JP2001076273A - ホームセキュリティシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住人が外出先から家の内外部の詳細な情報を
得ることができると共に、外出中の住人が訪問者の識別
や用件の確認をすることができるホームセキュリティシ
ステムを提供する。 【解決手段】 監視カメラ１０２、撮影した動画像を高
能率符号化する高能率動画像符号化器１０３、動画像を
低ビットレートで着信があった通信端末１０６へ伝送す
る着発信制御装置１０４を備えた通信装置１０５と、通
信装置１０５を制御するコントローラ１０１と、基地局
１０７及び通信回線１０８を介して通信装置１０５と通
信を行う携帯端末１０６とを具備する。これにより、住
人が外出先から家の内外部の詳細な情報を取得でき、訪
問者の識別や用件を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば室内の映像
や訪問者の映像、音声を外部の通信端末へ高能率符号化
器により低ビットレートで伝送するホームセキュリティ
システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】図８は従来例のホームセキュリティシス
テムの構成例を示すブロック図である。同図に示すよう
に、従来例のホームセキュリティシステムは、煙感知器
８１１、ガス検知器８１２、防犯センサ８１３、コント
ローラ８２１、通信装置８２２、モニタ８２３、室内電
話８２４、インタホン８１４、監視カメラ８１５、固定
端末８３１、移動端末８３２、基地局８３３、公衆網８
３４を有している。

【０００３】室内に設置されたコントローラ８２１に
は、各部屋において火災が発生していないかを検知する
煙感知器８１１、台所やフロ場でガス漏れが発生してい
ないかを検出するガス検知器８１２、窓やドアで不法な
侵入者を検知する防犯センサ８１３がそれぞれ接続され
ている。また、コントローラ８２１には、玄関先に設置
され訪問者があることを知らせるインタホン８１４及び
訪問者を撮影する監視カメラ８１５も接続されている。
コントローラ８２１では、これらのセンサの情報を元に
家庭内で異常状態が起こっていないかを把握している。

【０００４】一方、外出中の住人は外出先の固定端末
（固定電話）８３１や移動端末８３２から家に電話をか
けることにより、通信装置８２２を介して暗証番号入力
等の一定の手続きの後に、コントローラ８２１に記憶さ
れている家庭内における異常の有無を音声案内等の手段
によって外出先にて知ることができる。

【０００５】ただし、このシステムでは、異常の有無等
のデジタル的な簡単な情報を得ることしかできない。ま
た、訪問者がある場合に、在宅していれば玄関先に設置
しているインタホン８１４及び監視カメラ８１５と室内
の室内電話８２４及びモニタ８２３を用いて、訪問者の
音声、映像情報から訪問者の識別、用件などを把握する
ことができる。ただし、在宅していないと上記のような
対応はできない。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のホームセキュリティシステムにおいては、
外出中の住人は家に電話をかけることにより、家庭内に
おける異常の有無を音声案内等の手段によって外出先に
て知ることができるものの、異常の有無等のデジタル的
な簡単な情報を得ることしかできないという不具合があ
った。また、訪問者がある場合に、在宅していれば玄関
先に設置しているインタホン及び監視カメラで訪問者の
識別、用件などを把握することができるが、在宅してい
ないと上記のような対応はできないという不具合があっ
た。

【０００７】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、外出中の住人が家の内部の様子を知り
たいときに、外部の通信回線からの着信による制御によ
り、高能率動画像符号化器により低ビットレートで動画
像を着信のあった端末に伝送することで、より詳細な情
報を取得することができ、また、訪問者の映像、音声を
外部の通信端末へ高能率符号化器により低ビットレート
で伝送することにより、住人が在宅していなくても訪問
者の識別、用件等を把握することができるホームセキュ
リティシステムを提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項１記載の発明のホームセキュリティシス
テムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を行う
制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホームセ
キュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監視カ
メラを含んで構成され、前記通信装置は、前記監視カメ
ラで撮影された動画像を高能率符号化する高能率動画像
符号化手段と、外部の通信端末から着信があった場合に
前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
動画像を低ビットレートで前記通信端末へ伝送する着発
信制御手段とを具備したことを特徴としている。

