JP2001122400A - タンクローリ車 - Google Patents

タンクローリ車

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JP2001122400A
JP2001122400A JP30450499A JP30450499A JP2001122400A JP 2001122400 A JP2001122400 A JP 2001122400A JP 30450499 A JP30450499 A JP 30450499A JP 30450499 A JP30450499 A JP 30450499A JP 2001122400 A JP2001122400 A JP 2001122400A
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JP
Japan
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valve
tank
liquid
vehicle
oil
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JP30450499A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Ikeda
浩章 池田
Takeshi Sato
猛 佐藤
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Kyowa Industrial Co Ltd
Tokico System Solutions Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Industrial Co Ltd
Tokico Technology Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載タンクの排出弁を外部からの緊急遮断信
号に従って自動的に閉弁し、給油所の地下タンクで過剰
給油等が発生するのを防止できるようにする。 【解決手段】 タンクローリ車の車載タンク2には底部
2B側に位置して各液室3毎に底弁4を設ける。車載タ
ンク2の液室3から油液を排出するときには、底弁4を
リンク機構16および操作レバー21を用いて外部から
の遠隔操作により開,閉する。また、リンク機構16の
リンクロッド18には緊急遮断用のシリンダ装置22を
対向して設ける。そして、給油所の地下タンクが油液で
満杯になるときには、緊急遮断信号によりシリンダ装置
22を作動させ、底弁4をリンク機構16を介して閉弁
方向に駆動し、これによって油液の荷卸しを自動的に遮
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば給油所の地
下タンクにガソリン、軽油、灯油等の液体を運搬して荷
卸しするのに好適に用いられるタンクローリ車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガソリン、軽油または灯油等の
液体は、精油所等に設けた大型の油槽からタンクローリ
車の車載タンクに積込んだ状態で、タンクローリ車によ
り出荷先へと運搬される。そして、ガソリン給油所等で
はタンクローリ車によって運搬されてきた油液を、ガソ
リン、軽油、灯油等の各液種毎にそれぞれ個別の地下タ
ンク(貯油タンク)に貯蔵させるものである。
【0003】また、給油所の地下タンク内には液面計等
が設けられ、地下タンク側の注油口近傍等には、地下タ
ンク内の液面レベルが満杯に近付いたときに油液の注液
(荷卸し)を遮断する遮断弁等が設けられている(例え
ば、特開平2−166087号公報、特開平2−233
398号公報等)。
【0004】即ち、この種の従来技術にあっては、タン
クローリ車の車載タンクから給油所の地下タンクに油液
を荷卸しする場合に、車載タンクから排出される油液
が、ガソリン、軽油、灯油等のいずれであるかを液種判
別し、液種が一致していることを確認した上で油液の荷
卸し作業を開始するようにしている。
【0005】そして、油液の荷卸し作業を開始した後に
は、給油所の地下タンク内で過剰給油が発生するのを防
止するため、液面計等を用いて地下タンク内の液面レベ
ルを常に監視し、地下タンク内の油液が満杯に近付いた
ときには、地下タンク側に設けた遮断弁を即座に閉弁さ
せ、これによって油液が地下タンクから溢出する等の問
題をなくすようにしている。
【0006】また、一般にタンクローリ車には、車載タ
ンク内の油液を荷卸しするときに開弁される底弁等の排
出弁が設けられ、該排出弁には外部から操作レバー等を
用いて弁体を開,閉弁操作する外部操作手段等が設けら
れている。
【0007】そして、外部操作手段は、油液の荷卸し作
