JP2001079085A - 注射針プロテクター、注射針プロテクターを有する注射針、および注射針プロテクターを有する医療器具 - Google Patents
注射針プロテクター、注射針プロテクターを有する注射針、および注射針プロテクターを有する医療器具Info
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- JP2001079085A JP2001079085A JP26328599A JP26328599A JP2001079085A JP 2001079085 A JP2001079085 A JP 2001079085A JP 26328599 A JP26328599 A JP 26328599A JP 26328599 A JP26328599 A JP 26328599A JP 2001079085 A JP2001079085 A JP 2001079085A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンパクトで、かつ確実な操作ができ安全性の
高い注射針プロテクター、およびそれを備えた注射針、
医療器具を提供する。 【解決手段】当初の形状が注射針プロテクターが注射針
の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状である超
弾性金属製ワイヤまたは形状記憶合金製ワイヤにより注
射針プロテクターを注射針の鋭利な先端に移動させる。
高い注射針プロテクター、およびそれを備えた注射針、
医療器具を提供する。 【解決手段】当初の形状が注射針プロテクターが注射針
の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状である超
弾性金属製ワイヤまたは形状記憶合金製ワイヤにより注
射針プロテクターを注射針の鋭利な先端に移動させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射針プロテクタ
ーを有する注射針または医療器具に関する。
ーを有する注射針または医療器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、使用後の注射針による誤刺するた
め、使用前・中は注射針の末端付近（針基方向）に固定
され、使用後に注射針に沿って移動し針先のみを保護す
るプロテクターを備えたものがいくつか開示されてい
る。さらに、このプロテクターを使用後に針先に自動的
に移動させる手段を備えたものもあり、その手段として
はコイル・スプリングを使用しプロテクターを針先に付
勢するものが多く開示されている。しかし、コイル・ス
プリングを用いる場合、コイル・スプリング内に注射針
を挿入し、注射針の末端付近でコイルを圧縮して保持す
る場合が多いが、圧縮したコイル・スプリングの長さの
分、実質的に使用可能な注射針の長さが短くなるか、注
射針の長さを予め長めに設定する必要がある。
め、使用前・中は注射針の末端付近（針基方向）に固定
され、使用後に注射針に沿って移動し針先のみを保護す
るプロテクターを備えたものがいくつか開示されてい
る。さらに、このプロテクターを使用後に針先に自動的
に移動させる手段を備えたものもあり、その手段として
はコイル・スプリングを使用しプロテクターを針先に付
勢するものが多く開示されている。しかし、コイル・ス
プリングを用いる場合、コイル・スプリング内に注射針
を挿入し、注射針の末端付近でコイルを圧縮して保持す
る場合が多いが、圧縮したコイル・スプリングの長さの
分、実質的に使用可能な注射針の長さが短くなるか、注
射針の長さを予め長めに設定する必要がある。
【０００３】また、コイル・スプリングなどのバネを用
いる方法であるとバネの制御が難しく、例えば、バネの
勢いが強いとプロテクターが針先を覆う位置から更に伸
びてしまい、またバネの勢いが弱いとプロテクターが針
先を覆う位置まで届かないため、針先の保護が困難であ
る。これを解決するために、ストッパーを設けるなどの
方法も考えられるが、構造が複雑になり、形状もコンパ
クトにならない。
いる方法であるとバネの制御が難しく、例えば、バネの
勢いが強いとプロテクターが針先を覆う位置から更に伸
びてしまい、またバネの勢いが弱いとプロテクターが針
先を覆う位置まで届かないため、針先の保護が困難であ
る。これを解決するために、ストッパーを設けるなどの
方法も考えられるが、構造が複雑になり、形状もコンパ
クトにならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、使用
後の注射針による誤刺するため注射針に沿って移動し針
先のみを保護する注射針プロテクターであって、コンパ
クトで、かつ確実な操作ができ安全性の高い注射針プロ
テクター、およびそれを備えた注射針、医療器具を提供
することにある。
後の注射針による誤刺するため注射針に沿って移動し針
先のみを保護する注射針プロテクターであって、コンパ
クトで、かつ確実な操作ができ安全性の高い注射針プロ
テクター、およびそれを備えた注射針、医療器具を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
により解決される。 （１）本発明は、鋭利な先端と、針基または医療器具に
固定されている基端とを有する注射針に、前記基端付近
から前記鋭利な先端を保護可能な位置まで、前記注射針
に沿って移動可能に、かつ前記針基または医療器具に固
定可能に設けられている注射針プロテクターであって、
