JP2001132786A - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置

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JP2001132786A
JP2001132786A JP31167399A JP31167399A JP2001132786A JP 2001132786 A JP2001132786 A JP 2001132786A JP 31167399 A JP31167399 A JP 31167399A JP 31167399 A JP31167399 A JP 31167399A JP 2001132786 A JP2001132786 A JP 2001132786A
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JP
Japan
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shaft
bearing member
fitted
damper device
fitting
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JP31167399A
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English (en)
Inventor
Masaji Tanemura
正司 種村
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Strawberry Corp
Original Assignee
Strawberry Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極めて商品価値に秀れ画期的なダ
ンパー装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 軸1と、この軸1に相対回動自在にして
圧嵌状態に被嵌連結する合成樹脂製の被嵌部2を備えた
軸受け部材3とから成り、この軸受け部材3の被嵌部2
には軸方向にスリット4を設けてこの被嵌部2により弾
圧圧嵌状態となるように構成し、この軸1に対する軸受
け部材3の弾圧圧嵌により前記軸1と軸受け部材3との
相対回動に際して緩衝作用が生じるように構成したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパー装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、衝撃または振動や音の振幅を軽減させるために緩衝
作用を発揮させるダンパー装置としては、通称エアーダ
ンパーやオイルダンパーなどが一般的である。
【0003】ところが、この従来から提案されているダ
ンパー装置は、その構造上、エアーやオイルなどの流体
が漏れるのを防止するためにシーリングが必要となるな
ど精密(機密)な構造及び高度な技術が要求されてしま
い、よって、量産性が悪く且つ非常にコスト高となり、
しかも、メンテナンスが困難でランニングコストも掛か
ってしまうという問題点がある。
【0004】本出願人は、このダンパー装置に着目し、
セールスポイントのある極めて商品価値の高い画期的な
ダンパー装置を発明した。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】軸1と、この軸1に相対回動自在にして圧
嵌状態に被嵌連結する合成樹脂製の被嵌部2を備えた軸
受け部材3とから成り、この軸受け部材3の被嵌部2に
は軸方向にスリット4を設けてこの被嵌部2により弾圧
圧嵌状態となるように構成し、この軸1に対する軸受け
部材3の弾圧圧嵌により前記軸1と軸受け部材3との相
対回動に際して緩衝作用が生じるように構成したことを
特徴とするダンパー装置に係るものである。
【0007】また、前記軸受け部材3の被嵌部2を高弾
性樹脂で構成したことを特徴とするダンパー装置に係る
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0009】本発明は、軸1に対する軸受け部材3の弾
圧圧嵌により軸1と軸受け部材3との相対回動に際して
緩衝作用が生じることになる。
【0010】また、本発明は、軸1に被嵌連結される合
成樹脂製の被嵌部2には軸方向にスリット4が設けられ
ている為、このスリット4の存在により軸1の回動に柔
軟に対応して締め付ける弾圧圧嵌状態が得られることに
なり、具体的には、軸1表面の微妙な凹凸や軸1の径寸
法の微妙な変化などにスリット4が広狭することで対応
して軸1を弾圧圧嵌することになり、よって、この軸1
