JP2001121064A - 紫外線硬化型塗料または樹脂の紫外線による硬化法及びその装置 - Google Patents

紫外線硬化型塗料または樹脂の紫外線による硬化法及びその装置

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JP2001121064A
JP2001121064A JP30136999A JP30136999A JP2001121064A JP 2001121064 A JP2001121064 A JP 2001121064A JP 30136999 A JP30136999 A JP 30136999A JP 30136999 A JP30136999 A JP 30136999A JP 2001121064 A JP2001121064 A JP 2001121064A
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亮 荒海
Hideaki Takasugi
秀明 高杉
Yoshifumi Kanehira
吉史 兼平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線硬化型塗料または樹脂の塗装膜を、紫
外線により内部から表面まで硬化乾燥させる手段。 【解決手段】 床、壁、テーブル、カウンター等の表面
に塗布された紫外線硬化型塗料または樹脂の塗装膜5を
2段階の紫外線照射により高速かつ表面から内部まで硬
化乾燥させ、表面の保護またはつや出しを行う。このた
め、塗装膜5に対して350〜450nmを主波長とし
た沃化鉄、あるいは沃化ガリウム等の添加物を封入した
メタルハライドランプからなる第1の照射器4により紫
外線照射量は500mJ/cm2 から4J/cm2
範囲で第1段階の紫外線を照射し、さらに200〜38
0nmを主波長とした高圧水銀ランプなどからなる第2
の照射器9により紫外線照射量は300mJ/cm2
から2J/cm2の範囲で第2段階の紫外線を照射する
2段階照射により、塗装膜5を硬化乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、床、壁、テーブル、カウンター
等の表面へ直接または表面に接着されたフィルム面を保
護またはつや出しを行うために、紫外線硬化型塗料また
は樹脂を塗布し、該塗装膜を紫外線により硬化乾燥する
もので、厚手の塗料やコーティングを施すために効果的
に紫外線を照射する方法及び経済的に紫外線照射が行え
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から床、壁、テーブル、カウンター
等のオーバーコートや補修する工程では、ワックス等に
よる補修が一般的である。しかし、ワックス等の補修は
自然乾燥に2〜3時間を要する欠陥がある。また、ワッ
クスは耐久性に問題があり、月1回程度はメンテナンス
作業が必要であるばかりでなく、表面は耐水性がなく、
白く濁る等の欠陥があった。
【0003】近年、紫外線による硬化乾燥を用いること
で自然乾燥や熱線乾燥より早い作業が行われ、効果を上
げている。しかし、オーバーコートや補修の塗料は一般
的には印刷や半導体皮膜等への紫外線硬化インキやコー
ティングとは違い、数十ミクロンから数百ミクロン、時
には数ミリメートルの厚手の塗料を硬化することが必要
である。この場合には、紫外線の種類は通常はメタルハ
ライドランプあるいは高圧水銀ランプを収納した紫外線
照射器により照射し、硬化乾燥をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの諸方法は、そ
れぞれ硬化乾燥への効果はあるが、いずれも作業時間を
多く要し経済的でなく、また、塗装膜の仕上がりが不十
分であるという欠点がある。例えば、高圧水銀ランプを
使用した場合は、塗膜の表面部は硬化するが内部の硬化
は不十分であった。一方、メタルハライドランプを使用
した場合は、内部まで硬化が進むが表面硬化は不十分で
あった。本発明は、以上の欠点を取り除き、迅速かつ経
