JP2001126497A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2001126497A
JP2001126497A JP30066599A JP30066599A JP2001126497A JP 2001126497 A JP2001126497 A JP 2001126497A JP 30066599 A JP30066599 A JP 30066599A JP 30066599 A JP30066599 A JP 30066599A JP 2001126497 A JP2001126497 A JP 2001126497A
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Japan
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signal
word line
circuit
test mode
line drive
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JP30066599A
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Kengo Aritomi
謙悟 有冨
Takashi Ito
孝 伊藤
Mikio Asakura
幹雄 朝倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストモードにおいてワード線を駆動するタ
イミングを調整することができる半導体集積回路を提供
する。 【解決手段】 本発明に係る半導体集積回路100は、
テストモードを検知するテストモード設定回路5、メモ
リセルアレイ6のワード線の活性を制御するロウデコー
ダ7およびワードドライバ8、ならびにワード線を駆動
するためのワード線駆動信号を発生するRXTM発生回
路15を備える。テストモードにおいて、ワード線駆動
信号RXTMの非活性タイミングを早くする。これによ
り、書込余裕を考慮することなく、メモリセルアレイに
対する書込マージンをテストすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特に、テストモードにおけるワード線の駆動を制
御するための構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路のテストの1つとして、
メモリセルアレイへの書込動作時に、書込マージンをチ
ェックするライトリカバリテストがある。ライトリカバ
リテストでは、外部ライトイネーブル信号ZWEを活性
状態にしてから、外部ロウアドレスストローブ信号ZR
ASを非活性状態にするまでの期間(ライトリカバリ期
間)を変化させて、メモリセルへの書込状態をテストす
る。
【0003】従来の半導体集積回路におけるライトリカ
バリテストについて、図11を用いて説明する。図中記
号ZRASは、外部ロウアドレスストローブ信号、記号
RASFは、外部ロウアドレスストローブ信号ZRAS
を反転した信号を、記号ZRASEは、信号RASFを
反転した信号を、記号ZCASは、外部コラムアドレス
ストローブ信号を、記号ZWEは、外部ライトイネーブ
ル信号をそれぞれ表わしている。記号DATAは、外部
から入力される書込データを、記号ADDは、外部から
取込まれるアドレスをそれぞれ表わしている。また、記
号tRWLは、外部ライトイネーブル信号ZWEが活性
状態になってから、外部ロウアドレスストローブ信号Z
EASが非活性状態になるまでの時間(ライトリカバリ
期間)を表わしている。
【0004】時刻t1において、外部ロウアドレススト
ローブ信号ZRASをLレベルに立下げると、これに応
答して信号RASFがHレベルに立上がり、さらに信号
ZRASEがLレベルに立下がる。外部からロウアドレ
スが取込まれる。
【0005】信号ZRASEの立下がりタイミングにお
いて、ワード線駆動信号RXTMが活性状態になる(H
レベルになる)。ワード線駆動信号RXTMは、メモリ
セルアレイに含まれるワード線を駆動するための信号で
あって、図示しないロウデコーダを活性化させる。
【0006】ワード線駆動信号RXTMは、図12に示
されるRXTM発生回路50において発生する。RXT
M発生回路50は、図12に示されるように、内部ロウ
アドレス信号RAD(0)と内部ロウアドレス信号RA
