JP2001109238A - 帯電装置及びその帯電装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

帯電装置及びその帯電装置を備えた画像形成装置

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JP2001109238A
JP2001109238A JP2000220972A JP2000220972A JP2001109238A JP 2001109238 A JP2001109238 A JP 2001109238A JP 2000220972 A JP2000220972 A JP 2000220972A JP 2000220972 A JP2000220972 A JP 2000220972A JP 2001109238 A JP2001109238 A JP 2001109238A
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gap
voltage
charged
photosensitive drum
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Hitoshi Ishibashi
均 石橋
Masumi Sato
眞澄 佐藤
Megumi Otoshi
恵 大年
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾンを発生させることなしに被帯電体を確
実に帯電させることができ、帯電ムラに起因して生じる
濃度ムラができないようにする。 【解決手段】 帯電装置2は、感光体ドラム1の表面に
対して帯電ローラ8を帯電領域内で所定のギャップを形
成するように近接して設けている。その帯電ローラ8の
芯金11には、電源ユニット12から定電圧制御された
DCバイアスと定電圧制御のACバイアスが供給され、
それにより感光体ドラム1の表面が一様に帯電される。
帯電ローラ8に印加される交流成分の電圧は、帯電ロー
ラ8と感光体ドラム1との間の最大ギャップにおける帯
電開始電圧値の2倍以上のピーク間電圧値を有するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被帯電体を帯電
する帯電装置、及びその帯電装置を備えた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式の画像形成装置
には被帯電体である感光体を帯電させる帯電装置が設け
られている。その帯電装置としては、例えば非接触型の
帯電装置として帯電チャージャ方式が一般的である。し
かしながら、この帯電チャージャ方式の場合には帯電の
均一性が図れるため帯電性能が良いという利点はある
が、人体に対して影響のあるオゾン(O)を発生させ
てしまうという欠点があるため、近年では帯電部材を感
光体に接触させた状態で帯電を行う接触帯電方式が主流
になってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接触帯
電方式の場合には、帯電ローラ等の帯電部材を直接感光
体等の被帯電体に接触させるため、次に掲げるような問
題点があった。すなわち、帯電部材から汚れが感光体に
転移して、それにより感光体が汚れて異常画像が発生し
てしまうことがあった。また、感光体にクラックが入っ
てしまう恐れもあった。
【0004】さらに、帯電部材自身も感光体上に付着し
たトナー等により汚れやすくなるため、それが限界以上
に汚れたときには帯電性能(均一性)が低下してしまう
ということもあった。さらにまた、接触する帯電部材に
より、感光体に膜削れが生じて帯電電位が低下してしま
う恐れもあった。また、感光体にピンホールがあった場
合のリークに対する余裕度も少ないということもあっ
た。
【0005】そこで、単純に帯電部材を被帯電体に対し
て微少ギャップを設けて近接配置し、それにより帯電部
材を帯電させることが考えられる。しかしながら、この
場合には帯電部材を弾性ローラで形成して、上記の微少
ギャップを保とうとすると、それは精度面で非常に困難
であった。また、それを可能にしたとしても、コスト面
で非常に高価になってしまうということがあった。そう
かといって、帯電部材を寸法管理が比較的容易な金属ロ
ーラにすると、その金属ローラと被帯電体との間に異物
が入り込んでしまったときに、被帯電体の表面が傷付き
やすくなる。
【0006】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、人体に対して影響のあるオゾンを発生さ
せることなしに被帯電体を確実に帯電させることがで
き、帯電ムラに起因して生じる濃度ムラもできない帯電