済的な塗装膜への紫外線照射が行える方法及び装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の手段、構成を有している。 A.床、壁、テーブル、カウンター等の表面に直接また
は模様が印刷されたフィルムにより、またはコンピュー
タによってオリジナルデザインを作成し、該デザインが
印刷されたフィルムを前記床、壁、テーブル、カウンタ
ー等の表面に接着し、該フィルムの表面に紫外線硬化型
塗料または樹脂を塗布し、この塗装膜を2段階の紫外線
照射により高速かつ表面から内部まで硬化乾燥させ、表
面の保護またはつや出しを行うことを特徴としている。
【0006】B.紫外線硬化型塗料または樹脂に対して
350〜450nmを主波長とした沃化鉄、あるいは沃
化ガリウム等の添加物を封入したメタルハライドランプ
からなる第1の照射器により紫外線照射量は500mJ
/cm2 から4J/cm2 の範囲で第1段階の紫外線
を照射し、さらに200〜380nmを主波長とした高
圧水銀ランプなどからなる第2の照射器により紫外線照
射量は300mJ/cm 2 から2J/cm2 の範囲で
第2段階の紫外線を照射する2段階照射により、紫外線
硬化型塗料または樹脂を硬化乾燥することを特徴として
いる。
【0007】C.紫外線硬化型塗料または樹脂に対して
沃化鉄、あるいは沃化ガリウム等の添加物を封入したメ
タルハライドランプからなる第1の照射器により第1段
階の紫外線を照射し、さらに高圧水銀ランプなどからな
る第2の照射器により第2段階の紫外線を照射して硬化
乾燥するようにし、該第1,第2の照射器は、それぞれ
紫外線を良く反射する高純度アルミニュウムあるいは紫
外線反射ミラーからなる反射板を内蔵し、先に第1段階
の照射を行い、次いで第2段階の照射を行うように配設
し、同一容器内に第1,第2の照射器を配設するとき
は、第1の照射器を前に、第2の照射器を後に配置する
ようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の手段、構成により、紫外線硬化型塗料ま
たは樹脂による塗装膜は、厚手のものであっても迅速か
つ経済的に、仕上がりの良いものが形成される。 .紫外線硬化型塗料または樹脂の塗装膜へ第1段階の
紫外線照射として、350〜450nmを主波長とした
沃化鉄、あるいは沃化ガリウム等の添加物を封入したメ
タルハライドランプにより照射することで、塗装膜の内
部は十分に硬化乾燥される。この時に紫外線照射量は5
00mJ/cm2 から6J/cm2 の範囲が適切であ
る。
【0009】.また、紫外線照射量が6J/cm2
以上の照射は、乾燥硬化は十分であるが塗装及び素材で
ある床面や壁面を阻害する不都合があり、さらに、照射
時間が長くなることで、本発明の特徴である迅速かつ経
済的な照射が行えないことになる。紫外線照射量が50
0mJ/cm2 以下であると、乾燥硬化は不十分にな
る。その上、メタルハライドランプだけの照射である
と、内部は十分に硬化乾燥するが、塗装膜の表面の硬化
は、比較的短波長域の高圧水銀ランプによる処理がより
有効である。従って、本発明による2段階の紫外線照射
がより有効である。
【0010】.第2段階の紫外線として、200〜3
80nmを主波長とした高圧水銀ランプなどの放電灯に
より照射することにより、塗装膜の表面も十分に硬化乾
燥される。紫外線照射量が300mJ/cm2 以下で
あると、表面硬化は不十分となる。また、紫外線照射量
は2J/cm2 程度であれば表面硬化は十分であり、
それ以上照射時間を長くしても本発明の特徴である迅速
かつ経済的な効果は失われる。従って、このような2段
階照射を実施することで、迅速かつ経済的で仕上がりの
良い塗装膜が形成される。
【0011】.本発明の装置においては、先に第1段
階の照射を行い、後に第2段階の照射を行えるように配
設し、同一の容器内に第1,第2の照射器を配設すると
きは、第1の照射器を前に、第2の照射器を後に配置す
ることで、塗装膜を高速で表面から内部まで硬化乾燥さ
