JP2001133735A - 眼鏡の丁番構造 - Google Patents

眼鏡の丁番構造

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JP2001133735A
JP2001133735A JP31753099A JP31753099A JP2001133735A JP 2001133735 A JP2001133735 A JP 2001133735A JP 31753099 A JP31753099 A JP 31753099A JP 31753099 A JP31753099 A JP 31753099A JP 2001133735 A JP2001133735 A JP 2001133735A
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JP31753099A
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Takemitsu Endo
雄光 遠藤
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Murai Co Ltd
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Murai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スムーズで剛性感のある回動動作を持続する
ことが可能である眼鏡の丁番構造を提供する。 【解決手段】 眼鏡の丁番構造として、ヨロイ2に設け
られた第1の転動輪として機能する内コマ4、複数の転
動体であるボール5、第2の転動輪として機能する外コ
マ6、保持部材としてのリテーナ7、リテーナ7を内コ
マ4に固定するネジ8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡の丁番構造に
関し、転がり軸受の構造を利用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術における眼鏡の一般的な丁番構
造100は、図21に示されるように、ヨロイ110及
びテンプル111にロー付け等の方法により接合される
コマ101,102と、両コマ101,102を締結す
ると共に、回動軸となるネジ103より構成されてい
る。
【0003】両コマ101,102の回動動作は、ネジ
103の外周面103a(ネジの設けられていない部分
とすることも可能)とコマ102の軸孔102bの嵌合
状態により左右される。
【0004】また、回動動作における高品位感を得るこ
とに大きな影響を与える「あがき」(回動トルク:抵抗
感)の発生は、両コマ101,102の摺動面101
a,102aの摺動抵抗により行ない、これは、ネジ1
03の締め付けトルクに大きく依存している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、丁番構
造100のネジ103の外周面103aとコマ102の
軸孔102bの嵌合状態において嵌め合い代が大きい場
合には、ガタとなり回動動作における剛性感を損なう要
因となる。
【0006】これに対し、軸と軸孔の外径・内径の高い
加工精度を求め、嵌合状態を良好なものとすることも可
能ではあるが、部品加工が難しくなり、また回動動作に
伴う部品材料の摩耗に対する配慮も必要となる。
【0007】一方、ネジ103による締め付けをあがき
の発生に利用しているので、ネジの緩みが発生した場合
には、あがきの変化(抵抗感の減少)が発生し、緩み止
めを講じたり、定期的な増し締めが必要である。
【0008】本発明は、上記した従来技術の問題を解決
するものであり、その目的とするところは、スムーズで
剛性感のある回動動作を持続することが可能であるこ
と、また摺動部の摩耗等が少なく耐久性に優れること、
また緩みがなく確実な締結が行われメンテナンス性を高
めること、等の少なくともいずれかを可能とする眼鏡の
丁番構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、眼鏡を構成する2部材を回動自在
に結合するための眼鏡の丁番構造において、前記2部材
のうちの一方の部材に設けられる第1の転動輪と、前記
2部材のうちの他方の部材に設けられる第2の転動輪
と、前記第1及び第2の転動輪による対向する転動面に
挟持されて転がり、該第1及び第2の転動輪を相対的に
回動自在とする複数の転動体と、前記第1及び第2の転
動輪の回動軸方向の移動を規制する軸方向移動規制手段
と、を備えることを特徴とする。
【0010】このように構成することにより、転動体を
介して第1の転動輪と第2の転動輪が回動するので、眼
鏡を構成する2部材を転がり軸受により回動させること
になり、スムーズで剛性感のある回動動作となる。
【0011】前記第1の転動輪は外輪であり、前記第2
