JP2001111748A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001111748A
JP2001111748A JP28589799A JP28589799A JP2001111748A JP 2001111748 A JP2001111748 A JP 2001111748A JP 28589799 A JP28589799 A JP 28589799A JP 28589799 A JP28589799 A JP 28589799A JP 2001111748 A JP2001111748 A JP 2001111748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予備スキャンや原稿読み取り位置の手前の属
性検出装置が不要であり、処理時間も短縮できてコスト
も抑制した画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像処理と並行して、画像データの属性
を検出する。初期設定した処理モードが、検出した画像
データの属性に適しているかどうかを判定する。前記初
期設定した処理モードで画像処理を開始させたのち、処
理モードが画像データの属性に適していることが判定さ
れた場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ
るから、画像処理の前の予備スキャンなどは不要であ
る。処理モードが画像データの属性に適していないこと
が判定された場合には、処理モードを画像データの属性
に適する処理モードに変更したうえで、画像処理を最初
からやり直す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された画像
データを所定の処理モードで画像処理する、例えばデジ
タル複写機等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像処理装置として、画像
処理前に画像データの属性、例えば、画像が文字画像
(2値画像)、写真画像(多値画像)か、網点画像か、
カラー画像か、モノクロ画像か、原稿サイズ、イメージ
サイズ等の属性を検出し、検出した属性に応じた処理モ
ードを設定し、該設定された処理モードで画像処理を開
始する構成のものが知られている(例えば、特開平9−
261417号、特開平9−163090号、特開平7
−23242号、特開平8−274942号、特開平8
−242366号、特開平7−273952号、特開平
10−341341号、特開平8−307722号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置においては、画像処理前に画像データ
の属性を検出する構成であるため、そのための予備スキ
ャンを行ったり、原稿読み取り位置の手前に専用の属性
検出装置を配置すること等が行われており、画像処理の
開始までに時間がかかるとか、属性検出装置の分がコス
トアップとなるというような欠点があった。
【0004】この発明は、このような欠点を解消するた
めになされたものであって、予備スキャンや専用の属性
検出装置が不要であり、処理時間も短縮できてコストも
抑制した画像処理装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、入力された
画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理す
る画像処理手段と、前記画像処理と並行して、画像デー
タの属性を検出する属性検出手段と、前記処理モード
が、前記属性検出手段で検出した画像データの属性に適
しているかどうかを判定する適否判定手段と、所定の処
理モードで画像処理を開始させたのち、前記適否判定手
段により、処理モードが画像データの属性に適している
ことが判定された場合には、その処理モードでの画像処
理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適して
いないことが判定された場合には、処理モードを画像デ
ータの属性に適する処理モードに変更したうえで、画像
処理を最初からやり直すように、前記画像処理手段を制
御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理
装置によって解決される。
【0006】この画像処理装置によれば、画像処理と並
行して入力された画像データの属性の検出を行い、初期
設定された処理モードが、検出した属性に適していると
きは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の前
に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、処
理時間が短くなるし、属性検出のための専用の装置も不
要である。また、初期設定された処理モードが、検出し
た画像データの属性に適していない場合には、画像処理
を最初からやり直すから、常に最適な処理モードで画像
処理された画像データが得られると共に、画像処理の途
中から画像処理を変更する場合のような画質の不均一も
ない。
【0007】また、上記の画像処理装置において、制御
手段は、1枚目の画像データの属性に適した処理モード
を、2枚目の画像データの処理モードに設定して2枚目
の画像データの画像処理を開始させる構成としても良
い。
【0008】この装置によれば、同一属性の画像データ
を複数処理する場合に、特に好適なものとなる。
【0009】また、前記制御手段は、第1の画像データ
の属性に適した処理モードを、第1の画像データに引き
続いて画像処理を行う第2の画像データの処理モードに
設定して、第2の画像データの画像処理を開始させる構
成としても良い。
【0010】この装置によれば、同一属性の画像データ
のグループが複数あって、これらを連続的に処理する場
合に、特に好適なものとなる。
【0011】また、画像データの入力が、画像読み取り
手段によって行われ、制御手段は、画像処理をやり直す
場合は、前記読み取り手段による再度の画像読み取りを
行わせる構成としても良い。
【0012】この装置では、読み取り手段による再度の
画像読み取りによって、画像処理のやり直しを容易に行
わせることができる。
【0013】また、入力された画像データをいったん格
納する画像メモリを備え、前記画像処理手段は前記画像
メモリから画像データを読み出して画像処理するもので
あり、前記制御手段は、画像処理をやり直す場合は、画
像メモリからの画像データの読み出しを再度行わせる構
成としても良い。
【0014】この装置では、画像メモリからの画像デー
タの読み出しを再度行わせることによって、画像処理の
