JP2001100296A - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JP2001100296A
JP2001100296A JP27703099A JP27703099A JP2001100296A JP 2001100296 A JP2001100296 A JP 2001100296A JP 27703099 A JP27703099 A JP 27703099A JP 27703099 A JP27703099 A JP 27703099A JP 2001100296 A JP2001100296 A JP 2001100296A
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JP
Japan
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optical
filter
optical system
optical axis
lens barrel
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JP27703099A
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English (en)
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Ryoji Okuno
良治 奥野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系の光軸方向駆動時に、光学フィルタが
回転してしまうと、光軸方向駆動の前後で得られるフィ
ルタ効果が変化してしまう。 【解決手段】 光学系(撮影光学系、測光光学系又はフ
ァインダー光学系)を光軸方向に駆動する機構1,2,
3,4,28と、上記光学系内に配置される光学フィル
タ35とを有する光学機器において、上記機構を構成す
る部材のうち光軸回りで非回転にて光軸方向に移動する
直進部材(シャッタ保持部材28)に光学フィルタを支
持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学フィルタを有
した光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラで撮影を行う手法として光学フィ
ルタを用いるものがある。光学フィルタには、偏光フィ
ルタやクロスフィルタ等、撮影光軸回りでフィルタの回
転角度が変化することによって撮影像に対する効果が変
化するものがある。
【0003】例えば、一方向偏光フィルタは、入射光の
うち偏光方向と一致する光のみを通過させる効果を有
し、これを撮影光軸回りで回転させることにより、入射
光の偏光方向を調整することができ、被写体の乱反射や
ぎらつきを除去することができる。
【0004】また、クロスフィルタは、主に入射光の高
輝度部をフィルタの有する幾何学模様ににじむ光に変え
る効果があり、これを撮影光軸回りで回転させることに
より、入射光のにじむ方向を調整することができ、被写
体の高輝度部を撮影者の意図する方向に流れる十時状反
射光等として撮影することができる。
【0005】このように撮影光路内に光学フィルタを設
け、撮影像にフィルタ効果をもたらすための装置として
は、例えば特開平10−90748号公報にて提案され
ているものがある。
【0006】この公報提案の装置では、撮影光軸から偏
心した位置に回転中心のあるターレットに、撮影光路径
と略等しい径の開口部を複数個設け、この開口部の一部
に偏光フィルタを設けている。そして、ターレットを回
転させることで撮影像への偏光効果をもたらすものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置のよう
に、撮影光軸回りで回転するとフィルタ効果が変わる光
学フィルタを用いる場合、この光学フィルタが撮影装置
や撮影光学系に対して固定されているものであれば、撮
影鏡筒の合焦、変倍および沈胴といった鏡筒駆動の前後
でも、撮影者が決定したフィルタ位相に狂いは生じな
い。このため、撮影者の意図するフィルタ効果を効かせ
た撮影を行うことができる。
【0008】しかしながら、撮影鏡筒の合焦、変倍、沈
胴等の鏡筒駆動に伴って光学フィルタが撮影光軸回りで
回転してしまうと、撮影者の意図しないフィルタ効果の
まま撮影が行われてしまうという問題がある。
【0009】また、光学フィルタを撮影鏡筒の光路内に
配置すると、例えば鏡筒沈胴時にフィルタの厚み分、鏡
筒全長が長くなってしまい、カメラの厚みを増やしてし
まうという問題もある。
【0010】さらに、フィルタ効果が効いた状態でカメ
ラのメインスイッチ(電源スイッチ)をオフした後、再
度メインスイッチをオンしたときに、フィルタ効果が効
いた状態が維持されていると、このメインスイッチのオ
フ/オンの前後で撮影状況が変化していることが多いた
め、フィルタ効果の必要性そのものを考え直す必要性が
生じ、フィルタ効果を無効にするよう設定し直したり、
誤って不必要なフィルタ効果を効かせたまま撮影を行っ
てしまったりするおそれがある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本願第1の発明では、光学系(撮影光学系、測光
光学系又はファインダー光学系)を光軸方向に駆動する
機構と、上記光学系内に配置される光学フィルタとを有
する光学機器において、上記機構を構成する部材のうち
光軸回りで非回転にて光軸方向に移動する直進部材(例
えば、レンズ保持部材、シャッタ保持部材、直進鏡筒又
は光軸に平行に配置されたガイド軸若しくはガイド溝に
よって直進ガイドされる被ガイド部材)に光学フィルタ
を支持させるようにしている。
【0012】すなわち、光学系が変倍、合焦、沈胴とい
った光軸方向駆動を行う際に、光軸回りで回転する回転
部材や光軸回りで非回転で光軸方向に移動する直進部材
等の機構構成部材のうち、直進部材に光学フィルタを支
持させることにより、光学系の光軸方向駆動に伴って光
学フィルタが回転し、そのフィルタ効果が変化してしま
うことを確実に防止している。
【0013】また、直進部材に、例えば、フィルタ駆動
のための情報通信用のフレキシブル基板が接続されてい
るような場合には、直進部材が回転せず、フレキシブル
基板がねじれることがないため、フレキシブル基板の切
