JP2001091684A - 燃料プール冷却設備 - Google Patents

燃料プール冷却設備

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JP2001091684A
JP2001091684A JP26494799A JP26494799A JP2001091684A JP 2001091684 A JP2001091684 A JP 2001091684A JP 26494799 A JP26494799 A JP 26494799A JP 26494799 A JP26494799 A JP 26494799A JP 2001091684 A JP2001091684 A JP 2001091684A
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cooling
fuel pool
cooling water
heat exchanger
pump
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Yuji Yamamoto
雄司 山本
Takahisa Kondo
隆久 近藤
Fumihiko Ishibashi
文彦 石橋
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定期検査の短縮、長期運転サイクル等、設計ベ
ースを超えた状態に対応して燃料プールの冷却能力を強
化する。 【解決手段】使用済燃料プール2の燃料プール冷却浄化
系熱交換器6の二次側原子炉補機冷却水配管23,原子炉
補機冷却水戻り配管24に冷却水供給配管19と冷却水戻り
配管20の一端を接続し、冷却水供給配管19と冷却水戻り
配管20の他端をタービン補機冷却水供給配管21と戻り配
管22に接続する。これにより使用済燃料プールで発生す
る熱を燃料プール冷却浄化系熱交換器6を通して原子炉
補機冷却系以外の冷却水供給配管19と冷却水戻り配管20
で除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、沸騰水型原子力プ
ラントにおいて使用済燃料から発生する崩壊熱を除去す
るための燃料プール冷却設備に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子力プラントに設置されてい
る燃料プール冷却設備の従来例を図14を参照しながら説
明する。図14中、符号1は原子炉ウェルで、原子炉ウェ
ル1に隣接してプールゲート17を介して燃料プール2が
設置されている。プラント通常運転中は、燃料プール2
内に貯蔵された使用済燃料から発生する崩壊熱は、燃料
プール2内のプール水、つまり冷却水により奪い、加熱
された冷却水をスキマサージタンク3から燃料プール冷
却浄化系ポンプ(以下、FPCポンプと記す)4を通し
て燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置(以下、FPC−
F/Dと記す)5に流入して浄化した後、燃料プール冷
却浄化系熱交換器(以下、FPC熱交換器と記す)6に
より冷却(除熱)し、冷却水を戻り配管を通して再び燃
料プール2内に戻している。
【0003】ここで、FPC熱交換器6からの除熱系は
原子炉補機冷却系ポンプ(以下、RCWポンプと記す)
8から流入する冷却水の循環により、原子炉補機冷却系
熱交換器(以下、RCW熱交換器と記す)9で行われ
る。そして、RCW熱交換器9には常用海水ポンプ7に
より海水が流通してFPC熱交換器6側の熱を奪い、最
終的に海に放出して除熱される。
【0004】また、プラント定期検査(以下、定検と記
す)中は燃料交換の際、プールゲート17を開き、原子炉
圧力容器18,原子炉ウェル1及び燃料プール2間に存在
する使用済燃料及び使用中の燃料を燃料プール冷却浄化
系及び残留熱除去系により冷却している。
【0005】冷却方法については、燃料プール冷却浄化
系はプラント通常運転中と同様の方法で行い、残留熱除
去系は原子炉圧力容器18から残留熱除去系ポンプ(以
下、RHRポンプと記す)13を通して残留熱除去系熱交
換器(以下、RHR熱交換器と記す)12に流入して冷却
した後、再び原子炉圧力容器18内に戻している。ここ
で、RHR熱交換器12からの除熱系は残留熱除去系海水
系ポンプ(以下、RHRSポンプと記す)11による冷却
系であり、最終的に海に放出して除熱される。
【0006】なお、原子炉圧力容器18内の燃料を全て燃
料プール2へ移動させるような定検のケースでは、残留
熱除去系もスキマサージタンク3から取水し、冷却の
後、燃料プール2へ戻すこともできるようになってい
る。
【0007】常用海水ポンプ7はタービン補機冷却系熱
交換器(以下、TCW熱交換器と記す)14の二次側供給
配管、つまり海水が流通する側の配管に接続し、TCW
熱交換器14の一次側、つまり二次側と熱交換する側はタ
ービン補機冷却系ポンプ(以下、TCWポンプと記す)
15を経由してタービン補機冷却系の負荷(以下、TCW
の負荷と記す)16に接続し、TCWの負荷16の戻り熱は
TCW熱交換器14の二次側配管を経由して海に放出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現時点の運用として、
