JP2001125126A - 液晶表示パネルの電極端子構造 - Google Patents

液晶表示パネルの電極端子構造

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JP2001125126A
JP2001125126A JP31018199A JP31018199A JP2001125126A JP 2001125126 A JP2001125126 A JP 2001125126A JP 31018199 A JP31018199 A JP 31018199A JP 31018199 A JP31018199 A JP 31018199A JP 2001125126 A JP2001125126 A JP 2001125126A
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Sadao Matsuoka
貞夫 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線パターンの数を低減させることができ、
外部接続用端子とフレキシブル配線基板との接続の際に
おける信頼性を向上させることができ、さらに、フレキ
シブル配線基板の実装面積の低減を図ること。 【解決手段】 液晶表示パネル1に形成された電極端子
部3に、液晶表示パネル1の各液晶表示部4に電気的に
接続される複数の配線パターン5を形成し、これら各配
線パターン5のうち入力信号を共用できる各配線パター
ン5部分に導電性材料からなる接続ランド6を形成し、
各接続ランド6を電気的に接続するように導電体7を載
置し、前記各接続ランド6に挟まれた配線パターン5の
前記導電体7の載置位置には絶縁膜11が積層形成され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルの電
極端子構造に係り、特に液晶表示パネルの電極端子部に
形成された複数の配線パターンを一本化することを可能
とした液晶表示パネルの電極端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、中間に液晶を充填した2枚の透
明基板の所定の部分に、選択的に電界を与えて特定の図
形や文字等の情報を表示するための液晶表示パネルが内
蔵された液晶表示装置が多く用いられている。
【0003】このような液晶表示パネルにおいては、ガ
ラス等からなる一対の基板をそれぞれ対向して配置し、
これら各基板の互いに対向する面には、酸化インジウム
錫(以下、ITOという)等からなる透明電極が積層形
成されている。そして、前記透明電極が形成された基板
の表面には、互いに対向する電極間で液晶分子を一定の
形態に配列させるために表面にラビング処理が施された
配向膜が積層形成されている。
【0004】このような配向処理が施された2枚の基板
の一方の周辺部にシール材を塗布するとともに、このシ
ール材により囲まれた面内に各基板の間隙を調整するた
めのスペーサを均一に散布した状態で、各基板を貼り合
わせて一体に形成するようになっている。さらに、前記
各基板の間に、予め設けられた注入口から液晶を注入し
た後、注入口を封止することにより、2枚の基板の間に
液晶を密封し、これにより、液晶表示パネルを構成する
ようになっている。
【0005】図5はこのような従来の液晶表示パネルに
おける配線構造を示したもので、一対の基板20,20
の間に液晶を注入、封止してなる液晶表示パネル21の
一方の基板20は、他方の基板20に対して大きく形成
されており、この一方の基板20の突出部分は、電極端
子部22とされている。この電極端子部22には、所定
のパターンの液晶表示部23から引き出された配線パタ
ーン24,24…が形成されている。また、前記各配線
パターン24に連なる外部接続用端子25が基板20の
端縁まで延在するように形成されている。さらに、前記
電極端子部22の端縁部分には、フレキシブル配線基板
の接続電極が、異方性導電膜等により接続されている。
【0006】そして、前記フレキシブル配線基板から送
られる画像信号は、配線パターン24を介して各液晶表
示部23に入力され、これにより、各液晶表示部23に
よる表示を行なうことができるようになっている。
【0007】また、従来から、液晶表示パネルの基板に
駆動回路を搭載するようにしたCOG(チップ・オン・
ガラス)と呼ばれる実装手段がある。
【0008】図6はこのようなCOGによる液晶表示パ
ネルの配線構造を示したもので、一方の基板20は、他
方の基板20に対して大きく形成されており、この一方
の基板20の突出部分が電極端子部22とされている。
この電極端子部22上には、駆動回路26が実装されて
おり、この駆動回路26には、液晶表示部23に対して
信号を入出力する配線27が接続されている。また、こ