断防止に有効である。
【0014】なお、光学フィルタを支持する直進部材
に、光学フィルタを光軸回りで回転させるフィルタ回転
手段や光学フィルタを光学系の光路に対して進退させる
フィルタ進退手段を設けることにより、フィルタ支持の
ための専用の部材を不要として、機器の組立て性の向上
や小型化を図ることが可能となる。
【0015】また、本願第2の発明では、光学系を駆動
する機構と、上記光学系内に光軸回りで回転可能に配置
され、上記機構を構成する部材のうち光軸回りで回転可
能な回転部材により支持された光学フィルタとを有する
光学機器において、回転部材が回転したときに、光学フ
ィルタを回転部材の回転前の回転位置に維持又は復帰さ
せるフィルタ位相補正手段を設けている。
【0016】すなわち、光学系が変倍、合焦、沈胴とい
った光軸方向駆動を行う際に光軸回りで回転する回転部
材に光学フィルタを支持させた場合において、回転部材
が回転する際に、光学フィルタを回転部材の回転前の回
転位置に維持又は復帰させるよう自動的にフィルタ回転
位置(位相)の補正が行われるようにして、光学系の光
軸方向駆動時に光学フィルタの効果が変化してしまうこ
とを確実に防止している。
【0017】また、本願第3の発明では、光軸方向に駆
動可能な光学系内に配置された光学フィルタと、この光
学フィルタを上記光学系の光路に対して進退させるフィ
ルタ進退手段とを有する光学機器において、このフィル
タ進退手段に、上記光学系が最も短縮される際ないし電
源スイッチがオフされたとき(例えば、沈胴する際)
に、光学フィルタを光学系の光路外に退避させるように
している。
【0018】すなわち、光路内に進入した光学フィルタ
を挟んで光学系を構成するレンズ等が配置されているよ
うな場合に、光学系が最も短縮される際に光学フィルタ
を光路外から退避させることにより、上記両レンズ等を
互いに近接させることができるようにし、光学フィルタ
を光路内に配置したままの場合に比べて光学系全長を短
くすることができるようにしている。
【0019】さらに、本願第4の発明では、光学系内に
配置された光学フィルタと、この光学フィルタを上記光
学系の光路に対して進退させるフィルタ進退手段とを有
する光学機器において、フィルタ進退手段に、この光学
機器の電源スイッチがオフされ、再度オンされたとき
に、光学フィルタを上記光路外に退避させるようにして
いる。
【0020】すなわち、電源スイッチをオフして再度オ
ンした際に、オフ前に光路内に進入していた光学フィル
タを一旦退避させることにより、電源の再投入時に使用
者が誤ってフィルタ効果が効いた状態で撮影等を行って
しまうことを防止している。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるカメラ(光学機器)の構成を示
している。
【0022】これらの図において、1は第1直進筒、1
aは第1直進筒1の外周に設けられたカムフォロワ、2
は光軸回りで非回転で光軸方向に移動可能な第2の直進
筒、2aは第2直進筒2の外周に設けられたカムフォロ
ワである。
【0023】10は第1直進筒1に取り付けられ、カメ
ラ本体11に設けられた制御回路(マイコン)24との
通信を行うためのフレキシブル基板、3は回転カム筒、
4は固定筒である。
【0024】5はカム筒駆動ギア、6はカム筒駆動ギア
5に噛み合い、端面に交互に明部と暗部を有するパルス
反射板6aを備えた伝達ギア、7は伝達ギア6に噛み合
う減速ギア、8は減速ギア7に噛み合うピニオンウォー
ムギアを備えた鏡筒駆動モータ、9はパルス板6aの明
暗を検出することで撮影鏡筒の位置(伸縮状態)を検出
する光検知センサ、11aはカメラ本体11に形成され
たアパーチャ開口部である。なお、パルス反射板6aお
よび光検知センサ9により撮影鏡筒の位置を検出するた
めのエンコーダが構成され、以下、これらをまとめて鏡
筒位置検知エンコーダと称する。
【0025】12はフィルム給送モータ、13はストロ
ボ、14はファインダー光学系、15はファインダー光
学系14内に設けられた光学フィルタ(図示せず)の光
軸回りで回転駆動およびファインダー光路に対する進退
駆動の駆動源であるファインダーフィルタ駆動モータで
ある。
【0026】27はカメラ本体11に取り付けられて、
撮影光軸と平行に延びる直進ガイド軸、17はフィルタ
効果使用確認ランプ、18はフィルタ効果使用スイッ
チ、19はフィルタ回転スイッチ、20はテレ側変倍ス
イッチ、21はワイド側変倍スイッチである。
【0027】22は不図示の撮影用カートリッジ内スプ
ールと係合してフィルム33を送り出したり巻き戻した
りするためのフォークギアで、給送モータ12から不図
示のファインダー給送機構を介して駆動力を受ける。不
図示のフィルムカートリッジに収容された撮影用フィル
ム33は、図2にも示すように、アパーチャ開口部11
aに対向する位置に給送され、撮影光学系の焦点面を形
成する。
【0028】23はレリーズスイッチ、34は電源のオ
ン/オフ切り換えを行うメインスイッチ、25は被写体
までの測距を行う測距装置、26は測光装置、16は測
光装置26内に設けられた光学フィルタ(図示せず)の
光軸回りで回転駆動およびファインダー光路に対する進
退駆動の駆動源であるAEフィルタ駆動モータである。
【0029】図2および図3には、撮影鏡筒の内部構成
を示している。固定筒4はカメラ本体11のアパーチャ
面側に接合されている。固定筒4の内周には、オスヘリ
コイド4aが形成されており、このオスヘリコイド4a
は回転カム筒3の外周に形成されたメスヘリコイド3d
と係合する。
【0030】また、回転カム筒3の外周には平歯ギア3
cが形成されており、この平歯ギア3cはカム筒駆動ギ
ア5に噛み合う。このため、カム筒駆動ギア5が回転す
ると、回転カム筒3は光軸回りで回転するとともに、ヘ
リコイド作用によって撮影光軸方向に移動する。なお、
図2は、撮影鏡筒がテレ端まで伸長した状態を、図3に
は撮影鏡筒がカメラ本体11に対して沈胴した状態をそ
れぞれ示している。
【0031】回転カム筒3の内周には、2種類のカム溝
3a,3bが形成されており、それぞれ第1直進筒1の
カムフォロワ1aおよび第2直進筒2のカムフォロワ2
aが係合している。このため、回転カム筒3が回転する
と、第1および第2直進筒1,2はそれぞれカム作用に
よってそれぞれ独立して光軸方向に移動する。 なお、
第2直進筒2のガイド穴2cには直進ガイド軸27が挿
