】なお、プリンタ管理情報記憶装置18に記
憶されるプリンタ管理情報に、どのプリンタ/印刷モー
ドが何回使用されたかがわかるような印刷履歴を記述す
るようにし、その印刷履歴に基づいて、実行回数の多い
プリンタ/印刷モードを第一番目の優先順位のプリンタ
/印刷モードにすることでオペレータにとって最適のプ
リンタ4に出力することができるようになる。
【0093】また、同じ文書を再印刷する際に優先順位
が第一番目に割り当てられたプリンタ4が稼動していな
い場合には、二番目以下の優先順位のプリンタ4の情報
をワークステーション2に送信し、ワークステーション
2のディスプレイに表示される印刷条件設定画面5の窓
14(図3参照)に一覧表示させ、再度オペレータに選
択させるようにしても良い。
【0094】次に、本発明の第四の実施の形態を図12
に基づいて説明する。前述した第一、第二、第三の実施
の形態のプリンティングシステム1では、便宜上プリン
タ選択装置3がワークステーション2とは独立している
場合について説明したが、プリンタ選択の機能がワーク
ステーション2の内部に実装されていても当然かまわな
い。例えば、ワークステーション2上でプリンタドライ
バの前段階で動作するソフトウェアとして実現すること
も可能である。そこで、本実施の形態は、前述した第
一、第二、第三の実施の形態で説明したような処理をコ
ンピュータに実行させる情報記憶媒体に関するものであ
る。
【0095】ここで、図12はワークステーション2の
ハードウェア構成例を示すブロック図である。図12に
示すように、ワークステーション2には、プリンティン
グシステム1の制御の中心をなすコンピュータとしての
マイクロコンピュータ27が内蔵されており、このマイ
クロコンピュータ27はプロセッサであるCPU28と
ROM29とRAM30とを中心に構成されている。R
OM29は読出し専用メモリであり、CPU28が実行
するプログラムの他、所定のデータが格納されている。
また、マイクロコンピュータ27中には、大容量記憶装
置であるDISK31(ここでは、固定ディスクを意味
する)と、ネットワーク上の機器と通信を行うNIC
(Network Iterface Card)32も含まれている。こ
のようなマイクロコンピュータ27には、ディスプレイ
33、キーボード(マウス等のポインティングデバイス
を含む)34、プログラム読取装置35等が接続されて
いる。プログラム読取装置35は、各種のプログラムコ
ード(制御プログラム)を記憶した記憶媒体、すなわ
ち、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク
(CD−ROM,CD−R,CD−R/W,DVD−R
OM,DVD−RAMなど)、光磁気ディスク、メモリ
カードなどに記憶されているプログラムコードを読み取
る装置で、例えばフロッピーディスクドライブ、光ディ
スクドライブ、光磁気ディスクドライブなどである。
【0096】記憶媒体に記憶されるプログラムコードの
具体例としては、CPU28に各種の処理動作、特に前
述した第一、第二、第三の実施の形態に示した各ステッ
プなる過程に対応する処理を実行させるための制御プロ
グラムがソフトウェアとして予め設定されており、この
ような制御プログラムは、例えば、CD−ROMに予め
格納されている。そして、このようなソフトウェアはC
D−ROMからプログラム読取装置35を介してDIS
K31に予めインストールされており、CPU28の起
動時にRAM30に複写されて動作時にCPU28に読
み取られる。このようにCPU28が各種のプログラム
を読み取って対応する処理を実行することにより、各種
の処理機能が実現されるので、マイクロコンピュータ2
7が前述したような各種処理を実行することになる。な
お、コンピュータ27が読み出したプログラムコードを
実行することにより、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーテ
ィングシステム)やデバイスドライバなどが実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって前述した機
能が達成される場合も含まれる。
【0097】
【発明の効果】請求項1記載の発明のプリンタ選択方法
によれば、複数台のプリンタ群中から所定のプリンタを
選択して編集文書データに基づいた印刷を実行させるプ
リンタ選択方法において、前記編集文書データ固有の出
力プリンタ情報を少なくとも含む各種情報から構成され
るプリンタ管理情報を記憶したプリンタ管理情報記憶手
段から前記編集文書データに応じた前記プリンタ管理情
報を検索する情報検索過程と、前記編集文書データに応
じた前記プリンタ管理情報が前記プリンタ管理情報記憶
手段に存在しない場合に、前記編集文書データに応じた