やり直しを容易に行わせることができる。
【0015】また、前記課題は、入力された画像データ
を、設定した処理モードに応じて画像処理するステップ
と、前記画像処理と並行して、前記画像データの属性を
検出するステップと、前記処理モードが、検出した画像
データの属性に適しているかどうかを判定するステップ
と、所定の処理モードで画像処理を開始したのち、処理
モードが画像データの属性に適していることが判定され
た場合には、その処理モードでの画像処理を継続し、処
理モードが画像データの属性に適していないことが判定
された場合には、処理モードを画像データの属性に適す
る処理モードに変更したうえで、画像処理を最初からや
り直すステップと、を含むことを特徴とする画像処理方
法によっても解決される。
【0016】この画像処理方法によれば、画像処理と並
行して入力された画像データの属性の検出を行い、初期
設定された処理モードが、検出した属性に適していると
きは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の前
に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、処
理時間が短くなるし、属性検出のための装置も不要であ
る。
【0017】この画像処理方法において、画像読み取り
手段で画像を読み取って画像データを入力し、画像処理
をやり直す場合は、画像読み取り手段による再度の画像
読み取りを行っても良いし、入力された画像データをい
ったん画像メモリに格納し、画像処理をやり直す場合
は、前記画像メモリからの画像データの読み出しを再度
行ってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る画像処理装置が適用されたカラー複写機の構成図であ
る。
【0019】カラー複写機Aは、モノカラー及びフルカ
ラーの複写が可能なデジタル複写機であり、縮小型ライ
ン走査方式のイメージリーダ部IRと電子写真式のプリ
ンタ部PRとから構成されている。
【0020】イメージリーダ部IRは、読み取り部3
と、読み取り部3の上方に設けられた自動原稿搬送装置
(以下、ADFという)1と、読み取り部3の上面に設
けられた操作部2とを備えている。
【0021】前記読み取り部3は、その上面に、ADF
1から搬送されてくる原稿Bが通過する流し撮り原稿ガ
ラス31と、手置き原稿を載置するための手置き原稿ガ
ラス32と、スキャンユニット33と、原縞画像をR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色に分
解して読み取るカラーCCD36と、図示しないシェー
ディング補正用の白色板等が設けられている。スキャナ
ユニット33には、原稿を照射する露光ランプ33a、
及び原稿で反射した光をカラーCCD36に導くための
ミラー33bが組み付けられている。スキャナユニット
33のミラー33bで反射した光はさらに2つのミラー
34a、34bで折り返され、結像レンズ35を通って
カラーCCD36に入射する。
【0022】また、前記スキャナユニット33は、図示
しないモーターにより左右方向に往復移動可能となって
おり、手置き原稿モードでは手置き原稿ガラス32の下
を往復動作して、手置き原稿ガラス32上に載置された
原稿を走査する。一方、ADF1により原稿Bが搬送さ
れるモードでは、スキャナユニット33の通常の待機位
置でもある流し撮り原稿ガラス31の下方位置に静止し
て、搬送されてくる原稿を搬送中に走査する(流し撮り
スキャン)。
【0023】前記ADF1は、原稿搬送速度の変更によ
り副走査変倍可能であり、また読み取りを途中で中断
し、原稿を戻してから再度読み取りを再開することが可
能な構成となされている。ADF1は、原稿をセットす
る原稿トレイ2と、原稿トレイ2の原稿の有無を検出す
る原稿センサー3と、給紙モータM1により駆動されて
原稿を1枚ずつ給紙する給紙ローラー4と、搬送モータ
ーM2により駆動されて原稿を搬送する搬送ローラー5
と、原稿が排紙される排紙トレイ6を備えている。
【0024】前記原稿センサー3は、原稿Bが有るとき
には原稿検出信号S1=ONを出力し、原稿Bが無いと
きには原稿検出信号S1=OFFを出力する。また、給
紙モータM1は、ステッピングモーターからなり、パル
ス信号m1pによりパルス周期に反比例した速度で駆動
され、かつ方向信号m1f=ONの場合に、原稿を正規
の搬送方向に、m1f=OFFの場合に正規の搬送方向
と逆方向に搬送する。また、搬送モータM2はステッピ
ングモーターからなり、パルス信号m2pによりパルス
周期に反比例した速度で駆動され、かつ方向信号m2f
=ONの場合に、原稿を搬送方向に、m2f=OFFの
場合に搬送方向と逆方向に搬送する。
【0025】図2は操作部2の平面図である。操作部2
には、自動濃度制御の設定キー(図2ではAE設定と記
している)201が設けられており、該キー201から
は、設定の場合に設定信号ae=ONが、非設定の場合
にae=OFFが出力される。
【0026】さらに、自動色判別の設定キー(図2では
ACS設定と記している)202が設けられており、該
キー202からは、設定の場合に設定信号acs=ON
が、非設定の場合にacs=OFFが出力される。
【0027】さらに、自動倍率選択設定キー(図2では
AMS設定と記している)203が設けられており、該
キー203からは、設定の場合に設定信号ams=ON
が、非設定の場合にams=OFFが出力される。
【0028】さらに、自動濃度設定を行わないときに濃
度レベルを設定する濃度設定キー204が設けられてお
り、該キー204の操作により、1〜9の濃度設定レベ
ルselectdensがシリアル通信で送信される。
【0029】さらに、自動濃度設定を行わないときに画
像種別(文字/写真)を設定する画像種別設定キー20
5が設けられており、該キー205からは、文字設定の
場合に設定信号selectchar=ONが、写真の
場合にselectchar=OFFが出力される。
【0030】さらに、自動色判別を行わないときに原稿
色(カラー/モノクロ)を設定する原稿色設定キー20
6が設けられており、該キー206からは、カラーの場
合に設定信号selectcolor=ONが、写真の
場合にselectcolor=OFFが出力される。
【0031】さらに、自動倍率選択を行わないときに倍
率を設定する倍率設定キー207が設けられており、該
キー207の操作により、0.5〜2.0の倍率設定値
selectmagがシリアル通信で送信される。
【0032】さらに、読み取りの開始を指示するスター
トキー208が設けられており、該キー208を押して
いる間はスタート信号start=ONが出力される。
【0033】さらに、自動濃度制御設定時の原稿読み取