前記注射針プロテクターは、前記針基または医療器具に
接続する超弾性金属製ワイヤを有し、前記超弾性金属製
ワイヤは、当初、前記注射針プロテクターが前記注射針
の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状であり、
変形させた後、変形を解除しても、前記注射針プロテク
ターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある
時の形状に戻る性質を有するものであることを特徴とす
る注射針プロテクターである。
により解決される。 （１）本発明は、鋭利な先端と、針基または医療器具に
固定されている基端とを有する注射針に、前記基端付近
から前記鋭利な先端を保護可能な位置まで、前記注射針
に沿って移動可能に、かつ前記針基または医療器具に固
定可能に設けられている注射針プロテクターであって、
前記注射針プロテクターは、前記針基または医療器具に
接続する超弾性金属製ワイヤを有し、前記超弾性金属製
ワイヤは、当初、前記注射針プロテクターが前記注射針
の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状であり、
変形させた後、変形を解除しても、前記注射針プロテク
ターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある
時の形状に戻る性質を有するものであることを特徴とす
る注射針プロテクターである。
【０００６】（２）本発明は、前記超弾性金属製ワイヤ
は、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利な先
端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクターとの
接続部位から前記針基または医療器具との接続部位まで
の最短の長さであることを特徴とする上記（１）に記載
の注射針プロテクターである。
は、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利な先
端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクターとの
接続部位から前記針基または医療器具との接続部位まで
の最短の長さであることを特徴とする上記（１）に記載
の注射針プロテクターである。
【０００７】（３）本発明は、前記超弾性金属製ワイヤ
は、前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時
の形状が直線状であることを特徴とする上記（１）ない
し（２）に記載の注射針プロテクターである。
は、前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時
の形状が直線状であることを特徴とする上記（１）ない
し（２）に記載の注射針プロテクターである。
【０００８】（４）鋭利な先端と、基端に固定された針
基を有する注射針において、前記基端付近から前記鋭利
な先端を保護可能な位置まで、前記注射針に沿って移動
可能に、かつ前記針基に固定可能に設けられている注射
針プロテクターを有し、前記注射針プロテクターは、前
記針基に接続する超弾性金属製ワイヤを有し、前記超弾
性金属製ワイヤは、当初、前記注射針プロテクターが前
記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状
であり、変形させた後、変形を解除しても、前記注射針
プロテクターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位
置にある時の形状に戻る性質を有するものであることを
特徴とする注射針である。
基を有する注射針において、前記基端付近から前記鋭利
な先端を保護可能な位置まで、前記注射針に沿って移動
可能に、かつ前記針基に固定可能に設けられている注射
針プロテクターを有し、前記注射針プロテクターは、前
記針基に接続する超弾性金属製ワイヤを有し、前記超弾
性金属製ワイヤは、当初、前記注射針プロテクターが前
記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状
であり、変形させた後、変形を解除しても、前記注射針
プロテクターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位
置にある時の形状に戻る性質を有するものであることを
特徴とする注射針である。
【０００９】（５）本発明は、前記超弾性金属製ワイヤ
は、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利な先
端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクターとの
接続部位から前記針基との接続部位までの最短の長さで
あることを特徴とする上記（４）に記載の注射針であ
る。
は、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利な先
端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクターとの
接続部位から前記針基との接続部位までの最短の長さで
あることを特徴とする上記（４）に記載の注射針であ
る。
【００１０】（６）本発明は、前記超弾性金属製ワイヤ