入されている。これにより、第2直進筒2は、光軸回り
での回転が阻止されるとともに、光軸方向にガイドされ
る。また、第2直進筒2は、2群レンズ2dを保持して
いる。
【0032】第1直進筒1の内側後部には、シャッタ・
フィルタユニットを構成する地板(請求の範囲にいう直
進部材)28が第1直進筒1に一体的に接合されてい
る。
【0033】図4には、シャッタ・フィルタユニットの
うちフィルタユニット部Aの構成を分かり易く示してい
る。以下、図2〜図4を併せ用いてシャッタ・フィルタ
ユニットAについて説明する。
【0034】地板28のガイド穴28bには、第2直進
筒2に取り付けられて撮影光軸方向に延びる直進ガイド
軸2bが挿入されている。これにより、第1直進筒1は
光軸回りでの回転が阻止されるとともに、光軸方向にガ
イドされる。また、第1直進筒1は、その内側前部に1
群レンズ1b,1cを保持している。
【0035】なお、第1および第2直進筒1,2、回転
カム筒3、固定筒4、地板28、直進ガイド27,2b
等により光軸方向に伸縮駆動可能な撮影鏡筒(光学系を
駆動する機構)が構成される。
【0036】28aは地板28に形成された絞り開口部
28a、29は地板28の前面側(入射側)に取り付け
られたシャッタ羽根、31は地板28の後面側(射出
側)に、光軸直交面内にて揺動可能に取り付けられたフ
ィルタ保持部材である。フィルタ保持部材31には保持
腕部31aが形成されており、この保持腕部31aには
フィルタリム31bが保持されている。フィルタリム3
1bの内周部には偏光フィルタやクロスフィルタなどの
光学フィルタ35が取り付けられている。なお、上述し
たフレキシブル基板10は、フィルタおよびシャッタ駆
動通信用として地板28に接続されている。
【0037】前述したように、シャッタ・フィルタユニ
ットAは、地板28が第1直進筒1に接合されているた
め、第1直進筒1とともに撮影光軸方向(図4の矢印a
方向)にしか動かず、光軸回りで回転することはない。
このため、撮影光路内に進入した状態で撮影鏡筒が駆動
されても、第1直進筒1に一体に接合された地板28に
より支持されたフィルタ35も光軸回りで回転せず、結
像面に対するフィルタ効果は一定に維持される。また、
地板28に接続されたフレキシブル基板10は撮影鏡筒
の駆動によって光軸回りでねじられることがないため、
切断されにくい。
【0038】30はフィルタ回転駆動モータにより回転
駆動されるフィルタ回転ギヤ、32はフィルタ保持部材
31を揺動駆動するフィルタ進退駆動モータである。
【0039】28cは直進ガイド軸27との干渉を回避
するための逃げ穴、28dはフィルタ保持部材ストッ
パ、28eはフィルタ保持部材31の進退位置を検知す
るフィルタ進退検知センサである。
【0040】36はフィルタ回転ギヤ30と連動してい
るフィルタ位相検知エンコーダである。
【0041】このように構成されるフィルタユニット部
Aでは、フィルタ進退駆動モータ32によってフィルタ
保持部材31が図4(b)に示す位置から図4(a)に
示す位置に揺動されると、フィルタ35が撮影光路内に
進入する。フィルタ35が撮影光路内に進入してその光
軸が撮影光軸と一致すると、フィルタ進退検知センサ2
8eから検出信号が出力され、フィルタ進退駆動モータ
32の作動が停止される。なお、フィルタ保持部材31
はフィルタ保持部材ストッパ28dに当接することによ
ってそれ以上の揺動が阻止される。そしてこのとき、フ
ィルタリム31bの外周に形成されたギヤがフィルタ回
転ギヤ30に噛み合う。このため、フィルタ回転ギヤ3
0が回転すると、フィルタリム31bとともにフィルタ
35が光軸回りで図中矢印b方向に回転し、結像面上で
のフィルタ効果が変化する。
【0042】一方、フィルタ進退駆動モータ32によっ
てフィルタ保持部材31が図4(a)に示す位置から図
4(b)に示す位置の方向(図中矢印c方向)に揺動さ
れると、フィルタ35は撮影光路外に退避する。フィル
タ35が撮影光路外の所定位置に退避すると、フィルタ
進退検知センサ28eから検出信号が出力され、フィル
タ進退駆動モータ32の作動が停止される。なお、フィ
ルタ保持部材31はフィルタ保持部材ストッパ28dに
当接することによってそれ以上の揺動が阻止される。こ
れにより、結像面上でのフィルタ効果がなくなるととも
に、後述するように、撮影鏡筒の沈胴時に撮影鏡筒全長
を短くすることができる。
【0043】以上のように構成されるカメラにおいて、
例えば図2に示す状態から駆動ギア5が撮影鏡筒を沈胴
させる方向に回転すると、回転カム筒3は回転しながら
アパーチャ側に後退する。
【0044】また、回転カム筒3の回転および後退に伴
って、第1および第2直進筒1,2も直進後退し、図3
に示すように、撮影鏡筒全体がカメラ本体11に対して
沈胴する。沈胴状態に達したことは、光検知センサ9か
らの検出パルスをカウントすることによって検出され
る。
【0045】ここで、このような沈胴状態では、フィル
タ進退駆動モータ32によってフィルタ保持部材31が
撮影光路外(第2直進筒2との干渉を避けられる位置)
に自動的に退避するようになっている。このため、沈胴
状態では、第1直進筒1(地板28)と第2直進筒2を
光軸方向にて近接させることができ、沈胴時の撮影鏡筒
全長を短くすることができる。
【0046】なお、本実施形態のカメラでは、上述した
フィルタユニット部Aと同様な構成がファインダー光学
系14および測光装置26内にも設けられ、撮影鏡筒内
のフィルタユニット部Aと同時に同じ制御が行われる。
したがって、撮影光学系の結像面にフィルタ効果がある
ときは、ファインダー光学系14および測光装置26の
結像面にも同じフィルタ効果が生じており、撮影光学系
の結像面にフィルタ効果がないときは、ファインダー光
学系14および測光装置26の結像面にもフィルタ効果
は生じない。
【0047】図5には、本実施形態のカメラの電気回路
を示している。レリーズスイッチ23は、これを第1ス
トローク操作(半押し)したときにオンになるSW1
(23a)と、第2ストローク操作(全押し)したとき
にオンになるSW2(23b)が連動する。
【0048】37はシャッター駆動回路であり、制御回
路24からの信号に応じてシャッター駆動モータ51を
駆動し、シャッター羽根29の開閉制御およびチャージ
駆動を行う。
【0049】39はフィルタ駆動回路であり、制御回路
24からの信号に応じてフィルタ進退駆動モータ32お
