JP2001116955A - 光コネクタ及び光結合構造 - Google Patents

光コネクタ及び光結合構造

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JP2001116955A
JP2001116955A JP2000155113A JP2000155113A JP2001116955A JP 2001116955 A JP2001116955 A JP 2001116955A JP 2000155113 A JP2000155113 A JP 2000155113A JP 2000155113 A JP2000155113 A JP 2000155113A JP 2001116955 A JP2001116955 A JP 2001116955A
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optical
pair
guide pins
connection surface
optical connector
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Tomohiko Ueda
知彦 上田
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手側光部品の損傷を防止しつつ、高精度に
位置決めを行うことのできる光コネクタを提供するこ
と。 【解決手段】 本発明の光コネクタ1は、相手側光部品
を突き当てる光接続面5と、光ファイバを収納する少な
くとも一つのファイバ配列孔6と、相手側光部品との位
置決め用の一対のガイドピン10と、一対のガイドピン
10をそれぞれスライド可能に挿入させる一対のピン挿
入孔8とを備えており、ファイバ配列孔6の一端部と各
ピン挿入孔8の一端部とが光接続面5に開口され、一対
のガイドピン10は、挿入される各ピン挿入孔8の全長
よりも長い全長をそれぞれ有し、各基端部側で互いに連
結され、そのスライド位置を外部から任意に変更可能と
され、そのスライドによって各先端をピン挿入孔8の内
部に収納可能とされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光部品の光接続時
に用いる光コネクタ及びこの光コネクタを用いた光結合
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ心線を光部品に光接続するに
は、光ファイバ心線の端部に光コネクタを取り付け、こ
の光コネクタを介して光接続するのが一般的である。光
ファイバの外径は0.125mm程度であり、この中心部のコ
ア部を正確に位置決めしなければ接続損失が増大するの
で、光コネクタと相手側光部品との位置決めは非常に高
精度に行う必要がある。このため、上述した光コネクタ
を用いた光接続時には、光コネクタと相手側光部品と
は、ガイドピンによって正確に位置決めされる。
【0003】光コネクタの光接続面には、光ファイバの
端部が配置されると共にガイドピン挿入用の一対のピン
挿入孔が開口されている。一方、相手側光部品の光接続
面にも、これに対応させて、光ファイバや光導波路の端
部や光素子などが配置されると共にガイドピン挿入用の
一対のピン挿入孔が開口されている。光接続時には、光
コネクタ側のピン挿入孔にそれぞれガイドピンを挿入し
て、光接続面から突出させておく。突出されたガイドピ
ンを相手側光部品のガイドピン挿入孔に挿入させること
によって、光コネクタの光接続面に配置された光ファイ
バの端面と相手側光部品の光ファイバ端面や光導波路、
光素子などが正確に位置決めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガイドピンが
突出された光コネクタを相手側光部品に取り付ける際
に、ガイドピンの先端によって相手側光部品の光接続面
の表面やピン挿入孔、あるいは、光ファイバの端面を傷
つけてしまうことがあった。光接続面やピン挿入孔を傷
つけてしまうとガタやゴミが発生してしまうので位置合
わせを高精度に行うことができない。また、光ファイバ
の端面を傷つけてしまえば、当然接続損失を増加させて
しまう。さらに、ガイドピンを相手側光部品のピン挿入
孔に挿入させる際やピン挿入孔から抜き取るときにコジ
ってしまい、ピン挿入孔を損傷してしまうこともあっ
た。またさらに、光接続面からガイドピンが突出されて
いるので、光接続面の清掃を行いにくいという欠点もあ
った。
【0005】従って、本発明の目的は、相手側光部品の
損傷を防止しつつ、高精度に位置決めを行うことのでき
る光コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光コネ
クタは、相手側光部品を突き当てる光接続面と、光ファ
イバを収納する少なくとも一つのファイバ配列孔と、相
手側光部品との位置決め用の一対のガイドピンと、一対
のガイドピンをそれぞれスライド可能に挿入させる一対
のピン挿入孔とを備えており、ファイバ配列孔の一端部
と各ピン挿入孔の一端部とが光接続面に開口され、一対
のガイドピンは、挿入される各ピン挿入孔の全長よりも
長い全長をそれぞれ有し、各基端部側で互いに連結さ
れ、そのスライド位置を外部から任意に変更可能とさ
れ、そのスライドによって各先端をピン挿入孔の内部に
収納可能とされていることを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の光コネクタは、相手側光
部品を突き当てる光接続面を備えたフェルールと、相手
側光部品との位置決め用の一対のガイドピンと、を有し
ており、フェルールには、光ファイバを収納する少なく
とも一つのファイバ配列孔と、一対のガイドピンをそれ
ぞれスライド可能に挿入させる一対のピン挿入孔と、が
形成され、ファイバ配列孔の一端部と各ピン挿入孔の一
端部とは光接続面に開口し、一対のガイドピンは、挿入
される各ピン挿入孔の全長よりも長い全長をそれぞれ有
し、各基端部側で互いに連結されており、フェルールと
一対のガイドピンとは、相対的に移動可能であり、フェ
ルールの光接続面は、相手側光部品が接続されていない
状態において、光ファイバの光軸方向に見て最端部に位
置していることを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の光コネクタは、相手側光
