JP2001121936A - 懸架装置 - Google Patents

懸架装置

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JP2001121936A
JP2001121936A JP2000241441A JP2000241441A JP2001121936A JP 2001121936 A JP2001121936 A JP 2001121936A JP 2000241441 A JP2000241441 A JP 2000241441A JP 2000241441 A JP2000241441 A JP 2000241441A JP 2001121936 A JP2001121936 A JP 2001121936A
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JP
Japan
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air spring
air
spring
shock absorber
rod
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JP2000241441A
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English (en)
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Hiroaki Kawasaki
裕章 川崎
Yukio Nakao
幸夫 中尾
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/027Mechanical springs regulated by fluid means
    • B60G17/0272Mechanical springs regulated by fluid means the mechanical spring being a coil spring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
    • B60G15/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
    • B60G15/062Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper
    • B60G15/066Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper the spring being different from a coil spring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車高の調整が容易で、乗り心地を向上させ、
取付けの容易な、特に車高調整式として用いられる懸架
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 緩衝装置2と、コイルスプリング3とエ
アスプリング4とを備えた懸架装置に於て、コイルスプ
リング3の上部もしくは下部に直列的に、ドーナツ形状
とされたエアスプリング4を、配設し、緩衝装置2のロ
ッド2aが、エアスプリング4を貫通して、緩衝装置2
が、車体6と車軸8を連結したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車輪懸架
装置に係り、特に車高調整式の懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車高調整式の懸架装置としては、
例えばエアサスペンションがある。図9にエアサスペン
ション41の一例を示す。エアサスペンション41は、下端
42を車軸を支持するハウジングに取付けられたストラッ
ト本体43、該ストラット本体43に軸方向に伸縮可能なる
よう嵌装され上端44を車体側に取付けられたロッド45
と、上記ストラット本体43とロッド45の外周部に形成さ