り動作を設定する動作モード設定キー(図2ではAE時
動作モード設定と記している)209が設けられてお
り、該キー209からは、設定の場合に設定信号swi
tchback=ONが、非設定の場合にswitch
back=OFFが出力される。
【0034】さらには、濃度レベルを表示する濃度表示
部210と、倍率を表示する倍率表示部211も設けら
れている。
【0035】図1に戻って、プリンタ部PRは、作像系
と自動給紙機構とを備え、任意の色を合成するための減
色系の3色(C、M、Y)と黒色の再現性を高めるため
のブラック(K)とを合わせた4色のトナーによってカ
ラー複写画像を形成する。作像系は、半導体レーザ(L
D)41を露光光源とするビーム走査方式のプリントヘ
ッド40、潜像担持体としての感光体ドラム10、帯電
チャージャ11、シアン現像器12C、マゼンタ現像器
12M、イエロー現像器12Y、ブラック現像器12
K、転写ドラム20、及び定着装置28を有している。
感光体ドラム10及び転写ドラム20は、メインモータ
51によって同期して回転する。定着装置28は一対の
定着ローラ28a,28bからなる。収納・搬送機構
は、互いにサイズの異なる用紙を収納可能な3つの用紙
カセット61,62,63を有している。
【0036】カラーCCD36から出力される各色の光
電変換信号は、画像処理部100で量子化されて種々の
処理を受けた後に、露光制御データとしてプリンタ部P
Rのプリントヘッド40に送られる。本実施形態では、
1回の原稿走査につき、C,M,Y,Kのうちのひとつ
の成分のデータがプリンタ部PRに送られる(面順次転
送方式)。例えば、モノクロ原稿であれば、後述するA
CS処理によりモノクロモードが選択され、K成分のみ
がプリンタ部に送られる。R単色原稿であれば、MYモ
ードが選択され、M成分とY成分が順にプリンタ部PR
へ送られ、フルカラー原稿では、フルカラーモードが選
択され、C,M,Y,Kの各成分が順に送られる。
【0037】プリンタ部PRにおいて、所定サイズの用
紙が用紙カセット61〜63のいずれか1つから引き出
される。引き出された用紙はタイミングローラ対67を
含むローラ群により搬送され、静電吸着チャージャ21
によって転写ドラム20の周面に巻付けられる。C,
M,Y,Kの各色毎に露光(印字)・現像・転写の各プ
ロセスが行われる。フルカラーモードでは、転写ドラム
20上で4色のトナー像の重ね合わせ(多重転写)が行
われる。転写チヤージャ22により所定数のトナー像が
転写された用紙は、分離チャージヤ23a,23b及び
上下方向に移動する分離爪24によって転写ドラム20
から分離され、定着装置28へ送られる。定着後の用紙
は排紙トレイ69上へ排出される。なお、転写ドラム2
0の内側には、作像動作のタイミング信号を出力するフ
ォトインタラブタからなる回転位置センサ25が配置さ
れており、転写ドラム20の内面には、回転位置センサ
25を作動させるための遮光板25aが取り付けられて
いる。タイミング信号は、転写ドラム20が1回転する
毎に出力され、イメージリーダ部IRとプリンタ部PR
の連系動作のタイミング調整に用いられる。
【0038】図3は画像処理部100の全体構成図であ
る。この画像処理部100と、制御部80とで、原稿属
性検出及び初期設定された処理モードが原稿属性に適し
ているかどうかの判別が行われる。
【0039】カラーCCD36からの光電変換信号はA
/D変換器101に入力される。A/D変換器101
は、R,G,Bの各色成分の光電変換信号を8bit
(256階調)の画像データに変換する。シェーディン
グ補正回路102はR,G,Bの各色毎に主走査方向の
ドット(画素)間のバラツキを補う。すなわち、原稿走
査に先立って白色板を読み取ったときの画像データを内
部のシェーディングメモリに基準データとして格納して
おき、基準データの逆数を原稿の画像データに乗じる演
算を行う。ライン間補正回路103は、R,G,Bの各
CCDアレイの副走査位置を合わせるためにスキャン速
度(副走査側の変倍率)に応じて、内部のフィールドメ
モリを用いてライン単位のデータ遅延を行う。
【0040】主走査変倍回路104は、制御部80から
送られてくる設定倍率に応じて、画像を主走査方向に変
倍する。
【0041】色変換回路105は、制御部80から送ら
れてくる原稿色信号colorに応じて、RGBで読み
取った画像データをカラー原稿の場合はCMYKに、モ
ノクロ原稿の場合Kのみに変換する。
【0042】γ変換回路106は、制御部80から送ら
れてくるγカーブγ[0]〜γ[255]に応じて、入
力濃度d(0〜255)を出力濃度γ[d](0〜25
5)に変換する。
【0043】画像メモリ107は、制御部80から送ら
れてくる画像入力信号imageinがONの間、CM
YKそれぞれの画像データを記憶する。入力後、制御部
80からの画像出力信号imageoutがONになる
と画像データをプリントヘッド40に出力する。
【0044】カラー画素数計数回路108は、主走査1
ライン分の画像データから、RGB間の最大値と最小値
の差が所定値CT以上のカラー画素数colornum
を計数する。
【0045】濃度ヒストグラム作成回路109は、主走
査1ライン分の画像データから、原稿濃度のヒストグラ
ムh[0]〜h[255]を作成する。
【0046】原稿サイズ検出回路110は、主走査1ラ
イン分の画像データから、原稿と原稿外の濃度差に基づ
いて原稿の主走査方向のサイズsizeを検出する。
【0047】制御部80は、ADF1及び画像処理部8
0等を制御するもので、CPU、ROM、RAM等によ
って構成されている。
【0048】次に、制御部80が実行する図1に示した
複写機Aの動作を、図4のフローチャートを参照しつつ
説明する。なお、以下の説明及び図面においては、ステ
ップを#と記す。
【0049】まず、操作者は操作部2によって各種設定
を行った後、ADF1に原稿をセットしてスタートキー
208を押すと、制御部80がスタート信号のONを検
出し、図4のフローチャートの動作に入る。
【0050】まず、#1で制御部80は、原稿センサー
3の出力に基づいてADF1の原稿トレー2に原稿Bが
有るかどうかを判断する。原稿Bがある場合は(#1に
てYES)、#2以下で流し撮りスキャンを行う。原稿
Bがない場合は(#1にてOFF)、手置き原稿である
ので、手置き原稿の走査(手置きスキャン)を行う。手
置きスキャンについては本発明と直接関係しないので、
詳細は省略する。
【0051】次に、#2で、自動濃度制御モードにおけ
る濃度レベル及び画像種別、自動色判別モードにおける
原稿色、自動倍率選択モードにおける倍率の初期値を設
定する。この実施形態では、濃度レベルを「5」、画像
種別を「文字」、原稿色を「モノクロ」、倍率を「1.
