JP2001077991A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001077991A
JP2001077991A JP2000169434A JP2000169434A JP2001077991A JP 2001077991 A JP2001077991 A JP 2001077991A JP 2000169434 A JP2000169434 A JP 2000169434A JP 2000169434 A JP2000169434 A JP 2000169434A JP 2001077991 A JP2001077991 A JP 2001077991A
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light
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JP2000169434A
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English (en)
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Yoichi Nakamura
洋一 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインセンサを用いて精度良く画像読取がで
きる画像読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 光源64から照射された光は、可視光フ
ィルタ66あるいは赤外光フィルタ68によって可視光
あるいは赤外光とされ、写真フィルム22の画像コマに
照射される。画像コマを透過した光は、ミラー70によ
って反射され、レンズユニット72を介してラインCC
D30に入射される。この際、写真フィルム(画像コ
マ)を停止したまま、ミラー70を矢印A方向に移動す
ることによって画像コマの副走査を行い、ラインCCD
30でコマ画像を読み取る。このように、画像コマを停
止した状態で可視光と赤外光で画像読取を行うため、可
視光画像データと赤外光画像データ間に位置ずれがな
く、赤外光画像データに基づいて可視光画像データを精
度良く修正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】原稿を透過又は反射した光に
よって原稿の画像情報を精度良く読み取る画像読取装置
に関し、非可視光を用いることによって画像情報を一層
精度良く読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、写真フィルム等の原稿に記録
されたコマ画像をCCD等の読取センサによって光電的
に読み取り、該読み取りによって得られたデジタル画像
データに対し拡大縮小や各種補正等の画像処理を実行
し、画像処理済のデジタル画像データに基づき変調した
レーザ光により記録材料へ画像を形成する技術が知られ
ている。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読取条件でコ
マ画像を再度読み取っている(いわゆるファインスキャ
ン)。
【0004】上記画像読取系において、画像読取にはラ
インCCDが用いられている。したがって、副走査方向
に原稿を搬送させながら、原稿を読み取る。この際、原
稿に付着した塵や傷等による画像読取への影響を低減さ
せるべく、光源からの光を拡散して原稿に照射してい
る。
【0005】さらに、一層の高画質な画像読取を行うた
めに、赤外光を原稿に照射して透過光をCCDなどで読
み取ることにより、原稿に付着した塵埃や傷等による不
適正画素を検出し、光三原色で検出された読取画像デー
タを修正する画像読取装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにラインC
CDで画像読取を行う場合、原稿を副走査方向に搬送さ
せながら画像読取を行うため、原稿の搬送状態によって
は精度の良い画像読み取りの支障になることがあった。
特に、赤外光を用いて不適正画素を検出して画像データ
を修正する画像読取装置では、同一の画像コマを赤外光
と可視光で少なくとも二回読み取らなければならない。
この場合、二回の画像読取によって得られた画像データ
間に位置ずれを生じると不適正画素の修正が精度良く行
うことができないという不都合があった。
【0007】また、画像読取精度を向上させるために、
原稿を固定してエリアCCDによって読取を行なう方法
も採用されている。しかしながら、エリアCCDがライ
ンCCDに比べて高価であり、しかも、コマ画像を読み
取る度に原稿の搬送を停止しなければならないため、特
にプレスキャンにおいて著しく処理速度が低下するとい
う不都合があった。
【0008】そこで、本発明は、上記不都合を解決する
ために、処理速度を高く維持しつつも精度良く画像読み