前記プリンタ管理情報を新規に生成して前記プリンタ管
理情報記憶手段に記憶する新規管理情報記憶過程と、検
索された前記プリンタ管理情報、または、新規に生成さ
れた前記プリンタ管理情報を参照して前記編集文書デー
タを出力する所定の前記プリンタを決定する出力プリン
タ決定過程と、を含んでなることにより、ユーザーが印
刷しようとしている編集文書データを、最適のプリンタ
に出力することができる。
【0098】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のプリンタ選択方法において、前記新規管理情報記憶
過程は、前記編集文書データを印刷するための印刷条件
の設定を受け付ける印刷条件設定過程と、設定された前
記印刷条件に基づいて前記プリンタ管理情報を新規に生
成する新規管理情報生成過程と、を含んでなることによ
り、ユーザーが編集文書データを最初に印刷する場合で
あっても、ユーザーの期待通りのプリンタに出力するこ
とができる。
【0099】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載のプリンタ選択方法において、前記出力プリ
ンタ決定過程は、印刷可能な状態にある前記プリンタの
みを抽出する稼動プリンタ抽出過程を含んでなることに
より、ネットワーク環境に属するプリンタの稼動状況が
変化する場合でも、ユーザーが編集文書データを最適の
プリンタに出力することができる。
【0100】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載のプリンタ選択方法において、前記印刷条件は印刷品
質と印刷時間と印刷コストとのうち少なくとも一つ以上
の属性に関し、前記出力プリンタ決定過程は、前記各プ
リンタの有する前記属性に係る値を前記編集文書データ
に基づいて推定する属性値推定過程と、この属性値推定
過程によって推定された前記各プリンタの前記属性の値
と前記印刷条件設定過程によって設定された前記属性に
関する前記印刷条件の値とを比較して前記印刷条件を満
たす前記プリンタを抽出する属性値比較過程と、を含ん
でなることにより、特性の異なる複数のプリンタが存在
する環境でユーザーが特性の異なる種々の編集文書デー
タを印刷する場合に、編集文書データ毎にユーザーの期
待通りのプリンタに出力することができる。
【0101】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載のプリンタ選択方法において、前記属性値比較過程に
よって抽出された前記プリンタを含む一の前記プリンタ
管理情報の選択を受け付けるプリンタ選択過程と、この
プリンタ選択過程によって選択された一の前記プリンタ
管理情報を前記編集文書データ固有の前記プリンタ管理
情報として前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶させる
選択プリンタ管理情報記憶過程と、を含んでなることに
より、ユーザーが同じ編集文書データを複数回印刷する
場合に、できる限り同一のプリンタに出力することがで
きる。
【0102】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載のプリンタ選択方法において、前記属性値比較過程で
比較された推定属性値と条件属性値との適合度を示す適
性値を前記プリンタ管理情報毎に算出する適性値算出過
程と、この適性値算出過程で算出された前記適性値に基
づいて前記プリンタ管理情報毎の優先順位を決定する優
先順位決定過程と、を含んでなることにより、特性の異
なる複数のプリンタが存在する環境でユーザーが特性の
異なる種々の編集文書データを印刷する場合に、編集文
書データ毎にユーザーの期待通りのプリンタに迅速に出
力することができる。
【0103】請求項7記載の発明のプリンタ選択装置に
よれば、複数台のプリンタ群中から所定のプリンタを選
択して編集文書データに基づいた印刷を実行させるプリ
ンタ選択装置において、前記編集文書データ固有の出力
プリンタ情報を少なくとも含む各種情報から構成される
プリンタ管理情報を記憶するプリンタ管理情報記憶手段
と、このプリンタ管理情報記憶手段に前記編集文書デー
タに応じた前記プリンタ管理情報が記憶されているか否
かを判断するプリンタ管理情報有無判断手段と、このプ
リンタ管理情報有無判断手段によって前記編集文書デー
タに応じた前記プリンタ管理情報が前記プリンタ管理情
報記憶手段に記憶されていないと判断された場合、前記
編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報を新規に
生成して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶する新規
