JP2001076461A - 文字多重放送受信録音システム及び方法 - Google Patents

文字多重放送受信録音システム及び方法

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JP2001076461A
JP2001076461A JP25131599A JP25131599A JP2001076461A JP 2001076461 A JP2001076461 A JP 2001076461A JP 25131599 A JP25131599 A JP 25131599A JP 25131599 A JP25131599 A JP 25131599A JP 2001076461 A JP2001076461 A JP 2001076461A
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JP25131599A
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Satoshi Kimura
聡 木村
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字多重放送の受信時に、受信した文字情報
を効率よくメモリに記憶させ、ディスク媒体のタイトル
を容易に編集できるようにする。 【解決手段】 チューナ1は、文字多重放送を受信して
音声情報と文字情報を復調し、音声信号を出力して記録
・再生装置2に供給するとともに、文字情報中の楽曲情
報を重複なく累積的にタイムスタンプと共にメモリ13
に記憶する。記録・再生装置2は、チューナ1から受け
た音声情報をMDに録音する。この後、チューナ1は、
記録・再生装置2から文字情報が要求されると、メモリ
13に記憶された文字情報を記録・再生装置2に送信す
る。記録・再生装置2は、MDに記録された音声情報の
タイトルを編集するためにチューナ1に文字情報を要求
し、メモリ13に記憶されている楽曲情報を選択的に読
み出して、ディスクタイトル等としてMDに記録するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送されている
楽曲情報を受信して録音するのに好適な受信録音システ
ムに係り、特に、音声放送による楽曲と共にその楽曲に
関する情報が文字方法により同時に放送されている場合
に、楽曲と文字情報を対応付けて記録するのに好適な文
字多重放送受信録音システムに関する。
【0002】
【従来の技術】音声情報に多重化して文字や図形情報を
送信するFM文字多重放送が実用化されている。FM文
字多重放送は、符号化した文字情報等でサブキャリアを
変調して、FM放送の音声情報を伝送するベースバンド
に周波数多重化して送信する。
【0003】FM文字多重放送により送信される文字情
報としては、親番組連動情報、交通情報、天気予報情報
等がある。このうち、親番組連動情報は、親番組となる
メインチャンネルで放送している楽曲の曲名、歌手/演
奏者等のアーティスト名、出演者からのメッセージ、リ
クエストや応募の宛先や電話番号等を表す文字情報であ
る。FMチューナは、例えば、メインチャンネルで放送
されている音楽を再生すると共に親番組連動情報を受信
して、再生中の楽曲の曲名、アーティスト名等を表示器
に逐次表示する。この種の技術は、例えば、特開平10
−32507号公報に開示されている。
【0004】一般に、FM放送は、AM(Amplitude Mo
dulation)放送等に比して、良好な音質を得ることがで
きることから、多くの音楽番組が放送されている。FM
放送の音楽情報を、MD(Mini Disc)等のメモリ媒体
に録音することも多い。MD等には、ディスク毎のディ
スクタイトル、例えば楽曲が録音されたトラック毎のト
ラックタイトル(すなわち曲名等)、およびトラック毎
のアーティスト名等の文字情報を記録することができ
る。
【0005】このため、FMチューナとMDレコーダと
を備える文字多重放送受信録音システムのなかには、F
M放送を受信し、楽曲(音声情報)をMDに記録すると
共に文字情報をMDへのタイトル入力に利用するように
構成されたものがある。
【0006】この種のオーディオシステムの一例を図6
に示す。このオーディオシステムは、チューナ110と
MD装置120とから構成されている。チューナ110
は、受信回路111およびCPU(Central Processing
Unit)112を備え、MD装置120は、MD処理部
121およびCPU122を備えている。
【0007】チューナ110の受信回路111は、FM
文字多重放送を受信し、メインチャンネルの音声情報お
よびサブチャンネルの文字情報を復調する。CPU11
2は、受信回路111によるFM文字多重放送の受信お
よび復調動作を制御すると共に、受信回路111で復調
された音声情報と文字情報を、通信ラインを介して、M
D装置120に送信する。また、受信回路111は、復
調した文字情報を図示せぬ表示部に表示し、CPU11
2は、操作部の操作に従って、受信回路111が受信し
た文字情報を自己の内部RAMに記憶させる。
【0008】MD装置120のCPU122は、通信ラ
インを介して、受信回路111により復調された音声情
報を受信し、受信した音声情報をMD処理部121に供
給してMDに録音させる。この際、CPU122は、キ
ー操作部の操作に従って、CPU112の内蔵RAMに