取りができる画像読取装置を提供することが目的であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像読取用可視光と不適正画素検出用非可視光を用
いて原稿の画像コマに記録されたコマ画像を読み取り、
前記不適正画素検出用非可視光の照射によって得た不適
正画素の位置に基づいて、当該不適正画素の画像データ
を修正する画像読取装置であって、前記画像読取用可視
光と、不適正画素検出用非可視光を原稿に照射する照射
手段と、前記画像コマを透過又は反射した光が入射する
ことによって、画像情報を主走査方向に沿ってライン状
に読み取るラインセンサと、前記原稿を固定させた状態
で、画像コマの読取位置を副走査方向に移動させる副走
査手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、照射手段
から画像読取用可視光を原稿に照射することによって、
画像コマの読取位置を透過又は反射した可視光がライン
センサに入射する。この際、固定された原稿(画像コ
マ)に対して副走査手段によって読取位置が副走査方向
に移動されるため、コマ画像が読み取られ、可視光画像
データが得られる。
【0011】続いて、照射手段から不適正画素検出用非
可視光を原稿に照射する。この場合も、可視光の場合と
同様にして、画像コマの非可視光画像データが得られ
る。
【0012】ここで、非可視光領域波長では、原稿のコ
マ画像情報に対しては出力が変化しないが、原稿に傷等
があるときには、光の散乱によって出力が変化する。一
方、可視光領域波長では、原稿の画像を確実に読み取る
ことができるが、原稿上に傷等があるときには、読み取
った画像情報の中に光の散乱成分が含まれ、識別できな
くなる。
【0013】そこで、非可視光画像データの出力変化か
らコマ画像における不適正画素を検出し、同一コマ画像
に対する可視光画像データについて不適正画素を補間等
の方法によって修正する。このように、画像読取用の可
視光以外に不適正画素検出用の非可視光を原稿に照射す
ることによって、不適正画素を精度良く検出し、不適正
画素について可視光画像データを修正することにより高
画質な画像読取を行うことができる。
【0014】また、原稿を固定した状態で、同一画像コ
マに対して照射手段から可視光および非可視光を照射
し、ラインセンサと副走査手段によって画像読取を行な
い、可視光画像データと非可視光画像データを得ること
ができる。したがって、副走査のために原稿を搬送する
ことが不要となり、両画像データ間に位置ずれを防止で
き、精度良く画像データの修正を行うことができる。
【0015】なお、副走査手段によって読取位置を副走
査方向に移動させる際、移動方向を切り換えると好適で
ある。例えば、可視光を照射する場合に読取位置を第1
方向に移動させ、続いて非可視光を照射する場合に当該
読取位置を第2方向に移動させる。このように、移動方
向(副走査方向)を反対方向に切り換えていくことによ
って、画像読取に費やす走査量が抑制され、画像読取時
間が短縮される。
【0016】また、副走査手段によってラインセンサの
読取位置を固定させたまま原稿を一定速度で搬送してプ
レスキャンを行なうため、画像コマ毎に原稿を停止して
プレスキャンを行なうエリアセンサと比較して高速にプ
レスキャンを行なうことができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記副走査手段は、少なくとも前記ラ
インセンサを副走査方向に移動させることを特徴とす
る。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、原稿が固
定された状態でラインセンサを副走査方向に移動させる
ため、ラインセンサによる画像コマの読取位置が副走査
方向に移動し、コマ画像の読取を行うことができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、画像コマを透過又は反射した光を偏向
させてラインセンサに入射させるミラーを備え、前記副
走査手段は当該ミラーを副走査方向に移動させることを
特徴とする。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、副走査手
段は、画像コマを透過又は反射した光を偏向させてライ
ンセンサによるミラーを副走査方向に移動させることに
より、ラインセンサによる画像コマの読取位置を副走査
方向に移動させる。したがって、原稿を固定した状態
で、コマ画像の読取を行うことができる。
【0021】また、ラインセンサと原稿の間にミラーを
介在させたため、光路が屈折されることになる。したが
って、一直線状に配置される光源からラインセンサまで
の配置を変更して、例えば、ミラーからラインセンサま
でを原稿と平行に配置することによって、画像読取装置
をコンパクトに構成することができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