0」に初期設定している。
【0052】次に、#3で、自動濃度制御、自動色判
別、自動倍率選択の各設定/非設定に応じて、濃度レベ
ル、画像種別、原稿色、倍率を設定する。このモード設
定処理により設定された画像処理モードで画像処理が行
われることになる。自動濃度制御、自動色判別、自動倍
率選択が設定されている場合には、#2の設定値が適用
される。自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択が設
定されていない場合には、操作者による設定値が適用さ
れる。原稿色、倍率については、色変換回路105、変
倍回路104の設定値としても適用される。
【0053】ついで、#4で制御部80は、ADF1の
給紙モータM1及び搬送モータM2に対する方向信号m
1f、m2fをONにして、正規の搬送方向への原稿搬
送を開始する。制御部80のCPUはステッピングモー
ター駆動パルス出力機能を内蔵しており、設定した周期
で各モーターに対するパルス信号m1p、m2pを連続
的に出力する。パルス信号m1p、m2pの周期は、#
3で設定した倍率に所定の比例定数を乗じた値に設定さ
れることにより、倍率に反比例した搬送速度で原稿が搬
送され、これにより副走査方向の変倍が行われる。
【0054】次に、#5で、原稿先端が読み取り位置P
2に達したかどうかが判断される。原稿先端が読み取り
位置P2に達したかどうかは、搬送モーターM2に対す
るパルス信号m2pの出力パルス数を、搬送方向に応じ
てカウントすることにより原稿先端の位置を把握し、こ
の位置と読み取り位置P2とを比較することにより行わ
れる。
【0055】原稿先端が読み取り位置P2に達した場合
には(#5にてYES)、#6で給紙モータM1を停止
するとともに、画像の読み取り(画像メモリ107への
画像入力)を開始する。画像メモリ107は、原稿色が
カラーの場合にはCMYKの画像データを記憶し、原稿
色がモノクロの場合にはKのみの画像データを記憶す
る。原稿先端が読み取り位置P2に達していない場合に
は(#5にてNO)、達するまでまつ。
【0056】次に、#7で、濃度レベル、画像種類に応
じたγカーブγ[0]〜γ[255]を作成し、γ変換
回路106へ設定する。γカーブは、画像種類が文字の
場合は、文字画像用の基本γカーブγC[0]〜γC
[255]を元に、次式により作成する。
【0057】γ[d]←γC[d+(濃度レベル−5)
×10]、d=0〜255 一方、画像種類が写真の場合には、写真画像用の基本γ
カーブγP[0]〜γP[255]を元に、次式により
作成する。
【0058】γ[d]←γP[d+(濃度レベル−5)
×10]、d=0〜255 図5(a)に、画像種類が文字の場合のγカーブの例
を、同図(b)に画像種類が写真の場合のγカーブの例
をそれぞれ示す。
【0059】読み取りの間、画像処理部100は主走査
1ラインごとに、濃度ヒストグラム作製回路109で濃
度ヒストグラムh[0]〜h[255]を作成し、カラ
ー画素数計数回路108でカラー画素数を計数し、原稿
サイズ検出回路110で主走査原稿サイズを検出する。
制御部80は所定間隔L1(たとえば2mm)ごとに処
理を行う。
【0060】すなわち、#8で、原稿先端の現在の位置
と前回の位置との差がL1になったかどうかを調べる。
L1になっていなければ(#8にてNO)、#14に進
む。L1になっていれば(#8にてYES)、#9で現
在の原稿位置を前回の位置に設定した後、#10で今ま
でのカラー画素数の総数に今回のカラー画素数を加えた
値を、カラー画素数の総数に設定する。
【0061】次いで、#11で、自動濃度制御モードが
設定されているかどうかを調べ、設定されていなければ
(#11にてNO)、#14に進む。設定されていれば
(#11にてYES)、#12でヒストグラム処理を行
う。
【0062】このヒストグラム処理では、まず濃度ヒス
トグラムから、読み取り中の原稿に対する適正濃度レベ
ルを求める。適正濃度レベルは、次のようにして求め
る。すなわち、図6に示すように、所定濃度DT1(た
とえば127)未満の濃度範囲のヒストグラムのピーク
値h[d1]を持つ濃度d1を原稿下地濃度とすると、
次式により以下のように適正濃度レベルを決定する。
【0063】適正濃度レベル=int[5−(d1−5
0)/10] ただし1≦適正濃度レベル≦9 上式により、例えば読み取り原稿が、通常の原稿の下地
レベル50より下地が濃くd1=70だった場合には、
適正濃度レベルは3となり、濃度レベルは中央値5より
も低い値が適正と判断する。
【0064】こうして、適正濃度レベルを求めた後、濃
度レベル<適正濃度レベルであるときは、濃度レベルに
1を加算し、濃度レベル>適正濃度レベルであるとき
は、濃度レベルから1を減算する。濃度レベルを±1以
上変化させると、濃度変化が目立ち見苦しい画像となる
ので、±1以上の変化はさせない。
【0065】さらに、ヒストグラム処理では、濃度ヒス
トグラムより、読み取り中の原稿の適正画像種別を求
め、この適正画像種別を画像種別としての設定する。適
正画像種別は次のように求める。すなわち、図6におい
て、d1と、DT1以上の濃度範囲のヒストグラムのピ
ーク値h[d2]を持つ濃度d2の濃度差が、所定濃度
差DT2(例えば150)以上か否かにより画像種別を
判断し、d2−d1>DT2の場合には文字画像と、d
2−d1≦DT2の場合には写真画像と、それぞれ判断
する。
【0066】上記のようなヒストグラム処理の後、#1
3でγカーブ作成処理を行い、ヒストグラム処理により
変更した濃度レベル、画像種別をγカーブへ反映する。
γカーブ作成処理は、#7と同様に行われる。
【0067】こうして、原稿の属性を検出したのち、次
に、予め設定した画像処理モードが原稿属性に適してい
るかどうかの判断を行う。
【0068】すなわち、まず#14で、原稿先端が読み
取り後の位置P3(例えばP2+40mmの位置)に達
したかどうかを調べる。達していなければ(#14にて
NO)、#23に進む。達した場合には(#14にてY
ES)、#15で原稿主走査サイズと、既定の出力主走
査サイズとにより、読み取り中の原稿の適正倍率を設定
する。
【0069】次に、#16で、自動濃度制御モードに設
定されているかどうかを判断し、設定されていなければ
(#16にてNO)、#19に進む。設定されている場
合には(#16にてYES)、#17にて適正濃度レベ
ルと初期設定濃度レベルの差が所定値E1(例えば3)
以内かどうかを調べる。所定値E1以内の場合には(#
17にてYES)、濃度レベルの初期条件は原稿属性に
適していると判断されるため、次の#18に進んで適正
画像種別と初期設定画像種別が同じかどうかを調べ、同
じ場合には(#18にてYES)、#19に進む。
【0070】#17において、所定値E1より大きい場
合には(#17にてNO)、濃度レベルの初期条件は原
稿属性に適していないと判断され、#25で、自動濃度
制御時の動作モード設定キー209によって、原稿の再
読み取り動作の禁止が設定されているかどうかを判断の
上、再読み取り動作が禁止されていなければ(#25に
てNO)、#26の原稿逆送処理に進む。再読み取り動
作が禁止されているときは(#25にてYES)、#2
4以降の処理により読み取りを継続する。原稿再読み取
り動作の禁止は、読み取り速度を最優先するときのみ設
定する。この場合、原稿濃度に拘わらず再読み取り動作
は行わないので、原稿によっては画質が落ちることがあ
る。また、#18において、適正画像種別と初期設定画
像種別が異なる場合には(#18にてNO)、#26の
原稿逆送処理に進む。
【0071】次に、#19では、自動色判別モードが設
定されているかどうかを判断する。自動色判別が設定さ
れている場合には(#19にてYES)、#20で、適
正色変換モードと初期設定色変換モードとが一致してい
