JP2001123485A - Led付水栓器具 - Google Patents

Led付水栓器具

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JP2001123485A
JP2001123485A JP30375699A JP30375699A JP2001123485A JP 2001123485 A JP2001123485 A JP 2001123485A JP 30375699 A JP30375699 A JP 30375699A JP 30375699 A JP30375699 A JP 30375699A JP 2001123485 A JP2001123485 A JP 2001123485A
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water
led
faucet device
faucet
color
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JP30375699A
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Osamu Matsumoto
修 松本
Shigeru Takagi
繁 高木
Takaaki Wada
高明 和田
Masaru Hirabayashi
賢 平林
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Masayuki Tsunashima
誠之 綱島
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水栓器具において吐水口からの吐水の温度が高
温水であるのか冷水であるのか又は中間の温度であるの
かを明瞭に分るようにする。 【解決手段】互いに異なる色を発色するLED22−
1,22−2,22−3を水栓器具10における胴体部
分12とハンドル18に組み付けておき、吐水が高温水
であるときには赤色のLED22−1を発色させ、また
冷水を吐水させるときには青色のLED22−3を発色
させ、更に中間の温度のときには黄色のLED22−2
を発色させることによって吐水口16からの吐水の温度
が直ちに分るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水栓器具に関し、
詳しくはLED付の水栓器具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】キッチ
ンやトイレ或いは洗面化粧室や浴室等の水回り衛生室に
は各種の水栓器具が設置されている。ところでこれら水
回り衛生室に設置されている従来の水栓器具にあって
は、水栓器具の使用前若しくは使用中において現在の動
作状態がどのような動作状態になっているのか、例えば
吐水操作を行ったときに冷水を吐水する状態にあるのか
或いは熱湯を吐水する状態にあるのか、又は水道水を吐
水する状態にあるのか或いは水道水から塩素分等を除去
し、浄化した後の浄水を吐水する状態にあるのかが十分
に分り難いといった問題があった。このため吐水操作を
行ったとき予期せず高温の湯が出て来てしまって熱い思
いをしてしまうといったことが起り得る。
【0003】その他、従来においては夜間就寝中に起き
出して例えばキッチンの水栓器具を使用するとき、部屋
の照明装置を点灯させて部屋全体を照明しなければなら
なかった。この場合暗がりに慣れた目に眩しさを感じさ
せてしまって眠気を覚まさせてしまったり、また単に目
的とする水栓器具の位置さえ分れば良いにも拘わらず照
明装置によって部屋全体を照明することとなり、不経済
であるといった問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のLED付水栓器
具はこのような課題を解決するために案出されたもので
ある。而して請求項1のものは、単色若しくは互いに異
なる色を発色するLEDを単数若しくは複数水栓器具に
組み付けて該水栓器具の全体若しくは一部又は吐水流を
発色させるようになしたことを特徴とする。
【0005】請求項2のものは、請求項1において、前
記LEDを前記水栓器具における胴体部分に組み付けて
おき、該LEDによって該胴体部分を発色させるように
なしたことを特徴とする。
【0006】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記LEDを前記水栓器具におけるハンドル
に組み付けておき、該LEDによって該ハンドルを発色
させるようになしたことを特徴とする。
【0007】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記LEDを前記水栓器具における吐水口部
分に組み付けておき、該LEDからの光を前記吐水流に
照射して該吐水流を発色させるようになしたことを特徴
とする。
【0008】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記LEDの発光状態を前記水栓器具の動作
状態の変化に応じて変化させるようになしたことを特徴
とする。
【0009】請求項6のものは、請求項5において、前
記LEDとして互いに異なる色を発色するものを複数組
み付けておき、前記水栓器具の動作状態の変化に応じて