よびフィルタ回転駆動モータ52を駆動し、フィルター
保持部材31の進退揺動およびフィルター回転ギヤ39
を介したフィルターリム31bの回転制御を行う。
【0050】40は鏡筒駆動回路であり、制御回路24
からの信号に応じて鏡筒駆動モータ8を駆動し、撮影鏡
筒の変倍、合焦および沈胴駆動制御を行う。
【0051】41は鏡筒位置検出回路であり、エンコー
ダ(6,9)からの出力パルスをカウントして撮影鏡筒
の位置(伸縮沈胴状態)を示す信号を制御回路24に出
力する。
【0052】42はフィルタ位置検知回路であり、フィ
ルタ進退検知センサからの28eからの信号を制御回路
24に送るとともに、エンコーダ36からの出力パルス
をカウントしてフィルタ35の回転位置を示す信号を制
御回路24に送る。
【0053】43は警告回路であり、制御回路24から
の信号に応じてフィルタ効果使用確認ランプ17を制御
する。
【0054】44はフィルム給送回路であり、制御回路
24からの信号に応じてフィルム給送モータ12を駆動
して、フィルム33のカートリッジからの送り出し、巻
き上げおよびカートリッジへの巻き戻し制御を行う。
【0055】38はフィルム33のパーフォレーション
などを光学的に検知することにより、カメラ内でのフィ
ルム位置を検出するフィルム位置検知回路である。
【0056】図6および図7には、本実施形態のカメラ
(制御回路24)のメインシーケンスを示している。な
お、これらの図中のを付した部分は互いにつながって
いることを示す。
【0057】メインスイッチ34がオンされる(電源が
オンされる)と(901)、撮影鏡筒を沈胴位置から、
初期位置となる例えばワイド端位置まで鏡筒位置検知エ
ンコーダ6a,9による検出位置をモニタしながら繰り
出し(908)、その後、いずれかのスイッチが押され
てないかを判断する(907)。
【0058】テレ側変倍スイッチ20が押されると(9
09)、鏡筒駆動回路40を通じて鏡筒駆動モータ8を
作動させ、撮影鏡筒のテレ側への駆動を開始させるとと
もに(910)、鏡筒位置検知エンコーダ6a,9によ
る撮影鏡筒の位置検知も行わせる(911)。テレ側変
倍スイッチ20が押され続けていれば(911Y)、鏡
筒位置検知エンコーダ6a,9からの鏡筒位置情報によ
り現在の鏡筒位置が予め記憶している最大テレ位置に達
したか否かを確認し(914)、最大テレ位置以下であ
れば(914N)、ステップ911に戻ってテレ側変倍
駆動を継続させる。
【0059】最大テレ位置に達すると(914Y)、テ
レ側変倍駆動を停止させる(913)。なお、テレ側変
倍スイッチ20の押圧が止まれば(912N)、テレ側
変倍駆動も停止させる(913)。その後、ステップ9
07に戻る。
【0060】同様に、ワイド側変倍スイッチ21が押さ
れると(915Y)、鏡筒駆動回路40を通じて鏡筒駆
動モータ8を作動させ、撮影鏡筒のワイド側への駆動を
開始させるとともに(916)、鏡筒位置検知エンコー
ダ6a,9による撮影鏡筒の位置検知も行わせる(91
7)。ワイド側変倍スイッチ20が押され続けていれば
(918Y)、鏡筒位置検知エンコーダ6a,9からの
鏡筒位置情報により現在の鏡筒位置が予め記憶している
最大ワイド位置に達したか否かを確認し(920)、最
大ワイド位置以内であれば(920N)、ステップ91
7に戻ってワイド側変倍駆動を継続させる。
【0061】最大ワイド位置に達すると(920Y)、
ワイド側変倍駆動を停止させる(919)。なお、ワイ
ド側変倍スイッチ21の押圧が止まれば(918N)、
ワイド側変倍駆動も停止させる(919)。その後、ス
テップ907に戻る。
【0062】なお、撮影鏡筒がテレ側変倍駆動およびワ
イド側変倍駆動が行われることにより、測光装置26お
よびファインダー光学系14においても同様の変倍駆動
が行われる。
【0063】フィルタ効果使用スイッチ18は、1回の
オン操作で、フィルタ効果がなければフィルタ効果があ
るモードに、フィルタ効果があればフィルタ効果がない
モードに切り換えることができる。本実施形態では、マ
イコン立ち上がり時のデフォルトではフィルタ効果なし
のモードに設定される。
【0064】フィルタ効果使用スイッチ18が押される
と(921Y)、現在、図4(a)に示すようにフィル
タ35を撮影光路内に進入させてフィルタ効果ありとし
ているか図4(b)に示すようにフィルタ35を撮影光
路外に退避させてフィルタ効果なしとしているどうかを
確認する(922)。
【0065】フィルタ効果なしならば(922N)、フ
ィルタ駆動回路39を通じてフィルタ進退駆動モータ3
2を駆動してフィルタ35を撮影光路内に進入させる
(923)。フィルタ進退検知センサ28eを通じてフ
ィルタ進入完了を検知すると(924Y)、フィルタ進
退駆動モータ32を停止させ(925)、フィルタ効果
使用警告ランプ17を点灯させて(926)、ステップ
907に戻る。
【0066】一方、ステップ922にてフィルタ効果あ
りならば(922Y)、フィルタ効果使用警告ランプ1
7を消灯させ(927)、フィルタ進退駆動モータ32
を作動させてフィルタ35を撮影光路外に退避させる
(928)。フィルタ進退検知センサ28eを通じてフ
ィルタ退避完了を検知すると(929Y)、フィルタ進
退駆動モータ32を停止させ(930)、ステップ90
7に戻る。
【0067】また、フィルタ回転スイッチ19が押され
ると(931Y)、現在フィルタ効果ありかなしかを確
認し(932)、フィルタ効果ありならば(932
Y)、フィルタ回転駆動モータ52を作動させてフィル
タリム31b(フィルタ35)を回転駆動させる(93
3)。このとき、フィルタ35の回転位置をフィルタ位
相検知エンコーダ36を通じて確認する(934)。
【0068】フィルタ回転スイッチ19が押され続けて
いれば(935Y)、ステップ934にジャンプし、フ
ィルタ35の回転駆動を継続させる。フィルタ回転スイ
ッチ19の押圧が止まれば(935N)、フィルタ35
の回転駆動を停止させ(936)、ステップ907に戻
る。
【0069】ステップ907でいずれのスイッチの変化
がないときは(907N)、メインスイッチ34がオフ
されるまで(937N)、そのままスイッチ変化をモニ
タし続ける(907)。メインスイッチ34がオフされ
れば(937Y)、現在フィルタ効果ありかなしかを確
認し(938)、フィルタ効果ありならば(938
Y)、フィルタ進退駆動モータ32を作動させてフィル