D(0)を反転した信号ZRAD(0)とを入力に受け
るNOR回路51と、NOR回路51の出力を遅延する
遅延回路52と、遅延回路52の出力を反転させるイン
バータ53とを含む。
【0007】RXTM発生回路50はさらに、信号ZR
ASEを遅延させる遅延回路54と、遅延回路54の出
力と信号ZRASEとを受けるNAND回路55と、イ
ンバータ53の出力とNAND回路55の出力とを受け
るNAND回路56と、NAND回路56の出力を反転
させ、ワード線駆動信号RXTMを出力するインバータ
57とを含む。遅延回路52は、4段の遅延段、遅延回
路54は、10段の遅延段から構成される。
【0008】図11を参照して、外部ロウアドレススト
ローブ信号ZRASを非活性状態にして、信号ZRAS
EをHレベルに立上げる(時刻t4)。これにより、ワ
ード線駆動信号RXTMは、時刻t4から遅延段54で
決定される遅延時間T0だけ経過した後に非活性状態と
なる(時刻t5=時刻t4+T0)。
【0009】メモリセルアレイの書込マージンをテスト
する際には、ライトリカバリ期間tRWLを短くする。
より具体的には、外部ライトイネーブル信号ZWEの活
性タイミングを遅らせるか、または外部ロウアドレスス
トローブ信号ZRASの非活性タイミングを早める。こ
れにより、ワード線駆動信号RXTMの活性期間を短縮
し、ワード線の駆動期間を短くする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体集積回路は、メモリセルアレイに所望のデータを
確実に書込むために、外部ロウアドレスストローブ信号
ZRASが非活性状態になってから所定期間(遅延回路
54に基づく遅延時間T0)が経過した後にワード線駆
動信号RXTMを非活性状態にする。
【0011】したがって、書込マージンをテストするた
めにライトリカバリ期間tRWLを短くしたところで、
常に遅延回路54による期間T0分だけ書込時間に余裕
が生じてしまう。このため、従来の半導体集積回路の構
成では、より厳しい条件でテストを行なうことができな
いという問題があった。
【0012】そこで、本発明は係る問題を解決するため
になされたものであり、テストモードにおいてワード線
の駆動時間を制御することができる半導体集積回路を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、行列状に配置される複数のメモリセルと、行
に対応する複数のワード線と、列に対応する複数のビッ
ト線とを含むメモリセルアレイと、テストモードを指定
する信号を受けて、テストモードが指定されたことを検
知するテストモード設定回路と、ワード線を駆動するた
めのワード線駆動信号を発生するワード線駆動回路とを
備え、ワード線駆動回路は、テストモードにおいて、ワ
ード線駆動信号を、テストモード以外のモード時よりも
早いタイミングで非活性状態にする。
【0014】好ましくは、テストモード設定回路は、テ
ストモードが指定されたことを検知して、活性状態のテ
ストモード信号を出力し、ワード線駆動回路は、外部ロ
ウアドレスストローブ信号の活性化に同期して、ワード
線駆動信号を活性状態に設定し、テストモード信号が活
性状態にある場合は、外部ロウアドレスストローブ信号
の非活性化に同期して、ワード線駆動信号を非活性状態
に設定し、テストモード信号が非活性状態にある場合に
は、外部ロウアドレスストローブ信号が非活性状態にな
ってから所定期間が経過後に、ワード線駆動信号を非活
性状態に設定する。
【0015】特に、外部アドレスを受けて、内部アドレ
スを出力するアドレスバッファと、ワード線駆動回路の
出力に応じて、内部アドレスに対応するワード線を選択
する選択回路と、内部アドレスに基づき、選択されたワ
ード線に接続されるメモリセルにデータを書込むための
書込回路とをさらに備え、テストモード信号は、メモリ
セルへのデータの書込状態をテストする際に、活性状態
に設定される。
【0016】好ましくは、ワード線駆動回路は、テスト
モード信号と外部ロウアドレスストローブ信号とに応じ
て、ワード線駆動信号を非活性状態にするタイミングを
決定する信号を発生する第1回路と、第1回路の出力す
る信号を微小時間遅延させる遅延回路とを含む。
【0017】特に、遅延回路は、第1回路の出力する信
号を受ける入力ノードと、出力ノードと、少なくとも1
以上の遅延段と、入力ノードと出力ノードとの間に配置
される複数のスイッチとを含み、複数のスイッチのそれ
ぞれの切替により、少なくとも1以上の遅延段のうち、