格納されている曲名、アーティスト名等の文字情報を取
り出して、MDにタイトル等として記録させる。
【0009】図7にFM文字多重放送受信時に、チュー
ナ110が実行する処理の流れを示す。チューナ110
は、FM文字多重放送を受信している間、まず、受信回
路111により文字情報を受信及び復調するための処理
を実行し(ステップS100)、復調した文字情報を表
示部に表示させる(ステップS101)。次に、CPU
112は、文字情報の記憶が指示されたか否かを判別し
(ステップS102)、文字情報の記憶が指示されたと
判別すると(YES)、表示中の文字情報をCPU11
2内のRAMに記憶させる(ステップS103)。ステ
ップS103の終了後、およびステップS102におい
て文字情報の記憶が指示されていないと判別すると(ス
テップS102にてNO)、ステップS100にリター
ンして、同様の処理を繰り返す。このようにして、FM
文字多重放送で放送された文字情報を受信して、チュー
ナ110内に記憶させることができる。
【0010】図8は、MDに楽曲(楽曲情報)と共にタ
イトルなどの文字情報を記録する際に、MD装置120
が実行する処理を示すフローチャートである。MD装置
120は、操作部から文字情報が要求される度に、図8
の処理を開始する。
【0011】まず、MD装置120のCPU122は、
操作部からの要求に従って、チューナ110へ文字情報
を要求する(ステップS120)。次に、CPU122
は、チューナ110から文字情報の返信があったか否か
を判別する(ステップS121)。文字情報の返信があ
ったと判別すると(YES)、文字情報をMD装置12
0の表示部に表示する(ステップS122)。この状態
で、ユーザが、文字情報の記録を操作部から指示する
と、表示部に表示されている文字情報をMDに記録し
(ステップS123)、処理を終了する。一方、CPU
122は、ステップS121において、文字情報の返信
がないと判別すると(ステップS121にてNO)、そ
のまま処理を終了する。
【0012】このようにして、従来の文字多重放送受信
録音システムは、ユーザの手動操作に従って、文字情報
をチューナ110内のCPU112の内蔵RAMに記憶
させ、さらに、手動操作に従って、内蔵RAMから記憶
データを取り出してMDに記録している。
【0013】なお、特開平8−307293号公報に
は、手動操作によらず、予め設定したキーワードを含ん
でいる文字情報を自動的に抽出して、バッファメモリに
記憶させることができるFM文字多重放送受信機が開示
されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
文字多重放送受信録音システムは、チューナ110に表
示されている文字情報を、手動操作により、CPU11
2の内蔵RAMに一時的に記憶させ、MD装置120か
らの要求により、RAMから取り出してMDに記録して
いる。このようなシステムでは、次のような問題があ
る。
【0015】まず、文字情報が表示されているときにし
か文字情報をCPU112の内蔵RAMに記憶させるこ
とができない。従って、内蔵RAMに記憶させる前に文
字情報の表示が終了してしまうと、その文字情報をMD
に記録することはできない。
【0016】また、文字情報を手動操作によりCPU1
12の内蔵RAMに記憶させてから、MDに記録するた
め、操作が煩雑であり手間がかかる。
【0017】さらに、文字情報をCPU112の内蔵R
AMに一時的に記憶させているため、記憶可能な情報量
に制限がある。通常の場合、一時記録することができる
文字情報は10個程度である。そのため、記憶内容を残
しておくと、RAMの記憶容量の限界に達し、新しい曲
名などを登録することができなくなり、不便であった。
【0018】しかも、CPU112の内蔵RAMに一時
的に記憶されたデータは、電源のオフにより消失してし
まい、後に再利用することができない。
【0019】これらの問題のため、チューナ110およ
びMD装置120からなる文字多重放送受信録音システ
ムの使い勝手が制限されてしまう。
【0020】同様の問題は、MD記録装置に限らず、C
D−R、DVD、個体メモリ(フラッシュROM等)等
に、楽曲(音声情報)と文字情報を対応付けて記録する
システムについても発生していた。
【0021】また、特開平8−307293号公報に開
示された方式では、予め設定したキーワードを含んでい
る文字情報を自動的にバッファメモリに記憶させること
ができる。しかし、この方式では、キーワードの設定が
面倒であり、キーワードを含まない情報は全く記憶され
ないため、文字情報に柔軟に対処することはできない。
さらに、この公報には、MDなどの音楽記録媒体に楽曲
(音声データ)と文字情報とを対応付けて記録するため
の構成や手法は一切開示されていない。
【0022】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、文字多重放送により受信した文字情報を容易
に利用して、文字を記録することができる文字多重放送
受信録音システムを提供することを目的とする。また、
この発明は、音声情報に関連するタイトル等の文字情報
を容易に編集及び記録することができる文字多重放送受
信録音システムを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る文字多重放送受信録音
システムは、文字多重受信部と、前記文字多重受信部か
