JP2001115092A - 耐熱皿用剥離コーティング - Google Patents

耐熱皿用剥離コーティング

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JP2001115092A
JP2001115092A JP2000282772A JP2000282772A JP2001115092A JP 2001115092 A JP2001115092 A JP 2001115092A JP 2000282772 A JP2000282772 A JP 2000282772A JP 2000282772 A JP2000282772 A JP 2000282772A JP 2001115092 A JP2001115092 A JP 2001115092A
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alkoxy
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JP2000282772A
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English (en)
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Roy Melvin Griswold
ロイ・メルビン・グリスウォルド
David Charles Gross
デビッド・チャールズ・グロス
Peter Martin Miranda
ピーター・マーティン・ミランダ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱皿をコートするのに有用なオルガノシロ
キサン剥離コーティング組成物。 【解決手段】 a)RSiO3/2単位、R2SiO単位及
びR3SiO1/2単位(式中、1分子当たり少なくとも1
つのRがOH、アルコキシ又はアシルオキシであること
を条件として、Rは各々独立にアルキル、OH、アルコ
キシ又はアシルオキシである。)を含む官能性シリコー
ン樹脂、b)官能性ポリジアルキルシロキサン流体、
c)ポリジアルキルシロキサン流体、及びd)有効量の
硬化剤を含んでなり、アリール置換シリコーン化合物を
実質的に含まない、耐熱皿用硬化性シリコーン剥離組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オルガノシロキサ
ン組成物に関するものであり、さらに具体的には、耐熱
皿のコーティングに有用なオルガノシロキサン剥離コー
ティングに関する。
【0002】
【従来の技術】製パン業界ではベークト製品を離型する
ため以前から剥離コーティングが使われている。かかる
コーティングが典型的にもたらす非クレージング性剥離
コーティングは、ベーキングパンの再コーティングを要
するまでに550°Fもの高温で数百回のベーキングサ
イクルに耐えることが要求される。これらのオルガノシ
ロキサンコーティングは、通例、CH3SiO3/2単位、
65SiO3/2単位、C65(CH3)SiO3/2単位及
び(C65)2SiO単位等のアリール置換ポリオルガノ
シロキサンを含んだ樹脂状コーティングである(例え
ば、米国特許第4677147号、同第4681908
号、同第4585705号及び同第4895766号参
照)。アリール官能性オルガノシロキサンをベーキング
パンのコーティングのように食品と接する用途に用いる
ことについては毒性の懸念が高まっている。残念なが
ら、アリール置換ポリシロキサンの性能を発揮するよう
な非アリール置換シロキサンのみからなるコーティング
は未だ得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当技術分野で必要とさ
れているのは、公知のアリール置換ポリシロキサンコー
ティングの高性能特性をもたらす非アリール置換ポリシ
ロキサンコーティングである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第一の態様では、本発明
は、a)RSiO3/2単位、R2SiO単位及びR3Si
1/2単位(式中、1分子当たり少なくとも1つのRが
OH、アルコキシ又はアシルオキシであることを条件と
して、Rは各々独立にアルキル、OH、アルコキシ又は
アシルオキシである。)を含む官能性シリコーン樹脂、
b)官能性ポリジアルキルシロキサン流体、c)ポリジ
アルキルシロキサン流体、及びd)有効量の硬化剤を含
んでなり、アリール置換シリコーン化合物を実質的に含
まない、耐熱皿用硬化性シリコーン剥離組成物に関す
る。好ましくは、上記樹脂におけるケイ素原子に結合し
たヒドロキシ基、アルコキシ基又はアシルオキシ基の含
有量が約0.05〜約10重量%となるように、各Rは
各々独立に(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコ
キシ及び(C6−C12)アシルオキシであるり、さらに
好ましくはメチルである。
【0005】本発明の組成物は耐熱皿用剥離コーティン
グを提供するのに有効である。
【0006】本明細書で用いる「クレージング」という
用語は550°Fのオーブンに24時間入れたときに観
察されるコーティングのひび割れを意味し、「非クレー
ジング性」という用語は550°Fのオーブンに24時
間入れたときコーティングの外観に何の変化も観られな
いことを意味する。
【0007】
【発明の実施の形態】好ましくは、本発明の第一の好ま
しい実施形態に係る組成物は、約35.0〜約99.8
95重量部(「pbw」)、さらに好ましくは約35.