の転動輪は該第1の転動輪の内側に位置する内輪であ
り、前記軸方向移動規制手段は外輪と内輪による対向す
る転動面に形成された溝であることも好適である。
【0012】転動体は、対向する転動面に形成された溝
内で保持されることにより、径方向及び軸方向のガタが
抑制される。転動体に与圧を与えることにより、より一
層ガタを抑えることも可能である。
【0013】前記溝内に収容され、転動体に圧接する圧
接リングを備えることも好適である。
【0014】転動体と圧接リングの圧接により、回動動
作に抵抗(あがき)を与えることになるので、ゆっくり
とした回動動作(力の入れ具合に応じた)による操作感
の向上を得ること、また抵抗を大きくした場合には所定
の回動位置での眼鏡を構成する2部材の相対回動位置の
保持を行なうことも可能である。
【0015】前記第1及び第2の転動輪による転動面
は、回動軸方向に隔てて対向するものであり、前記軸方
向移動規制手段として前記第1及び第2の転動輪を挟持
する挟持部材を備えることも好適である。
【0016】従って、スラスト転がり軸受の構成を採用
することも可能である。
【0017】前記第1または第2の転動輪の外周面部と
転動面との間を接続して前記転動体を疎通させる転動体
通路を備えることも好適である。
【0018】転動体を転動体通路を通して転動面へと導
くことが可能となり、より容易に組み立てることが可能
となる。
【0019】また、眼鏡を構成する2部材を回動自在に
結合するための眼鏡の丁番構造において、少なくとも外
輪と内輪及び転動体とを有する転がり軸受と、前記2部
材のうちの一方の部材に前記転がり軸受の外輪を保持す
るハウジング部と、前記2部材のうちの他方の部材と前
記転がり軸受の内輪とを接続する接続部と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0020】このように構成することにより、眼鏡を構
成する2部材を転がり軸受により回動させることにな
り、スムーズで剛性感のある回動動作となる。
【0021】前記一方の部材と前記他方の部材と前記転
がり軸受のいずれか2つの間に摺動部材を配置すること
も好適である。
【0022】摺動部材の配置により、回動動作に抵抗
(あがき)を与えることになるので、ゆっくりとした回
動動作(力の入れ具合に応じた)による操作感の向上を
得ること、また抵抗を大きくした場合には所定の回動位
置での眼鏡を構成する2部材の相対回動位置の保持を行
なうことも可能である。
【0023】前記摺動部材は、ゴム状弾性体のリングで
あること、あるいは弾性力により当接する摺動面部を有
するバネであることも好適である。
【0024】前記一方の部材と他方の部材の相対回動位
置を位置決めするための回り止め手段を備えることも好
適である。
【0025】回り止め手段により、回動停止位置を定め
ることが可能となる。
【0026】前記複数の転動体を離間させて保持する保
持部材を備えることも好適である。
【0027】保持部材により転動体同士の接触を防止
し、かつ均等的な配置となるように整列させてより安定
した回動動作が得られる。
【0028】前記転動面と複数の転動体のいずれか一方
の硬さを他方よりも低く設定し、回動抵抗を増加させた
ことも好適である。
【0029】例えば、一方の部材を樹脂材料からなるも
のとし、他方の部材を金属材料からなるものとすること
で(例えば転動体を樹脂ボールとし、転動面を金属で構
成すること、またその逆の構成)、一方の部材の硬さを
低くすることが可能であり、回動抵抗が大きくなり、ゆ
っくりとした回動動作(力の入れ具合に応じた)による
操作感の向上を得ること、また抵抗を大きくした場合に
は所定の回動位置での眼鏡を構成する2部材の相対回動
位置の保持を行なうことも可能である。
【0030】また、眼鏡を構成する2部材を回動自在に
結合するための眼鏡の丁番構造において、前記2部材の
うちの一方の部材に固定される第1の環状部材と、前記
2部材のうちの他方の部材が嵌合する嵌合孔を有すると
共に、前記第1の環状部材に嵌合する第2の環状部材
と、嵌合状態にある前記第1の環状部材及び第2の環状
部材の回動軸方向の移動を規制する軸方向移動規制手段
と、を備え、前記第1の環状部材の内側面と前記第2の
環状部材の外側面を、互いに回動自在に摺動当接する摺
動当接面としたことを特徴とする。
【0031】摺動当接面を備えた2つの環状部材により
回動動作を行なうことが可能となり、眼鏡を構成する2
部材自体は2つの環状部材を保持すれば良いので、回動
動作の為の高い加工精度は不要となり、また材料選択の
幅を拡げることが可能となる。従って、丁番構造の加工
性や組立性、メンテナンス性等の向上が得られる。
【0032】前記軸方向移動規制手段は、凹凸嵌合する
前記内側面と外側面の摺動当接面であることも好適であ
る。
【0033】第1の環状部材及び第2の環状部材の嵌合
組み合わせを行なうことにより、内側面と外側面の摺動