れたエアチャンバー46により構成され、車軸の上下動に
伴うストラット本体43とロッド45との伸縮をチャンバー
46内に封入された空気の圧縮弾性により緩衝するように
なっている(例えば特開昭52−106520号公報)。これら
のエアサスペンションは、主に乗り心地の向上や悪路走
行時の車高アップによる腹付き防止のために行われる。
【0003】また、車高を調整するのに、既設のコイル
スプリングを切断したり、あるいは、専用の車高調整サ
スペンションキットへの取替えが行われている。これら
は主に車高を低くすることにより車の見栄えを良くした
り、走行性能をアップするために行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアサ
スペンションは、非常に高価で、ごく一部の高級車にし
か装着されておらず、普及率が低い。また、エアサスペ
ンションは、専用のストラットを使用しているため、車
両製造時に装着されている以外、後からの装着は困難で
ある。一方、既設のコイルスプリングを切断した場合
は、車高を元に戻すことは不可能となる。また、専用の
車高調整サスペンションキットへ取替えた場合は、一度
設定した車高から再度車高を変更する際に、車両をジャ
ッキアップして調整しなければならず非常に面倒であっ
た。
【0005】そこで、本発明は、従来の問題を解決し、
車高の調整が容易で、乗り心地を向上させ、取付けの容
易な、特に車高調整式として用いられる懸架装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る懸架装置は、緩衝装置と、コイルス
プリングとエアスプリングとを備えた懸架装置に於て、
該コイルスプリングの上部もしくは下部に、ドーナツ形
状としたエアスプリングを、直列的に配設し、上記緩衝
装置のロッドが、該エアスプリングを貫通して、該緩衝
装置が、車体と車軸を連結しているものである。
【0007】また、緩衝装置と、コイルスプリングとエ
アスプリングとを備えた懸架装置に於て、該コイルスプ
リングの上部もしくは下部に、ドーナツ形状としたエア
スプリングを、直列的に配設し、上記緩衝装置のロッド
が、該エアスプリングを貫通して、該緩衝装置が、車体
と車軸を連結しており、上記エアスプリングの内圧を、
該緩衝装置のロッドと摺接する該エアスプリングの摺動
孔部で密封しているものである。
【0008】また、エアスプリングにエアを出し入れす
ることで車高を調整するよう構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳説する。
【0010】図1は、本発明に係る自動車の車輪懸架装
置の実施の一形態を示したものであり、本懸架装置1
は、緩衝装置(ダンパー)2と、コイルスプリング3と
エアスプリング4とを備え、コイルスプリング3の上部
に直列的に、ドーナツ形状としたエアスプリング4を、
配設し、緩衝装置2のロッド2aが、該エアスプリング
4を貫通して、緩衝装置2が、車体6と車軸8を連結し
ているものである。即ち、本懸架装置1は、自動車5の
車体6と車軸8との間に装着されている。ここで、「直
列的」とは、車体6側と車軸8側の間の力の伝達が、一
方のみを介して伝達されることが無く、必ず両者を介し
て伝達されるような配置を言う。
【0011】具体的に述べると、図1と図2に示すよう
に、緩衝装置2のストラット本体2bの下部は、車輪
7,7間に架け渡された車軸8に取付けられ、かつ、緩
衝装置2のロッド2aは、車体6に連結され、緩衝装置
2にて車輪7…を懸架する。そして、コイルスプリング
3は、緩衝装置2の上半部を包囲するように配設され、
コイルスプリング3の下部は、緩衝装置2のストラット
本体2bに当接又は取付けられ、かつ、コイルスプリン
グ3の上部は、エアスプリング4の下部に当接又は取付
けられる。さらに、ドーナツ形状のエアスプリング4
は、緩衝装置2のロッド2aを包囲するように配設され
ている。
【0012】また、緩衝装置2のロッド2aの(上部)
先端には、軸受部16が取付けられ、軸受部16には、取付
板17が付設され、取付板17を、ボルト12等を介して、車
体6に固定している。
【0013】なお、軸受部16にピローボール(球面軸