部品を突き当てる光接続面を備えたフェルールと、相手
側光部品との位置決め用の一対のガイドピンと、を有し
ており、フェルールには、光ファイバを収納する少なく
とも一つのファイバ配列孔と、一対のガイドピンをそれ
ぞれスライド可能に挿入させる一対のピン挿入孔と、が
形成され、ファイバ配列孔の一端部と各ピン挿入孔の一
端部とは光接続面に開口し、一対のガイドピンは、挿入
される各ピン挿入孔の全長よりも長い全長をそれぞれ有
し、各基端部側で互いに連結され、そのスライド位置を
任意に変更可能とされ、そのスライドによって各先端を
ピン挿入孔の内部に収納可能とされ、フェルールの光接
続面は、一対のガイドピンの各先端をピン挿入孔の内部
に収納させた状態において、光ファイバの光軸方向に見
て最端部に位置していることを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の光コネクタは、請求項1
〜3のいずれか一項に記載の光コネクタにおいて、一対
のガイドピンがピン挿入孔から抜け落ちるのを防止する
ピン脱落防止手段を備えていることを特徴としている。
【0010】請求項5に記載の光コネクタは、請求項1
〜4のいずれか一項に記載の光コネクタにおいて、光接
続面の外周縁部の少なくとも一部に、面取り部が形成さ
れていることを特徴としている。
【0011】請求項6に記載の光コネクタは、請求項1
〜5のいずれか一項に記載の光コネクタにおいて、一対
のガイドピンの各先端をピン挿入孔の内部に収納させた
状態で、一対のガイドピンを係止するピン係止手段を有
していることを特徴としている。
【0012】請求項7に記載の光コネクタは、請求項1
〜6のいずれか一項に記載の光コネクタにおいて、一対
のガイドピンの各先端を光接続面から突出させた状態
で、一対のガイドピンを固定するピン固定手段を有して
いることを特徴としている。
【0013】請求項8に記載の光コネクタは、請求項1
〜3のいずれか一項に記載の光コネクタにおいて、一対
のガイドピンの各基端部側において一対のガイドピンを
連結する連結部材と、連結部材とフェルールとの間に配
設されるバネと、を更に有し、バネは、フェルールの光
接続面を相手側光部品の光接続面に押しつけるように、
フェルールに対して力を付勢することを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項9に記載の光結合構造は、請
求項1〜3のいずれか一項に記載の光コネクタと基板上
に表面実装された光モジュールとを光結合する光結合構
造であって、光モジュールは、光コネクタの光接続面と
面接される光接続面と、この光接続面の近傍に配置さ
れ、光コネクタに収納される光ファイバにほぼ直行する
方向に延出された延出部と有しており、光コネクタある
いはその一部と延出部とをクランプ部材によって挟み込
んだことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の光コネクタの実施形態を
図面を参照しつつ説明する。なお、各図において同一要
素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。ま
ず、本発明の光コネクタの第1実施形態を図1及び図2
に示す。
【0016】(第1実施形態)図1に示されるように、
本実施形態の光コネクタ1は、いわゆるMTコネクタに準
じた構成を有しており、主として、相手側光部品と突き
合わせるフェルール2と、光ファイバ心線3の導入部と
なるブーツ部4とからなる。フェルール2は、外力や熱
によって容易に変形しない硬質樹脂などによって形成さ
れている。ブーツ部4は、硬質ゴムなどの弾性変形可能
な樹脂によって形成されており、適度に変形して光ファ
イバ心線3に対して局所荷重を与えないようにしてい
る。
【0017】フェルール2の一端側には、相手側光部品
を突き当てる光接続面5が形成されている。光接続面5
の外周縁部には、面取り部7が形成されている。また、
フェルール2の内部には、光ファイバ心線3内の光ファ
イバの先端部を収納する四本の平行なファイバ配列孔6
が貫通されており、それらの一端部が光接続面5のほぼ
中央に開口されている。フェルール2は、そのブーツ部
4側をくびれさせた形態を有しており、ファイバ配列孔
6は、そのくびれさせた部分の内部も貫通してブーツ部
4側にまで達している。
【0018】光ファイバ心線3の先端側の樹脂被覆が除
去されて光ファイバが露出され、この露出された光ファ
イバがブーツ部4を介してフェルール2のファイバ配列
孔6内に挿入されている。フェルール2の図1に示され
ない側(図1中のフェルール2の下面側)には開口凹部
(図示せず)が形成されており、この開口凹部の内部表
面上には各ファイバ配列孔6の中間部分が溝部として露
出されている。ファイバ配列孔6に収納された光ファイ
バは、この開口凹部から接着剤を充填することによっ
て、フェルール2に対して固定されている。
【0019】また、四本のファイバ配列孔6の側方に
は、それぞれピン挿入孔8が貫通されている。一対のピ
ン挿入孔8は、ファイバ配列孔6に対して平行である。
各ピン挿入孔8の一端部は、光接続面5に対して開口さ
れている。一方、ピン挿入孔8の他端部は、フェルール
2のくびれた部分の側方に形成された切欠部9に対して
開口されている。各ピン挿入孔8には、ガイドピン10
がそれぞれスライド可能に挿入されている。各ガイドピ
ン10の長さは、ピン挿入孔8の長さよりも長く、その
先端部、又は、その基端部はピン挿入孔8から突出され
ることになる。
【0020】一対のガイドピン10は、その基端部がコ
字状の連結部材11によって連結されている。連結部材
11を移動させることによって、一対のガイドピン10
とフェルール2とが相対的に移動可能となり、一対のガ
イドピン10を同時にスライドさせることができる。連
結部材11は弾性変形可能な樹脂によって成形されてお
り、その両方の端部12にはガイドピン10をはめ込む
孔がそれぞれ形成されている。連結部材11の両方の端
部12に形成された孔にはスリットが形成されており、
連結部材11の各端部12をガイドピン10の基端部に
対して押し付けて孔にはめ込むことによって、一対のガ
イドピン10を連結することができる。各ガイドピン1
0の先端部はテーパー状に形成されており、相手側光部