ら供給される音声情報を第1のメモリ手段に録音する録
音部とから構成され、前記文字多重受信部は、文字多重
放送を受信して音声情報と文字情報とを復調する受信手
段と、不揮発性の第2のメモリ手段と、前記受信手段に
より復調された文字情報を前記第2のメモリ手段に累積
的に記憶させる制御手段と、を備え、前記録音部は、前
記文字多重受信部の前記第2のメモリ手段に記憶されて
いる文字情報を読み出す読出手段と、前記読出手段によ
り読み出された文字情報を表示する表示手段と、前記表
示手段に表示された文字情報のうちから記録対象の文字
情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れた文字情報を前記第1のメモリ手段に記録する記録処
理手段を備える、ことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、文字多重放送を受信す
る受信手段により復調された文字情報を第2のメモリ手
段に累積的に記憶させ、随時選択的に取り出して利用す
ることができる。これにより、文字多重放送受信時にユ
ーザが内容を確認しながら手動で所望の内容を記憶させ
る必要をなくし、放送録音後に第1のメモリ手段のタイ
トル編集にあたり、多くのデータを所望に応じて選択し
て利用することが可能となる。従って、第1のメモリ手
段に記録された音声情報のタイトル等を容易に編集し、
記録することができる。
【0025】前記文字多重受信部の前記制御手段は、例
えば、前記受信手段により復調された文字情報中の所定
種類の文字情報を、重複しないように、前記第2のメモ
リ手段に自動的且つ累積的に記憶させる。この場合、前
記録音部の読出手段は、前記第2のメモリ手段に記憶さ
れている文字情報を読み出し、前記表示手段は、前記読
出手段により読み出された文字情報を表示し、前記選択
手段は、前記表示手段に表示された文字情報のうちから
記録対象の文字情報を選択し、前記記録処理手段は、前
記選択手段により選択された文字情報を前記第1のメモ
リ手段に記録してもよい。この構成によれば、受信した
文字情報のうち、必要な文字情報だけを第2のメモリ手
段に格納させ、第1のメモリ手段への記録に利用するこ
とができる。しかも、文字情報を、重複を避けるよう
に、第2のメモリ手段に格納するので、第2のメモリ手
段を効率的に利用できると共に文字の編集を効率的に行
うことができる。
【0026】前記制御手段は、前記受信手段により復調
された文字情報中の楽曲情報を前記第2のメモリ手段に
累積的に記憶させると共に前記文字多重受信部が備える
表示部に表示させてもよい。また、前記録音部の前記読
出手段は、前記第2のメモリ手段に記憶されている楽曲
情報を読み出し、前記表示手段は、前記読出手段により
読み出された楽曲情報を表示し、前記選択手段は、前記
表示手段に表示された楽曲情報のうちから記録対象の楽
曲情報を選択し、前記記録処理手段は、前記選択手段に
より選択された楽曲情報を前第1のメモリ手段に記録し
てもよい。これにより、第2のメモリ手段に記録された
多数の楽曲情報から、第1のメモリ手段にタイトル等と
して記録するための楽曲情報を容易に選択して利用する
ことができ、第1のメモリ手段に記録された音声情報の
タイトルを容易に編集することができる。
【0027】前記制御手段は、前記受信手段により復調
された文字情報中の楽曲情報に受信時のタイムスタンプ
を付加して前記第2のメモリ手段に格納し、楽曲情報の
文字列及び/又はタイムスタンプに基づいて、前記第2
のメモリ手段に記憶されている楽曲情報をソートしても
よい。或いは、前記制御手段が、前記受信手段により復
調された文字情報中の楽曲情報に受信時のタイムスタン
プを付加して前記第2のメモリ手段に記憶させ、前記読
出手段が、前記第2のメモリ手段から楽曲情報と共にタ
イムスタンプを読み出し、前記表示手段は、楽曲情報の
文字列及び/又はタイムスタンプに基づいて、前記読出
手段により前記第2のメモリ手段から読み出された楽曲
情報をソートして表示するようにしてもよい。これらの
構成によれば、多数の楽曲情報がソートされ、整理され
て表示される。従って、第1のメモリ手段にタイトルと
等して記録するための楽曲情報を容易に選択して利用す
ることが可能となる。従って、第1のメモリ手段に記録
された音声情報のタイトル等を容易に編集することがで
きる。
【0028】前記制御手段は、前記受信手段により復調
された文字情報のうちの逐次表示用データを前記第2の
メモリ手段に累積的に記憶させると共に前記文字多重受
信部が備えている前記表示部に表示させてもよい。この
場合、例えば、前記記録処理手段が、前記読出手段によ
り前記第2のメモリ手段から読み出された逐次表示用デ
ータを前記第1のメモリ手段に記録する。
【0029】逐次表示用データを、逐次表示用データ及
び/又はタイムスタンプに基づいてソートするようにし
てもよい。
【0030】逐次表示用データは、受信した楽曲を示す
情報、例えば、曲名、アーティスト名等を含んでもよ
い。
【0031】前記記録処理手段は、前記選択手段により
選択された文字情報を、前記第1のメモリ手段に予め記
録されている音声情報と対応付けて前記第1のメモリ手
段に記録してもよい。
【0032】前記受信手段は、例えば、FMチューナ等
から構成され、FM(Frequency Modulation)文字多重
放送を受信し、前記第1のメモリ手段は、例えば、M
D、CD−R、DVD等のディスク記録媒体又はフラッ
