JP2001082205A - ハイブリッド自動車の制御装置及びその制御方法 - Google Patents

ハイブリッド自動車の制御装置及びその制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高車速領域で発電機のオーバーレブが発生する
おそれがある場合において、ISC(アイドル回転数制
御)のフィードバック制御を正常に行えるようにする。 【解決手段】車速が設定速度以上の高車速領域にあり、
発電機のオーバーレブが発生するおそれがある場合(S
1のYES、S2のYES)、ガソリンエンジンに対し
てVCUからアイドル回転数で運転すべく指令が発せら
れる状態で、かつアクセルペダルの踏み込み量等から、
ガソリンエンジンの出力がほぼゼロであると判断される
と(S4のYES)、VCUからの指令に基づいてEF
Iにより電子スロットルの開度が一定値に固定されてガ
ソリンエンジン1がアイドル回転数程度に保持される
(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動力源として内
燃機関及び走行モータを搭載し、バッテリの直流出力を
インバータにより交流に変換して走行モータに給電し、
内燃機関及び走行モータを併用して走行するハイブリッ
ド自動車の制御装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の意識が世界的な規
模で高まりを見せる中、自動車の排出ガス中の二酸化炭
素量を低減するための具体策として、ガソリンエンジン
及びモータを組み合わせた低公害車の実用車であるハイ
ブリッド自動車が提案され、具体的には、例えば特開平
9−117010号公報や特開平10−238381号
公報等に記載のものが提案されている。
【0003】この種のハイブリッド自動車は大きく分け
ると、エンジンを駆動することにより発生された回転を
発電機に伝達してこれを駆動し、この発電機により得ら
れる電力をバッテリに供給して充電し、更にこのバッテ
リの電力により駆動モータを駆動するようにしたシリー
ズ(直列)方式のものと、エンジン及びモータの両方で
車両を駆動するパラレル(並列)方式のものとがある。
【0004】そして、パラレル方式のハイブリッド自動
車の場合、走行モータとガソリンエンジンとを切り換え
て動力源としているが、このときの走行モータとガソリ
ンエンジンの切り換えは、従来、例えば車速センサによ
る自車速やドライバによるアクセルペダルの踏み込み
量、ブレーキペダルのオン、オフ等に基づいて行われて
いる。
【0005】ところで、このような走行モータとガソリ
ンエンジンとの切り換えを実現するために、従来パラレ
ル方式では、図4に示すように、遊星ギヤユニット3を
用いてガソリンエンジン1及び走行モータ2を結合する
ことが行われている。
【0006】この遊星ギヤユニット3は、図4に示すよ
うに、リングギヤ31と、このリングギヤ31の内側に
配置されたサンギヤ32と、リングギヤ31及びサンギ
ヤ32の双方に噛合してサンギヤ32の外周をリングギ
ヤ31の内周に沿って回る複数個のプラネタリギヤ33
とにより構成される。
【0007】そして、各プラネタリギヤ33とガソリン
エンジン1の出力軸とがキャリアにより連結され、サン
ギヤ32の軸にその回転軸が同軸に連結されて発電機5
が設けられ、リングギヤ31と一体的に回転する伝達ギ
ヤ35の回転がカウンタギヤ36及びデフギヤ37を介
して車輪W(前輪)に伝えられる一方、バッテリ4によ
り駆動される走行モータ2の回転も、カウンタギヤ36
及びデフギヤ37を介して車輪Wに伝達されるように構
成されている。尚、これとは逆に、リングギヤ31に発
電機5が連結され、サンギヤ32に走行モータ2が連結
されていてもよい。
【0008】そして、遊星ギヤユニット3の特性上、リ
ングギヤ31、プラネタリギヤ33及びサンギヤ32の
回転数は、通常図5中の実線に示すように直線的に並
ぶ。ここで、リングギヤ31の回転数は車速に比例し、
プラネタリギヤ33及びサンギヤ32の回転はそれぞれ
ガソリンエンジン1及び発電機5の回転数に比例する。
【0009】従って、遊星ギヤユニット3により、車
速、ガソリンエンジン1及び発電機5の回転数が直線的
に決まってしまうと、例えばガソリンエンジン1の回転
数がほぼゼロであっても、車速センサにより検出される
車速が大きい場合には、図5中の1点鎖線のように発電