品のピン挿入孔に対して挿入させやすくなっている。一
対のガイドピン10を連結部材11によって連結するこ
とにより、一回の操作で2本のガイドピン10をスライ
ドさせることができ、光コネクタ1と相手側光部品との
光接続を容易に行うことができる。
【0021】連結部材11の中央部分は、フェルール2
のくびれた部分を跨ぐ形になり、この部分が一対のガイ
ドピン10をスライドさせる際の操作部となる。なお、
一対のガイドピン10は、その基端部側が連結部材11
によって連結されているため、先端部側へのスライドが
規制され、光接続面5側に抜け落ちてしまうことが抑制
されている。また、連結部材11の各端部12の外側面
には、ガイドピン10に対して直角な方向に形成された
係止凸部13がそれぞれ形成されている。
【0022】各ガイドピン10の基端部側の延長線上に
は、ブーツ部4の当接面15が存在する。各ガイドピン
10は、その先端側がピン挿入孔8から抜け落ちる以前
に各基端部が各当接面15に当接して基端部側へのスラ
イドが規制されるので、抜け落ちてしまうことが抑制さ
れている。即ち、本実施形態においては、連結部材11
は、各ガイドピン10がピン挿入孔8からその先端部方
向に抜け落ちるのを防止するピン脱落防止手段として機
能している。また、本実施形態においては、当接面15
も、各ガイドピン10がピン挿入孔8からその基端部方
向に抜け落ちるのを防止するピン脱落防止手段として機
能している。
【0023】各当接面15からは、突出片16がそれぞ
れ突設されており、互いに向かい合う内面には、係止凹
部17がそれぞれ形成されている。係止凹部17は、ガ
イドピン10に対して直角に形成されており、上述した
係止凸部13と係止される。一対のガイドピン10の基
端部が当接面15に当接するまでスライドされたとき、
各ガイドピン10の先端部は、光接続面5よりもフェル
ール2の内部側に位置された状態、即ち、ピン挿入孔8
の内部に収納された状態となる。このように、相手側光
部品が接続されていない状態、すなわち各ガイドピン1
0がピン挿入孔8の内部に収納された状態において、フ
ェルール2の光接続面5は、光ファイバの光軸方向に見
て光コネクタ1の最端部に位置する。
【0024】このとき、突出片16は一旦外側に弾性変
形し、係止凸部13と係止凹部17とが係止されたとき
に弾性復元力で通常位置に戻り、係止凸部13と係止凹
部17との係止状態が維持される。即ち、本実施形態に
おいては、係止凸部13と係止凹部17とが、ガイドピ
ン10の各先端を光接続面5から突出させない状態で、
ガイドピン10を係止する係止手段として機能する。
【0025】次に、上述した光コネクタ1と相手側光部
品とを光接続させた状態について説明する。
【0026】ここでは、相手側光部品が光-電気変換は
又は電気-光変換を行う光モジュール18である場合で
説明する。光モジュール18は、プリント配線基板19
上に表面実装されている。光モジュール18は、光コネ
クタ1との光接続のための接続部20を有しており、接
続部20の光接続面21には、光コネクタ1の光接続面
5に対応して、ガイドピンを挿入するピン挿入孔(図示
せず)が形成されている。
【0027】光コネクタ1の光接続面5に露出されたフ
ァイバ配列孔6内の光ファイバの端面と光モジュール1
8の光接続面21に露出された光ファイバなどの光伝達
部(図示せず)とは、ガイドピン10によって正確に位
置決めされる。接続部20の光接続面21の側方には、
基板19に対して平行な方向に延出部22が延出されて
いる。この延出部22は、光モジュール18に光結合さ
れる上述した光コネクタ1に収納される光ファイバに対
してほぼ直行する方向に延出されている。この延出部2
2とクランプスプリング(クランプ部材)23とを用い
て、光コネクタ1と光モジュール18との光接続(光結
合)状態が維持される。これについては後述する。
【0028】光モジュール18に対して光コネクタ1を
光接続するには、まず、光コネクタ1のガイドピン10
をスライドさせて、その先端をピン挿入孔8の内部に収
納させておく。この状態は、係止凸部13と係止凹部1
7とからなるピン係止手段によって維持されるので、不
用意にガイドピン10の先端部が光接続面5から突出し
てしまうことはない。次いで、光コネクタ1の光接続面
5と光モジュール18の光接続面21とが面接するよう
に、光コネクタ1を基板19の上方からほぼ垂直に降下
させる。このとき、光接続面5の清掃が必要な場合は清
掃を行う。ガイドピン10は光接続面5から突出してい
ないので清掃は容易である。
【0029】相手側光部品が接続されていない状態、す
なわち各ガイドピン10がピン挿入孔8の内部に収納さ
れた状態においては、フェルール2の光接続面5が、光
ファイバの光軸方向に見て光コネクタ1の最端部に位置
し、光コネクタ1の光接続面5からガイドピン10が突
出していないので、光コネクタ1自体をスライドさせる
ことなく、光コネクタ1の光接続面5を光モジュール1
8の光接続面21に対して突き合わせることができる。
また、光コネクタ1自体をスライドさせる必要がないた
め、光コネクタ1の後方の基板19上に部品を実装する
ことが可能である。さらに、光コネクタ1の光接続面5
の外周縁部に面取り部7が形成されているので、接続部
20上に光コネクタ1が乗り上げてしまうようなことが
なく、光接続面5,21同士を容易に面接させることが
できる。
【0030】次いで、連結部材11を操作して、ガイド
ピン10の先端部を光接続面5から突出させ、光モジュ
ール18側のピン挿入孔(図示せず)に挿入する。これ
により、光コネクタ1と光モジュール18とが高精度に
位置決めされる。光接続面5,21同士をほぼ位置決め
したところでガイドピン10をスライドさせるので、ガ
イドピン10によって光モジュール18側の光接続面2
1ピン挿入孔を損傷させてしまうのを抑止でき、ガイド
ピン10によってコジってしまうのも抑止できる。
【0031】本実施形態の光コネクタ1は、相手側光部
品(光モジュール18)との光接続状態を確実に維持す
るため、金属バネ材によって形成されたクランプスプリ
ング23も有している。最後に、ガイドピン10によっ
て位置決めされた状態の光コネクタ1及び光モジュール
18に対してクランプスプリング23を取り付け、光コ
ネクタ1と延出部22とを挟み込む。これにより、光コ