業を行っているときに給油ホースの途中部位または接続
箇所等から油液が漏洩する等の異常が発生したときに、
オペレータ等が操作レバーを緊急操作することにより、
排出弁を即座に閉弁させ、油液の荷卸しを中断させるも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、給油所の地下タンク側に遮断弁を設け、地
下タンク内の油液が過剰給油状態に近付いたときに液面
計からの信号に従って遮断弁を緊急遮断する構成として
いるに過ぎない。また、タンクローリ車側にはオペレー
タによって手動操作される外部操作手段が設けられてい
るに過ぎない。
【0009】このため、地下タンク側の遮断弁が作動不
良を起こした場合に、オペレータがこれに気付かない限
りは、地下タンク内の油液が満杯となって溢出する虞れ
があり、油液が無駄に消費されるばかりでなく、環境汚
染の原因になる等の問題が生じる可能性がある。
【0010】特に、最近の傾向としては、給油所の閉店
後にも地下タンク内への油液の荷卸し作業を、例えばタ
ンクローリ車の乗務員が単独で行うことが認められた。
これに伴い、地下タンク側の遮断弁とタンクローリ車側
の遮断弁とを、過剰給油の発生時等に自動的に閉塞する
手段の開発が求められている。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、車載タンクの排出弁を
外部からの緊急遮断信号に従って自動的に閉弁すること
ができ、例えば給油所の地下タンク内で過剰給油が発生
する等の問題を解消できるようにしたタンクローリ車を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車体と、該車体上に搭載され内部に液体
を収容する車載タンクと、該車載タンク内の液体を排出
するため該車載タンクの下部側に設けられ外部からの操
作によって開,閉弁される排出弁と、該排出弁の外側に
位置して前記車体に設けられ該排出弁を開,閉操作する
操作レバーを有した外部操作手段とを備えたタンクロー
リ車に適用される。
【0013】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記外部操作手段に、常時は前記操作レバーに
よって排出弁が開,閉操作されるのを許し、緊急遮断信
号が出力されたときには前記排出弁を操作レバーと一緒
に閉弁方向に駆動する緊急遮断用のアクチュエータを設
ける構成としたことにある。
【0014】このように構成することにより、例えば給
油所の地下タンク内にガソリン等の液体を排出(荷卸
し)しているときに、地下タンク内の液体が満杯に近付
いたような場合には、地下タンク側の液面計等から出力
される緊急遮断信号に従ってタンクローリ車側のアクチ
ュエータを作動させ、排出弁を閉弁方向に駆動でき、液
体の荷卸しを自動的に遮断することができる。
【0015】また、請求項2の発明は、車載タンク内に
は複数の液室を画成して設け、外部操作手段は該各液室
毎に設けた各排出弁を一括して開,閉操作し、アクチュ
エータは緊急遮断信号に従って全ての排出弁を閉弁させ
る構成としている。
【0016】これにより、車載タンクに設けた複数の液
室のうちいずれの液室から液体を排出している場合で
も、緊急遮断信号に従ってタンクローリ車側のアクチュ
エータを作動させ、全ての排出弁を一括して閉弁でき、
液体の排出を即座に中断することができる。
【0017】また、請求項3の発明によると、排出弁
は、車載タンクの下部側に位置して各液室毎に設けられ
た排出ポートと、前記液室内の液体を個別に排出すると
きに各液室毎に該排出ポートを開,閉する主弁体と、該
主弁体から独立して前記排出ポート内に設けられ常時は
排出ポートを開く開弁位置におかれ緊急時に操作レバー
またはアクチュエータによって閉弁位置に駆動される副
弁体とを備えてなる構成としている。
【0018】これにより、車載タンクの各液室毎に設け
られた排出ポートの副弁体を予め開弁位置においた状態
で、各液室毎の主弁体を選択的に開弁すれば、液種判別
を安全に行うことができ、例えば給油所の地下タンク内
に適合した液種の液体を荷卸しすることができる。そし
て、地下タンク内の液体が満杯に近付いたときには、例
えば液面計等からの緊急遮断信号に従ってアクチュエー
タを作動させることにより、排出弁の副弁体を閉弁位置
へと即座に駆動でき、液体の荷卸しを自動的に停止する
ことができる。
【0019】さらに、請求項4の発明によると、外部操
作手段は操作レバーの操作を排出弁に伝えるリンク機構
により構成し、アクチュエータは外部から流体圧が給排
されることによって該リンク機構を駆動するシリンダ装
置により構成している。
【0020】これにより、アクチュエータは緊急遮断信
号に従って流体圧が給排されると、この流体圧によって