るかどうかを判断する。一致していなければ(#20に
てNO)、色変換の初期設定は原稿属性に適していない
と判断され、#24の原稿逆送処理に進む。一致してい
る場合(#20にてYES)、あるいは自動色判別が設
定されていない場合には(#19にてNO)、#21に
進む。
【0072】#21では、自動倍率選択モードが設定さ
れているかどうかを判断し、設定されているときは(#
21にてYES)、#22で適正倍率と初期設定倍率と
が一致しているかどうかを調べる。一致していなければ
(#22にてNO)、初期設定倍率は原稿属性に適して
いないと判断され、#26の原稿逆送処理に進む。一致
している場合(#22にてYES)、あるいは自動倍率
選択が設定されていない場合には(#21にてNO)、
#23に進む。
【0073】このようにして、#14〜#22の処理に
より、初期設定モードが原稿属性に適しているかどうか
を判断し、適していた場合には、#23で、原稿先端が
所定の原稿排出位置P4(例えばP2+432mmの位
置)に達したかどうかを調べる。達していなければ(#
23にてNO)、#8に戻り、位置P4に達するまで所
定間隔L1ごとの処理を繰り返す。位置P4に達した場
合には(#23にてYES)、#24で、搬送モーター
を停止し、原稿の読み取り(画像メモリ107への入
力)を終了し、画像メモリ107に記憶されている画像
データをプリントヘッド40に出力して、本ルーチンを
終了する。画像メモリ107はカラー画像の場合はCM
YKの画像データを、モノクロ画像の場合はKのみの画
像データを出力する。
【0074】一方、初期設定した処理モードが原稿属性
に適していなかった場合には、#26で、原稿の読み取
り(画像メモリ107への入力)を停止した後、搬送モ
ータM2を反転して原稿を逆方向に搬送し、さらに自動
濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の
各自動設定モードの初期設定を、属性検出によって得ら
れた原稿に適した設定に変更する。そして、#27で、
原稿先端(逆送の場合の後端)が所定位置P1(例えば
P2−10mmの位置)に達するまで原稿を戻した後、
#3に戻り、読み取りのやり直しを行う。
【0075】以上の説明から明らかなように、画像処理
と並行して原稿属性の検出を画像処理によって行い、初
期設定された処理モードが、検出した原稿属性に適して
いるときは、そのまま読み取りを継続し、画像処理を継
続するから、画像処理の前に原稿属性の検出を別途行う
場合に比べて、処理時間が短くなるし、原稿属性の検出
のための専用の装置は不要である。
【0076】なお、以上の実施形態では、原稿の読み取
りを再度行うために原稿を正規の搬送方向と逆方向に搬
送したが、原稿を読み取り位置P2へ再給紙することが
可能な原稿搬送経路が設けられたADFを用い、この原
稿搬送経路を通して原稿を戻しても良い。
【0077】図7は、図4に示したフローチャートのモ
ード設定処理#3のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【0078】まず、#31で、自動濃度制御モードに設
定されているかどうかを判断し、設定されているときは
(#31にてYES)、#32で、初期設定モードとし
ての濃度レベル及び画像種別として、自動設定された濃
度レベル及び画像種別をそれぞれ設定する。自動濃度制
御モードに設定されていないときは(#31にてN
O)、#33で、濃度レベル及び画像種別として、操作
者が濃度設定キー204で設定した濃度レベル及び画像
種別設定キー205で設定した画像種別をそれぞれ設定
する。
【0079】次に、#34で、自動色判別モードに設定
されているかどうかを判断し、設定されているときは
(#34にてYES)、#35で、原稿色として、自動
設定された原稿色を設定する。自動色判別が設定されて
いないときは(#34にてNO)、#36で、操作者が
原稿色設定キー206で設定した原稿色をそれぞれ設定
する。
【0080】次に、#37で、自動倍率選択モードに設
定されているかどうかを判断し、設定されているときは
(#37にてYES)、#38で、倍率として、自動設
定された倍率を設定したのち、リターンする。自動倍率
選択モードに設定されていないときは(#37にてN
O)、#39で、操作者が倍率設定キー207で設定し
た倍率をそれぞれ設定したのち、リターンする。
【0081】次に、この発明の第2実施形態を説明す
る。この実施形態では、1枚目の原稿の読み取り時に
は、図4に示したフローチャートの#1〜#13までの
処理を行ったのち、直ちに#26及び#27の処理を行
い、#26で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判
別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検
出した原稿属性に適した設定に変更して、再読み取りを
行う。
【0082】次に、2枚目の原稿を読み取るに際し、初
期設定する処理モードとして、1枚目の原稿の読み取り
によって得られた、1枚目の原稿属性に適した処理モー
ドを設定したのち、2枚目の原稿に対して図4のフロー
チャートで示した処理を実行しながら読み取る。
【0083】このような処理により、同一属性の複数枚
の原稿を画像処理する場合には、全体の画像処理時間が
短縮される。
【0084】なお、この実施形態の処理は、同一属性の
原稿グループが複数存在している場合にも、適用可能で
ある。すなわち、第1の原稿グループの読み取り時に
は、図4に示したフローチャートの#1〜#13までの
処理を行ったのち、直ちに#26及び#27の処理を行
い、#26で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判
別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検
出した原稿属性に適した設定に変更して、再読み取りを
行う。
【0085】次に、第2の原稿を読み取るに際し、初期
設定する処理モードとして、第1の原稿の読み取りで得
られた、第1の原稿属性に適した処理モードを設定し、
第2の原稿に対して図4のフローチャートで示した処理
を実行しながら読み取る。
【0086】次に、この発明のさらに他の実施形態を説
明する。この実施形態は、初期設定された処理モードが
原稿属性に適したものでない場合に、ADF1及び読み
取り部3による原稿の読み取りをやり直すのではなく、
1回目の読み取りによって得られた画像データをメモリ
に蓄積しておき、この蓄積された画像データをメモリか
ら呼び出して、適正な処理モードで画像処理を行うもの
である。
【0087】図8は、この実施形態に係る画像処理部の
構成を示すブロック図で、図3に対応するものである。
この実施形態においては、ライン間補正回路103と主
走査変倍回路104の間に、第1の画像メモリ111が
介在されるとともに、図3の画像メモリ107が第2の
画像メモリ112となされている点を除いて、図3のブ
ロック図と同じであり、同一構成部分については同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0088】前記第1の画像メモリ111は、制御部8
0からの画像入力信号imagein1がONの間、R
GBそれぞれの画像データを記憶するとともに、画像出
力信号imageout1のONにより格納した画像デ
ータを出力する。出力が完了すると、制御部80に出力
完了信号imageoutend=ONを出力する。出
力完了前に画像出力信号imageout1がOFFさ
れた後ONされると、再び格納した画像データの先頭か
ら画像出力を始める。
【0089】一方、前記第2のメモリ112は、制御部