タ35を撮影光路外に退避させる(939)。フィルタ
進退検知センサ28eを通じてフィルタ退避完了を検知
すると(940Y)、フィルタ進退駆動モータ32を停
止させ(943)、フィルタ効果使用警告ランプ17を
消灯させ(927)、ステップ942に進む。
【0070】なお、撮影鏡筒においてフィルタ35の進
退又は回転駆動が行われると、測光装置26およびファ
インダー光学系14においても同様のフィルタ駆動が行
われ、それぞれの結像面にて同様のフィルタ効果が得ら
れる。
【0071】ステップ942では、鏡筒駆動モータ8を
作動させ、撮影鏡筒を、現在の位置から沈胴位置まで、
鏡筒位置検知エンコーダ6a,9からの鏡筒位置情報を
モニタしながら沈胴駆動させる。沈胴駆動が完了する
と、図3に示すように、第2直進筒2(2群レンズ2
d)と地板28が近接する。この後、シーケンスを終了
する。
【0072】一方、ステップ938でフィルタ効果なし
の場合は(938N)、そのまま撮影鏡筒を現在の位置
から沈胴位置に沈胴駆動し(942)、シーケンスを終
わる。
【0073】図8には、図7に示すステップ932で、
現在フィルタ効果なしの場合に実行されるサブシーケン
スを示している。
【0074】レリーズスイッチ23が第1ストローク操
作され、SW1(23a)がオンになると(1001
Y)、撮影光学系のフィルタ条件と同じフィルタ条件と
なっている測光光学系を用いた測光装置26により被写
体測光を行い、測光情報を得る(1002)。また、測
距装置25により被写体までの測距を自動で行い、測距
情報を得る(1003)。
【0075】さらに、レリーズスイッチ23が第2スト
ローク操作され、SW2(23b)がオンになると(1
004Y)、鏡筒駆動回路40を通じて鏡筒駆動モータ
8を作動させ、測距情報および鏡筒位置検知エンコーダ
6a,9からの鏡筒位置情報を用いて1群レンズ1b,
1cおよび2群レンズ2dの合焦のための位置補正を行
う(1005)。そして、シャッタ駆動回路37を通じ
てシャッタ駆動モータ51を作動させ、シャッタ羽根2
9を開放する(1006)。そして、測光情報に基づい
て算出した開放時間が経過すると、シャッタ羽根29を
閉じ(1007)、フィルム給送回路44を通じてフィ
ルム給送モータ12を作動させ、フィルム33の巻き上
げを開始する(1008)。
【0076】フィルム位置検知回路38によってフィル
ム33の次駒がアパーチャ開口部11aに対向する位置
に達したことを確認すると(1009Y)、フィルム給
送を停止させる(1010)。そして、現在フィルタ効
果ありか否か確認し(1011)、フィルタ効果なしの
場合は(1011N)、図6のステップ907にジャン
プする。
【0077】一方、ステップ1011にて現在フィルタ
効果ありの場合は(1011Y)、図7のステップ92
7〜930にジャンプして、フィルタ35を撮影光路外
に退避させる。これにより、メインスイッチ入力中にお
いても、1駒撮影ごとにフィルタ35は一旦撮影光路外
に退避駆動される。つまり、撮影者は、1駒撮影毎にフ
ィルタ効果を使うか否かを決めることとなる。また、連
続してフィルタ効果を使用して撮影する場合でも、1駒
撮影ごとにフィルタ効果なしの状態からフィルタ効果あ
りの状態にする必要がある。
【0078】なお、撮影鏡筒においてフィルタ35の退
避駆動が行われると、測光装置26およびファインダー
光学系14においても同様のフィルタ退避駆動が行われ
る。
【0079】このサブシーケンスにおいて、レリーズス
イッチ23が操作されず、SW1およびSW2がオフの
ときは(1001N,1004N)、ステップ907に
ジャンプする。
【0080】なお、本実施形態では、ステップ1011
を設けて1駒撮影ごとにフィルタ効果なしの状態とする
場合について説明したが、このステップ1011を排し
てステップ1010の後、直ちに図6のステップ907
にジャンプするようにして、撮影者が意識的にフィルタ
効果を解除をしない限り連続してフィルタ効果ありの撮
影を行うことができるようにしてもよい。
【0081】また、本実施形態では、フィルタ35をシ
ャッタ・フィルタユニットの地板28に設けた場合につ
いて説明したが、撮影鏡筒の合焦、変倍、沈胴等の駆動
時に撮影光軸回りで非回転で撮影光軸方向に直進する別
の直進部材に設けてもよい。例えば、上記実施形態にお
ける第1又は第2直進筒1,2のように、撮影光軸に平
行な直進ガイド軸又はガイド溝によって回転が阻止され
ながら光軸方向に直進ガイドされる被ガイド部材にフィ
ルタを支持させてもよい。
【0082】また、本実施形態では、入射側から順にシ
ャッタおよびフィルタを配置した場合について説明した
が、入射側から順にフィルタおよびシャッタを配置する
ようにしてもよい。
【0083】さらに、本実施形態では、撮影鏡筒内部に
フィルタ退避機構を設けるとともに、鏡筒内部において
フィルタ35を退避させる場合について説明したが、撮
影鏡筒外部にフィルタ退避機構を設け、鏡筒外部にフィ
ルタを退避させるようにしてもよい。
【0084】(第2実施形態)図9および図10には、
本発明の第2実施形態であるカメラの撮影鏡筒の内部構
成を示している。なお、図9は撮影鏡筒がテレ端まで伸
長した状態を、図10は撮影鏡筒が沈胴状態まで短縮し
た状態をそれぞれ示している。なお、本実施形態におい
て第1実施形態と共通する構成要素には第1実施形態と
同符号を付している。
【0085】第1実施形態では、第1直進筒1に接合さ
れた地板28に光学フィルタ35を支持させているが、
本実施形態では、光学フィルタ35を回転カム筒(回転
部材)3′に一体形成されたフィルタ保持部3eに支持
させている。
【0086】つまり、本実施形態では、撮影鏡筒の合
焦、変倍、沈胴等の光軸方向駆動に伴って光軸回りで回
転する回転カム筒3′とともにフィルタ保持部3eおよ
びフィルタ35も回転する。
【0087】本実施形態における光学フィルタ35も、
偏光フィルタもしくはクロスフィルタである。光学フィ
ルタ35はフィルタリム31bの内周に取り付けられて
おり、フィルタリム31bは撮影光軸回りで回転可能に
フィルタ保持部2eに保持されている。
【0088】フィルタリム31bの外周には平歯ギアが
形成されており、このフィルタリム31bは、不図示の
フィルタ回転駆動モータから駆動力を受けて回転するフ
ィルタ回転ギヤ30によってギア駆動され、フィルタ3
5とともに撮影光軸回りで回転駆動される。