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、被帯電体に対して少なくとも帯電領域内
で所定のギャップを形成するように近接して設けられた
帯電部材を備え、その帯電部材には電源から直流定電圧
に交流電圧を重畳した電圧を印加することにより上記被
帯電体を帯電する帯電装置において、上記帯電部材に印
加する電圧の交流成分は、上記所定のギャップの最大ギ
ャップにおける帯電開始電圧値の2倍以上のピーク間電
圧値を有するようにしたものである。
【0008】上記被帯電体と帯電部材とのギャップは、
位置によって不均一であって偏差があるようにしてもよ
い。また、上記被帯電体と帯電部材とのギャップは変動
するものであってもよい。さらに、上記帯電部材は回転
するローラであるとよい。また、上記被帯電体は回転あ
るいは回動する部材であるとよい。そして、上記被帯電
体と帯電部材とのギャップは、ギャップが0のときの帯
電開始電圧と異なる帯電開始電圧になる大きさのギャッ
プにするとよい。
【0009】さらに、被帯電体に対して少なくとも帯電
領域内で所定のギャップを形成するように近接して設け
られた帯電部材を備え、その帯電部材には電源から定電
圧制御された直流電圧と、交流電圧が印加されることに
より被帯電体が帯電し、上記帯電領域内の帯電部材の長
手方向及び短手方向の各位置における上記ギャップの平
均値が10μm以上であり、そのギャップのバラツキが
平均値に対して10μm以上である帯電装置を、次のよ
うに構成するとよい。
【0010】すなわち、帯電装置を、帯電部材に印加す
る電圧は、交流成分を有する電圧が上記所定のギャップ
の最大ギャップにおける帯電開始電圧値の2倍以上のピ
ーク間電圧値を有するように構成するとよい。
【0011】また、被帯電体に対して帯電領域内で接触
する部分と非接触の部分とが混在するように設けられた
帯電部材を備えた帯電装置においても、上記帯電部材に
印加する電圧は、交流成分を有する電圧が上記ギャップ
の最大ギャップにおける帯電開始電圧値の2倍以上のピ
ーク間電圧値を有するようにするとよい。
【0012】そして、上記帯電部材は、回転自在な弾性
ローラにするとよい。また、上記いずれかの帯電装置に
おいて、上記被帯電体と帯電部材との間にギャップ管理
部材を介在させることにより上記ギャップを形成し、そ
の最大ギャップはギャップ管理部材の厚さで決定される
ようにするとよい。さらに、上記いずれかの帯電装置を
備えた画像形成装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明による帯電装置
を備えた画像形成装置の作像部を示す概略構成図、図2
は同じくその画像形成装置全体を示す概略構成図であ
る。
【0014】図2に示す画像形成装置は、装置本体内の
下部に給紙部22を、その上方に感光体ドラム1等を有
する作像部を、さらにその上方に排紙部となる対の排紙
ローラ26,27をそれぞれ設けて、給紙部22から給
紙した転写紙Pの同図で左側の面に作像部で画像を形成
し、その転写紙Pを排紙ローラ26,27によりビント
レイ20あるいは排紙トレイ21に排出するようにして
いる。給紙部22には、上下2段にトレイ28,29が
設けられていて、その各給紙段には給紙ローラ30がそ
れぞれ配設されている。
【0015】図2で23は書込みユニットであり、そこ
から感光体ドラム1の一様に帯電された表面に光を照射
して、そこに画像を書き込む。また、その感光体ドラム
1に対して転写紙搬送方向上流側には、転写紙のスキュ
ーを補正すると共に感光体ドラム1上の画像と転写紙の
搬送タイミングを合わせるためのレジストローラ対13
を設けている。さらに、感光体ドラム1に対して転写紙
搬送方向下流側には、定着ユニット25を設けている。
【0016】作像部には、図1に示すように前述した感
光体ドラム1が矢示A方向に回転可能に設けられてお
り、その周囲には帯電装置2と、その帯電装置2により
帯電された面に書込みユニット23により書込まれた感
光体ドラム1上の静電潜像を顕像化してトナー像とする
現像装置4と、そのトナー像を転写紙Pに転写する転写
搬送ベルト5と、そのトナー像の転写後に感光体ドラム
1上に残った残留トナーを除去するクリーニング装置6
と、感光体ドラム1上の不要な電荷を除電する除電ラン
プ7とを、それぞれ配設している。
【0017】この画像形成装置は、画像形成動作を開始
させると、図1に示した感光体ドラム1が矢印A方向に
回転し、その表面が除電ランプ7により除電されて基準
電位に平均化される。次に、その感光体ドラム1の表面
は、帯電ローラ8により一様に帯電され、その帯電面
は、書込みユニット23から画像情報に応じた光Laの
照射を受け、そこに静電潜像が形成される。その潜像
は、感光体ドラム1が矢示A方向に回転することにより