機5の回転が限界回転数を越えてしまうおそれがある。
【0010】このように、ガソリンエンジン1の回転数
がゼロのときに、発電機5の回転が限界回転数を越え
る、つまり発電機5がオーバーレブするおそれが生じる
車速を、例えば高車速領域と称している。
【0011】そして従来、この高車速領域において、ガ
ソリンエンジン1をアイドル回転数で運転するように、
電子制御式燃料噴射装置のフィードバック制御によるア
イドル回転数制御(ISC:Idle Speed Control)を行
い、ガソリンエンジン1の回転数をゼロからアイドル回
転数にまで引き上げ、発電機5のオーバーレブを防止す
るようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように高
車速領域において発電機5のオーバーレブを防止するた
めに、ガソリンエンジン1をアイドル回転数で強制運転
しても、更に車速が上昇すると、車速に引きずられてガ
ソリンエンジン1の回転数も上昇し、電子制御式燃料噴
射装置によるISC(アイドル回転数制御)のフィード
バック制御を正常に行えなくなり、その結果、アイドル
復帰制御ができなくなったり、誤学習や誤動作が生じる
などの不具合が発生するという問題があった。
【0013】この発明が解決しようとする課題は、高車
速領域で発電機のオーバーレブが発生するおそれがある
場合において、ISC(アイドル回転数制御)のフィー
ドバック制御を中止して誤学習や誤動作を防止できるよ
うにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のハイブリッド自動車の制御装置は、動
力源として内燃機関及び走行モータを搭載し、バッテリ
の出力を走行モータに給電し、内燃機関及び走行モータ
を併用して走行するハイブリッド自動車の制御装置にお
いて、リングギヤ、このリングギヤの内側に配置された
サンギヤ、及び前記リングギヤと前記サンギヤとに噛合
して前記サンギヤの外周を前記リングギヤの内周に沿い
前記内燃機関の出力軸と一体的に回転する複数個のプラ
ネタリギヤから成る遊星ギヤユニットと、前記サンギヤ
または前記リングギヤのうち一方の回転軸と同軸にその
回転軸が連結された発電機と、前記サンギヤまたは前記
リングギヤのうち他方及び前記走行モータと連動して回
転しその回転を車輪に伝達するカウンタギヤと、車速を
検出する車速センサと、前記車速センサによる前記車速
が前記設定速度以上であって、前記発電機の回転が前記
限界回転数を超えるときに、前記内燃機関に対してアイ
ドル回転数で運転すべく指令が発せられる状態で、かつ
前記内燃機関の出力がほぼゼロであれば、スロットル開
度を一定値に固定すべく制御するスロットル制御部とを
備えていることを特徴としている。
【0015】また、その制御方法として、リングギヤ、
このリングギヤの内側に配置されたサンギヤ、及び前記
リングギヤと前記サンギヤとに噛合して前記サンギヤの
外周を前記リングギヤの内周に沿い前記内燃機関の出力
軸と一体的に回転する複数個のプラネタリギヤから成る
遊星ギヤユニットを設け、前記サンギヤまたは前記リン
グギヤのうち一方の回転軸と同軸に発電機の回転軸を連
結し、前記サンギヤまたは前記リングギヤのうち他方及
び前記走行モータと連動して車輪を回転し、車速が前記
設定速度以上であって、前記発電機の回転が前記限界回
転数を超えるときに、前記内燃機関に対してアイドル回
転数で運転すべく指令が発せられる状態で、かつ前記内
燃機関の出力がほぼゼロであれば、スロットル開度を一
定値に固定すべく制御することが望ましい。
【0016】このような構成によれば、内燃機関の回転
数がゼロのときに、発電機の回転が限界回転数を越えて
発電機のオーバーレブが生じるおそれのある高車速領域
に、上記した設定速度を設定しておくことにより、車速
が設定速度以上で、発電機の回転が限界回転数を超えて
発電機のオーバーレブが発生するおそれがあり、しかも
内燃機関に対してアイドル回転数で運転すべく指令が発
せられる状態で、かつ内燃機関の出力がほぼゼロであれ
ば、スロットル制御部により、スロットル開度を一定値
に固定すべく制御される。
【0017】そのため、電子制御式燃料噴射装置による
ISC(アイドル回転数制御)のフィードバック制御に
よらずに、スロットル開度を固定することで内燃機関の
回転数をアイドル回転数程度に保持でき、発電機の回転
