JP2001102023A - 安全弁付密閉部品とその製造方法 - Google Patents

安全弁付密閉部品とその製造方法

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JP2001102023A
JP2001102023A JP27606799A JP27606799A JP2001102023A JP 2001102023 A JP2001102023 A JP 2001102023A JP 27606799 A JP27606799 A JP 27606799A JP 27606799 A JP27606799 A JP 27606799A JP 2001102023 A JP2001102023 A JP 2001102023A
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safety valve
lid
connecting portion
projecting
curved surface
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Tadamitsu Azema
忠満 畦間
Mitsuyoshi Sasaki
光義 佐々木
Yoshinori Ishikawa
吉紀 石川
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の安全弁付密閉部品において、容器54
の底部54aと突出部62を繋ぐ連結部61は、同一厚
さで形成されるため、この連結部61は、底部54aと
突出部62との間で厚みが急変し、このため、連結部6
1の形成時、この連結部61に応力が集中して加工硬化
が起こり、連結部61に亀裂が生じるという問題があ
る。 【解決手段】 本発明の安全弁付密閉部品において、安
全弁部Zの連結部4gは、蓋体4、及び突出部4fによ
り薄肉に形成され、且つ、連結部4gは、中央部の厚み
が薄く、中央部から蓋体4、及び突出部4fに行くに従
って厚みが漸次厚くなるように連結部4gの内、外面に
曲面を設けたため、蓋体4と突出部4fからの連結部4
gの厚みが急変せず、このため、連結部4gの形成時、
連結部4gの応力の集中が無く、連結部4gの加工硬化
を少なく抑えることができ、亀裂の少ない連結部4gを
得ることができる安全弁付密閉部品を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は安全弁付密閉部品に
係わり、内部が気密に遮蔽されるケース内部の圧力が上
昇したときに安全性を確保するために用いられる安全弁
付密閉部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の安全弁付密閉部品は、特許第27
92097号公報で開示されているように、安全弁付密
閉部品である密閉型電池は、図11〜図13に示すよう
に、リチウム負極51,セパレータ52,炭素多孔質形
成体正極53などを収納した容器54の開口部には、ガ
ラス層55を介して正極端子56を設けた電池蓋57を
溶接してあり、正極端子56はパイプ状をしていて、そ
の上端部は、電解液58を注入した後、正極集電体59
の上部と溶接して封止していた。
【0003】また、容器54の底部54aには、安全弁
部60が形成され、この安全弁部60は、底部54aと
平行な直線状の同一厚さの薄肉からなる連結部61と、
この連結部61に繋がれて、底部54aから外方に突出
する厚肉からなる突出部62を有している。そして、電
池内部の圧力が所定値以上になると、薄肉の連結部61
が破断して、電池内部の高圧の気体を外部に排出して、
電池の爆発を事前に防ぐようになっている。
【0004】また、このような容器54の安全弁部60
の製造方法は、図13に示すように、ダイ71には、凹
部からなる逃げ部72を設け、このダイ71上に容器5
4の底部54aを載置した後、底部54aの上方からポ
ンチ81を押し当て、ポンチ81の平坦面82とダイ7
1の平坦面73との間で、底部54aの一部をプレスし
て、直線状の同一厚さの薄肉からなる連結部61を形成
すると共に、突出部62となる底部54aの一部を逃げ