燃料プール2の冷却に関しては特に問題は発生していな
いが、定検短縮及び発電所の長期運転サイクル、又はプ
ルサーマル計画としてのMOX燃料の導入が挙げられた
場合、これらはいずれも燃料プール冷却の観点からは設
計条件を超えた厳しい方向となっている。
【0009】具体的には、定検短縮は燃料交換後の燃料
プール2と原子炉ウェル1の間のプールゲート17の閉鎖
時期が早くなることにより、燃料プール冷却設備単独で
燃料プール2を冷却しなければならない時期が早い時期
となる一方、崩壊熱は照射後の冷却期間が短いほど大き
いことから、除熱しなければならない崩壊熱が増える方
向となる。
【0010】又、長期運転サイクルは1回当たりの取出
し燃料本数が増え、崩壊熱は燃料プール2内で冷却され
ている使用済燃料よりも原子炉圧力容器18から取出し直
後の使用済燃料の方が大きいことから、燃料プール冷却
設備で除熱しなければならない崩壊熱が増える方向とな
る。
【0011】さらに、MOX燃料はウラン燃料よりも単
位体数当たりの崩壊熱が増える方向となる。出力増加に
ついても、炉心熱出力の増加に応じて取出し後の使用済
燃料についての崩壊熱が増加するため、燃料プール冷却
設備で除熱しなければならない熱負荷が増える方向とな
る。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、定検短縮又は長期運転サイクル等で燃料プ
ールの熱負荷が燃料プール冷却浄化系の能力が上回った
場合でも、前記除熱負荷の増加に対応でき、燃料プール
内の使用済燃料から放出される崩壊熱を容易に除去する
ことができる燃料プール冷却設備を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、燃料
プールに接続する燃料プール冷却浄化系熱交換器と、こ
の燃料プール冷却浄化系熱交換器の二次側冷却水配管に
接続する原子炉補機冷却系と、前記二次側冷却水配管に
分岐して接続する前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配
管とを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、前記原子炉補機冷却系
以外の冷却水配管は海水を冷却源とするタービン補機冷
却水系からなることを特徴とする。請求項3の発明は、
前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管は、タービン補
機冷却水系を冷却源とする冷水系からなることを特徴と
する。
【0015】請求項4の発明は、前記原子炉補機冷却系
以外の冷却水配管は、原子炉補機冷却系を冷却源とする
冷水系からなることを特徴とする。請求項5の発明は、
前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管は、大気を冷却
源とする空気冷却器による冷却水系からなることを特徴
とする。
【0016】請求項6の発明は、前記原子炉補機冷却系
以外の冷却水配管は、大気を冷却源とする冷水系からな
ることを特徴とする。請求項7の発明は、前記原子炉補
機冷却系以外の冷却水配管は、海水系からなることを特
徴とする。
【0017】請求項8の発明は、前記原子炉補機冷却系
以外の冷却水配管は、残留熱除去海水系からなることを
特徴とする。請求項9の発明は、使用済燃料プールの燃
料プール冷却として従来の燃料プール冷却浄化系とは他
の冷却設備を設置してなり、前記他の冷却設備はタービ
ン補機冷却水系、原子炉補機冷却系、残留熱除去海水
系、冷水系、又は大気を冷却源とする空気冷却器による
冷却水系から選択された少なくとも1つの系統からなる
ことを特徴とする。請求項10の発明は、前記燃料プール
冷却浄化系ろ過脱塩装置の出入口側にバイパス配管を切
替え弁を介して接続してなることを特徴とする。
【0018】請求項1から8に対応する発明は、定検短
縮等で現状の燃料プール冷却浄化系の冷却能力以上の熱
負荷を除熱しなければならない場合に、従来設置のFP
C熱交換器を用いて、従来設置の除熱パスとは別の除熱
パスにより、原子炉補機冷却水温度より低い冷却水を供
給することにより、燃料プールの冷却能力を向上するこ
とができる。
【0019】請求項2から7に対応する発明において、
除熱パスとして順にタービン補機冷却系、タービン補機
冷却系を冷却源とする冷水系、原子炉補機冷却系を冷却
源とする冷水系、大気冷却の空気冷却器、空気冷却器を
冷却源とする冷水系、海水系、残留熱除去海水系による
課題解決を図ることができる。
【0020】請求項9に対応する発明は、定検短縮等で
従来の燃料プール冷却浄化系の冷却能力以上の熱負荷を
除熱しなければならない場合に、従来のFPC系とは別
に設置した冷却系によっても燃料プールの冷却を可能と
することができる。又、従来のFPC系と相俟って燃料
プールの冷却を可能とすることもできる。
【0021】請求項9に対応する除熱パスとして、順に
タービン補機冷却系、原子炉補機冷却系、残留熱除去海
水系、冷水系、大気冷却の空気冷却器による課題解決を
図ることができる。
【0022】請求項10に対応する発明は、本来地震等で
ろ過脱塩装置が使用できないような事象時においても、
継続して冷却可能とするために設置しているろ過脱塩装
置バイパス配管を、定検短縮等で従来設置されている燃