ネクタの光接続面5と光モジュール18の光接続面21
とが突き合わされた状態が確実に維持される。
【0032】なお、クランプスプリング23は、その中
央部の両側縁部に一対の屈曲部24を有している。各屈
曲部24は、光接続面5から突出された各ガイドピン1
0の基端部側を押さえ、ガイドピン10のスライドを抑
止して固定するピン固定手段として機能する。一対の屈
曲部24によってガイドピン10のスライドを抑止する
ことによって、ガイドピン10の先端部が光モジュール
18側のピン挿入孔(図示せず)から抜け落ちるのを防
止でき、光コネクタ1と光モジュール18との光接続状
態を確実に維持することができる。
【0033】上述したように、クランプスプリング23
の光モジュール18側は、上述した延出部22に対して
係止される。クランプスプリング23によって光コネク
タの光接続面5と光モジュール18の光接続面21とを
突き合わせる力は、光モジュール18の本体側には作用
しない。このため、光モジュール18の破損を防止する
ことができ、安定した光結合状態を維持することができ
る。なお、光コネクタ1と光モジュール18との位置決
めを容易にするために、光コネクタ1と接続部20とを
位置決めする溝部を持った部材を基板19上に配設する
などしてもよい。
【0034】なお、上述したように、光コネクタ1自体
をスライドさせることなく光コネクタ1と光モジュール
18とを光接続させることができるが、光コネクタ1自
体をガイドピン10の軸方向に移動させてはいけないと
いうことではない。また、上述した実施形態の光コネク
タ1は、光ファイバ心線3の先端に取り付けられて使用
されたが、本発明の光コネクタは、プリント配線基板上
に直接実装されて使用されてもよく、その使用形態は上
述した実施形態に限定されるものではない。
【0035】上述したように、本実施形態においては、
その光接続に際して光コネクタ1自体をスライドさせる
必要がない。これに対して、ガイドピンが光接続面から
突出された従来の光コネクタは、その光接続に際して必
ず光コネクタ自体をスライドさせなくてはならない。こ
のような場合の不都合な点について簡単に説明する。
【0036】光コネクタの光接続面からガイドピンが突
出されていると、必ずガイドピンを相手側光部品に差し
込むためのスライド量を確保する必要がある。このた
め、図7(a)に示されるように、光コネクタ100に接
続されている光ファイバ心線101に局所的な曲げを生
じさせてしまう場合がある。なお、図7(a)中の光コネ
クタ100が取り付けられている光モジュール102が
実装された基板103は、図中右方向に移動できない状
況にある。光ファイバ心線101の局所的な曲げは、伝
送損失の悪化や最悪の場合には光ファイバの損傷につな
がる。また、図7(a)に示されるように、コネクタ10
0をスライドさせるためのスペースを基板103上に確
保しておかなくてはならないので、基板103の部品実
装スペースが減ってしまう。
【0037】あるいは、図7(b)に示されるように、光
コネクタ104,105が互いに反対方向を向けて基板
106上に直接取り付けられており、これらをもう一方
の基板107に取り付けられた相手側の光コネクタ10
8,109と光接続させたい場合もある。このような場
合は、基板107の上方から基板106をはめ込みたい
が、ガイドピン110,111が邪魔になってはめ込め
ない。光コネクタ104,105を光接続させるための
スライド量が確保できないからである。
【0038】本実施形態の光コネクタ1においては、ガ
イドピン10が光コネクタ1の外部から任意にスライド
可能とされているので、光接続に際して光コネクタ1自
体をスライドさせる必要がない。この結果、本実施形態
の光コネクタ1によれば、上述したような問題は生じな
い。このように、ガイドピン10を光コネクタ1の外部
から任意にスライドさせることができ、かつ、ガイドピ
ン10の先端をピン挿入孔8の内部に収納可能としてお
けば、光コネクタ1自体や相手側光部品の配置自由度を
向上させることができる。
【0039】(第2実施形態)次に、本発明の光コネク
タの第2実施形態について図3及び図4を参照しつつ説
明する。
【0040】図3及び図4(a)に示されるように、本実
施形態の光コネクタ25は、片ラッチ型の光コネクタで
ある。本実施形態の光コネクタ25も、光ファイバ心線
26の先端に取り付けられており、ハウジング部材27
の内部にフェルール28や一対のガイドピン29などを
有している。フェルール28の光接続面31は、僅かに
ハウジング部材27から突出されており、バネ30によ
ってその光接続面31側に常に付勢されている。しか
し、フェルール28は、その側面に形成された段部がハ
ウジング部材27内面の突起(図示せず)と係合してハ
ウジング部材27の内部から飛び出ないようにされてい
る。
【0041】フェルール28の内部にファイバ配列孔3
2とピン挿入孔33とが貫通形成されており、これらの
一端部が光接続面31に開口されているのは、上述した
第1実施形態と同様である。ファイバ配列孔32及びピ
ン挿入孔33は、全て平行である。一対のピン挿入孔3
3には、それぞれガイドピン29が挿入されている。各
ガイドピン29の長さは、ピン挿入孔33の長さよりも
長い。一対のガイドピン29の基端部は、中央部に貫通
孔を有する連結部材34によって互いに連結されてい
る。
【0042】連結部材34の中央部に形成された貫通孔
に上述したバネ30が挿通され、さらにその内部に光フ
ァイバ心線26が挿通されている。光ファイバ心線26
内の光ファイバはフェルール28のファイバ配列孔32
内に挿入されて固定されている。一対のガイドピン29
はその軸方向にスライド可能とされており、一対のガイ
ドピン29とフェルール28とは相対的に移動可能とさ
れている。ハウジング部材27は、その一面側に片持ち
状の係止片35を有しており、係止片35の外表面側に
は、係止爪36が形成されている。また、係止片35の
先端部側にはスリットが形成され、このスリット内には
連結部材34の上面に形成された傾斜凸部37が収納さ
れている。
【0043】この傾斜凸部37は、一対のガイドピン2
9をスライドさせる際の操作部となる。なお、一対のガ
イドピン29は、その基端部側が連結部材34によって
連結されているため、先端部側へのスライドが規制さ
れ、光接続面31側に抜け落ちてしまうことが抑制され