数が車速に引きずられて上昇することを阻止して発電機
のオーバーレブを確実に防止でき、しかも、従来のよう
にISC(アイドル回転数制御)のフィードバック制御
を正常に行えなくなることに起因して、アイドル復帰制
御ができなくなったり、誤学習や誤動作が生じる等の不
具合の発生を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図3を参照して説明する。但し、図1は全体の
概略構成図、図2は動作説明図、図3は動作説明用フロ
ーチャートである。
【0019】図1に示すように、動力源としての内燃機
関であるガソリンエンジン1及び走行モータ2が遊星ギ
ヤユニット3を介して結合されると共に、走行モータ2
の駆動用バッテリ4に充電電流を供給する発電機5が、
図4に示すように、遊星ギヤユニット3を介してガソリ
ンエンジン1に結合されている。尚、本実施形態におい
ても、リングギヤ31に発電機5が連結され、サンギヤ
32に走行モータ2が連結されていてもよい。
【0020】更に、図1に示すように、バッテリ4の直
流出力は、インバータ等から成るモータ制御部8により
交流に変換されて走行モータ2に供給され、発電機5に
よる交流発電出力は、ダイオード等の整流回路から成る
発電機制御部9により直流に変換され、このようにして
バッテリ4に充電電流が供給されて充電が行われる。こ
のとき、発電機制御部9により発電機5の回転数が可変
制御されて充電電流の調整が行われる。尚、バッテリ4
の出力電圧である288V程度の高電圧が、DC−DC
コンバータ10により12Vの低電圧に変換されて各部
に供給される。
【0021】また、図1に示すように、車両統括制御装
置(以下、VCUと称する)12が設けられ、このVC
U12により、モータ制御部8、発電機制御部9や電子
制御式燃料噴射装置(以下、これをEFIと称する)1
3を始め、各部の制御が行われる。ここで、EFI13
は、停止時或いは減速時のようにガソリンエンジン1の
出力がゼロとなるときに、ガソリンエンジン1をアイド
ル回転数で運転すべく、ISC(Idle Speed Control:
アイドル回転数制御)のフィードバック制御を行う。
【0022】更に、VCU12はバッテリ4の容量検出
を行い、アクセルペダルセンサ14からのアクセルペダ
ルの踏み込み量に応じた出力信号、及び車速センサ15
からの車速に応じた出力信号がVCU12に入力され、
これらに信号に基づき、VCU12はアクセルペダルの
踏み込み量及び車速の検出を行う。
【0023】ところで、上記したように、ガソリンエン
ジン1の回転数がゼロのときに、発電機5の回転が限界
回転数を越えて発電機5がオーバーレブするおそれが生
じる車速を高車速領域とすると、車速センサ15による
車速が、予め設定された設定速度よりも低速で高車速領
域にはなく、しかも発電機5のオーバーレブが発生する
おそれがない場合には、VCU12からの要求に基づ
き、EFI13によりガソリンエンジン1の出力に応じ
た電子スロットルの開度が制御され、エンジン出力の制
御が行われる。
【0024】即ち、車速が高車速領域になく発電機5の
オーバーレブの発生がない状態において、ガソリンエン
ジン1に要求される出力がプラスの場合には、VCU1
2からの要求に基づき、EFI13はその要求出力に合
うように電子スロットルの開度を制御してガソリンエン
ジン1の回転数を上げる。また、停止時や減速時のよう
に、ガソリンエンジン1の出力がゼロの場合には、EF
I13は、ガソリンエンジン1をアイドル回転数で運転
すべくISC(アイドル回転数制御)のフィードバック
制御され、ガソリンエンジン1の回転がアイドル回転数
まで引き上げられる。そのため、車速が高車速領域にな
くガソリンエンジン1の回転がアイドル回転数まで上昇
された状態では、発電機5の回転数は限界回転数を超え
ることはなく、発電機5のオーバーレブは生じない。
【0025】一方、車速が上記した設定速度以上の高車
速領域にあって、発電機5の回転が限界回転数を超えて
オーバーレブが生じるおそれがあり、しかもガソリンエ
ンジン1に対してVCU12からアイドル回転数で運転
すべく指令が発せられる状態で、かつ停止時や減速時の
ように、ガソリンエンジン1の出力がほぼゼロである場
合には、EFI13によるISC(アイドル回転数制
御)が中止され、その代わりに、VCU12によりEF
I13に電子スロットルの開度を一定値に固定するよう
