JP2001131522A - 木材用接着剤組成物 - Google Patents

木材用接着剤組成物

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JP2001131522A
JP2001131522A JP31680199A JP31680199A JP2001131522A JP 2001131522 A JP2001131522 A JP 2001131522A JP 31680199 A JP31680199 A JP 31680199A JP 31680199 A JP31680199 A JP 31680199A JP 2001131522 A JP2001131522 A JP 2001131522A
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phenol
parts
formaldehyde
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adhesive composition
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Yozo Shioda
陽造 塩田
Toru Saneto
徹 実藤
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温速硬化であり、低ホルムアルデヒド臭化
された合板等の木材製品の生産を可能とするフェノール
・ホルムアルデヒド系樹脂接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 アルカリ触媒の存在下にフェノール類及
びポリフェノール類とアルデヒド類を縮合させて得られ
るレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂に、イ
ソシアネート化合物を配合することを特徴とする木材用
接着剤組成物であり、好ましくは、ポリフェノール類の
添加量がフェノールの添加量100重量部に対して、2
〜10重量部であり、イソシアネート化合物の添加量が
レゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂100重
量部に対して、8〜15重量部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材用フェノール
・ホルムアルデヒド樹脂接着剤(以下、フェノール接着
剤という)及びその製造方法に関し、低温速硬化性であ
り、低ホルムアルデヒド臭化されたフェノール接着剤を
提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、広葉樹資源の入手難から、合板材
料として針葉樹資源の利用が考えられている。しかし、
メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、ユリア・ホルムアル
デヒド樹脂で代表されるアミノ系樹脂接着剤を接着剤と
した針葉樹合板では、接着性、耐久性、安定性などの点
で不十分であり、針葉樹を原料とした合板の信頼性を高
めていくためには接着性、耐久性、安定性に優れている
フェノール接着剤を用いるのが良いとされている。従来
のフェノール接着剤は、アミノ系樹脂接着剤と比較し
て、合板を製造する際の熱圧締(プレス)に際し、高
温、長時間を要し、これがために作業性の低下、プレス
後の製品の厚み減り、表面劣化の原因となっている。
【0003】また、ホルマリンの室内汚染の問題から健
康被害がクローズアップされ、合板に対するJAS規格
のホルムアルデヒド放散量の規格として、F−1グレー
ド(ホルムアルデヒド放散量(以下、F放散量とい
う):0.5ppm以下)が要求されている。フェノー
ル接着剤の低温速硬化の方法としては、ホルムアルデヒ
ドとフェノールのモル比(以下、F/Pモル比という)
を2.5〜3.0にし、レゾルシノールを添加剤とすれ
ば、ある程度効果の得られることは知られているが、こ
の手法では、生産した合板のF放散量は20ppmを越
え、且つ、糊液の可使時間が極めて短く実用的ではな
い。
【0004】次に、F/Pモル比を2.0〜2.5とし
パラホルムアルデヒドを添加することにより速硬化にす
る試みがなされており、フェノール・ホルムアルデヒド
樹脂のモル比が高くなればより速硬化となり、接着力が
安定するが、上記のモル比の範囲ではF放散量がF−1
グレードを満たすのは困難である。一方、F/Pモル比
を2.0以下とした場合はF放散量はF−1を満たすも
ののアミノ系樹脂接着剤と同等の加熱条件下では接着力
の安定性に欠ける。また、硬化助剤として、レゾルシノ
ール、ホルムアミド、マロンニトリル、芳香族アミン、
ノボラックなどが提案されているが、多量に添加しない
と効果が小さく、多量の添加によりプレス前の糊液の粘
度上昇が極めて速くなり、生産性の点で問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生産性につ
いては従来の広葉樹材料に対するアミノ系樹脂接着剤の
生産性を維持しつつ、針葉樹単板に対する優れた接着性
を有し、合板から発するホルムアルデヒド臭を低減する
ことを目的として検討した結果なされたものであり、本
発明者らが以前に開発した低ホルムアルデヒド臭合板用
フェノール接着剤における熱圧条件を更に低温にしても