せ、表面の保護またはつや出しが経済的に行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面及び表を参照し
て、本発明の実施の形態について説明する。図1におい
て、符号1は350nmから450nmを主波長とした
メタルハライドランプなどの放電灯であり、その上方及
び左右両側を半円弧状の、紫外線を良く反射する高純度
アルミニュウムあるいは紫外線反射ミラーからなる反射
板2により覆い、ケーシング(容器)3に収容して第1
の照射器4を構成している。この第1の照射器4は、
床、壁、テーブル、カウンター等の表面に直接または模
様が印刷されたフィルムにより、またはコンピュータに
よってオリジナルデザインを作成し、該デザインが印刷
されたフィルムを前記床、壁、テーブル、カウンター等
の表面に接着し、該フィルムの表面に塗布した紫外線硬
化型塗料または樹脂による塗装膜5に対して紫外線を照
射し、硬化乾燥させるものである。
【0013】図1(b)は、(a)の第1の照射器4に
より塗装膜5に対して紫外線照射量を2J/cm2 とし
て照射した場合の硬化状態を示し、塗装膜5は内部の硬
化は進むが表面部6の硬化は不十分である。さらに図2
(d)は、(a)の第1の照射器4と同様の(c)に示
す第1の照射器4により紫外線照射量を多くして6J/
cm2 以上とした例であるが、塗装膜5の内部の硬化は
(b)の場合よりさらに進むが、表面部7の硬化はなお
不十分である。また、紫外線照射量を6J/cm2 以上
にすると、塗装及び素材である床、壁、テーブル、カウ
ンター等を阻害することが判明した(表1参照)。
【0014】また図2において、符号8は200nmか
ら380nmを主波長とした高圧水銀ランプなどの放電
灯であり、上記第1の照射器4と同様に、その上方及び
左右両側を半円弧状の、紫外線を良く反射する高純度ア
ルミニュウムあるいは紫外線反射ミラーからなる反射板
2により覆い、ケーシング3に収容して第2の照射器9
を構成している。この第2の照射器9は、第1の照射器
4と同様に、紫外線硬化型塗料または樹脂による塗装膜
5に対して紫外線を照射し、硬化乾燥させるものであ
る。
【0015】図2(b)は、(a)の第2の照射器9に
より塗装膜5に対して紫外線照射量を1J/cm2 とし
て照射した場合の硬化状態を示し、塗装膜5は表面部1
0のみ硬化し内部は未硬化である。さらに図2(d)
は、(a)と同様の(c)に示す第2の照射器9により
紫外線照射量を多くして4J/cm2 以上とした例であ
るが、表面部11の硬化は(b)の表面部10の場合よ
り進むが、(b)の場合と同様に内部は未硬化である。
【0016】
【表1】
【表2】
【0017】表1及び表2は、上記第1の照射器(メタ
ルハライドランプ)4及び第2の照射器(高圧水銀ラン
ブ)9によるにおける紫外線照射量と塗装膜の乾燥状態
を示している。表1において、紫外線照射量を6J/c
2 以上にすればある程度の良好な乾燥状態が得られ
るが、乾燥時間が長くなって実用的でないばかりでな
く、仕上がりも良くないことが分かる。表2において
は、紫外線照射時間を4J/cm2 以上にしても、塗
装膜の内部は未硬化であることが分かる。
【0018】本発明は上記の知見に基づいてなされたも
のであり、図3に示すように、塗装膜5(c)に対して
図1(a),(c)と同様の第1の照射器4(a)によ
り紫外線照射量を2J/cm2 にて第1段階の照射を
行い、さらに図2(a),(c)と同様の第2の照射器
9(b)により紫外線照射量を1J/cm2 にて第2
段階の照射を行うと、塗装膜5は、内部、表面部とも完
全に硬化乾燥させる。本発明は、図3に示した手段によ
り、紫外線硬化型塗料または樹脂による塗装膜5が厚手
のものであっても、仕上がりをよく硬化乾燥させること
ができた。
【0019】本発明による紫外線照射装置の第1実施例
を図4に示す。図4は、図3に示した第1及び第2の照
射器4,9を複数個ずつ順に配列したものである。即
ち、実線で示すように第1の照射器4を前に2基配列
し、その後ろに第2の照射器9を2基配列したものであ