管理情報記憶手段と、前記プリンタ管理情報記憶手段に
記憶されていた前記プリンタ管理情報、または、新規に
生成された前記プリンタ管理情報を参照して前記編集文
書データを出力する所定の前記プリンタを決定する出力
プリンタ決定手段と、を備えることにより、ユーザーが
印刷しようとしている編集文書データを最適のプリンタ
に出力することができる。
【0104】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載のプリンタ選択装置において、新規管理情報記憶手段
は、前記編集文書データを印刷するための印刷条件の設
定を受け付ける印刷条件設定手段と、設定された前記印
刷条件に基づいて前記プリンタ管理情報を新規に生成す
る新規管理情報生成手段と、を備えることにより、ユー
ザーが編集文書データを最初に印刷する場合であって
も、ユーザーの期待通りのプリンタに出力することがで
きる。
【0105】請求項9記載の発明によれば、請求項7ま
たは8記載のプリンタ選択装置において、前記出力プリ
ンタ決定手段は、印刷可能な状態にある前記プリンタの
みを抽出する稼動プリンタ抽出手段を備えることによ
り、ネットワーク環境に属するプリンタの稼動状況が変
化する場合でも、ユーザーが編集文書データを最適のプ
リンタに出力することができる。
【0106】請求項10記載の発明の記憶媒体によれ
ば、複数台のプリンタ群中から所定のプリンタを選択し
て編集文書データに基づいた印刷を実行させることをコ
ンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能な
プログラムを記憶している記憶媒体であって、前記プロ
グラムは、前記編集文書データ固有の出力プリンタ情報
を少なくとも含む各種情報から構成されるプリンタ管理
情報を記憶したプリンタ管理情報記憶手段から前記編集
文書データに応じた前記プリンタ管理情報を検索する情
報検索過程と、前記編集文書データに応じた前記プリン
タ管理情報が前記プリンタ管理情報記憶手段に存在しな
い場合に、前記編集文書データに応じた前記プリンタ管
理情報を新規に生成して前記プリンタ管理情報記憶手段
に記憶する新規管理情報記憶過程と、検索された前記プ
リンタ管理情報、または、新規に生成された前記プリン
タ管理情報を参照して前記編集文書データを出力する所
定の前記プリンタを決定する出力プリンタ決定過程と、
を前記コンピュータに実行させることにより、ユーザー
が印刷しようとしている編集文書データを最適のプリン
タに出力することができる。
【0107】請求項11記載の発明によれば、請求項1
0記載の記憶媒体において、前記新規管理情報記憶過程
は、前記編集文書データを印刷するための印刷条件の設
定を受け付ける印刷条件設定過程と、設定された前記印
刷条件に基づいて前記プリンタ管理情報を新規に生成す
る新規管理情報生成過程と、を前記コンピュータに実行
させることにより、ユーザーが編集文書データを最初に
印刷する場合であっても、ユーザーの期待通りのプリン
タに出力することができる。
【0108】請求項12記載の発明によれば、請求項1
1記載の記憶媒体において、前記印刷条件は印刷品質と
印刷時間と印刷コストとのうち少なくとも一つ以上の属
性に関し、前記出力プリンタ決定過程は、前記各プリン
タの有する前記属性に係る値を前記編集文書データに基
づいて推定する属性値推定過程と、この属性値推定過程
によって推定された前記各プリンタの前記属性の値と前
記印刷条件設定過程によって設定された前記属性に関す
る前記印刷条件の値とを比較して前記印刷条件を満たす
前記プリンタを抽出する属性値比較過程と、を前記コン
ピュータに実行させることにより、特性の異なる複数の
プリンタが存在する環境でユーザーが特性の異なる種々
の編集文書データを印刷する場合に、編集文書データ毎
にユーザーの期待通りのプリンタに出力することができ
る。
【0109】請求項13記載の発明によれば、請求項1
2記載の記憶媒体において、前記属性値比較過程によっ
て抽出された前記プリンタを含む一の前記プリンタ管理
情報の選択を受け付けるプリンタ選択過程と、このプリ
ンタ選択過程によって選択された一の前記プリンタ管理
情報を前記編集文書データ固有の前記プリンタ管理情報
として前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶させる選択
プリンタ管理情報記憶過程と、を前記コンピュータに実
行させることにより、ユーザーが同じ編集文書データを
複数回印刷する場合に、できる限り同一のプリンタに出
力することができる。
【0110】請求項14記載の発明によれば、請求項1
1ないし13のいずれか一記載の記憶媒体において、前