部72に突入させて、容器54が製造されるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述のような従
来の安全弁付密閉部品において、容器54の底部54a
と突出部62を繋ぐ連結部61は、同一厚さで形成され
るため、この連結部61は、底部54aと突出部62と
の間で厚みが急変し、このため、連結部61の形成時、
この連結部61に応力が集中して加工硬化が起こり、連
結部61に亀裂が生じるという問題がある。また、安全
弁付密閉部品の製造方法においては、ポンチ71の平坦
面82と仮名が亜71の平坦面73とで、容器54の底
部54aがプレスされて、同一厚さの薄肉からなる連結
部61が形成されるため、この連結部61は、底部54
aと突出部62との間で厚みが急変し、このため、連結
部61のプレス加工時、この連結部61に応力が集中し
て加工硬化が起こり、連結部61に亀裂が生じるという
問題がある。そこで、本発明は、安全弁部の連結部に亀
裂の少ない安全弁付密閉部品、並びのその製造方法を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として、ケースと、このケースの内部
を気密に遮蔽する蓋体と、この蓋体の一部に形成されて
前記ケースの内圧が所定値以上に上昇すると破壊する安
全弁部を備え、この安全弁部は前記蓋体の一部を突出さ
せた突出部と、この突出部の根元部分に形成されて前記
蓋体と前記突出部とを連結する連結部とから成り、この
連結部は、前記蓋体、及び前記突出部により薄肉に形成
され、且つ、前記連結部は、中央部の厚みが薄く、中央
部から前記蓋体、及び前記突出部に行くに従って厚みが
漸次厚くなるように前記連結部の内、外面に曲面を設け
た構成とした。
【0007】また、第2の解決手段として、前記曲面の
半径は、前記連結部が繋がれた前記蓋体側の根本部分の
板厚の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形
成した構成とした。また、第3の解決手段として、前記
連結部の形状を円環状に形成した構成とした。
【0008】また、第4の解決手段として、前記安全弁
部は、前記突出部の突出方向を前記ケースの外方に突出
させて形成した構成とした。また、第5の解決手段とし
て、前記連結部の中央部には、円環状の凹部を設けた構
成とした。
【0009】また、第6の解決手段として、ケースの内
部を気密に遮蔽する蓋体の一部を突出させて突出部を形
成する工程と、この突出部の根元部分に形成されて前記
蓋体と前記突出部とを連結する連結部を前記突出部より
薄肉に形成する工程とを有し、前記連結部が曲面を有す
るダイと曲面を有するポンチとによるプレス加工で形成
された製造方法とした。また、第7の解決手段として、
前記突出部を形成する工程と、前記連結部を薄肉に形成
する工程とを、1つの工程で前記突出部と前記連結部と
を同時に形成するようにした製造方法とした。
【0010】また、第8の解決手段として、前記ダイと
前記ポンチの前記曲面の半径は、前記連結部が繋がれた
前記蓋体側の根本部分の板厚の寸法に対して、最小値が
1/2〜2倍の寸法で形成した製造方法とした。また、
第9の解決手段として、前記ダイには、前記突出部を突
入させるための凹部からなる逃げ部を設けると共に、前
記ポンチには、前記連結部の形成に伴う前記突出部への
肉部の移動を逃がして前記突出部の一部を受け入れるた
めの逃げ部を設けた製造方法とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の安全弁付密閉部
品の一実施例に係る実施の形態について説明する。図1
は本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る一部に用
いられる圧力遮断機構付電池蓋の断面正面図、図2は本
発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る一部に用いら
れる圧力遮断機構付電池蓋の分解斜視図、図3は本発明
の安全弁付密閉部品の一実施例に係る蓋体の上面図と右
