JP2001102281A - ロードロック室、チャンバ、半導体製造装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

ロードロック室、チャンバ、半導体製造装置およびデバイス製造方法

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JP2001102281A
JP2001102281A JP27355899A JP27355899A JP2001102281A JP 2001102281 A JP2001102281 A JP 2001102281A JP 27355899 A JP27355899 A JP 27355899A JP 27355899 A JP27355899 A JP 27355899A JP 2001102281 A JP2001102281 A JP 2001102281A
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load lock
chamber
lock chamber
wafer
exhaust
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Shinichi Hara
真一 原
Takayuki Hasegawa
隆行 長谷川
Yutaka Tanaka
裕 田中
Shigeru Terajima
茂 寺島
Toshinobu Tokita
俊伸 時田
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードロック室から排気された気体を再利用
する。 【解決手段】 A室1は、ウエハW1 を露光するための
露光装置を内蔵し、高価なヘリウムの減圧雰囲気によっ
て満たされており、ウエハW1 をA室1に搬入するため
にゲートバルブ1aを開くときは、第1の排気ライン4
によってロードロック室3を真空排気したうえで、ヘリ
ウム源7aからロードロック室3にヘリウムを導入す
る。A室1からウエハW1 を搬出するときは、ウエハW
1 をロードロック室3に戻して第2の排気ライン5によ
ってロードロック室3を排気し、ヘリウムをヘリウム源
7aに回収したうえで、air源6aからairをロー
ドロック室3に導入し、ゲートバルブ2aを開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置等
の密封されたクリーンな環境を大気等によって汚染する
ことなくウエハ等の搬出入を行なうためのロードロック
室、チャンバ、半導体製造装置およびデバイス製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製造のための露光装置を
内蔵する減圧チャンバ等のA室に、大気で満たされたB
室のウエハ等を移動させる場合に、A室とB室の雰囲気
ガスが混ざるのを防ぐ目的で両者の中間にロードロック
室を配し、ロードロック室とB室およびA室の間には、
それぞれ開閉可能なゲートバルブを設ける構成が知られ
ている。
【0003】このように、A室とB室の間にロードロッ
ク室を設けて、該ロードロック室とA室およびB室の間
にそれぞれゲートバルブを設ける構成は、雰囲気ガスの
種類が異なる場合だけでなく、同一種であっても圧力が
異なり、圧力差に抗して開閉可能なゲートバルブが市販
されておらず、従って特注で非常に高価となる等の状況
下においても用いられる。この場合、A室、B室の一方
が大気等周囲の雰囲気に開放されていてもよい。
【0004】例えば、図8に示すように、X線を露光光
とするX線露光装置を内蔵する減圧チャンバであるA室
101が、0.2atm(気圧)のヘリウム(He)の
減圧雰囲気に制御されており、1atm(気圧)のai
r(大気)を雰囲気ガスとするB室102からウエハW
0 を供給・回収する場合に、A室101のヘリウムにa
irを混ぜないため、A室101とB室102の中間に
ロードロック室103を配し、ロードロック室103と
B室102およびA室101の間には、開閉可能なゲー
トバルブ102a,101aをそれぞれ配設する。
【0005】ウエハW0 をB室102からA室101に
移動させ、逆にウエハW0 をA室101からB室102
に移動させる従来の流れを説明する。このシーケンス
は、以下の作業(1)〜(12)を順番に行なうもので
あるが、その前の初期状態においては、ゲートバルブ1
01a,102aとも閉、ロードロック室103の雰囲
気ガスは1atm(気圧)のairである。