る。そして、塗装膜5を矢印方向に移動することによっ
て、まず第1の照射器4により紫外線照射を受け、続い
て第2の照射器9によって紫外線照射を受けて、2段階
の照射を続いて受けて硬化乾燥させる。塗装膜5を硬化
乾燥する際に、塗装膜5を固定しておいて、照射装置を
移動させる(図面で左方向へ)ようにしてもよい。照射
器4,9をさらに増加設置する場合には、点線で示すよ
うに、それぞれ第1及び第2の照射器4,9の前後に増
設すればよい。
【0020】図5に、本発明による紫外線照射装置の第
2実施例を示す。この第2実施例のものは、上記第1及
び第2の照射器4,9のケーシング3に代えて、横方向
(図面で左右方向)の長さが長い大型ケーシング12を
設け、この大型ケーシング12内に第1及び第2の照射
器4,9と同様の反射板2及び放電灯1,8を複数個ず
つ配列して照射装置を構成している。反射板2及び放電
灯1,8の配列は、図4の第1実施例のものと同様に、
放電灯1を2本配設し、その後ろに放電灯8を2本配設
している。そして、塗装膜5を矢印方向に移動すること
により、2段階照射を一工程で実施できる。放電灯1,
8をさらに増加する場合には、点線で示すように、大型
ケーシング12の左右両側端部に反射板2及び放電灯
1,8を増設すればよい。このときには、大型ケーシン
グ12の左右両側板を除去して大型ケーシング12を延
長する。
【0021】表3に、図3ないし図5における塗装膜5
の硬化乾燥状態が示されている。塗装膜5に対し第1段
階とし350nmから450nmを主波長とした第1の
照射器4にて500mJ/cm2 から4J/cm2
紫外線を照射し、第2段階として200nmから380
nmを主波長とした第2の照射器9にて紫外線照射量は
300mJ/cm2 から2J/cm2 の範囲で照射し
た場合には、内部、表面部とも完全に硬化した。紫外線
照射量の塗装膜5の内部硬化に要する必要量は、表1に
おけるメタルハライドランプでの必要量より少なく、紫
外線照射量の塗装膜5の表面部硬化に要する必要量は表
2における高圧水銀ランプでの必要量より少なく、その
経済的効果が大きく、本発明の方式では硬化は十分であ
り、極めて実用的であることが立証されている。
【0022】
【表3】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紫外線硬化
型塗料または樹脂の紫外線による硬化法及びその装置に
よれば、以下のような作用効果を奏することができる。 .第1段階とし350nmから450nmを主波長と
した沃化鉄、あるいは沃化ガリウム等の添加物を封入し
たメタルハライドランプにて500mJ/cm2から4
J/cm2 の紫外線を照射し、第2段階として200
nmから38nmを主波長とした高圧水銀ランブなどの
放電灯により、紫外線照射量は300mJ/cm2
ら2J/cm2 の範囲による第2段階の紫外線を照射
した場合に、紫外線硬化型塗料または樹脂の塗装膜を、
その内部、表面部とも完全に硬化乾燥させることができ
る。また、紫外線照射量の塗装膜の硬化乾燥に要する必
要量は従来の必要量より少なく、経済的効果は大きく、
極めて実用的である。
【0024】.本発明による装置は、それぞれ紫外線
を良く反射する高純度アルミニュウムあるいは紫外線反
射ミラーを内蔵し、先に第1段階の照射を行い、後に第
2段階の照射を行えるように照射器を連続して配設し、
また、同一の照射器内に第1段階の放電灯を前に、第2
段階の放電灯を後に配置することで、装置を小型化し、
使役性も向上した。また、塗装膜はコンベヤ等で移動さ
せながら照射装置からの照射を受けるようにしてもよ
く、あるいは、塗装膜の上方を、照射装置が一定のスピ
ードで通過するようにして硬化乾燥させるようにしても
よい。
【0025】.このように本発明においては、塗装膜
に対して2段階の紫外線照射を連続して行うので、床面
や壁面に塗布した塗料や樹脂の乾燥硬化のみでなく、厚
みのある紫外線硬化膜を形成できることから、各種コー
ティングや各種塗料への紫外線硬化の効率的利用、経済
効果が期待される。さらに本発明では、従来のような塗