側面図、図4は本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に
係る蓋体の断面正面図、図5は本発明の安全弁付密閉部
品の一実施例に係る蓋体の下面図、図6は本発明の安全
弁付密閉部品の一実施例に係る蓋体の安全弁部の拡大断
面図、図7、8、9は本発明の安全弁付密閉部品に係る
蓋体の安全弁部の製造方法を説明する図である。
【0012】次に、本発明の安全弁付密閉部品の構成を
説明すると、本発明の安全弁付密閉部品Aの一部に、例
えば、圧力遮断機構付電池蓋1を用いたもので説明する
と、圧力遮断機構付電池蓋1は全体形状が略矩形に形成
され、端子部2と、絶縁体3と、蓋体(負ケース)4
と、保持体5、外部電極6、圧力遮断用エレメント7、
リベット8、とから主に成り、このような圧力遮断機構
付電池蓋1が、内部を気密に遮蔽するケース10に溶接
等で取り付けられて構成されている。
【0013】端子部2はアルミニウム製で、図2に示す
ように略直角に折り曲げられており、また、その長手方
向の一端部にはリベット8の接続部8dと溶接される接
続片部2aが延設されている。また、平坦部2bには略
円形の開口部2cが複数個形成されている。絶縁体3は
絶縁性の樹脂材料から成り、一端寄りにリベット8を貫
挿する円筒部3aと、蓋体4のダイヤフラム4cを内方
に膨出し得るようにした凹部3bと、この凹部3bの底
面に貫通形成した通気孔3c、3cと、溶接用の孔3d
と、蓋体4の安全弁部4dに連通させる略長方形の開口
3e、3eと位置決め用の突起部3fとから構成されて
いる。
【0014】本発明の安全弁付密閉部品Aの一部を構成
する蓋体4は、ステンレス材のような導電性金属板から
成り、図3〜図6に示すように、外形が略矩形の弁当箱
状に形成され、外周部に略矩形の鍔部4jと、この鍔部
4jの内側を絞り加工等で下方に突出させて平坦状の底
板4aが形成されている。前記鍔部4jと底板4aとを
連結する底板4aの周囲には突条部4bが形成されてい
る。前記底板4aの一端寄りにはリベット8を貫挿した
前記円筒部3aを貫通する孔部4cが形成されている。
この孔部4cの図示右隣りには、底板4aを薄肉に形成
したダイヤフラム部4dが設けられている。このダイヤ
フラム部4dは研削等によった板厚が薄肉に形成された
後、プレス等で椀状に図示下方に膨出され、この膨出中
央部には図示上方側に突出する突起4eが設けられてい
る。即ち、本発明の安全弁付密閉部品Aを、例えば電池
に用いる場合は、圧力遮断機構付電池蓋1の蓋体4のダ
イヤフラム部4dを、電池(図示せず)の内方に椀状に
膨出させた状態で、電池の内部を気密に遮蔽するケース
10に蓋体4が取り付けられている。そして、電池の内
圧が所定値以上に上昇すると、ダイヤフラム部4dは一
気に上方に反転動作し、この反転動作で上方に移動した
突起4eが、圧力遮断用エレメント7を破断するように
なっている。
【0015】また、図4に示す蓋体4の他端寄りの底板
4aには、安全弁部Zが形成されている。この安全弁部
Zは、底板4aの一部に、外形が円環状で図示上方に突
出する突出部4fと、この突出部4fの根元部分に形成
されて蓋体4と突出部4fとを連結する連結部4gとか
ら成り、この連結部4gは突出部4fより薄肉に形成さ
れ、連結部4gの上方から見た形状は円環状に形成され
ている。また、この安全弁部Zの連結部4gは、図6に
示すように、中央部の厚みが薄く、中央部から蓋体4
側、及び突出部4f側に行くに従って厚みが漸次厚くな
るように、連結部4gの内、外面に曲面4kを設けて形
成されると共に、この曲面4kの半径R1は、連結部4
gが繋がれた蓋体4側の根本部分4mの板厚の寸法に対
して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成されている。
即ち、曲面4kは、最薄肉部となっている部分の半径R
1が最小値(板厚の1/2〜2倍)となっているが、こ
の最薄肉部から根本部分4mにかけての曲面4kの半径
は、板厚の寸法の2倍より大きなものとなっている。更
に、この連結部4gの中央部には、円環状の凹部4nを
設けて、薄肉部の厚さの精度を出すと共に、破断部分の