は、前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時
の形状が直線状であることを特徴とする上記（４）ない
し（５）に記載の注射針である。
は、前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時
の形状が直線状であることを特徴とする上記（４）ない
し（５）に記載の注射針である。
【００１１】（７）本発明は、鋭利な先端と、医療器具
に固定されている基端とを有する注射針を有する医療器
具において、前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可
能な位置まで、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前
記医療器具に固定可能に設けられている注射針プロテク
ターを有し、前記注射針プロテクターは、前記医療器具
に接続する超弾性金属製ワイヤを有し、前記超弾性金属
製ワイヤは、当初、前記注射針プロテクターが前記注射
針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状であ
り、変形させた後、変形を解除しても、前記注射針プロ
テクターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置に
ある時の形状に戻る性質を有するものであることを特徴
とする医療器具である。
に固定されている基端とを有する注射針を有する医療器
具において、前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可
能な位置まで、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前
記医療器具に固定可能に設けられている注射針プロテク
ターを有し、前記注射針プロテクターは、前記医療器具
に接続する超弾性金属製ワイヤを有し、前記超弾性金属
製ワイヤは、当初、前記注射針プロテクターが前記注射
針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状であ
り、変形させた後、変形を解除しても、前記注射針プロ
テクターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置に
ある時の形状に戻る性質を有するものであることを特徴
とする医療器具である。
【００１２】（８）本発明は、前記超弾性金属製ワイヤ
は、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利な先
端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクターとの
接続部位から前記医療器具との接続部位までの最短の長
さであることを特徴とする上記（７）に記載の医療器具
である。
は、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利な先
端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクターとの
接続部位から前記医療器具との接続部位までの最短の長
さであることを特徴とする上記（７）に記載の医療器具
である。
【００１３】（９）本発明は、前記超弾性金属製ワイヤ
は、前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時
の形状が直線状であることを特徴とする上記（７）ない
し（８）に記載の医療器具である。
は、前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時
の形状が直線状であることを特徴とする上記（７）ない
し（８）に記載の医療器具である。
【００１４】（１０）鋭利な先端と、針基または医療器
具に固定されている基端とを有する注射針に、前記基端
付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置まで、前記注
射針に沿って移動可能に、かつ前記針基または医療器具
に固定可能に設けられている注射針プロテクターであっ
て、前記注射針プロテクターは、前記針基または医療器
具に接続する形状記憶合金製ワイヤを有し、前記形状記
憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクターが前記注射
針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状に形状
記憶されていることを特徴とする注射針プロテクターで
ある。
具に固定されている基端とを有する注射針に、前記基端
付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置まで、前記注
射針に沿って移動可能に、かつ前記針基または医療器具
に固定可能に設けられている注射針プロテクターであっ
て、前記注射針プロテクターは、前記針基または医療器
具に接続する形状記憶合金製ワイヤを有し、前記形状記
憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクターが前記注射
針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状に形状
記憶されていることを特徴とする注射針プロテクターで
ある。
【００１５】（１１）本発明は、前記形状記憶合金製ワ