【0006】(1)ゲートバルブ102aを開く。
【0007】(2)B室102からロードロック室10
3へウエハW0 を移動する。
【0008】(3)ゲートバルブ102aを閉じる。
【0009】(4)ロードロック室103を真空ポンプ
104によって真空排気する。真空排気しないとロード
ロック室103内のairがA室101に混入すること
になるので、airがA室101のヘリウムに混入する
のを防ぐためにロードロック室103を真空排気する。
【0010】(5)ヘリウム源105からロードロック
室103にヘリウムを0.2atmまで充填する。これ
は、ロードロック室103とA室101の間に圧力差が
あるとゲートバルブ101aが開かないので、圧力差を
なくすためである。
【0011】(6)ゲートバルブ101aを開く。
【0012】(7)ロードロック室103からA室10
1へウエハW0 を移動する。
【0013】(8)A室101内の処理が終ったら、A
室101からロードロック室103へウエハW0 を移動
する。
【0014】(9)ゲートバルブ101aを閉じる。
【0015】(10)air源106からロードロック
室103にairを1atmまで充填する。これは、ロ
ードロック室103とB室102の間に圧力差があると
ゲートバルブ102aが開かないので、圧力差をなくす
ためである。
【0016】(11)ゲートバルブ102aを開く。
【0017】(12)ロードロック室103からB室1
02へウエハW0 を移動する。
【0018】なお、ヘリウム源105、air源106
は、高圧ボンベである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、ウエハを1時間に例えば120枚処理
する場合に、各ウエハをB室からA室に移動させる工程
で、例えば、ロードロック室の内容積10リットルとす
ると、上記従来例によるシーケンスにおいては0.2a
tmのヘリウム10リットルを1時間に120回排気す
ることになる。すなわち、10×120=1200リッ
トル/時間であるから、1atmのヘリウムを一日に5
760リットル捨てていることになる。ヘリウムの価格
は、7000リットルで1.5万円程度であり、一日で
1.2万円程度使うことになり、装置のランニングコス
トを引き上げる要因の一つと考えられている。
【0020】さらに、A室とB室間にロードロックを2
室もたせて、ウエハをB室からA室に移動させると同時
に、逆にウエハをA室からB室に移動させる構成にした
場合は、その倍のヘリウムを消費する結果となる。
【0021】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、真空排気したロード
ロック室内のヘリウム等の気体を捨てずに再利用し、ラ
ンニングコストを低減できるロードロック室、チャン
バ、半導体製造装置およびデバイス製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0022】また、ロードロック室の真空排気は、真空
ポンプを通して行なわれるため、その排気された気体の
中にはケミカル成分(オイル、硫黄酸化物、窒素酸化
物、アンモニウム塩)、パーティクルを含む可能性があ
り、そのままロードロック室に還流させたり、チャンバ
であるA室またはB室に直接導入すると、A室、B室の
雰囲気あるいはロードロック室が汚染され、特にA室等
に半導体製造装置が置かれるような場合には、ウエハが
汚染されウエハから取り出されるチップ歩留まりの低下
を招くことになる。
【0023】そこで、本発明の第2の目的は、ロードロ
ック室内の気体を再利用するに当たって、A室、B室の
雰囲気およびロードロック室にケミカル成分やパーティ
クルが流れ込むのを防ぐことである。
【0024】また、ロードロック室の真空排気をダイレ
クトにA室またはB室に直接還流すると、A室またはB
室の雰囲気の圧力が変動するおそれがある。特に、A室
またはB室内にウエハを取り扱うような半導体製造装置
や測定装置が置かれるような場合には、露光装置の転写
精度や干渉計の測長精度を高精度に維持するため、圧力
を一定に保つように制御されているが、外乱によって圧
力が変化すると、転写精度や測定精度が低下する。
【0025】そこで、本発明の第3の目的は、ロードロ
ック室の気体の還流によってA室やB室の雰囲気の圧力
変動を招くのを回避することである。
【0026】さらには、充分にロードロック室を真空排
気せずにゲートバルブを開くと、A室またはB室に違う
種類の気体が混入し、A室またはB室の雰囲気の純度が