の駆動回路26の入力側には、多数の配線パターン2
4,24…とこれに連なる外部接続用端子25が形成さ
れており、駆動回路26と電気的に接続されている。
【0009】そして、前記フレキシブル配線基板から送
られる画像信号は、配線パターン24を介して駆動回路
26に入力され、この駆動回路26からの画像信号を配
線27を介して各液晶表示部23送ることにより、所望
の表示を行なうことができるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の液晶表示パネルにおける配線構造においては、
例えば、配線パターン24の中には、複数の配線パター
ン24に対して1つの信号を送るようにしてもよい場合
があり、このような場合に、配線パターン24が隣接し
ている場合には、各配線パターン24をまとめて1つの
配線パターン24にすることができるが、まとめるべき
配線パターン24が離れていると、各配線パターン24
を交差させて1つにまとめることはできないという問題
を有している。
【0011】そのため、外部接続用端子25の数が多く
必要となってしまい、各外部接続用端子25のピッチが
狭くなり、フレキシブル配線基板を接続する場合に、接
続のずれ精度を高精度に保持する必要があり、接続作業
が煩雑になったり、接続の信頼性が低下してしまうとい
う問題を有している。
【0012】さらに、前述の問題点の他、COGにおい
ては、配線パターン24の中に、電源電圧電位や接地電
位に接続しなければならない配線パターン24があり、
これらの配線パターン24をまとめることができない場
合には、フレキシブル配線基板により液晶表示パネル2
1の外部に引出した後に、まとめるべき信号線を接続す
るようになっているので、フレキシブル配線基板の配線
数が増加してしまい、フレキシブル配線基板の幅寸法が
増加して実装面積が増大してしまうという問題を有して
いる。
【0013】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、液晶表示パネルの電極端子部上の外部接続用端
子の数を低減させることができ、外部接続用端子とフレ
キシブル配線基板との接続の際における信頼性を向上さ
せることができ、さらに、フレキシブル配線基板の実装
面積の低減を図ることのできる液晶表示パネルの電極端
子構造を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の発明に係る液晶表示パネルの電極
端子構造は、液晶表示パネルに形成された電極端子部
に、前記液晶表示パネルの各液晶表示部に電気的に接続
される複数の配線パターンとこれに連なる外部接続用端
子とを形成し、この外部接続用端子にフレキシブル配線
基板を接続するようにしてなる液晶表示パネルの電極端
子構造において、前記各配線パターンのうち入力信号を
共用できる各配線パターン部分に導電性材料からなる接
続ランドを形成し、各接続ランドを電気的に接続するよ
うに導電体を載置し、前記各接続ランドに挟まれた配線
パターンの前記導電体の載置位置には絶縁膜が積層形成
されていることを特徴とするものである。
【0015】この請求項1に記載の発明によれば、各配
線パターンのうち入力信号を共用できる各配線パターン
部分に導電性材料からなる接続ランドを形成し、各接続
ランドを電気的に接続するように導電体を載置し、前記
各接続ランドに挟まれた配線パターンの前記導電体の載
置位置には絶縁膜が積層形成されているので、入力信号
を共用できる複数の配線パターンを接続ランドを介して
まとめることにより、1つの配線パターンとすることが
できる。その結果、外部接続用端子の数を低減させるこ
とができ、各外部接続用端子のピッチを大きく確保する
ことができ、外部接続用端子にフレキシブル配線基板を
接続する場合に、接続ずれ精度を高精度に保持する必要
がなく、接続の信頼性を著しく高めることができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、液晶表示
パネルに形成された電極端子部に、前記液晶表示パネル
の各液晶表示部に電気的に接続される駆動回路を実装
し、この駆動回路の入力側に複数の配線パターンとこれ
に連なる外部接続用端子とを接続し、この外部接続用端
子にフレキシブル配線基板を接続するようにしてなる液
晶表示パネルの電極端子構造において、前記各配線パタ
ーンのうち入力信号を共用できる各配線パターン部分に
導電性材料からなる接続ランドを形成し、各接続ランド
を電気的に接続するように導電体を載置し、前記各接続
ランドに挟まれた配線パターンの前記導電体の載置位置
には絶縁膜が積層形成されていることを特徴とするもの
である。
【0017】この請求項2に記載の発明によれば、駆動
回路の入力側に形成された各配線パターンのうち入力信
号を共用できる各配線パターン部分に導電性材料からな