イヤは、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利
な先端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクター
との接続部位から前記針基または医療器具との接続部位
までの最短の長さであることを特徴とする上記（１０）
に記載の注射針プロテクターである。
イヤは、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利
な先端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクター
との接続部位から前記針基または医療器具との接続部位
までの最短の長さであることを特徴とする上記（１０）
に記載の注射針プロテクターである。
【００１６】（１２）本発明は、前記形状記憶合金製ワ
イヤは、直線状に形状記憶されていることを特徴とする
上記（１０）ないし（１１）に記載の注射針プロテクタ
ーである。
イヤは、直線状に形状記憶されていることを特徴とする
上記（１０）ないし（１１）に記載の注射針プロテクタ
ーである。
【００１７】（１３）本発明は、鋭利な先端と、基端に
固定された針基を有する注射針において、前記基端付近
から前記鋭利な先端を保護可能な位置まで、前記注射針
に沿って移動可能に、かつ前記針基に固定可能に設けら
れている注射針プロテクターを有し、前記注射針プロテ
クターは、前記針基に接続する形状記憶合金製ワイヤを
有し、前記形状記憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテ
クターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にあ
る時の形状に形状記憶されていることを特徴とする注射
針である。
固定された針基を有する注射針において、前記基端付近
から前記鋭利な先端を保護可能な位置まで、前記注射針
に沿って移動可能に、かつ前記針基に固定可能に設けら
れている注射針プロテクターを有し、前記注射針プロテ
クターは、前記針基に接続する形状記憶合金製ワイヤを
有し、前記形状記憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテ
クターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にあ
る時の形状に形状記憶されていることを特徴とする注射
針である。
【００１８】（１４）本発明は、前記形状記憶合金製ワ
イヤは、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利
な先端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクター
との接続部位から前記針基との接続部位までの最短の長
さであることを特徴とする上記（１３）に記載の注射針
である。
イヤは、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利
な先端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクター
との接続部位から前記針基との接続部位までの最短の長
さであることを特徴とする上記（１３）に記載の注射針
である。
【００１９】（１５）本発明は、前記形状記憶合金製ワ
イヤは、直線状に形状記憶されていることを特徴とする
上記（１３）ないし（１４）に記載の注射針である。
イヤは、直線状に形状記憶されていることを特徴とする
上記（１３）ないし（１４）に記載の注射針である。
【００２０】（１６）本発明は、鋭利な先端と、医療器
具に固定されている基端とを有する注射針を有する医療
器具において、前記基端付近から前記鋭利な先端を保護
可能な位置まで、前記注射針に沿って移動可能に、かつ
前記医療器具に固定可能に設けられている注射針プロテ
クターを有し、前記注射針プロテクターは、前記医療器
具に接続する形状記憶合金製ワイヤを有し、前記形状記
憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクターが前記注射
針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状に形状
記憶されていることを特徴とする医療器具である。
具に固定されている基端とを有する注射針を有する医療
器具において、前記基端付近から前記鋭利な先端を保護
可能な位置まで、前記注射針に沿って移動可能に、かつ
前記医療器具に固定可能に設けられている注射針プロテ
クターを有し、前記注射針プロテクターは、前記医療器
具に接続する形状記憶合金製ワイヤを有し、前記形状記
憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクターが前記注射
針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の形状に形状
記憶されていることを特徴とする医療器具である。
【００２１】（１７）本発明は、前記形状記憶合金製ワ
イヤは、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利
な先端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクター
との接続部位から前記医療器具との接続部位までの最短
の長さであることを特徴とする上記（１６）に記載の医
療器具である。
