JP2001094317A - 誘電体共振器の電極構造 - Google Patents

誘電体共振器の電極構造

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JP2001094317A
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electrode structure
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Shinichi Haruyama
眞一 春山
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    • HELECTRICITY
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    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/207Hollow waveguide filters
    • H01P1/208Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
    • H01P1/2084Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure with dielectric resonators
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インダクタの損失を最小にし、デュプレクサ
の挿入損失を最適化する誘電体共振器の電極構造を提供
する。 【解決手段】 帯域阻止フィルタを誘電体共振器11で
構成し、この誘電体共振器11を基板12上に並べて実
装するデュプレクサにおいて、誘電体共振器11の電極
導体13をコイル状に成形することで空気中にインダク
タを形成する。電極導体13は、誘電体共振器11を基
板12に取付けるための所定形状の導体部品であり、一
方の端部を誘電体共振器11に、他方の端部を基板12
に実装すると共に、導体途中をコイル状に成形して成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、携帯電話機
にデュプレクサとして使用して好適な、誘電体共振器の
電極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機のRFフロントエンド(高周
波回路部分)には、通常、送受信を周波数弁別するため
のデュプレクサが搭載される。特に、デュプレクサに低
挿入損失が要求される場合、2個の帯域阻止(帯域通
過)フィルタを誘電体共振器で構成し、組み合わせたも
のを使用する。誘電体共振器として、例えば誘電体セラ
ミック材料が用いられる。
【0003】図5にデュプレクサの基本構成を示す。す
なわち、λ/4の同軸線を片端短絡した構造を持つ誘電
体共振器31、32は、送信と受信の周波数で共振して
おり、送信信号TXと受信信号RXを分離することによ
ってアンテナ33を送受信で共用している。また、通過
帯域の整合特性を最適化し、かつ、フィルタの挿入によ
る損失を最小にするため、誘電体共振器の31(32)
の入力にインダクタ34を挿入することがある。図6
に、整合インダクタ34を挿入したデュプレクサの構成
例を、図7に、図6に示すデュプレクサの具体的な実装
形態を示す。
【0004】図7において、例えば、安価なガラスエポ
キシ印刷基板(PCB)51上に、誘電体共振器31、
32を表面実装により並べてデュプレクサとして構成す
る場合、上述したように、通過帯域の整合特性を最適化
し、かつ挿入損失を最小にするためにチップインダクタ
34をPCB51上に実装する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来の実装例に従えば、中心電極導体52とPCB
51表面を介して電気力線がPCB51の誘電体中(図
中、斜線部分)に集中(図中、矢印部分)し、この電気
力線集中によるPCB材料の誘電体損失によりQ値が低
下してしまうという欠点があった。本発明は上記事情に
鑑みてなされたものであり、誘電体共振器の中心電極導
体で空気中にインダクタを形成することにより、インダ
クタの損失を最小にし、デュプレクサの挿入損失を最適
化する、誘電体共振器の電極構造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の電極構造は、帯域阻止フィルタを誘
電体共振器で構成し、この誘電体共振器を基板上に並べ
て実装するデュプレクサにおいて、前記誘電体共振器と
基板とを接続する電極導体をインダクタンス成分を有す
る形状に成形することを特徴とする。
【0007】請求項2の電極構造は、前記電極導体は、
誘電体共振器の中心導体に挿入されて一端が接続され、
基板に挿入またははんだ付けによって他端が接続される
ものであって、これら一端および他端の間がインダクタ
ンス成分を有する形状に成形されたことを特徴とする。
請求項3ないし5の電極構造は、請求項1または2にお
いて、前記成形された部分が、コイル状、U字状、ある
いは、側面視において、複数回屈曲された形状をなすこ
とを特徴とする。
【0008】上述したように、誘電体共振器の電極導体
をインダクタンス成分を有する形状に成形することによ
り、高Q値を持つインダクタが得られ、挿入損失を最適
化できる。また、誘電体共振器の電極は既存のものを使
用するためコストアップにつながることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明における誘電体共振
器の電極構造の実装形態を示す図である。図において、
11は、誘電体共振器である。誘電体共振器11として
誘電体セラミック材料が用いられ、高誘電率で低損失の
材料を用いることにより、小型でQ値の高い共振器を実
現するものである。
【0010】12は、基板であるガラスエポキシPC
B、13は、中心電極導体である。中心電極導体13
は、誘電体共振器11をガラスエポキシPCB12に取
付けるためのL字形状をなし、例えば、φ0.8mmの
導体部品であり、一方の端部が誘電体共振器11に挿入
され、他方の端部がガラスエポキシPCB12表面に実
装されると共に、導体途中にあるL字部分近傍がコイル
状に成形される。すなわち、誘電体共振器11の中心電
極導体13で空気中に浮かしてインダクタが形成され、
このことにより、チップインダクタを実装する場合と比
較して、インダクタによる損失を最小にし、デュプレク
サの挿入損失を最適化している。
【0011】図2にコイル形状の変形例を示す。(a)
は電極のL字部分を螺旋状にしたもの、(b)はL字部
分をU字状にしたもの、(c)は、L字部分をコの字状
に折り返しを付して、側面視で複数回屈曲した形状とす
ることにより、それぞれ空中でインダクタを形成してい
る。
【0012】図3は従来の誘電体共振器およびその電極
導体の具体的形状を示す。誘電体共振器11は、2mm
角の角柱状をなし、誘電体の中心に埋め込まれた筒状の
中心導体11aと、誘電体の表面を覆う導体11bとを
有し、これらは、一方の端面11cにおいて短絡されて
いる。中心電極導体13は全体が金属等の導体により形
成され、その一端の取付部13aは、誘電体共振器11
に設けられた前記筒状をなす中心導体11aに挿入され
て機械的に固定されるとともに、電気的に接続されるよ
うになっている。また中心電極導体13の他端の取付部
13bは、誘電体共振器11が実装される基板の(図示
略)取付孔(図示略)に挿入されて機械的に固定される
とともに、電気的に接続されるようになっている。
【0013】図4は、前述のような具体的構成とされた
従来の中心電極導体13に代えて用いられる本発明の電
極導体13cを示すものである。すなわち、この実施形
態では、コイル状をなす電極導体13cの両端に図3の
場合と同様の形状の取付部13a,13bを設けた構造
となっている。かかる構造とすることにより、図3に示
す従来の電極導体13との間の互換性を持ちつつ、電極
導体13cに全体としてインダクタンス成分を持たせる
ことができる。
【0014】以上説明のように本発明は、基板12上に
誘電体共振器11を並べデュプレクサを構成する場合、
誘電体共振器11の中心電極導体13で空気中にインダ
クタを形成することにより、インダクタの損失を最小に
し、デュプレクサの挿入損失を最適化するものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、誘電
体共振器の電極をコイル上に成形することにより、高Q
値を持つインダクタが得られ、デュプレクサの挿入損失
を最適化できる。また、誘電体共振器の電極は既存のも
のを使用するためコストアップにつながることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における誘電体共振器の電極構造の実
装形態を示す図である。
【図2】 図1における中心電極導体の変形例を示す図
である。
【図3】 従来のデュプレクサの実装状態を示す斜視図
である。
【図4】 実施形態の電極導体の実装例を示す斜視図で
ある。
【図5】 従来のデュプレクサの構成例を示す図であ
る。
【図6】 従来の誘電体共振器の入力にインダクタを挿
入した場合のデュプレクサの構成を示す図である。
【図7】 図6におけるデュプレクサの実装形態を示す
図である。
【符号の説明】
11…誘電体共振器、11a…中心導体、11b…表面
導体、12…ガラスエポキシPCB(基板)、13…中
心電極導体、13a,13b…取付部、13c…電極導
体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯域阻止フィルタを誘電体共振器で構成
    し、この誘電体共振器を基板上に並べて実装するデュプ
    レクサにおいて、前記誘電体共振器と基板とを接続する
    電極導体をインダクタンス成分を有する形状に成形する
    ことを特徴とする誘電体共振器の電極構造。
  2. 【請求項2】 前記電極導体は、誘電体共振器に一端が
    接続され、基板に他端が接続されるものであって、これ
    ら一端および他端の間がインダクタンス成分を有する形
    状に成形されたことを特徴とする請求項1に記載の誘電
    体共振器の電極構造。
  3. 【請求項3】 前記成形された部分は、コイル状をなす
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の誘電体共振
    器の電極構造。
  4. 【請求項4】 前記成形された部分は、U字状をなすこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の誘電体共振器
    の電極構造。
  5. 【請求項5】 前記成形された部分は、側面視におい
    て、複数回屈曲された形状をなすことを特徴とする請求
    項1または2に記載の誘電体共振器の電極構造。
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