入力ノードと出力ノードとの間に接続される遅延段の数
が決定される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体集積回
路について、図を用いて詳細に説明する。なお、図中同
一および相当部分には、同一記号または符号を付しその
説明を省略する。
【0019】[実施の形態1]本発明の実施の形態1に
よる半導体集積回路100について、図1を用いて説明
する。半導体集積回路100は、図1に示されるよう
に、アドレスピン1から入力される外部アドレス信号を
取込み、対応する内部アドレス信号を出力するアドレス
バッファ2と、制御信号ピン3から入力される外部制御
信号を取込み、対応する内部制御信号を出力するコント
ローラ4と、特定のテストモードが指定されたことを検
知し、活性状態のテストモード信号TMTWRを発生す
るテストモード設定回路5と、メモリセルアレイ6と、
コントローラ4の制御に基づき、アドレスバッファ2か
ら出力される内部ロウアドレス信号に応じてメモリセル
アレイ6の行を選択するロウデコーダ7と、ロウデコー
ダ7の選択に応じて、対応する行を活性化させるワード
ドライバ8とを備える。
【0020】コントローラ4は、外部制御信号として、
たとえば、外部ロウアドレスストローブ信号ZRAS、
外部ロウアドレスストローブ信号ZRAS、外部ライト
イネーブル信号ZWE等を受ける。
【0021】半導体集積回路100はさらに、コントロ
ーラ4の制御に基づき、アドレスバッファ2から出力さ
れる内部コラムアドレス信号に応じて、メモリセルアレ
イ6の列を選択する列選択信号を発生するコラムデコー
ダ9と、メモリセルアレイ6の選択された行に接続する
メモリセルのデータを検知し増幅するためのセンスアン
プ部と、コラムデコーダ9から受ける列選択信号に応答
してメモリセルアレイ6の選択された列を内部データバ
スに接続するためのIOゲートと、コントローラ4の制
御に基づき、内部データバスから受けるデータをデータ
入出力ピン11に出力し、またはデータ入出力ピン11
から受けるデータを内部データバスに出力するための入
出力バッファ12と、ロウデコーダ7の活性タイミング
を決定するワード線駆動信号RXTMを発生するRXT
M発生回路15とを備える。図1では、センスアンプ部
とIOゲート部とを同一のブロック10で表わしてい
る。
【0022】図2は、メモリセルアレイ6と周辺回路と
の構成の概要を説明するための図である。図2において
は、代表的にビット線対BL、/BL、ワード線WL
0、WL1、およびメモリセルMが記載されている。メ
モリセルMは、対応するワード線によりオン状態となる
メモリセルトランジスタ20と、情報を電荷の形で蓄積
するメモリセルキャパシタ21とを含む。ビット線対B
L、/BLに対して、センスアンプSAが配置される。
ビット線対BL、/BLと、内部データバス対IO、/
IOとの間には、IOゲートを構成するトランジスタN
1、N2が配置される。列選択信号CSLに応じてトラ
ンジスタN1、N2がオンすることにより、ビット線対
BL、/BLと内部データバス対IO、/IOとが電気
的に接続状態になる。
【0023】図1を参照して、テストモード設定回路5
は、たとえば、外部ロウアドレスストローブ信号ZRA
Sが活性状態になる前に、外部ライトイネーブル信号Z
WEと外部コラムアドレスストローブ信号ZCASが活
性状態になるいわゆるWCBR条件を検知し、テストモ
ード信号TMTWRを活性状態にする。なお、半導体集
積回路がSDRAMである場合には、内部に含まれるモ
ードレジスタをセットすることにより、特定のテストモ
ードに入る。
【0024】本発明の実施の形態1によるRXTM発生
回路15は、テストモード信号TMTWRに応じて、ワ
ード線駆動信号RXTMの非活性タイミングを変化させ
る。
【0025】本発明の実施の形態1によるRXTM発生
回路15の構成の一例について、図3を用いて説明す
る。図3に示されるように、RXTM発生回路15は、
内部ロウアドレス信号RAD(0)、ZRAD(0)を
受けるNOR回路51と、NOR回路51の出力を遅延
して出力する遅延回路52と、遅延回路52の出力を反
転するインバータ53と、コントローラ4から出力され
る信号ZRASEを遅延する遅延回路54と、遅延回路
54の出力と信号ZRASEとを受けるNAND回路5
5と、テストモード信号TMTWRと信号ZRASEと
を受けるNAND回路30と、インバータ53の出力と