当接面が凹凸嵌合して軸方向の移動を規制するので、構
成が簡易となる。
【0034】前記眼鏡を構成する2部材うちの一方の部
材は、ヨロイであり、他方の部材はテンプルであること
も好適である。
【0035】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明を
適用した眼鏡の丁番構造1の第1の実施の形態を説明す
る分解構成説明図である。図2は丁番構造1を適用した
眼鏡Gの全体図である。
【0036】図において、丁番構造1は、眼鏡Gを構成
する2部材としてのヨロイ2(一方の部材)と、テンプ
ル3(他方の部材)を回動自在に結合させるものであ
る。この眼鏡Gは、いわゆるリムレス眼鏡であり、ヨロ
イ2はレンズLの左右端部に固定されている。
【0037】この丁番構造1は、ヨロイ2に設けられた
第1の転動輪として機能する内コマ4、複数の転動体で
あるボール5、第2の転動輪として機能する外コマ6、
保持部材としてのリテーナ7、リテーナ7を内コマ4に
固定するネジ8とを備えた構成である。
【0038】内コマ4と外コマ6は、いわゆる転がり軸
受の内輪と外輪となるものであり、内コマ4の外周面に
は転動面4aが形成され、外コマ6の内周面には転動面
6aが形成されている。転動面4a、6aは凹溝状に凹
んだものとなっており、転動面4a、6aが対向し、ボ
ール5を挟持しつつ移動させる軌道となる。
【0039】ボール5が転動面4a、6aの間に挟持さ
れている状態では、凹溝状に凹んだ転動面4a、6aが
ボール5を介して嵌合して軸方向移動規制手段となり、
内コマ4と外コマ6の軸方向移動が規制され、抜け止め
となる。
【0040】リテーナ7は環状部材の周壁面7aに軸方
向に延出するボール保持溝7bを複数形成したものであ
り、周壁面7aの片側には内向きにフランジ部7cが備
えられ、フランジ部7cの中央部には取り付け孔7dが
形成されている。
【0041】丁番構造1の組み立ては、例えば図3のよ
うな方法により行なわれる。まず、内コマ4を外コマ6
に合わせると共に偏心させ、ボール5を間隔の開いた転
動面4a、6aの間に配置する(図3(a)参照)。
【0042】内コマ4と外コマ6の偏心状態を戻し、同
軸上に位置させる。この時、ボール5は、転動面4a、
6aの間に挟持されるようにする(図3(b)参照)。
【0043】ボール5を等配的に位置決めし、リテーナ
7のボール保持溝7bにボール5が保持されるようにリ
テーナ7を内コマ4に取り付け、ネジ8により固定する
(図3(c)参照)。
【0044】組み立てられた丁番構造1は、図4に示さ
れる断面構成となる。ボール5を介して内コマ4と外コ
マ6が回動するので、スムーズで剛性感のある回動動作
となる。回動動作は、ボール5による転がりとなるので
摩耗が少なく耐久性に優れ、また内コマ4と外コマ6の
締結もネジを不要とするので緩み等の問題もない。
【0045】転動面4a、6aの間の間隔をボール5に
与圧をかける間隔に設定することにより、回動動作に抵
抗(あがき)を与えることになるので、ゆっくりとした
回動動作(力の入れ具合に応じた)による操作感の向上
を得ること、また与圧を大きくした場合には所定の回動
位置でテンプル3の回動位置の保持を行なうことも可能
であり、例えばテンプル3を閉じた状態で保持させるこ
とも可能である。
【0046】ボール5と転動面4a、6aの材質に関し
ては、両方とも金属製とすることも可能であるが、一方
の硬さを他方よりも低く適宜に設定することにより、あ
がきを発生させることが可能である。
【0047】具体例としては、ボール5を樹脂材料によ
るものとした場合には、ボール5の硬さ<転動面の硬さ
となり、ボール5をセラミック材料によるものとした場
合には、ボール5の硬さ>転動面の硬さと設定すること
も可能である。
【0048】図5は、丁番構造1の変形例であり、内コ
マ4の転動面4aの底部に凹溝4bを形成し、凹溝4b
にゴム状弾性体による圧接リング9を嵌合収容し、ボー
ル5が圧接リング9に圧接するように構成している。
【0049】このように圧接リング9を備え、ボール5
と圧接リング9の圧接により、回動動作に抵抗(あが
き)を与えることも可能である。
【0050】図6は、リテーナ7の取付構造の変形例で
あり、リテーナ7の周壁面7aとフランジ部7cの接続
する角部を内向きの断面弧状の把持部とし、内コマ4の
転動面4aの縁部4cに嵌合させて取り付ける構成(ス
ナップフィット)としている。スナップフィットとする
ことで、組み立てが容易となる。
【0051】尚、この実施の形態では、眼鏡Gを構成す
る2部材としてのヨロイ2側に内コマ4を設け、テンプ
ル3側に外コマ6を設けた構成としたは、逆にヨロイ2
側に外コマ6を設け、テンプル3側に内コマ4を設けた
構成としてもなんら問題はない。
【0052】転動体として、ボール5を用いたが、円柱
形状や円錐台形状の転動体を利用することも可能であ
る。その場合には、転動面の構成を用いる転動体の形状
に応じたものとすれば良い。
