JP2001082490A - スタッドローラ - Google Patents

スタッドローラ

Info

Publication number
JP2001082490A
JP2001082490A JP25915599A JP25915599A JP2001082490A JP 2001082490 A JP2001082490 A JP 2001082490A JP 25915599 A JP25915599 A JP 25915599A JP 25915599 A JP25915599 A JP 25915599A JP 2001082490 A JP2001082490 A JP 2001082490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
stud
lid
groove
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25915599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hishida
匡 菱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
VIV ENGINEERING KK
Original Assignee
VIV ENGINEERING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by VIV ENGINEERING KK filed Critical VIV ENGINEERING KK
Priority to JP25915599A priority Critical patent/JP2001082490A/ja
Publication of JP2001082490A publication Critical patent/JP2001082490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立ての容易なコストの安いスタッドローラ
を提供することである。 【解決手段】 スタッド1の外周に軌道溝4を形成し、
その軌道溝4とローラ10の内周に形成された円筒形軌
道面11間にボール20を組込んでローラ10を回転自
在に支持する。ローラ10の一端部にボール20と軸方
向で対向する内向きフランジ12を形成し、ローラ10
の他端部に蓋嵌合凹部13を設け、この蓋嵌合凹部13
に蓋体15を圧入し、その外周に設けた突出部16を蓋
嵌合凹部13の内周の係合溝14に係合させて蓋体15
を抜け止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫の引出し
等をスライド自在に支持するスタッドローラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、野菜室を有する大型の冷蔵庫に
おいては、その野菜室の両側にスタッドローラを取付
け、そのスタッドローラによって野菜室内に収納された
引出しのスライドを案内するようにしている。
【0003】上記スタッドローラとして、図2に示した
ものが従来から知られている。このスタッドローラは、
ねじ軸31を先端に有するスタッド30の後端に小径軸
部32を設け、その小径軸部32の外周に形成された円
筒形軌道面33とローラ34の内周に形成された円筒形
軌道面35間に複数のボール36を組込んでローラ34
を回転自在に支持し、前記ローラ34の一端部にボール
36とスタッド30の外周の肩37間に挿入される内向
きフランジ38を設け、前記小径軸部32の端部に環状
板39を取付けて、ボール36およびローラ34を抜け
止めしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
スタッドローラにおいては、小径軸部32の端部を加締
め、その加締めによって形成される加締め片40と小径
軸部32の外周に設けられた肩部41とで環状板39を
固定するようにしているため、スタッドローラの組立て
に手間がかかり、その組立てに加締め具を必要とすると
共に、スタッド30の外周にローラ34および環状板3
9の軸方向の移動を阻止する二つの肩部37、41を設
ける必要があるため、スタッド30の加工に手間がかか
り、スタッドローラのコストも高いという不都合があ
る。
【0005】また、スタッド30の外周に形成された円
筒形の軌道面33とローラ34の内周に形成された円筒
形の軌道面35とでボール36を案内する構成であるた
め、ボール36と各軌道面33、35の接触が点接触と
なり、負荷容量が小さいという不都合もある。
【0006】この発明の課題は、組立ての容易なコスト
の安い負荷容量の大きなスタッドローラを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、ねじ軸を先端に有するスタ
ッドの後端部外周に軌道溝を形成し、前記スタッドに嵌
合されたローラの内周に円筒形軌道面を設け、その軌道
面と前記軌道溝との間に複数のボールを組込んでローラ
を回転自在に支持し、前記ローラの一端部に前記ボール
と軸方向で対向する内向きフランジを設け、ローラの他
端部内周に蓋嵌合凹部を形成し、この蓋嵌合凹部に前記
フランジとでローラの軸方向の移動を防止する蓋体を嵌
合し、この蓋体の外周と蓋嵌合凹部の内周の一方に環状
の係合溝を形成し、他方にその係合溝に係合する突出部
を設けた構成を採用したのである。
【0008】上記のように構成すれば、スタッドにロー
ラを嵌合し、軌道溝に複数のボールを組込んだのち、フ
ランジがボールに当接する位置までローラを軸方向に移
動させ、そのローラの蓋嵌合凹部に蓋体を嵌合して、突
出部を係合溝に係合させることによりスタッドローラを
組立てることができる。このため、スタッドローラの組
立てに工具を必要とせず、スタッドローラを簡単に組立
てることができる。
【0009】また、スタッドの外周に形成された軌道溝
によってボールの転動を案内するため、負荷容量の大き