位置を安定させるようにしてある。このような安全弁部
Zは、突出部4fの突出方向を、電池の内部を遮蔽する
ケース(図示せず)の外部に突出して形成されているの
で、電池に異常が発生して電池内部の圧力が上昇する
と、この電池内圧が突出部4fに加わって、薄肉に形成
した連結部4gが上方に引っ張られて破断するようにな
っている。この連結部4gの破断部分から電池内部の高
圧の気体を外部に排出するようになっている。また、蓋
体4の他端側で底板4aの隅部には突条部4bの一部を
内側に突出させた位置決め用の突起部4hが形成され、
突条部4bの上端の外周側には外方に延出する鍔部4j
が形成されて蓋体4が構成されている。
【0016】また、保持体5はPPS等の絶縁樹脂材料
で成形され、図1に示すように蓋体4の突条部4b内に
嵌合される大きさになっている。保持体5の一端寄りに
は、リベット8が貫挿した円筒部を貫通する貫通孔5a
が形成されている。この貫通孔5aのまわりの凹部に
は、リベット8を接続するリベット接続部9aと、一対
のリード9b、9cをそれぞれ延出する開口部5b、5
bと、外部電極6を保持する台座部5cと、外部電極6
の接続部6cと接続される電極接続部9dと、蓋体4と
溶接される固定部9eと、安全弁部Zに対応した位置に
形成された開口5dと、蓋体4の位置決め用の突起部4
hが嵌合される切欠き部5eとが設けられている。
【0017】前記リベット接続部9a、リード9b、9
c、電極接続部9d、固定部9eはそれぞれ導電性の金
属板等から成り、インサート成形等により保持体5に一
体化されて取り付けられている。また、保持体5の下面
には電極接続部9dの下面を露出させる孔部5fが形成
され、この孔部5fに溶接具を通して保持体5の電極接
続部9dに当て、上方から溶接具を外部電極6の接続部
6cに当てて挟み込んでスポット溶接を行って、外部電
極6を保持体5に固定すると共にリード9cに電気的に
接続させている。
【0018】またリベット接続部9aとリード9bとは
接続されており、このリード9bは圧力遮断用エレメン
ト7を介してリード9cと電気的に接続されて外部電極
6に接続されている。一方、固定部9eは独立してお
り、他と電気的に接続されていない。保持体5は固定部
9eと、その下面に配設された蓋体4の底板4aにスポ
ット溶接等により固着されている。
【0019】また、外部電極6は鉄板等の金属板にニッ
ケルメッキが施され、外形が略矩形の本体部6aと、こ
の本体部6aの両側縁から折り曲げられた脚部6b、6
bと、保持体5の電極接続部9eと接続される接続部6
cとが設けられている。そして、外部電極6は、安全弁
付密閉部品Aを電池(図示せず)に用いた場合、電池の
正極となるものである。
【0020】また、圧力遮断用エレメント7は図2に示
すように、セラミック等の脆い絶縁性材料から成り、略
帯状で中央部が両端部より狭くなった幅狭部7aが形成
されている。この圧力遮断用エレメント7の上面側に
は、導電性部材を印刷、または金属箔を粘着等で形成し
た遮断用電路7bが設けられている。そして、圧力遮断
用エレメント7は前記幅狭部7aより幅広の両端部の遮
断用電路7bが保持体5のリード9b、9cに半田付け
等で電気的に接続されて取り付けられている。
【0021】また、リベット8はアルミ製で、図2に示
すように、先端側をやや細くした円柱部8aと、下端に
設けられた鍔部8bと、鍔部8bの外周に沿って上方に
突設された環状突条部8cと、鍔部8bから横方向に突
設された接続部8dとから成り、この接続部8dには前
記端子部2の接続片部2aが溶着されるようになってい
る。また、絶縁体3、蓋体4、および保持体5は、リベ
ット8の円柱部8aの先端がカシメられて一体化され、
このカシメ部分が保持体5のリベット接続部9aに接続
されている。従って、外部電極6は圧力遮断用エレメン
ト7の遮断用電路7b等を経て端子部2と電気的に接続
されている。また、圧力遮断機構付電池蓋1の蓋体4が
金属板から成るケース10に溶接等で取り付けられて、
ケース10の内部が気密に遮蔽されて状態になって、本
発明の安全弁付密閉部品Aが構成されている。
【0022】前述したような本発明の安全弁付密閉部品