料プール冷却浄化系の冷却能力以上の熱負荷を除熱しな
ければならない場合に運用することにより、FPC系の
冷却能力を向上させ、結果的に他の請求項に記載の設備
と相俟って燃料プールの冷却能力を向上させることがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1により
請求項1及び2の発明に対応する燃料プール冷却設備の
第1の実施の形態を説明する。
【0024】図1中、図14と同一部分には同一符号を付
して重複する部分の説明は省略する。本実施の形態が従
来例と異なる点は、TCWポンプ15によるタービン補機
冷却水供給配管21と原子炉補機冷却水供給配管23とを接
続する冷却水供給配管19と、原子炉補機冷却水戻り配管
24とタービン補機冷却水戻り配管22とを接続する冷却水
戻り配管20を設置するとともに、冷却水供給配管19と冷
却水戻り配管20にそれぞれ切替え弁25を設けたことにあ
る。
【0025】次に第1の実施の形態の作用を説明する。
通常運転中は燃料プール2の冷却はFPCポンプ4によ
り循環する燃料プール水をFPC熱交換器6を通してR
CWポンプ8により循環する原子炉補機冷却水をRCW
熱交換器9を通して常用海水ポンプ7により海水冷却を
行う。
【0026】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は切替え弁25によりFPC熱交
換器6への冷却水の切替えを行うことで、燃料プール2
の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プール水を
FPC熱交換器6を通してTCWポンプ15により循環す
るタービン補機冷却水をTCW熱交換器14を通して常用
海水ポンプ7により海水冷却を行い、除熱能力の向上に
より燃料プールの冷却を行うことができる。
【0027】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0028】(第2の実施の形態)図2により請求項3
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第2の実施の形
態を説明する。
【0029】本実施の形態はTCWポンプ15によるター
ビン補機冷却水供給配管21に冷凍機26の一次側入口を接
続し、冷凍機26の一次側出口をタービン補機冷却水戻り
配管22に接続する。冷凍機26の二次側に冷却水供給配管
19と冷却水戻り配管20を接続する。冷却水戻り配管20に
冷水ポンプ27を接続する。冷却水供給配管19の出口側を
原子炉補機冷却水供給配管23に切替え弁25を介して接続
する。冷却水戻り配管20の入口側をFPC熱交換器6に
切替え弁25を介して接続する。
【0030】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0031】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、切替え弁25によりFPC熱
交換器6への冷却水の切替えを行うことで燃料プール2
の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プール水を
FPC熱交換器6を通して冷水ポンプ27により循環する
冷水を冷凍機26を通してタービン補機冷却系を経て常用
海水ポンプ7により海水冷却を行い、除熱能力の向上に
より燃料プールの冷却を行うことができる。
【0032】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、つまり、定検短縮及び発電所の長期運転サイク
ル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入に
対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことができ
る。
【0033】(第3の実施の形態)図3により請求項4
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第3の実施の形
態を説明する。
【0034】本実施の形態はRCWポンプ8による原子
炉補機冷却水供給配管23に冷凍機26の一次側入口に接続
し、冷凍機の一次側出口を原子炉補機冷却水戻り配管24
に接続する。冷凍機26の二次側に冷却水供給配管19と冷
却水戻り配管20を接続する。冷却水戻り配管20に冷水ポ
ンプ27を接続する。
【0035】冷水ポンプ27による原子炉補機冷却水供給
配管23に接続する冷却水供給配管19,原子炉補機冷却水
戻り配管24から分岐した冷水ポンプ27に接続する冷却水
戻り配管20,又切替え弁25により構成される。
【0036】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0037】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、切替え弁25によりFPC熱
交換器6への冷却水の切替えを行うことで燃料プール2
の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プール水を
FPC熱交換器6を通して冷水ポンプ27により循環する
冷水を冷凍機26を通して原子炉補機冷却系を経て常用海