発明において、前記副走査手段は、前記ミラーから前記
ラインセンサまでの光学部品を一体的に副走査方向に移
動させることを特徴とする。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、ミラーか
らラインセンサまでの光学部品が一体的に移動するた
め、ミラーが副走査方向に移動しても画像読取における
光路長が一定に保たれ、精度良く画像読取を行なうこと
ができる。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項3記載の
発明において、前記副走査手段は、前記ミラーの移動に
よって当該ミラーと前記ラインセンサの位置関係が変化
しても光路長を一定に保つ光路長調整手段を備えたこと
を特徴とする。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、ミラーの
移動によりミラーとラインセンサの位置関係が変化して
も、光路長調整手段がミラーからラインセンサに至る光
路長を一定に保つため、精度良く画像読取を行なうこと
ができる。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の発明において、前記照射手段は、
画像読取用可視光と不適正画素検出用非可視光を同時に
発する光源と、可視光あるいは非可視光のみを透過させ
る少なくとも2種のフィルタのうち、1種のフィルタを
前記光源と前記ラインセンサの間に選択的に挿入するフ
ィルタ切換手段と、を備えることを特徴とする。
【0027】請求項6に記載の発明によれば、光源が可
視光と非可視光を同時に発する場合に、ラインセンサと
光源の間に可視光あるいは非可視光のみを透過させるフ
ィルタを選択的に挿入することによって、原稿に可視光
あるいは非可視光を照射し、可視光画像データおよび非
可視光画像データを得ることができる。この際、原稿を
固定した状態で、副走査手段がラインセンサによる画像
コマの読取位置を副走査方向に移動させることにより画
像読取を行うため、画像コマと光源の位置関係が常に一
定となり、精度の良い画像修正を行うことができる。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項記載の発明において、前記照射手段は、少
なくとも画像読取用可視光と不適正画素検出用非可視光
をそれぞれ単独で発する光源を備えることを特徴とす
る。
【0029】請求項7に記載の発明によれば、照射手段
が可視光と非可視光をそれぞれ単独で発する光源(例え
ば、可視光あるいは非可視光を発光する発光素子が配置
された光源)を有するため、可視光または非可視光を単
独で発光することによって、色分解フィルタを使用せず
に、可視光画像データと非可視光画像データを得ること
ができる。したがって、構成が簡略化される。また、こ
の際、原稿を固定した状態で、副走査手段がラインセン
サによる画像コマの読取位置を副走査方向に移動させる
ことによって画像読取を行うため、画像コマと光源の位
置関係が常に一定となり、精度の良い画像修正を行うこ
とができる。
【0030】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
発明において、前記光源は、発光ダイオードであること
を特徴する。
【0031】請求項8記載の発明によれば、光源が発光
ダイオードであることによって、発熱量が他の光源と比
較して相対的に低くなり、しかも寿命が長くなる。した
がって、エネルギ効率良く画像読み取りを行なうことが
できる。
【0032】請求項9に記載の発明は、前記請求項1〜
8のいずれか1項に記載の発明において、前記照射手段
は、前記画像コマの読取位置のみに光を照射し、副走査
手段による読取位置の移動に同期させて照射範囲を副走
査方向に移動することを特徴とする。
【0033】請求項9に記載の発明によれば、照射手段
はラインセンサによる画像コマの読取位置のみに光を照
射し、副走査手段による読取位置の移動に同期させて照
射位置を副走査方向に移動する。したがって、読取位置
の移動に拘わらず、常に照射手段から照射された光が画
像コマの読取位置で透過又は反射し、ラインセンサに入
射することにより、コマ画像に対する画像読取を行うこ
とができる。この際、画像コマの読取位置のみに光を照
射するため、画像コマ全体に光を照射する必要がなくな
り、光量の有効利用が図れる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の第1
実施形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成
が示されている。
【0035】図1に示すように、このディジタルラボシ
ステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部
16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を
含んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画
像処理部16は、図2に示す入力部26として一体化さ
れており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20
は、図2に示す出力部28として一体化されている。
【0036】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ライ
ンCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
ラインCCD30で読取り、A/D変換器32において
A/D変換した後、画像データを画像処理部16へ出力
する。
【0037】なお、本実施の形態では、135サイズの
写真フィルム22を適用した場合のディジタルラボシス
テム10として説明する。
【0038】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラットベット型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記録された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等を外部から入力するこ
とも可能なように構成されている。
【0039】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0040】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。
これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0041】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。
【0042】この光学系は、メタルハライドランプやハ
ロゲンランプ等から成る光源64を備えている。光源6
4が焦点位置に位置するように、放物面状のリフレクタ
24が配設されており、光源64から射出されリフレク
タ24によって反射された光が写真フィルム22方向に
照射される。
【0043】光源64の光射出側には、光源からの出射
光から可視光成分のみを透過させる可視光フィルタ6
6、当該出射光からIR(赤外光)成分のみを透過させ
るIRフィルタ68が配置されている。可視光フィルタ
66、IRフィルタ68は、光源64から写真フィルム
22に至る光路上に交互に挿入可能に構成されている。
したがって、可視光フィルタ66、IRフィルタ68を
光路上に交互に挿入、配置することによって、光源64
から写真フィルム22に可視光または赤外光が照射され
る。
【0044】写真フィルム22は、フィルムキャリア7
8(図1参照)によって搬送され、所定位置で停止し、
コマ画像を読み取られると画像コマピッチ分搬送され
る。
【0045】写真フィルム22を挟んで光源64と反対
側には、図3、図4に示すように、写真フィルム22を
透過した光を反射させるミラー70、ミラー70で反射
された光を集光するレンズユニット72、及び結像位置
に設けられたラインCCD30が順に配置されており、
ミラー70で反射された透過光がレンズユニット72で
集光され、ラインCCD30に集光する構成である。
【0046】なお、ミラー70、レンズユニット72、
ラインCCD30は、走査機構74(図4参照)によっ
て写真フィルム22(画像コマ)に沿って一体的に移動
可能に構成されている。
【0047】走査機構74は、図5に示すように、ミラ
ー70、レンズユニット72、ラインCCD30が内部
に固定された箱体76を、モータ82の駆動によってボ
ールネジ84を介して写真フィルム22の搬送方向(矢
印A方向)に移動させる構成である。また、箱体76の
底面には孔部80が形成されており、孔部80から箱体
76の内部に入射した光がミラー70によって反射され
て90度偏向され、レンズユニット72を介してライン
CCD30に入射される構成である。
【0048】したがって、画像読取時に箱体76が矢印
A方向に移動することによって、停止している写真フィ
ルム22の画像コマ22A(図3参照)に対してミラー
70が副走査方向(矢印A方向)に移動することにな
る。この結果、ラインセンサ30による画像コマ22A
の読取範囲88が矢印A方向に移動することになる。す
なわち、副走査が行なわれることになる。
【0049】なお、ファインスキャン時に画像コマに対
して可視光、赤外光を順次照射する際、箱体76を矢印
A1、A2方向に交互に移動(副走査)させることによ
って、箱体76を同一方向に副走査させるものと比較し
て走査(移動)距離を短縮するように設定されている。
【0050】ラインCCD30は、カラーフィルタが取
り付けられており、可視光が入射することによってR、
G、B各色の画像読取を行う。
【0051】なお、可視光と赤外光に対するシェーディ