イヤは、全長が、前記プロテクターが前記注射針の鋭利
な先端を保護可能な位置にある時に、前記プロテクター
との接続部位から前記医療器具との接続部位までの最短
の長さであることを特徴とする上記（１６）に記載の医
療器具である。
【００２２】（１８）本発明は、前記形状記憶合金製ワ
イヤは、直線状に形状記憶されていることを特徴とする
上記（１６）ないし（１７）に記載の医療器具である。
本発明において、医療器具とは医療用針を有する医療器
具であり、具体的には、シリンジなどの注射器具、留置
針やその挿入具、採血針、翼付静注針などがあげられ
る。
イヤは、直線状に形状記憶されていることを特徴とする
上記（１６）ないし（１７）に記載の医療器具である。
本発明において、医療器具とは医療用針を有する医療器
具であり、具体的には、シリンジなどの注射器具、留置
針やその挿入具、採血針、翼付静注針などがあげられ
る。
【００２３】また、本発明において、超弾性金属製ワイ
ヤまたは形状記憶合金製ワイヤとは、上述した各発明に
おける機能的な特性を有するものであれば材質としては
既存のものであれば良く、具体的には、ニッケル−チタ
ン、ニッケル−チタン−銅、ニッケル−チタン−コバル
ト、銅−亜鉛−アルミ、銅−アルミ−ニッケルなどがあ
げられる。
ヤまたは形状記憶合金製ワイヤとは、上述した各発明に
おける機能的な特性を有するものであれば材質としては
既存のものであれば良く、具体的には、ニッケル−チタ
ン、ニッケル−チタン−銅、ニッケル−チタン−コバル
ト、銅−亜鉛−アルミ、銅−アルミ−ニッケルなどがあ
げられる。
【００２４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本実施形態は、本発明の注射針プロテクター
１を注射針２に接続した組立体である。図１は注射針プ
ロテクター１の作動前（注射針２の使用前・中）の状態
を示す断面図、図２は注射針プロテクター１の作動中の
状態を示す断面図、図３は注射針プロテクター１の作動
後の状態（図２、図３は共に注射針２の使用後の状態）
を示す断面図である。
説明する。本実施形態は、本発明の注射針プロテクター
１を注射針２に接続した組立体である。図１は注射針プ
ロテクター１の作動前（注射針２の使用前・中）の状態
を示す断面図、図２は注射針プロテクター１の作動中の
状態を示す断面図、図３は注射針プロテクター１の作動
後の状態（図２、図３は共に注射針２の使用後の状態）
を示す断面図である。
【００２５】注射針プロテクター１は、注射針プロテク
ター本体１１と、それに固定された超弾性金属製ワイヤ
１２とからなる。注射針２は、注射針本体２１と、鋭利
に加工された先端２２と基端に固定される針基２３とか
らなる。超弾性金属製ワイヤ１２と、注射針プロテクタ
ー本体１１ないし針基２３との接続方法は特に限定する
ものではなく、接着や埋入や、超弾性金属製ワイヤ１２
の端部をリング状に成形あるいは別途リング状の部材を
設け注射針プロテクター本体１１ないし針基２３になど
の方法があげられる。
ター本体１１と、それに固定された超弾性金属製ワイヤ
１２とからなる。注射針２は、注射針本体２１と、鋭利
に加工された先端２２と基端に固定される針基２３とか
らなる。超弾性金属製ワイヤ１２と、注射針プロテクタ
ー本体１１ないし針基２３との接続方法は特に限定する
ものではなく、接着や埋入や、超弾性金属製ワイヤ１２
の端部をリング状に成形あるいは別途リング状の部材を
設け注射針プロテクター本体１１ないし針基２３になど
の方法があげられる。
【００２６】超弾性金属製ワイヤは、当初、注射針プロ
テクター本体１１が注射針の鋭利な先端２２を保護可能
な位置にある時（図３に示す状態）の形状となってお
り、変形させても、その変形を解除すると当初の形状に
戻る性質を有するものである。
テクター本体１１が注射針の鋭利な先端２２を保護可能
な位置にある時（図３に示す状態）の形状となってお
り、変形させても、その変形を解除すると当初の形状に
戻る性質を有するものである。
【００２７】また、超弾性金属製ワイヤ１２は、全長
が、注射針プロテクター本体１１が注射針の鋭利な先端
２２を保護可能な位置にある時（図３に示す状態）に、
注射針プロテクター本体１１との接続部位から針基２３
との接続部位までの最短の長さであることが望ましい。
それ以上の長さであると、注射針プロテクター本体１１
が注射針の鋭利な先端２２を通りすぎてしまったり、注
射針プロテクター本体１１が注射針の鋭利な先端２２を
保護可能な位置で止まっても超弾性金属製ワイヤ１２が
弛みが生じ、そこの弛みを押すとを超弾性金属製ワイヤ
１２がさらに延びて注射針プロテクター本体１１が射針
の鋭利な先端２２から外れることを防ぐことができる。
が、注射針プロテクター本体１１が注射針の鋭利な先端
２２を保護可能な位置にある時（図３に示す状態）に、
注射針プロテクター本体１１との接続部位から針基２３
との接続部位までの最短の長さであることが望ましい。
それ以上の長さであると、注射針プロテクター本体１１
が注射針の鋭利な先端２２を通りすぎてしまったり、注
射針プロテクター本体１１が注射針の鋭利な先端２２を
保護可能な位置で止まっても超弾性金属製ワイヤ１２が
弛みが生じ、そこの弛みを押すとを超弾性金属製ワイヤ
１２がさらに延びて注射針プロテクター本体１１が射針
の鋭利な先端２２から外れることを防ぐことができる。
【００２８】注射針プロテクター本体１１の形状は、注
射針本体２１に沿って移動するものであれば特に限定し
ないが、具体的には、注射針本体２１の表面を覆える筒