る接続ランドを形成し、各接続ランドを電気的に接続す
るように導電体を載置し、前記各接続ランドに挟まれた
配線パターンの前記導電体の載置位置には絶縁膜が積層
形成されているので、入力信号を共用できる複数の配線
パターンを接続ランドを介してまとめることにより、1
つの配線パターンとすることができる。その結果、外部
接続用端子の数を低減させることができ、各外部接続用
端子のピッチを大きく確保することができ、配線パター
ンにフレキシブル配線基板を接続する場合に、接続ずれ
精度を高精度に保持する必要がなく、接続の信頼性を著
しく高めることができる。さらに、電源電圧電位や接地
電位に接続しなければならない配線パターンがあった場
合でも、これらの配線パターンをまとめることができる
ので、フレキシブル配線基板の配線数を低減させること
ができ、フレキシブル配線基板の幅寸法を減少させて実
装面積の低減を図ることができる。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2において、前記導電体は、異方性導電膜
により接着されていることを特徴とするものである。
【0019】この請求項3に記載の発明によれば、各接
続ランドを接続する導電体を異方性導電膜により接着す
るようにしているので、各接続ランドを電気的に確実に
接続することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図4を参照して説明する。
【0021】図1および図2は本発明に係る液晶表示パ
ネルの電極端子構造の実施の一形態を示したもので、こ
の液晶表示パネル1は、ガラス等からなり互いに対向し
て配置された一対の基板2,2を有しており、これら各
基板2の互いに対向する面には、ITO等からなる透明
電極(図示せず)が積層形成されている。そして、前記
透明電極が形成された基板2の表面には、互いに対向す
る電極間で液晶分子を一定の形態に配列させるために表
面にラビング処理が施された配向膜(図示せず)が積層
形成されている。なお、基板2上に積層形成された透明
電極と配向膜との層間には、SiO2 、TiO2 等の無
機酸化物の層間絶縁層が形成されている。このような配
向処理が施された2枚の基板2の一方の周辺部に(図示
せず)シール材を塗布するとともに、このシール材によ
り囲まれた面内に各基板2の間隙を調整するためのスペ
ーサを均一に散布した状態で、各基板2を貼り合わせて
一体に形成するようになっている。さらに、前記各基板
2の間に、予め設けられた注入口から液晶を注入した
後、注入口を封止することで、2枚の基板2の間に液晶
を密封して、液晶表示パネル1を構成するようになって
いる。
【0022】そして、このような液晶表示パネル1にお
いては、この液晶表示パネル1の一方の基板2は、他方
の基板2に対して大きく形成されており、この一方の基
板2の突出部分は、電極端子部3とされている。この電
極端子部3には、図1および図2に示すように、前記所
定のパターンを有する液晶表示部4から引き出された配
線パターン5,5…が形成されている。また、前記各配
線パターン5に連なる外部接続用端子15,15…が基
板20の端縁まで延在するように形成されている。
【0023】また、本実施形態においては、図2に示す
ように、前記電極端子部3の配線パターン5のうち入力
信号を共用できる各配線パターン5(51,52)に
は、導電性材料からなる部品搭載用の接続ランド6が前
記各配線パターン5(51,52)に接続されるように
形成されており、この接続ランド6に接続される配線パ
ターン5のうち1つの配線パターン52のみが外部接続
用端子15に連なっている。そして、電極端子部3の接
続ランド6と外部接続用端子15,15…以外の部分に
絶縁膜11が形成されている。また、各接続ランド6の
間に、表面が導電性材料によりコーティングされている
部品や導電性金属部品等の導電体7を、異方性導電膜を
介して接着することにより、各接続ランド6を電気的に
接続するようになっている。
【0024】なお、前記絶縁膜11の材質は、無機物、
有機物のいずれでも構わないが、絶縁膜自体の強度の面
から無機物の方が好ましく採用され、前記層間絶縁膜と
同一とすることで、絶縁膜11の形成を層間絶縁膜と同
じとすることができるのでより好ましい。
【0025】また、前記電極端子部3の外部接続用端子
15,15…部分には、フレキシブル配線基板8の接続
電極が、異方性導電膜、あるいは、導電性粒子が混在さ
れたUV硬化樹脂等の異方性導電材等により接続されて
いる。
【0026】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0027】本実施形態においては、所定の画像信号が
フレキシブル配線基板8から配線パターン5に送られ、
この配線パターン5を介して画像信号が各液晶表示部4