Aを、例えばリチウムイオン2次電池等から成る電池
(図示せず)に用いるには、ケース10内に、圧力遮断
機構付電池蓋1を上方から挿入し、蓋体4の鍔部4jを
ケースの全周に亘って溶接し、電解液注入口(図示せ
ず)から電解液を注入し、最後に溶接等で前記電解液注
入口を塞ぐことで、本発明の安全弁付密閉部品Aの一部
を構成する蓋体4により電池内部が密閉される。また、
本発明の安全弁付密閉部品Aを用いた電池を、再充電す
るときの電流の経路は、外部電極(正極)6から順次、
リード9c、遮断溶エレメント7の遮断溶電路7b、リ
ード9b、リベット8を経て、端子部2に導出される。
【0023】このとき、充電が終了しても更に電流を流
し続ける過充電が行われたり、規定された電流よりも大
きな電流で充電が行われると、電池(図示せず)に異常
が発生し電池内部の圧力や温度が異常に上昇する。する
と、圧力遮断機構付電池蓋1に、上昇した電池内圧が伝
わり、この上昇した電池内圧が絶縁体3の通気孔3c、
3cを介して蓋体4のダイヤフラム4dに伝わると共
に、開口3e、3eを介して安全弁部Zに伝わる。そし
て、電池(図示せず)内の圧力が異常に上昇し、所定の
圧力に達すると、椀状で下方に膨出しているダイヤフラ
ム部4dが一気に上方に反転する。このダイヤフラム部
4dの一気の反転で、突起4eが圧力遮断用エレメント
7の幅狭部7aに衝突して、脆い材質から成る圧力遮断
用エレメント7が幅狭部7aから破断される。この圧力
遮断用エレメント7の破断により、遮断用電路7bが断
線し、リード9b、9c間の電気的導通が遮断される。
このリード9b、9c間の電気的導通が遮断されること
により、外部電極6と電池内の発電部の正極間に流れる
電流を遮断し、これ以上の充電をストップすることによ
り、電池内部の圧力上昇を抑えて、電池の破裂等を未然
に防ぐことができるようになっている。
【0024】また、もしも前記圧力遮断用エレメント7
を破断させて電流の流れをストップさせても、電池内部
の電解液の影響等で電池内圧が更に上昇した場合には、
蓋体4の安全弁部Zの薄肉に形成されている連結部4g
が破断し、この破断部から電池内の高圧力の気体が開口
5dを経由して電池の外部に排出されるようになってい
る。例えば、本発明の安全弁付密閉部品Aの動作圧力
は、4〜10気圧の範囲でダイヤフラム4dが一気に反
転して動作し、10〜20気圧の範囲で安全弁部Zの連
結部4gが破断されて動作するように設定されている。
【0025】次に、本発明の安全弁付密閉部品Aの安全
弁部Zの製造方法を、図7、8、9を用いて説明する。
まず、蓋体4に安全弁部Zを形成するためのポンチP
1,P2とダイKがあり、円柱状の第1のポンチP1
は、図7,図8に示すように、下面中央部に設けられた
円形状の凹部からなる逃げ部21と、下部の全外周角部
に設けられた半径R2の曲面22とが形成されている。
また、逃げ部21は、曲面22の最内端から繋がって形
成されている。また、前記ポンチP1が対向する下方側
にダイKが配置され、このダイKには、上面に位置する
平坦面31と、上面中央部に設けられた円形状の凹部か
らなる逃げ部32と、この逃げ部32の上部の外周角部
に設けられた半径R3の曲面33とが形成されている。
また、ポンチP1とダイKの半径R2,R3は、連結部
4gが繋がった蓋体4側の根本部分4mの板厚の寸法に
対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成されてい
る。そして、ポンチP1とダイKは、曲面22と曲面3
3とが対向した状態で、配置されるようになっている。
【0026】このような構成のポンチP1とダイKをプ
レス等に取り付け、ダイKの平坦面31に安全弁部Zを
形成する前の蓋体4を、鍔部4jを下向きにして載置す
る。このとき、蓋体4は鍔部4jの一部がパイロットピ
ン(図示せず)等で位置決めされている。このようにダ
イKに位置決めされた蓋体4に、ポンチP1を下方のダ
イKに降下させ、ポンチP1で底板4aを塑性変形させ
て、ダイKの逃げ部32とポンチP1の逃げ部21に底
板4aを円環状に突入して突き出して突出部4fを形成
する。そして、ポンチP1がプレスの下死点まで移動す