NAND回路55の出力とNAND回路30の出力とを
受けるNAND回路31と、NAND回路31の出力を
反転してワード線駆動信号RXTMを出力するインバー
タ32とを含む。
【0026】信号ZRASEは、コントローラ4から出
力される。コントローラ4は、図4に示される回路を含
む。図4に示される回路は、外部制御ピン3から受ける
外部ロウアドレスストローブ信号ZRASを取込み、外
部ロウアドレスストローブ信号ZRASを反転した信号
RASFを出力するバッファ33と、信号RASFを取
込み、信号RASFを反転して、信号ZRASEを出力
するバッファ34とを含む。
【0027】ここで、本発明の実施の形態1による半導
体集積回路100におけるライトリカバリテストについ
て説明する。外部ライトイネーブル信号ZWEが活性状
態になってから、外部ロウアドレスストローブ信号ZR
ASが非活性状態になるまでの期間(ライトリカバリ期
間)を変化させながら、メモリセルへの書込みを行な
い、書込状態をテストするライトリカバリテストにおい
て、テストモード信号TMTWRを活性状態にする。
【0028】図5は、本発明の実施の形態1による半導
体集積回路100のライトリカバリテストにおける動作
について説明するためのタイミングチャートである。図
5において、外部ロウアドレスストローブ信号ZRA
S、外部コラムアドレスストローブ信号ZCAS、およ
び外部ライトイネーブル信号ZWEは、外部制御ピン3
から入力される。また、データDATAは、データ入出
力ピン11からデータ入出力バッファ12に取込まれ
る。さらに、アドレスADDは、アドレスピン1からア
ドレスバッファ2に取込まれる。また記号の先頭に
“Z”が付される信号は、Lレベルの状態を活性状態、
Hレベルの状態を非活性状態とする。
【0029】ライトリカバリテストに先立ち、テストモ
ード信号TMTWRを活性状態にする(時刻t0)。続
いて、外部ロウアドレスストローブ信号ZRASを活性
状態にする(時刻t1)。これに伴い、信号RASFが
Hレベルに立上がり、信号ZRASEがLレベルに立下
がる。アドレスピン1から取込まれるアドレス信号に応
じて、内部ロウアドレス信号が発生する。信号ZRAS
Eの立下がりに応じて、ワード線駆動信号RXTMが活
性状態になる。
【0030】外部コラムアドレスストローブ信号ZCA
Sを活性状態にする(時刻t2)。アドレスピン1から
取込まれるアドレス信号に応じて、内部コラムアドレス
信号が発生する。
【0031】外部ライトイネーブル信号ZWEを活性状
態にする(時刻t3)。データ入出力ピン11から書込
データDATAを取込む。外部ライトイネーブル信号Z
WEのLレベルの立下がりから、ライトリカバリ期間t
RWLが経過した後、外部ロウアドレスストローブ信号
ZRASをHレベルに立上げる(時刻t4)。
【0032】この際、外部ロウアドレスストローブ信号
ZRASのHレベルへの立上がり(すなわち、信号ZR
ASEのHレベルへの立上がり)に応じて、ワード線駆
動信号RXTMが、非活性状態になる。
【0033】信号ZRASEのHレベルへの立上がりか
らワード線駆動信号RXTMのLレベルへの立下がりま
での期間をT1とすると、期間T1は、遅延回路54に
基づく遅延期間T0に対し極めて短いものとなる。
【0034】ロウデコーダ7は、活性状態にあるワード
線駆動信号RXTMを受けるとアドレスバッファ2から
受ける内部ロウアドレス信号に対応してワード線の選択
を行なう。ワードドライバ8は、ロウデコーダ7の出力
に応じて、対応するワード線を駆動する。
【0035】したがって、外部ライトイネーブル信号Z
WEの活性タイミングと外部ロウアドレスストローブ信
号の非活性タイミングとを外部からコントロールするこ
とにより、ワード線の駆動期間をライトリカバリ期間t
RWLに限定することができる。
【0036】テストモード信号TMTWRがLレベル
(非活性状態)の場合は、図3に示されるNAND回路
30からはHレベルの信号が出力される。したがって、
テストモード以外のモードでは、従来の半導体集積回路
と同様、外部ロウアドレスストローブ信号ZRASが非
活性状態になってから所定期間T0が経過した後にワー
ド線駆動信号RXTMが非活性状態になる。したがっ
て、メモリセルへのデータの正確な書込みが保証され
る。
【0037】このように、本発明の実施の形態1におけ
る半導体集積回路100によれば、テストモードにおい
て、ワード線の駆動期間を短くすることができる。した