現像装置4の位置まで移動されると、そこで現像スリー
ブ10によりトナーが付着されてトナー像(顕像)とな
る。
【0018】一方、図2に示した給紙部22のトレイ2
8,29の何れかから給紙ローラ30により転写紙Pが
給紙され、それがレジストローラ対13で一旦停止され
て、その転写紙Pの先端と感光体ドラム1上の画像の先
端とが一致する正確なタイミングで搬送され、その転写
紙Pに転写搬送ベルト5により感光体ドラム1上のトナ
ー像が転写される。
【0019】その転写紙Pは、転写搬送ベルト5により
搬送され、駆動ローラ部5aで転写紙Pの腰による曲率
分離で、その転写搬送ベルト5から分離されて、定着ユ
ニット25へ搬送され、そこで熱と圧力が加えられるこ
とによりトナーが転写紙Pに融着され、それが指定され
た排紙場所、すなわち排紙トレイ21あるいはビントレ
イ20の何れかに排出される。その後、感光体ドラム1
上に残った残留トナーは、次工程であるクリーニング位
置まで回転移動し、図1に示したクリーニング装置6の
クリーニングブレード6aにより掻き取られ、再び次の
作像工程に移る。
【0020】帯電装置2は、感光体ドラム1の表面に対
して帯電領域内で所定のギャップを形成するように近接
して設けられた帯電部材である帯電ローラ8と、その帯
電ローラ8の表面に常時圧接して、その帯電ローラ8を
クリーニングする例えばスポンジからなる帯電ローラク
リーニング部材9とを備えている。そして、この帯電装
置2は、帯電ローラ8の芯金11に電源ユニット12か
ら、定電圧制御されたDCバイアスと定電圧制御のAC
バイアス(後述するように定電流制御されたACバイア
スであってもよい)を供給して、感光体ドラム1の表面
を一様に帯電する。
【0021】感光体ドラム1は、アルミニウム(Al)素
管にUL層とCGL層とCTL層をそれぞれコートした
多層構成になっており、それが図示しないメインモータ
により矢示A方向に一定の速度で回転駆動される。帯電
ローラ8は、両端部の芯金11,11がそれぞれ軸受に
より回転自在に支持された弾性ローラであり、その弾性
ローラ部8aの両端部に、図3に示すようにギャップ管
理部材であるテフロン(登録商標)チューブ14,14
を密着させて取り付けている。
【0022】そして、その両側のテフロンチューブ1
4,14の部分が感光体ドラム1の表面に接触すること
により、そのテフロンチューブ14の厚さ分だけ微少ギ
ャップが、帯電領域内において感光体ドラム1の表面と
帯電ローラ8の弾性ローラ部8aとの間に形成されるよ
うにしている。すなわち、この帯電装置では、この感光
体ドラム1と帯電ローラ8の弾性ローラ部8aとの間に
介在させるテフロンチューブ14の厚さで、感光体ドラ
ム1と帯電ローラ8との間の最大ギャップが決定され
る。
【0023】その最大ギャップとは、次のように定義す
る。すなわち、上述したようにテフロンチューブ14の
厚さ分に相当する微少ギャップを設けて互いに対向する
感光体ドラム1の表面と帯電ローラ8の弾性ローラ部8
aとの図4に示す最接近部aでのある瞬間における最大
ギャップGmaxを指すものとする。
【0024】しかも、この最接近部aにおける感光体ド
ラム1の表面と帯電ローラ8の弾性ローラ部8aとのギ
ャップは、同じ最接近部aであっても図4で手前側と奥
側の各位置では感光体ドラム1と帯電ローラ8の双方の
部品精度により異なるのが普通であるため、その最接近
部aにおいて奥行き方向(帯電ローラ8の長手方向)の
各位置で最も大きなギャップ量となる位置でのギャップ
を、最接近部aでの最大ギャップと定義する。
【0025】これを、図6及び図7を参照して説明する
と、感光体ドラム1の表面と帯電ローラ8の弾性ローラ
部8aとの間のギャップは、図6及び図7(説明の都合
上誇張して図示している)に示すように、帯電ローラ8
の回転や真直度のバラツキにより、ある瞬間には図6に
示す位置bが最大ギャップGmaxのできる位置にな
り、別のある瞬間には図7に示す位置cが最大ギャップ
Gmaxのできる位置になったりするため、その最大ギ
ャップGmaxができる位置は帯電ローラ8の長手方向
で変化する。このように、最大ギャップは定義するもの
であり、図5に示すように感光体ドラム1と帯電ローラ
8との間に形成される放電領域Adcの両側の領域端部
における各ギャップGcを、最大ギャップとするもので
はない。
【0026】次に、最大ギャップが現われる位置の変化
を調べるために実際に最大ギャップの発生位置を測定し
た結果について表1及び表2を参照して説明する。この
感光体ドラムの表面と帯電ローラの表面との間のギャッ
プの測定は、2組について行い、その1組目の測定デー
タを表1に、2組目の測定データを表2にそれぞれ示