0〜約55.0pbwの官能性樹脂、約0.1〜約2.
0pbw、さらに好ましくは約0.4〜約1.6pbw
の官能性ポリジメチルシロキサン流体、約0.005〜
約2.0pbw、さらに好ましくは約0.01〜約2.
0pbwのポリジメチルシロキサン流体、及び約0.1
〜約2.0pbw、さらに好ましくは約0.2〜約1.
0pbwの硬化剤を含む。
【0008】本発明の極めて好ましい実施形態では、約
55.0〜約65.0pbw、さらに好ましくは約5
6.0〜約64.0pbw、さらに一段と好ましくは約
58.0〜約62.0pbwの溶剤又は溶剤混液をさら
に含む。
【0009】本明細書で用いる「アリール置換シリコー
ン化合物を実質的に含まない」という用語は、硬化組成
物中にアリール置換基が約5ppb未満、好ましくは約
2ppb未満しか存在しないことを意味し、さらに好ま
しくは検出可能なアリール置換基が全く存在しないこと
を意味している。
【0010】官能性樹脂は1種類のシリコーン樹脂でも
よいし、複数のシリコーン樹脂の組合せでもよい。本発
明の官能性樹脂成分として好適な化合物は、RSiO
3/2単位、R2SiO単位及びR3SiO1/2単位と、シラ
ノール、アルコキシ、アシルオキシなどの官能性末端基
とからなる樹脂又はかかる複数の樹脂の組合せであり、
Rは各々独立にアルキル、好ましくは(C1−C6)アル
キル、最も好ましくはメチルである。この官能性樹脂は
高度に枝分れしている。好ましくは、官能性樹脂は25
℃において約10〜約10000センチストークスの粘
度、及び約40〜約60%の固形分を有する。本発明で
使用するのに適した樹脂は、好ましくは、約0.05〜
約10重量%のヒドロキシ、アルコキシ又はアシルオキ
シ官能性末端基を有する。
【0011】好ましい実施形態では、官能性樹脂は構造
式(I)の化合物1種類以上からなる。 Mzxy (I) 式中、MはR1 3SiO1/2であり、DはR2 2SiO2/2
あり、TはR3SiO3/2であり、R1、R2、R3は、1
分子当たりR1、R2、R3の少なくとも1つがOH、ア
ルコキシ又はアシルオキシであることを条件として、各
々独立にアルキル、OH、アルコキシ又はアシルオキシ
であり、x、y、zは各々整数であって、5≦x≦2
0、80≦y≦95、0≦z≦3であり、さらに好まし
くは5≦x≦15、80≦y≦90、0≦z≦2であ
る。好ましくは、R1、R2、R3は、当該樹脂における
ケイ素原子に結合したヒドロキシ基、アルコキシ基又は
アシルオキシ基の含有量が約0.05〜約10重量%と
なるように、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アル
コキシ又は(C6−C12)アシルオキシであり、さらに
好ましくはメチルである。
【0012】本明細書で用いる「(C1−C6)アルキ
ル」という用語は、1基当たりの炭素原子数が1〜6の
線状又は枝分れアルキル基を意味し、例えば、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
ヘキシルであるが、好ましくはメチルである。
【0013】本明細書で用いる「(C1−C6)アルコキ
シ」という用語は、1基当たりの炭素原子数が1〜6の
線状又は枝分れアルコキシ基を意味し、例えば、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ及びブトキシである。
【0014】本発明で使用するのに適した官能性樹脂に
は、例えば、シラノール停止ジメチルシロキサン、及び
トリメチルシロキシ停止ジメチルシロキサンがある。
【0015】好適な官能性樹脂は、例えばクロロシラン
又はアルコキシシランの加水分解及び縮合のような公知
の方法で製造され、市販されている。官能性樹脂はその
ままでも使用できるし、或いは例えばキシレン、トルエ
ン、ナフサその他同様の有機溶剤のような溶剤に溶解し
て使用してもよい。
【0016】本発明の官能性ポリジアルキルシロキサン
流体成分として好適な化合物は、線状又は枝分れ(好ま