生産が可能であり、且つ、適用する単板の含水率が13
%を越えても生産が可能となる低ホルムアルデヒド臭合
板用フェノール接着剤を提供することにある。
【0006】本発明者は、合板からのF放散量を低減す
るためには、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂のF/
Pモル比(ここで、F/Pモル比は、フェノールに対す
るホルムアルデヒドのモル比を表し、ポリフェノール類
はモル比の計算に含まれない)の低減が必要であり、且
つ、硬化促進のためにはホルムアルデヒドを後添加する
必要があることを見いだした。即ち、低モル比の樹脂に
ホルムアルデヒドを添加することにより、速硬化にする
ことが可能である。また、低モル比の樹脂はアミノ系樹
脂接着剤と同等の加熱条件下では合板の接着の安定性に
欠けるために、高分子量成分を混在させることが必要で
ある。このために、反応を2段階に分け、第1段目にて
塩基性触媒の存在下に高分子量成分であるポリフェノー
ル類を添加し、且つ、高モル比で反応させ、所定の粘度
に達した後、フェノール類又はフェノール類とホルムア
ルデヒドとを添加しモル比を下げて縮合反応させること
により、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂の硬化が促
進される。且つ、糊液の調製の際にイソシアネート化合
物を添加することによって接着性も安定するとの知見を
得、本発明に至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩基性触媒の
存在下にフェノール類とアルデヒド類を縮合させて得ら
れるレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を樹
脂成分として含有する木材用接着剤組成物において、フ
ェノール類とともにポリフェノール類を使用して反応し
て得たレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂1
00重量部にイソシアネート化合物を5〜20重量部配
合することを特徴とする木材用接着剤組成物に関するも
のである。ここで、ポリフェノール類の配合量は、フェ
ノール類100重量部に対して2〜10重量部であるこ
とが好ましい。2重量部未満では速硬化に対する効果が
小さく、10重量部より多いと縮合反応の制御が困難と
なることがある。
【0008】そして、合板のF放散量を低減するために
は、反応を2段階とし、第1段階反応としてフェノール
類とアルデヒド類を、F/Pモル比2.4〜3.2、好
ましくは、2.4〜2.9とし、ポリフェノール類を配
合して、通常還流下もしくは85℃以上で所定の粘度に
まで反応せしめ、その後、さらにフェノール又はフェノ
ールとホルムアルデヒドを添加し、全体のF/Pモル比
を1.2〜2.0,好ましくは、1.4〜1.8となる
様に調整し、通常還流下又は80℃以上で所定の粘度ま
で反応させ、所望のフェノール・ホルムアルデヒド樹脂
を得る。得られたフェノール・ホルムアルデヒド樹脂1
00重量部にイソシアネート化合物を5〜20重量部配
合する。このようにして、アミノ系樹脂接着剤と同等の
加熱条件で、且つ、アミノ系樹脂接着剤では十分な耐久
性が得られない針葉樹単板を使用しても同等の接着性能
を有し、かつF放散量がF−1グレードを満たすフェノ
ール接着剤組成物を得ることができる。
【0009】かかる接着剤組成物について、より具体的
な例について説明すると、第1段階反応において、F/
Pモル比2.4〜3.2、好ましくはフェノール・ホル
ムアルデヒド樹脂への反応の容易さからモル比2.4〜
2.9の範囲で、且つ、フェノール類100重量部に対
してポリフェノール類を5〜15重量部添加し、水酸化
ナトリウム等の塩基性触媒を用いて縮合反応せしめ、不
揮発分50〜60%で25℃におけるB型粘度計で測定
した粘度が4.5〜10.5psのレゾール型フェノー
ル・ホルムアルデヒド樹脂を得る。続いて、第2段階反
応において、フェノール類又はフェノール類とホルムア
ルデヒドを添加し全体のF/Pモル比1.2〜2.0、
好ましくは、尿素塗布、水散布などを行わずとも、合板
のホルムアルデヒド放散量がF−1グレードを満たすた
めには、モル比1.4〜1.8の範囲で、さらに縮合反
応せしめ、不揮発分48〜60%で25℃におけるB型
粘度計で測定した粘度が3.0〜6.0psのレゾール
型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を得る。なお、本
発明において、不揮発分とは、フェノール・ホルムアル
デヒド樹脂を135℃にて1時間加熱した場合の残量
(%)である。
【0010】第1段階反応において、ポリフェノール類
の添加量が5重量部未満では速硬化に対する効果が小さ
く、15重量部より多いと縮合反応の制御が困難となる
ことがある。また、F/Pモル比が2.4未満では速硬
化の効果が十分に得られず、3.2を越えると反応の制
御が困難である。第1段階反応後の樹脂粘度が4.5p
s未満では第1段階反応が不十分で、10.5psを越
えると第2段階反応が十分に行われる前に粘度上昇が大
きくなってしまう。次に、第2段階反応において、F/
Pモル比が1.2未満となると合板の接着力が十分に得
られず、2.0を越えるとF放散量がF−1グレードを
満たすことはできない。反応後の樹脂粘度が3.0ps
未満では合板の製造の際に仮接着性が劣るようになり、