作動され、外部操作手段のリンク機構を駆動することに
より排出弁を自動的に閉弁できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
タンクローリ車を添付の図1ないし図6に従って詳細に
説明する。
【0022】図中、1はタンクローリ車の車体、2は該
車体1上に搭載された車載タンクを示し、該車載タンク
2は、内部が隔壁2Aによって複数の液室3,3(2個
のみ図示)に画成され、該各液室3には液体としての油
液(例えばレギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽
油、灯油等)が収容されている。そして、車載タンク2
の底部2B側には各液室3毎に後述の底弁4が設けら
れ、上部2C側には後述のハンドル14が設けられてい
る。
【0023】4,4,…は車載タンク2の底部2B側に
設けられた排出弁としての底弁で、該各底弁4は液室3
毎にそれぞれ設けられ、後述の排出ポート5、カバー
6、主弁体7および緊急遮断用の副弁体9等によって構
成されている。
【0024】5は車載タンク2の底部2Bから下向きに
突出した略L字状の管体からなる排出ポートで、該排出
ポート5は図2に示すようにカバー6と共に底弁4の弁
ケーシングを構成している。そして、排出ポート5は、
車載タンク2の底部2Bにボルト等を用いて締着された
環状の取付フランジ5Aと、該取付フランジ5Aから下
向きに突出しL字状に屈曲した屈曲部5Bと、該屈曲部
5Bを介して後方に延び、開口端側に後述の給油ホース
35が接続される筒状の接続部5Cとから大略構成され
ている。
【0025】また、排出ポート5には取付フランジ5A
の上面側に環状突部5Dと環状の主弁座5Eとが設けら
れ、環状突部5Dには後述のカバー6が螺着等の手段を
用いて固着されている。さらに、排出ポート5の内周側
には屈曲部5Bと接続部5Cとの間に環状の副弁座5F
が形成され、該副弁座5Fには後述の副弁体9が離着座
するものである。
【0026】6は底弁4の弁ケーシングを排出ポート5
と共に構成するカバーで、該カバー6は略円錐のカップ
形状をなして形成され、その上端側は後述の弁軸8が螺
合状態で取付けられたねじ筒部6Aとなっている。ま
た、カバー6の下端側は円形の開口部6Bとなり、該開
口部6Bの内周側は排出ポート5の環状突部5D外周に
螺着されている。そして、カバー6には内側と外側を連
通する複数の流通穴6C,6C,…が形成され、液室3
内の油液は各流通穴6Cを介して排出ポート5側に排出
されるものである。
【0027】7はカバー6内に位置して排出ポート5の
主弁座5Eに離着座する円盤状の主弁体、8は該主弁体
7を開,閉操作するための弁軸を示し、該弁軸8はカバ
ー6のねじ筒部6A内に螺合して挿通され、その下端側
にはベアリング等を介して主弁体7が回転自在に取付け
られている。そして、弁軸8は後述のハンドル14で回
転操作されることにより、カバー6のねじ筒部6Aに対
して上,下動され、このときに主弁体7を主弁座5Eか
ら上,下に離着座させるものである。
【0028】9は主弁体7から離間して排出ポート5内
に設けられた緊急弁体としての副弁体で、該副弁体9は
図2、図3に示す如く排出ポート5内にアーム10を介
して回動可能に設けられ、排出ポート5内の副弁座5F
に離着座することにより排出ポート5を開,閉するもの
である。
【0029】11は副弁体9を開,閉操作する回動軸
で、該回動軸11は排出ポート5内でアーム10を介し
て副弁体9に連結され、下端側は排出ポート5の外部へ
と下向きに突出している。そして、回動軸11の突出端
側にはクランク12が取付けられ、該クランク12は後
述するリンク機構16からの操作力で回動軸11を回動
することにより、副弁体9をアーム10を介して開,閉
操作するものである。
【0030】13はクランク12を副弁体9の開,閉方
向に付勢したスプリングで、該スプリング13は排出ポ
ート5の外側部位とクランク12との間に掛止めされ、
引張り力が常時付与されている。そして、スプリング1
3は副弁体9を開弁位置と閉弁位置とのいずれか一方の
位置に選択的に付勢するものである。
【0031】即ち、後述のリンク機構16によりクラン
ク12が図2中の矢示A方向に回動されたときには、副
弁体9がクランク12により回動軸11を介して閉弁位
置に回動され、スプリング13はクランク12を通じて
副弁体9を副弁座5Fに押付ける方向に付勢する。ま
た、リンク機構16によりクランク12が矢示B方向に
回動されたときには、副弁体9がクランク12により開
弁位置に回動され、スプリング13はクランク12を通
じて副弁体9を副弁座5Fから離座する方向に付勢する
ものである。
【0032】14は車載タンク2の上部2Cに回動可能
に設けられたハンドルを示し、該ハンドル14は操作軸