前記発色を変化させるようになしたことを特徴とする。
【0010】請求項7のものは、請求項6において、前
記発色を吐水口からの吐水の温度の変化に応じて変化さ
せるようになしたことを特徴とする。
【0011】請求項8のものは、請求項5〜7の何れか
において、前記LEDの発光強度を吐水口からの吐水の
温度の変化に応じて変化させるようになしたことを特徴
とする。
【0012】請求項9のものは、請求項5〜8の何れか
において、同一の吐水口から水道水又は浄化後の浄水を
吐水するに際して、該吐水口からの吐水が該水道水であ
るか該浄水であるかによって前記発色を変化させるよう
になしたことを特徴とする。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1のもの
は、単色若しくは互いに異なる色を発色するLEDを水
栓器具に組み付けて水栓器具又は吐水流を発色させるよ
うになしたもので、このようにしておけば、光による演
出効果によって水栓器具の美観を高めることができると
ともに、例えば夜間就寝中に起き出して水栓器具を使う
場合、部屋全体を照明装置で照明しなくても水栓器具の
位置を知ることができ、支障なく水栓器具を使用できる
ようになる。
【0014】従って照明装置により部屋全体を照明する
ことによって暗がりに慣れた目に眩しさを感じさせてし
まって眠気を覚ましてしまったりすることがなく、また
部屋全体を照明する必要がないので経済的であるといっ
た利点が得られる。尚本発明において、上記LEDは夜
間は勿論昼間においてもこれを点灯させておくことがで
きることは言うまでもない。
【0015】本発明においては、上記LEDを水栓器具
における胴体部分に組み付けておき、LEDによって胴
体部分を発色させるようになすことができる(請求項
2)。胴体部分は水栓器具の中心を成す部分であり、従
ってこの部分を発色させることによって水栓器具を光で
効果的に演出でき、また水栓器具の位置を最も効果的に
認識させることができる。即ち水栓器具の視認性を高め
ることができる。
【0016】上記LEDは、水栓器具におけるハンドル
に組み付けておき、ハンドルを発色させるようになすこ
ともできる(請求項3)。水栓器具における直接操作対
象はハンドル部分であり、従ってそのハンドルを発色さ
せておくことで操作性を高めることができる。
【0017】上記LEDはまた、水栓器具における吐水
口部分に組み付けておき、そのLEDの光を吐水流に照
射してこれを発色させるようになすことができる(請求
項4)。このようにして吐水流を照明し、発色させるこ
とで、水栓器具ないしその周りの空間を光によって効果
的に演出することができ、空間の雰囲気,美観を高める
ことができる。
【0018】請求項5のものは、水栓器具の動作状態の
変化に応じてLEDの発光状態を変化させるようになし
たもので、このようにしておけば、LEDの発光状態に
基づいて水栓器具の動作状態の変化を明確に認識するこ
とができる。
【0019】この場合においてLEDとして互いに異な
る色を発色するものを組み付けておき、水栓器具の動作
状態の変化に応じてLEDの発色を変化させるようにな
すことができる(請求項6)。このようにしておけば発
色の変化を見て取ることで、水栓器具の動作状態の変化
を直ちに且つ明確に認識することができる。
【0020】請求項7のものは、吐水口からの吐水の温
度の変化に応じて発色を変化させるようになしたもの
で、このようにしておけば、発色の変化により吐水の温
度が現在どの程度の温度になっているのかを直ちに認識
することができる。
【0021】例えば吐水温度が高いときには赤色に発色
し、また吐水温度が低いときには青色に発色するように
しておけば、その発色が赤色であるときには吐水温度が
高く、また青色であるときには吐水温度が低いことを直
ちに知ることができ、従って予期せず高温の湯が出て来
てしまって熱い思いをしてしまうといった不具合を解消
することができ、水栓器具を安全に且つ使い勝手良く使
用できるようになる。
【0022】請求項8のものは、吐水口からの吐水の温
度の変化に応じてLEDの発光強度を変化させるように
なしたもので、このようにした場合にも吐水温度の変化
を明確に認識することができる。特に請求項7に従って
発色を変化させるとともに発光強度も併せて変化させる
ようにしておけば、例えば吐水温度が高温側であるとき
に赤色等の色を発色させ且つその温度が高くなっていっ
たときに発光強度をより強くするようにしておけば、発
色の種類を少なく抑えつつ吐水温度の変化をよりきめ細
かく表示することが可能となる。
【0023】次に請求項9のものは、同一の吐水口から
水道水又は浄水を吐水する場合において、その吐水が水
道水か又は浄水であるかによって発色を変化させるよう
になしたもので、このようにしておけば、吐水口からの
吐水が水道水であるか浄水であるかを明確に認識するこ
とができ、水栓器具の使い勝手が向上する。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10はシングルレバー式の水
栓器具で、12はその本体となる胴体部分、14はその
上端部から延び出した吐水管である。吐水管14の先端
部には吐水口16が設けられており、また胴体部分12
には吐止水操作及び吐水量調節,温度調節を行うハンド
ル(シングルレバー)18が設けられている。胴体部分
12は下部12−1と中間部12−2と上部12−3と