水ポンプ7により海水冷却を行い、除熱能力の向上によ
り燃料プールの冷却を行うことができる。
【0038】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0039】(第4の実施の形態)図4により請求項5
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第4の実施の形
態を説明する。
【0040】本実施の形態はFPC熱交換器6の二次側
冷却水配管として接続した原子炉補機冷却水供給配管23
と、同じく戻り配管24に分岐して冷却水供給配管19と冷
却水戻り配管20を接続し、前記冷却水供給配管19に第1
のポンプ28を接続し、第1のポンプ28と冷却水戻り配管
20を空気冷却器29に接続し、各配管に切替え弁25を設け
たことにある。
【0041】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0042】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、切替え弁25によりFPC熱
交換器6への冷却水の切替えを行うことで、燃料プール
2の冷却はポンプ28により循環する循環水を空気冷却器
29を通して大気冷却を行い、除熱能力の向上により燃料
プールの冷却を行うことができる。
【0043】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0044】(第5の実施の形態)図5により請求項6
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第5の実施の形
態を説明する。
【0045】本実施の形態はFPC熱交換器6の二次側
冷却水配管として接続した原子炉補機冷却水供給配管23
と、同じく戻り配管24に分岐して冷却水供給配管19と冷
却水戻り配管20を接続し、この冷却水戻り配管20に冷水
ポンプ27を接続し、冷水ポンプ27と冷却水供給配管19を
冷凍機26に接続し、冷凍機26に空気冷却設備30を接続
し、各配管に切替え弁25を設けたことにある。
【0046】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0047】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、切替え弁25によりFPC熱
交換器6への冷却水の切替えを行うことで、燃料プール
2の冷却はFPC熱交換器6を通して冷水ポンプ27によ
り循環する冷水を冷凍機26を通して冷却し、冷凍機26は
空気冷却設備30により大気冷却を行い、除熱能力の向上
により燃料プール2の冷却を行うことができる。
【0048】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0049】(第6の実施の形態)図6により請求項7
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第6の実施の形
態を説明する。
【0050】本実施の形態はFPC熱交換器6の二次側
冷却水配管として接続した原子炉補機冷却水供給配管23
と、同じく戻り配管24に分岐して冷却水供給配管19と冷
却水戻り配管20を接続し、冷却水供給配管19を海水ポン
プ31に接続し、冷却水戻り配管20を放水路38に接続し、
各配管に切替え弁25を設けたことにある。
【0051】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0052】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、切替え弁25によりFPC熱
交換器6への冷却水の切替えを行うことで、燃料プール
2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プール水
をFPC熱交換器6を通して海水ポンプ31により海水冷
却され、除熱能力の向上により燃料プール2の冷却を行
うことができる。冷却水戻り配管20からの冷却水は放水
路38に放出される。
【0053】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0054】(第7の実施の形態)図7により請求項8
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第7の実施の形
態を説明する。
【0055】本実施の形態は、図6に示した第6の実施
の形態において、冷却水供給配管19に接続した海水ポン
プ31の代りに残留熱除去海水系ポンプ11を設けたことに
ある。その他の部分は第6の実施の形態と同様である。
【0056】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0057】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、切替え弁25によりFPC熱
交換器6への冷却水の切替えを行うことで、燃料プール
2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プール水
をFPC熱交換器6を通して残留熱除去海水系ポンプ11
により海水冷却され、除熱能力の向上により燃料プール