状体であって鋭利な先端２２を塞ぐことができる端面を
有し、さらに端面には注射針本体２１が挿通される挿通
孔１１１を有するものがあげられる。また、挿通孔１１
１の周囲には注射針プロテクター本体１１に向って延び
る返し１１２を設けることが望ましい。注射針プロテク
ター本体１１の内面と返し１１２との間に注射針の鋭利
な先端２１が嵌まることで、鋭利な先端２２の保護がよ
り確実なものとなる。
射針本体２１に沿って移動するものであれば特に限定し
ないが、具体的には、注射針本体２１の表面を覆える筒
状体であって鋭利な先端２２を塞ぐことができる端面を
有し、さらに端面には注射針本体２１が挿通される挿通
孔１１１を有するものがあげられる。また、挿通孔１１
１の周囲には注射針プロテクター本体１１に向って延び
る返し１１２を設けることが望ましい。注射針プロテク
ター本体１１の内面と返し１１２との間に注射針の鋭利
な先端２１が嵌まることで、鋭利な先端２２の保護がよ
り確実なものとなる。
【００２９】注射針プロテクター本体１１内には、挿通
孔１１１を塞ぐため、または注射針本体２１の鋭利な先
端２１付近を押さえて挿通孔１１１鋭利な先端２１とを
同軸線上からずらすためのバネなどを設けてもよい。ま
た、別途バネなど設けずに図４、図５、または図６、図
７に示すように超弾性金属製ワイヤ１２を上述した用途
に用いてもよい。
孔１１１を塞ぐため、または注射針本体２１の鋭利な先
端２１付近を押さえて挿通孔１１１鋭利な先端２１とを
同軸線上からずらすためのバネなどを設けてもよい。ま
た、別途バネなど設けずに図４、図５、または図６、図
７に示すように超弾性金属製ワイヤ１２を上述した用途
に用いてもよい。
【００３０】本実施形態においては、特に限定はしない
が、注射針はステンレスなどの金属、注射針プロテクタ
ー本体１１ないし針基２３は、各種硬質プラスチック樹
脂などで構成される。
が、注射針はステンレスなどの金属、注射針プロテクタ
ー本体１１ないし針基２３は、各種硬質プラスチック樹
脂などで構成される。
【００３１】次に本実施形態を注射針プロテクター１の
動作順序に沿って説明する。図１において、注射針プロ
テクター本体１１は針基２３に嵌合することによりされ
離脱可能に固定されている。なお、固定力を高めるため
に必要に応じて、嵌合面を粗面加工したり、互いに係合
する凹凸状の係止部を設けても良い。また、注射針プロ
テクター本体１１の注射針２の基端付近での固定は、注
射針プロテクター本体１１は針基２３に嵌合に限らず、
例えば、注射針プロテクター本体１１と針基２３との間
に分離可能な連結部を設けたり、あるいは注射針本体２
１の表面に微小な凸部などの係止部を設けたものであっ
ても良い。図１の状態では超弾性金属製ワイヤ１２はル
ープ状に丸められ保持されているが、他にもスプリング
状に巻かれるなどで保持されているものであっても良
い。
動作順序に沿って説明する。図１において、注射針プロ
テクター本体１１は針基２３に嵌合することによりされ
離脱可能に固定されている。なお、固定力を高めるため
に必要に応じて、嵌合面を粗面加工したり、互いに係合
する凹凸状の係止部を設けても良い。また、注射針プロ
テクター本体１１の注射針２の基端付近での固定は、注
射針プロテクター本体１１は針基２３に嵌合に限らず、
例えば、注射針プロテクター本体１１と針基２３との間
に分離可能な連結部を設けたり、あるいは注射針本体２
１の表面に微小な凸部などの係止部を設けたものであっ
ても良い。図１の状態では超弾性金属製ワイヤ１２はル
ープ状に丸められ保持されているが、他にもスプリング
状に巻かれるなどで保持されているものであっても良
い。
【００３２】注射針２の使用前は、図１の状態の注射針
プロテクター１と注射針２の組立体の注射針本体２１を
管状プロテクター（注射針プロテクター本体１１とは別
体、図示しない）が覆っている。注射針２を使用する際
には管状プロテクターを外し、図１の状態とし、すなわ
ち注射針本体２１を開放して注射針２を使用する。注射
針２の使用後、図２に示すように、超弾性金属製ワイヤ
１２の当初の形状に戻る力により注射針プロテクター本
体１１を移動させる。
プロテクター１と注射針２の組立体の注射針本体２１を
管状プロテクター（注射針プロテクター本体１１とは別
体、図示しない）が覆っている。注射針２を使用する際
には管状プロテクターを外し、図１の状態とし、すなわ
ち注射針本体２１を開放して注射針２を使用する。注射
針２の使用後、図２に示すように、超弾性金属製ワイヤ
１２の当初の形状に戻る力により注射針プロテクター本
体１１を移動させる。
【００３３】注射針プロテクター本体１１を移動させる
ための注射針プロテクター本体１１の基端付近での固定
を解除する方法としては、、例えば、指で注射針プロテ
クター本体１１を先端方向に押し出すようにして注射針
プロテクター本体１１と針基２３に嵌合を解除するなど
の注射針プロテクター本体１１の基端付近での固定を直
接解除する方法のほか、超弾性金属製ワイヤ１２はルー
プ状に丸められいる部分を押す方法などがあげられる。
ための注射針プロテクター本体１１の基端付近での固定
を解除する方法としては、、例えば、指で注射針プロテ
クター本体１１を先端方向に押し出すようにして注射針
プロテクター本体１１と針基２３に嵌合を解除するなど
の注射針プロテクター本体１１の基端付近での固定を直
接解除する方法のほか、超弾性金属製ワイヤ１２はルー
プ状に丸められいる部分を押す方法などがあげられる。
【００３４】移動した注射針プロテクター本体１１は最