シュメモリから構成され、前記記録処理手段は、前記デ
ィスク記録媒体又はフラッシュメモリに音声情報を記録
すると共に前記選択手段により選択された文字情報を記
録する。
【0033】また、この発明の第2の観点に係る文字多
重放送受信録音方法は、文字多重放送を受信して音声情
報と当該音声情報に関連する情報を逐次表示するための
逐次表示用データを含んだ文字情報を復調し、音声情報
を記録媒体に記録し、文字情報中の逐次表示用データを
不揮発性のメモリに累積的に記憶させ、前記メモリに記
憶されている逐次表示用データを取り出して表示して選
択させ、選択された逐次表示用データを文字データとし
て前記記録媒体に記録する、ことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る文字多重放送受信録音システムに
ついて説明する。図1に示すように、この文字多重放送
受信録音システムは、FM文字多重放送を受信するため
のチューナ1と、チューナ1が受信した音声情報と文字
情報とをMD(Mini Disc)に対応付けて記録する記録
・再生装置2とを備えている。
【0035】チューナ1は、受信回路11と、CPU
(Central Processing Unit)12と、メモリ13と、
音声再生部14と、操作部15と、表示部16とを備え
ている。
【0036】受信回路11は、CPU12により制御さ
れ、FM文字多重放送を受信して音声情報及び多重化さ
れた文字情報を復調する。
【0037】CPU12は、チューナ1全体の動作を制
御すると共に、通信ラインを介して記録・再生装置2と
の間で通信を行う。また、動作モードを規定する制御情
報を記憶するためのフラグ領域Fを内部メモリに備え
る。
【0038】メモリ13は、EEPROM(Electrical
ly Erasable Programmable Read Only Memory)、バッ
クアップされたRAM等から構成される不揮発性メモリ
であり、受信した文字情報、特に、親番組連動情報のう
ちの楽曲情報(曲名、アーティスト名等のデータ)を受
信時刻を示すタイムスタンプと共に格納する。
【0039】音声再生部14は、増幅器、スピーカ等を
含み、受信回路11により復調された音声(楽曲)を再
生する。操作部15は、キーパッド等から構成され、C
PU12に種々の指示を入力する。表示部16は、LC
D(液晶表示素子)等から構成され、受信回路11によ
り復調された文字情報、ユーザへのメッセージ等を表示
する。
【0040】記録・再生装置2は、チューナ1で受信さ
れたFM放送の音声情報と文字情報とを対応付けてMD
に録音可能なMD装置から構成され、MD処理部21
と、CPU22と、操作部23と、表示部24とを備え
ている。
【0041】MD処理部21は、CPU22の制御に従
って動作し、記録媒体であるMDを装填し、そのMD
に、チューナ1から与えられる音声情報を録音する。ま
た、MD処理部21は、チューナ1から取り出した文字
情報からなる曲名、アーティスト名等の楽曲情報をディ
スクタイトル、トラックタイトルおよびアーティスト名
等として、MDに記録する。
【0042】CPU22は、記録・再生装置2全体の動
作を制御すると共にチューナ1のCPU12やメモリ1
3との間の通信を行う。操作部23は、キーパッド等か
ら構成され、CPU22に種々の指示を入力する。表示
部24は、LCD(液晶表示素子)等から構成され、C
PU22の制御に従って文字情報を表示する。
【0043】この文字多重放送受信録音システムは、チ
ューナ1で受信した音声情報を、記録・再生装置2でM
Dに録音することができ、さらに、受信した文字情報を
記憶しておき、記録・再生装置2で編集して、音声情報
に対応付けてMDに記録することができる。以下、場面
を分けて、この文字多重放送受信録音システムの動作を
説明する。
【0044】(音声の再生及びMDへの記録)ユーザ
は、FM放送を受信し、受信した音声情報(楽曲)を再
生して放音させたり、MDに記録することができる。こ
の場合、ユーザは、チューナ1の受信回路11により、
目的とする周波数に同調し、メインバンドで放送されて
いる音声信号を復調する。音声再生部14は、復調され
た音声信号を増幅し、放音する。また、受信回路11
は、復調した音声信号をディジタル音声データに変換
し、CPU12に供給する。CPU12は、供給された
ディジタル音声データを記録・再生装置2のCPU22
に転送する。CPU22は、操作部23から、録音が指
示されている場合には、MD処理部21により、MDに
音声情報を記録する。
【0045】(文字情報の受信・記憶)音声の受信及び
MDへの記録と並行して又は音声の受信・記録とは独立
して、ユーザは、FM文字多重放送を受信し、受信した
文字情報をメモリ13に蓄積することができる。以下、
この場合の動作を説明する。
【0046】ユーザは、受信する対象の文字情報を予め
設定する。例えば、受信した文字情報を、MDへの記録
に使用する場合には、ユーザは、受信対象文字情報とし
て、親番組である音声放送で放送されている楽曲の曲名
およびアーティスト名等の楽曲情報を指定する。これら
の情報は、受信されると表示部16に逐次表示用データ
として与えられ、逐次表示される。CPU12は、ユー
ザの指示に従って、内部メモリのフラグエリアに、受信
対象文字情報を指定する情報を設定する。
【0047】また、受信した文字情報を記憶及び蓄積す
る場合、ユーザは、操作部15を操作して、CPU12