いスタッドローラを得ることができると共に、スタッド
の外周に軌道溝を形成するのみでよいため、加工も容易
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1に基づいて説明する。図示のように、金属製のスタッ
ド1はねじ軸2を先端に有し、そのねじ軸2のねじ込み
量を制限するフランジ3が外周に設けられている。ま
た、スタッド1の後端部外周には軌道溝4が形成され、
かつ、後端面にはドライバーが係合可能な十字溝5が設
けられている。
【0011】スタッド1の後端部上には合成樹脂の成形
品から成るローラ10が設けられている。ローラ10の
内周には円筒形の軌道面11が形成され、その軌道面1
1と軌道溝4間に組込まれた複数のボール20によって
ローラ10は回転自在に支持されている。
【0012】ローラ10の一端部には前記ボール20と
軸方向で対向する内向きフランジ12が設けられ、他端
部には軌道面11の内径より大径の蓋嵌合凹部13が形
成されている。蓋嵌合凹部13の内周には係合溝14が
設けられている。
【0013】蓋嵌合凹部13内には合成樹脂の成形品か
ら成る蓋体15が嵌合され、その蓋体15の外周には前
記係合溝14と係合する突出部16が設けられている。
突出部16の先端部外周にはテーパ面17が形成されて
いる。
【0014】実施の形態で示すスタッドローラは上記の
構造から成り、そのスタッドローラの組立てに際して
は、スタッド1にフランジ形成側の一端を先にしてロー
ラ10を嵌合し、スタッド1の外周に設けられた軌道溝
4に複数のボール20を組込んだのち、スタッド1上に
予め嵌合したローラ10を一端の内向きフランジ12が
ボール20と当接する位置まで軸方向に移動する。前記
ボール20がローラ10の軌道面11内に納まる状態に
おいて、ローラ10の蓋嵌合凹部13に蓋体15を圧入
し、その蓋体15の外周に設けられた突出部16を蓋嵌
合凹部13の内周に形成された係合溝14に係合させて
蓋体15を抜け止めする。
【0015】このように、スタッドローラの組立ては、
スタッド1の軌道溝4にボール20を組込んだのち、そ
のスタッド1に予め嵌合したローラ10をボール20の
位置まで移動させたのち、蓋嵌合凹部13に蓋体15を
嵌合するだけでよいため、組立てに工具を必要とせず、
スタッドローラを簡単に組立てることができる。
【0016】また、蓋体15は蓋嵌合凹部13に嵌合さ
れて外周部が支持され、その外周に設けた突出部16が
係合溝14に係合して抜け止めされるため、きわめて安
定した取付状態を得ることができ、ローラ10が軸方向
に移動して蓋体15がボール20に衝突しても、蓋体1
5は外れることがなく、比較的大きなスラスト荷重を受
けることができる。
【0017】さらに、複数のボール20はスタッド1の
外周に形成された軌道溝4に沿って転動し、その軌道溝
4とボール20の接触は線接触であるため、負荷容量の
大きなスタッドローラを得ることができる。
【0018】実施の形態では、蓋嵌合凹部13の内周に
係合溝14を形成し、蓋体15の外周に突出部16を形
成したが、蓋体15の外周に係合溝を形成し、蓋嵌合凹
部13の内周に突出部を設けるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ス
タッドの外周の軌道溝にボールを組込んだのち、そのス
タッドに予め嵌合したローラをボールの位置まで移動さ
せ、そのローラの蓋嵌合凹部に蓋体を圧入することによ
ってスタッドローラを組立てることができるため、組立
てに工具を必要とすることなく簡単に組立てることがで
きる。
【0020】また、スタッドローラの外周には軌道溝を
形成するだけでよいため、スタッドの加工が容易であ
り、しかもスタッド、ローラ、ボールおよび蓋体から部
品点数の少ない構成であるため、コストの安いスタッド
ローラを提供することができる。
【0021】さらに、スタッドの外周に形成された軌道
溝によってボールを案内する構成であるため、負荷容量
の大きいスタッドローラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスタッドローラの一部切欠正面
【図2】従来のスタッドローラを示す一部切欠正面図
【符号の説明】
1 スタッド 2 ねじ軸 4 軌道溝 10 ローラ 11 軌道面 12 内向きフランジ 13 蓋嵌合凹部 14 係合溝 15 蓋 16 突出部 20 ボール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ軸を先端に有するスタッドの後端部
    外周に軌道溝を形成し、前記スタッドに嵌合されたロー
    ラの内周に円筒形軌道面を設け、その軌道面と前記軌道
    溝との間に複数のボールを組込んでローラを回転自在に
    支持し、前記ローラの一端部に前記ボールと軸方向で対
    向する内向きフランジを設け、ローラの他端部内周に蓋
    嵌合凹部を形成し、この蓋嵌合凹部に前記フランジとで
    ローラの軸方向の移動を防止する蓋体を嵌合し、この蓋
    体の外周と蓋嵌合凹部の内周の一方に環状の係合溝を形
    成し、他方にその係合溝に係合する突出部を設けたスタ
    ッドローラ。
JP25915599A 1999-09-13 1999-09-13 スタッドローラ Pending JP2001082490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25915599A JP2001082490A (ja) 1999-09-13 1999-09-13 スタッドローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25915599A JP2001082490A (ja) 1999-09-13 1999-09-13 スタッドローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001082490A true JP2001082490A (ja) 2001-03-27