す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】このギャップの測定には、直径が30mm
で周長が94mmの感光体ドラムと、それに対向配置さ
せた直径が12mmで周長が37.6mmの帯電ローラ
をそれぞれ使用し、ギャップの測定点は感光体ドラムの
長手方向に間隔を置いて5点、回転方向に感光体ドラム
の周方向に60°ずつとした。
【0030】表1の測定結果をみると、感光体ドラムの
直径30mmと帯電ローラの直径12mmとの最小公倍
数である直径60mm相当(周長で188mm)を基本
パターンとして、ほぼそのパターンが繰り返し現われる
ギャップになっていることがわかる。
【0031】そして、表1の測定結果では、感光体ドラ
ムが2周(188mm)する間、すなわち帯電ローラが
5周する間に、非常に似たパータンで近似するギャップ
が5回現われている。したがって、この場合には帯電ロ
ーラの真直度がギャップに大きな影響を与えているとい
うことがいえる。一方、表2の場合には、感光体ドラム
が2周(188mm)する間に、非常に似たパータンで
近似するギャップが2回現われているので、この場合に
は感光体ドラムの真直度がギャップに大きな影響を与え
ているということがいえる。
【0032】なお、実際には感光体ドラムの表面や帯電
ローラの弾性ローラ部の表面は、それらの面の長手方向
の中央部が両端部に比べて膨出した状態になってバナナ
状にひずんでいたり、長手方向の中央部が両端部に比べ
てくびれた状態の鼓状になっていたりするため、感光体
ドラムと帯電ローラの組合せにより、その時々の最大ギ
ャップの大きさ、及びそれが現われる位置は異なる。こ
のように、感光体ドラムの表面と帯電ローラの表面との
間のギャップは、突発的な振動の影響を除けば、感光体
ドラムと帯電ローラのそれぞれの真直度の影響を大きく
受ける。
【0033】ところで、この帯電装置では、帯電領域内
において図3に示した帯電ローラ8の長手方向(矢示B
方向)及び短手方向(矢示C方向)の各位置における上
記ギャップの平均値が10μm以上であり、そのギャッ
プのバラツキが上記平均値に対して10μm以上になる
ようにしている。また、この帯電装置では、帯電ローラ
8と感光体ドラム1との間に交流成分を有する電圧を印
加するが、その交流成分を有する電圧は後述する実験結
果から、帯電ローラ8と感光体ドラム1との間の最大ギ
ャップ(図4のGmax)における帯電開始電圧値の2
倍以上のピーク間電圧値(ピークピーク値)を有するよ
うにしている。
【0034】次に、帯電ローラ8と感光体ドラム1との
間に微少ギャップを形成する非接触タイプ(近接帯電方
式)の帯電装置の好ましい例について、図8以降をも参
照して説明する。図8に、印加電圧と感光体表面の帯電
電位との関係を示した帯電特性を示す。この帯電特性
は、感光体ドラムを線速230mm/secで回転駆動
させ、その表面に帯電ローラを接触させた場合と、その
間に微少ギャップを形成するようにした場合の特性を示
すものであり、帯電ローラにはDCバイアス(DC定電
圧)を印加した時のものである。
【0035】なお、以下に順次示す実験結果は、その都
度特記したもの以外は、下記の実験条件で全て行ったも
のである。 作像プロセス線速:230mm/sec 感光体ドラム(OPC)の径:φ60 帯電ローラの径:φ16 帯電ローラのローラ抵抗:1×10Ω 帯電開始電圧(接触の場合):−651V (ギャップ53μmの場合):−745V (ギャップ87μmの場合):−875V (ギャップ106μmの場合):−916V
【0036】この帯電特性から明らかなように、感光体
は、しきい値となる各帯電開始電圧(−651V,−7
45V,−875V,−916V)以上で帯電するが、
その帯電開始電圧よりも絶対値で小さな印加電圧では帯
電しない。そして、その帯電開始電圧以上の印加電圧を
印加した場合の感光体表面の帯電電位は、帯電ローラの
感光体ドラムに対する接触あるいは非接触の如何に係ら
ず、印加電圧に対し略1の傾きを持つ直線関係になって
いる。
【0037】次に、帯電ローラを感光体ドラムから徐々
に離間させるようにしたときの帯電特性の変化につい
て、図9を参照して説明する。この測定に際しては、帯
電ローラと感光体ドラムとの間に微少ギャップを形成す
るために、図3で説明したように帯電ローラの両端部に
テフロンチューブを巻き、そのテフロンチューブを介し
て帯電ローラを感光体ドラムの表面に押し当てるように
した。
【0038】すなわち、帯電ローラと感光体ドラムとの
間のギャップの最大値が、テフロンチューブの厚さに相
当するようにした。そして、実験では53μm,87μ
m,106μmと、厚みの異なる3種類のテフロンチュ
ーブを用意し、それぞれの場合について、DC定電圧バ
イアスを帯電ローラに印加した時の帯電特性を測定し、