【0089】さらに、フィルタリム31bには、フィル
タ位相検知エンコーダ36が一体的に設けられている。
本実施形態では、このフィルタ位相検知エンコーダ36
を通じて回転カム筒3′の回転位置を検出し、フィルタ
リム31bを回転カム筒3′の回転を相殺するように回
転させることにより、撮影光学系内でのフィルタ35の
回転位置が回転カム筒3′の回転前の位置と同じになる
ようにフィルタ35の回転位置を補正するようにしてい
る。
【0090】図11には、上記回転カム筒3′をアパー
チャ側から見たときの形状を示している。回転カム筒
3′は撮影光軸回りで図中矢印a方向に回転し、回転し
ながら撮影光軸方向(矢印b方向)に進退する。なお、
図9および図10からも分かるように、回転カム筒3′
の周壁部とフィルタ保持部2eとの間には、直進ガイド
軸27との干渉を避けるための隙間が設けられている。
【0091】なお、測光装置26およびファインダー光
学系14においても、上記撮影光学系と同様に、光学フ
ィルタの回転位置補正機構が構成されている。
【0092】また、本実施形態におけるカメラの電気回
路の構成は、第1実施形態のカメラと同じである。
【0093】次に、図12および図13を用いて本実施
形態のカメラ(制御回路)のシーケンスについて説明す
る。なお、これらの図中のを付した部分は互いにつな
がっていることを示す。
【0094】メインスイッチがオンされると(110
1)、撮影鏡筒を沈胴位置から初期位置となる、例えば
ワイド端位置まで鏡筒位置検知エンコーダ6a,9によ
る検出位置をモニタしながら繰り出す(1102)。
【0095】そして、前回のメインスイッチのオフ時に
制御回路24の内部記憶部に記憶したフィルタ回転位置
を読み出し、この記憶回転位置にフィルタ35を位置さ
せるための回転カム筒3′に対するフィルタ35の回転
量(補正量)を演算する(1103)。そして、フィル
タ回転駆動モータ52を作動させ、フィルタ位相検知エ
ンコーダ36の出力をカウントしながら上記補正量分だ
けフィルタ35を回転させる(1104)。これによ
り、前回のメインスイッチのオフ時と今回のメインスイ
ッチのオン時での光学フィルタ35の結像面に対するフ
ィルタ効果は同じとなる。その後、いずれかのスイッチ
が押されていないかどうかを確認する(1105)。
【0096】なお、撮影鏡筒が沈胴状態から繰り出され
る際には、測光装置26およびファインダー光学系14
においても、撮影鏡筒と同様のフィルタ回転位置補正が
行われる。
【0097】テレ側変倍スイッチ20が押されると(1
106)、鏡筒駆動回路40を通じて鏡筒駆動モータ8
を作動させ、撮影鏡筒のテレ側への駆動を開始させると
ともに(1107)、鏡筒位置検知エンコーダ6a,9
による撮影鏡筒の位置検知も行わせる(1108)。テ
レ側変倍スイッチ20が押され続けていれば(1109
Y)、鏡筒位置検知エンコーダ6a,9からの鏡筒位置
情報により現在の鏡筒位置が予め記憶している最大テレ
位置に達したか否かを確認し(1123)、最大テレ位
置以下であれば(1123N)、ステップ1108に戻
ってテレ側変倍駆動を継続させる。
【0098】最大テレ位置に達すると(1123Y)、
テレ側変倍駆動を停止させる(1120)。なお、テレ
側変倍スイッチ20の押圧が止まれば(1109N)、
テレ側変倍駆動も停止させる(1120)。
【0099】このテレ側変倍駆動が終了すると、変倍駆
動前に制御回路24の内部記憶部に記憶したフィルタ回
転位置と、変倍駆動終了時に検出したフィルタ回転位置
との差を演算し(1121)、この演算結果に基づいて
フィルタ35を変倍駆動前の回転位置に復帰させるよう
にフィルタ回転駆動モータ52を作動させる(112
2)。これにより、テレ側変倍駆動の前後における光学
フィルタ35の結像面に対するフィルタ効果は同じとな
る。その後、ステップ1105に戻る。
【0100】同様に、ワイド側変倍スイッチ21が押さ
れると(1123Y)、鏡筒駆動回路40を通じて鏡筒
駆動モータ8を作動させ、撮影鏡筒のワイド側への駆動
を開始させるとともに(1124)、鏡筒位置検知エン
コーダ6a,9による撮影鏡筒の位置検知も行わせる
(1125)。ワイド側変倍スイッチ20が押され続け
ていれば(1126Y)、鏡筒位置検知エンコーダ6
a,9からの鏡筒位置情報により現在の鏡筒位置が予め
記憶している最大ワイド位置に達したか否かを確認し
(1130)、最大ワイド位置以内であれば(1130
N)、ステップ1125に戻ってワイド側変倍駆動を継
続させる。
【0101】最大ワイド位置に達すると(1130
Y)、ワイド側変倍駆動を停止させる(1127)。な
お、ワイド側変倍スイッチ21の押圧が止まれば(11
25N)、ワイド側変倍駆動も停止させる(919)。
【0102】このワイド側変倍駆動が終了すると、変倍
駆動前に制御回路24の内部記憶部に記憶したフィルタ
回転位置と、変倍駆動終了時に検出したフィルタ回転位
置との差を演算し(1128)、この演算結果に基づい
てフィルタ35を変倍駆動前の回転位置に復帰させるよ
うにフィルタ回転駆動モータ52を作動させる(112
9)。これにより、ワイド側変倍駆動の前後における光
学フィルタ35の結像面に対するフィルタ効果は同じと
なる。その後、ステップ1105に戻る。
【0103】なお、撮影鏡筒がテレ側変倍駆動およびワ
イド側変倍駆動が行われることにより、測光装置26お
よびファインダー光学系14においても同様の変倍駆動
が行われ、かつ測光装置26およびファインダー光学系
14において撮影鏡筒と同様なフィルタ回転位置補正が
行われる。
【0104】また、フィルタ回転スイッチ19が押され
ると(1131Y)、フィルタ回転駆動モータ52を作
動させ、フィルタリム31bおよびフィルタ35を回転
させる(1132)。このとき、フィルタ回転位置はエ
ンコーダ36からのパルスをカウントすることで確認す
る(1133)。
【0105】フィルタ回転スイッチ19が押され続けて
いれば(1134Y)、ステップ1133に戻り、フィ
ルタ回転駆動を継続する。フィルタ回転スイッチ19の
押圧が止まると(1134N)、フィルタ回転駆動モー
タ52を停止させ、フィルタ回転駆動を停止させる(1
135)。その後、ステップ1105に戻る。
【0106】ステップ1105でいずれのスイッチにも
変化がない場合は(1105N)、メインスイッチ34
がオフされていなければ(1136N)、そのままスイ
ッチの変化をモニタし(1105)、メインスイッチ3