80から送られてくる画像入力信号imagein2が
ONの間、CMYKそれぞれの画像データを記憶する。
入力後、制御部80からの画像出力信号imageou
t2がONになると、画像データをプリントヘッド40
に出力する。また、制御部80からメモリクリア信号m
emoryclear=ONが出力されると、読み込み
済みの画像を破棄する。
【0090】次に、画像処理部100が図8に示した構
成である場合に、制御部80が実行する複写機Aの動作
を、図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0091】まず、操作者は操作部2によって各種設定
を行った後、ADF1に原稿をセットしてスタートキー
208を押すと、制御部80がスタート信号のONを検
出し、図9のフローチャートの動作に入る。
【0092】まず、#41で制御部80は、原稿センサ
ー3の出力に基づいてADF1の原稿トレー2に原稿B
が有るかどうかを判断する。原稿Bがある場合は(#4
1にてYES)、#42以下で流し撮りスキャンを行
う。原稿Bがない場合は(#41にてOFF)、手置き
原稿であるので、手置き原稿の走査(手置きスキャン)
を行う。
【0093】次に、#42で、自動濃度制御モードにお
ける濃度レベル及び画像種別、自動色判別モードにおけ
る原稿色、自動倍率選択モードにおける倍率の初期値を
設定する。この実施形態では、濃度レベルを「5」、画
像種別を「文字」、原稿色を「モノクロ」、倍率を
「1.0」に初期設定している。
【0094】次に、#43で、自動濃度制御、自動色判
別、自動倍率選択の各設定/非設定に応じて、濃度レベ
ル、画像種別、原稿色、倍率を設定する。このモード設
定処理により設定された画像処理モードで画像処理が行
われることになる。自動濃度制御、自動色判別、自動倍
率選択が設定されている場合には、#42の設定値が適
用される。自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択が
設定されていない場合には、操作者による設定値が適用
される。原稿色、倍率については、色変換回路105、
変倍回路104の設定値としても適用される。
【0095】ついで、#44で制御部80は、ADF1
の給紙モータM1及び搬送モータM2に対する方向信号
m1f、m2fをONにして、正規の搬送方向への原稿
搬送を開始する。制御部80のCPUはステッピングモ
ーター駆動パルス出力機能を内蔵しており、設定した周
期で各モーターに対するパルス信号m1p、m2pを連
続的に出力する。パルス信号m1p、m2pの周期は、
#43で設定した倍率に所定の比例定数を乗じた値に設
定されることにより、倍率に反比例した搬送速度で原稿
が搬送され、これにより副走査方向の変倍が行われる。
【0096】次に、#5で、原稿先端が読み取り位置P
2に達したかどうかが判断される。原稿先端が読み取り
位置P2に達したかどうかは、搬送モーターM2に対す
るパルス信号m2pの出力パルス数を、搬送方向に応じ
てカウントすることにより原稿先端の位置を把握し、こ
の位置と読み取り位置P2とを比較することにより行わ
れる。
【0097】原稿先端が読み取り位置P2に達した場合
には(#45にてYES)、#46で給紙モータM1を
停止するとともに、画像の読み取り(第1の画像メモリ
112への画像入力)を開始するとともに、第1のメモ
リに蓄積されていく画像データを出力し、第2の画像メ
モリ112では画像データの記憶を開始する。両メモリ
に蓄積される画像データは、原稿色がカラーの場合には
CMYKの画像データであり、原稿色がモノクロの場合
にはKのみの画像データである。尚、原稿先端が読み取
り位置P2に達した場合には(#45にてNO)、達す
るまで待つ。
【0098】次に、#47で、濃度レベル、画像種類に
応じたγカーブγ[0]〜γ[255]を作成し、γ変
換回路106へ設定する。γカーブの作成は、図4に示
した第1実施形態の#7のγカーブ作成処理で説明した
のと同じである。
【0099】読み取りの間、画像処理部100は主走査
1ラインごとに、濃度ヒストグラム作製回路109で濃
度ヒストグラムh[0]〜h[255]を作成し、カラ
ー画素数計数回路108でカラー画素数を計数し、原稿
サイズ検出回路110で主走査原稿サイズを検出する。
制御部80は所定間隔L1(たとえば2mm)ごとに処
理を行う。
【0100】すなわち、#48で、原稿先端の現在の位
置と前回の位置との差がL1になったかどうかを調べ
る。L1になっていなければ(#48にてNO)、#5
4に進む。L1になっていれば(#48にてYES)、
#49で現在の原稿の位置を前回の位置に設定した後、
#50で今までのカラー画素数の総数に今回のカラー画
素数を加えた値を、カラー画素数の総数に設定する。
【0101】次いで、#51で、自動濃度制御モードが
設定されているかどうかを調べ、設定されていなければ
(#51にてNO)、#54に進む。設定されていれば
(#51にてYES)、#52でヒストグラム処理を行
う。
【0102】このヒストグラム処理の内容は、図4に示
した第1の実施形態#12のヒストグラム処理と同じで
ある。
【0103】ヒストグラム処理の後、#43でγカーブ
作成処理を行い、ヒストグラム処理により変更した濃度
レベル、画像種別をγカーブへ反映する。γカーブ作成
処理は、前記#7あるいは図4の#7のγカーブ作成処
理と同様に行われる。
【0104】こうして、原稿の属性を検出したのち、次
に、予め設定した画像処理モードが原稿属性に適してい
るかどうかの判断を行う。
【0105】すなわち、まず#54で、原稿先端が読み
取り後の位置P3(例えばP2+40mmの位置)に達
したかどうかを調べる。達していなければ(#54にて
NO)、#63に進む。達した場合には(#54にてY
ES)、#55で原稿主走査サイズと、既定の出力主走
査サイズとにより、読み取り中の原稿の適正倍率を設定
する。
【0106】次に、#56で、自動濃度制御モードに設
定されているかどうかを判断し、設定されていなければ
(#56にてNO)、#59に進む。設定されている場
合には(#56にてYES)、#57にて適正濃度レベ
ルと初期設定濃度レベルの差が所定値E1(例えば3)
以内かどうかを調べる。所定値E1以内の場合には(#
57にてYES)、濃度レベルの初期条件は原稿属性に
適していると判断されるため、次の#58に進んで適正
画像種別と初期設定画像種別が同じかどうかを調べ、同
じ場合には(#58にてYES)、#59に進む。
【0107】#57において、所定値E1より大きい場
合には(#57にてNO)、濃度レベルの初期条件は原
稿属性に適していないと判断され、#67で、自動濃度
制御時の動作モード設定キー209によって、画像デー
タの第1の画像メモリ111からの再読み出しの禁止が
設定されているかどうかを判断の上、再読み出し動作が
禁止されていなければ(#67にてNO)、#68以降
の画像データの再読み出し処理に進む。再読み出し動作
が禁止されているときは(#67にてYES)、#64
以降の処理により読み取りを継続する。また、#58に
おいて、適正画像種別と初期設定画像種別が異なる場合
には(#58にてNO)、#68の再読み出し処理に進
む。
【0108】次に、#59では、自動色判別モードが設
定されているかどうかを判断する。自動色判別が設定さ
れている場合には(#59にてYES)、#60で、適
正色変換モードと初期設定色変換モードとが一致してい
るかどうかを判断する。一致していなければ(#60に
てNO)、色変換の初期設定は原稿属性に適していない
と判断され、#68以降の再読み出し処理に進む。一致
している場合(#60にてYES)、あるいは自動色判
別が設定されていない場合には(#59にてNO)、#
61に進む。
【0109】#61では、自動倍率選択モードが設定さ