2の冷却を行うことができる。
【0058】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0059】(第8の実施の形態)図8により請求項9
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第8の実施の形
態を説明する。
【0060】本実施の形態はスキマサージタンク3とF
PCポンプ4を接続する配管に分岐して燃料プール水供
給配管33を弁35を介して接続し、燃料プール2に弁35を
介して燃料プール水戻り配管34を接続し、燃料プール水
供給配管33に第1のポンプ28を接続し、第1のポンプ28
と燃料プール水戻り配管34を熱交換器32の一次側に接続
し、熱交換器32の二次側に冷却水供給配管19と冷却水戻
り配管20を接続し、冷却水供給配管19をタービン補機冷
却水供給配管21に接続し、冷却水戻り配管20をタービン
補機冷却水戻り配管22に接続したことにある。
【0061】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0062】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、弁35により従来のFPC系
に加えてタービン補機冷却系によっても燃料プール2内
の除熱を熱交換器32,TCW熱交換器14を経て海水冷却
を行い、トータルでの除熱能力の向上により燃料プール
の冷却を行うことができる。
【0063】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0064】(第9の実施の形態)図9により請求項9
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第9の実施の形
態を説明する。
【0065】本実施の形態は図8に示した第8の実施の
形態において、熱交換器32に接続した冷却水供給配管19
の他端を原子炉補機冷却水供給配管23に接続するととも
に、熱交換器32に接続した冷却戻り配管20の他端を原子
炉補機冷却水戻り配管24に接続したことにある。その他
の部分は第8の実施の形態と同様であるので、その他の
説明は省略する。
【0066】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0067】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、弁35により従来のFPC系
に加えて新たに設置した熱交換器32を介して原子炉補機
冷却系による燃料プール2内の除熱を熱交換器32,RC
W熱交換器9を経て海水冷却を行い、トータルでの除熱
能力の向上により燃料プールの冷却を行うことができ
る。
【0068】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0069】(第10の実施の形態)図10により請求項9
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第10の実施の形
態を説明する。
【0070】本実施の形態は、図8に示した第8の実施
の形態において、熱交換器32に接続した冷却水供給配管
19の他端を残留熱除去海水系ポンプ11に接続するととも
に、熱交換器32に接続した冷却水戻り配管20の他端を放
水路38に接続したことにある。その他の部分は第8の実
施の形態と同様なので、重複する部分の説明は省略す
る。
【0071】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0072】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、弁35により従来のFPC系
に加えて新たに設置した熱交換器32を通して残留熱除去
海水系による燃料プール2内の除熱を熱交換器32を経て
海水冷却を行い、トータルでの除熱能力の向上により燃
料プールの冷却を行うことができる。
【0073】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0074】(第11の実施の形態)図11により請求項9
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第11の実施の形
態を説明する。
【0075】本実施の形態は図8に示した第8の実施の
形態において、熱交換器32に接続した冷却水供給配管19
の他端を冷水ポンプ27の吐出側に接続し、冷水ポンプ27
の吸込側を冷凍機26の出力側に接続し、熱交換器32に接
続した冷却水戻り配管20の他端を冷凍機26の入力側に接
続したことにある。その他の部分は第8の実施の形態と
同様なので、重複する部分の説明は省略する。
【0076】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0077】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で。
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、弁35により従来のFPC系
に加えて新たに設置した熱交換器32を通して冷水系によ