終的に図３に示すような形状となり鋭利な先端２２の保
護する。鋭利な先端２２の保護された注射針は安全に廃
棄することができる。
終的に図３に示すような形状となり鋭利な先端２２の保
護する。鋭利な先端２２の保護された注射針は安全に廃
棄することができる。
【００３５】なお、本実施形態においては超弾性金属製
ワイヤを使用したが、その代わりに形状記憶合金製ワイ
ヤを使用し、その他は本実施形態と同一仕様としたもの
でも同じ効果が得られた。また、本実施形態は注射針の
基端に、シリンジなどのノズルに接続可能な針基を接続
したが、直接医療器具を接続したものであっても良い。
ワイヤを使用したが、その代わりに形状記憶合金製ワイ
ヤを使用し、その他は本実施形態と同一仕様としたもの
でも同じ効果が得られた。また、本実施形態は注射針の
基端に、シリンジなどのノズルに接続可能な針基を接続
したが、直接医療器具を接続したものであっても良い。
【００３６】
【発明の効果】本発明の注射針プロテクターは注射針本
体の長さを必要以上に延ばさずに注射針に固定すること
ができ、さらにコイル・スプリングなどを使用した場合
の延びきった直後の元へ戻ろうとする反発力がないた
め、確実に注射針の鋭利な先端を保護することができ
る。すなわち、本発明の注射針プロテクターを使用する
ことで、コンパクトで、かつ確実な操作ができ安全性の
高い注射針及び医療器具を提供することができる。
体の長さを必要以上に延ばさずに注射針に固定すること
ができ、さらにコイル・スプリングなどを使用した場合
の延びきった直後の元へ戻ろうとする反発力がないた
め、確実に注射針の鋭利な先端を保護することができ
る。すなわち、本発明の注射針プロテクターを使用する
ことで、コンパクトで、かつ確実な操作ができ安全性の
高い注射針及び医療器具を提供することができる。
【図１】図１は、本発明の注射針プロテクター１作動前
（注射針２の使用前・中）の状態を示す断面図である。
（注射針２の使用前・中）の状態を示す断面図である。
【図２】図２は、注射針プロテクター１の作動中の状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図３】図３は、注射針プロテクター１の作動後の状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】図４は、注射針プロテクター本体１１の別形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図５】図５は、注射針プロテクター本体１１の別形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図６】図６は、注射針プロテクター本体１１の別形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図７】図７は、注射針プロテクター本体１１の別形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
１ 注射針プロテクター １１ 注射針プロテクター本体 １２ 超弾性金属製ワイヤ １１１ 挿通孔 １１２ 返し ２ 注射針 ２１ 注射針本体 ２２ 鋭利な先端 ２３ 針基
Claims (6)
- 【請求項１】鋭利な先端と、針基または医療器具に固定
されている基端とを有する注射針に、 前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置ま
で、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前記針基また
は医療器具に固定可能に設けられている注射針プロテク
ターであって、 前記注射針プロテクターは、前記針基または医療器具に
接続する超弾性金属製ワイヤを有し、 前記超弾性金属製ワイヤは、当初、前記注射針プロテク
ターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある
時の形状であり、変形させた後、変形を解除しても、前
記注射針プロテクターが前記注射針の鋭利な先端を保護
可能な位置にある時の形状に戻る性質を有するものであ
ることを特徴とする注射針プロテクター。 - 【請求項２】鋭利な先端と、基端に固定された針基を有
する注射針において、 前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置ま
で、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前記針基に固
定可能に設けられている注射針プロテクターを有し、 前記注射針プロテクターは、前記針基に接続する超弾性
金属製ワイヤを有し、 前記超弾性金属製ワイヤは、当初、前記注射針プロテク
ターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある
時の形状であり、変形させた後、変形を解除しても、前
記注射針プロテクターが前記注射針の鋭利な先端を保護
可能な位置にある時の形状に戻る性質を有するものであ
ることを特徴とする注射針。 - 【請求項３】鋭利な先端と、医療器具に固定されている
基端とを有する注射針を有する医療器具において、 前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置ま
で、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前記医療器具
に固定可能に設けられている注射針プロテクターを有