ング補正データを予め設定しておき、画像メモリ44に
記憶させておく。
【0052】以下に、第1実施形態の作用について説明
する。
【0053】先ず、オペレータがフィルムキャリア78
に写真フィルム22を装填し、画像処理部16のキーボ
ード16Kによりコマ画像読取開始を指示すると、フィ
ルムキャリア78では、写真フィルム22を一定速度で
搬送することにより、プレスキャンが実行される。
【0054】この際、走査機構74は駆動されず、ミラ
ー70は所定位置に停止している。また、光路上には、
可視光フィルタ66が挿入配置されている。
【0055】したがって、光源64から出射された光
は、可視光フィルタ66によって可視光とされ、一定速
度で搬送される写真フィルム22を照射する。画像コマ
22Aの透過光がミラー70で反射されてラインCCD
30に入射し、各画像コマの可視光画像データが読み取
られる。
【0056】また、ラインCCDスキャナ14によっ
て、コマ画像のみならず、写真フィルムの22の画像記
録領域外の各種データを含めて、読み取っていく。な
お、読み取った画像は、モニタ16Mに表示される。
【0057】次に、各コマ画像のプレスキャンの結果に
基づいてファインスキャン時の読取条件(各色毎のライ
ンCCD30の蓄積時間)を各コマ画像毎に設定する。
【0058】そして、全コマ画像に対するファインスキ
ャン時の読取条件設定が終了すると、写真フィルム22
をプレスキャンとは逆方向に間欠搬送し、各コマ画像の
ファインスキャンを実行する。
【0059】この場合には、画像コマ毎に一旦停止し、
画像読取終了後、画像コマピッチ分搬送する間欠搬送が
行われる。
【0060】一旦停止した写真フィルム22に対して先
ず、プレスキャン時と同様にして可視光を写真フィルム
22の画像コマに照射する。透過した光は、孔部80か
ら箱体76の内部に入射し、ミラー70によって反射さ
れ、ラインCCD30に入射する。この際、停止してい
る写真フィルム22に対して、箱体76(ミラー70)
が副走査方向(矢印A方向)に移動するため、ラインC
CD30による画像コマ22Aの読取範囲88が副走査
方向(矢印A方向)に移動し、画像コマ22Aについて
のコマ画像を読み取り、可視光画像データ(以下、RG
B画像データという)を得ることができる。続いて、可
視光フィルタ66とIRフィルタ68を切り換え、赤外
光を写真フィルム22に照射することによって、可視光
と同様にして赤外光画像データ(以下、IR画像データ
という)を得る。
【0061】なお、ファインスキャン時には、可視光を
照射する場合に箱体76を矢印A1方向、赤外光を照射
する場合に箱体76を矢印A2方向に移動させる。この
結果、箱体76の移動(ミラー70の走査)距離が一定
方向に走査するものと比較して短縮され、画像読取時間
の短縮につながる。
【0062】この際、光源64からミラー70までは十
分に距離が確保されているため、箱体76(ミラー7
0)が移動しても光源64からミラー70までの光路長
が実質的に一定であるとみなすことができる。また、箱
体76の内部にミラー70、レンズユニット72、ライ
ンCCD30が固定されているため、ミラー70からラ
インCCD30に至る光路長は一定である。すなわち、
ミラー70の移動(副走査)に拘わらず、光源64から
ラインCCD30までの光路長は常時一定とされてい
る。したがって、精度良く画像読取を行うことができ
る。
【0063】このとき、写真フィルム22は、プレスキ
ャン時とは逆方向に搬送されているため、最終コマから
1コマ目まで順にファインスキャンが実行されていく。
また、プレスキャン時に、画像の状態(例えば、撮影画
像アスペクト比、アンダー、ノーマル、オーバー、スー
パーオーバー等の撮影状態やストロボ撮影の有無等)を
認識しているため、適正な読取条件で読み取ることがで
きる。
【0064】以上のようにして読み取られたRGB画像
データおよびIR画像データは、画像メモリ44に記憶
されているそれぞれのシェーディング補正値によってシ
ェーディング補正される。
【0065】さらに、画像処理部16においてシェーデ
ィング補正されたIR画像データにおいて出力が閾値を
下回っている画素を、コマ画像における傷や塵埃、汚
れ、あるいは指紋の付着がある画素(不適正画素)とし
て検出し、RGB画像データの当該不適正画素を補間な
どによって補正する。この結果、画像読取において写真
フィルム22についた傷や塵の影響を回避することがで
きる。
【0066】このように、本実施形態では、ラインCC
D30で画像読取を行うにも拘わらず、写真フィルム2
2を停止(固定)してコマ画像を読み取るため、精度良
くRGB画像データとIR画像データを読み取ることが
できる。この結果、不適正画素を精度良く修正できる。
【0067】しかも、フィルムキャリア78は、ファイ
ンスキャン時に画像コマ毎に停止させるだけで良いの
で、精密な副走査(搬送)が不要となり、構成を簡単に
できる。
【0068】また、ラインCCDスキャナ14では、走