記選択プリンタ管理情報記憶過程によって記憶された前
記編集文書データ固有の前記プリンタ管理情報が使用で
きない場合、前記印刷条件設定過程により設定された前
記編集文書データを印刷するための印刷条件を参照して
前記プリンタ管理情報を再度生成する再度管理情報生成
過程を前記コンピュータに実行させることにより、ユー
ザーが同じ編集文書データを再印刷する時に、標準のプ
リンタが使用できないような場合であっても、できる限
り出力特性が似ているプリンタに出力することができ
る。
【0111】請求項15記載の発明によれば、請求項1
0ないし14のいずれか一記載の記憶媒体において、前
記プリンタ管理情報に基づいて印刷を実行した回数をそ
のプリンタ管理情報に対応付けて記憶させる実行回数記
憶過程と、この実行回数記憶過程で記憶された前記プリ
ンタ管理情報の実行回数に基づいて前記プリンタ管理情
報毎の優先順位を決定する実行回数優先順位決定過程
と、を前記コンピュータに実行させることにより、特性
の異なる複数のプリンタが存在する環境で、ユーザーが
同一の編集文書データを繰り返し印刷する場合に、なる
べく同一のプリンタに迅速に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のプリンティングシ
ステムの全体構成を説明するブロック図である。
【図2】ワークステーション側の処理を説明するフロー
チャートである。
【図3】ワークステーションのディスプレイに表示され
る印刷条件設定画面を示す平面図である。
【図4】プリンタ選択装置の構成例を示す機能ブロック
図である。
【図5】プリンタ選択処理装置の構成例を示す機能ブロ
ック図である。
【図6】プリンタ選択装置におけるプリンタ選択処理の
流れを概略的に示すフローチャートである。
【図7】プリンタ管理情報記憶装置に記憶されているプ
リンタ管理情報の一例を示す説明図である。
【図8】プリンタ選択処理装置の候補プリンタ抽出処理
の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図9】本発明の第二の実施の形態のプリンタ選択装置
におけるプリンタ選択処理の流れを概略的に示すフロー
チャートである。
【図10】プリンタ選択処理装置の候補プリンタ抽出処
理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図11】本発明の第三の実施の形態のプリンタ選択装
置におけるプリンタ選択処理の流れを概略的に示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第四の実施の形態のワークステーシ
ョンのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 プリンタ選択装置 4 プリンタ 18 プリンタ管理情報記憶手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月17日(1999.11.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】また、ステップS34では、ロードされた
画質プロファイル・データと印刷データ解析部22から
の解析データを用いて出力画質を推定する。例として、
所定のプリンタ4について文字に対する画質データを5
0、グラフィックに対する画質データを30、イメージ
に対する画質データを70とし、印刷データを分析して
得られた面積割合が4:2:1の場合、この印刷データ
に対する印刷画質レベルは、"(50×0.4+30×
0.2+70×0.1)/0.7≒47〔ポイント〕"
のように、簡単な積和演算で推定することができる。も
ちろん、より高精度な推定を行うためにより複雑な演算
式を用いることも可能であるし、どのような画質推定の
計算モデルを用いてもよい。推定結果はプリンタ適性判
定処理部26に送られる。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のプリンタ群中から所定のプリン
    タを選択して編集文書データに基づいた印刷を実行させ
    るプリンタ選択方法において、 前記編集文書データ固有の出力プリンタ情報を少なくと
    も含む各種情報から構成されるプリンタ管理情報を記憶
    したプリンタ管理情報記憶手段から前記編集文書データ
    に応じた前記プリンタ管理情報を検索する情報検索過程
    と、 前記編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報が前
    記プリンタ管理情報記憶手段に存在しない場合に、前記
    編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報を新規に