と軸受け部材3との相対回動に際しては確実且つ良好な
緩衝作用が生じることになる。
【0011】従って、従来のように緩衝作用をエアーや
オイルなどの流体から得ていたダンパー装置であれば、
前述のように、精密(機密)な構造及び高度な技術が要
求されてしまい、よって、量産性が悪く且つ非常にコス
ト高であり、しかも、メンテナンスが困難でランニング
コストも掛かってしまうという問題点があったが、本発
明によれば、軸1に対する軸受け部材3の弾圧圧嵌によ
り軸1と軸受け部材3との相対回動に際して確実且つ良
好な緩衝作用が得られることになり、しかも、ダンパー
装置を構成する構成部材やその組み立てなど、従来にな
い構成から従来から提案されているダンパー装置に比し
て極めて簡易構造となり、よって、量産性に秀れ且つコ
スト安となり、しかも、万一修理や取り替え作業が必要
となったとしても簡易構造故にランニングコストも少な
くて済むことになる。
【0012】また、請求項2記載の発明のように構成し
た場合には、より一層良好な軸1に対する軸受け部材3
の弾圧圧嵌状態が得られることになり、よって、この軸
1と軸受け部材3との相対回動に際しては良好な緩衝作
用が生じることになる。
【0013】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したものであ
り、以下に説明する。
【0014】本実施例は、軸1と、この軸1に相対回動
自在にして圧嵌状態に被嵌連結する合成樹脂製の被嵌部
2を備えた軸受け部材3とから成り、この軸受け部材3
の被嵌部2には軸方向にスリット4を設けて、この被嵌
部2により弾圧圧嵌状態となるように構成し、この軸1
に対する軸受け部材3の弾圧圧嵌により前記軸1と軸受
け部材3との相対回動に際して緩衝作用が生じるように
構成したダンパー装置である。
【0015】以下、本実施例の構成各部について詳細な
説明をする。
【0016】軸1は、図1,2に図示したように適宜な
金属製の部材で形成したものであり、その基端部には貫
通孔5aを備えた板状部5が径大部6を介して連設され
ており、一方、先端部には凹溝7が形成されている。
【0017】この板状部5は、緩衝作用を得たい被取付
体8の作動部8aに回り止め状態で装着する為の装着部
である。
【0018】凹溝7は、後述する軸受け部材3の被嵌部
2に軸1を貫挿させた際、被嵌部2に対して軸1を回動
自在にして抜け止め状態にするC状部材9の止着部であ
る。
【0019】軸受け部材3は、図1,2に図示したよう
に適宜な合成樹脂製の部材を一体成形したものであり、
板部10と、この板部10の端部に連設される筒状の被嵌部
2とで構成されている。
【0020】板部10は、その左右位置に孔10aが形成さ
れており、この孔10aは軸受け部材3を緩衝作用を得た
い被取付体8の固定部8bに螺子部材などを介して取り
付けるための孔である。
【0021】被嵌部2は、軸1に被嵌し得る被嵌孔2a
が設けられるとともに、その所定部位には軸方向にスリ
ット4が形成されている。
【0022】この被嵌部2に設けられた被嵌孔2aは、
軸1の径よりも若干小さな径寸法に設定されており、よ
って、軸1に被嵌部2を被嵌させた際、この径寸法の設
定及びスリット4の存在により、軸1に対して相対回動
自在にして圧嵌状態で被嵌連結されることになる。
【0023】尚、本実施例では、軸受け部材3全体を合
成樹脂製にしたが、例えば被嵌部2だけを合成樹脂製の
部材で構成するようにしても良く、合成樹脂としてはウ
レタンやゴムなどの高弾性樹脂で構成しても良い。
【0024】以上の構成からなるダンパー装置は、軸1
を軸受け部材3に係る被嵌部2の被嵌孔2aに嵌挿さ
せ、この状態で軸1の先端部に設けた凹溝7にC状部材
9を止着して、軸1と軸受け部材3とは相対回動自在に
組み立てられることになる。
【0025】この際、軸1に被嵌させた被嵌部2に設け
たスリット4の存在により被嵌孔2aが径大となるよう
に押し広げられることになり、よって、軸1と軸受け部
材3との相対回動に際して緩衝作用が生じることにな
る。
【0026】また、本実施例では、緩衝作用を得たい被
取付体8として、本体11と、この本体11に擺動自在に連
設されるフリップ12とから成る携帯式電話8が採用さ
れ、図3に図示したように軸1の両端部をフリップ12に
設けた作動部8aに止着し、一方、軸受け部材3の板状
部5を本体11の固定部8bに止着しており、発条13によ
って勢いよく開こうとするフリップ11の擺動運動に緩衝
作用を具備せしめてゆっくり開くように構成している。
【0027】尚、本実施例では、軸1を被取付体8の作
動部8aに取り付け、軸受け部材3を固定部8bに取り
付けたが、その反対に、軸1を固定部8bに取り付け、
軸受け部材3を作動部8aに取り付けても良く(軸1と