ている。また、各ガイドピン29の基端部側の延長線上
には、当接面38が存在する。各ガイドピン29は、そ
の先端側がピン挿入孔33から抜け落ちる以前に各基端
部が当接面38に当接して基端部側へのスライドが規制
されるので、抜け落ちてしまうことが抑制されている。
【0044】上述した光コネクタ25を相手側光コネク
タと光接続させる場合には、図4(b)に示されるよう
に、アダプタ39を用いる。アダプタ39は、その中央
部に対して両端が対称に形成されている。アダプタ39
の内面には、上述した係止爪36と係止する爪部40が
形成されている。ここでの相手側光コネクタは、上述し
た光コネクタ25から一対のガイドピン29を取り除い
たものと同等の構成を有している。まず、連結部材34
を操作してガイドピン29の先端をピン挿入孔33の内
部に収納させておく。必要に応じて光接続面31の清掃
を行う。光接続面31からガイドピン29の先端部が突
出していないので容易に清掃できる。また、相手側光コ
ネクタが接続されていない状態、すなわち各ガイドピン
29がピン挿入孔33の内部に収納された状態におい
て、フェルール28の光接続面31は、光ファイバの光
軸方向に見て光コネクタ25の最端部に位置している。
【0045】アダプタ39の一端から上述した光コネク
タ25を挿入し、他端から相手側光コネクタを挿入する
と、光コネクタ25の光接続面31がバネ30の弾性復
元力によって相手側光コネクタの光接続面に押しつけら
れた状態で、係止爪36と爪部40とが係止される。相
手側光コネクタも同様である。このとき、フェルール2
8は、僅かにハウジング部材27側に移動する。この状
態から、さらに連結部材34の傾斜凸部37を操作して
一対のガイドピン29の先端を光接続面31から突出さ
せ、相手側光コネクタのピン挿入孔に挿入する。
【0046】この結果、相手側光コネクタが接続されて
いない状態、すなわち各ガイドピン29がピン挿入孔3
3の内部に収納された状態においては、フェルール28
の光接続面31が、光ファイバの光軸方向に見て光コネ
クタ25の最端部に位置し、光コネクタ25の光接続面
31からガイドピン29が突出していないので、光コネ
クタ25自体をスライドさせることなく、光コネクタ2
5の光接続面31を相手側光コネクタの光接続面に対し
て突き合わせることができる。また、光コネクタ25と
相手側光コネクタは正確に位置決めされ、その際にガイ
ドピンによって相手側光コネクタを損傷させることも抑
制できる。また、光コネクタ25と相手側光コネクタが
アダプタ39によってほぼ位置決めされた状態となった
後に、ガイドピン29を相手側光コネクタのピン挿入孔
に挿入するため、ガイドピン29でコジってしまうよう
なことがない。
【0047】さらに、連結部材34をスライドさせてガ
イドピン29の先端部を光接続面31から突出させるこ
とによって、連結部材34の傾斜凸部37が係止片35
の下方に位置するようになり、係止片35のハウジング
部材27の内部側への移動を抑止することができる。係
止片35のハウジング部材27の内部側への移動が抑止
されるので、係止爪36と爪部40との係止状態が不用
意に外れてしまうことがなく、光コネクタ25と相手側
光コネクタとの光接続状態は確実に維持される。
【0048】また、連結部材34の傾斜凸部37を係止
片35の下方に位置させると、係止片35の弾性復元力
や係止爪36と爪部40の係止力(係止力によって係止
片35が固定される)などによって連結部材34自体も
スライドが抑制されて固定された状態となる。即ち、本
実施形態においては、傾斜凸部37や係止片35、係止
爪36、爪部40などがピン固定手段として機能してい
る。なお、ここでは、相手側光部品も光コネクタである
場合について説明したが、相手側光部品は、光コネクタ
以外の光部品であってもよい。
【0049】(第3実施形態)次に、本発明の光コネク
タの第3実施形態について図5を参照しつつ説明する。
第3実施形態における光コネクタは、第2実施形態にお
ける光コネクタと、バネ30が配設される位置に関して
相違する。
【0050】図5(a)に示されるように、本実施形態の
光コネクタ50においては、バネ30がフェルール28
と連結部材34との間に配設されている。バネ30の一
方の端部はフェルール28の光接続面31とは反対側の
面(裏面)に当接し、バネ30の一方の端部は連結部材
34のフェルール28に対向する面に当接している。フ
ェルール28は、第2実施形態と同様に、僅かにハウジ
ング部材27から突出されており、バネ30によってそ
の光接続面31側に常に付勢されている。
【0051】上述した光コネクタ50を相手側光コネク
タと光接続させる場合には、第2実施形態と同様に、ま
ず、連結部材34を操作してガイドピン29の先端をピ
ン挿入孔33の内部に収納させておく。必要に応じて光
接続面31の清掃を行う。光接続面31からガイドピン
29の先端部が突出しておらず、フェルール28の光接
続面31が光コネクタ50の最外周面の一部を構成する
ので容易に清掃できる。また、相手側光コネクタが接続
されていない状態、すなわち各ガイドピン29がピン挿
入孔33の内部に収納された状態において、フェルール
28の光接続面31は、光ファイバの光軸方向に見て光
コネクタ25の最端部に位置している。
【0052】アダプタ39の一端から上述した光コネク
タ50を挿入し、他端から相手側光コネクタを挿入する
と、光コネクタ50の光接続面31がバネ30の弾性復
元力によって相手側光コネクタの光接続面に押しつけら
れた状態で、係止爪36と爪部40とが係止される。相
手側光コネクタも同様である。このとき、フェルール2
8は、僅かにハウジング部材27側に移動する。この状
態から、さらに連結部材34の傾斜凸部37を操作して
一対のガイドピン29の先端を光接続面31から突出さ
せ、相手側光コネクタのピン挿入孔に挿入する。
【0053】この結果、光コネクタ50と相手側光コネ
クタは正確に位置決めされ、その際にガイドピンによっ
て相手側光コネクタを損傷させることも抑制できる。ま
た、光コネクタ50と相手側光コネクタがアダプタ39
によってほぼ位置決めされた状態となった後に、ガイド
ピン29を相手側光コネクタのピン挿入孔に挿入するた
め、ガイドピン29でコジってしまうようなことがな
い。
【0054】さらに、連結部材34をスライドさせてガ