を有しており、その上部12−3が吐水管14と一体に
回転可能とされ、また中間部12−2がハンドル18と
一体に回転するようになっている。
【0025】胴体部分12における中間部12−2は、
透光性且つ円筒形状をなす外殻部材24の内部に円形の
外周面を有する基体20を備えた構造をなしており、そ
の基体20の外周面に沿って複数のLED22が設けら
れている。詳しくは、基体20の外周面に沿って赤色を
発色するLED22−1と、黄色(又はオレンジ色)を
発色するLED22−2と、青色を発色するLED22
−3とが周方向に沿って所定ピッチで設けられており、
それらLED22からの光が、透光性の外殻部材24に
向けて照射され、これによって中間部12−2がLED
22に対応した色に発色するようになっている。
【0026】またハンドル18も同様に透光性の外殻部
材24とその内部に配設された、ハンドル18に対応し
た形状の基体20と、基体20の外周面に設けられた多
数のLED22とを有する構造とされている。このハン
ドル18においても、LED22として赤色を発色する
LED22−1と、黄色(又はオレンジ色)を発色する
LED22−2と、青色を発色する22−3とが基体2
0の外周面に沿って配設されている。
【0027】この例の水栓器具10では、ハンドル18
を図2(A)中左方向に回転させることで吐水口16か
ら高温水を吐水し、また反対の右方向に回転させること
で吐水口16から冷水を吐水し、またハンドル18をそ
れらの中間に位置させたときに吐水口16から中間の温
度の水を吐水するようになっている。
【0028】而して本例の場合、ハンドル18を中立位
置を中心として角度θの範囲内で回転させたとき上記
の黄色(又はオレンジ色)を発色するLED22−2が
発光し、またハンドル18を高温側、詳しくはθで表
される角度範囲内に位置させたときに赤色を発色するL
ED22−1が発光し、また逆にハンドル18を冷水側
に位置させたとき、具体的には角度θの範囲内に位置
させたときに青色を発色するLED22−3が発光する
ようになっている(図2(A)及び(B)参照)。
【0029】更に加えて本例では、上記図2の角度θ
の範囲内でハンドル18を左向きに回転させるほど赤色
を発色するLED22−1の発光強度が強くなり、また
逆に角度θの範囲内でハンドル18を右向きに回転さ
せるほど青色を発色するLED22−3の発光強度が強
くなるようにされている。
【0030】即ちこの例では、吐水口16からの吐水が
高温水であり且つその温度が高くなるほど胴体部分12
における中間部12−2とハンドル18とが赤色に発色
し且つ赤色の発光強度を増す一方、吐水口16からの吐
水が冷水であり且つその温度が低くなるほど、同じく中
間部12−2とハンドル18とが青色に発色し且つ青色
の発光強度が強くなる。また吐水口16からの吐水の温
度がそれらの中間の温度であるときには、中間部12−
2とハンドル18とが黄色(又はオレンジ色)に発色す
る。
【0031】以上のような本例の水栓器具10の場合、
水栓器具10の部分的な発色による演出効果によって水
栓器具10の美観を高めることができるとともに、例え
ば夜間就寝中に起き出して水栓器具10を使う場合、部
屋全体を照明装置で照明しなくても水栓器具10の位置
を知ることができ、支障なく水栓器具10を使用するこ
とができる。従って照明装置により部屋全体を照明する
ことによって暗がりに慣れた目に眩しさを感じさせてし
まって眠気を覚ましてしまったりすることがなく、また
部屋全体を照明する必要がないので経済的であるといっ
た利点が得られる。
【0032】本例では水栓器具10の中心を成す胴体部
分12を発色させるようになしていることから、水栓器
具10を光による発色にて効果的に演出することができ
るとともに、水栓器具10の位置を最も効果的に認識さ
せることができる。また本例では更にハンドル18をも
発色させるようにしており、而してハンドル18は水栓
器具10における直接操作対象となる部分であることか
ら、ハンドル18を発色させることで操作性を高めるこ
とができる。
【0033】本例の水栓器具10にあっては、吐水口1
6からの吐水の温度の変化に応じて発色を変化させるよ
うにしているため、その発色の変化に基づいて吐水の温
度が現在どの程度の温度になっているのかを直ちに認識
することができ、従って予期せず高温の湯が出て来てし
まって熱い思いをしてしまうといった不具合を解消し得
て、水栓器具10を安全に且つ使い勝手良く使用するこ
とができる。
【0034】また本例では併せてLED22の発光強度
をも変化させるようにしているため、発色の種類を少な
く抑えながら吐水温度の変化をよりきめ細かく表示する
ことができる。但し場合によって吐水温度の変化に基づ
いて発色だけを変化させ、或いは発光強度だけを変化さ
せるようになすといったことも可能である。
【0035】上例では胴体部分12における中間部12
−2とハンドル18とをともにLED22によって発色
させるようにしているが、場合によって図3に示してい
るように中間部12−2のみを発色させるようにしても
良いし、或いはまた図4に示しているようにハンドル1
8のみを発色させるようにすることもできる。
【0036】また上例ではハンドル18が半環状をなし
ているが、図5に示しているようにこれを胴体部分12
との間に隙間26を形成するようなプレート形状その他