ると、突出部4fはポンチP1の曲面22とダイKの曲
面33との間でプレス加工されて、連結部4gの形成に
伴う突出部4fへの肉部の移動を逃がして突出部4fの
一部を逃げ部21で受け入れて、前述したような薄肉か
ら成る円環状の連結部4gを形成する。次に、図9に示
すように、円環状の突部23を設けた第2のポンチP2
に変えて、このポンチP2をダイK側に移動して、ポン
チP2の突部23とダイKの曲面33との間で連結部4
gの中央部をプレス加工して、連結部4gに円環状の凹
部4nを形成すると安全弁部Zが完成する。このような
蓋体4をケース10に溶接等で内部を密閉して取り付け
ることにより、本発明の安全弁付密閉部品Aが製造され
る。即ち、本発明の安全弁付密閉部品の製造方法は、ケ
ース10の内部を気密に遮蔽する蓋体4の一部を突出さ
せて突出部4fを形成する工程と、前記連結部4gを前
記突出部4fより薄肉に形成する工程とを、1つの工程
で突出部4fと連結部4gとを同時に形成するようにな
っている。
【0027】このような製造方法で形成された安全弁部
Zの連結部4gは、中央部の厚みが薄く、中央部から蓋
体4側、及び突出部4f側に行くに従って厚みが漸次厚
くなるように形成されているため、連結部4gの厚みが
急変せず、このため、連結部4gの応力の集中が無く、
連結部4gの加工硬化を少なく抑えることができ、亀裂
の無い連結部4gを得ることができる。そのために、前
述したような製造方法で製造した本発明の安全弁付密閉
部品Aを用いた電池(図示せず)は、電池内部の圧力が
所定値以上になると、確実に薄肉の連結部4gを破断す
ることができ、電池内部の高圧の気体を外部に速やかに
排出して、電池の爆発を事前に防ぐことができる。ま
た、本発明の安全弁付密閉部品Aの製造方法では、安全
弁部Zを形成する工程と、連結部4gを形成する工程と
を、1つの工程で突出部4fと連結部4gとを同時に形
成する方法で説明したが、それぞれの工程を2つの工程
に分けて別々に形成したものでもよい。
【0028】また、図10は本発明の安全弁付密閉部品
の他の実施例を示し、この実施例は、蓋体4を切削して
根本部分4mを形成し、この根本部分4mに前述したよ
うな加工を行って、蓋体4の板厚の厚み内に安全弁部Z
を形成したものである。その他の構成は、前述した実施
例と同様であるので、同一部品に同一番号を付して、こ
こではその説明を省略する。
【0029】また、本発明の実施の形態の説明では、安
全弁部Zを有する蓋体4を圧力遮断機構付電池蓋1に組
み込んだものを例に説明したが、前記蓋体4だけを直接
ケース10に溶接等で、内部を気密に遮蔽してケース1
0に取り付けたものでもよい。また、本発明の安全弁付
密閉部品Aを、電池に用いたもので説明したが、内部が
密閉されて内圧が上昇すると障害が有るたものになら、
何に用いてもよい。また、本発明の実施の形態では、安
全弁部Zの形状を円環状に形成したもので説明したが、
安全弁部Zの形状は楕円形状(図示せず)、あるいは小
判形状(図示せず)の円環状であればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の安全弁付密閉部品において、安
全弁部Zの連結部4gは、蓋体4、及び突出部4fによ
り薄肉に形成され、且つ、連結部4gは、中央部の厚み
が薄く、中央部から蓋体4、及び突出部4fに行くに従
って厚みが漸次厚くなるように連結部4gの内、外面に
曲面を設けたため、蓋体4と突出部4fからの連結部4
gの厚みが急変せず、このため、連結部4gの形成時、
連結部4gの応力の集中が無く、連結部4gの加工硬化
を少なく抑えることができ、亀裂の少ない連結部4gを
得ることができる安全弁付密閉部品を提供できる。
【0031】また、曲面の半径R1は、連結部4gが繋
がれた蓋体4側の根本部分4mの板厚の寸法に対して、
最小値が1/2〜2倍の寸法で形成したため、実験の結
果、連結部4gの形成時、連結部4gの応力の集中が無
く、連結部4gの加工硬化を少なく抑えることができ、
一層亀裂の少ない連結部4gを得ることができる安全弁
付密閉部品を提供できる。
【0032】また、連結部4gの形状を円環状に形成し
たため、安全弁部Zを製造するダイのポンチを精度の出