    生成して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶する新規
    管理情報記憶過程と、 検索された前記プリンタ管理情報、または、新規に生成
    された前記プリンタ管理情報を参照して前記編集文書デ
    ータを出力する所定の前記プリンタを決定する出力プリ
    ンタ決定過程と、を含んでなることを特徴とするプリン
    タ選択方法。
  2. 【請求項2】 前記新規管理情報記憶過程は、 前記編集文書データを印刷するための印刷条件の設定を
    受け付ける印刷条件設定過程と、 設定された前記印刷条件に基づいて前記プリンタ管理情
    報を新規に生成する新規管理情報生成過程と、を含んで
    なることを特徴とする請求項1記載のプリンタ選択方
    法。
  3. 【請求項3】 前記出力プリンタ決定過程は、印刷可能
    な状態にある前記プリンタのみを抽出する稼動プリンタ
    抽出過程を含んでなることを特徴とする請求項1または
    2記載のプリンタ選択方法。
  4. 【請求項4】 前記印刷条件は印刷品質と印刷時間と印
    刷コストとのうち少なくとも一つ以上の属性に関し、 前記出力プリンタ決定過程は、 前記各プリンタの有する前記属性に係る値を前記編集文
    書データに基づいて推定する属性値推定過程と、 この属性値推定過程によって推定された前記各プリンタ
    の前記属性の値と前記印刷条件設定過程によって設定さ
    れた前記属性に関する前記印刷条件の値とを比較して前
    記印刷条件を満たす前記プリンタを抽出する属性値比較
    過程と、を含んでなることを特徴とする請求項2記載の
    プリンタ選択方法。
  5. 【請求項5】 前記属性値比較過程によって抽出された
    前記プリンタを含む一の前記プリンタ管理情報の選択を
    受け付けるプリンタ選択過程と、 このプリンタ選択過程によって選択された一の前記プリ
    ンタ管理情報を前記編集文書データ固有の前記プリンタ
    管理情報として前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶さ
    せる選択プリンタ管理情報記憶過程と、を含んでなるこ
    とを特徴とする請求項4記載のプリンタ選択方法。
  6. 【請求項6】 前記属性値比較過程で比較された推定属
    性値と条件属性値との適合度を示す適性値を前記プリン
    タ管理情報毎に算出する適性値算出過程と、 この適性値算出過程で算出された前記適性値に基づいて
    前記プリンタ管理情報毎の優先順位を決定する優先順位
    決定過程と、を含んでなることを特徴とする請求項4記
    載のプリンタ選択方法。
  7. 【請求項7】 複数台のプリンタ群中から所定のプリン
    タを選択して編集文書データに基づいた印刷を実行させ
    るプリンタ選択装置において、 前記編集文書データ固有の出力プリンタ情報を少なくと
    も含む各種情報から構成されるプリンタ管理情報を記憶
    するプリンタ管理情報記憶手段と、 このプリンタ管理情報記憶手段に前記編集文書データに
    応じた前記プリンタ管理情報が記憶されているか否かを
    判断するプリンタ管理情報有無判断手段と、 このプリンタ管理情報有無判断手段によって前記編集文
    書データに応じた前記プリンタ管理情報が前記プリンタ
    管理情報記憶手段に記憶されていないと判断された場
    合、前記編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報
    を新規に生成して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶
    する新規管理情報記憶手段と、 前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶されていた前記プ
    リンタ管理情報、または、新規に生成された前記プリン
    タ管理情報を参照して前記編集文書データを出力する所
    定の前記プリンタを決定する出力プリンタ決定手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ選択装置。
  8. 【請求項8】 新規管理情報記憶手段は、 前記編集文書データを印刷するための印刷条件の設定を
    受け付ける印刷条件設定手段と、 設定された前記印刷条件に基づいて前記プリンタ管理情
    報を新規に生成する新規管理情報生成手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項7記載のプリンタ選択装置。