4がオフされれば(1136Y)、フィルタ回転位置を
制御回路24の内部記憶部に記憶して(1137)、撮
影鏡筒を現在の位置から沈胴位置まで駆動し(113
8)、シーケンスを終わる。
【0107】レリーズスイッチ23が第1ストローク操
作され、SW1(23a)がオンになると(1139
Y)、撮影光学系のフィルタ条件と同じフィルタ条件と
なっている測光光学系を有する測光装置26で被写体の
測光情報を得る(1140)。また、測距装置25によ
り、被写体までの測距を自動で行い、測距情報を得る
(1141)。
【0108】さらにレリーズスイッチ23が第2ストロ
ーク操作され、SW2(23b)がオンになると(11
42Y)、鏡筒駆動回路40を通じて鏡筒駆動モータ8
を作動させ、測距情報および鏡筒位置検知エンコーダ6
a,9からの鏡筒位置情報を用いて1群レンズ1b,1
cおよび2群レンズ2dの合焦のための位置補正を行う
(1143)。
【0109】そして、この合焦駆動終了後、合焦駆動前
に制御回路24の内部記憶部に記憶したフィルタ回転位
置と、合焦駆動終了時に検出したフィルタ回転位置との
差を演算し(1144)、この演算結果に基づいてフィ
ルタ35を合焦駆動前の回転位置に復帰させるようにフ
ィルタ回転駆動モータ52を作動させる(1145)。
これにより、合焦駆動の前後における光学フィルタ35
の結像面に対するフィルタ効果は同じとなる。
【0110】続いて、シャッタ駆動回路37を通じてシ
ャッタ駆動モータ51を作動させ、シャッタ羽根29を
開放する(1146)。そして、測光情報に基づいて算
出した開放時間が経過すると、シャッタ羽根29を閉じ
(1147)、フィルム給送回路44を通じてフィルム
給送モータ12を作動させ、フィルム33の巻き上げを
開始する(1148)。
【0111】フィルム位置検知回路38によってフィル
ム33の次駒がアパーチャ開口部11aに対向する位置
に達したことを確認すると(1149Y)、フィルム給
送を停止させる(1150)。そして、ステップ110
5にジャンプする。
【0112】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、撮影鏡筒の合焦、変倍および沈胴位置からの繰り出
しといった駆動の前後で、フィルタ35を支持する回転
カム筒3′が回転しても、鏡筒駆動後には駆動前に撮影
者が設定した回転位置にフィルタ35の回転位置が補正
されるので、撮影者が意図的にフィルタ回転位置を変え
ない限り、同じフィルタ回転位置が自動で保たれる。
【0113】なお、本実施形態では、撮影鏡筒の駆動後
に光学フィルタ35の回転位置補正を行う場合について
説明したが、撮影鏡筒の駆動とともに光学フィルタ35
の回転位置補正を行うようにしてもよい。
【0114】また、上記各実施形態では、フィルム撮影
を行うカメラについて説明したが、本発明は、デジタル
スチルカメラ、ビデオカメラ、カメラ用交換レンズ等の
各種光学機器に適用することも可能である。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、光学系が変倍、合焦、沈胴といった光軸方向駆
動を行う際に、光軸回りで非回転で光軸方向に移動する
直進部材に光学フィルタを支持させているので、光学系
の光軸方向駆動に伴って光学フィルタが回転し、そのフ
ィルタ効果が変化してしまうことを確実に防止すること
ができる。したがって、光学系の駆動後に、撮影者が、
フィルタの回転位置を光学系駆動前に設定した位置に戻
す必要をなくすることができる。
【0116】しかも、直進部材に、例えばフィルタ駆動
のための情報通信用のフレキシブル基板が接続されてい
るような場合には、直進部材が回転せず、フレキシブル
基板がねじれることがないため、フレキシブル基板の切
断を防止できる。
【0117】また、シャッタ保持部材など、制御回路と
の通信を必要とする直進部材に光学フィルタを支持させ
れば、通信線となるフレキシブル基板等を共通化でき、
小型化およびコストダウンを図ることができる。
【0118】また、一般に、シャッタ近傍の撮影光学系
の光路径は最も絞られている場合が多く、シャッタに近
い位置の直進部材、例えばシャッタ保持部材にフィルタ
を支持させることにより、フィルタの必要外径を最小化
することもでき、光学系および光学機器の小型化を図る
ことができる。
【0119】なお、光学フィルタを支持する直進部材
に、光学フィルタを光軸回りで回転させるフィルタ回転
手段や光学フィルタを光学系の光路に対して進退させる
フィルタ進退手段を設けることにより、フィルタ支持の
ための専用の部材を不要として、機器の組立て性の向上
や小型化を図ることもできる。
【0120】また、本願第2の発明によれば、光学系が
変倍、合焦、沈胴といった光軸方向駆動を行う際に光軸
回りで回転する回転部材に光学フィルタを支持させ、こ
の回転部材が回転する際に、光学フィルタを回転部材の
回転前の回転位置に維持又は復帰させるよう自動的にフ
ィルタ回転位置の補正が行われるようにしているので、
光学系の光軸方向駆動時に光学フィルタの効果が変化し
てしまうことを確実に防止することができる。したがっ
て、光学系の駆動後に、撮影者が、フィルタの回転位置
を光学系駆動前に設定した位置に戻す必要をなくするこ
とができる。本発明は、光学系を駆動する機構の構成
上、回転部材にしか光学フィルタを支持させることがで
きないような場合に、特に有効である。
【0121】また、本願第3の発明によれば、光学系の
光路内に進入した光学フィルタを挟んでこの光学系を構
成するレンズ等が配置されているような場合に、光学系
が最も短縮される際(例えば、電源オフに伴う沈胴駆動
時)に光学フィルタを光路外から退避させるようにして
いるので、上記両レンズ等を互いに近接させることがで
き、光学フィルタを光路内に配置したままの場合に比べ
て光学系全長を短くすることができる。
【0122】さらに、本願第4の発明によれば、電源ス
イッチをオフして再度オンした際に、オフ前に光路内に
進入していた光学フィルタを一旦光路外に退避させるこ
とにより、電源スイッチの再投入時はフィルタ効果がな
い状態となるようにし、使用者が意識的にのみフィルタ
効果を使えるようにしているので、長期間この光学機器
を使用しなかった場合でも、誤ってフィルタ効果が効い
たまま撮影等を行ってしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの分解斜視