の形状となすことも勿論可能であるし、またそのハンド
ル18をLED22にて全体的に発色させるのではな
く、同図に示しているように部分的に発色させるように
なすこともできる。
【0037】更に同図に示しているように胴体部分12
における中間部12−2のみでなく、下部12−1もL
ED22にて発色させるようになすことも可能である。
或いは図6に示しているように胴体部分12における下
部12−1を覆うようにして透光性のカバー28を設
け、そのカバー28と下部12−1との間の空間にLE
D22を設けて、そのLED22の光をカバー28に照
射し、これを発色させるようになすこともできる。
【0038】この場合においてLED22として上記の
ような異なる色を発色するLED22−1,22−2,
22−3を組み合せて用い、ハンドル18の位置に応じ
て上記実施例のように発色を変化させるようになすこと
ができる。或いはまた、単色で発色するLED22或い
は異なる色に発色する複数のLED22をカバー28の
内部に組み込んでおいて、それら全体を同時に発色させ
るようになすこともできる。この点については図1〜図
5に示す実施例においても、また以下の実施例において
も同様である。
【0039】上記各実施例では水栓器具10における胴
体部分12又はハンドル18の内部にLED22を組み
込んで胴体部分12又はハンドル18を発色させるよう
にしているが、本発明においては図7及び図8に示して
いるように、吐水口16にLED22を組み込んで、そ
れらからの光を吐水流Sに向けて照射し、吐水流Sを発
色させるようにしても良い。
【0040】図7及び図8(A)に示す実施例の場合、
LED22として赤色を発色するLED22−1,黄色
(又はオレンジ色)を発色するLED22−2及び青色
を発色するLED22−3を組み合せて用いており、吐
水温度が高温側であるときには赤色を発色するLED2
2−1を発光させ、また吐水温度が低いときには青色を
発色するLED22−3を発光させ、また中間の温度で
あるときには黄色(又はオレンジ色)を発色するLED
22−2を発光させるようにしている。尚この例におい
ても、吐水温度が高温になるほど赤色を発色するLED
22−1の発光強度を強くし、また吐水温度が低くなる
ほど青色を発色するLED22−3の発光強度を強くす
るようにしても良い。
【0041】このようにすることによって吐水温度に応
じて吐水流Sの発色(照明色)を変化させることがで
き、吐水温度をその発色によって直ちに認識することが
できる。但しこれはあくまで一例であって、ただ単に単
色又は複数色のLED22からの光を吐水流Sに向けて
照射するといったことも可能である。
【0042】尚図8(A)では吐水口16の下面にLE
D22を設けているが、(B)に示しているように吐水
口16の内面にLED22を設け、そのLED22から
の光を吐水流Sに向けて照射するようになすことも可能
である。この場合において、通水路内に水車を配置して
おいてその水車の回転により発電を行ってその電力を蓄
電池等の蓄電手段に蓄え、これを電源としてLED22
を発光させるようになすことも可能である。この点は各
実施例及び以下の実施例においても同様である。
【0043】図9及び図10は本発明の更に他の実施例
を示している。この例の水栓器具10は、給水管30及
び給湯管32から送られて来た水と湯(何れも水道水)
とを混合してその混合水を吐水口16から吐水する機能
の外、給水管30を通じて送られて来た水(水道水)を
浄水器34に送り、その浄水器34で浄化された後の浄
水をハンドル36の操作により同じ吐水口16から吐水
させる機能を併せ有している。
【0044】本例においては、図10に示しているよう
に吐水口16に上記と同様のLED22が設けられてお
り、それらLED22からの光が吐水流Sに向けて照射
されるようになっている。但し本例ではLED22とし
て青色の光を発色するものが用いられている。而して吐
水口16から水道水が吐水されるときには青色の発色を
行わず(図10(B))、浄水が吐水口16から吐水さ
れているときのみ、その青色の光を吐水流Sに照射する
(同図(A))ものとなしてある。
【0045】尚、水道水が吐水口16から吐水されてい
るときに青色とは別の色の光を吐水流Sに向けて照射
し、水道水が吐水されているときにも浄水とは別の色の
光を吐水流Sに照射するようになすことも勿論可能であ
る。
【0046】本例の水栓器具10では、吐水が水道水か
又は浄水であるかによって発色を変化させるようにして
いるため、吐水口16からの吐水が水道水であるか浄水
であるかを明確に認識することができ、水栓器具10の
使い勝手が向上する。
【0047】尚本例において、吐水口16からの吐水が
浄水であるか水道水であるかの違いによって発色を変化
させるとともに、浄水のときには例えば青色以外の光を
吐水流Sに向けて照射し、また水道水であるとき尚且つ
高温水であるときには赤色を発色するLEDからの光を
吐水流Sに照射し、また冷水であるときには青色を発色
するLEDからの光を照射し、更に中間の温度のときに
は黄色(又はオレンジ色)を発色するLEDからの光を
照射するようになすことも勿論可能である。更には浄水
であるか水道水であるか、又は水道水の温度が高温であ
るか低温であるか又は中間の温度であるかの違いによっ
て、上例とは異なった色のLEDからの光をそれぞれ吐
水流Sに向けて照射するようになすことも可能である。