指令が与えられ、この指令に基づいてEFI13により
電子スロットルの開度が固定されてガソリンエンジン1
の回転がアイドル回転数程度に保持されるのである。こ
のようなVCU12の制御処理がスロットル制御部に相
当する。
【0026】従って、VCU12からの指令に基づき、
EFI13により電子スロットルの開度が一定値に固定
されることで、図2に示すように、車速が高車速領域に
あっても、ガソリンエンジン1の回転数がISC(アイ
ドル回転数制御)ではなくVCU12の制御によりアイ
ドル回転数程度に保持されるため、発電機5のオーバー
レブが防止されると共に、ISCを中止することで、従
来のように、EFI13によるISCのフィードバック
制御を正常に行えなくなることに起因して、アイドル復
帰制御ができなくなったり、誤学習や誤動作が生じると
いった不具合の発生が防止される。
【0027】次に、動作について図3のフローチャート
を参照して説明すると、図3に示すように、車速が設定
速度以上の高車速領域にあるか否かの判定がなされ(S
1)、この判定結果がYESであれば、発電機5のオー
バーレブが発生するおそれがあるか否かの判定がなされ
(S2)、この判定結果がNOであれば、上記したステ
ップS1の判定結果がNOの場合と共にステップS3に
移行し、通常走行の制御が行われる(S3)。
【0028】一方、上記したステップS2の判定結果が
YESであれば、ガソリンエンジン1に対してVCU1
2からアイドル回転数で運転すべく指令が発せられる状
態で、かつアクセルペダルの踏み込み量等に基づいてガ
ソリンエンジン1の出力がほぼゼロであるか否かの判定
がなされ(S4)、この判定結果がYESであれば、V
CU12からの指令に基づき、EFI13により電子ス
ロットルの開度が一定値に固定されてガソリンエンジン
1の回転がアイドル回転数程度に保持され(S5)、一
方ステップS4の判定結果がNOであれば、VCU12
により発電機5の回転数が目標回転数に制御され(S
6)、その後ステップS3、S5の処理を経た後と共に
動作は終了する。
【0029】従って、上記した実施形態によれば、車速
が設定速度以上の高車速領域にあり、で、発電機5のオ
ーバーレブが発生するおそれがあり、しかもガソリンエ
ンジン1に対してアイドル回転数で運転すべく指令が発
せられる状態で、かつ停止時や減速時のようにガソリン
エンジン1の出力がほぼゼロであれば、VCU12から
の指令の基づき、EFI13により電子スロットルの開
度が一定値に固定されるため、EFI13ISC(アイ
ドル回転数制御)のフィードバック制御によらずに、電
子スロットルの開度を固定することでガソリンエンジン
1の回転数をアイドル回転数程度に保持でき、発電機5
の回転数の上昇を阻止してオーバーレブの発生を確実に
防止することができると共に、ISCを中止すること
で、従来のようにISCのフィードバック制御を正常に
行えなくなることに起因して、アイドル復帰制御ができ
なくなったり、誤学習や誤動作が生じる等の不具合を確
実に防止することが可能になる。
【0030】なお、ハイブリッド自動車の全体構成は、
上記した実施形態で説明した構成に限定されるものでな
いのは勿論である。
【0031】また、上記した実施形態では、内燃機関を
ガソリンエンジン1とした場合について説明している
が、内燃機関は、特にガソリンエンジンに限定されるも
のでないのはいうまでもない。
【0032】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2に記載の発
明によれば、スロットル制御部によりスロットル開度を
一定値に固定すべく制御することによって、従来のよう
なISC(アイドル回転数制御)のフィードバック制御
によらずに、内燃機関の回転数をアイドル回転数程度に
保持できて発電機の回転数の上昇を阻止でき、発電機の
オーバーレブの発生を防止することが可能になる。
【0034】従って、ISC(アイドル回転数制御)が
中止されることから、従来のように、電子制御式燃料噴
射装置によるISCのフィードバック制御を正常に行え
なくなることに起因して、アイドル復帰制御ができなく
なったり、誤学習や誤動作が生じる等の不具合の発生を
防止することができ、走行性能の良好なハイブリッド自
動車を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示す概略図