に、文字データ記憶モードを指示する。CPU12は、
指示に従って、内部メモリのフラグエリアFに、文字デ
ータ記憶モードを示す情報を設定する。
【0048】チューナ1は、FM文字多重放送を受信し
ている間、受信回路11により文字情報を受信及び復調
し、復調した文字情報(ディジタルデータ)をCPU1
2に供給する。
【0049】CPU12は、FM文字多重放送を受信し
ている間、図2に示す処理を繰り返して実行する。ま
ず、CPU12は、受信回路11から供給された文字情
報のうち、楽曲名、アーティスト名等の楽曲情報を、逐
次表示用データとして表示部16に表示させる等の所定
の処理を実行する(ステップS10)。
【0050】CPU12は、逐次表示用データが変化し
たか否かを判別し(ステップS11)、変化していない
と判別すると(ステップS11にてNO)、ステップS
10にリターンして文字情報についての処理を継続す
る。
【0051】一方、CPU12は、逐次表示用データが
変化したと判別すると(ステップS11にてYES)、
逐次表示用データをメモリ13に記憶させるモードが設
定されているか否かを、内部レジスタに設定されている
モードフラグFから判別する(ステップS12)。
【0052】CPU12は、記憶モードが設定されてい
ないと判別すると(ステップS12にてNO)、処理を
ステップS10にリターンして、文字情報についての処
理を継続する。
【0053】一方、CPU12は、記憶モードが設定さ
れていると判別すると(ステップS12にてYES)、
逐次表示用データの内容をメモリ13の記憶内容と比較
する(ステップS13)。そして、CPU12は、新た
な逐次表示用データと同一の内容が、メモリ13に記憶
されているか否かを判別し(ステップS14)、同一内
容が記憶されていないと判別すると(ステップS14に
てNO)、逐次表示用データの内容(つまり曲名および
アーティスト名等の楽曲情報)を受信時刻に対応するタ
イムスタンプと共にメモリ13に書き込む(ステップS
15)。
【0054】一方、CPU12は、メモリ13に逐次表
示用データと同一内容が記憶されていると判別すると
(ステップS14にてYES)、逐次表示用データの実
質的な内容である曲名およびアーティスト名等の楽曲情
報はそのままにして、受信時刻に対応するタイムスタン
プのみを更新して書き込む(ステップS16)。このと
き、タイムスタンプのみを更新して書き込む代わりに、
メモリ13に既に書き込まれている楽曲情報とタイムス
タンプに、新たに受信した楽曲情報と新たなタイムスタ
ンプとをオーバーライトするようにしてもよい。
【0055】この後、CPU12は、処理をステップS
10にリターンして上述の動作を繰り返し、後続する文
字情報を処理する。
【0056】このようにして、チューナ1は、モードフ
ラグFの設定に従って、受信及び復調した文字情報をメ
モリ13に格納する。メモリ13の容量は、所要量、例
えば数時間あるいは数日分等の文字情報を格納するのに
充分な容量とし、その容量が一杯になったときには、タ
イムスタンプを利用して最も古い文字情報から順次削除
する。あるいは、メモリ13の容量が一杯になったとき
に、警告を発し、ユーザが手動操作により不要となった
情報を選択して削除するようにしてもよい。
【0057】(MDへの文字情報の記録動作)記録・再
生装置2は、随時、受信した文字情報を編集して、ディ
スクタイトル、トラックタイトル、アーティスト名等と
して、MDに記録することができる。以下では、受信し
た音声情報が予め記録されているMDに文字情報を登録
する際の動作を説明する。
【0058】ユーザが、操作部23を操作することによ
りタイトルの編集を指示すると、記録・再生装置2は、
図3のフローチャートに示すMD文字情報要求処理を開
始する。
【0059】まず、CPU22は、チューナ1内のメモ
リ13に記録されている楽曲情報を、通信ラインを介し
て読み出し、表示部24に表示する(ステップS2
1)。このとき、CPU22は、メモリ13から読み出
した楽曲情報を予め所望に応じてあるいは固定的に設定
されたソーティングモードに従って例えばタイトル順、
アーティスト名順またはタイムスタンプ順等にソートし
て、選択カーソルなどと共に表示する。図4にタイムス
タンプ順に、楽曲情報(曲名/アーティスト名)をソー
トして、選択カーソルと共に表示した例を示す。
【0060】ユーザは、表示された楽曲情報のうちの所
望のデータとその記録位置とを指定する。CPU22
は、MD処理部21を介して、指定された楽曲情報をM
Dに記録する(ステップS22)。
【0061】より詳細に説明すると、ユーザは、表示さ
れた楽曲情報のうちから所望のデータを、操作部23を
操作して選択する。CPU22は、選択された楽曲情報
を、内部レジスタに取り込む。次に、CPU22は、選
択した楽曲情報を、ディスクタイトルとするか、トラッ
クタイトルとするかを問い合わせる画面を表示部24に
表示する。ユーザは、ディスクタイトルとするか、トラ
ックタイトルとするかの指示、さらに、トラックタイト
ルとする場合には、そのトラック番号を指定する。指定
が終了すると、CPU22は、MD処理部21を介し
て、MDのU−TOC(User's Table Of Contents)領
域内の、タイトルの種類に応じエリアに指定された楽曲
情報を記録する(ステップS22)。
【0062】次に、楽曲情報のMDへの記録が終了した
か否かを判別し(ステップS23)、ユーザより、「記