がって、より厳しい条件で、メモリセルの書込マージン
をテストすることができる。
【0038】[実施の形態2]本発明の実施の形態2に
よるRXTM発生回路について、図6を用いて説明す
る。本発明の実施の形態2による半導体集積回路は、R
XTM発生回路15に代わって、図6に示されるRXT
M発生回路40を含む。
【0039】RXTM発生回路40は、RXTM発生回
路15の構成に加えて、さらにタイミング調整回路41
を含む。タイミング調整回路41は、NAND回路30
の出力ノードと、NAND回路31の入力ノードとの間
に配置される。タイミング調整回路41は、NAND回
路31に入力される信号の到達タイミングを微小に調整
する。
【0040】図6に示されるタイミング調整回路41の
一例を、図7を用いて説明する。図7に示されるよう
に、タイミング調整回路41は、入力ノードと出力ノー
ドとの間に設けられる配線L、複数の遅延段D1〜Dn
−1、および複数の遅延段と配線Lとの接続関係を決定
する複数のスイッチS1、S2、…、Sn−1、Snを
含む。遅延段のそれぞれは、インバータ17♯1、17
♯2を含む。遅延段D1〜Dnのそれぞれにおける遅延
量をN×10-9秒とする(以下、10-9秒をnsと記
す)。
【0041】スイッチS2〜Sn−1のそれぞれは、配
線Lまたは遅延段D1〜Dn−2の出力ノードY2〜Y
n−1を、遅延段D2〜Dn−1の入力ノードZ2〜Z
n−1と電気的に接続する。
【0042】スイッチSnは、配線Lまたは遅延段Dn
−1の出力ノードYnを、タイミング調整回路41の出
力ノードZnと電気的に接続する。スイッチS1は、配
線Lまたは接地電位を受けるノードY1を、遅延段D1
の入力ノードZ1と電気的に接続する。
【0043】ノードY1〜YnとノードZ1〜Znと、
配線LとノードZ1〜Znとのそれぞれの接続は、アル
ミにより切替える。
【0044】NAND回路30の出力を遅延させない場
合には、スイッチS1〜Snの状態を図7に示されるよ
うに設定する。より具体的には、配線LとノードZnと
が接続され、ノードY1〜Yn−1とノードZ1〜Zn
−1とが接続されるようにする。
【0045】遅延段Dn−1を用いて、信号をNnsだ
け遅延させる場合には、スイッチS1〜Snの状態を図
8に示されるように設定する。より具体的には、配線L
とノードZn−1とが接続され、ノードY1〜Yn−
2、YnとノードZ1〜Zn−2、Znとが接続される
ようにする。これにより、タイミング調整回路41の入
力ノードから入力される信号は、遅延段Dn−1を通過
してNAND回路31に入力されることになる。
【0046】遅延段D1〜Dn−1を用いて、信号をN
×(n−1)nsだけ遅延させる場合、スイッチS1〜
Snの状態を図9に示されるように設定する。より具体
的には、配線LとノードZ1とが接続され、ノードY2
〜YnとノードZ2〜Znとが接続されるようにする。
これにより、タイミング調整回路41の入力ノードから
入力される信号は、遅延段D1〜Dn−1を通過してN
AND回路31に入力されることになる。
【0047】したがって、図10に示される関係が成立
する。図10は、本発明の実施の形態2によるRXTM
発生回路40の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。記号RXTM1は、従来の半導体集積回路に
おけるワード線駆動信号を、記号RXTM2は、RXT
M発生回路40において、遅延段D1〜Dn−1による
遅延を行なわなかった場合(またはRXTM発生回路1
5)のワード線駆動信号を、記号RXTM3は、RXT
M発生回路40において、遅延段Dn−1を使用した場
合のワード線駆動信号を、記号RXTM4は、RXTM
発生回路40において遅延段D1〜Dn−1を使用した
場合のワード線駆動信号をそれぞれ表わしている。
【0048】外部ロウアドレスストローブ信号ZRA
S、外部コラムアドレスストローブ信号ZCAS、外部
ライトイネーブル信号ZWE、およびテストモード信号
TMTWRの活性/非活性タイミングは、実施の形態1
で説明したとおりである。また、データDATA、アド
レス信号についても、実施の形態1と同じタイミングで
取込まれるものとする。
【0049】図10を参照して、時刻t1で外部ロウア
ドレスストローブ信号ZRASが活性化すると、ワード
線駆動信号RXTM1〜RXTM4はいずれも同じタイ
ミングで活性状態となる。上述したように、外部ロウア