【0053】(実施の形態2)図7は第2の実施の形態
の眼鏡の丁番構造11を説明する分解構成説明図であ
る。図8は丁番構造11の断面構成図(組み立て後)で
ある。
【0054】第1の実施の形態の丁番構造1では、ラジ
アル転がり軸受の構造を採用したが、この第2の実施の
形態のようにスラスト転がり軸受の構造を採用すること
も可能である。図において、第1の実施の形態と同様の
構成には同じ符号が付されており、該同一符号の構成の
説明は第1の実施の形態を参照し、重複する説明を省く
ものとする。
【0055】丁番構造11は、ヨロイ2に設けられた第
1の転動輪として機能する上コマ14、複数の転動体で
あるボール5、第2の転動輪として機能する下コマ1
6、保持部材としてのリテーナ17、上コマ14と下コ
マ16の回動軸方向の移動を規制する(回動自在に接
続)挟持部材(軸方向移動規制手段)としての軸14b
と摺動シート18及びネジ19とを備えた構成である。
【0056】上コマ14と下コマ16の対向面には凹溝
状に凹んだ転動面14a,16aが形成され、ボール5
を挟持しつつ移動させる軌道となる。
【0057】リテーナ17は上コマ14と下コマ16の
対向面の隙間間隔よりも厚みの薄い環状部材であり、外
周側にボール5を保持する保持部17aが複数形成され
ている。
【0058】丁番構造11の組み立ては、例えば、上コ
マ14の軸14bを上向きとなるようにしてリテーナ1
7を転動面14aの上に載置し、転動面14aの上であ
りかつリテーナ17の保持部17aの内側にボール5を
配置し、下コマ16を被せる。
【0059】そして摺動シート18を挟み、ネジ19を
軸14bの先端に設けられたネジ孔に締結する。
【0060】丁番構造11の組み立て後の構成は、図8
の通りとなり、スムーズで剛性感のある回動動作を得る
ことが可能となる。
【0061】尚、摺動シート18と下コマ16が摺動す
ることにより発生する摩擦(きわめて小さいものである
が)により、回動動作に抵抗(あがき)を与えることも
可能である。
【0062】ネジ19を備えずに、軸14bの先端部を
拡径させてボス部とすることで、上コマ14と下コマ1
6の回動軸方向の移動を規制する(回動自在に接続)軸
方向移動規制手段とすることも可能である。
【0063】また、ボール5の直径を大きくして、上コ
マ14と下コマ16の対向面の隙間からボール5の外周
部を露出させる(あるいは外から見えるようにする)こ
とで、装飾性を持たせることも可能である。
【0064】(実施の形態3)図9,図10,図11は
第3の実施の形態の眼鏡の丁番構造21A,21B,2
1C(バリエーションA,B,C)を説明する図であ
る。それぞれ分図(a)は外観斜視図であり、分図
(b)(及び図9(c))は断面構成説明図である。
【0065】図において、第1の実施の形態と同様の構
成には同じ符号が付されており、該同一符号の構成の説
明は第1の実施の形態を参照し、重複する説明を省くも
のとする。
【0066】この第3の実施の形態の特徴としては、外
コマ6の外周面部に転動面4a、6aの間へボール5を
挿入する転動体通路6bを備え、丁番構造の組み立ての
際に転動体通路6bよりボール5を挿入可能としてい
る。転動体通路6bは、プラグネジ22により塞がれ
る。
【0067】このようにボール5を挿入する転動体通路
6bを備えることにより、内コマ4と外コマ6を合わ
せ、転動体通路6bからボール5を規定の数だけ挿入
し、プラグネジ22を止めるだけで組み立てが行なえ、
丁番構造の組み立てを極めて簡単に行なうことが可能と
なる。
【0068】また、内コマ4と外コマ6の隙間を小さく
設定して、ボール5の軌道への異物の進入を抑制すると
共に、デザイン面での自由度を高める。
【0069】図9の丁番構造21Aは、円筒形の外観を
呈しているものである。
【0070】図10の丁番構造21Bは、腕時計を模し
た外観を呈しているものである。
【0071】図11の丁番構造21Cは、ドーナツ状の
外観を呈しているものである。
【0072】装飾として、内コマ4の端面やヨロイ2、
テンプル3との接続部等に色付き(装飾)ガラスや宝石
等を嵌め込むことも可能である。
【0073】(実施の形態4)図12は第4の実施の形
態の眼鏡の丁番構造31を説明する分解構成説明図であ
る。図13は丁番構造31の外観斜視図である。
【0074】図において、第1の実施の形態と同様の構
成には同じ符号が付されており、該同一符号の構成の説
明は第1の実施の形態を参照し、重複する説明を省くも
のとする。
【0075】この実施の形態では、完成状態にある転が
り軸受35(市販された規格品を使用することが可能)
を使用する。転がり軸受35は、外輪35a、内輪35
b、転動体35cを備えている。
【0076】転がり軸受35のハウジングとなる下コマ
33はテンプル3に一体的に接続したものであり、上端
面33aに転がり軸受35の外輪35aを嵌合固定する
保持部33bと、摺動部材となるゴム状弾性体のリング