受)を用いて、ロッド2aの軸心の車体6に対する振れ
を許容する。また、ピローボール(球面軸受)の代わり
に、ラバーブッシュ(緩衝部材)を用いて、あらゆる方
向に対して弾性支持されることにより、地面等からの衝
撃の伝達を緩和させてもよい。
【0014】また、本装置1は、エアスプリング4に
(加圧)エアを出し入れすることで車高を調整するよう
構成されている。具体的に述べると、図2に示すよう
に、エアスプリング4は、上方と下方が開口したビア樽
型乃至円筒型の(ゴム製)弾性膜4aと、水平状の(金
属製)上板部材20と下板部材21を具備し、上板部材20と
下板部材21にて、弾性膜4aの上・下開口部を塞ぐよう
に挾んでいる。
【0015】そして、上板部材20の中央部には、鉛直状
の中空棒22が貫通状に設けられ、中空棒22の内部にロッ
ド2aが挿入され、ロッド2aは中空棒22(の上部)
に、(ナット等にて)一体に固定されている。また、下
板部材21の中央部には、上方開口の円筒部23が鉛直方向
に貫通状に設けられ、円筒部23の下面をロッド2aが移
動可能となるよう貫通すると共に、円筒部23の内部を中
空棒22が挿入状に移動可能となるよう構成されている。
【0016】即ち、このようなドーナツ形状のエアスプ
リング4を、ロッド2aが貫通し、エアスプリング4の
内部で、中空棒22とロッド2aが、円筒部23の内部を挿
通して、上下に(鉛直方向に)移動可能となるよう構成
されている。
【0017】そして、図2(イ)に示すように、エアス
プリング4の内圧が無いときは、上板部材20の中空棒22
の下端面が、下板部材21の円筒部23の下端内鍔部の上面
に当接して、車体6等の荷重をエアスプリング4の弾性
膜4aにかけず、エアスプリング4の内部の中空棒22と
円筒部23にて受け持つようにする。
【0018】このとき、エアスプリング4は弾発力が働
かず、剛体として作用するといえる。そして、走行中等
の振動でエアスプリング4に働く上下方向の力は、緩衝
装置2が担い、エアスプリング4はガタつくことがな
く、乗り心地・操安性のよいものとなる。
【0019】他方、図2(ロ)に示すように、エアスプ
リング4のエア出入口13から、エアを供給すると、エア
スプリング4内に加圧空気が充填され、エアスプリング
4は鉛直方向に弾発付勢力を発生し、車体6等の荷重と
釣り合う高さまで伸び、(図1参照の)車体6と車軸8
の間隔を広げ、車高をアップすることができる。
【0020】このとき、中空棒22(ロッド2a)は、円
筒部23の内部に挿入されているため、水平方向にその動
きを規制する機能を発揮できる。また、図示省略する
が、中空棒22と円筒部23が、相互に鉛直方向にのみ案内
されるようキーやスプライン結合に構成してもよく、鉛
直軸心を中心とする回転方向にその動きを規制する機能
を発揮できる。さらに、緩衝装置2の減衰効果が、エア
スプリング4に働き、エアスプリング4の振幅を減衰す
ることができ、乗り心地・操安性のよいものとなる。
【0021】なお、図示省略するが、エアスプリング4
のエア出入口13への加圧エアの供給は、コンプレッサか
ら、ドライヤ、エアタンク、電磁弁、レギュレーター及
び配管等を介して行われ、運転席のスイッチにて、電磁
弁を開閉させることで、エアスプリング4への加圧エア
の出し入れを行うようにする。また、コンプレッサの電
源は、バッテリーより供給する。
【0022】また、エアスプリング4は、エアの出し入
れにより(上下に)伸縮し、かつ、気密性が重要である
ために、(例えばエアシリンダのように)Oリング等の
パッキンを用いた構造とする。具体的に述べると、中空
棒22の外周面に(Oリング等の)パッキン体18を装着
し、パッキン体18が円筒部23に摺接するよう構成されて
いる。従って、エアスプリング4内の気密性を保持した
まま、中空棒22と円筒部23が、相互に、移動可能とな
る。
【0023】エアスプリング4の発生力Fは、エアスプ
リング4の内圧Pと、エアスプリング4の受圧有効面積
Sとの間に、次の式の関係が成り立つ。 F=P×S 従って、発生力Fは、空気の圧力(内圧P)に比例する
ので、数値化され易く、確実に所定の車高に変化でき
る。即ち、内圧Pを変化させることにより、車高上昇量
を変化させることができる。