低下するおそれがある。特に、A室またはB室内にウエ
ハを処理する露光装置が置かれるような場合には、露光
エネルギーの不均一が生じ、転写性能が劣化したり、干
渉計の測長精度を高精度に維持できないという事態が生
じる。一方で充分に真空排気をするには、真空排気の時
間を長くすることが必要であるが、ロードロック室の真
空排気の時間が長いと、露光装置等によってウエハを処
理する場合には、ウエハを単位時間に処理できる枚数が
減少し、生産性が低下するという未解決の課題がある。
【0027】そこで、本発明の第4の目的は、ロードロ
ック室の真空排気を迅速に行ない、しかもA室やB室の
雰囲気に不純物気体を許容値以下しか混入させず、A室
またはB室の雰囲気を高純度に維持することのできるロ
ードロック室およびチャンバと半導体製造装置ならびに
デバイス製造方法を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のロードロック室は、互いに独立した2つ
の雰囲気のそれぞれとゲートバルブを介して連通自在で
ある密閉空間と、該密閉空間を排気する排気手段と、該
排気手段の排気を前記密閉空間に還流させるための排気
回収手段を備えていることを特徴とする。
【0029】また、互いに独立した2つの雰囲気のそれ
ぞれとゲートバルブを介して連通自在である密閉空間
と、該密閉空間を排気する排気手段と、該排気手段の排
気を前記2つの雰囲気のうちの一方に還流させるための
排気回収手段を備えていることを特徴とするロードロッ
ク室でもよい。
【0030】排気回収手段が、排気の還流量を調整する
ための流量調整手段を備えているとよい。
【0031】排気回収手段が、排気を純化するためのフ
ィルタ手段を備えているとよい。
【0032】密閉空間の真空度を計測するための計測手
段が設けられているとよい。
【0033】
【作用】ロードロック室によって分離された2つの雰囲
気のうちの一方が、半導体製造装置を内蔵する減圧チャ
ンバのようにヘリウム等の高価な気体を含んでいる場合
は、ロードロック室を排気するたびに高価な気体を捨て
ていたのではコスト高となる。そこで、ロードロック室
から排気された気体を回収し、ロードロック室または2
つの雰囲気のうちの一方に還流させるための排気回収手
段を設けて、高価な気体の消費量を低減する。
【0034】ロードロック室の排気をパーティクルフィ
ルタやケミカルフィルタ等のフィルタ手段によって純化
したうえで回収し、ロードロック室または減圧チャンバ
等のチャンバに還流すれば、雰囲気の汚染による転写性
能の劣化や測定精度の低下を防ぐことができる。
【0035】排気回収手段が、排気の還流量を調整する
ための流量調整手段を備えていれば、減圧チャンバ等の
雰囲気の圧力を一定に保ち、排気の還流による転写精度
や測定精度の低下をふせぐことができる。
【0036】また、ロードロック室の真空度を計測する
ための計測手段が設けられていれば、減圧チャンバ等の
雰囲気を高純度に保つとともに、ロードロック室の真空
排気を高速化して、半導体製造装置等の生産性を向上さ
せることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0038】図1は第1の実施の形態による半導体製造
装置を示すもので、これは、X線を露光光とするX線露
光装置のチャンバであるA室1が、0.2atm(気
圧)に減圧されたヘリウムの雰囲気に制御され、略1a
tm(気圧)のairを雰囲気とするB室2を経てウエ
ハW1 を供給・回収する。互いに独立したA室1とB室
2の雰囲気ガスを混ぜないように分離するために、A室
1とB室2の間にそれぞれと連通自在である密閉空間を
有するロードロック室3を配設し、ロードロック室3と
A室1およびB室2の間にはゲートバルブ1a,2aが
設けられる。
【0039】ロードロック室3は、排気用真空ポンプ4
aによってロードロック室3を排気するための第1の排
気ライン4と、回収用真空ポンプ5aによってロードロ
ック室3を排気するための排気手段である第2の排気ラ
イン5と、air源6aからロードロック室3にair
を供給するためのair供給ライン6と、ヘリウム源7
aからロードロック室3にヘリウムを供給するためのヘ
リウム供給ライン7を有し、air源6aとヘリウム源
7aは高圧ボンベである。
【0040】ロードロック室3の第1、第2の排気ライ
ン4,5は、切換弁8a,8bによって開閉され、ま
た、air供給ライン6とヘリウム供給ライン7は、切
換弁9a,9bによって交互に開閉される。
【0041】また、A室1およびB室2にはそれぞれ、