15の上端側に取付けられ、操作軸15は自在継手15
A,15B等を介して弁軸8に連結されている。そし
て、操作軸15は弁軸8の一部を構成し、ハンドル14
の回動操作に応じて底弁4の主弁体7を開,閉する構成
となっている。
【0033】また、車載タンク2の上部2Cには各液室
3毎に、空気導入弁(図示せず)が設けられ、この空気
導入弁は各底弁4の主弁体7が開弁したときに、これに
追従して開弁する。そして、空気導入弁は開弁時に液室
3内への空気の流入,出を許し、車載タンク2内が負圧
状態となるのを防止すると共に、各液室3内の油液が外
部に円滑に排出されるのを補償するものである。
【0034】次に、16は各底弁4の副弁体9を外部か
ら一括して開,閉操作するリンク機構で、該リンク機構
16は、図1、図5に示す如く各排出ポート5の下側に
位置して車体1の前,後方向に互いに平行に延びたリン
クロッド17,18と、該リンクロッド17,18間に
回動可能にピン結合された回動リンク19等とからな
り、該回動リンク19は車体1側に支持ピン20を介し
て回動可能に取付られている。そして、リンク機構16
は後述の操作レバー21と共に各底弁4の外部操作手段
を構成するものである。
【0035】ここで、リンク機構16のリンクロッド1
7は、図2に示すように各排出ポート5の下側でクラン
ク12に連結され、該クランク12を矢示A,B方向に
回動するものである。また、他のリンクロッド18は、
図5に示す如く一端側がピン18Aを介して操作レバー
21に連結され、他端側は後述するシリンダ装置22の
ロッド22Eに対する当接端18Bとなっている。
【0036】そして、リンクロッド17,18間を連結
する回動リンク19は、車体1に対し支持ピン20を中
心として回動されることにより、例えば操作レバー21
を用いてリンクロッド18を図5中の矢示C方向に変位
させたときには、リンクロッド17を矢示A方向に駆動
し、これによって底弁4の副弁体9を図2に示す閉弁位
置へと回動する。また、リンクロッド18は図5中の矢
示D方向に変位されるときに、リンクロッド17を矢示
B方向に駆動し、これによって底弁4の副弁体9を図3
中に仮想線で示す開弁位置へと回動するものである。
【0037】21はリンクロッド18の一端側にピン1
8Aを介して連結された緊急レバーを構成する操作レバ
ーで、該操作レバー21は図1に示すように車体1の後
部側に支軸21Aを介して回動可能に取付けられてい
る。そして、操作レバー21はタンクローリ車のオペレ
ータ等によって手動操作され、例えば油液の荷卸し作業
時等には図5中に実線で示す位置へと回動されることに
より、各底弁4の副弁体9を一括して開弁位置におくも
のである。
【0038】一方、油液の荷卸し作業の途中で、例えば
給油ホース35の接続箇所等から液洩れが発生したり、
または地震、その他の災害等の異常事態が発生した場合
に、オペレータは操作レバー21を図5中に実線で示す
位置から仮想線で示す位置へと回動することにより、リ
ンクロッド18を図5中の矢示C方向に変位させる。そ
して、このときにリンクロッド17は回動リンク19を
介して矢示A方向に駆動されることにより、各底弁4の
副弁体9を一括して閉弁位置へと回動する。
【0039】22は緊急遮断用のアクチュエータを構成
するシリンダ装置で、該シリンダ装置22はエアシリン
ダからなり、図5に示す如くチューブ22Aと、該チュ
ーブ22A内に摺動可能に挿嵌され、チューブ22A内
をエア室22B,22Cに画成したピストン22Dと、
基端側が該ピストン22Dに固着され先端側がチューブ
22A外に突出したロッド22Eとにより構成されてい
る。
【0040】ここで、シリンダ装置22は図1、図5に
示す如く車体1に設けられ、ロッド22Eの突出端側は
リンクロッド18の当接端18Bと対向する位置に配設
されている。そして、シリンダ装置22は、通常時に図
5に示す如くロッド22Eを縮小状態に保持し、操作レ
バー21によってリンクロッド18が矢示C,D方向に
操作されるのを許す構成となっている。従って、リンク
機構16は操作レバー21により手動操作され、副弁体
9を手動で開,閉操作できるものである。
【0041】しかし、後述の緊急遮断信号に従ってシリ
ンダ装置22のロッド22Eがチューブ22Aから伸長
したときには、リンクロッド18を図5中の矢示C方向
に強制駆動でき、これによってリンクロッド17を矢示
A方向に駆動し、各底弁4の副弁体9を全て閉弁位置へ
と回動できるものである。そして、このときには操作レ
バー21がリンクロッド18の動きに追従し、図5中に
実線で示す位置から仮想線で示す位置へと回動される。
【0042】23は圧気源を示し、該圧気源23はタン
クローリ車の車体1に搭載されたエアコンプレッサ、エ
アタンク等によって構成され、圧縮空気等のエア圧をシ