録終了」が指定されていなければ、ステップS22に戻
って、次の楽曲情報について、記録処理を継続する。一
方、「記録終了」が指定されていれば、処理を終了す
る。
【0063】このようにして、音声情報をMDに記録し
た後で、音声情報と共に受信した文字情報或いは音声情
報とは独立して受信した文字情報を、ディスクタイト
ル、トラックタイトル等としてMDに書き込むことがで
きる。
【0064】また、楽曲情報をユーザの手を煩わせるこ
となく、しかもデータが重複することなく効率よくメモ
リに記憶させることができる。
【0065】なお、メモリ13に記憶されている文字情
報の量が、表示部24に1回で表示できる量よりも多い
場合には、例えば、操作部23からの表示のスクロール
の指示に応じて、メモリ13から必要な文字データを適
宜読み出したり、或いは、メモリ13から予め十分な量
の文字データを読み出しておき、表示バッファ等にバッ
ファリングしておいてもよい。また、操作部23から、
必要に応じて、文字情報の追加転送を要求するようにし
てもよい。
【0066】(MDの再生動作)このようにして文字情
報が登録されたMDを再生する場合、MD処理部21
は、通常のMD装置と同様に、U−TOC領域に登録さ
れているディスクタイトル、トラックタイトル等を読み
出し、CPU22に供給する。CPU22は、供給され
たディスクタイトル、トラックタイトル等を表示部24
に表示する。ユーザが、トラックを指定して、再生を指
示すると、指定されたトラックに記録されている音声情
報が再生される。CPU22は、再生中のトラックのト
ラックタイトルをTOCから読み出して、表示部24に
表示する。従って、ユーザは、再生中の音声情報(楽
曲)の曲目、アーティスト等を文字情報で認識できる。
【0067】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記
実施の形態においては、メモリ13に記憶されている文
字データを表示部24に表示する際に、ソーティングし
て表示したが、メモリ13に文字データを格納する段階
(図2のステップS15)でソーティングして書き込ん
でもよい。この場合には、メモリ13から読み出した文
字データをそのまま表示部24に表示することができ
る。
【0068】また、例えば、上記実施の形態において
は、音声情報及び文字情報を記録する対象としてMDを
例示したが、MD以外の書込み・再生可能なディスク媒
体、例えば、CD−R、DVD(Digital Versatile Di
sc)などでもよい。また、DAT(Digital Audio Tap
e)などでもよい。さらに、メモリスティック、スマート
カードなどと称されるフラッシュROMなどを用いた小
型メモリカードに受信・再生した音声情報を記録し、さ
らに、小型メモリカード内に、TOC領域を設け、この
TOC領域に、音声情報のアドレスと文字情報とを対応
付けて、記録するようにしてもよい。この場合には、図
5に示すように、図1のMD処理部21を、記録媒体の
種類及び規格等に準拠した、記録媒体処理部25に置換
する。
【0069】例えば、上記実施の形態においては、記録
媒体(メモリ)に記録する文字データとして、逐次表示
用データである楽曲情報(曲名とアーティスト名)を使
用する例を説明したが、記録する文字情報は任意であ
る。例えば、各トラックタイトルとして、楽曲情報のう
ちの曲名とアーティスト名の一方のみを選択して記憶さ
せることも可能である。また、楽曲情報及び逐次表示用
データに限定せず、受信回路11で受信した全ての文字
情報又は予め選択したジャンルの文字情報をメモリ13
に一旦記憶させ、その内から任意の文字列を選択して記
録媒体に記録するようにしてもよい。
【0070】また、上記実施の形態においては、受信し
た文字情報をそのままMDに記録したが、受信した文字
情報をエディタ等を用いて加工・編集して、記録するよ
うにしてもよい。この場合は、例えば、図5に示すよう
に、エディタプログラム26をCPU22の実行対象と
する。ユーザは、このエディタを実行して、メモリ13
に格納されている文字情報を必要に応じて編集する。例
えば、受信した文字情報のうちの不要な文字列を消去し
たり、受信した文字列中に所望の文字や記号を追加する
等の編集・加工処理を行う。その後、編集した文字列を
記録媒体に記録する。
【0071】また、記録媒体にトラックタイトルを設定
する際に、各トラックを頭出し再生し、頭出し再生され
たトラックと、選択(指定)された文字データとを対応
付けて、記録媒体のU−TOC(User's Table Of Cont
ents)領域等に記録するようにしてもよい。このような
構成とすれば、トラックと文字情報との対応を確実にす
ることができる。また、U−TOC領域の内容を表示部
24に表示し、表示された内容と、選択された文字デー
タとを対応付けて、記録媒体に登録してもよい。
【0072】例えば、システムが計時機能を持っていな
い場合には、タイムスタンプは記憶させなくともよい。
また、FM放送で受信した時刻情報をタイムスタンプと
して使用してもよい。
【0073】図1及び図5に示したハードウエア構成も
任意に変更可能であり、例えば、図1及び図5では、C
PU22がメモリ13を直接アクセスできる構成とした
が、CPU12を介してメモリ13をアクセスするよう
にしてもよい。
【0074】チューナ1は、我が国等で行われているF
M文字多重放送を受信するものに限らず、欧州のRDS