【０００９】請求項１記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、通信装置は、監視カメ
ラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号
化された画像を通信端末に送信する。

【００１０】すなわち、外部の通信回線からの着信によ
り、通信装置の高能率動画像符号化手段により低ビット
レート（例えばＭＰＥＧ４等による高能率符号化）で動
画像を着信のあった通信端末に伝送することで、住人が
外出先から家の内外部の詳細な情報を得ることができる
ホームセキュリティシステムを提供できる。

【００１１】請求項２記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、複
数の監視カメラを含んで構成され、前記通信装置は、前
記監視カメラで撮影された動画像を高能率符号化する高
能率動画像符号化手段と、外部の通信端末から着信があ
った場合に前記高能率動画像符号化手段により高能率符
号化された動画像を低ビットレートで前記通信端末へ伝
送する着発信制御手段とを具備し、前記制御装置は、前
記複数の監視カメラの動画像を切り替える動画像切替制
御手段を具備したことを特徴としている。

【００１２】請求項２記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、制御装置は、複数の監
視カメラの動画像を切り替える制御を行い、通信装置
は、監視カメラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段
で高能率符号化された画像を通信端末に送信する。

【００１３】すなわち、外部の通信回線からの着信によ
り、通信装置の高能率動画像符号化手段により低ビット
レート（例えばＭＰＥＧ４等による高能率符号化）で動
画像を着信のあった通信端末に伝送することで、住人が
外出先から家の内外部の詳細な情報を得ることができる
ホームセキュリティシステムを提供できる。

【００１４】請求項３記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監
視カメラを含んで構成され、前記通信装置は、前記監視
カメラで撮影された動画像を高能率符号化する高能率動
画像符号化手段と、外部の通信端末から着信があった場
合に前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化さ
れた動画像を低ビットレートで前記通信端末へ伝送する
着発信制御手段とを具備し、前記通信端末は、前記監視
カメラで撮影された動画像を表示する表示手段と、前記
監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作手段
とを具備し、前記制御装置は、前記通信端末の前記操作
手段の操作に基づき前記監視カメラの向きおよびズーム
動作を制御する監視カメラ制御手段を具備したことを特
徴としている。

【００１５】請求項３記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、通信装置は、監視カメ
ラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号
化された画像を通信端末に送信する。これに伴い通信端
末の表示手段には監視カメラで撮影された動画像が表示
されるため、通信端末の操作手段から監視カメラの向き
およびズーム動作の操作指示を行うと、制御装置は、監
視カメラの向きおよびズーム動作を制御する。

【００１６】すなわち、外部の通信回線からの着信によ
り、通信装置の高能率動画像符号化手段により低ビット
レート（例えばＭＰＥＧ４等による高能率符号化）で動
画像を着信のあった通信端末に伝送することで、住人が
外出先から家の内外部の詳細な情報を得ることができる
ホームセキュリティシステムを提供できる。

【００１７】請求項４記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監
視カメラを含んで構成され、前記通信装置は、前記監視
カメラで撮影された動画像を高能率符号化する高能率動
画像符号化手段と、外部の通信端末から着信があった場
合に前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化さ
れた動画像を低ビットレートで前記通信端末へ伝送する
着発信制御手段とを具備し、前記通信端末は、前記監視
カメラで撮影された動画像を表示する表示手段と、前記
監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作手段
とを具備し、前記制御装置は、前記通信端末の前記操作
手段の操作に基づき前記監視カメラの向きおよびズーム
動作を制御する監視カメラ制御手段を具備し、前記通信
装置及び前記通信端末間に、公衆移動通信網を有する伝
送手段を具備したことを特徴としている。

【００１８】請求項４記載の発明では、外出先から通信
端末で公衆移動通信網を介して通信装置へ通信を行う
と、通信装置は、監視カメラで撮影され且つ高能率動画
像符号化手段で高能率符号化された画像を通信端末に送
信する。これに伴い通信端末の表示手段には監視カメラ
で撮影された動画像が表示されるため、通信端末の操作
手段から監視カメラの向きおよびズーム動作の操作指示
を行うと、制御装置は、監視カメラの向きおよびズーム
動作を制御する。