リンダ装置22に供給するものである。
【0043】24は圧気源23とシリンダ装置22との
間に配設された方向制御弁で、該方向制御弁24はソレ
ノイド24Aを有する電磁弁等からなり、常時はばね2
4Bにより切換位置(イ)に保持されている。そして、
方向制御弁24は切換位置(イ)で圧気源23からのエ
ア圧をシリンダ装置22のエア室22Cに供給し、エア
室22B側を方向制御弁24の排気口24Cから大気に
開放する。
【0044】また、方向制御弁24はソレノイド24A
が励磁されると切換位置(ロ)に切換わり、このときに
はシリンダ装置22のエア室22Bにエア圧を供給し、
エア室22C側を大気に開放させる。これにより、シリ
ンダ装置22はロッド22Eを高速で伸長させ、前述の
如く全ての底弁4を緊急遮断するものである。
【0045】次に、31は給油所の地下タンク、32は
図4に示す如く地下タンク31に設けられた注油パイプ
で、該注油パイプ32は地下タンク31内に下向きに垂
下され、その上端側には埋設管等の注油配管33が接続
されている。そして、注油配管33の上端側にはエアバ
ルブ等からなる注油制御弁34が設けられ、該注油制御
弁34は給油所側の遮断弁を構成している。
【0046】35は車載タンク2から油液の荷卸し行う
給油ホースで、該給油ホース35は図4に示すように一
端側が底弁4の排出ポート5に接続され、他端側は給油
所の注油配管33に注油制御弁34を介して接続される
ものである。そして、給油ホース35は、タンクローリ
車で運搬した液室3内の油液を地下タンク31内へと荷
卸しするものである。
【0047】36は給油所の地下タンク31に付設され
た液面計で、該液面計36は、例えば静電容量式、光学
式またはフロート式の液面レベル検出器等により構成さ
れ、その検出部36Aは地下タンク31内ヘと垂下され
ている。そして、液面計36は地下タンク31内の液面
レベルを常に監視し、地下タンク31内が満杯に近付い
てきたときには、緊急遮断信号を後述のコントローラ3
7から出力させるものである。
【0048】37はマイクロコンピュータ等によって構
成された荷卸し制御装置としてのコントローラで、該コ
ントローラ37は、図5に示す如く入力側が液面計36
および安全確認スイッチ38等に接続され、出力側は方
向制御弁24のソレノイド24A等に接続されている。
そして、コントローラ37はROM,RAM等からなる
記憶部37Aを有し、該記憶部37Aには図6に示す荷
卸し制御処理用のプログラム等が格納されている。
【0049】ここで、コントローラ37は、例えば給油
所に設けられた荷卸し制御処理用のコンピュータであっ
てもよく、また、タンクローリ車に搭載した車載用のコ
ンピュータにより構成してもよいものである。そして、
車載用のコンピュータを用いる場合には、油液の荷卸し
作業に先立ってコントローラ37の入力側に対し、給油
所の液面計36を接続する作業を行うようにすればよ
い。
【0050】また、安全確認スイッチ38はタンクロー
リ車に設けられ、油液の荷卸し作業を開始する前に手動
でスイッチ操作を行うことにより、方向制御弁24およ
びシリンダ装置22の作動点検等を擬似的に実施し、こ
れにより緊急時の安全性を確保するものである。
【0051】なお、安全確認スイッチ38は、タンクロ
ーリ車により地下タンク31に対する油液の荷卸し作業
を行うときに、タンクローリ車がアースされていること
を確認するアース確認装置等と併用する構成としてもよ
いものである。
【0052】本実施の形態によるタンクローリ車は上述
の如き構成を有するもので、次に、コントローラ37に
よる油液の荷卸し制御処理を図6を参照して説明する。
【0053】まず、タンクローリ車が給油所に到着した
状態で、車載タンク2の液室3内から油液を排出して給
油所の地下タンク31に対する給油作業を行う場合に
は、ステップ1で給油ホース35の一端側を排出ポート
5の接続部5Cに接続し、他端側を給油所の注油配管3
3に注油制御弁34を介して接続する。
【0054】また、油液の荷卸し作業を行うオペレータ
は、この段階で操作レバー21を図5に実線で示す位置
へと回動操作し、車載タンク2の各底弁4に設けた副弁
体9を一括して開弁させる。
【0055】次に、ステップ2では図5に示す安全確認
スイッチ38を手動操作し、方向制御弁24およびシリ
ンダ装置22が正常に動作するか否かの作動点検等を行
う。また、オペレータは車載タンク2の上部2C上に登
り、例えばハンドル14の近傍に設けたロック装置を鍵
スイッチ(いずれも図示せず)等を用いて解除し、荷卸
しを行う油液が地下タンク31内の油液と液種が一致し
ているか否かを確認する。この場合、液種が一致しない
限りロック装置は解除できないものである。
【0056】そして、ステップ3では安全確認作業が完
了したか否かを判定し、「NO」と判定する間はステッ