(Radio Data System)で送信している文字情報サービ
スRT(Radio Text)のデータを受信して、上述と同様
にMDのタイトル編集に利用するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、文字多重放送で受信した文字情報を効率よく、楽音
情報等と共に記録媒体に記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る文字多重放送の受
信録音システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の文字多重放送の受信録音システムにおけ
る多重放送受信中のチューナの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】図1の文字多重放送の受信録音システムにおけ
るMDタイトル編集時の、記録再生装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】楽曲情報(文字情報)の表示例を示す図であ
る。
【図5】図1の文字多重放送の受信録音システムの変形
例を示すブロック図である。
【図6】従来の文字多重放送の受信録音システムの構成
を模式的に示すブロック図である。
【図7】図6の文字多重放送の受信録音システムにおけ
る多重放送受信中のチューナ処理動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】図6の文字多重放送の受信録音システムにおけ
るMDタイトル編集時のMD文字情報要求処理動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 チューナ 2 記録・再生装置 11 受信回路 21 MD処理部 12,22 CPU 13 メモリ 14 音声再生部 15、23 操作部 16、24 表示部 25 記録媒体処理部 26 エディタプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/34 G11B 27/34 P 31/00 525Z 31/00 525 H04B 1/16 G H04B 1/16 1/20 1/20 H04H 1/00 B H04H 1/00 G11B 27/02 K Fターム(参考) 5D044 AB05 AB09 BC06 CC04 DE23 DE49 DE54 EF05 FG18 HL02 HL14 5D077 AA30 DC11 DC12 HC04 HC05 HC12 HC17 HC18 HC21 HD01 HD02 5D110 AA17 AA19 AA27 CA06 CA09 CA48 CB06 CB07 CC03 CC04 DA02 DA04 DA09 DA10 DA17 DB03 DB10 DC05 DC16 DC28 FA08 5K061 AA09 BB00 BB04 BB17 BB19 DD12 FF00 FF01 FF05 FF12 GG10 JJ06 JJ07 JJ18 5K062 AA05 AB13 AB18 BE05 BE12 BF06 BF10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字多重受信部と、前記文字多重受信部か
    ら供給される音声情報を第1のメモリ手段に録音する録
    音部とから構成され、 前記文字多重受信部は、 文字多重放送を受信して音声情報と文字情報とを復調す
    る受信手段と、 不揮発性の第2のメモリ手段と、 前記受信手段により復調された文字情報を前記第2のメ
    モリ手段に累積的に記憶させる制御手段と、 を備え、 前記録音部は、 前記文字多重受信部の前記第2のメモリ手段に記憶され
    ている文字情報を読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された文字情報を表示する表
    示手段と、 前記表示手段に表示された文字情報のうちから記録対象
    の文字情報を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された文字情報を前記第1のメ
    モリ手段に記録する記録処理手段を備える、 ことを特徴とする文字多重放送受信録音システム。
  2. 【請求項2】前記文字多重受信部の前記制御手段は、前
    記受信手段により復調された文字情報中の所定種類の文
    字情報を、重複しないように、前記第2のメモリ手段に
    自動的且つ累積的に記憶させ、 前記録音部の前記読出手段は、前記第2のメモリ手段に
    記憶されている文字情報を読み出し、前記表示手段は、
    前記読出手段により読み出された文字情報を表示し、前
    記選択手段は、前記表示手段に表示された文字情報のう
    ちから記録対象の文字情報を選択し、前記記録処理手段
    は、前記選択手段により選択された文字情報を前記第1
    のメモリ手段に記録する、 ことを特徴とする請求項1に記載の文字多重放送受信録
    音システム。
  3. 【請求項3】前記文字多重受信部は、表示部を備え、前
    記制御手段は、前記受信手段により復調された文字情報
    中の楽曲情報を前記第2のメモリ手段に累積的に記憶さ
    せると共に該楽曲情報を前記表示部に表示させ、 前記録音部の前記読出手段は、前記第2のメモリ手段に
    記憶されている楽曲情報を読み出し、前記表示手段は、