しくは大半が線状、さらに好ましくは線状)シリコーン
ポリマーで、反応性官能基を含んでいるものである。好
ましくは、反応性官能基は、当該流体におけるケイ素原
子に結合したヒドロキシ基、アルコキシ基又はアシルオ
キシ基の含有量が約0.05〜約10重量%となるよう
に、シラノール、アルコキシ、アシルオキシなどであ
る。好ましくは、官能性ポリジアルキルシロキサンは、
25℃で約5〜約100000センチポアズ、さらに好
ましくは25℃で約100〜約50000センチポア
ズ、さらに一段と好ましくは25℃で約1000〜約3
5000センチポアズの粘度を有するポリジメチルシロ
キサン流体である。
【0017】好ましい実施形態では、官能性ポリジアル
キルシロキサン流体成分は、平均構造式(II)の繰返し
単位を有する1種類以上のポリシロキサンからなる。 R4 aSiO(4-a)/2 (II) 式中、各R4は、1分子当たり少なくとも1つのR4基が
OH、アルコキシ又はアシルオキシであることを条件と
して、独立に炭素原子数約1〜約10の置換もしくは非
置換炭化水素基、OH、アルコキシ又はアシルオキシで
あり、好ましくはOH、(C1−C6)アルコキシ又は
(C6−C12)アシルオキシであり、平均で1≦a≦3
であり、好ましくは平均でaは2である。好ましくは、
4はOHである。
【0018】好ましい実施形態では、官能性ポリアルキ
ルシロキサン流体はヒドロキシ又はアルコキシ末端封鎖
基を有する流体シロキサンからなり、当該流体シロキサ
ンのごく一部はR4がメチルのM単位である。本明細書
中で「M単位」とはR4 3SiO1/2をいう。好ましく
は、流体シロキサンのごく一部のみがT単位である。本
明細書中で「T単位」とはR4SiO3/2をいい、R4
好ましくはメチルである。本発明で使用するのに適した
官能性ポリアルキルシロキサン流体の一例はシラノール
停止ジメチルシロキサン流体である。
【0019】さらに好ましい実施形態では、官能性流体
は構造式(IIA)の化合物1種類以上からなる。 Mefg (IIA) 式中、MはR1 3SiO1/2であり、DはR2 2SiO2/2
あり、TはR3SiO3/2であり、R1、R2、R3は、1
分子当たりR1、R2、R3の少なくとも1つはOH、ア
ルコキシ又はアシルオキシであることを条件として、各
々独立にアルキル、OH、アルコキシ又はアシルオキシ
であり、e、f、gは各々整数であって、5≦f≦2
0、g<80、0≦e≦3であり、さらに好ましくは5
≦f≦15、g≦40、0≦e≦2であり、さらに一段
と好ましくはgは0である。好ましくは、R1、R2、R
3は、当該流体におけるケイ素原子に結合したヒドロキ
シ基、アルコキシ基又はアシルオキシ基の含有量が約
0.05〜約10重量%となるように、(C 1−C6)ア
ルキル、(C1−C6)アルコキシ又は(C6−C12)ア
シルオキシであり、さらに好ましくはメチルである。
【0020】好適な官能性ポリジアルキルシロキサンは
当業者に周知の方法で製造され、市販されている。
【0021】本発明のポリジアルキルシロキサン流体成
分として好適な化合物には市販のものがあり、例えば、
米国ニューヨーク州ウォーターフォードのGE Sil
icones社から市販のポリジメチルシロキサン流体
SF96−1000がある。好ましくは、ポリジメチル
シロキサン流体は、25℃で50〜約50000センチ
ポアズ、さらに好ましくは25℃で約100〜約300
センチポアズ、さらに一段と好ましくは25℃で約35
0〜約20000センチポアズの粘度を有する。好まし
くは、本発明のポリジアルキルシロキサン流体は実質的
に線状のポリマーである。本明細書中で用いる「実質的
に線状」とは、シロキサンポリマーの枝分れが全く又は
ほとんどないことを意味する。
【0022】好ましい実施形態では、ポリジアルキルシ
ロキサン流体成分は平均構造式(III)の繰返し単位を
有する1種類以上のポリシロキサンからなる。 R5 aSiO(4-a)/2 (III) 式中、各R5は独立に、炭素原子数1〜10、好ましく
は1〜4の置換もしくは非置換炭化水素基であり、さら