れているかどうかを判断し、設定されているときは(#
61にてYES)、#62で適正倍率と初期設定倍率と
が一致しているかどうかを調べる。一致していなければ
(#62にてNO)、初期設定倍率は原稿属性に適して
いないと判断され、#68以降の再読み出し処理に進
む。一致している場合(#62にてYES)、あるいは
自動倍率選択が設定されていない場合には(#61にて
NO)、#63に進む。
【0110】このようにして、#54〜#62の処理に
より、初期設定モードが原稿属性に適しているかどうか
を判断し、適していた場合には、#63で、原稿先端が
所定の原稿排出位置P4(例えばP2+432mmの位
置)に達したかどうかを調べる。達していなければ(#
63にてNO)、#65に進む。達した場合には(#6
3にてYES)、#64で、搬送モーターM2を停止
し、原稿の読み取り(第1の画像メモリ111への入
力)を終了したのち、#65に進む。
【0111】#65では、第1の画像メモリ111から
出力完了信号が送出されたかどうかを調べる。出力完了
信号が送出されていないときは(#65にてNO)、#
8に戻り、出力完了信号が送出されるまで所定間隔L1
ごとの処理を繰り返す。出力完了信号が送出されている
場合には(#65にてYES)、#66で、第1の画像
メモリ111からの画像データの出力を終了し、かつ第
2の画像メモリ112への入力も終了し、かつ第2の画
像メモリ112に記憶されている画像データをプリント
ヘッド40に出力して、本ルーチンを終了する。第2の
画像メモリ112からは、カラー画像の場合はCMYK
の画像データが、モノクロ画像の場合はKのみの画像デ
ータが出力される。
【0112】一方、初期設定した処理モードが原稿属性
に適していなかった場合には、#68で、第1の画像メ
モリ111からの画像データの出力を停止し、かつ第2
の画像メモリ112への画像データの入力を停止し、さ
らに自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍
率選択の各自動設定モードの初期設定を、属性検出によ
って得られた原稿に適した設定に変更する。
【0113】そして、#69で新たなモード設定を行っ
たのち、#70で#47、#53と同じγカーブ作成処
理を行い、次いで#71で、第2の画像メモリ112に
記憶されている画像データを破棄するとともに、第1の
画像メモリ11からの出力を開始し、かつ第2の画像メ
モリ112への入力を開始する。つまり、第1の画像メ
モリ111からの画像データの再読み出し、第2の画像
メモリ112による画像データの再記憶を開始したの
ち、#63に進み、#65で第1の画像メモリ111か
ら出力完了信号が送出されるまで、#48以降の動作を
繰り返す。
【0114】この実施形態では、図4の第1の実施形態
の場合と同じく、画像処理と並行して原稿属性の検出を
画像処理によって行い、初期設定された処理モードが、
検出した原稿属性に適しているときは、そのまま読み取
りを継続し、画像処理を継続するから、画像処理の前に
原稿属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間が短
くなるし、原稿属性の検出のための専用の装置は不要で
ある。しかも、初期設定された処理モードが、検出した
原稿属性に適していないために、画像処理のやり直しが
必要な時には、原稿の再読み取りを行うことなく、第1
の画像メモリ111に記憶された画像データの再読み出
しを行って対処するから、原稿の逆送等の処理は不要で
あり、その分処理時間が短かくなる。
【0115】なお、図9における#43、#69のモー
ド設定処理は、図4の#3のモード設定処理と同じであ
る。
【0116】また、図8、図9に示した複写機において
も、第1の実施形態の場合と同様に、1枚目と2枚目の
原稿に関して、以下のように動作させても良い。
【0117】即ち、1枚目の原稿の読み取り時には、図
9に示したフローチャートの#1〜#53までの処理を
行ったのち、直ちに#68〜#71の処理を行い、#6
8で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動
倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検出した原
稿属性に適した設定に変更して、画像データの再読み出
しを行う。
【0118】次に、2枚目の原稿を読み取るに際し、初
期設定する処理モードとして、1枚目の原稿の読み取り
によって得られた、1枚目の原稿属性に適した処理モー
ドを設定したのち、2枚目の原稿に対して図9のフロー
チャートで示した処理を実行しながら読み取る。
【0119】このような処理により、同一属性の複数枚
の原稿を画像処理する場合には、全体の画像処理時間が
短縮される。
【0120】なお、上記の処理は、同一属性の原稿グル
ープが複数存在している場合にも、適用可能である。す
なわち、第1の原稿グループの読み取り時には、図9に
示したフローチャートの#41〜#43までの処理を行
ったのち、直ちに#68〜#71の処理を行い、#68
で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍
率選択の各自動設定モードの初期設定を、検出した原稿
属性に適した設定に変更して、画像データの再読み出し
を行う。
【0121】次に、第2の原稿を読み取るに際し、初期
設定する処理モードとして、第1の原稿の読み取りで得
られた、第1の原稿属性に適した処理モードを設定し、
第2の原稿に対して図9のフローチャートで示した処理
を実行しながら読み取る。
【0122】以上、この発明の一実施形態を説明した
が、この発明は上記実施形態に限定されることはなく、
種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、
読み取り部3による原稿の読み取りと、原稿属性の検出
とを同時に実行し、原稿属性判別結果が画像処理中に出
力され、当初想定していた原稿属性と検出した原稿属性
とが異なる場合に、読み取り部3による再読み取りある
いは画像メモリからの画像データの再読み出しを行う例
を示した。しかし、画像データの入力は、原稿読み取り
装置に限定されることはなく、メモリやネットワーク上
のドキュメントサーバー、パーソナルコンピュータ等の
入力手段から画像データを入力し、あるいはデジタルカ
メラやデジタルビデオから画像データを入力し、これら
を処理するものであっても良い。カラー、モノクロ、文
字、写真等の原稿属性を判別することにより、実施形態
と同様の処理を行って、同様の効果を得ることができ
る。
【0123】また、画像処理した画像データをプリント
する実施形態を示したが、画像データをパーソナルコン
ピュータ等の他の外部機器に出力する構成としても良
い。
【0124】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、画像処理
と並行して入力された画像データの属性の検出を行い、
初期設定された処理モードが、検出した属性に適してい
るときは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理
の前に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べ
て、処理時間を短くできる。しかも、属性検出のための
専用の装置も不要であるから、その分コスト高につくと
いう不都合もない。しかも、初期設定された処理モード
が、検出した画像データの属性に適していない場合に
は、画像処理を最初からやり直すから、常に最適な処理
モードで画像処理された画像データが得られると共に、
画像処理の途中から画像処理を変更する場合のような画
質の不均一もない。