し、 前記注射針プロテクターは、前記医療器具に接続する超
弾性金属製ワイヤを有し、 前記超弾性金属製ワイヤは、当初、前記注射針プロテク
ターが前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある
時の形状であり、変形させた後、変形を解除しても、前
記注射針プロテクターが前記注射針の鋭利な先端を保護
可能な位置にある時の形状に戻る性質を有するものであ
ることを特徴とする医療器具。 - 【請求項４】鋭利な先端と、針基または医療器具に固定
されている基端とを有する注射針に、 前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置ま
で、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前記針基また
は医療器具に固定可能に設けられている注射針プロテク
ターであって、 前記注射針プロテクターは、前記針基または医療器具に
接続する形状記憶合金製ワイヤを有し、 前記形状記憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクター
が前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の
形状に形状記憶されていることを特徴とする注射針プロ
テクター。 - 【請求項５】鋭利な先端と、基端に固定された針基を有
する注射針において、 前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置ま
で、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前記針基に固
定可能に設けられている注射針プロテクターを有し、 前記注射針プロテクターは、前記針基に接続する形状記
憶合金製ワイヤを有し、 前記形状記憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクター
が前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の
形状に形状記憶されていることを特徴とする注射針。 - 【請求項６】鋭利な先端と、医療器具に固定されている
基端とを有する注射針を有する医療器具において、 前記基端付近から前記鋭利な先端を保護可能な位置ま
で、前記注射針に沿って移動可能に、かつ前記医療器具
に固定可能に設けられている注射針プロテクターを有
し、 前記注射針プロテクターは、前記医療器具に接続する形
状記憶合金製ワイヤを有し、 前記形状記憶合金製ワイヤは、前記注射針プロテクター
が前記注射針の鋭利な先端を保護可能な位置にある時の
形状に形状記憶されていることを特徴とする医療器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26328599A JP2001079085A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 注射針プロテクター、注射針プロテクターを有する注射針、および注射針プロテクターを有する医療器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26328599A JP2001079085A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 注射針プロテクター、注射針プロテクターを有する注射針、および注射針プロテクターを有する医療器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001079085A true JP2001079085A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17387354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26328599A Pending JP2001079085A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 注射針プロテクター、注射針プロテクターを有する注射針、および注射針プロテクターを有する医療器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001079085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010534546A (ja) * | 2007-07-27 | 2010-11-11 | ベクトン・ディキンソン・フランス・エス．エー．エス． | 特定の粗さを備えた針シールド |
-
1999
- 1999-09-17 JP JP26328599A patent/JP2001079085A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010534546A (ja) * | 2007-07-27 | 2010-11-11 | ベクトン・ディキンソン・フランス・エス．エー．エス． | 特定の粗さを備えた針シールド |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090602 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091013 |