【0024】また、エアスプリング4への加圧エアの出
し入れは、エアスプリング4のばね定数K1 を、様々に
調整することであり、ばね定数K1 は、エアスプリング
4の内圧Pと、エアスプリング4の受圧有効面積Sと、
エアスプリング4の容積Vとに関連しており、車体6等
の荷重の変化によらず、固有振動数をほぼ一定に保つこ
とができ、乗り心地を向上させ、さらに、確実に車高を
所望値に調整できる。
【0025】また、コイルスプリング3とエアスプリン
グ4を直列的に配置しているため、全体の直列合成のば
ね定数Kは、上述のエアスプリング4のばね定数K1
と、コイルスプリング3のばね定数をK2 との間に、次
の式の関係が成り立つ。 K=K1 ×K2 /(K1 +K2 ) 従って、直列合成のばね定数Kは、単独のばね定数K
1 ,K2 より小さくなり、乗り心地が一層向上したもの
となる。なお、エアスプリング4のばね定数K1は、空
気の圧力(内圧P)によって、変化させることができる
ので、直列合成のばね定数Kを、所定の値に変化させる
ことができる。
【0026】図3に、図1・図2の構造のエアスプリン
グ4の内圧、荷重、高さ変位量の関係の一例を示す。こ
のエアスプリング4を株式会社タナベのサステックPR
Oストリートシリーズのサスペンションのロッドを延長
して、その上部に取付け、アコードワゴンに装着した。
緩衝装置2のロッド2aの先端に取付けられた軸受部16
には、ピローボールを用いた。
【0027】エアスプリング4に内圧がないときは、図
2(イ)のように、エアスプリング4の内部に於て、中
空棒22と円筒部23とが接し、剛体として作用し、荷重を
ささえる。他方、エアスプリング4内に加圧空気が充填
されると、エアスプリング4は軸方向に力を発生し、荷
重と釣り合う高さまで伸長し、車高を変えることができ
る。
【0028】エアスプリング4に加圧空気を充填したと
きの内圧と、車高の上昇幅(高さ変位量)の関係の実測
結果を、次の表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】なお、アコードワゴンは、軸重は、フロン
ト830kgf,リア600kgfであり、本発明の懸架装置はフロ
ントに左右一対、リアに左右一対が用いられる。従っ
て、フロントのエアスプリング4の一本当り、830kgf÷
2=415kgfであり、リアのエアスプリング4の一本当
り、600kgf÷2=300kgfである。図3に於て×印はフロ
ントの実測値を、・印はリアの実測値をプロットして示
し、測定誤差が存在する点を勘案すると、エアスプリン
グ4単体の傾斜直線(図3参照)と良く一致していると
いえる。
【0031】上記表1からも判るように、0.8 MPaの
内圧を加えることにより、フロントで約26mm、リアで約
34mm車高を上昇させることができた。(仮に、もっと車
重の大きい車両の場合や、更に車高を上昇させたい場合
には、エアスプリング4として受圧有効面積Sの大きい
───発生力Fの大きい───ものを用いれば良い。)
【0032】次に、図4に、エアスプリング4の他の実
施の形態を示し、図2と比較すれば明らかな如く、次の
構成が相違してくる。即ち、円筒部23の外径側(径方向
外側)で、かつ、弾性膜4aの内径側(径方向内側)
に、上方と下方が開口した円筒型の伸縮可能な(例えば
ダクトのような)蛇腹膜4bを配設し、蛇腹膜4bの上
部を上板部材20に取付け、蛇腹膜4bの下部を下板部材
21に取付け、エアスプリング4の気密性を確保できるよ
う構成している。従って、図2に示すパッキン体18は存
在せず、中空棒22と円筒部23のシール性は必要なく、中
空棒22と円筒部23の接触は厳密でなく、ルースでよい。
【0033】そして、図4(イ)に示すように、エアス
プリング4の内圧が無いときは、中空棒22と円筒部23
が、相互に支持し合い、車体6(図1参照)等の荷重を
弾性膜4aにかけず、中空棒22と円筒部23とが接し、剛
体として作用する。
【0034】他方、図4(ロ)に示すように、エアスプ
リング4のエア出入口13から、エアを供給すると、エア
スプリング4内に加圧空気が充填され、弾性膜4aと蛇
腹膜4bは鉛直方向に引っ張られて、エアスプリング4