である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図4】この発明の背景となるハイブリッド自動車の一
部の概略図である。
【図5】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ガソリンエンジン(内燃機関) 2 走行モータ 3 遊星ギヤユニット 4 バッテリ 5 発電機 12 VCU(スロットル制御部) 13 EFI 31 リングギヤ 32 サンギヤ 33 プラネタリギヤ 36 カウンタギヤ
フロントページの続き (72)発明者 道岡 力 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 山口 和行 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 栗本 隆志 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 Fターム(参考) 3D039 AA01 AA03 AB01 AB27 AC21 3G093 AA04 AA07 AA16 BA04 BA06 CA04 CB07 DA06 DB01 DB05 EA09 FA06 FA11 FB05 5H115 PA00 PA08 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PO02 PO06 PU08 PU24 PU25 PV02 PV07 PV09 QE03 QE10 QE12 QN03 QN06 RB08 RE02 RE05 RE06 SE05 TB01 TE02 TI02 TO21 TO30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源として内燃機関及び走行モータを
    搭載し、バッテリの出力を走行モータに給電し、内燃機
    関及び走行モータを併用して走行するハイブリッド自動
    車の制御装置において、 リングギヤ、このリングギヤの内側に配置されたサンギ
    ヤ、及び前記リングギヤと前記サンギヤとに噛合して前
    記サンギヤの外周を前記リングギヤの内周に沿い前記内
    燃機関の出力軸と一体的に回転する複数個のプラネタリ
    ギヤから成る遊星ギヤユニットと、 前記サンギヤまたは前記リングギヤのうち一方の回転軸
    と同軸にその回転軸が連結された発電機と、 前記サンギヤまたは前記リングギヤのうち他方及び前記
    走行モータと連動して回転しその回転を車輪に伝達する
    カウンタギヤと、 車速を検出する車速センサと、 前記車速センサによる前記車速が前記設定速度以上であ
    って、前記発電機の回転が前記限界回転数を超えるとき
    に、前記内燃機関に対してアイドル回転数で運転すべく
    指令が発せられる状態で、かつ前記内燃機関の出力がほ
    ぼゼロであれば、スロットル開度を一定値に固定すべく
    制御するスロットル制御部とを備えていることを特徴と
    するハイブリッド自動車の制御装置。
  2. 【請求項2】 動力源として内燃機関及び走行モータを
    搭載し、バッテリの出力を走行モータに給電し、内燃機
    関及び走行モータを併用して走行するハイブリッド自動
    車の制御方法において、 リングギヤ、このリングギヤの内側に配置されたサンギ
    ヤ、及び前記リングギヤと前記サンギヤとに噛合して前
    記サンギヤの外周を前記リングギヤの内周に沿い前記内
    燃機関の出力軸と一体的に回転する複数個のプラネタリ
    ギヤから成る遊星ギヤユニットを設け、前記サンギヤま
    たは前記リングギヤのうち一方の回転軸と同軸に発電機
    の回転軸を連結し、前記サンギヤまたは前記リングギヤ
    のうち他方及び前記走行モータと連動して車輪を回転
    し、 車速が前記設定速度以上であって、前記発電機の回転が
    前記限界回転数を超えるときに、前記内燃機関に対して
    アイドル回転数で運転すべく指令が発せられる状態で、
    かつ前記内燃機関の出力がほぼゼロであれば、スロット
    ル開度を一定値に固定すべく制御することを特徴とする
    ハイブリッド自動車の制御方法。
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