    前記読出手段により読み出された楽曲情報を表示し、前
    記選択手段は、前記表示手段に表示された楽曲情報のう
    ちから記録対象の楽曲情報を選択し、前記記録処理手段
    は、前記選択手段により選択された楽曲情報を前記第1
    のメモリ手段に記録する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の文字多重放送
    受信録音システム。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記受信手段により復調
    された文字情報中の楽曲情報に受信時のタイムスタンプ
    を付加して前記第2のメモリ手段に格納し、楽曲情報の
    文字列及び/又はタイムスタンプに基づいて、前記第2
    のメモリ手段に記憶されている楽曲情報をソートする、 ことを特徴とする請求項3に記載の文字多重放送受信録
    音システム。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記受信手段により復調
    された文字情報中の楽曲情報に受信時のタイムスタンプ
    を付加して前記第2のメモリ手段に記憶させ、 前記読出手段は、前記第2のメモリ手段から楽曲情報と
    共にタイムスタンプを読み出し、前記表示手段は、楽曲
    情報の文字列及び/又はタイムスタンプに基づいて、前
    記読出手段により前記第2のメモリ手段から読み出され
    た楽曲情報をソートして表示する、 ことを特徴とする請求項3に記載の文字多重放送受信録
    音システム。
  6. 【請求項6】前記文字多重受信部は、さらに、表示部を
    備え、 前記受信手段は、音声情報と、当該音声情報に関連する
    情報を逐次表示するための逐次表示用データを含む文字
    情報を復調し、 前記制御手段は、前記受信手段により復調された文字情
    報のうちの逐次表示用データを前記第2のメモリ手段に
    累積的に重複なく記憶させると共に前記表示部に表示さ
    せ、 前記記録処理手段は、前記読出手段により前記第2のメ
    モリ手段から読み出された逐次表示用データを前記第1
    のメモリ手段に記録する、 ことを特徴とする請求項1に記載の文字多重放送受信録
    音システム。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記受信手段により復調
    された文字情報中の逐次表示用データに受信時のタイム
    スタンプを付加して前記第2のメモリ手段に記憶させ、
    逐次表示用データ及び/又はタイムスタンプに基づいて
    前記第2のメモリ手段に記憶されている逐次表示用デー
    タをソートする、 ことを特徴とする請求項6に記載の文字多重放送受信録
    音システム。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記受信手段により復調
    された文字情報中の逐次表示用データに受信時のタイム
    スタンプを付加して前記第2のメモリ手段に記憶させ、 前記表示手段は、前記第2のメモリ手段から前記読出手
    段により読み出された逐次表示用データを、逐次表示用
    データ及び/又はタイムスタンプに基づいてソートして
    表示する、 ことを特徴とする請求項6に記載の文字多重放送受信録
    音システム。
  9. 【請求項9】前記受信手段により復調された文字情報中
    の逐次表示用データは、受信した楽曲を示す情報を含
    む、 ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の文字多重
    放送受信録音システム。
  10. 【請求項10】前記記録処理手段は、前記選択手段によ
    り選択された文字情報を、前記第1のメモリ手段に予め
    記録されている音声情報と対応付けて前記第1のメモリ
    手段に記録する、 ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の文字多重放送受信録音システム。
  11. 【請求項11】前記受信手段は、FM(Frequency Modu
    lation)文字多重放送を受信し、 前記第1のメモリ手段は、ディスク記録媒体又はフラッ
    シュメモリから構成され、 前記記録処理手段は、前記ディスク記録媒体又はフラッ
    シュメモリに音声情報を記録すると共に前記選択手段に
    より選択された文字情報を記録する、 ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載の文字多重放送受信録音システム。
  12. 【請求項12】文字多重放送を受信して音声情報と当該
    音声情報に関連する情報を逐次表示するための逐次表示
    用データを含んだ文字情報を復調し、音声情報を記録媒
    体に記録し、文字情報中の逐次表示用データを不揮発性
    のメモリに累積的に記憶させ、前記メモリに記憶されて
    いる逐次表示用データを取り出して表示して選択させ、
    選択された逐次表示用データを文字データとして前記記
    録媒体に記録する、 ことを特徴とする文字多重放送受信録音方法。
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