搬送ロボット1b,2bが設けられており、ウエハW1
をロードロック室3との間で移送し、ロードロック室3
内のウエハ支持台3aとの間でウエハW1 の受け渡しを
行なう作業を自動的に行なうように構成されている。
【0042】回収用真空ポンプ5aによってロードロッ
ク室3から排気された気体は、排気回収手段である配管
10を経てヘリウム源7aに回収される。他方、排気用
真空ポンプ4aによってロードロック室3から排気され
た気体は、周囲の雰囲気(大気)に放出される。
【0043】次に、ウエハW1 をB室2からA室1に移
動させ、ウエハW1 をA室1内で処理したのち、ウエハ
1 をA室1からB室2に移動させるシーケンスを説明
する。このシーケンスは以下の作業(1)〜(13)を
順に行なうもので、初期状態においては、ゲートバルブ
1a,1bとも閉じており、ロードロック室3は1at
m(気圧)のairが充填されている。
【0044】(1)ゲートバルブ2aを開く。
【0045】(2)B室2からロードロック室3へウエ
ハW1 を移動する。
【0046】(3)ゲートバルブ2aを閉じる。
【0047】(4)切換弁8aによって第1の排気ライ
ン4を開き、、ロードロック室3を排気用真空ポンプ4
aによって真空排気し、所定の真空度で切換弁8aを閉
じる。
【0048】(5)切換弁9bによってヘリウム供給ラ
イン7を開き、ロードロック室3にヘリウムを0.2a
tmまで充填し、切換弁9bを閉じる。
【0049】(6)ゲートバルブ1aを開く。
【0050】(7)ロードロック室3からA室1へウエ
ハW1 を移動する。
【0051】(8)A室1内でウエハW1 の処理が終了
したら、A室1からロードロック室3へウエハW1 を移
動する。
【0052】(9)ゲートバルブ1aを閉じる。
【0053】(10)切換弁8bによって第2の排気ラ
イン5を開き、ロードロック室3を回収用真空ポンプ5
aによって排気し、排気した気体は、配管10を通して
ヘリウム源7aへ戻す。切換弁8bによって第2の排気
ライン5を閉じる。
【0054】(11)切換弁9aによってair供給ラ
イン6を開き、air源6aからロードロック室3にa
irを1atmまで充填し、切換弁9aを閉じる。
【0055】(12)ゲートバルブ2aを開く。
【0056】(13)ロードロック室3からB室2へウ
エハW1 を移動する。
【0057】上記のシーケンスによれば、作業(10)
においてロードロック室3から排気されたヘリウムは、
周囲の雰囲気に排気することなくヘリウム源7aに回収
されたのち、ロードロック室3に還流されている。これ
によって、高価なヘリウムの消費量を減らし、半導体製
造装置のランニングコストを大幅に低減できる。
【0058】図2は第1の変形例を示す。これは、ロー
ドロック室3から排気した気体を、フィルタ手段である
ケミカルフィルタ11およびパーティクルフィルタ12
を通してヘリウム源7aへ戻すように構成したもので、
上記の作業(10)でロードロック室3から回収した気
体に含まれるケミカル成分(オイル、硫黄酸化物、窒素
酸化物、アンモニウム塩)やパーティクルをケミカルフ
ィルタ11およびパーティクルフィルタ12で除去し、
純化した気体をヘリウム源7aに回収し、ロードロック
室3に戻すことができる。A室1内にウエハW1 を取り
扱う露光装置が置かれるような場合には、ウエハW1
汚染されることがないので、ウエハW1から取り出され
るチップの歩留まりを向上させることができるという利
点が付加される。
【0059】図3は第2の実施の形態を示す。これは、
X線を露光光とするX線露光装置のチャンバであるA室
21が、0.2atm(気圧)のヘリウムの減圧雰囲気
に制御され、略1atm(気圧)のairを雰囲気とす
るB室22を経てウエハW2を供給・回収する。A室2
1とB室22の雰囲気ガスを混ぜないために、A室21
とB室22の間にロードロック室23を配設し、ロード
ロック室23の密閉空間とA室21およびB室22の雰
囲気を分離するためのゲートバルブ21a,22aが設
けられる。
【0060】ロードロック室23は、排気用真空ポンプ
24aによってロードロック室23を排気するための第
1の排気ライン24と、回収用真空ポンプ25aによっ
てロードロック室23を排気するための排気手段である
第2の排気ライン25と、air源26aからロードロ
ック室23にairを供給するためのair供給ライン
26と、ヘリウム源27aからロードロック室23にヘ
リウムを供給するためのヘリウム供給ライン27を有
し、air源26aとヘリウム源27aは高圧ボンベで