査機構74(ラインCCD30)を固定して写真フィル
ム22を定速で搬送することにより、プレスキャンを行
なう。したがって、高画質な画像読取を行ないながら、
処理(プレスキャン)速度を高くすることができる。し
かも、原稿を固定して画像読取(ファインスキャン)を
行なうにも拘わらず、画像読取手段としてエリアCCD
ではなくラインCCD30を使用しているため、コスト
ダウンになる。
【0069】さらに、可視光、赤外光それぞれのシェー
ディング補正値によって画像データを補正することによ
って精度良くシェーディング補正することができる。
【0070】さらにまた、ミラー70によって光路を偏
向させることによって、レンズユニット72、ラインC
CD30の配置を写真フィルム22と略平行に配置する
ことによって、フィルムスキャナ14がコンパクトに構
成される。
【0071】なお、本実施の形態では、写真フィルム2
2のように透過原稿を対象としたが、反射原稿の読取り
にも適用可能である。また、本実施形態では、光源64
と写真フィルム22の搬送路の間に可視光フィルタ66
およびIRフィルタ68を配設したが、写真フィルム2
2の搬送路とラインCCD30の間に配設することも可
能である。
【0072】次に、本発明に係る第2実施形態の画像読
取装置について、図6を参照して説明する。第1実施形
態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳
細な説明を省略する。本実施形態では、ラインCCDス
キャナ14における光源側のみが異なるので、そこのみ
を説明する。
【0073】この光学系は、光源である発光ダイオード
(以下、LEDという)88を備えている。LED89
は、基板上に赤色、緑色、青色、赤外(以下、それぞれ
R、G、B、IRという場合がある)の光を発するLE
D素子をそれぞれ複数、アレイ状に配置している。した
がって、R、G、BのLED素子を同時に点灯すること
によって、白色光(可視光)を写真フィルム22に照射
することができる。また、IRのLED素子のみを点灯
することによって、赤外光を写真フィルム22に照射す
ることができる。
【0074】LED89と写真フィルム22の間には、
LED89から出射された光を内部で拡散させながら写
真フィルム22の画像コマ全体にムラなく照射させるラ
イトガイド86を備える。
【0075】このように構成されたラインCCDスキャ
ナ14では、第1実施形態と同様にして、プレスキャ
ン、ファインスキャンを行う。すなわち、第1実施形態
と同様にして得られたIR画像データおよびRGB画像
データを各シェーディング補正値によって補正後、IR
画像データに基づいて不適正画素を検出し、RGB画像
データにおける不適正画素を修正することによって、傷
や塵、汚れ、あるいは指紋の付着の影響を回避した画像
読取を行うことができる。
【0076】このように、光源であるLED89が各色
で単独で発光することができるLED素子から構成され
ているため、カットフィルタが不要となり、構成を簡略
化することができる。
【0077】また、光源としてLED89を使用するこ
とによって、ハロゲンランプ等と比較して発熱量が小さ
く、寿命が長いというメリットがある。したがって、エ
ネルギ効率良く画像読み取りができる。なお、光源とし
て、蛍光表示管、EL(electroluminescence)、プラ
ズマディスプレイでも同様の効果を奏する。
【0078】さらに、本発明の第3実施形態に係る画像
読取装置について図7および図8を参照して説明する。
第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付
し、その詳細な説明を省略する。本実施形態では、ライ
ンCCDスキャナ14における光源側のみが異なるの
で、そこのみを説明する。
【0079】第1実施形態と異なるのは、可視光フィル
タ66、IRフィルタ68と写真フィルム22の間に拡
散ボックス90が配設されている点である。拡散ボック
ス90は、ラインCCD30に入射する画像コマ22A
の読取範囲88(図8参照)のみに光を照射するように
構成されている。
【0080】また、光源64、可視光フィルタ66、I
Rフィルタ68、拡散ボックス90は移動機構92によ
って一体的に、ミラー70の移動(副走査)方向(矢印
A方向)と平行な方向(矢印B方向)に移動可能とされ
ている。移動機構92は、走査機構74と同様に、図示
しない箱体の内部に各部品を配設し、ボールネジ等によ
って矢印B方向に移動可能とされている。また、移動機
構92は、画像読取時に走査機構74と同期して同方向
に等速で移動するように構成されている。したがって、
光源64から拡散ボックス90を介して画像コマの照射
範囲(読取範囲88)に照射される光がミラー70によ
ってラインCCD30に入射される。また、移動機構9
2によって光源64、可視光フィルタ66、IRフィル
タ68、拡散ボックス90が一体的に移動するため、光