【００１９】すなわち、外部の通信回線からの着信によ
り、通信装置の高能率動画像符号化手段により低ビット
レート（例えばＭＰＥＧ４等による高能率符号化）で動
画像を着信のあった通信端末に伝送することで、住人が
外出先から家の内外部の詳細な情報を得ることができる
ホームセキュリティシステムを提供できる。

【００２０】請求項５記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監
視カメラを含んで構成され、前記通信装置は、前記監視
カメラで撮影された訪問者の映像、音声を高能率符号化
する高能率動画像符号化手段と、前記高能率動画像符号
化手段により高能率符号化された訪問者の映像および音
声を低ビットレートで外部の通信端末へ伝送する着発信
制御手段とを具備したことを特徴としている。

【００２１】請求項５記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、通信装置は、監視カメ
ラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号
化された訪問者の映像、玄関先等に設置された所定の音
声入力手段から入力され且つ高能率動画像符号化手段で
高能率符号化された音声を通信端末に送信する。

【００２２】すなわち、訪問者がある場合にも、訪問者
の映像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手
段により低ビットレートで伝送するので、外出中の住人
が訪問者の識別や用件の確認をすることができるホーム
セキュリティシステムを提供できる。

【００２３】請求項６記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、複
数の監視カメラを含んで構成され、前記通信装置は、前
記監視カメラで撮影された訪問者の映像、音声を高能率
符号化する高能率動画像符号化手段と、前記高能率動画
像符号化手段により高能率符号化された訪問者の映像お
よび音声を低ビットレートで外部の通信端末へ伝送する
着発信制御手段とを具備し、前記制御装置は、前記複数
の監視カメラの動画像を切り替える動画像切替制御手段
を具備したことを特徴としている。

【００２４】請求項６記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、制御装置は、複数の監
視カメラを切り替え制御し、通信装置は、監視カメラで
撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号化さ
れた訪問者の映像、玄関先等に設置された所定の音声入
力手段から入力され且つ高能率動画像符号化手段で高能
率符号化された音声を通信端末に送信する。

【００２５】すなわち、訪問者がある場合にも、訪問者
の映像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手
段により低ビットレートで伝送するので、外出中の住人
が訪問者の識別や用件の確認をすることができるホーム
セキュリティシステムを提供できる。

【００２６】請求項７記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監
視カメラを含んで構成され、前記通信装置は、前記監視
カメラで撮影された訪問者の映像、音声を高能率符号化
する高能率動画像符号化手段と、前記高能率動画像符号
化手段により高能率符号化された訪問者の映像および音
声を低ビットレートで外部の通信端末へ伝送する着発信
制御手段とを具備し、前記通信端末は、前記監視カメラ
で撮影された訪問者の映像を表示する表示手段と、前記
監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作手段
とを具備し、前記制御装置は、前記通信端末の前記操作
手段の操作に基づき前記監視カメラの向きおよびズーム
動作を制御する監視カメラ制御手段を具備したことを特
徴としている。

【００２７】請求項７記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、通信装置は、監視カメ
ラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号
化された訪問者の映像、玄関先等に設置された所定の音
声入力手段から入力され且つ高能率動画像符号化手段で
高能率符号化された音声を通信端末に送信する。これに
伴い通信端末の表示手段には監視カメラで撮影された訪
問者の映像が表示されるため、通信端末の操作手段から
監視カメラの向きおよびズーム動作の操作指示を行う
と、制御装置は、監視カメラの向きおよびズーム動作を
制御する。

【００２８】すなわち、訪問者がある場合にも、訪問者
の映像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手
段により低ビットレートで伝送するので、外出中の住人
が訪問者の識別や用件の確認をすることができるホーム
セキュリティシステムを提供できる。