ある。
【0061】ロードロック室23の第1、第2の排気ラ
イン24,25は、切換弁28a,28bによって開閉
され、また、air供給ライン26とヘリウム供給ライ
ン27は、切換弁29a,29bによって開閉される。
【0062】また、A室21およびB室22にはそれぞ
れ、搬送ロボット21b,22bが設けられており、ウ
エハW2 をロードロック室23との間で移送し、ロード
ロック室23内のウエハ支持台23aとの間でウエハW
2 の受け渡しを行なう作業を自動的に行なうように構成
されている。
【0063】回収用真空ポンプ25aによってロードロ
ック室23から排気された気体は、排気回収手段である
配管30aを経てA室21に導入される。他方、排気用
真空ポンプ24aによってロードロック室23から排気
された気体は、周囲の雰囲気(大気)に放出される。
【0064】A室21内には、レーザ光を測長ビームと
して位置計測を行なうレーザ干渉計21cが配設され、
搬送ロボット21bまでの距離を高精度に計測してい
る。ウエハW2 を移動、位置決めするステージ間での距
離を高精度に計測する系であってもよい。
【0065】レーザ光の測長精度を高精度に維持するに
は、圧力変動に起因するレーザ光の波長変化による測長
誤差を低減する必要があるため、以下の制御系によって
A室21内の雰囲気の圧力を一定に制御している。すな
わち、圧力計21dの支持値に基づいて制御される流量
調整バルブ21eによってヘリウムの供給量を調整す
る。例えば、A室21の圧力が指定値より低ければ、ヘ
リウム源27aから配管21fを経てA室21に注入さ
れるヘリウムの量を増加させるためにヘリウム注入用の
流量調整バルブ21eの開度を大きくし、逆にA室21
の圧力が指定値より高ければ、圧力制御用真空ポンプ2
1gへつながる配管21hの流量調整バルブ21iの開
度を大きくすることで、圧力を一定に維持する。
【0066】ウエハはW2 をB室22からA室21に移
動させたり、逆にウエハW2 をA室21からB室22に
移動させるシーケンスは以下の点を除いて第1の実施の
形態とほぼ同じである。すなわち、第1の実施の形態の
シーケンスの作業(10)において、ロードロック室2
3から真空排気されたヘリウムは、ヘリウム源27aで
はなく、配管30aを経てA室21に回収し、A室21
から配管21h、圧力制御用真空ポンプ21g、配管3
0bの経路を経てヘリウム源27aに回収している。
【0067】配管30aと配管30bは、フィルタ手段
であるケミカルフィルタ31およびパーティクルフィル
タ32を有し、ロードロック室23およびA室21から
回収した気体に含まれるケミカル成分(オイル、硫黄酸
化物、窒素酸化物、アンモニウム塩)やパーティクルを
ケミカルフィルタ31およびパーティクルフィルタ32
で除去し、純化した気体をヘリウム源27aに回収し、
ロードロック室23に戻すことができる。A室21内に
ウエハW2 を取り扱う露光装置が置かれるような場合に
は、ウエハW2 が汚染されることがないので、ウエハW
2 から取り出されるチップの歩留まりを向上させること
ができる。
【0068】この場合も、第1の実施の形態と同様に、
高価なヘリウムの消費を減らし、半導体製造装置のラン
ニングコストを低減するという効果を達成できる。
【0069】図3の装置において、ロードロック室23
から回収用真空ポンプ25aによって排気された気体を
ダイレクトにA室21に戻すと、外乱によってA室21
内の圧力を一定に維持できないということが考えられる
ため、図4に示すように、回収用真空ポンプ25aから
A室21に気体を戻す経路(配管30a)に流量調整手
段である流量調整バルブ30cを配して、常にほぼ一定
量の気体がA室21に導入されるように還流量を調整す
るとよい。本変形例は、外乱によってA室21の圧力制
御ができなくなることを防いで、高精度にA室21の圧
力を制御できる。その結果、レーザ干渉計21cによる
測長をより一層高精度に行なうことができる。また、ス
テージ等の位置決めも高精度にできるため、露光装置の
重ね合わせ精度等が大幅に向上するという利点が付加さ
れる。
【0070】図5は第3の実施の形態を示す。これは、
X線を露光光とするX線露光装置のチャンバであるA室
41が、0.2atm(気圧)のヘリウムの減圧雰囲気
に制御され、略1atm(気圧)のairを雰囲気とす
るB室42を経てウエハW3を供給・回収する。A室4
1とB室42の雰囲気ガスを混ぜないために、A室41
とB室42の間にロードロック室43を配設し、ロード
ロック室43とA室41およびB室42の間にはそれぞ