図。
【図2】上記カメラの撮影鏡筒のテレ端状態での断面
図。
【図3】上記カメラの撮影鏡筒の沈胴状態での断面図。
【図4】上記カメラにおけるフィルタユニット部の斜視
図。
【図5】上記カメラの電気回路のブロック図。
【図6】上記カメラのシーケンスを示すフローチャー
ト。
【図7】上記カメラのシーケンスを示すフローチャー
ト。
【図8】上記カメラのシーケンスを示すフローチャー
ト。
【図9】本発明の第2実施形態であるカメラの撮影鏡筒
のテレ端状態での断面図。
【図10】上記第2実施形態のカメラの撮影鏡筒の沈胴
状態での断面図。
【図11】上記第2実施形態のカメラの撮影鏡筒を構成
する回転カム筒の斜視図。
【図12】上記第2実施形態のカメラのシーケンスを示
すフローチャート。
【図13】上記第2実施形態のカメラのシーケンスを示
すフローチャート。
【符号の説明】
1 第1直進筒 2 第2直進筒 3,3′ 回転カム筒 4 固定筒 5 カム筒駆動ギア 6,7 ギア 8 鏡筒駆動モータ 6a,9 鏡筒位置検知エンコーダ 10 フレキシブル基板 11 カメラ本体 12 フィルム給送モータ 13 ストロボ 14 ファインダー光学系 15 ファインダーフィルタ駆動モータ 16 AEフィルタ駆動モータ 17 フィルタ効果使用確認ランプ 18 フィルタ効果使用スイッチ 19 フィルタ回転スイッチ 20 テレ側変倍スイッチ 21 ワイド側変倍スイッチ 22 フォークギア 23 レリーズスイッチ 24 制御回路 25 測距装置 26 測光装置 27,2b 直進ガイド軸 28 地板 29 シャッタ羽根 30 フィルタ回転ギヤ 31 フィルタ保持部材 33 フィルム 34 メインスイッチ 35 光学フィルタ 36 フィルタ位相検知エンコーダ 37 シャッタ駆動回路 38 フィルム位置検知回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 13/02 G02B 7/04 D

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を光軸方向に駆動する機構と、前
    記光学系内に配置される光学フィルタとを有する光学機
    器において、 前記機構を構成する部材のうち光軸回りで非回転にて光
    軸方向に移動する直進部材に前記光学フィルタを支持さ
    せたことを特徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】 前記光学フィルタは、光軸回りで回転す
    ることで、前記光学系により形成される像に対する効果
    を変化させるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の光学機器。
  3. 【請求項3】 前記直進部材に、前記光学フィルタを光
    軸回りで回転させるフィルタ回転手段を設けたことを特
    徴とする請求項2に記載の光学機器。
  4. 【請求項4】 前記直進部材に、前記光学フィルタを前
    記光学系の光路に対して進退させるフィルタ進退手段を
    設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の光学機器。
  5. 【請求項5】 前記直進部材が、レンズ保持部材、シャ
    ッタ保持部材、直進鏡筒又は光軸に平行に配置されたガ
    イド軸若しくはガイド溝によって直進ガイドされる被ガ
    イド部材であることを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載の光学機器。
  6. 【請求項6】 前記直進部材にフレキシブル基板が接続
    されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の光学機器。
  7. 【請求項7】 前記光学系が、撮影光学系、測光光学系
    又はファインダー光学系であることを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載の光学機器。
  8. 【請求項8】 光学系を駆動する機構と、前記光学系内
    に配置され、前記機構を構成する部材のうち光軸回りで
    回転可能な回転部材により支持された光学フィルタとを
    有する光学機器において、 前記回転部材が回転する際に、前記光学フィルタを前記
    回転部材の回転前の回転位置に維持又は復帰させるフィ
    ルタ位相補正手段を有することを特徴とする光学機器。
  9. 【請求項9】 前記光学フィルタは、光軸回りで回転す
    ることで、前記光学系により形成される像に対する効果
    を変化させるものであることを特徴とする請求項8に記
    載の光学機器。
  10. 【請求項10】 前記光学系が、撮影光学系、測光光学
    系又はファインダー光学系であることを特徴とする請求
    項8又は9に記載の光学機器。
  11. 【請求項11】 光軸方向に駆動可能な光学系内に配置
    された光学フィルタと、この光学フィルタを前記光学系
    の光路に対して進退させるフィルタ進退手段とを有する
    光学機器において、 前記フィルタ進退手段は、前記光学系が最も短縮される
    際に、前記光路内に進入している前記光学フィルタを前
    記光路外に退避させることを特徴とする光学機器。
  12. 【請求項12】 光学系内に配置された光学フィルタ
    と、この光学フィルタを前記光学系の光路に対して進退
    させるフィルタ進退手段とを有する光学機器において、 前記フィルタ進退手段は、この光学機器の電源スイッチ
    がオフされたときに、前記光路内に進入している前記光
    学フィルタを前記光路外に退避させることを特徴とする
    光学機器。
  13. 【請求項13】 光学系内に配置された光学フィルタ
    と、この光学フィルタを前記光学系の光路に対して進退
    させるフィルタ進退手段とを有する光学機器において、 前記フィルタ進退手段は、前記光学フィルタが前記光路
    内に進入した状態でこの光学機器の電源スイッチがオフ
    され、再度オンされたときに、前記光学フィルタを前記
    光路外に退避させることを特徴とする光学機器。
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