イドピン29の先端部を光接続面31から突出させるこ
とによって、連結部材34の傾斜凸部37が係止片35
の下方に位置するようになり、係止片35のハウジング
部材27の内部側への移動を抑止することができる。係
止片35のハウジング部材27の内部側への移動が抑止
されるので、係止爪36と爪部40との係止状態が不用
意に外れてしまうことがなく、図5(b)に示されるよう
に、光コネクタ50と相手側光コネクタとの光接続状態
は確実に維持される。
【0055】また、光コネクタ50においては、連結部
材34をスライドさせると、バネ30が徐々に圧縮され
るのに伴って、フェルール28に対するバネ30からの
付勢力が徐々に大きくなる。これにより、フェルール2
8に対するバネ30からの付勢力が小さい状態でガイド
ピン29を相手側光コネクタのピン挿入孔に挿入するこ
とができ、ハウジング部材27の内部においてフェルー
ル28をフローティング状態とすることができる。この
結果、フェルール28のファイバ配列孔32内に挿入さ
れて固定されている光ファイバ心線26内の光ファイバ
の端面と、相手側光コネクタの光ファイバ端面とが正確
に位置決めすることができる。
【0056】なお、連結部材34に突出部を設け、ハウ
ジング部材27に連結部材34の突出部と係合可能な窪
み部を設け、連結部材34の突出部とハウジング部材2
7の窪み部とが係合することにより、連結部材34がガ
イドピン29の先端部を光接続面31から突出させた位
置に係止されるように構成してもよい。
【0057】(第4実施形態)次に、本発明の光コネク
タの第4実施形態について図6を参照しつつ説明する。
第4実施形態における光コネクタは、第1実施形態〜第
3実施形態における光コネクタと、フェルールがスライ
ドする点に関して相違する。
【0058】図6(a)に示されるように、本実施形態の
光コネクタ60は、両ラッチ型の光コネクタである。本
実施形態の光コネクタ60も、光ファイバ心線61の先
端に取り付けられており、ハウジング部材62の内部に
フェルール63や一対のガイドピン64などを有してい
る。フェルール63の光接続面65は、僅かにハウジン
グ部材62から突出されており、バネ66によってその
光接続面65側に常に付勢されている。しかし、フェル
ール63は、フェルール63の側面に形成された段部が
ハウジング部材62の内面に形成された突起と係合する
ことにより、ハウジング部材62の内部から飛び出ない
ようにされている。
【0059】フェルール63の内部にファイバ配列孔
(図示せず)とピン挿入孔67とが貫通形成されてお
り、これらの一端部が光接続面65に開口されているの
は、上述した第1実施形態〜第3実施形態と同様であ
る。ファイバ配列孔及びピン挿入孔67は、全て平行で
ある。一対のピン挿入孔67には、それぞれガイドピン
64が挿入されている。各ガイドピン64の長さは、ピ
ン挿入孔67の長さよりも長い。一対のガイドピン64
の基端部は、中央部に貫通孔を有する連結部材68によ
って互いに連結されている。連結部材68は、ハウジン
グ部材62に固定されている。
【0060】バネ66は、フェルール63と連結部材6
8との間に配設されている。バネ66の一方の端部はフ
ェルール63の光接続面65とは反対側の面(裏面)に
当接し、バネ66の一方の端部は連結部材68のフェル
ール63に対向する面に当接している。一対のガイドピ
ン64は、その基端部側が連結部材68によって連結さ
れているため、先端部側へのスライドが規制され、光接
続面65側に抜け落ちることはない。
【0061】連結部材68の中央部に形成された貫通孔
に光ファイバ心線61が挿通されている。光ファイバ心
線61内の光ファイバはフェルール63のファイバ配列
孔内に挿入されて固定されている。フェルール63は、
ガイドピン64の軸方向にスライド可能とされており、
一対のガイドピン64とフェルール63とは相対的に移
動可能とされている。ハウジング部材62は、その両面
側に片持ち状の係止片69を有しており、係止片69の
外表面側には、係止爪70が形成されている。
【0062】上述した光コネクタ60を光接続する相手
側光コネクタは、ハウジング部材71、及び、光ファイ
バ心線72の先端に取り付けられたフェルール73等を
有している。ハウジング部材71の側面には、上述した
係止爪70と係止する穴部74が形成されている。ここ
でのフェルール73は、上述したフェルール63と同等
の構成を有している。
【0063】相手側光コネクタが接続されていない状態
においては、図6(a)に示されるように、フェルール6
3がバネ66の付勢力を受けて相手側光コネクタ側寄り
の位置にあり、各ガイドピン64はピン挿入孔67の内
部に収納されることになる。これにより、相手側光部品
が接続されていない状態、すなわち相手側光コネクタが
接続されていない状態において、フェルール63の光接
続面65は、光ファイバの光軸方向に見て光コネクタ6
0の最端部に位置する。
【0064】上述した光コネクタ25を相手側光コネク
タと光接続させる場合には、必要に応じて光接続面31
の清掃を行う。光接続面65からガイドピン64の先端
部が突出していないので容易に清掃できる。
【0065】相手側光コネクタのフェルール73のピン
挿入孔と一対のガイドピン64とを位置合わせを行い、
相手側光コネクタ(ハウジング部材71)の一端から上
述した光コネクタ60を挿入すると、フェルール63の
光接続面65が相手側光コネクタ(フェルール73)の
光接続面に面接する。フェルール63の光接続面65と
相手側光コネクタの光接続面とが面接した状態で、更に
光コネクタ60を挿入すると、フェルール63は、バネ
66の付勢力に抗しながら、光コネクタ60(ハウジン
グ部材62)に対して挿入方向とは反対の方向に移動す
る。フェルール63の移動により、一対のガイドピン6
4の先端は光接続面65から突出することになり、相手
側光コネクタのピン挿入孔に挿入される。
【0066】光コネクタ60を所定の位置まで挿入する
と、図6(b)に示されるように、係止爪70と穴部74
とが係止される。係止爪70と穴部74とが係止するこ
とにより、光コネクタ60と相手側光コネクタとが結合
されることになる。バネ66の弾性復元力は、連結部材
68を介してハウジング部材62の係止爪70に作用す
るため、係止爪70と穴部74とが確実に係止される。
【0067】この結果、フェルール63の光接続面65