れゲートバルブ41a,42aが設けられる。
【0071】ロードロック室43は、排気用真空ポンプ
44aによってロードロック室43を排気するための第
1の排気ライン44と、回収用真空ポンプ45aによっ
てロードロック室43を排気するための排気手段である
第2の排気ライン45と、air源46aからロードロ
ック室43にairを供給するためのair供給ライン
46と、ヘリウム源47aからロードロック室43にヘ
リウムを供給するためのヘリウム供給ライン47を有
し、air源46aとヘリウム源47aは高圧ボンベで
ある。
【0072】ロードロック室43の第1、第2の排気ラ
イン44,45は、切換弁48a,48bによって開閉
され、また、air供給ライン46とヘリウム供給ライ
ン47は、切換弁49a,49bによって交互に開閉さ
れる。
【0073】また、A室41およびB室42にはそれぞ
れ、搬送ロボット41b,42bが設けられており、ウ
エハW3 をロードロック室43との間で移送し、ロード
ロック室43内のウエハ支持台43aとの間でウエハW
3 の受け渡しを行なう作業を自動的に行なうように構成
されている。
【0074】回収用真空ポンプ45aによってロードロ
ック室43から排気された気体は、排気回収手段である
配管50を経てヘリウム源47aに回収される。他方、
排気用真空ポンプ44aによってロードロック室43か
ら排気された気体は、周囲の雰囲気(大気)に放出され
る。
【0075】ロードロック室43内には、排気したとき
の真空度を計測するための計測手段であるロードロック
室用真空計43bが配設されている。
【0076】ウエハはW3 をB室42からA室41に移
動させたり、逆にウエハW3 をA室41からB室42に
移動させるシーケンスは以下の点を除いて第1の実施の
形態とほぼ同じである。すなわち、第1の実施の形態の
シーケンスにおける作業(4)で、ロードロック室43
を排気用真空ポンプ44aによって真空排気するが、A
室41が、露光光によってウエハW3 が露光される減圧
チャンバである場合には、作業(4)において充分に真
空排気がされないまま、つまり、許容値以上のairが
残ったままで、作業(5),(6)に至ると、許容値以
上のairがA室41に流入することになり、A室41
のヘリウムの純度が低下し、露光エネルギーの不均一が
生じ、転写性能が劣化する。
【0077】また、図示しないレーザ干渉計の測定精度
は圧力変動だけではなく、純度変動にも影響を受けるの
で、純度低下によって、測長精度を高精度に維持できな
いという事態が生じる。
【0078】そこで、作業(4)において、切換弁48
aによって排気用真空ポンプ44aに至る第1の排気ラ
イン44を開にした後、ロードロック室用真空計43b
でロードロック室43内の真空度を検知し、所定の真空
度X、例えばX=1×10-4atmになるまでロードロ
ック室43を排気用真空ポンプ44aによって真空排気
した後、第1の排気ライン44を閉とする。
【0079】一般的にX線露光装置の減圧チャンバには
リークがあり、周囲の雰囲気であるairがA室41内
に漏れ込んでくる。上記の真空度1×10-4atmは、
このリーク量に比べて1桁程度低い値に設定してあり、
ロードロック室43からのリークの影響を少なくするこ
とができる。
【0080】また、第1の実施の形態によるシーケンス
の作業(10)において、回収用真空ポンプ45aに至
る第2の排気ライン45を開き、ロードロック室43を
回収用真空ポンプ45aによって真空排気した気体を、
配管50を通してヘリウム源47aへ戻すときには、回
収用真空ポンプ45aに至る第2の排気ライン45を開
にしたのち、ロードロック室用真空計43bでロードロ
ック室43内の真空度を検知し、所定の真空度Y、例え
ばY=1×10-3atmになるまでロードロック室43
を回収用真空ポンプ45aによって真空排気し、切換弁
48bによって回収用真空ポンプ45aに至る第2の排
気ライン45を閉とする。
【0081】airがA室41に流入することがないの
で、それほどの真空度まで排気する必要はなく、単位時
間のウエハ処理枚数を考えると、一般の真空ポンプ(ド
ライポンプ)を用いた排気では、1×10-3atmより
高真空に排気しようとすると時間がかかる傾向があた
め、真空度Yを1×10-3atmと設定した。つまり、
X<Yとすることで、A室41に不純物気体を許容値以
下しか混入させないようにして、単位時間の処理枚数を
増やし、生産性を向上させることができる。
【0082】A室41の雰囲気の純度を一定に保つこと