源64からミラー70に至る光路長が一定に維持され
る。
【0081】このように構成される第3実施形態の作用
について説明する。
【0082】第1実施形態と同様の作用効果以外に、ラ
インCCD30による画像コマ22Aの読取範囲88の
みに光を照射しているため、画像コマ全体に照射してい
たものと比較して照射光量が少なくて済む。したがっ
て、光量の有効利用ができる。
【0083】続いて、本発明の第4実施形態に係る画像
読取装置について図9を参照して説明する。第3実施形
態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳
細な説明を省略する。本実施形態では、ラインCCDス
キャナ14におけるCCD側のみが第1実施形態と異な
るので、そこのみを説明する。
【0084】すなわち、ミラー70とレンズユニット7
2の間には、ミラー94、96が配置されている。した
がって、ミラー70によって写真フィルム22と平行な
方向(矢印A1方向)に屈折された透過光は、ミラー9
4、96によって180度反対方向(矢印A2方向)に
屈折され、レンズユニット72を介してラインCCD3
0に入射される。ミラー70は、走査機構98によって
写真フィルム22の搬送方向(矢印A方向)に移動(副
走査)するように構成されている。また、ミラー94、
96は、調節機構100によって一体的に写真フィルム
22の搬送方向(矢印A方向)に移動可能とされてお
り、走査機構98の半分の移動速度で走査機構98に同
期して同一方向に移動するように構成されている。すな
わち、走査機構98(ミラー70)が距離Lだけ移動し
た場合には、調節機構100(ミラー94、96)が距
離L/2だけ移動する構成である。したがって、ミラー
70の移動(副走査)による光路長の変化を調節機構1
00(ミラー94、96)の移動によって相殺する。な
お、走査機構98や調節機構100も、具体的に図示し
ないが、走査機構74等と略同様の構成である。
【0085】このように構成することにより、第3実施
形態と同様の作用効果があると共に、ミラー70の移動
による光路長の変化を調節機構100によって相殺する
ため光路長が一定に保たれ、ラインCCD30やレンズ
ユニット72を移動させなくて良い。この結果、一層精
度の良い画像読取を行なうことができる。
【0086】以上、フィルムスキャナ14に対してミラ
ーを副走査する実施形態について説明してきたが、これ
に限定されるものでない。例えば、ミラーを使用しない
フィルムスキャナとして、図10に示すように、レンズ
ユニット72とラインCCD30を光軸上に配置し、両
者を走査機構102で一体的に移動させる構成も考えら
れる。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像読取
装置は、非可視光によって不適正画素を検出し、可視光
画像データにおける不適正画素を修正することによっ
て、原稿の傷や塵埃が画像読取へ影響することを回避で
きるという優れた効果を有する。
【0088】特に、ラインセンサで画像読取を行う際、
原稿(画像コマ)を固定させ、副走査手段によってライ
ンセンサで読み取る画像コマの読取位置を副走査方向に
移動させることによってコマ画像を読み取るため、光源
と原稿の位置関係が一定となり、可視光画像データと非
可視光画像データ間の位置ずれが防止され、精度良く画
像データを修正することができる。さらに、画像読取時
における原稿の精密搬送が不要となり、原稿搬送系の構
造が簡略化される。すなわち、簡単な構造で精度の良い
画像読取ができる。
【0089】さらに、原稿を固定して画像読取を行なう
のに、エリアセンサではなくラインセンサを採用してい
るため、処理(画像読取)速度、特に、プレスキャン時
の処理速度を高くすることが可能となり、しかも、コス
トダウンになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るディジタルラボシ
ステムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るラインCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るラインCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る走査機構の概略構
成を示す側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るラインCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るラインCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係るラインCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係るラインCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図10】他の実施形態に係るラインCCDスキャナの