6.0psを越えると、反応容器からの取り出しが容易
な粘度に下げるためには水を多量に添加する必要があ
り、接着性が低下することとなる。
【0011】配合するイソシアネート化合物としては、
4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、1−クロ
ロ−2,4−フェニレンジイソシアネート、m−フェニ
レンジイソシアネート、p−フェニレンジオソシアネー
ト、2,4−TDI、3,3’−ジメチル−4,4’−
ビフェニレンジイソシアネート、ポリフェニルメタンポ
リイソシアネートなどが適用されるが、毒性などを考慮
すると、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート
(以下、MDIという)あるいはポリフェニルメタンポ
リイソシアネートが好ましく用いられる。イソシアネー
ト化合物の配合量はフェノール樹脂100重量部に対し
て、5〜20重量部添加することが好ましい。5重量部
未満とすると硬化促進への効果が十分でなく、20重量
部より多いと配合糊液の粘度上昇が大きく合板の生産に
供するには塗布量の安定性などに問題が出るようにな
る。
【0012】本発明において、フェノール・ホルムアル
デヒド樹脂に使用しうるフェノール類としてはフェノー
ル、クレゾール、キシレノール、レゾルシノール等があ
る。また、ポリフェノール類としてはタンニン類、カテ
キン類、リグニンなどがある。本発明において製造され
るフェノール接着剤は、ホルムアルデヒドとフェノール
類とを反応させたフェノール・ホルムアルデヒド樹脂を
主体としたものであるが、ボリビニルブチラール、エチ
レングリコール、ジエチレングリコールなどで一部変性
した変性樹脂であってもよい。なお、これらの変性剤は
縮合反応終了後、冷却時に配合される。
【0013】塩基性触媒として水酸化ナトリウムを使用
する場合、その触媒量は特に規定されないが、水溶性を
良好とするため、水酸化ナトリウムとフェノール類との
モル比(以下、水酸化ナトリウム/フェノールモル比と
いう)が0.1以上が望ましく、さらに0.5を越えな
いことが望ましい。0.5を越えると接着剤層の耐水性
が低化するために好ましくない。更に、硬化を促進する
目的でレゾルシノール、ホルムアミド、ジフェニルメタ
ンジイソシアネートなどを少量(フェノール接着剤に対
して通常5重量%以下)添加することも可能である。本
発明の接着剤組成物には、充填剤、増量剤、水、硬化促
進剤などを必要に応じて添加混合することも可能であ
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明する。配
合量はすべて重量部である。
【0015】接着剤製造例1 フェノール94.1部と37%ホルマリン227.0部
(F/Pモル比2.8)及び30%水酸化ナトリウム水
溶液を60部仕込み、ポリフェノール類として、ブラジ
ル産アカシヤの木から抽出したタンニン「WEIBUL
L」(TANAC S.A.社製、以下同じ)を10部添
加し、還流条件下で、粘度(25℃にてB型粘度計によ
り測定、以下同じ)が約8.0psとなるまで反応させ
た。70℃まで冷却した後、フェノール94.1部、3
7%ホルマリン32.4部(F/Pモル比:1.6)及
び30%水酸化ナトリウム水溶液を30部仕込み、粘度
が約4.0psとなるまで85℃にて反応させレゾール
型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を得た。その後、
水を添加し、粘度を約2.0psに調整した。
【0016】接着剤製造例2 フェノール94.1部と37%ホルマリン227.0部
(F/Pモル比2.8)及び30%水酸化ナトリウム水
溶液を60部仕込み、ポリフェノール類として、ブラジ
ル産アカシヤの木から抽出したタンニン「WEIBUL
L」を10部添加し、還流条件下で粘度が約5.0ps
となるまで反応させた。70℃まで冷却した後、フェノ
ール94.1部、37%ホルマリン32.4部(F/P
モル比:1.6)及び30%水酸化ナトリウム水溶液を
30部仕込み、粘度が約4.0psとなるまで85℃に
て反応させレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹
脂を得た。その後、水を添加して粘度を約2.0psに
調整した。
【0017】接着剤製造例3 フェノール94.1部と37%ホルマリン194.6部
(F/Pモル比:2.4)及び30%水酸化ナトリウム
水溶液を60部仕込み、ポリフェノール類として、ブラ
ジル産アカシヤの木から抽出したタンニン「WEIBU
LL」を10部添加し、還流条件下で粘度が約8.0p
sとなるまで反応させた。70℃まで冷却した後フェノ
ール94.1部、37%ホルマリン32.4部(F/P
モル比:1.4)及び30%水酸化ナトリウム水溶液を
30部仕込み、粘度が約4.0psとなるまで85℃に
て反応させレゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹
脂を得た。その後、水を添加して粘度を約2.0psに
調整した。
【0018】接着剤製造例4 フェノール94.1部と37%ホルマリン145.9部
(F/Pモル比:1.8)及び30%水酸化ナトリウム
水溶液を55部仕込み、還流条件下で40分反応させ、
更に粘度が約10psとなるまで85℃にて反応させレ
ゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を得た。そ