【００２９】請求項８記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監
視カメラ、インタホンを含んで構成され、前記通信装置
は、前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、前記イ
ンタホンから入力された音声を高能率符号化する高能率
動画像符号化手段と、前記高能率動画像符号化手段によ
り高能率符号化された訪問者の映像および音声を低ビッ
トレートで外部の通信端末へ伝送する着発信制御手段と
を具備し、前記通信端末は、前記監視カメラで撮影され
た訪問者の映像を表示する表示手段と、前記インタホン
から入力された訪問者の音声を再生する音声再生手段
と、前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する
操作手段とを具備し、前記制御装置は、前記通信端末の
前記操作手段の操作に基づき前記監視カメラの向きおよ
びズーム動作を制御する監視カメラ制御手段を具備した
ことを特徴としている。

【００３０】請求項８記載の発明では、外出先から通信
端末で通信装置へ通信を行うと、通信装置は、監視カメ
ラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号
化された訪問者の映像、インタホンから入力され且つ高
能率動画像符号化手段で高能率符号化された音声を通信
端末に送信する。これに伴い通信端末の表示手段には監
視カメラで撮影された訪問者の映像が表示されるため、
通信端末の操作手段から監視カメラの向きおよびズーム
動作の操作指示を行うと、制御装置は、監視カメラの向
きおよびズーム動作を制御する。

【００３１】すなわち、訪問者がある場合にも、訪問者
の映像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手
段により低ビットレートで伝送するので、外出中の住人
が訪問者の識別や用件の確認をすることができるホーム
セキュリティシステムを提供できる。

【００３２】請求項９記載の発明のホームセキュリティ
システムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御を
行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホー
ムセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、監
視カメラ、インタホンを含んで構成され、前記通信装置
は、前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、前記イ
ンタホンから入力された音声を高能率符号化する高能率
動画像符号化手段と、前記高能率動画像符号化手段によ
り高能率符号化された訪問者の映像および音声を低ビッ
トレートで外部の通信端末へ伝送する着発信制御手段と
を具備し、前記通信端末は、前記監視カメラで撮影され
た訪問者の映像を表示する表示手段と、前記インタホン
から入力された訪問者の音声を再生する音声再生手段
と、前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する
操作手段とを具備し、前記制御装置は、前記通信端末の
前記操作手段の操作に基づき前記監視カメラの向きおよ
びズーム動作を制御する監視カメラ制御手段を具備し、
前記通信装置及び前記通信端末間に、公衆移動通信網を
有する伝送手段を具備したことを特徴としている。

【００３３】請求項９記載の発明では、外出先から公衆
移動通信網を介して通信端末で通信装置へ通信を行う
と、通信装置は、監視カメラで撮影され且つ高能率動画
像符号化手段で高能率符号化された訪問者の映像、イン
タホンから入力され且つ高能率動画像符号化手段で高能
率符号化された音声を通信端末に送信する。これに伴い
通信端末の表示手段には監視カメラで撮影された訪問者
の映像が表示されるため、通信端末の操作手段から監視
カメラの向きおよびズーム動作の操作指示を行うと、制
御装置は、監視カメラの向きおよびズーム動作を制御す
る。

【００３４】すなわち、訪問者がある場合にも、訪問者
の映像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手
段により低ビットレートで伝送するので、外出中の住人
が訪問者の識別や用件の確認をすることができるホーム
セキュリティシステムを提供できる。

【００３５】請求項１０記載の発明のホームセキュリテ
ィシステムは、室内外の監視を行う監視装置、監視制御
を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
ームセキュリティシステムにおいて、前記監視装置は、
監視カメラ、インタホンを含んで構成され、前記通信装
置は、前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、前記
インタホンから入力された音声を高能率符号化する高能
率動画像符号化手段と、前記高能率動画像符号化手段に
より高能率符号化された訪問者の映像および音声を低ビ
ットレートで外部の通信端末へ伝送する着発信制御手段
とを具備し、前記通信端末は、前記監視カメラで撮影さ
れた訪問者の映像を表示する表示手段と、前記インタホ
ンから入力された訪問者の音声を再生する音声再生手段
と、前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する
操作手段とを具備し、前記制御装置は、前記通信端末の
前記操作手段の操作に基づき前記監視カメラの向きおよ
びズーム動作を制御する監視カメラ制御手段と、住人が
外出中の場合に予め登録された住人の通信端末を呼び出
す通信端末呼出制御手段とを具備し、前記通信装置及び
前記通信端末間に、公衆移動通信網を有する伝送手段を
具備したことを特徴としている。