36(材質に関して限定するものではなく、例えば樹脂
材料とすることや、バネ材とすることも可能である)を
保持する凹部33cが形成されている。
【0077】ヨロイ2に接続する上コマ32は、下端面
32aから円柱状の接続部32bが突出するように備え
られている。接続部32bは、内輪35bに嵌合固定
(しまり嵌め合い)する。
【0078】丁番構造31は、下コマ33に転がり軸受
35を嵌め込み、リング36を凹部33cに載置し、上
コマ32の接続部32bを転がり軸受35の内輪35b
に嵌め込むことで組み立てられる。
【0079】このように、転がり軸受35を使用した構
成とすることでも、スムーズで剛性感のある回動動作を
得ることが可能となる。
【0080】また、リング36により回動時に発生する
摩擦により、回動動作に抵抗(あがき)を与えることが
可能である。
【0081】(実施の形態5)図14は第5の実施の形
態の眼鏡の丁番構造41を説明する図であり、図14
(a)は分解構成説明図、図14(b)は断面構成説明
図である。図15は丁番構造41の外観斜視図である。
【0082】図において、第4の実施の形態と同様の構
成には同じ符号が付されており、該同一符号の構成の説
明は第4の実施の形態を参照し、重複する説明を省くも
のとする。
【0083】この実施の形態では、完成状態にある転が
り軸受35(市販された規格品を使用することが可能)
を使用する。
【0084】転がり軸受35のハウジングとなる下コマ
43はテンプル3に一体的に接続したものであり、上端
面43aに転がり軸受35を保持する凹部43bが形成
されている。
【0085】ヨロイ2に接続する上コマ42は、下端面
42aから円柱状の接続部42bが突出するように備え
られている。接続部42bは、転がり軸受35の内輪に
嵌合固定(しまり嵌め合い)する。
【0086】上コマ42と下コマ43の間には摺動面部
となるボール44bをボール保持部44a下面に有する
バネ44が配置される。
【0087】バネ44のボール保持部44aは、回動軸
を通過する板バネ部44cに接続しており、上コマ42
に設けられた切り欠き部42cに収まり、板バネ部44
cの弾性を利用して上下に弾性移動可能とされている。
そして、ボール44bを上端面43aに板バネ部44c
の弾性力で付勢し当接させている。
【0088】このボール44bと上端面43aの当接に
より、回動動作に抵抗(あがき)を与えることが可能で
ある。
【0089】また、下コマ43の上端面43aには、ボ
ール44bが入り込む位置であり、かつテンプル3を閉
じた位置と開いた位置に相当する位置に、凹み孔43
c,43dが形成されており、ボール44bと共に回り
止め手段を構成している。
【0090】凹み孔43c,43dにボール44bが入
り込むことにより回動動作が規制(回動させるための力
がより必要となる)され、回り止めがなされる。
【0091】(実施の形態6)図16は第6の実施の形
態の眼鏡の丁番構造51を説明する分解構成説明図であ
り、図17は変形例を説明する図である。
【0092】図において、第4の実施の形態と同様の構
成には同じ符号が付されており、該同一符号の構成の説
明は第4の実施の形態を参照し、重複する説明を省くも
のとする。
【0093】この実施の形態では、完成状態にある転が
り軸受35(市販された規格品を使用することが可能)
を使用する。
【0094】転がり軸受35のハウジングとなる中コマ
53はテンプル3に一体的に接続したものであり、転が
り軸受35を保持する保持孔53bが形成されている。
【0095】ヨロイ2に接続するコマ52は、中コマ5
3を挟持可能に上下に離間した一対の保持アーム部52
a,52bを備えている。保持アーム部52a,52b
には回動軸と同軸となる貫通孔52c,52dが設けら
れている。保持アーム部52a,52bを接続する基部
の端面52eには、孔52fが設けられている。
【0096】54は樹脂材料により形成された圧接部材
であり、孔52fに進入する軸54aと軸54aの先端
に固定された当接部54bから構成されている。
【0097】当接部54bは、軸54aを介してコイル
バネ55により、中コマ53の周壁面53aに対し付勢
されている。また、中コマ53の周壁面53aにはテン
プル3を閉じた位置と開いた位置に相当する位置に、凹
み部53c,53dが形成されており、圧接部材54と
共に回り止め手段を構成している。
【0098】丁番構造51の組み立ては、中コマ53に
転がり軸受35を装填し、コイルバネ55と圧接部材5
4の軸54aを孔52fに挿入し、ピン56を貫通孔5
2c、転がり軸受35、貫通孔52dの順に通しカシメ
固定する。
【0099】このように、両側から転がり軸受35を支
持することで、スムーズで剛性感のある回動動作を得る
ことが可能となり、また軸剛性をより高めることが可能
となる。
【0100】また、圧接部材54と中コマ53の周壁面
53aにより回動時に発生する摩擦により、回動動作に