その測定結果を先に図8で説明した接触帯電の場合のデ
ータ(ギャップ0のデータ)に付け加えた。
【0039】この実験結果によれば、上記ギャップを拡
げていくと、それにしたがって略一定(≒1)の傾きで
帯電開始電圧が絶対値で大きくなっていくことがわか
る。そして、そのギャップが非常に小さい領域(53μ
m付近以下)では、ギャップ増分に対する帯電開始電圧
の変化は比較的小さいが、ギャップが53μm程度より
も大きくなると、そのギャップと帯電開始電圧との関係
はある傾きを持った直線関係になる。
【0040】このことは、パッシェンの放電則がギャッ
プ8μm以上の場合に、ほぼ直線近似できる事(帯電開
始電圧=312+6.2 ×ギャップ)、またギャップが
0の場合の接触帯電でも、実際の放電現象は感光体ニッ
プからある程度離れた場所(ギャップが8μm以上とな
る場所)で起こっていることからも推測できるものであ
る。
【0041】また、前述した図8の帯電特性から、次の
ことも言える。すなわち、ある固定のDC電圧条件下で
は、感光体の帯電電位は帯電ローラと感光体ドラムとの
間のギャップに依存する。そして、この帯電電位が上記
ギャップに依存する性質については、パッシェンの放電
則からも判る。
【0042】帯電ローラと感光体ドラムとの間のギャッ
プと感光体の帯電電位との関係を計算により求めたシミ
ュレーション結果と、実際に行った実験結果とを図10
に示す。図10には、印加するDC印加電圧(DCバイ
アス)を−1600Vに固定した場合のものを示すが、
シミュレーション結果と実験結果とは非常によく一致し
ている。
【0043】この線図から、DC定電圧制御を行った場
合には、帯電ローラと感光体ドラムとの間のギャップが
20μm以上では、ギャップと感光体表面の帯電電位と
の関係は約6V/μmの変化率をもつことがわかる。帯
電ローラを、このように感光体ドラムに対して微少ギャ
ップを介して対向させる近接帯電方式の帯電装置を画像
形成装置の実機に搭載した場合に許容される電位ムラ
は、モノクロ機の場合で±30V,カラー機の場合では
±10Vである。
【0044】これを帯電ローラと感光体ドラムとの間の
ギャップ値に換算すると、許容されるギャップの振れ幅
はモノクロ機の場合で10μm、カラー機の場合で3.
3 μmとなる。このように、帯電ローラを感光体ドラ
ムに対して非常に微少のギャップを設けて配設するため
には、帯電ローラをギャップ偏差に関して非常に高精度
で配置しなければならないので、帯電ローラと感光体ド
ラムの長手方向のたわみ、さらにはそれらの表面粗さ
や、うねり等々の許容公差を組み合わせて考えると、現
実的には困難であると思われる。
【0045】そこで、次にこのような近接帯電方式の帯
電装置の場合に、印加する電圧をDCバイアスに加え、
ACバイアスを重畳する場合について検討する。図11
は微少ギャップによる近接帯電方式の帯電装置で、印加
する電圧をDC定電圧+AC定電圧重畳にした場合の実
験結果を示す線図(帯電特性)である。この実験では、
DC定電圧として−700Vを印加している。
【0046】この実験結果によれば、DC定電圧にAC
定電圧を重畳した場合には、感光体表面の帯電電位は、
帯電ローラと感光体ドラムとの間の各ギャップ、すなわ
ちギャップ0μm,53μm,87μm,106μmの
いずれの場合においても、DC定電圧印加時における帯
電開始電圧(各ギャップの帯電開始電圧は図8を参照)
の略2倍のACピーク間電圧を帯電ローラに印加するこ
とにより、DC印加電圧(−700V)とほぼ等しい帯
電電位が得られることがわかる。
【0047】次に、DC定電圧(DCバイアス)に重畳
するACバイアスを定電流制御した場合の実験結果を図
12に示す。この実験結果によれば、DC定電圧に重畳
するACバイアスを定電流制御することにより、帯電ロ
ーラと感光体ドラムとの間のギャップの大小に係らず、
総電流と感光体表面の帯電電位との関係は略一定になる
ことがわかった。
【0048】次に、帯電ムラに伴う濃度ムラを確認する
ために行ったハーフトーン画像の出力の実験結果につい
て説明する。その結果を、表3〜表5に示す。表1は、
帯電ローラと感光体ドラムとが対向する各位置におい
て、その間にギャップ偏差が全く無い状態のもので確認
した場合の画像評価結果を示すものである。
【0049】
【表3】
【0050】この実験結果によれば、DC定電圧のみを
印加して制御した場合には、帯電ローラと感光体ドラム
との間のギャップが53μm以上の場合に、またACバ
イアスを重畳した場合(AC定電圧制御とAC定電流制
御のいずれの場合についても)にはギャップが106μ
m以上の条件で異常放電による白ポチが発生(表3中に
×で表示)してしまい、NG画像になっている。このこ
とから、近接帯電方式においては、DC定電圧印加にA