【0125】請求項2に係る発明によれば、同一属性の
画像データを複数処理する場合に特に好適であり、処理
時間の短縮を図ることができる。
【0126】請求項3に係る発明によれば、同一属性の
画像データのグループが複数あって、これらを連続的に
処理する場合に特に好適であり、処理時間の短縮を図る
ことができる。
【0127】請求項4に係る発明によれば、読み取り手
段による再度の画像読み取りによって、画像処理のやり
直しを容易に行わせることができる。
【0128】請求項5に係る発明によれば、画像メモリ
からの画像データの読み出しを再度行わせることによっ
て、画像処理のやり直しを容易に行わせることができ
る。
【0129】請求項6に係る発明によれば、画像処理と
並行して入力された画像データの属性の検出を行い、初
期設定された処理モードが、検出した属性に適している
ときは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の
前に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、
処理時間を短くできるし、属性検出のための特別な装置
も不要となしうる。
【0130】請求項7に係る発明によれば、読み取り手
段による再度の画像読み取りによって、画像処理のやり
直しを容易に行わせることができる。
【0131】請求項8に係る発明によれば、画像メモリ
からの画像データの読み出しを再度行わせることによっ
て、画像処理のやり直しを容易に行わせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像処理装置が適
用されたカラー複写機の概略構成図である。
【図2】図1の複写機の操作部の平面図である。
【図3】図1の複写機の画像処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図4の制御部が実行する複写機の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】γカーブ作成処理で作成されるγカーブの一例
を示すグラフである。
【図6】ヒストグラム処理で行われる内容を説明するた
めのグラフである。
【図7】図4のフローチャートにおけるモード設定処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係る複写機の画像処理
部の構成を示すブロック図である。
【図9】同じく、図8の制御部が実行する複写機の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・ADF 2・・・・・・・操作部 3・・・・・・・読み取り部 80・・・・・・制御部 100・・・・・画像処理部 PR・・・・・・プリンタ部 107・・・・・画像メモリ 111・・・・・第1の画像メモリ 112・・・・・第2の画像メモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 AC08 BA03 BA05 BA07 BB10 BD01 BD05 BD06 DA01 5B050 BA16 DA04 EA08 EA09 FA05 FA13 5B057 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CH11 CH18 CH20 DB02 DB06 DB09 DC23 DC25 5C062 AA05 AB02 AB17 AB22 AB43 AC22 AC61 AE03 AF07 AF14 BA01 BA04 5C077 LL17 LL18 MM03 MP08 PP15 PP20 PP32 PP33 PP61 PQ19 RR12 RR19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを、設定した処理
    モードに応じて画像処理する画像処理手段と、 前記画像処理と並行して、画像データの属性を検出する
    属性検出手段と、 前記処理モードが、前記属性検出手段で検出した画像デ
    ータの属性に適しているかどうかを判定する適否判定手
    段と、 所定の処理モードで画像処理を開始させたのち、前記適
    否判定手段により、処理モードが画像データの属性に適
    していることが判定された場合には、その処理モードで
    の画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性
    に適していないことが判定された場合には、処理モード
    を画像データの属性に適する処理モードに変更したうえ
    で、画像処理を最初からやり直すように、前記画像処理
    手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、1枚目の画像データの
    属性に適した処理モードを、2枚目の画像データの処理
    モードに設定して2枚目の画像データの画像処理を開始
    させる請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、第1の画像データの属
    性に適した処理モードを、第1の画像データに引き続い
    て画像処理を行う第2の画像データの処理モードに設定
    して、第2の画像データの画像処理を開始させる請求項
    1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像データの入力は、画像読み取り手段
    によって行われ、前記制御手段は、画像処理をやり直す
    場合は、前記読み取り手段による再度の画像読み取りを
    行わせる請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 入力された画像データをいったん格納す
    る画像メモリを備え、前記画像処理手段は前記画像メモ
    リから画像データを読み出して画像処理するものであ
    り、 前記制御手段は、画像処理をやり直す場合は、画像メモ
    リからの画像データの読み出しを再度行わせる請求項1
    に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 入力された画像データを、設定した処理
    モードに応じて画像処理するステップと、 前記画像処理と並行して、前記画像データの属性を検出
    するステップと、 前記処理モードが、検出した画像データの属性に適して
    いるかどうかを判定するステップと、 所定の処理モードで画像処理を開始したのち、処理モー
    ドが画像データの属性に適していることが判定された場
    合には、その処理モードでの画像処理を継続し、処理モ
    ードが画像データの属性に適していないことが判定され
    た場合には、処理モードを画像データの属性に適する処
    理モードに変更したうえで、画像処理を最初からやり直
    すステップと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 画像読み取り手段で画像を読み取って画
    像データを入力するステップを備え、画像処理をやり直
    す場合は、前記画像読み取り手段による再度の画像読み
    取りを行う請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 入力された画像データをいったん画像メ
    モリに格納し、格納した画像データを読み出して画像処
    理を行い、 画像処理をやり直す場合は、前記画像メモリからの画像
    データの読み出しを再度行う請求項6に記載の画像処理
    方法。
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