プ2に戻り、ステップ3で「YES」と判定したとき
に、次なるステップ4に移って油液の荷卸し作業を開始
させる。この場合、車載タンク2の上部2C上に登った
オペレータは、荷卸し許可を確認した状態で前記ハンド
ル14を回転操作し、図2に示す操作軸15および自在
継手15A,15Bを介して底弁4の弁軸8を回転させ
る。
【0057】このとき、弁軸8はカバー6のねじ筒部6
Aに螺合しているので、ハンドル14の回転操作に伴い
弁軸8はカバー6に対して上向きに上昇する。そして、
弁軸8の上昇に従って主弁体7を主弁座5Eから離座さ
せ、液室3内を排出ポート5および給油ホース35等を
介して地下タンク31内と連通させる。また、車載タン
ク2の上部2C側では、ハンドル14によって空気導入
弁も開弁し、車載タンク2内の液面高さが変化しても車
載タンク2の内圧が変化することはなく、液室3内の油
液を地下タンク31内に向けて円滑に排出することがで
きる。
【0058】次に、ステップ5では液面計36から地下
タンク31内の液面信号を読込み、地下タンク31内の
液面レベルがどの程度であるかを監視すると共に、油液
の荷卸し量を検出する。そして、ステップ6では油液の
荷卸し量が予め決められた油液量に達したか、即ち荷卸
しが完了したか否かを判定し、「YES」と判定したと
きには所定量の油液が地下タンク31内に荷卸しされた
場合であるから、この段階で処理作業を終える。
【0059】また、ステップ6で「NO」と判定する間
は、ステップ7に移って地下タンク31内が満量である
か否か、即ち液面計36からの液面信号に従って地下タ
ンク31内が満杯に近付いているか否かを判定し、「N
O」と判定する間はステップ5に戻って、それ以降の処
理を続行させる。
【0060】そして、ステップ7で「YES」と判定し
たときには、地下タンク31内の油液が満杯に近付いて
いるので、ステップ8に移って緊急遮断信号を出力す
る。そして、次なるステップ9では方向制御弁24のソ
レノイド24Aを緊急遮断信号に従って励磁し、方向制
御弁24を切換位置(ロ)に切換える。
【0061】これにより、圧気源23からのエア圧をシ
リンダ装置22のエア室22Bに供給し、シリンダ装置
22のロッド22Eをエア圧によって高速で伸長させ
る。このときに、シリンダ装置22は、リンク機構16
のリンクロッド18を図5中の矢示C方向に駆動すると
共に、リンクロッド17を矢示A方向に駆動するので、
タンクローリ車の車載タンク2側で全ての底弁4を緊急
遮断できる。
【0062】この結果、車載タンク2の液室3から地下
タンク31内へと油液が排出されるのを自動的に停止で
き、地下タンク31に対する過剰給油を確実に防止する
ことができる。また、このときに地下タンク31側の注
油制御弁34も緊急遮断信号に従って自動的に閉弁さ
れ、二重の安全性が確保されるものである。
【0063】次に、ステップ10では各底弁4の副弁体
9をシリンダ装置22により遮断した状態で、給油ホー
ス35内に残留した油液を地下タンク31側に導入する
残油処理を行い、これによって油液の荷卸し作業を終了
させる。
【0064】かくして、本実施の形態によれば、タンク
ローリ車の車載タンク2から油液を排出する底弁4の副
弁体9を、リンク機構16および操作レバー21等を用
いて外部からの遠隔操作により開,閉すると共に、リン
ク機構16のリンクロッド18には当接端18Bに対向
して緊急遮断用のシリンダ装置22を設ける構成として
いる。
【0065】これにより、タンクローリ車の車載タンク
2により運搬した油液を給油所の地下タンク31内に荷
卸しするときには、操作レバー21によって各底弁4の
副弁体9を遠隔操作して開,閉操作できる。そして、地
下タンク31内の油液が満杯に近付いた場合には、地下
タンク31側の液面計36からコントローラ37を介し
て出力される緊急遮断信号によりタンクローリ車側のシ
リンダ装置22を作動させ、底弁4を閉弁方向に駆動で
き、これによって油液の荷卸しを自動的に遮断すること
ができる。
【0066】従って、本実施の形態にあっては、タンク
ローリ車に緊急遮断用のシリンダ装置22を設けること
により、地下タンク31内が油液で満杯になる等の緊急
時に底弁4を自動的に遮断でき、地下タンク31内で過
剰給油が発生する等の問題を解消することができる。
【0067】このため、例えば給油所の閉店後にも地下
タンク31内への油液の荷卸し作業を、タンクローリ車
のオペレータが単独で行うことが可能となり、このよう
な単独荷卸し作業時の安全性を確保することができる。
【0068】また、シリンダ装置22は、通常時に図5
に示す如くロッド22Eを縮小状態に保つ構成であるか
ら、操作レバー21の手動操作がシリンダ装置22によ
って妨げられることはなく、通常の荷卸し作業時等には
操作レバー21によって副弁体9を開,閉操作すること