Cバイアスを重畳することによる効果が表われている。
【0051】次に、実使用の場合を考慮し、帯電ローラ
が感光体ドラムとの間でギャップ偏差を持つ場合につい
て検討した結果を説明する。表4に、帯電ローラの長手
方向の各位置において感光体ドラムとの間のギャップに
偏差を持たせた条件でACバイアスを変えていった場合
の画像評価結果を示す。
【0052】
【表4】
【0053】この実験では、帯電ローラの弾性ローラ部
の長手方向で右側の端部(表4中にRで表示)の感光体
ドラムとの間のギャップを0μm(接触状態)にし、左
側の端部(表4中にLで表示)の感光体ドラムとの間の
ギャップを、ギャップ最大値(53μm,87μm,1
06μmの3種を作成)とすることにより、ギャップに
偏差を持たせている。
【0054】この実験結果によれば、DCバイアスにギ
ャップ最大値での帯電開始電圧値(図8参照)の2倍以
上のACピーク間電圧を重畳することにより良好なる画
像が得られた。なお、表4において△印は、多少濃度ム
ラは見られたが許容範囲のものであるため、使用可能と
の評価をした。また、○印は濃度ムラの全くない良好な
画像を示している。
【0055】これらの結果から、ほぼ狙いとするバイア
ス条件が求められたので、最後に3つの電流制御条件に
ついてそれぞれ画像出しの実験を行い、その評価結果を
表5にまとめた。DCバイアスのみを印加した場合に
は、先のシミュレーションの結果でも示したとおり、帯
電電位のギャップ依存性が非常に大きいために、ギャッ
プに偏差があると許容できない画像ムラ(×印で表示)
が発生した。
【0056】
【表5】
【0057】シミュレーションの結果からは許容できる
ギャップ偏差は約10μm以下であったので、ギャップ
勾配を持つ方向に対しギャップ量の測定を精密に行い、
ギャップ偏差量と画像ムラとの対応を調べた。その結果
を表6に示すように、DCバイアスのみを印加した条件
では、シミュレーション結果から予測された通り、ギャ
ップ偏差の許容限界値は10μm程度であり、それ以上
の偏差を持つ場合には画像ムラが現われてNG(×印で
表示)との評価結果になった。
【0058】
【表6】
【0059】これに対しDCバイアスにACバイアスを
重畳した条件では、ギャップ最大値の帯電開始電圧値の
2倍以上のACピーク間バイアスを定電圧制御で重畳し
た場合と、ギャップ最大値の帯電開始電圧値の2倍以上
のピーク間電圧値が得られる電流値にて定電流制御をし
たいずれの場合においても、ギャップ偏差の限界値は、
ギャップ偏差が全くない条件下での白ポチによる異常画
像ギャップ限界値にほぼ等しく、約100μm以下の条
件で、ギャップ偏差の大きさによらず、常に良好なる画
像が得られた。
【0060】このように、図1に示した帯電装置2は、
帯電ローラ8と感光体ドラム1との間に交流成分を有す
る電圧(DC定電圧にACを重畳した電圧)を印加し
て、その交流成分を帯電ローラ8と感光体ドラム1との
最大ギャップにおける帯電開始電圧値の2倍以上のピー
ク間電圧値を有するようにすることにより、帯電ムラに
起因して生じる濃度ムラの発生を防止して、良好な画像
を得ることができる。
【0061】また、このようにすれば、以下に示すよう
な従来の接触帯電方式の帯電装置で課題となっていた事
項についても解決することができる。すなわち、帯電ロ
ーラ8を感光体ドラム1に対して非接触にすることによ
り、感光体ドラム1が帯電ローラ8により汚染されるの
を防止することができる。また、帯電ローラ8が非接触
であれば、その他に感光体ドラム1の膜削れや、感光体
ドラム1のピンホールに対するリーク余裕度、さらには
帯電ローラ8を感光体ドラム1に接触させることにより
生じるバンディングも防止することができる。
【0062】なお、この発明による帯電装置は、帯電部
材(帯電ローラ)の全領域が非接触状態にある場合の他
に、その帯電部材の一部が感光体に接触していて他の一
部が非接触状態にあるように、接触と非接触とが混在す
るような場合であっても同様に適用することができる点
については、表5の結果から言うまでもない。また、上
述した実験において、DCバイアスのみを印加した実験
では、そのDCバイアスを−1300Vに、現像バイア
スを−650Vに、それぞれしている。
【0063】さらに、DC定電圧+AC定電圧制御の実
験においては、DCバイアスを−600Vに、ACバイ
アスを2kV(最大ギャップ106μm時の帯電開始電
圧の2倍以上)に、それぞれしている。さらにまた、D
C定電圧+AC定電流制御の実験においては、DCバイ
アスを−600Vに、ACバイアスを帯電開始電圧の2
倍以上のピーク間電圧値が得られる電流値2.5mA
(f=2kHz)にしている。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1乃至10の帯