しやすい円柱状にすることができ、高精度のダイを作る
ことができる。 そのために、円環状の連結部4gを精
度よく形成することができ、更に高精度で高品質の安全
弁付密閉部品を提供することができる。
【0033】また、安全弁部Zは、突出部4fの突出方
向をケースの外方に突出させて形成したため、突出部4
fに高圧の電池内圧が加わると、薄肉から成る連結部4
gを外方に引っ張っる力が働き、この力で連結部4gを
確実に破断させることができる安全弁付密閉部品を提供
できる。
【0034】また、連結部4gの中央部には、円環状の
凹部4nを設けたため、連結部4gの破断位置を安定に
することができる。
【0035】また、連結部4gが曲面33を有するダイ
Kと曲面22を有するポンチP1とによるプレス加工で
形成されるため、連結部4gのプレス加工時、連結部4
gの応力の集中が無く、連結部4gの加工硬化を少なく
抑えることができ、亀裂の少ない連結部4gを得ること
ができる安全弁付密閉部品の製造方法を提供できる。
【0036】また、突出部4fを形成する工程と、連結
部4gを薄肉に形成する工程とを、1つの工程で突出部
4fと連結部4gとを同時に形成するようにしたため、
製造工程を短縮することができ、低コストの安全弁付密
閉部品の製造方法を提供できる。
【0037】また、ダイKとポンチP1の曲面33,2
2の半径R3,R2は、連結部4gが繋がれた蓋体4側
の根本部分4mの板厚の寸法に対して、最小値が1/2
〜2倍の寸法で形成したため、連結部4gのプレス加工
時、連結部4gの応力の集中が無く、連結部4gの加工
硬化を少なく抑えることができ、一層亀裂の少ない連結
部4gを得ることができる安全弁付密閉部品の製造方法
を提供できる。
【0038】また、ダイKには、突出部4fを突入させ
るための凹部からなる逃げ部32を設けると共に、ポン
チPには、連結部4gの形成に伴う突出部4fへの肉部
の移動を逃がして突出部4fの一部を受け入れるための
逃げ部21を設けたため、連結4gの形成が確実で、精
度の良好な安全弁付密閉部品の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る要
部断面正面図である。
【図2】本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る分
解斜視図である。
【図3】本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る蓋
体の上面図と右側面図である。
【図4】本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る蓋
体の断面正面図である。
【図5】本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る蓋
体の下面図である。
【図6】本発明の安全弁付密閉部品の一実施例に係る蓋
体の安全弁部の拡大断面図である。
【図7】本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁
部の製造方法を説明する概略図である。
【図8】本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁
部の製造方法を説明する概略図である。
【図9】本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁
部の製造方法を説明する概略図である。
【図10】本発明の安全弁付密閉部品の他の実施例に係
る蓋体の安全弁部の要部拡大断面図である。
【図11】従来の安全弁付密閉部品の断面図である。
【図12】従来の安全弁付密閉部品の容器の要部拡大断
面図である。
【図13】従来の安全弁付密閉部品に係る容器の製造方
法を説明する概略図である。
【符号の説明】