が上下方向に伸長する。そして、エアスプリング4は鉛
直方向に力を発生し、車高を変えることができると共
に、エアスプリング4の気密性を確保できる。さらに、
このとき、中空棒22は、円筒部23の内部に嵌入されてい
るため、水平方向の位置づれを規制する機能を発揮す
る。
【0035】次に、図5に、エアスプリング4の別の実
施の形態を示し、図2・図4と図5と比較すれば明らか
な如く、次の構成が相違してくる。即ち、図2・図4で
は、無圧時に、エアスプリング4の内部で、荷重を支持
しているのに対し、図5では、エアスプリング4の外部
で、荷重を支持している。
【0036】具体的に説明すると、図5に示すように、
エアスプリング4の弾性膜4aは、金属製の鉛直円筒状
のケース9の内部に装着されている。そして、ケース9
は、上ケース10と下ケース11から成り、上ケース10は、
水平円盤状の板部材32の下面に複数個の円弧板材30…が
垂設され、下ケース11は、水平円盤状の板部材33の上面
に複数個の円弧板材31…が鉛直状に設けられている。そ
して、上ケース10の円弧板材30…と、下ケース11の円弧
板材31…が相互に噛み合うように嵌合することで、上下
ケース10・11を合わせて鉛直円筒状となるよう形成され
ている。さらに、上ケース10と下ケース11は、円弧板材
30,31の相互の噛み合った状態を保ちつつ、上下に(鉛
直方向に)移動可能となるよう構成されている。
【0037】また、上下の板部材32,33の中央部を(鉛
直方向に)貫通状に緩衝装置2のロッド2aが配設され
ると共に、ロッド2aは、ドーナツ形状のエアスプリン
グ4を貫通し、エアスプリング4の上ケース10(板部材
32)に、(溶着等にて)一体状に固定されている。即
ち、上ケース10の上昇・下降(エアスプリング4の伸長
・収縮)に伴って、ロッド2aも上昇・下降(車体6の
上昇・下降)する。
【0038】そして、図5(イ)に示すように、エアス
プリング4の内圧が無いときは、上ケース10の円弧板材
30の下端が下ケース11の板部材33に当接し、かつ、下ケ
ース11の円弧板材31の上端が上ケース10の板部材32に当
接して、車体6(図1参照)等の荷重をエアスプリング
4の弾性膜4aにかけず、ケース9にて受け持つように
する。このとき、エアスプリング4は弾発力が働かず、
剛体として作用するといえる。また、走行中等の振動で
エアスプリング4に働く上下方向の力は、緩衝装置2が
担い、エアスプリング4はガタつくことがなく、乗り心
地・操安性のよいものとなる。
【0039】他方、図5(ロ)に示すように、エアスプ
リング4のエア出入口13から、エアを供給すると、エア
スプリング4内に加圧空気が充填され、エアスプリング
4は鉛直方向に力を発生し、車体6等の荷重と釣り合う
高さまで伸び、(図1参照の)車体6と車軸8の間隔を
広げ、車高を変えることができる。このとき、上・下ケ
ース10,11は、相互に噛み合っているため、鉛直軸心を
中心とする回転方向にその動きを規制する機能を発揮で
きる。また、緩衝装置2の減衰効果が、エアスプリング
4に働き、エアスプリング4の振幅を減衰することがで
き、乗り心地・操安性のよいものとなる。
【0040】次に、図6に、エアスプリング4のさらに
他の実施の形態を示し、図2・図4と図6と比較すれば
明らかな如く、次の構成が相違してくる。即ち、図2・
図4では、無圧時に、エアスプリング4の内部で、荷重
を支持しているのに対し、図6では、図5と同様に、エ
アスプリング4の外部で、荷重を支持している。
【0041】具体的に説明すると、図6に示すように、
エアスプリング4の弾性膜4aは、金属製の鉛直円筒状
のケース9の内部に装着されている。そして、ケース9
は、上方開口の内ケース14と下方開口の外ケース15とか
ら成り、内ケース14は、外ケース15の内部に嵌入され、
外ケース15の内部を上下に(鉛直方向に)移動可能とな
るように構成されている。また、内外ケース14,15の中
央部を鉛直方向に貫通状に緩衝装置2のロッド2aが配
設されると共に、ロッド2aは、ドーナツ形状のエアス
プリング4を貫通し、エアスプリング4の外ケース15
(の上部)に、(溶着等にて)一体状に固定されてい
る。即ち、外ケース15の上昇・下降(エアスプリング4