に入力されることにより、各液晶表示部4による所望の
表示を行なうことができるようになっている。
【0028】この場合に、本実施形態においては、入力
信号を共用できる各配線パターン5(51,52)に接
続ランド6を形成し、この接続ランド6を導電体7によ
り電気的に接続するようにしているので、入力信号を共
用できる複数の配線パターン5が隣接しておらず、離れ
ている場合でも、接続ランド6を介してまとめることに
より、1つの配線パターン5(52)とすることができ
る。
【0029】したがって、本実施形態においては、入力
信号を共用できる複数の配線パターン5(51,52)
を接続ランド6を介してまとめることにより、1つの配
線パターン5(52)とすることができるようにしてい
るので、外部接続用端子15の数を低減させることがで
き、外部接続用端子15のピッチを大きく確保すること
ができ、その結果、外部接続用端子15にフレキシブル
配線基板8を接続する場合に、接続ずれ精度を高精度に
保持する必要がなく、接続作業が容易となり、また、接
続の信頼性を著しく高めることができる。
【0030】また、図3および図4はCOGによる実装
構造の液晶表示パネル1の電極端子構造の実施形態を示
したもので、図1および図2と同一部分には同一符号を
付している。
【0031】本実施形態においては、液晶表示パネル1
の一方の基板2は、他方の基板2に対して大きく形成さ
れ、この一方の基板20の突出部分である電極端子部3
には、駆動回路9が実装されており、この駆動回路9に
は、液晶表示部4に対して信号を出力する配線10が接
続されている。また、この駆動回路9の入力側には、多
数の配線パターン5とこれに連なる外部接続用端子15
が形成されており、駆動回路9と電気的に接続されてい
る。
【0032】また、本実施形態においては、図4に示す
ように、前記駆動回路9に接続された配線パターン5の
うち入力信号を共用できる各配線パターン5(53,5
4および55,56)には、導電性材料からなる部品搭
載用の接続ランド6が前記各配線パターン5(53,5
4および55,56)に接続されるように形成されてお
り、この接続ランド6に接続される配線パターン5のう
ち1つの配線パターン5(53,56)のみが外部接続
用端子15に接続されている。そして、異方性導電膜を
介して導電体7を接着することにより、各接続ランド6
を電気的に接続するようになっている。
【0033】なお、入力信号を共用できる各配線パター
ン5に接続された接続ランド6に挟まれた配線パターン
5の前記導電体7の載置位置には、絶縁膜(図示せず)
が積層形成されている。また、この絶縁膜は前記層間絶
縁膜と同じ材料からなるものである。
【0034】本実施形態においては、所定の画像信号が
フレキシブル配線基板8から配線パターン5に送られ、
この配線パターン5を介して駆動回路9に送られる。そ
の後、駆動回路9により配線10を介して画像信号を各
液晶表示部4に入力することにより、各液晶表示部4に
よる所望の表示を行なうことができるようになってい
る。
【0035】この場合に、本実施形態においても前記実
施形態と同様に、入力信号を共用できる各配線パターン
5(53,54および55,56)に形成された接続ラ
ンド6を導電体7により電気的に接続するようにしてい
るので、入力信号を共用できる複数の配線パターン5
(53,54および55,56)を接続ランド6を介し
てまとめることにより、1つの配線パターン5(53,
56)とすることができる。
【0036】したがって、本実施形態においても、入力
信号を共用できる複数の配線パターン5を接続ランド6
を介してまとめることにより、1つの配線パターン5と
することができるようにしているので、外部接続用端子
15の数を低減させることができ、外部接続用端子15
のピッチを大きく確保することができ、その結果、外部
接続用端子15にフレキシブル配線基板8を接続する場
合に、接続ずれ精度を高精度に保持する必要がなく、接
続作業が容易となり、また、接続の信頼性を著しく高め
ることができる。
【0037】さらに、COGにおいて、電源電圧電位や
接地電位に接続しなければならない配線パターン5があ
った場合でも、これらの配線パターン5をまとめること
ができるので、フレキシブル配線基板8の配線数を低減
させることができ、フレキシブル配線基板8の幅寸法を
減少させて実装面積の低減を図ることができる。
【0038】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係る液晶表示パネルの電極端子構造は、入力信号を共
用できる複数の配線パターンを接続ランドを介してまと
めることにより、1つの配線パターンとすることができ
ようにしたので、外部接続用端子の数を低減させること
ができ、その結果、外部接続用端子のピッチを大きく確