電装置及び請求項11の画像形成装置によれば、帯電部
材を被帯電体に対して少なくとも帯電領域内でその間に
所定のギャップを設けて非接触にしたので、オゾンの発
生を抑えることができると共に、帯電部材から汚れが被
帯電体に転移するのを防止することができる。したがっ
て、被帯電体が汚れることによる異常画像の発生を防止
することができる。そして、帯電部材と被帯電体との間
には交流成分を有する電圧を印加し、その交流成分は帯
電部材と被帯電体との最大ギャップにおける帯電開始電
圧値の2倍以上のピーク間電圧値を有するようにしたの
で、帯電ムラに起因して生じる濃度ムラが発生しない良
好な画像が得られる。
【0065】また、請求項8の帯電装置によれば、帯電
部材が被帯電体に対して帯電領域内で接触する部分と非
接触の部分とが混在するように設けられている帯電装置
の場合には、一般的に帯電部材の表面抵抗が低いと帯電
部材と被帯電体との間のギャップに場所により偏差があ
ると帯電部材の表面に規定の電位を維持することができ
ないために帯電ムラになりやすいが、帯電部材と被帯電
体との間には交流成分を有する電圧が印加され、その交
流成分は帯電部材と被帯電体との最大ギャップにおける
帯電開始電圧値の2倍以上のピーク間電圧値を有するよ
うにしたので、帯電ムラに起因して生じる濃度ムラが発
生しない良好な画像が得られる。
【0066】さらに、請求項4及び9の帯電装置によれ
ば、帯電部材と被帯電体との間のギャップの管理を比較
的容易に行うことができる。請求項10の帯電装置によ
れば、最大ギャップ値をギャップ管理部材の厚みで管理
することができるので、ギャップ管理が更に容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による帯電装置を備えた画像形成装置
の作像部を示す概略構成図である。
【図2】同じくその画像形成装置全体を示す概略構成図
である。
【図3】図1の帯電装置に設けられている帯電ローラの
両端部にテフロンチューブを密着状態に取り付けた状態
を示す斜視図である。
【図4】感光体ドラムの表面と帯電ローラの弾性ローラ
部との間の最大ギャップGmaxを説明するための概略
図である。
【図5】感光体ドラムと帯電ローラとの間に形成される
放電領域の両側の領域端部におけるギャップGcは最大
ギャップでないことを説明するための概略図である。
【図6】帯電ローラの回転や真直度のバラツキによって
ある瞬間に位置bに最大ギャップGmaxができた状態
を示す概略図である。
【図7】同じくその最大ギャップGmaxが位置cにで
きた状態を示す概略図である。
【図8】印加電圧と帯電電位との関係を示した帯電特性
を示す線図である。
【図9】帯電ローラを感光体ドラムから徐々に離間させ
るようにしたときの帯電特性の変化を示す線図である。
【図10】帯電ローラと感光体ドラムとの間のギャップ
と感光体表面の帯電電位との関係を計算により求めたシ
ミュレーション結果と実験結果とを合わせて示した線図
である。
【図11】微少ギャップによる近接帯電方式の帯電装置
で印加する電圧をDC定電圧+AC定電圧重畳にした場
合の帯電特性を示す線図である。
【図12】DC定電圧に重畳するACバイアスを定電流
制御した場合の実験結果を示す線図である。
【符号の説明】
1:感光体ドラム(被帯電体) 2:帯電装置 8:帯電ローラ(帯電部材) 12:電源ユニット(電源) 14:テフロンチューブ(ギャップ管理部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大年 恵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H003 AA18 BB11 CC00 DD03 EE19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被帯電体に対して少なくとも帯電領域内
    で所定のギャップを形成するように近接して設けられた
    帯電部材を備え、該帯電部材には電源から直流定電圧に
    交流電圧を重畳した電圧を印加することにより前記被帯
    電体を帯電する帯電装置において、 前記帯電部材に印加する電圧の交流成分は、前記所定の
    ギャップの最大ギャップにおける帯電開始電圧値の2倍
    以上のピーク間電圧値を有するようにしたことを特徴と
    する帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記被帯電体と前記帯電部材とのギャッ
    プは位置によって不均一であって偏差があることを特徴
    とする請求項1記載の帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記被帯電体と前記帯電部材とのギャッ