の伸長・収縮)に伴って、ロッド2aも上昇・下降(車
体6が上昇・下降)する。
【0042】そして、図6(イ)に示すように、エアス
プリング4の内圧が無いときは、内ケース14と外ケース
15が、相互に支持し合い、車体6(図1参照)等の荷重
を、ケース9にて受け持つようにする。また、走行中等
の振動でエアスプリング4に働く上下方向の力は、緩衝
装置2が担い、エアスプリング4はガタつくことがな
く、乗り心地・操安性のよいものとなる。
【0043】他方、図6(ロ)に示すように、エアスプ
リング4のエア出入口13から、エアを供給すると、エア
スプリング4内に加圧空気が充填され、エアスプリング
4は鉛直方向に力を発生し、車高を変えることができ
る。このとき、内ケース14は外ケース15の内部に嵌入さ
れているため、水平方向の位置づれを規制する機能を発
揮する。また、緩衝装置2の減衰効果が、エアスプリン
グ4に働き、エアスプリング4の振幅を減衰することが
でき、乗り心地・操安性のよいものとなる。
【0044】次に、図7に、エアスプリング4のさらに
別の実施の形態を示し、図2・図4と比較すると、次の
構成が相違する。即ち、エアスプリング4の内圧を、緩
衝装置2のロッド2aと摺接するエアスプリング4の摺
動孔部25で密封している。具体的に述べると、(図2・
図4に示す中空棒22、円筒部23がなく、)緩衝装置2の
ロッド2aが、上板部材20の中央部と、下板部材21の中
央部と、に貫通状に摺接するように構成されている。即
ち、ロッド2aと摺接する上板部材20の中央部及び下板
部材21の中央部が、摺動孔部25となる。そして、上板部
材20の摺動孔部25及び下板部材21の摺動孔部25には、夫
々、(例えばエアシリンダのように)パッキン体18が装
着されており、ロッド2aに密接している。従って、エ
アスプリング4内の気密性を保持したまま、ロッド2a
とエアスプリング4が、相互に移動可能となる。
【0045】そして、図7(イ)に示すように、エアス
プリング4の内圧が無いときは、上板部材20の下面に突
設されると共にエアスプリング4の内部に配設される支
持板26と、下板部材21の上面に突設されると共にエアス
プリング4の内部に配設される支持板27とが当接して、
車体6(図1参照)等の荷重を、弾性膜4aにかけず、
エアスプリング4内部の上板部材20の支持板26と下板部
材21の支持板27とにて受け持つようにし、剛体として作
用する。なお、支持板26,27をエアスプリング4の外部
に配設してもよい。
【0046】他方、図7(ロ)に示すように、上板部材
20に貫設されたエア挿通孔28から、エアを供給すると、
エアスプリング4内に加圧空気が充填され、エアスプリ
ング4が上下方向に伸長すると共に、ロッド2aが下板
部材21(上板部材20)の摺動孔部25に摺接しながら伸長
する。そして、エアスプリング4は鉛直方向に力を発生
し、車高を変えることができる。
【0047】このように、図7に示すエアスプリング4
は、エアスプリング4の内圧を摺動孔部25にて密封する
ように構成したため、(図2・図4に示す)中空棒22、
円筒部23を設ける必要がなく、上板部材20と下板部材21
の形状が簡単なものとなり、加工が容易で、コストを抑
制することができる。
【0048】また、車高上昇量にかかわらず、エアスプ
リング4の全長(高さ寸法)を短くすることが可能で、
車体に装着しても、車高の一層の短縮化が図れる。即
ち、図2・図4に示すエアスプリング4は、エアスプリ
ング4の伸長量以上に相当する中空棒22と円筒部23をエ
アスプリング4の内部に設けているため、エアスプリン
グ4の伸長量を大きくすると、エアスプリング4の(無
圧時の)高さ寸法が大きくなり、車体に装着した場合、
車高を低くすることが困難になる。要するに、図7に示
すエアスプリング4は、(図2・図4に示す)中空棒22
と円筒部23を設けていないため、エアスプリング4の
(無圧時の)高さ寸法は、エアスプリング4の伸長量に
無関係となり、エアスプリング4の伸長量を大きくして
も、車高を低くすることができる。
【0049】また、図7に示すエアスプリング4は、中
空棒22及び円筒部23を有するエアスプリング4に比べ
て、受圧有効面積の減少量が少ないので、同じ大きさで