る燃料プール2内の除熱を熱交換器32を用いて行う。熱
交換器32には冷凍機26から冷水ポンプ27に供給される冷
水により冷却される。この冷水系の冷却は原子炉補機冷
却系又はタービン補機冷却系、空気冷却器等により行わ
れ、トータルでの除熱能力の向上により燃料プールの冷
却を行うことができる。
【0078】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0079】(第12の実施の形態)図12により請求項9
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第12の実施の形
態を説明する。
【0080】本実施の形態は図8に示した第8の実施の
形態において、熱交換器32に接続した冷却水供給配管19
の他端を第2のポンプ36の吐出側に接続し、第2のポン
プ36の吸込側を空気冷却器29の出力側に接続し、熱交換
器32に接続した冷却水戻り配管20の他端を空気冷却器29
の入力側に接続したことにある。その他の部分は第8の
実施の形態と同様なので、重複する部分の説明は省略す
る。
【0081】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0082】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、弁35により従来のFPC系
に加えて新たに設置する熱交換器32を通して空気冷却器
29による燃料プール2内の除熱を熱交換器32を用いて行
う。この空気冷却器29の冷却は大気により行われ、トー
タルでの除熱能力の向上により燃料プールの冷却を行う
ことができる。
【0083】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対しても、燃料プールの冷却を問題なく行うことがで
きる。
【0084】(第13の実施の形態)図13により請求項10
の発明に対応する燃料プール冷却設備の第13の実施の形
態を説明する。
【0085】本実施の形態は図14における従来例におい
て、図13に示すようにFPC−F/D5の入口側及び出
口側配管にバイパス配管37を設け、このバイパス配管37
と入口側配管にそれぞれ切替え弁25を設けたことにあ
る。その他の部分は図14と同様なので、重複する部分の
説明は省略する。
【0086】次に作用を説明する。通常運転中は燃料プ
ール2の冷却はFPCポンプ4により循環する燃料プー
ル水をFPC熱交換器6を通してRCWポンプ8により
循環する原子炉補機冷却水をRCW熱交換器9を通して
常用海水ポンプ7により海水冷却を行う。
【0087】定検短縮及び運転サイクルの長期化等で、
定検中に設計上考慮していないような燃料プール2内で
の熱負荷が発生した場合は、弁25により従来のFPC系
では地震等の非常時のみ、或いはウェル排水時のみ運用
していたろ過脱塩装置バイパス配管37を用い、FPC−
F/D5による浄化を一時停止或いは流量を制限するこ
とにより、燃料プール冷却系内の系統抵抗を低減させる
ことにより系統流量を増加させ、結果的にFPC熱交換
器6の冷却水流量を増加させることで、既設のFPC熱
交換器6の冷却能力を向上させる。
【0088】本実施の形態によれば、設計ベースを超え
た状況、すなわち、定検短縮及び発電所の長期運転サイ
クル或いはプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入
に対して、状況により本実施の形態のみ、或いは他の実
施の形態との組合わせで燃料プールの冷却を問題なく行
うことができる。
【0089】第1の実施の形態において、冷却源とし
て、非常用ディーゼル発電設備海水ポンプ、タービン補
機冷却海水ポンプ、原子炉補機冷却海水ポンプを用いて
も同様の効果が得られる。また、第9の実施の形態に関
する部分での冷却系として、常用海水ポンプ或いは非常
用ディーゼル発電設備海水ポンプ、タービン補機冷却海
水ポンプ、原子炉補機冷却海水ポンプを用いても同様の
効果が得られる。また、第1の実施の形態において、2
基設置されているFPC熱交換器の1基の冷却源を原子
炉補機冷却系のままとして、他方を冷凍機或いはタービ
ン補機冷却系で冷却することも同様の効果が得られる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、設計ベースを超えた状
態、すなわち定検短縮及び発電所の長期運転サイクル、
又はプルサーマル計画としてのMOX燃料の導入、さら
には出力増加に対応して燃料プールの冷却を問題なく行
うことができる燃料プール冷却設備を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料プール冷却設備の第1の実施
の形態を示す配管系統図。
【図2】本発明に係る燃料プール冷却設備の第2の実施
の形態を示す配管系統図。
【図3】本発明に係る燃料プール冷却設備の第3の実施
の形態を示す配管系統図。
【図4】本発明に係る燃料プール冷却設備の第4の実施
の形態を示す配管系統図。
【図5】本発明に係る燃料プール冷却設備の第5の実施
の形態を示す配管系統図。
【図6】本発明に係る燃料プール冷却設備の第6の実施
の形態を示す配管系統図。
【図7】本発明に係る燃料プール冷却設備の第7の実施
の形態を示す配管系統図。