に好ましくは(C1−C4)アルキル、最も好ましくはメ
チルであり、aは平均で1≦a≦3である。
【0023】好ましい実施形態では、ポリジアルキルシ
ロキサン流体は平均式(CH3)3SiO1/2及び(CH3)2
SiO2/2の化合物からなる。
【0024】好適なポリジアルキルシロキサン流体は当
業者に公知の方法で製造され、市販されている。
【0025】本発明の硬化剤として好適な化合物は成分
(a)及び(b)の官能基の反応を促進するものであ
る。好ましくは、硬化剤は、亜鉛、チタン、スズもしく
はジルコニウムのカルボン酸塩又はその組合せ、例え
ば、2−エチルヘキサン酸亜鉛、オクタン酸亜鉛、チタ
ン酸エステル、チタン酸テトライソプロピル、チタン酸
テトラブチル、ジラウリン酸ジブチルスズ、ジネオデカ
ン酸ジメチルスズ、ジオクタン酸ジブチルスズ、酸化ジ
メチルスズ、オレイン酸ジメチルヒドロキシスズ、ビス
(アセチルアセトン酸)ジブチルスズ、及び2−エチル
ヘキサン酸ジルコニウムなどである。
【0026】好ましい実施形態では、硬化剤は、例えば
2−エチルヘキサン酸亜鉛やオクタン酸亜鉛のようなカ
ルボン酸の亜鉛塩であり、好ましくは2−エチルヘキサ
ン酸亜鉛である。
【0027】好適な硬化剤は市販されている。
【0028】任意成分として、本発明の組成物に溶剤を
使用してもよい。極めて好ましい実施形態では、組成物
を使い易くするため溶剤を用いる。好ましい実施形態で
は、溶剤は例えばトルエン、キシレン、ナフサ、プロピ
レングリコールモノエチルエーテルなどの有機溶剤又は
有機溶剤混液であり、好ましくは2種類以上の有機溶剤
の混液である。
【0029】本発明の組成物の成分は互いに混合し、攪
拌して均一な溶液とするが、この混合順序は問わない。
溶剤を用いる場合、溶剤はどの段階で加えもよい。硬化
剤は同時に加えてもよいし、混合物を直ぐに使用しない
ときにはコーティングとして使用する直前に加えてもよ
い。
【0030】本発明の組成物は、当技術分野で公知の他
の任意成分を含んでいてもよい。その他の成分の例に
は、特に限定されないが、顔料、着色剤、安定剤、その
他コーティングに有用であることが知られている成分が
ある。
【0031】本発明の組成物は慣用の塗装技術で表面に
塗布することができ、例えば刷毛塗り、スプレー塗装、
浸漬塗装、フローコーティング、その他当技術分野で公
知の塗装法のいずれを用いてもよい。好ましくは、本発
明の組成物はスプレー塗装又は浸漬塗装で塗布する。
【0032】本発明の組成物は耐熱皿の表面に施工でき
るが、好ましくは、表面は例えば鋼、アルミニウム、
銅、スズ及びこれらの合金のような金属基材である。最
も好ましくは、基材は金属製耐熱皿である。金属製耐熱
皿は家庭用又は業務用の調理及びベーキングに使われる
タイプのものでよく、さらに好ましくは業務用調理及び
ベーキングに使われるタイプのものである。本発明の組
成物は、基材に塗布して硬化させたとき、極めて望まし
い剥離特性をもつ硬い塗膜を形成する。好ましくは、鉛
筆硬度として測定した硬さは≧Hであり、さらに好まし
くは≧2Hである。好ましくは、塗装パネルにTesa
テープを貼り付けて剥離接着力として測定した剥離力は
500g/in未満であり、さらに好ましくは400g
/in未満であり、さらに一段と好ましくは300g/
in未満である。
【0033】
【実施例】以下の実施例で本発明の方法を例示する。こ
れらの実施例は例示にすぎず、特許請求の範囲はこれら
の実施例に限定されるものと解すべきではない。
【0034】実施例1 この実施例は、シラノールポリジメチルシロキサン流体
を許容範囲の下限で含むコーティング組成物を例示す
る。
【0035】CH3SiO3/2単位約89.5モル%と
(CH3)2SiO単位約9.0モル%と(CH3)3SiO
1/2単位約1.5モル%とからなるシラノール官能性樹
脂の50重量%溶液40.4重量部、ポリジメチルシロ
キサン流体0.2重量部、2−エチルヘキサン酸亜鉛の
8重量%溶液0.75重量部、及びトルエン33.0重
量部とプロピレングリコールモノエチルエーテル25.