【0048】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においてはLED2
2を吐水管14の内部に組み込んでおくといったことも
可能であるし、またLED22を水栓器具10における
各部の外面に組み付けておくといったことも可能であ
る。更に上記実施例における外殻部材24を半透明にす
るなどしてLED22からの光だけを外部に透過させる
ようになすこともできるし、或いはまた外殻部材24を
透明にするなどしてLED22が外部から透けて見える
ようになすこと、即ち内部透視型の構造とすることも可
能である。
【0049】その他自動水栓器具において吐水口16の
先端に設けたセンサによる検知エリアをLED22によ
ってスポット照明するようになすといったことも可能で
あるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において
種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】図1の実施例の作用説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図8】図7の実施例の吐水口とその周辺部を示す図で
ある。
【図9】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図10】図9の実施例の吐水口とその周辺部を示す図
である。
【符号の説明】
10 水栓器具 12 胴体部分 16 吐水口 22,22−1,22−2,22−3 LED 34 浄水器 S 吐水流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 高明 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 平林 賢 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 松田 宏 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 綱島 誠之 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D060 BC26 BC30 BD10 BE01 BE13 CA04 CA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単色若しくは互いに異なる色を発色する
    LEDを単数若しくは複数水栓器具に組み付けて該水栓
    器具の全体若しくは一部又は吐水流を発色させるように
    なしたことを特徴とするLED付水栓器具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記LEDを前記水
    栓器具における胴体部分に組み付けておき、該LEDに
    よって該胴体部分を発色させるようになしたことを特徴
    とするLED付水栓器具。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記L
    EDを前記水栓器具におけるハンドルに組み付けてお
    き、該LEDによって該ハンドルを発色させるようにな
    したことを特徴とするLED付水栓器具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記L
    EDを前記水栓器具における吐水口部分に組み付けてお
    き、該LEDからの光を前記吐水流に照射して該吐水流
    を発色させるようになしたことを特徴とするLED付水
    栓器具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記L
    EDの発光状態を前記水栓器具の動作状態の変化に応じ
    て変化させるようになしたことを特徴とするLED付水
    栓器具。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記LEDとして互
    いに異なる色を発色するものを複数組み付けておき、前
    記水栓器具の動作状態の変化に応じて前記発色を変化さ
    せるようになしたことを特徴とするLED付水栓器具。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記発色を吐水口か
    らの吐水の温度の変化に応じて変化させるようになした
    ことを特徴とするLED付水栓器具。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7の何れかにおいて、前記L
    EDの発光強度を吐水口からの吐水の温度の変化に応じ
    て変化させるようになしたことを特徴とするLED付水
    栓器具。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8の何れかにおいて、同一の
    吐水口から水道水又は浄化後の浄水を吐水するに際し
    て、該吐水口からの吐水が該水道水であるか該浄水であ
    るかによって前記発色を変化させるようになしたことを
    特徴とするLED付水栓器具。
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