A 安全弁付密閉部品 1 圧力遮断機構付電池蓋 2 端子部 2a 接続片部 2b 平坦部 2c 開口部 3 絶縁体 3a 円筒部 3b 凹部 3c 通気口 3d 孔 3e 開口 4 蓋体 4a 底板 4b 突条部 4c 孔部 4d ダイヤフラム部 4e 突起 4f 突出部 4g 連結部 4h 突起部 4j 鍔部 4k 曲面 4m 根本部分 4n 凹部 Z 安全弁部 5 保持体 5a 貫通孔 5b 開口部 5c 台座部 5d 開口 5e 切り欠き部 5f 孔部 6 外部電極 6a 本体部 6b 脚部 6c 接続部 7 圧力遮断用エレメント 7a 幅狭部 7b 遮断用電路 8 リベット 8a 円柱部 8b 鍔部 8c 環状突条部 8d 接続部 9a リベット接続部 9b リード 9c リード 9d 電極接続部 9e 固定部 P1 ポンチ P2 ポンチ 21 逃げ部 22 曲面 23 突部 K ダイ 31 平坦面 32 逃げ部 33 曲面 R1 半径 R2 半径 R3 半径

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースの内部を気密に遮
    蔽する蓋体と、この蓋体の一部に形成されて前記ケース
    の内圧が所定値以上に上昇すると破壊する安全弁部を備
    え、この安全弁部は前記蓋体の一部を突出させた突出部
    と、この突出部の根元部分に形成されて前記蓋体と前記
    突出部とを連結する連結部とから成り、この連結部は、
    前記蓋体、及び前記突出部により薄肉に形成され、且
    つ、前記連結部は、中央部の厚みが薄く、中央部から前
    記蓋体、及び前記突出部に行くに従って厚みが漸次厚く
    なるように前記連結部の内、外面に曲面を設けたことを
    特徴とする安全弁付密閉部品。
  2. 【請求項2】 前記曲面の半径は、前記連結部が繋がれ
    た前記蓋体側の根本部分の板厚の寸法に対して、最小値
    が1/2〜2倍の寸法で形成したことを特徴とする請求
    項1記載の安全弁付密閉部品。
  3. 【請求項3】 前記連結部の形状を円環状に形成したこ
    とを特徴とする請求項1、又は2記載の安全弁付密閉部
    品。
  4. 【請求項4】 前記安全弁部は、前記突出部の突出方向
    を前記ケースの外方に突出させて形成したことを特徴と
    する請求項1、又は2,又は3記載の安全弁付密閉部
    品。
  5. 【請求項5】 前記連結部の中央部には、円環状の凹部
    を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記
    載の安全弁付密閉部品。
  6. 【請求項6】 ケースの内部を気密に遮蔽する蓋体の一
    部を突出させて突出部を形成する工程と、この突出部の
    根元部分に形成されて前記蓋体と前記突出部とを連結す
    る連結部を前記突出部より薄肉に形成する工程とを有
    し、前記連結部が曲面を有するダイと曲面を有するポン
    チとによるプレス加工で形成されたことを特徴とする安
    全弁付密閉部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記突出部を形成する工程と、前記連結
    部を薄肉に形成する工程とを、1つの工程で前記突出部
    と前記連結部とを同時に形成するようにしたことを特徴
    とする請求項6記載の安全弁付密閉部品の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ダイと前記ポンチの前記曲面の半径
    は、前記連結部が繋がれた前記蓋体側の根本部分の板厚
    の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成し
    たことを特徴とする請求項6,又は7記載の安全弁付密
    閉部品の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ダイには、前記突出部を突入させる
    ための凹部からなる逃げ部を設けると共に、前記ポンチ
    には、前記連結部の形成に伴う前記突出部への肉部の移
    動を逃がして前記突出部の一部を受け入れるための逃げ
    部を設けたことを特徴とする請求項6から8の何れかに
    記載の安全弁付密閉部品の製造方法。
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