  9. 【請求項9】 前記出力プリンタ決定手段は、印刷可能
    な状態にある前記プリンタのみを抽出する稼動プリンタ
    抽出手段を備えることを特徴とする請求項7または8記
    載のプリンタ選択装置。
  10. 【請求項10】 複数台のプリンタ群中から所定のプリ
    ンタを選択して編集文書データに基づいた印刷を実行さ
    せることをコンピュータに実行させるコンピュータに読
    み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体であっ
    て、 前記プログラムは、 前記編集文書データ固有の出力プリンタ情報を少なくと
    も含む各種情報から構成されるプリンタ管理情報を記憶
    したプリンタ管理情報記憶手段から前記編集文書データ
    に応じた前記プリンタ管理情報を検索する情報検索過程
    と、 前記編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報が前
    記プリンタ管理情報記憶手段に存在しない場合に、前記
    編集文書データに応じた前記プリンタ管理情報を新規に
    生成して前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶する新規
    管理情報記憶過程と、 検索された前記プリンタ管理情報、または、新規に生成
    された前記プリンタ管理情報を参照して前記編集文書デ
    ータを出力する所定の前記プリンタを決定する出力プリ
    ンタ決定過程と、を前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記新規管理情報記憶過程は、 前記編集文書データを印刷するための印刷条件の設定を
    受け付ける印刷条件設定過程と、 設定された前記印刷条件に基づいて前記プリンタ管理情
    報を新規に生成する新規管理情報生成過程と、を前記コ
    ンピュータに実行させることを特徴とする請求項10記
    載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記印刷条件は印刷品質と印刷時間と
    印刷コストとのうち少なくとも一つ以上の属性に関し、 前記出力プリンタ決定過程は、 前記各プリンタの有する前記属性に係る値を前記編集文
    書データに基づいて推定する属性値推定過程と、 この属性値推定過程によって推定された前記各プリンタ
    の前記属性の値と前記印刷条件設定過程によって設定さ
    れた前記属性に関する前記印刷条件の値とを比較して前
    記印刷条件を満たす前記プリンタを抽出する属性値比較
    過程と、を前記コンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記属性値比較過程によって抽出され
    た前記プリンタを含む一の前記プリンタ管理情報の選択
    を受け付けるプリンタ選択過程と、 このプリンタ選択過程によって選択された一の前記プリ
    ンタ管理情報を前記編集文書データ固有の前記プリンタ
    管理情報として前記プリンタ管理情報記憶手段に記憶さ
    せる選択プリンタ管理情報記憶過程と、を前記コンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項12記載の記
    憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記選択プリンタ管理情報記憶過程に
    よって記憶された前記編集文書データ固有の前記プリン
    タ管理情報が使用できない場合、前記印刷条件設定過程
    により設定された前記編集文書データを印刷するための
    印刷条件を参照して前記プリンタ管理情報を再度生成す
    る再度管理情報生成過程を前記コンピュータに実行させ
    ることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか一
    記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記プリンタ管理情報に基づいて印刷
    を実行した回数をそのプリンタ管理情報に対応付けて記
    憶させる実行回数記憶過程と、 この実行回数記憶過程で記憶された前記プリンタ管理情
    報の実行回数に基づいて前記プリンタ管理情報毎の優先
    順位を決定する実行回数優先順位決定過程と、を前記コ
    ンピュータに実行させることを特徴とする請求項10な
    いし14のいずれか一記載の記憶媒体。
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