6重量部の溶剤混液58.6重量部を混合してメチルシ
ロキサン剥離コーティングを調製した。
【0036】このコーティングをアルマイトパネルに流
し塗りした後、400°Fで約60分間硬化させた。パ
ネルを500°Fのオーブンに24時間入れた後、室温
に冷却した。コーティングは亀裂が入り、パネルから剥
落した。
【0037】実施例2 シラノールポリジメチルシロキサン流体1.73部を用
いて実施例1を繰り返した。
【0038】コーティングをアルマイトパネルに流し塗
りした後、400°Fで約60分間硬化させた。パネル
を500°Fのオーブンに24時間入れた後、室温に冷
却した。コーティングは亀裂も剥落も生じなかった。次
にパネルを半径1/4インチで180度折り曲げたが、
接着力の喪失は全く観察されなかった。
【0039】実施例3 この実施例は、組成物にポリジメチルシロキサンを添加
したコーティング組成物を例示する。
【0040】CH3SiO3/2単位約89.5モル%と
(CH3)2SiO単位約9.0モル%と(CH3)3SiO
1/2単位約1.5モル%とからなるシラノール官能性樹
脂の50重量%溶液39.3重量部、17400センチ
ポアズ(「cps」)の粘度を有するシラノールポリジ
メチルシロキサン流体1.73重量部、1000センチ
ストークスのポリジメチルシロキサン0.01重量部、
2−エチルヘキサン酸亜鉛の8重量%溶液1.08重量
部、及びトルエン33.1重量部とプロピレングリコー
ルモノエチルエーテル25.7重量部の溶剤混液58.
8重量部を混合してメチルシロキサン剥離コーティング
を調製した。
【0041】このコーティングをアルマイトパネルに流
し塗りした後、400°Fで約60分間硬化させた。パ
ネルを500°Fのオーブンに24時間入れた後、室温
に冷却した。コーティングは亀裂も剥落も生じなかっ
た。次にパネルを半径1/4インチで180度折り曲げ
たが、接着力の喪失は全く観察されなかった。非塗装パ
ネルと塗装パネルの500°Fで24時間後の60度光
沢の差を決定することによって塗装パネルの光沢を測定
したところ、71であった。
【0042】実施例4 ポリジメチルシロキサンを0.51部に増量した点を除
き、実施例3を繰り返した。
【0043】コーティングをアルマイトパネルに流し塗
りした後、400°Fで約60分間硬化させた。パネル
を500°Fのオーブンに24時間入れた後、室温に冷
却した。コーティングは亀裂も剥落も生じなかったが、
未硬化流体が表面に観察された。テープ(Scotch
(商標)610)を表面に貼り付けて剥がした後、接着
面と接着面とを接触させた。テープは接着力を喪失した
が、これは塗装パネルからテープへ流体が移動したこと
を示している。次にパネルを半径1/4インチで180
度折り曲げたが、接着力の喪失は全く観察されなかっ
た。
【0044】実施例5 この実施例は、コーティング組成物でのポリジメチルシ
ロキサンの使用をさらに例示する。
【0045】CH3SiO3/2単位約89.5モル%と
(CH3)2SiO単位約9.0モル%と(CH3)3SiO
1/2単位約1.5モル%とからなるシラノール官能性樹
脂の50重量%溶液39.3重量部、17400センチ
ポアズ(「cps」)の粘度を有するシラノールポリジ
メチルシロキサン流体1.0重量部、1000センチス
トークスのポリジメチルシロキサン0.24重量部、2
−エチルヘキサン酸亜鉛の8重量%溶液0.64重量
部、及びトルエン33.1重量部とプロピレングリコー
ルモノエチルエーテル25.7重量部の溶剤混液58.