軸受け部材3との相対回動に際して緩衝作用が生じるよ
うに構成した為である。)、また、被取付体8としては
携帯式電話に限らず、本実施例の特性を発揮し得るもの
であれば適宜取り付けて緩衝作用を具備せしめるもので
ある。
【0028】本実施例は上述のように構成したから、従
来のように緩衝作用をエアーやオイルなどの流体から得
ていたダンパー装置であれば、前述のように、精密(機
密)な構造及び高度な技術が要求されてしまい、よっ
て、量産性が悪く且つ非常にコスト高であり、しかも、
メンテナンスが困難でランニングコストも掛かってしま
うという問題点があったが、本実施例によれば、軸1に
対する軸受け部材3の弾圧圧嵌により軸1と軸受け部材
3との相対回動に際して確実且つ良好な緩衝作用が得ら
れることになり、しかも、ダンパー装置を構成する構成
部材やその組み立てなど、従来にない構成から従来から
提案されているダンパー装置に比して極めて簡易構造と
なり、よって、量産性に秀れ且つコスト安となり、しか
も、万一修理や取り替え作業が必要となったとしても簡
易構造故にランニングコストも少なくて済むことにな
る。
【0029】また、本実施例は、軸1に被嵌連結される
合成樹脂製の被嵌部2には軸方向にスリット4が設けら
れている為、このスリット4の存在により軸1の回動に
柔軟に対応して締め付ける弾圧圧嵌状態が得られること
になる。
【0030】具体的には、仮に被嵌部2を金属製の部材
で構成した場合、良好な緩衝作用を生じさせるには、軸
1の寸法と被嵌部2の寸法を常に一定に設定しなければ
ならないなど精密な技術が必要となってしまうが(これ
は寸法が小さくなるほど顕著に現れる)、この点、本実
施例は、軸1に被嵌連結される被嵌部2は合成樹脂で構
成され、且つ、この被嵌部2には軸方向にスリット4が
設けられている為、軸1表面の微妙な凹凸や軸1の径寸
法の微妙な変化などにスリット4が広狭することで対応
して軸1を弾圧圧嵌することになり、よって、この軸1
と軸受け部材3との相対回動に際しては確実且つ良好な
緩衝作用が生じることになるなど、軸1の寸法のばらつ
きにも十分対応することができて品質安定性を確保する
ことができることになる。
【0031】また、本実施例は、少なくとも被嵌部2を
高弾性樹脂で構成した場合には、より一層良好な軸1に
対する軸受け部材3の弾圧圧嵌状態が得られることにな
り、よって、この軸1と軸受け部材3との相対回動に際
しては良好な緩衝作用が生じることになる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、軸
と軸受け部材との相対回動に際して確実且つ良好な緩衝
作用が得られることになり、しかも、ダンパー装置を構
成する構成部材やその組み立てなど、従来にない構成か
ら従来から提案されているダンパー装置に比して極めて
簡易構造となり、よって、量産性に秀れ且つコスト安と
なり、しかも、万一修理や取り替え作業が必要となった
としても簡易構造故にランニングコストも少なくて済む
ことになるなど極めて商品価値の高い画期的なダンパー
装置となる。
【0033】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の作用効果に加え、軸受け部材の被嵌部
を高弾性樹脂で構成した場合には、より一層良好な軸に
対する軸受け部材の弾圧圧嵌状態が得られることにな
り、よって、この軸と軸受け部材との相対回動に際して
は良好な緩衝作用が生じることになるなど極めて商品価
値の高い画期的なダンパー装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本実施例の使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 軸 2 被嵌部 3 軸受け部材 4 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と、この軸に相対回動自在にして圧嵌
    状態に被嵌連結する合成樹脂製の被嵌部を備えた軸受け
    部材とから成り、この軸受け部材の被嵌部には軸方向に
    スリットを設けてこの被嵌部により弾圧圧嵌状態となる
    ように構成し、この軸に対する軸受け部材の弾圧圧嵌に
    より前記軸と軸受け部材との相対回動に際して緩衝作用
    が生じるように構成したことを特徴とするダンパー装
    置。
  2. 【請求項2】 前記軸受け部材の被嵌部を高弾性樹脂で
    構成したことを特徴とするダンパー装置。
JP31167399A 1999-11-01 1999-11-01 ダンパー装置 Pending JP2001132786A (ja)

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