ができるため、レーザ干渉計を用いた場合は、高精度の
測長ができる。また、ステージ等の位置決めも高精度に
できるため、露光装置の重ね合わせ精度が向上する。さ
らに、露光エネルギーの均一性が得られるため、線幅精
度も向上するという利点が付加される。
【0083】次に上記説明した半導体製造装置を利用し
たデバイスの製造方法の実施例を説明する。図6は半導
体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは
液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステップ
1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パター
ンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製
造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。
ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記
用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術に
よってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ5
(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製さ
れたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、ア
ッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケ
ージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ
6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こ
うした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷
(ステップ7)される。
【0084】図7は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体
デバイスを製造することができる。
【0085】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0086】露光装置の減圧チャンバ等に用いるヘリウ
ム等の高価な気体の消費量を大幅に低減することで、半
導体製造装置等のランニングコストを低減し、半導体デ
バイス等の低価格化に貢献できる。
【0087】また、露光装置の減圧チャンバ等の雰囲気
の圧力、純度等を一定に保ち、転写の重ね合わせ精度や
線幅精度の向上にも大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるロードロック室および
半導体製造装置を説明する模式図である。
【図2】第1の実施の形態の一変形例によるロードロッ
ク室および半導体製造装置を説明する模式図である。
【図3】第2の実施の形態によるロードロック室および
半導体製造装置を説明する模式図である。
【図4】第2の実施の形態の一変形例によるロードロッ
ク室および半導体製造装置を説明する模式図である。
【図5】第3の実施の形態によるロードロック室および
半導体製造装置を説明する模式図である。
【図6】半導体製造工程を示すフローチャートである。
【図7】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【図8】一従来例によるロードロック室および半導体製
造装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1,21,41 A室 1a,2a,21a,22a,41a,41b ゲー
トバルブ 2,22,42 B室 3,23,43 ロードロック室 4,24,44 第1の排気ライン 4a,24a,44a 排気用真空ポンプ 5,25,45 第2の排気ライン 5a,25a,45a 回収用真空ポンプ 6,26,46 air供給ライン 6a,26a,46a air源 7,27,47 ヘリウム供給ライン 7a,27a,47a ヘリウム源 8a,8b,9a,9b,28a,28b,29a,2