8重量部を混合してメチルシロキサン剥離コーティング
を調製した。
【0046】このコーティングをアルマイトパネルに流
し塗りした後、400°Fで約60分間硬化させた。パ
ネルを500°Fのオーブンに24時間入れた後、室温
に冷却した。コーティングは亀裂も剥落も生じなかった
が、未硬化流体が表面に観察された。テープ(Scot
ch(商標)610)を表面に貼り付けて剥がした後、
接着面と接着面とを接触させた。テープは接着力を喪失
したが、これは塗装パネルからテープへ流体が移動した
ことを示している。次にパネルを半径1/4インチで1
80度折り曲げたが、接着力の喪失は全く観察されなか
った。
【0047】実施例6 この実施例は、コーティング組成物中のシラノールポリ
ジメチルシロキサンをポリジメチルシロキサンで置き換
えたコーティングを例示する。
【0048】CH3SiO3/2単位約89.5モル%と
(CH3)2SiO単位約9.0モル%と(CH3)3SiO
1/2単位約1.5モル%とからなるシラノール官能性樹
脂の50重量%溶液40.4重量部、約30340セン
チポアズの粘度を有するポリジメチルシロキサン流体約
1.8重量部、2−エチルヘキサン酸亜鉛の8重量%溶
液0.75重量部、チタン酸テトラブチル(チタン14
%)0.05重量部、及びトルエン32.1重量部とプ
ロピレングリコールモノエチルエーテル24.9重量部
の溶剤混液66重量部を混合して剥離コーティングを調
製した。
【0049】このコーティングをアルマイトパネルに流
し塗りした後、400°Fで約60分間硬化させた。パ
ネルを500°Fのオーブンに24時間入れた後、室温
に冷却した。コーティングは亀裂も剥落も生じなかった
が、未硬化流体が表面に観察された。
【0050】実施例7 この実施例は、本発明の好ましいコーティング組成物を
例示する。
【0051】CH3SiO3/2単位約89.5モル%と
(CH3)2SiO単位約9.0モル%と(CH3)3SiO
1/2単位約1.5モル%とからなるシラノール官能性樹
脂の50重量%溶液39.3重量部、17400センチ
ポアズ(「cps」)の粘度を有するシラノールポリジ
メチルシロキサン流体0.8重量部、ポリジメチルシロ
キサン流体0.05重量部、2−エチルヘキサン酸亜鉛
の8重量%溶液0.5重量部、及びトルエン24.5重
量部、プロピレングリコールモノエチルエーテル19.
85重量部及びナフサ15.0重量部の溶剤混液59.