ドレスストローブ信号ZRASが非活性化すると、ワー
ド線駆動信号RXTM1は時刻t4から期間T0だけ遅
延した時刻t5において非活性状態となる。また、ワー
ド線駆動信号RXTM2は、本発明の実施の形態1で説
明したように、時刻t4から期間T1のみ経過した時刻
に非活性状態となる。
【0050】ワード線駆動信号RXTM3は、ワード線
駆動信号RXTM2が非活性状態になるタイミングか
ら、さらにNns期間後に非活性状態になる。一方、ワ
ード線駆動信号RXTM4は、ワード線駆動信号RXT
M2が非活性状態になるタイミングから、N×(n−
1)ns期間経過した後に非活性状態になる。
【0051】すなわち、本発明の実施の形態2によるR
XTM発生回路40を用いることにより、ワード線駆動
信号RXTMを非活性化するタイミングを細かく調整す
ることが可能となる。なお、各スイッチの状態について
は、マスク生成時に決定する。
【0052】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0053】
【発明の効果】このように、請求項1に係る半導体集積
回路によれば、テストモードにおいて、ワード線を駆動
するためのワード線駆動信号の非活性タイミングをテス
トモード以外のモードにおける非活性タイミングより早
めることができる。これにより、テストモードでは、ワ
ード線の駆動期間を短くすることができる。
【0054】請求項2〜3に係る半導体集積回路は、請
求項1に係る半導体集積回路であって、メモリセルの書
込マージンをテストするためのライトリカバリテストに
おいて、外部ロウアドレスストローブ信号を非活性状態
にするタイミングでワード線駆動信号を非活性状態にす
ることができる。また、ライトリカバリテスト以外のモ
ードにおいては、外部ロウアドレスストローブ信号を非
活性状態にしてからさらに所定期間経過後に、ワード線
駆動信号を非活性状態にすることができる。
【0055】これにより、テストモード以外では、ワー
ド線を駆動する時間に余裕を与えて、メモリセルへのデ
ータの書込みを保証し、テストモードでは、厳しい条件
でメモリセルの書込マージンをテストすることが可能に
なる。
【0056】また、請求項4〜5に係る半導体集積回路
によれば、ワード線駆動信号を非活性状態にするタイミ
ングを微調整する回路を備えることにより、たとえば、
書込マージンをテストするためのライトリカバリテスト
において、ワード線駆動信号を非活性状態にするタイミ
ングを微調整することが可能となる。したがって、メモ
リセルの書込能力を、より正確に判定することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による半導体集積回路
100の構成の概要を示すブロック図である。
【図2】 メモリセルアレイ6と周辺回路との構成の概
要を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施の形態1によるRXTM発生回
路15の構成の一例を示す図である。
【図4】 信号ZRASEを発生させる回路について説
明するための図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による半導体集積回路
100のライトリカバリテストにおける動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2によるRXTM発生回
路40の構成の一例を示す図である。
【図7】 図6に示されるタイミング調整回路41の構
成の一例について説明するための概念図である。
【図8】 タイミング調整回路41に含まれるスイッチ
の状態について説明するための図である。
【図9】 タイミング調整回路41に含まれるスイッチ
の他の状態について説明するための図である。
【図10】 本発明の実施の形態2によるRXTM発生
回路40の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図11】 従来の半導体集積回路のライトリカバリテ
ストにおける動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【図12】 従来の半導体集積回路に含まれるRXTM
発生回路50の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 アドレスピン、2 アドレスバッファ、3 外部制
御信号ピン、4 コントローラ、5 テストモード設定