装膜の仕上がりの悪さ、床面や壁面への阻害を生じるこ
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の照射器、及び第1の照射器による塗装膜
の硬化状態の説明図である。
【図2】第2の照射器、及び第2の照射器による塗装膜
の硬化状態の説明図である。
【図3】本発明による第1及び第2の照射器を併用して
塗装膜を硬化した状態の説明図である。
【図4】本発明による紫外線照射装置の第1実施例及び
塗装膜の硬化状態の説明図である。
【図5】本発明による紫外線照射装置の第2実施例及び
塗装膜の硬化状態の説明図である。
【符号の説明】
1 メタルハライドランプなどの放電灯 2 紫外線を良く反射する高純度アルミニュウムあるい
は紫外線反射ミラーからなる反射板 3 ケーシング(容器) 4 第1の照射器 5 紫外線硬化型塗料または樹脂による塗装膜 6,7,10,11 塗装膜表面部 8 高圧水銀ランプなどの放電灯 9 第2の照射器 12 大型ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC43 AE03 BB26Y BB26Z BB46Y BB46Z CA47 CB11 DA06 DB18 DC02 EA21 4F042 AA02 BA22 DB41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床、壁、テーブル、カウンター等の表面
    に直接または模様が印刷されたフィルムにより、または
    コンピュータによってオリジナルデザインを作成し、該
    デザインが印刷されたフィルムを前記床、壁、テーブ
    ル、カウンター等の表面に接着し、該フィルムの表面に
    紫外線硬化型塗料または樹脂を塗布し、その塗装膜を2
    段階の紫外線照射により高速かつ表面から内部まで硬化
    乾燥させ、表面の保護またはつや出しを行うことを特徴
    とする紫外線硬化型塗料または樹脂の紫外線による硬化
    法。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化型塗料または樹脂に対して3
    50〜450nmを主波長とした沃化鉄、あるいは沃化
    ガリウム等の添加物を封入したメタルハライドランプか
    らなる第1の照射器により紫外線照射量は500mJ/
    cm2 から4J/cm2 の範囲で第1段階の紫外線を
    照射し、さらに200〜380nmを主波長とした高圧
    水銀ランプなどからなる第2の照射器により紫外線照射
    量は300mJ/cm2 から2J/cm2 の範囲で第
    2段階の紫外線を照射する2段階照射により、紫外線硬
    化型塗料または樹脂を硬化乾燥することを特徴とする請
    求項1記載の紫外線硬化型塗料または樹脂の紫外線によ
    る硬化法。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化型塗料または樹脂に対して沃
    化鉄、あるいは沃化ガリウム等の添加物を封入したメタ
    ルハライドランプからなる第1の照射器により第1段階
    の紫外線を照射し、さらに高圧水銀ランプなどからなる
    第2の照射器により第2段階の紫外線を照射して硬化乾
    燥するようにし、該第1,第2の照射器は、それぞれ紫
    外線を良く反射する高純度アルミニュウムあるいは紫外
    線反射ミラーからなる反射板を内蔵し、先に第1段階の
    照射を行い、次いで第2段階の照射を行うように配設
    し、同一容器内に第1,第2の照射器を配設するとき
    は、第1の照射器を前に、第2の照射器を後に配置する
    ようにしたことを特徴とする紫外線硬化型塗料または樹
    脂の紫外線による硬化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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