ができる。
【0069】なお、前記実施の形態では、緊急遮断用の
アクチュエータとして用いるシリンダ装置22をエアシ
リンダにより構成するものとして述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば油圧シリンダ等を用いてもよい。ま
た、アクチュエータとしては油圧モータ、エアモータま
たは電動モータ等を用いてもよく、この場合には操作レ
バー21または回動リンク19を前記モータによって回
動する構成とすればよいものである。
【0070】また、前記実施の形態では、主弁体7と副
弁体9とを別々に備える形式の底弁4を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば図7
に示す第1の変形例のように、排出弁としての底弁41
を、排出ポート5、カバー42、主弁体43および緊急
遮断用の副弁体44等によって構成したものに適用して
もよい。
【0071】この場合、底弁41は、本出願人が先に提
案した特開平9−104286号公報に記載のタンクロ
ーリ車用液体給排装置とほぼ同様に構成されているもの
である。そして、底弁41の副弁体44は、前記実施の
形態で述べたクランク12に相当するレバー45を矢示
A方向に回動したときに閉弁され、レバー45を矢示B
方向に回動したときに開弁されるものである。
【0072】また、本発明は、図8に示す第2の変形例
のように、排出弁としての底弁51を、排出ポート5
と、カバー52と、主弁体および緊急遮断弁を兼用した
単一の弁体53等とにより構成したものに適用してもよ
い。
【0073】この場合、底弁51は、本出願人が先に提
案した特開平10−72088号公報に記載のタンクロ
ーリ車用排出弁装置とほぼ同様に構成されるものであ
る。そして、緊急遮断弁を兼用した単一の弁体53は、
前記実施の形態で述べたクランク12に相当するレバー
54を矢示A方向に回動したときに閉弁され、レバー5
4を矢示B方向に回動したときに開弁されると共に、通
常の操作時にもレバー54または他のレバー(図示せ
ず)を介して開,閉操作されるものである。
【0074】さらに、前記実施の形態では、タンクロー
リ車の車載タンク2内にガソリン等の油液を収容する場
合を例に挙げて説明したが、これに替えて、例えば化学
薬品等の液体を運搬する場合に用いてもよいものであ
る。
【0075】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、車載タンクの排出弁を外部から開,閉操作
する外部操作手段に緊急遮断用のアクチュエータを設け
る構成としたので、例えば給油所の地下タンク内にガソ
リン等の液体を車載タンクから荷卸しするときには、操
作レバーによって排出弁を開,閉操作できる。そして、
地下タンク内の液体が満杯に近付いたような場合には、
地下タンク側の液面計等から出力される緊急遮断信号に
従ってタンクローリ車側のアクチュエータを作動させ、
排出弁を閉弁方向に駆動でき、これによって液体の荷卸
しを自動的に遮断することができ、地下タンク内で過剰
給油が発生する等の問題を解消できる。
【0076】また、請求項2に記載の発明は、車載タン
ク内に複数の液室を画成して設け、外部操作手段は該各
液室毎に設けた各排出弁を一括して開,閉操作し、アク
チュエータは緊急遮断信号に従って全ての排出弁を閉弁
させる構成としているので、車載タンクに設けた複数の
液室のうちいずれの液室から液体を排出している場合で
も、緊急遮断信号に従ってタンクローリ車側のアクチュ
エータを作動させ、全ての排出弁を一括して閉弁でき、
液体の排出を即座に中断することができる。
【0077】また、請求項3に記載の発明によると、排
出弁は排出ポート、主弁体および副弁体を備える構成と
しているため、車載タンクの各液室毎に設けた排出ポー
トの副弁体を予め開弁位置においた状態で、各液室毎の
主弁体を選択的に開弁することにより、液種判別を安全
に行うことができ、例えば給油所の地下タンク内に適合
した液種の液体を荷卸しすることができる。そして、地
下タンク内の液体が満杯に近付いたときには、例えば液
面計等からの緊急遮断信号に従ってアクチュエータを作
動させることにより、排出弁の副弁体を閉弁位置へと即
座に駆動でき、液体の荷卸しを自動的に停止することが
できる。
【0078】さらに、請求項4に記載の発明によると、
外部操作手段は操作レバーの操作を排出弁に伝えるリン
ク機構等により構成し、アクチュエータは外部から流体
圧が給排されることによって該リンク機構を駆動するシ
リンダ装置により構成しているため、緊急遮断信号に従
って流体圧を給排することによりアクチュエータを作動
させ、外部操作手段のリンク機構を駆動することによ
り、車載タンクの排出弁を自動的に閉弁することがで