35重量部を混合してメチルシロキサン剥離コーティン
グを調製した。この組成物は窒素雰囲気の閉鎖型混合容
器内で調製し、溶液が生じるまで30分間攪拌した。2
5℃において、粘度は4.5センチストークスであり、
固形分は20.9重量%であった。
【0052】このコーティングをアルマイトパネルに流
し塗りした後、400°Fで60分間硬化させた。塗装
パネルに各種接着テープ(Tesa 4561及びTe
sa7475、Tesa社製)を貼り付けて剥離力を測
定した。次に、パネルをガラス板で挟み、1キログラム
の重りをガラス板の上に載せ、板を70℃のオーブンに
20分間入れた。板を取り去って、パネルを室温、相対
湿度50%で平衡化した。標準180度剥離試験(12
インチ/分)を用いて剥離接着力(グラム/インチ)を
測定した。別のパネルを500°Fのオーブンで24時
間エージングし、クレージング及び剥落を検査した。結
果を下記の表1に示す。
【0053】実施例8 この実施例は、コーティング組成物中のシラノールポリ
ジメチルシロキサンをポリジメチルシロキサンで置き換
えたコーティング組成物を例示する。
【0054】CH3SiO3/2単位約89.5モル%と
(CH3)2SiO単位約9.0モル%と(CH3)3SiO
1/2単位約1.5モル%とからなるシラノール官能性樹
脂の50重量%溶液40.4重量部、100センチスト
ークスのポリジメチルシロキサン流体約0.20重量
部、2−エチルヘキサン酸亜鉛の8重量%溶液0.75
重量部、チタン酸テトラブチル(チタン14%)0.0
5重量部、及びトルエン33.0重量部とプロピレング
リコールモノエチルエーテル25.6重量部の溶剤混液
58.6重量部を混合して剥離コーティングを調製し
た。
【0055】このコーティングをアルマイトパネルに流
し塗りした後、400°Fで約60分間硬化させた。実
施例7と同様にして剥離力を測定した。結果を表1に示
す。
【0056】比較例1 この例は、フェニル置換基を含むコーティング組成物を
例示する。
【0057】CH3SiO3/2単位約60モル%と(C
3)3SiO1/2単位約5モル%と(C65)SiO3/2
位約35モル%とからなるシラノール官能性樹脂の60
重量%溶液33.4重量部、約9モル%のフェニルを含
む100センチストークスのジメチルジフェニルシロキ
サン流体0.032重量部、約14モル%のフェニルを
含む高分子量ジメチルジフェニルシロキサン生ゴム0.
16重量部、350センチストークスのポリジメチルシ
ロキサン0.006重量部、2−エチルヘキサン酸亜鉛
の8重量%溶液0.15重量部、トルエン6.8重量
部、及びナフサ43.2重量部を混合して比較用剥離コ
ーティング(フェニルシロキサン)を調製した。
【0058】このコーティングをアルミニウムパネルに
流し塗りした後、400°Fで約60分間硬化させた。
実施例7と同様にして剥離力を測定した。結果を表1に
示す。溶剤を蒸発させて1/8インチの塗膜を作り、4
00°Fで60分間硬化させた。コーティングを金型か
ら取り出し、微粉砕し、ポリ塩化ビフェニル量(「PC
B」)を分析した。この組成物のPCB量は4.3pp
bであった。
【0059】
【表1】
【0060】実施例9〜14 これらの実施例は、本発明の官能性ポリジメチルシロキ
サンの粘度の許容レベルを例示する。組成物をアルミニ
ウムパネルにコートし、400°Fで60分硬化させ
た。
【0061】
【表2】
【0062】実施例15〜20 これらの実施例は、本発明のポリジメチルシロキサンの
粘度の許容レベルを例示する。組成物をアルミニウムパ
ネルにコートし、400°Fで60分硬化させた。
【0063】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド・チャールズ・グロス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、クリフ トン・パーク、フライアー・タック・コー ト、10番 (72)発明者 ピーター・マーティン・ミランダ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、グレン ビル、ウッドラフ・ドライブ、22番

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)RSiO3/2単位、R2SiO単位及
    びR3SiO1/2単位(式中、1分子当たり少なくとも1
    つのRがOH、アルコキシ又はアシルオキシであること
    を条件として、Rは各々独立にアルキル、OH、アルコ
    キシ又はアシルオキシである。)を含んでなる官能性シ