    プは変動するものであることを特徴とする請求項1記載
    の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電部材は回転するローラであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 前記被帯電体は回転あるいは回動する部
    材であることを特徴とする請求項3記載の帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記被帯電体と前記帯電部材とのギャッ
    プは、ギャップが0のときの帯電開始電圧と異なる帯電
    開始電圧になる大きさのギャップとしたことを特徴とす
    る請求項1記載の帯電装置。
  7. 【請求項7】 被帯電体に対して少なくとも帯電領域内
    で所定のギャップを形成するように近接して設けられた
    帯電部材を備え、該帯電部材には電源から定電圧制御さ
    れた直流電圧と、交流電圧が印加されることにより前記
    被帯電体が帯電し、前記帯電領域内の前記帯電部材の長
    手方向及び短手方向の各位置における前記ギャップの平
    均値が10μm以上であり、該ギャップのバラツキが前
    記平均値に対して10μm以上である帯電装置におい
    て、 前記帯電部材に印加する電圧は、交流成分を有する電圧
    が前記所定のギャップの最大ギャップにおける帯電開始
    電圧値の2倍以上のピーク間電圧値を有するようにした
    ことを特徴とする帯電装置。
  8. 【請求項8】 被帯電体に対して帯電領域内で接触する
    部分と非接触の部分とが混在するように設けられた帯電
    部材を備え、該帯電部材には電源から定電圧制御された
    直流電圧と、交流電圧が印加されることにより前記被帯
    電体が帯電し、前記帯電領域内の前記非接触の部分の前
    記帯電部材の長手方向及び短手方向の各位置における前
    記被帯電体と前記帯電部材とのギャップの平均値が10
    μm以上であり、該ギャップのバラツキが前記平均値に
    対して10μm以上である帯電装置において、 前記帯電部材に印加する電圧は、交流成分を有する電圧
    が前記ギャップの最大ギャップにおける帯電開始電圧値
    の2倍以上のピーク間電圧値を有するようにしたことを
    特徴とする帯電装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の帯電装置におい
    て、前記帯電部材は回転自在な弾性ローラであることを
    特徴とする帯電装置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれか一項に記載
    の帯電装置において、前記被帯電体と前記帯電部材との
    間にギャップ管理部材を介在させることにより前記ギャ
    ップを形成し、前記最大ギャップは前記ギャップ管理部
    材の厚さで決定されることを特徴とする帯電装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載の帯電装置を備えた画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194224B2 (en) 2003-08-28 2007-03-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming process, and process cartridge
JP2007121857A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置と画像形成プロセスカートリッジ
US7522853B2 (en) 2005-10-19 2009-04-21 Ricoh Company, Ltd. Method and unit of controlling applied voltages for uniformly charging a photoreceptor
US7630659B2 (en) 2005-05-09 2009-12-08 Ricoh Co., Ltd. Method and apparatus for image forming capable of effectively performing a charging process
JP2012123068A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ

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