き、例えば給油所での単独荷卸し等を安全に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるタンクローリ車を示
す全体図である。
【図2】図1中の底弁およびハンドル等を拡大して示す
縦断面図である。
【図3】底弁の副弁体等を図2中の矢示 III−III 方向
から示す横断面図である。
【図4】タンクローリ車から給油所の地下タンクに油液
を荷卸している状態を示す縦断面図である。
【図5】シリンダ装置の駆動回路等を示す制御回路図で
ある。
【図6】コントローラによる油液の荷卸し制御処理を示
す流れ図である。
【図7】第1の変形例によるタンクローリ車の底弁を示
す縦断面図である。
【図8】第2の変形例によるタンクローリ車の底弁を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 車載タンク 3 液室 4,41,51 底弁(排出弁) 5 排出ポート 7,43 主弁体 8 弁軸 9 ,44 副弁体 16 リンク機構(外部操作手段) 17,18 リンクロッド 19 回動リンク 21 操作レバー 22 シリンダ装置(アクチュエータ) 24 方向制御弁 31 地下タンク 36 液面計 37 コントローラ(荷卸し制御装置)
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 猛 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3丁目9番 27号 トキコテクノ株式会社内 Fターム(参考) 3E070 AA07 AB03 BH06 GB16 3E083 AA13 AB08 AD01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と、該車体上に搭載され内部に液体
    を収容する車載タンクと、該車載タンク内の液体を排出
    するため該車載タンクの下部側に設けられ外部からの操
    作によって開,閉弁される排出弁と、該排出弁の外側に
    位置して前記車体に設けられ該排出弁を開,閉操作する
    操作レバーを有した外部操作手段とを備えたタンクロー
    リ車において、 前記外部操作手段には、常時は前記操作レバーによって
    排出弁が開,閉操作されるのを許し、緊急遮断信号が出
    力されたときには前記排出弁を操作レバーと一緒に閉弁
    方向に駆動する緊急遮断用のアクチュエータを設ける構
    成としたことを特徴とするタンクローリ車。
  2. 【請求項2】 前記車載タンク内には複数の液室を画成
    して設け、前記外部操作手段は該各液室毎に設けた各排
    出弁を一括して開,閉操作し、前記アクチュエータは緊
    急遮断信号に従って全ての排出弁を閉弁させる構成とし
    てなる請求項1に記載のタンクローリ車。
  3. 【請求項3】 前記排出弁は、前記車載タンクの下部側
    に位置して前記各液室毎に設けられた排出ポートと、前
    記液室内の液体を個別に排出するときに各液室毎に該排
    出ポートを開,閉する主弁体と、該主弁体から独立して
    前記排出ポート内に設けられ常時は排出ポートを開く開
    弁位置におかれ緊急時に前記操作レバーまたはアクチュ
    エータによって閉弁位置に駆動される副弁体とを備えて
    なる請求項2に記載のタンクローリ車。
  4. 【請求項4】 前記外部操作手段は操作レバーの操作を
    前記排出弁に伝えるリンク機構により構成し、前記アク
    チュエータは外部から流体圧が給排されることによって
    該リンク機構を駆動するシリンダ装置により構成してな
    る請求項1,2または3に記載のタンクローリ車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008112943A1 (en) * 2007-03-13 2008-09-18 Fleet Maintenance, Inc. Vehicle-based mobile fluid delivery system apparatus and methods
KR102041206B1 (ko) * 2019-06-04 2019-11-06 드래곤모터스 주식회사 혼유방지탱크

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WO2008112943A1 (en) * 2007-03-13 2008-09-18 Fleet Maintenance, Inc. Vehicle-based mobile fluid delivery system apparatus and methods
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