    リコーン樹脂、 b)官能性ポリジアルキルシロキサン流体、 c)ポリジアルキルシロキサン流体、及び d)有効量の硬化剤 を含んでなり、アリール置換シリコーン化合物を実質的
    に含まない、耐熱皿用硬化性シリコーン剥離組成物。
  2. 【請求項2】 当該組成物が、 a)前記官能性樹脂約35.0〜約99.895重量
    部、 b)前記官能性ポリジアルキルシロキサン流体約0.1
    〜約2.0重量部、 c)前記ポリジアルキルシロキサン流体約0.005〜
    約2.0重量部 含む、請求項1記載のシリコーン剥離コーティング組成
    物。
  3. 【請求項3】 さらに溶剤を含む、請求項2記載の剥離
    コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 前記溶剤が約55.0〜約65.0重量
    部をなす、請求項3記載の剥離コーティング組成物。
  5. 【請求項5】 前記溶剤が有機溶剤又は有機溶剤混液で
    ある、請求項3記載の剥離コーティング組成物。
  6. 【請求項6】 前記硬化剤が亜鉛、チタン、スズもしく
    はジルコニウムのカルボン酸塩又はその組合せである、
    請求項1記載の剥離コーティング組成物。
  7. 【請求項7】 前記官能性シリコーン樹脂が、構造式 Mzxy (式中、MはR1 3SiO1/2であり、DはR2 2SiO2/2
    であり、TはR3SiO3 /2であり、R1、R2及びR3
    各々独立にCH3、OH、アルコキシ又はアシルオキシ
    であり、x、y及びzは各々整数であって、5≦x≦2
    0、80≦y≦95、0≦z≦3である。)の化合物1
    種類以上からなり、ケイ素原子に結合したヒドロキシ
    基、アルコキシ基又はアシルオキシ基を約0.05〜約
    10重量%含んでいる、請求項1記載の剥離コーティン
    グ組成物。
  8. 【請求項8】 前記官能性ポリジアルキルシロキサン流
    体が、平均構造式 R4 aSiO(4-a)/2 (式中、R4は炭素原子数約1〜約10の置換もしくは
    非置換炭化水素基、OH、アルコキシ又はアシルオキシ
    であり、平均で1≦a≦3である。)の繰返し単位を有
    する1種類以上のポリシロキサンからなる、請求項1記
    載の剥離コーティング組成物。
  9. 【請求項9】 R4がOHである、請求項8記載の剥離
    コーティング組成物。
  10. 【請求項10】 aが2である、請求項8記載の剥離コ
    ーティング組成物。
  11. 【請求項11】 前記官能性シリコーン流体が、構造式 Mefg (式中、MはR1 3SiO1/2であり、DはR2 2SiO2/2
    であり、TはR3SiO3 /2であり、R1、R2及びR3
    各々独立にCH3、OH、アルコキシ又はアシルオキシ
    であり、x、y及びzは各々整数であって、5≦f≦2
    0、g<80、0≦e≦3である。)の化合物1種類以
    上からなり、ケイ素原子に結合したヒドロキシ基、アル
    コキシ基又はアシルオキシ基を約0.05〜約10重量
    %含んでいる、請求項1記載の剥離コーティング組成
    物。
  12. 【請求項12】 前記ポリジアルキルシロキサン流体成
    分が、平均構造式 R5 aSiO(4-a)/2 (式中、R5は炭素原子数1〜10の置換もしくは非置
    換炭化水素基であり、平均で1≦a≦3である。)の繰
    返し単位を有する1種類以上のポリシロキサンからな
    る、請求項1記載の剥離コーティング組成物。
  13. 【請求項13】 R5がメチルである、請求項12記載
    の剥離コーティング組成物。
  14. 【請求項14】 前記ポリジアルキルシロキサン流体成
    分が、平均式(CH3)3SiO1/2及び(CH3)2SiO2/2
    の繰返し単位を有する1種類以上のポリシロキサンから
    なる、請求項12記載の剥離コーティング組成物。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の剥離コーティングを基
    材に塗布することによって作られた製品。
  16. 【請求項16】 前記剥離コーティングがスプレー塗装
    又は浸漬塗装によって基材に塗布される、請求項15記
    載の製品。
  17. 【請求項17】 前記基材が金属製耐熱皿の表面であ
    る、請求項15記載の製品。
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