保することができ、外部接続用端子にフレキシブル配線
基板を接続する場合に、接続ずれ精度を高精度に保持す
る必要がなく、接続作業が容易となり、また、接続の信
頼性を著しく高めることができる。
【0040】また、請求項2に記載の発明は、駆動回路
の入力側に接続される各配線パターンのうち入力信号を
共用できる複数の配線パターンを接続ランドを介してま
とめることにより、1つの配線パターンとすることがで
きるようにしたので、外部接続用端子の数を低減させる
ことができ、その結果、外部接続用端子のピッチを大き
く確保することができ、外部接続用端子にフレキシブル
配線基板を接続する場合に、接続ずれ精度を高精度に保
持する必要がなく、接続作業が容易となり、また、接続
の信頼性を著しく高めることができる。さらに、電源電
圧電位や接地電位に接続しなければならない配線パター
ンがあった場合でも、これらの配線パターンをまとめる
ことができるので、フレキシブル配線基板の配線数を低
減させることができ、フレキシブル配線基板の幅寸法を
減少させて実装面積の低減を図ることができる。
【0041】また、請求項3に記載の発明は、各接続ラ
ンドを接続する導電体を異方性導電膜により接着するよ
うにしているので、各接続ランドを電気的に確実に接続
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液晶表示パネルの電極端子構造
の実施の一形態を示す概略斜視図
【図2】 図1に示す電極端子構造を示す概略平面図
【図3】 本発明のCOG実装構造による液晶表示パネ
ルの電極端子構造の他の実施形態を示す概略斜視図
【図4】 図3に示す電極端子構造を示す概略平面図
【図5】 従来の液晶表示パネルの電極端子構造を示す
概略平面図
【図6】 従来のCOG実装構造による液晶表示パネル
の電極端子構造を示す概略平面図
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 基板 3 電極端子部 4 液晶表示部 5 配線パターン 6 接続ランド 7 導電体 8 フレキシブル配線基板 9 駆動回路 11 絶縁膜 15 外部接続用端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルに形成された電極端子部
    に、前記液晶表示パネルの各液晶表示部に電気的に接続
    される複数の配線パターンとこれに連なる外部接続用端
    子とを形成し、この外部接続用端子にフレキシブル配線
    基板を接続するようにしてなる液晶表示パネルの電極端
    子構造において、前記各配線パターンのうち入力信号を
    共用できる各配線パターン部分に導電性材料からなる接
    続ランドを形成し、各接続ランドを電気的に接続するよ
    うに導電体を載置し、前記各接続ランドに挟まれた配線
    パターンの前記導電体の載置位置には絶縁膜が積層形成
    されていることを特徴とする液晶表示パネルの電極端子
    構造。
  2. 【請求項2】 液晶表示パネルに形成された電極端子部
    に、前記液晶表示パネルの各液晶表示部に電気的に接続
    される駆動回路を実装し、この駆動回路の入力側に複数
    の配線パターンとこれに連なる外部接続用端子とを接続
    し、この外部接続用端子にフレキシブル配線基板を接続
    するようにしてなる液晶表示パネルの電極端子構造にお
    いて、前記各配線パターンのうち入力信号を共用できる
    各配線パターン部分に導電性材料からなる接続ランドを
    形成し、各接続ランドを電気的に接続するように導電体
    を載置し、前記各接続ランドに挟まれた配線パターンの
    前記導電体の載置位置には絶縁膜が積層形成されている
    ことを特徴とする液晶表示パネルの電極端子構造。
  3. 【請求項3】 前記導電体は、異方性導電膜により接着
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の液晶表示パネルの電極端子構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447229B1 (ko) * 2001-11-28 2004-09-04 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치 및 제조 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447229B1 (ko) * 2001-11-28 2004-09-04 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치 및 제조 방법

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