9b,48a,48b,49a,49b 切換弁 10,21f,21h,30a,30b,50 配管 11,31 ケミカルフィルタ 12,32 パーティクルフィルタ 21c レーザ干渉計 21d 圧力計 21e,21i,30c 流量調整バルブ 43b ロードロック室用真空計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 寺島 茂 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 時田 俊伸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H097 BA02 BA06 BA10 CA15 DB01 LA10 5F004 AA13 AA16 BC01 BC05 BC06 5F045 BB08 DQ17 EB08 EB09 EB12 EB17 EG03 EN02 EN04 GB02 GB06 HA25 5F046 AA22 GA07 GA14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立した2つの雰囲気のそれぞれ
    とゲートバルブを介して連通自在である密閉空間と、該
    密閉空間を排気する排気手段と、該排気手段の排気を前
    記密閉空間に還流させるための排気回収手段を備えてい
    ることを特徴とするロードロック室。
  2. 【請求項2】 互いに独立した2つの雰囲気のそれぞれ
    とゲートバルブを介して連通自在である密閉空間と、該
    密閉空間を排気する排気手段と、該排気手段の排気を前
    記2つの雰囲気のうちの一方に還流させるための排気回
    収手段を備えていることを特徴とするロードロック室。
  3. 【請求項3】 排気回収手段が、排気の還流量を調整す
    るための流量調整手段を備えていることを特徴とする請
    求項2記載のロードロック室。
  4. 【請求項4】 排気回収手段が、排気を純化するための
    フィルタ手段を備えていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のロードロック室。
  5. 【請求項5】 密閉空間の真空度を計測するための計測
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    ロードロック室。
  6. 【請求項6】 2つの雰囲気のうちの一方が、ヘリウム
    を含んでいることを特徴とする請求項1ないし5いずれ
    か1項記載のロードロック室。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか1項記載のロ
    ードロック室を有し、2つの雰囲気のうちの一方が、ウ
    エハを露光するための露光装置を内蔵する減圧チャンバ
    であることを特徴とする半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6いずれか1項記載のロ
    ードロック室を有し、2つの雰囲気のうちの少なくとも
    一方が、位置計測のためのレーザ干渉計を有することを
    特徴とする半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 ゲートバルブを介してロードロック室と
    連通自在であり、内部が所定の雰囲気に制御されたチャ
    ンバであって、前記ロードロック室の排気を前記ロード
    ロック室に還流させるための排気回収手段を備えている
    ことを特徴とするチャンバ。
  10. 【請求項10】 排気回収手段が、ロードロック室の排
    気をチャンバに還流させるように構成されていることを
    特徴とする請求項9記載のチャンバ。
  11. 【請求項11】 排気回収手段が、排気を純化するため
    のフィルタ手段を備えていることを特徴とする請求項9
    または10記載のチャンバ。
  12. 【請求項12】 ロードロック室の真空度を計測するた
    めの計測手段が設けられていることを特徴とする請求項
    9ないし11いずれか1項記載のチャンバ。
  13. 【請求項13】 チャンバ内で位置計測のために用いる
    レーザ干渉計を有することを特徴とする請求項9ないし
    12いずれか1項記載のチャンバ。
  14. 【請求項14】 請求項7または8記載の半導体製造装
    置によってウエハを処理する工程を有するデバイス製造
    方法。
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