【図8】本発明に係る燃料プール冷却設備の第8の実施
の形態を示す配管系統図。
【図9】本発明に係る燃料プール冷却設備の第9の実施
の形態を示す配管系統図。
【図10】本発明に係る燃料プール冷却設備の第10の実
施の形態を示す配管系統図。
【図11】本発明に係る燃料プール冷却設備の第11の実
施の形態を示す配管系統図。
【図12】本発明に係る燃料プール冷却設備の第12の実
施の形態を示す配管系統図。
【図13】本発明に係る燃料プール冷却設備の第13の実
施の形態を示す配管系統図。
【図14】従来の燃料プール冷却設備を示す配管系統
図。
【符号の説明】 1…原子炉ウェル、2…燃料プール、3…スキマサージ
タンク、4…燃料プール冷却浄化ポンプ(FPCポン
プ)、5…燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置(FPC
−F/D)、6…燃料プール冷却浄化系熱交換器(FP
C熱交換器)、7…常用海水ポンプ(SWポンプ)、8
…原子炉補機冷却系ポンプ(RCWポンプ)、9…原子
炉補機冷却系熱交換器(RCW熱交換器)、10…他の熱
負荷、11…残留熱除去海水系ポンプ(RHRSポン
プ)、12…残留熱除去系熱交換器(RHR熱交換器)、
13…残留熱除去系ポンプ(RHRポンプ)、14…タービ
ン補機冷却系熱交換器(TCW熱交換器)、15…タービ
ン補機冷却系ポンプ(TCWポンプ)、16…タービン補
機冷却系の負荷(TCWの負荷)、17…プールゲート、
18…原子炉圧力容器(RPV)、19…冷却水供給配管、
20…冷却水戻り配管、21…タービン補機冷却水供給配
管、22…タービン補機冷却水戻り配管、23…原子炉補機
冷却水供給配管、24…原子炉補機冷却水戻り配管、25…
切替え弁、26…冷凍機、27…冷水ポンプ、28…第1のポ
ンプ、29…空気冷却器、30…空気冷却設備、31…海水ポ
ンプ、32…熱交換器、33…燃料プール水供給配管、34…
燃料プール水戻り配管、35…弁、36…第2のポンプ、37
…ろ過脱塩装置バイパス配管、38…放水路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料プールに接続する燃料プール冷却浄
    化系熱交換器と、この燃料プール冷却浄化系熱交換器の
    二次側冷却水配管に接続する原子炉補機冷却系と、前記
    二次側冷却水配管に分岐して接続する前記原子炉補機冷
    却系以外の冷却水配管とを具備したことを特徴とする燃
    料プール冷却設備。
  2. 【請求項2】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は海水を冷却源とするタービン補機冷却水系からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃料プール冷却設備。
  3. 【請求項3】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は、タービン補機冷却水系を冷却源とする冷水系からな
    ることを特徴とする請求項1記載の燃料プール冷却設
    備。
  4. 【請求項4】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は、原子炉補機冷却系を冷却源とする冷水系からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃料プール冷却設備。
  5. 【請求項5】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は、大気を冷却源とする空気冷却器による冷却水系から
    なることを特徴とする請求項1記載の燃料プール冷却設
    備。
  6. 【請求項6】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は、大気を冷却源とする冷水系からなることを特徴とす
    る請求項1記載の燃料プール冷却設備。
  7. 【請求項7】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は、海水系からなることを特徴とする燃料プール冷却設
    備。
  8. 【請求項8】 前記原子炉補機冷却系以外の冷却水配管
    は、残留熱除去海水系からなることを特徴とする請求項
    1記載の燃料プール冷却設備。
  9. 【請求項9】 使用済燃料プールの燃料プール冷却とし
    て従来の燃料プール冷却浄化系とは他の冷却設備を設置
    してなり、前記他の冷却設備はタービン補機冷却水系、
    原子炉補機冷却系、残留熱除去海水系、冷水系、又は大
    気を冷却源とする空気冷却器による冷却水系から選択さ
    れた少なくとも1つの系統からなることを特徴とする燃
    料プール冷却設備。
  10. 【請求項10】 前記燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装
    置の出入口側にバイパス配管を切替え弁を介して接続し
    てなることを特徴とする請求項1ないし9記載の燃料プ
    ール冷却設備。
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