が光ファイバの光軸方向に見て光コネクタ60の最端部
に位置し、ガイドピン64の先端がピン挿入孔67の内
部に収納された状態で、フェルール63の光接続面65
と相手側光コネクタの光接続面とが面接されることか
ら、ガイドピン64によって相手側光コネクタを損傷さ
せるのを抑制することができる。
【0068】また、相手側光コネクタが基板に取り付け
られている場合、基板の上方から光コネクタ60を搬送
して実装することが可能となり、基板に取り付けられた
相手側光コネクタに対して光コネクタ60を容易に光接
続することができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ガイド
ピンの先端をピン挿入孔の内部に収納させて光接続面か
ら突出させない状態にすることができ、光接続面を相手
側光部品に突き合わせた後にガイドピンをスライドさせ
て高精度な位置決めを行うことができる。このため、光
接続時にガイドピンの先端によって相手側光部品を損傷
させてしまうことを抑止でき、また、光接続面の清掃も
容易に行える。さらに、光接続面同士を面接させた後に
ガイドピンをスライドさせるので、光接続時にガイドピ
ンをコジってしまうことがなく、相手側光部品の損傷を
抑止できる。
【0070】また、請求項1に記載の発明によれば、ガ
イドピンの先端をピン挿入孔の内部に収納させて光接続
面から突出させない状態とし、光接続面同士を面接させ
た後にガイドピンをスライドさせて高精度な位置決めを
行うことによって、光コネクタ自体をスライドさせるこ
となく光接続を行うことが可能となる。この結果、光コ
ネクタと相手側光部品との配置に自由度が増し、また、
光コネクタ周辺のスペース効率も向上する。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、フェルー
ルと一対のガイドピンとが相対的に移動可能であり、フ
ェルールの光接続面が、相手側光部品が接続されていな
い状態において、光ファイバの光軸方向に見て最端部に
位置することにより、ガイドピンの先端をピン挿入孔の
内部に収納させて光接続面から突出させない状態でフェ
ルールの光接続面を相手側光部品に突き合わせることが
できる。このため、光接続時にガイドピンの先端によっ
て相手側光部品を損傷させてしまうことを抑止でき、ま
た、光接続面の清掃も容易に行える。
【0072】また、請求項2に記載の発明によれば、相
手側光部品が基板に取り付けられている場合、基板の上
方から光コネクタを搬送することが可能となり、基板に
取り付けられた相手側光部品に対する光コネクタの光接
続を容易に行うことができる。
【0073】請求項3に記載の発明によれば、前記フェ
ルールの前記光接続面が、一対の前記ガイドピンの前記
各先端を前記ピン挿入孔の内部に収納させた状態におい
て、前記光ファイバの光軸方向に見て最端部に位置する
ことにより、ガイドピンの先端をピン挿入孔の内部に収
納させて光接続面から突出させない状態でフェルールの
光接続面を相手側光部品に突き合わせ、光接続面を相手
側光部品に突き合わせた後にガイドピンをスライドさせ
て高精度な位置決めを行うことができる。このため、光
接続時にガイドピンの先端によって相手側光部品を損傷
させてしまうことを抑止でき、また、光接続面の清掃も
容易に行える。さらに、光接続面同士を面接させた後に
ガイドピンをスライドさせるので、光接続時にガイドピ
ンをコジってしまうことがなく、相手側光部品の損傷を
抑止できる。
【0074】また、請求項3に記載の発明によれば、ガ
イドピンの先端をピン挿入孔の内部に収納させて光接続
面から突出させない状態とし、光接続面同士を面接させ
た後にガイドピンをスライドさせて高精度な位置決めを
行うことによって、光コネクタ自体をスライドさせるこ
となく光接続を行うことが可能となる。この結果、光コ
ネクタと相手側光部品との配置に自由度が増し、また、
光コネクタ周辺のスペース効率も向上する。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、ピン脱落
防止手段によってガイドピンのピン挿入孔からの脱落を
確実に防止することができる。この結果、光接続以前
は、ガイドピンの脱落による接続作業の阻害を防止で
き、光接続以後は、光接続状態を確実に維持させること
ができる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、面取り部
が形成されているため、光コネクタの光接続面近傍が相
手側光部品に乗り上げてしまうのを抑止でき、光接続作
業を容易に行える。また、光接続面近傍の損傷防止にも
寄与する。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、ガイドピ
ンの先端をピン挿入孔の内部に収納させた状態を維持す
ることができ、光接続時に不用意にガイドピンの先端が
光接続面から突出されてしまうのを防止できる。これに
よって、光接続作業を容易に行え、相手側の光部品を損
傷させてしまうことも防止できる。
【0078】請求項7に記載の発明によれば、ピン固定
手段によって光接続面から突出させたガイドピンを確実
に固定することができるので、光接続後の高精度に位置
決めされた状態を確実に維持することができる。
【0079】請求項8に記載の発明によれば、フェルー
ルに対するバネの付勢力が小さい状態でガイドピンを相
手側光コネクタに挿入することができ、よりフローティ
ングすることができる。
【0080】請求項9に記載の発明によれば、光コネク
タ(あるいはその一部)と光モジュールの延出部とをク
ランプ部材によって挟み込んで、光コネクタと光モジュ
ールとの光接続面を突き合わせた状態とする。このた
め、光コネクタと光モジュールとの光接続面を突き合わ
せる力が光モジュールの本体側には作用せず、光モジュ
ールの破損を防止することができ、安定した光結合状態
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタの第1実施形態を示す斜視
図である。
【図2】図1に示す光コネクタの光接続状態を示してお
り、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図3】本発明の光コネクタの第2実施形態を示す斜視
図である。