の後、水及びエチレングリコールを配合することによっ
て粘度を約2psに調整した。
【0019】実施例1〜3及び比較例1〜2 このようにして得たレゾール型フェノール・ホルムアル
デヒド樹脂を表1の配合組成にてフェノール接着剤糊液
を調製した。
【0020】比較例3 ホルムアルデヒドとメラミンのモル比が0.6のメラミ
ン接着剤(MA−209、住友ベークライト(株)製)
100部に、小麦粉を10部配合し、塩化アンモニウム
1部を添加し、水により粘度を20ポイズに調整し糊液
を得た。
【0021】各例における糊液の配合を表1に示す。そ
して、合板の成形性、及び得られた合板の接着強度(常
態及び特類処理後)、F放散量について測定し、その結
果を表2に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】本発明の木材用接着剤組成物は、従来の
アミノ系樹脂接着剤の生産性を維持しつつ、アミノ系樹
脂接着剤では達成し得なかった特類合板の接着強度を有
する。更にはF放散量がJAS規格でのF−1グレード
を満たす合板を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B200 CA11 EE13 HA03 4J034 BA03 DA01 DB03 DB07 DC02 DC42 DJ02 DJ08 DJ11 HA01 HA06 HA07 HB17 HC12 HC61 HC63 HC64 HC67 HC71 RA08 4J040 EB031 EB051 EF141 EF301 GA03 HA126 JA02 JB02 LA05 MA08 NA13 QA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩基性触媒の存在下にフェノール類とホ
    ルムアルデヒドを縮合させて得られるレゾール型フェノ
    ール・ホルムアルデヒド樹脂を樹脂成分として含有する
    木材用接着剤組成物において、フェノール類とともにポ
    リフェノール類を使用して反応して得たレゾール型フェ
    ノール・ホルムアルデヒド樹脂100重量部にイソシア
    ネート化合物を5〜20重量部配合することを特徴とす
    る木材用接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 ポリフェノール類の配合量がフェノール
    類(ポリフェノール類を除く)の配合量100重量部に
    対し、2〜10重量部である請求項1記載の木材用接着
    剤組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の木材用接着剤組成
    物を製造する方法において、塩基性触媒の存在下に、フ
    ェノール類とホルムアルデヒドとポリフェノール類と
    を、ホルムアルデヒドとフェノール類(ポリフェノール
    類を除く)のモル比を2.4〜3.2にて反応させる第
    1段階の反応を行った後、フェノール類又はフェノール
    類とホルムアルデヒドを添加しホルムアルデヒドとフェ
    ノール類(ポリフェノール類を除く)のモル比を1.2
    〜2.0に低下させて第2段階の反応を行い、レゾール
    型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂を得、得られたレ
    ゾール型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂にイソシア
    ネート化合物を配合することを特徴とする木材用接着剤
    組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1段階の反応において、ポリフェノー
    ル類の配合量がフェノール類100重量部に対して5〜
    15重量部である請求項3記載の木材用接着剤組成物の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 第1段階の反応を不揮発分50〜60%
    で25℃におけるB型粘度計で測定した粘度が4.5〜
    8.5psの時点で終了させ、第2段階の反応を不揮発
    分48〜60%で25℃におけるB型粘度計で測定した
    粘度が3.0〜6.0psの時点で終了させることを特
    徴とする請求項3又は4記載の木材用接着剤組成物の製
    造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254066A (ja) * 2000-03-13 2001-09-18 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂接着剤
JP2001254065A (ja) * 2000-03-13 2001-09-18 Sumitomo Bakelite Co Ltd 木材用接着剤組成物
JP2001279214A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂接着剤組成物
CN110527056A (zh) * 2019-09-12 2019-12-03 山东农业大学 人造板用双组分复合胶黏剂及其应用

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