抵抗(あがき)を与えることが可能である。
【0101】また、圧接部材54と中コマ53の周壁面
53aの凹み部53c,53dの嵌合により、回動動作
が規制(回動させるための力がより必要となる)され、
回り止めがなされる。
【0102】圧接部材54としては、図17に示される
ように、ゴム状弾性体による当接部54cを備える構成
としても良く、この場合に凹み部53c,53dを省略
した中コマ53'と組み合わせることも良い。
【0103】(実施の形態7)図18(a)は第7の実
施の形態の眼鏡の丁番構造61を説明する分解構成説明
図であり、図18(b)は組み立てた状態での丁番構造
61の断面構成を説明する図である。
【0104】図において、2はヨロイであり、3はテン
プルであり、眼鏡を構成する2部材である。
【0105】テンプル3は針金状部材であり、そのヨロ
イ2側の端部は円形断面を有し、略90度で下方に向か
って折り曲げられた軸部62となっている。
【0106】ヨロイ2には、円柱形状の保持部63が設
けられ、上端面から下側に向かい箱型の収容部64が形
成されている。収容部64の底部65には、中央部に円
形の開口孔66が設けられている。
【0107】収容部64には、収容部64とほぼ同じ外
形形状を有する第1の環状部材としての筒状の外輪部材
67が嵌め合わされ、固定される。従って、外輪部材6
7の外形は箱型であり、収容部64に対して締め代を有
する寸法となっている。
【0108】外輪部材67は、それ自体が摺動性の高い
材料で構成されており、限定されるものではないが、例
えば樹脂材料、特にPTFEやモリブデンを含む樹脂材
料で形成される。
【0109】外輪部材67の内側面68は、筒の内筒部
である上下の摺動面部68a,68bと、その間の凹溝
部68cから構成されている。
【0110】外輪部材67の内側には、第2の環状部材
としての筒状の内輪部材69が装填される。
【0111】内輪部材69は、嵌合孔69aの内側面に
テンプル3の軸部62が嵌合固定される。また、外側面
70には、外輪部材67の内側面68に形成された摺動
面部68a,68bと凹溝部68cに対応する摺動面部
70a,70bと凸条部70cが形成されている。
【0112】凹溝部68cと凸条部70cは、互いに凹
凸嵌合し、外輪部材67と内輪部材69の回動軸方向の
移動を規制(軸方向移動規制手段)し、抜け止めとな
る。軸方向移動規制手段として、凹凸嵌合を用いない場
合には、例えば、軸部62にフランジ部を形成したり、
軸部62の先端部に溝を形成してCリングを嵌め込む構
成、あるいはネジ止めとする構成を採用することも可能
である。
【0113】内輪部材69は、嵌合孔69aに他方の部
材であるテンプル3の軸部62を嵌合させた状態で、互
いに摺動当接面となる内側面68と外側面70がガタの
ない嵌合状態となっている。
【0114】丁番構造61の組立手順は、様々考えられ
るが一例としては、収容部64に外輪部材67を嵌め込
み固定し、外輪部材67に内輪部材69を縮めて嵌合
し、そして嵌合孔69aの内側面にテンプル3の軸部6
2を差し込むことで行われる。軸部62の先端は開口孔
66から突出させても良い。
【0115】軸部62の嵌合孔69aに対する回り止め
は、嵌合孔69aとの嵌合圧接によるものである程度は
期待できるが、より確実な回り止めを行なう場合には、
嵌合孔69aと軸部62を非円形形状となる嵌合形状
(例えば楕円形や多角形、スプライン形状)とすること
も可能である。尚、摺動当接面となる内側面68と外側
面70を、内側面68と外側面70の圧接嵌合状態を大
きく不均一とするような形状は避けることが好ましい。
【0116】このような丁番構造61では、外輪部材6
7と内輪部材69との2つの回動部材が回動動作を行な
うので、この実施の形態ではヨロイ2とテンプル3であ
る眼鏡を構成する2部材自体を、スムーズで剛性感のあ
る回動動作を可能とするように加工することは不要とな
る。
【0117】ヨロイ2とテンプル3とは別構成となる2
つの回動部材の加工は、形状も定まったものであり(ヨ
ロイのように異型形状ではなく、テンプル3のように長
尺形状ではない)、より容易に精密な加工、あるいは成
形を行なうことが可能であり、丁番構造の加工性が向上
する。 また、組立も差し込み工程だけであるので、簡
単で組立性が良い。
【0118】また、外輪部材67と内輪部材69の交換
が簡単に可能であるので、ヨロイ2の交換や、回動動作
に問題が生じた場合など、容易に交換でき、メンテナン
ス性も良い。
【0119】図19では、丁番構造61の変形例が示さ
れている。図19(a)では、軸部62の抜け止めをよ
り確実に行なうために、軸部62の端部にネジ72を締
結した。ネジ72の頭部とヨロイ2の保持部63の底面
との間に摺動ワッシャ73を介在させている。このネジ
72と摺動ワッシャ73により回動動作にあがきを与え
ることも可能である。
【0120】図19(b)では、ネジ74の頭部が入る