【図4】図3に示す光コネクタの断面図であり、(a)は
非光接続時、(b)は光接続時である。
【図5】本発明の光コネクタの第3実施形態を示す断面
図であり、(a)は非光接続時、(b)は光接続時である。
【図6】本発明の光コネクタの第4実施形態を示す断面
図であり、(a)は非光接続時、(b)は光接続時である。
【図7】従来の光コネクタの使用例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1,25,50,60…光コネクタ、2,28,63…
フェルール、5,31,65…光接続面、8,33,6
7…ピン挿入孔、10,29,64…ガイドピン、1
1,34,68…連結部材(ピン脱落防止手段)、1
5,38…当接面(ピン脱落防止手段)、13…係止凸
部(ピン係止手段)、17…係止凹部(ピン係止手
段)、18…光モジュール、22…延出部、23…クラ
ンプスプリング(クランプ部材)、24…屈曲部(ピン
固定手段)、35…係止片(ピン固定手段)、37…傾
斜凸部(ピン固定手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側光部品を突き当てる光接続面と、
    光ファイバを収納する少なくとも一つのファイバ配列孔
    と、相手側光部品との位置決め用の一対のガイドピン
    と、一対の前記ガイドピンをそれぞれスライド可能に挿
    入させる一対のピン挿入孔とを備えており、 前記ファイバ配列孔の一端部と前記各ピン挿入孔の一端
    部とが前記光接続面に開口され、 一対の前記ガイドピンは、挿入される前記各ピン挿入孔
    の全長よりも長い全長をそれぞれ有し、各基端部側で互
    いに連結され、そのスライド位置を外部から任意に変更
    可能とされ、そのスライドによって各先端を前記ピン挿
    入孔の内部に収納可能とされていることを特徴とする光
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 相手側光部品を突き当てる光接続面を備
    えたフェルールと、 前記相手側光部品との位置決め用の一対のガイドピン
    と、を有しており、 前記フェルールには、光ファイバを収納する少なくとも
    一つのファイバ配列孔と、一対の前記ガイドピンをそれ
    ぞれスライド可能に挿入させる一対のピン挿入孔と、が
    形成され、 前記ファイバ配列孔の一端部と前記各ピン挿入孔の一端
    部とは前記光接続面に開口し、 一対の前記ガイドピンは、挿入される前記各ピン挿入孔
    の全長よりも長い全長をそれぞれ有し、各基端部側で互
    いに連結されており、 前記フェルールと一対の前記ガイドピンとは、相対的に
    移動可能であり、 前記フェルールの前記光接続面は、前記相手側光部品が
    接続されていない状態において、前記光ファイバの光軸
    方向に見て最端部に位置していることを特徴とする光コ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 相手側光部品を突き当てる光接続面を備
    えたフェルールと、 相手側光部品との位置決め用の一対のガイドピンと、を
    有しており、 前記フェルールには、光ファイバを収納する少なくとも
    一つのファイバ配列孔と、一対の前記ガイドピンをそれ
    ぞれスライド可能に挿入させる一対のピン挿入孔と、が
    形成され、 前記ファイバ配列孔の一端部と前記各ピン挿入孔の一端
    部とは前記光接続面に開口し、 一対の前記ガイドピンは、挿入される前記各ピン挿入孔
    の全長よりも長い全長をそれぞれ有し、各基端部側で互
    いに連結され、そのスライド位置を任意に変更可能とさ
    れ、そのスライドによって各先端を前記ピン挿入孔の内
    部に収納可能とされ、 前記フェルールの前記光接続面は、一対の前記ガイドピ
    ンの前記各先端を前記ピン挿入孔の内部に収納させた状
    態において、前記光ファイバの光軸方向に見て最端部に
    位置していることを特徴とする光コネクタ。
  4. 【請求項4】 一対の前記ガイドピンが前記ピン挿入孔
    から抜け落ちるのを防止するピン脱落防止手段を備えて
    いる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光コネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記光接続面の外周縁部の少なくとも一
    部に、面取り部が形成されている、請求項1〜4のいず
    れか一項に記載の光コネクタ。
  6. 【請求項6】 一対の前記ガイドピンの各先端を前記ピ
    ン挿入孔の内部に収納させた状態で、一対の前記ガイド
    ピンを係止するピン係止手段を有している、請求項1〜
    5のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  7. 【請求項7】 一対の前記ガイドピンの各先端を前記光
    接続面から突出させた状態で、一対の前記ガイドピンを
    固定するピン固定手段を有している、請求項1〜6のい
    ずれか一項に記載の光コネクタ。
  8. 【請求項8】 一対の前記ガイドピンの前記各基端部側
    において一対の前記ガイドピンを連結する連結部材と、 前記連結部材と前記フェルールとの間に配設されるバネ
    と、を更に有し、 前記バネは、前記フェルールの前記光接続面を前記相手
    側光部品の光接続面に押しつけるように、前記フェルー
    ルに対して力を付勢することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光
    コネクタと基板上に表面実装された光モジュールとを光
    結合する光結合構造であって、 前記光モジュールは、前記光コネクタの光接続面と面接
    される光接続面と、この光接続面の近傍に配置され、前
    記光コネクタに収納される光ファイバにほぼ直行する方
    向に延出された延出部と有しており、 前記光コネクタあるいはその一部と前記延出部とをクラ
    ンプ部材によって挟み込んだことを特徴とする光結合構
    造。
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