比較した場合、車高上昇能力が高くなる。
【0050】なお、図7に示すエアスプリング4に加圧
空気を充填したときの内圧と、車高の上昇幅(高さ変位
量)の関係の実測結果を、次の表2に示す。なお、表2
の測定条件は、表1の測定条件と同一とする。
【0051】
【表2】
【0052】上記表2から判るように、0.8 MPaの内
圧を加えることにより、フロントで約31mm、リアで約40
mm車高を上昇させることができた。これは、図2のエア
スプリング4の実測結果を示す表1と比べると、上昇幅
が格段に大きくなったことが判る。また、図7のエアス
プリング4の試作品は、図2のエアスプリング4の試作
品に比べて、全長を約20mm短くすることができ、また、
材料費及び加工費を約2割削減することができ、さら
に、エアスプリングの上昇能力を約15〜20%高めること
ができた。
【0053】ところで、図8に比較例を示し、緩衝装置
2のロッド2aを(エアスプリング4に貫通させて車体
6に連結させず)エアスプリング4の下端部に(直列的
に)連結させた場合を示す。即ち、緩衝装置2は、車体
6と車軸8を(直接に)連結していないため、次のよう
な問題が生じる。
【0054】先ず、エアスプリング4にエアを充填して
いない場合、エアスプリング4を上下に拘束する必要が
ある。なぜなら、エアスプリング4が上下に拘束されて
いなければ、走行中振動によりエアスプリング4が容易
にガタつき操安性や乗り心地が非常に悪くなる。そこ
で、例えば、電気的に上下への動きを拘束するロック機
構を設ける方法などが考えられるが、構造が複雑になる
上、コストアップになってしまう。
【0055】他方、エアスプリング4にエアを充填した
場合、エアスプリング4が独立しているため、緩衝装置
の減衰効果が、エアスプリング4に働かない。従って、
エアスプリング4の振幅を減衰することができない。
【0056】要するに、本発明のものは、緩衝装置2
が、車体6と車軸8を(直接に)連結しているため、エ
アスプリング4にも減衰効果を付与でき、乗り心地と操
安性を向上させることができる。
【0057】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、例えば、コイルスプリング3の下部にエアスプ
リング4を配設して、本装置を上下逆に取付けてもよ
く、既設の懸架装置に合わせた臨機応変な取付けが行え
る。また、緩衝装置2のロッド2aが、エアスプリング
4の上部に連結し、かつ、エアスプリング4の上部が車
体6に固定されてもよく、エアスプリング4の上部と車
体6とロッド2aが一体状に連設されていればよい。ま
た、ケース9を角筒状にしてもよく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で設計変更可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以下に記載するような著大な
効果を奏する。
【0059】(請求項1によれば)コイルスプリング3
とエアスプリング4を直列的に配置しているため、全体
のばね定数が小さくなり、一層、地面等からの衝撃を和
らげ、乗り心地を向上させる。また、エアスプリング4
の内圧や受圧有効面積を変えることで、全体のばね定数
を変化させ、様々な乗り心地を楽しむことができる。さ
らに、エアスプリング4にエアを供給していないときに
は、緩衝装置2が上下方向への力を拘束し、走行中のエ
アスプリング4のガタつきをなくし、他方、エアスプリ
ング4に加圧エアを充填しているときには、エアスプリ
ング4にも緩衝装置2の減衰効果が得られ、乗り心地と
操安性を向上させることができる。このように、例え
ば、コンプレッサやエアスプリング4が破損した場合で
も、エアスプリング4は単に剛体となるだけで、大きな
問題とはならず、修理可能な場所まで走行することがで
きる。
【0060】(請求項2によれば)コイルスプリング3
とエアスプリング4を直列的に配置しているため、全体
のばね定数が小さくなり、一層、地面等からの衝撃を和
らげ、乗り心地を向上させる。また、エアスプリング4
の内圧や受圧有効面積を変えることで、全体のばね定数
を変化させ、様々な乗り心地を楽しむことができる。さ