回路、6 メモリセルアレイ、7 ロウデコーダ、8
ワードドライバ、9 コラムデコーダ、10 センスア
ンプ部/IOゲート部、11 データ入出力ピン、12
入出力バッファ、15,40 RXTM発生回路、3
0,31,55 NAND回路、32,53 インバー
タ、51NOR回路、41 タイミング調整回路、5
2,54 遅延回路、S1〜Snスイッチ、D1〜Dn
−1 遅延段、100 半導体集積回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 幹雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B024 AA15 BA13 BA21 BA23 CA11 EA04 5L106 AA01 DD11 DD32 EE04 FF04 GG05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配置される複数のメモリセル
    と、行に対応する複数のワード線と、列に対応する複数
    のビット線とを含むメモリセルアレイと、 テストモードを指定する信号を受けて、前記テストモー
    ドが指定されたことを検知するテストモード設定回路
    と、 ワード線を駆動するためのワード線駆動信号を発生する
    ワード線駆動回路とを備え、 前記ワード線駆動回路は、 前記テストモードにおいて、前記ワード線駆動信号を、
    前記テストモード以外のモード時よりも早いタイミング
    で非活性状態にする、半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記テストモード設定回路は、 前記テストモードが指定されたことを検知して、活性状
    態のテストモード信号を出力し、 前記ワード線駆動回路は、 外部ロウアドレスストローブ信号の活性化に同期して、
    前記ワード線駆動信号を活性状態に設定し、 前記テストモード信号が活性状態にある場合は、前記外
    部ロウアドレスストローブ信号の非活性化に同期して、
    前記ワード線駆動信号を非活性状態に設定し、 前記テストモード信号が非活性状態にある場合には、前
    記外部ロウアドレスストローブ信号が非活性状態になっ
    てから所定期間が経過後に、前記ワード線駆動信号を非
    活性状態に設定する、請求項1に記載の半導体集積回
    路。
  3. 【請求項3】 外部アドレスを受けて、内部アドレスを
    出力するアドレスバッファと、 前記ワード線駆動回路の出力に応じて、前記内部アドレ
    スに対応するワード線を選択する選択回路と、 前記内部アドレスに基づき、前記選択されたワード線に
    接続されるメモリセルにデータを書込むための書込回路
    とをさらに備え、 前記テストモード信号は、 前記メモリセルへのデータの書込状態をテストする際
    に、活性状態に設定される、請求項2に記載の半導体集
    積回路。
  4. 【請求項4】 前記ワード線駆動回路は、 前記テストモード信号と前記外部ロウアドレスストロー
    ブ信号とに応じて、前記ワード線駆動信号を非活性状態
    にするタイミングを決定する信号を発生する第1回路
    と、 前記第1回路の出力する信号を微小時間遅延させる遅延
    回路とを含む、請求項2に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記遅延回路は、 前記第1回路の出力する信号を受ける入力ノードと、 出力ノードと、 少なくとも1以上の遅延段と、 前記入力ノードと前記出力ノードとの間に配置される複
    数のスイッチとを含み、 前記複数のスイッチのそれぞれの切替により、前記少な
    くとも1以上の遅延段のうち、前記入力ノードと前記出
    力ノードとの間に接続される遅延段の数が決定される、
    請求項4に記載の半導体集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331511A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置およびその検査手法
WO2011001562A1 (ja) * 2009-06-30 2011-01-06 パナソニック株式会社 半導体集積回路

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