ように開口孔66を若干大きくしている。この形態で
は、ネジ74の頭部が内輪部材69の端部に直接当接す
るので、摺動ワッシャは不要となる。
【0121】図20は、外輪部材67と内輪部材69の
凹凸嵌合の変形例の構成を例示する図である。分図
(a)では軸方向中央部が外側に膨らんだ嵌合当接面と
している。分図(b)では逆に軸方向中央部が内側に凹
んでいる。また、分図(c)では、鋭角的に軸方向中央
部が膨らんだ形状である。
【0122】尚、ヨロイ2とテンプル3は、逆であって
も良く、ヨロイ2側に外輪部材67を保持する保持部を
設けても良い。また、外輪部材67をテンプル3に直接
接続しても良い。
【0123】また、上記実施の形態では、眼鏡を構成す
る2部材としてヨロイとテンプルを例示したが、回動す
る構成を備える部位、例えばブリッジの中央部に備えた
丁番により左右のレンズが対向するように折りたためる
構成の眼鏡においては、ブリッジの中央部の丁番にこの
発明の実施の形態を適宜適用可能である。
【0124】
【発明の効果】上記のように説明された本発明による
と、眼鏡を構成する2部材を軸受部材を介して回動させ
ることになり、スムーズで剛性感のある回動動作が得ら
れる。
【0125】摺動部の摩耗等が少なく耐久性に優れる。
【0126】緩みがなく確実な締結が行われ、丁番構成
部材の交換が簡単にでき、メンテナンス性が高まる。
【0127】摺動部材を備えることで回動動作に抵抗
(あがき)を与え、操作感の向上を図ることが可能とな
る。
【0128】また、回り止め手段により、テンプル等の
眼鏡構成部材の回動停止位置を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る眼鏡の丁番構造の分解構成
説明図。
【図2】眼鏡の全体図。
【図3】実施の形態1に係る眼鏡の丁番構造の組み立て
方法を説明する図。
【図4】実施の形態1に係る眼鏡の丁番構造の断面構成
説明図。
【図5】実施の形態1に係る眼鏡の丁番構造の断面構成
説明図(圧接リング付き)。
【図6】実施の形態1に係る眼鏡の丁番構造の断面構成
説明図(リテーナの取付例)。
【図7】実施の形態2に係る眼鏡の丁番構造の分解構成
説明図。
【図8】実施の形態2に係る眼鏡の丁番構造の断面構成
説明図。
【図9】実施の形態3に係る眼鏡の丁番構造の説明図
(バリエーションA)。
【図10】実施の形態3に係る眼鏡の丁番構造の説明図
(バリエーションB)。
【図11】実施の形態3に係る眼鏡の丁番構造の説明図
(バリエーションC)。
【図12】実施の形態4に係る眼鏡の丁番構造の分解構
成説明図。
【図13】実施の形態4に係る眼鏡の丁番構造の外観斜
視図。
【図14】実施の形態5に係る眼鏡の丁番構造の分解構
成説明図。
【図15】実施の形態5に係る眼鏡の丁番構造の外観斜
視図。
【図16】実施の形態6に係る眼鏡の丁番構造の分解構
成説明図。
【図17】実施の形態6に係る眼鏡の丁番構造の変形例
を示す図。
【図18】図18(a)は実施の形態7に係る眼鏡の丁
番構造の分解構成説明図、図18(b)は丁番構造の断
面構成を説明する図。
【図19】図19は実施の形態7に係る眼鏡の丁番構造
の変形例を示す図。
【図20】図20は実施の形態7に係る眼鏡の丁番構造
の変形例を示す図。
【図21】従来技術に係る眼鏡の丁番構造を示す図。
【符号の説明】
1,11,21A,21B,21C,31,41,5
1,61 丁番構造 2 ヨロイ 3 テンプル 4 内コマ 4a,6a 転動面 5 ボール 6 外コマ 6b 転動体通路 7 リテーナ 7a 周壁面 7b ボール保持溝 7c フランジ部 7d 取り付け孔 8 ネジ 14 上コマ 16 下コマ 17 リテーナ 18 摺動シート 19 ネジ 22 プラグネジ 32 上コマ 33 下コマ 35 転がり軸受 35a 外輪 35b 内輪 35c 転動体 36 リング 44 バネ 54 圧接部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡を構成する2部材を回動自在に結合
    するための眼鏡の丁番構造において、 前記2部材のうちの一方の部材に設けられる第1の転動
    輪と、 前記2部材のうちの他方の部材に設けられる第2の転動
    輪と、 前記第1及び第2の転動輪による対向する転動面に挟持
    されて転がり、該第1及び第2の転動輪を相対的に回動
    自在とする複数の転動体と、 前記第1及び第2の転動輪の回動軸方向の移動を規制す
    る軸方向移動規制手段と、 を備えることを特徴とする眼鏡の丁番構造。
  2. 【請求項2】 前記第1の転動輪は外輪であり、 前記第2の転動輪は該第1の転動輪の内側に位置する内
    輪であり、 前記軸方向移動規制手段は外輪と内輪による対向する転
    動面に形成された溝であることを特徴とする請求項1に
    記載の眼鏡の丁番構造。
  3. 【請求項3】 前記溝内に収容され、転動体に圧接する