Family

ID=17330118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25915599A Pending JP2001082490A (ja) 1999-09-13 1999-09-13 スタッドローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001082490A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102087069A (zh) * 2011-01-17 2011-06-08 海尔集团公司 冰箱抽屉滑轨***
KR20190068780A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 (주)청호시스템 수납장치용 롤러 어셈블리
WO2021060689A1 (ko) * 2019-09-24 2021-04-01 (주)세고스 베어링 조립체

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102087069A (zh) * 2011-01-17 2011-06-08 海尔集团公司 冰箱抽屉滑轨***
CN102087069B (zh) * 2011-01-17 2016-06-08 海尔集团公司 冰箱抽屉滑轨***
KR20190068780A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 (주)청호시스템 수납장치용 롤러 어셈블리
KR102008004B1 (ko) * 2017-12-11 2019-08-06 (주)청호시스템 수납장치용 롤러 어셈블리
WO2021060689A1 (ko) * 2019-09-24 2021-04-01 (주)세고스 베어링 조립체
EP4036430A4 (en) * 2019-09-24 2023-10-25 Segos Co., Ltd. BEARING ASSEMBLY
US12066057B2 (en) 2019-09-24 2024-08-20 Segos Co., Ltd. Bearing assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4961650A (en) Ball catch for releasably retaining a grooved shaft
US8408089B2 (en) Energy absorbing steering column
US7641413B2 (en) Ball Joint
JPH04316710A (ja) ボールジョイント
US5158375A (en) Combined radial and thrust bearing
US11465667B2 (en) Rack and pinion type steering gear unit
US6019541A (en) Radial ring bearing set for ball and socket joints
JP2010255821A (ja) プランジャ
JP2001082490A (ja) スタッドローラ
US6394660B1 (en) Thrust bearing assembly
JPH11342853A (ja) コラムチューブへのベアリングの固定方法
WO2017010207A1 (ja) 駒式ボールねじの駒の固定構造
KR20180068114A (ko) 메탈 베어링 홀더
US11873031B2 (en) Rack and pinion steering gear unit
JPH0735808B2 (ja) 針状ころ軸受
JPH08291822A (ja) ネジ付ローラ
JP2010242950A (ja) ボールスプライン
JP2001271840A (ja) スラスト転がり軸受
JPH11230336A (ja) 係止装置及びこれに用いる玉保持体
US20020076123A1 (en) Slide bearing assembly
JP2000074085A (ja) トリポード型等速ジョイント
JPH0320573Y2 (ja)
JPH0629540Y2 (ja) 転がり軸受の内輪固定構造
JPH06272710A (ja) ボールジョイント
JPH0937869A (ja) スタッド形ローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106