らに、エアスプリング4にエアを供給していないときに
は、緩衝装置2が上下方向への力を拘束し、走行中のエ
アスプリング4のガタつきをなくし、他方、エアスプリ
ング4に加圧エアを充填しているときには、エアスプリ
ング4にも緩衝装置2の減衰効果が得られ、乗り心地と
操安性を向上させることができる。このように、例え
ば、コンプレッサやエアスプリング4が破損した場合で
も、エアスプリング4は単に剛体となるだけで、大きな
問題とはならず、修理可能な場所まで走行することがで
きる。
【0061】また、エアスプリング4の内圧を、緩衝装
置2のロッド2aと摺接するエアスプリング4の摺動孔
部25で密封しているため、エアスプリング4の加工が簡
単となり、コストを抑制することができる。また、エア
スプリング4の(無圧時の)全長(高さ寸法)を短くす
ることができ、車体に装着しても、車高の一層の短縮化
を図れる。さらに、受圧有効面積の減少量が少ないの
で、車高上昇能力が高くなる。
【0062】(請求項3によれば)エアを出し入れする
だけで、車高の調整が容易となり、さらに、全体のばね
定数を変化させ、様々な乗り心地を楽しむことができ
る。具体的に述べると、車両の見栄えや走行性能を重視
する場合、通常はエアスプリング4に加圧エアを充填せ
ずに車高が低い状態で走行し、段差等がある場合にエア
スプリング4に加圧エアを充填して車高を上昇させて段
差を乗り越えるようにする。また、例えば、雪国で使用
する場合、エアスプリング4に加圧エアを充填していな
いときの車高を標準的な車高に設定しておき、冬場など
わだちが目立つようになると、エアスプリング4に加圧
エアを充填して、通常よりも車高を高くして走行するな
どの利用も可能である。
【0063】このように、車高を低くしている車にとっ
ては、車体が当たってしまうような段差でも、運転席か
ら容易に車高を上昇させることが可能で、腹当りを回避
することができる。また、通常の車高で走行している車
が悪路走行する場合、車高を上昇させ、車体が当るのを
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す取付説明図であ
る。
【図2】本装置の作用説明図である。
【図3】エアスプリングの内圧と荷重と上昇高さの関係
を示すグラフ図である。
【図4】本装置の他の実施の形態を示す作用説明図であ
る。
【図5】本装置の別の実施の形態を示す作用説明図であ
る。
【図6】本装置のさらに他の実施の形態を示す作用説明
図である。
【図7】本装置のさらに別の実施の形態を示す作用説明
図である。
【図8】比較例を示す取付説明図である。
【図9】従来例を示す一部断面正面図である。
【符号の説明】
2 緩衝装置 2a ロッド 3 コイルスプリング 4 エアスプリング 6 車体 8 車軸 25 摺動孔部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緩衝装置2と、コイルスプリング3とエ
    アスプリング4とを備えた懸架装置に於て、該コイルス
    プリング3の上部もしくは下部に、ドーナツ形状とした
    エアスプリング4を、直列的に配設し、上記緩衝装置2
    のロッド2aが、該エアスプリング4を貫通して、該緩
    衝装置2が、車体6と車軸8を連結していることを特徴
    とする懸架装置。
  2. 【請求項2】 緩衝装置2と、コイルスプリング3とエ
    アスプリング4とを備えた懸架装置に於て、該コイルス
    プリング3の上部もしくは下部に、ドーナツ形状とした
    エアスプリング4を、直列的に配設し、上記緩衝装置2
    のロッド2aが、該エアスプリング4を貫通して、該緩
    衝装置2が、車体6と車軸8を連結しており、該エアス
    プリング4の内圧を、該緩衝装置2のロッド2aと摺接
    する該エアスプリング4の摺動孔部25で密封しているこ
    とを特徴とする懸架装置。
  3. 【請求項3】 エアスプリング4にエアを出し入れする
    ことで車高を調整するよう構成された請求項1又は2記
    載の懸架装置。
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