    圧接リングを備えることを特徴とする請求項2に記載の
    眼鏡の丁番構造。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の転動輪による転動面
    は、回動軸方向に隔てて対向するものであり、 前記軸方向移動規制手段として前記第1及び第2の転動
    輪を挟持する挟持部材を備えることを特徴とする請求項
    1に記載の眼鏡の丁番構造。
  5. 【請求項5】 前記第1または第2の転動輪の外周面部
    と転動面との間を接続して前記転動体を疎通させる転動
    体通路を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載の眼鏡の丁番構造。
  6. 【請求項6】 眼鏡を構成する2部材を回動自在に結合
    するための眼鏡の丁番構造において、 少なくとも外輪と内輪及び転動体とを有する転がり軸受
    と、 前記2部材のうちの一方の部材に前記転がり軸受の外輪
    を保持するハウジング部と、 前記2部材のうちの他方の部材と前記転がり軸受の内輪
    とを接続する接続部と、 を備えることを特徴とする眼鏡の丁番構造。
  7. 【請求項7】 前記一方の部材と前記他方の部材と前記
    転がり軸受のいずれか2つの間に摺動部材を配置するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    眼鏡の丁番構造。
  8. 【請求項8】 前記摺動部材は、ゴム状弾性体のリング
    であることを特徴とする請求項7に記載の眼鏡の丁番構
    造。
  9. 【請求項9】 前記摺動部材は、弾性力により当接する
    摺動面部を有するバネであることを特徴とする請求項7
    に記載の眼鏡の丁番構造。
  10. 【請求項10】 前記一方の部材と他方の部材の相対回
    動位置を位置決めするための回り止め手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の眼
    鏡の丁番構造。
  11. 【請求項11】 前記複数の転動体を離間させて保持す
    る保持部材を備えることを特徴とする請求項1乃至10
    のいずれか1項に記載の眼鏡の丁番構造。
  12. 【請求項12】 前記転動面と複数の転動体のいずれか
    一方の硬さを他方よりも低く設定し、回動抵抗を増加さ
    せたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項
    に記載の眼鏡の丁番構造。
  13. 【請求項13】 眼鏡を構成する2部材を回動自在に結
    合するための眼鏡の丁番構造において、 前記2部材のうちの一方の部材に固定される第1の環状
    部材と、 前記2部材のうちの他方の部材が嵌合する嵌合孔を有す
    ると共に、前記第1の環状部材に嵌合する第2の環状部
    材と、 嵌合状態にある前記第1の環状部材及び第2の環状部材
    の回動軸方向の移動を規制する軸方向移動規制手段と、 を備え、前記第1の環状部材の内側面と前記第2の環状
    部材の外側面を、互いに回動自在に摺動当接する摺動当
    接面としたことを特徴とする眼鏡の丁番構造。
  14. 【請求項14】 前記軸方向移動規制手段は、凹凸嵌合
    する前記内側面と外側面の摺動当接面であることを特徴
    とする請求項13に記載の眼鏡の丁番構造。
  15. 【請求項15】 前記眼鏡を構成する2部材うちの一方
    の部材は、ヨロイであり、 他方の部材はテンプルであることを特徴とする請求項1
    乃至14のいずれか1項に記載の眼鏡の丁番構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008010331A1 (de) * 2008-02-21 2009-04-30 Rodenstock Gmbh Scharniergelenk für eine Brille und Brille mit demselben
IT201700062622A1 (it) * 2017-06-08 2018-12-08 Silcon Plastic Srl Cerniera per l'articolazione di una astina ad un frontale di una montatura di occhiali

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102008010331A1 (de) * 2008-02-21 2009-04-30 Rodenstock Gmbh Scharniergelenk für eine Brille und Brille mit demselben
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