光学系の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 22 写真フィルム(原稿) 30 ラインCCD(ラインセンサ) 64 光源(照射手段) 66 可視光フィルタ(照射手段) 68 IRフィルタ(照射手段) 74 走査機構(副走査手段) 86 ライトガイド(照射手段) 88 読取範囲(読取位置) 89 LED(照射手段、光源) 90 拡散ボックス(照射手段) 98 走査機構(副走査手段) 100 調整機構(光路長調整手段) 102 走査機構(副走査手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 H04N 1/12 Z Fターム(参考) 2H108 AA01 AA02 CB01 HA01 JA00 2H109 AA02 AA26 AA75 5B047 AA01 BA02 BB02 BC05 BC07 BC09 BC14 CB04 CB06 5C062 AB03 AB17 AE15 5C072 AA01 BA04 CA02 DA02 DA04 DA09 DA21 DA23 EA05 LA02 MB01 MB04 MB08 VA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取用可視光と不適正画素検出用非
    可視光を用いて原稿の画像コマに記録されたコマ画像を
    読み取り、前記不適正画素検出用非可視光の照射によっ
    て得た不適正画素の位置に基づいて、当該不適正画素の
    画像データを修正する画像読取装置であって、 前記画像読取用可視光と、不適正画素検出用非可視光を
    原稿に照射する照射手段と、 前記画像コマを透過又は反射した光が入射することによ
    って、画像情報を主走査方向に沿ってライン状に読み取
    るラインセンサと、 前記原稿を固定させた状態で、画像コマの読取位置を副
    走査方向に移動させる副走査手段と、 を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記副走査手段は、少なくとも前記ライ
    ンセンサを副走査方向に移動させることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 画像コマを透過又は反射した光を偏向さ
    せてラインセンサに入射させるミラーを備え、前記副走
    査手段は当該ミラーを副走査方向に移動させることを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記副走査手段は、前記ミラーから前記
    ラインセンサまでの光学部品を一体的に副走査方向に移
    動させることを特徴とする請求項3記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記副走査手段は、前記ミラーの移動に
    よって当該ミラーと前記ラインセンサの位置関係が変化
    しても光路長を一定に保つ光路長調整手段を備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記照射手段は、画像読取用可視光と不
    適正画素検出用非可視光を同時に発する光源と、 可視光あるいは非可視光のみを透過させる少なくとも2
    種のフィルタのうち、1種のフィルタを前記光源と前記
    ラインセンサの間に選択的に挿入するフィルタ切換手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記照射手段は、少なくとも画像読取用
    可視光と不適正画素検出用非可視光をそれぞれ単独で発
    する光源を備えることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記光源は、発光ダイオードであること
    を特徴する請求項7記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記照射手段は、前記画像コマの読取位
    置のみに光を照射し、副走査手段による読取位置の移動
    に同期させて照射位置を副走査方向に移動することを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の画像読取装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110830669A (zh) * 2018-08-10 2020-02-21 株式会社理光 图像处理装置、图像处理***、记录介质及图像处理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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