【００３６】請求項１０記載の発明では、外出先から公
衆移動通信網を介して通信端末で通信装置へ通信を行う
と、制御装置は、住人が外出中の場合に予め登録された
住人の通信端末を呼び出す制御を行い、通信装置は、監
視カメラで撮影され且つ高能率動画像符号化手段で高能
率符号化された訪問者の映像、インタホンから入力され
且つ高能率動画像符号化手段で高能率符号化された音声
を、呼び出された通信端末に送信する。これに伴い通信
端末の表示手段には監視カメラで撮影された訪問者の映
像が表示されるため、通信端末の操作手段から監視カメ
ラの向きおよびズーム動作の操作指示を行うと、制御装
置は、監視カメラの向きおよびズーム動作を制御する。

【００３７】すなわち、訪問者がある場合にも、訪問者
の映像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手
段により低ビットレートで伝送するので、外出中の住人
が訪問者の識別や用件の確認をすることができるホーム
セキュリティシステムを提供できる。

【００３８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図１は本発明の第１実施形
態のホームセキュリティシステムの構成例を示すブロッ
ク図である。

【００３９】同図に示すように、この第１実施形態のホ
ームセキュリティシステムは、コントローラ１０１と、
監視カメラ１０２、着発信制御装置１０３及び高能率動
画像符号化器１０４を備えた通信装置１０５と、携帯端
末１０６と、基地局１０７と、通信回線１０８とを具備
している。

【００４０】コントローラ１０１は、通信装置１０５と
接続されており、携帯端末１０６から基地局１０７及び
通信回線１０８を介して通信装置１０５の着発信制御装
置１０３で着信した信号に基づき、監視カメラ１０２を
制御すると共に、通信装置１０５の高能率動画像符号化
器１０４から低ビットレートで動画像を携帯端末１０６
へ伝送するように制御する。

【００４１】通信装置１０５は、例えば図３に示す如く
構成されている。通信装置１０５の監視カメラ１０２
は、室内における異常の有無を監視するための撮影を行
う。通信装置１０５の着発信制御装置１０３は、外部か
らの着信、外部への発信を制御する。通信装置１０５の
高能率動画像符号化器１０４は、例えば図５に示す如く
構成されており、動画像を高能率符号化（データ圧縮）
するものであり、低ビットレートで動画像を着信があっ
た携帯端末１０６へ伝送する。携帯端末１０６は、例え
ば図２に示す如く構成されており、基地局１０７及び通
信回線１０８を介して通信装置１０５と通信を行う。

【００４２】図２（ａ）はこの第１実施形態の携帯端末
１０６の基本形を示す概略図である。同図に示すよう
に、携帯端末１０６は、携帯端末本体に、アンテナ２０
１、ディスプレイ２０２、ダイヤル盤２０３を具備して
いる。図２（ｂ）〜（ｄ）については後述する。

【００４３】図３（ａ）はこの第１実施形態の通信装置
１０５の基本形を示す概略図である。同図に示すよう
に、通信装置１０５は、通信装置本体上部に監視カメラ
１０２を有すると共に、通信装置本体内部に着発信制御
装置１０３、高能率動画像符号化器１０４を具備してい
る。図３（ｂ）については後述する。

【００４４】図５はこの第１実施形態の高能率動画像符
号化器１０４の構成例を示すブロック図である。

【００４５】同図に示すように、高能率動画像符号化器
１０４は、符号化制御部５０１、ＤＣＴ（Ｄiscrete Ｃ
osine Ｔransform：離散コサイン変換）部５０２、量子
化部５０３、逆量子化部５０４、逆ＤＣＴ部５０５、予
測メモリ１・５０６、予測メモリ２・５０７、平均部５
０８、切り替えスイッチ５０９、５１０、加算器５１
１、減算器５１２を具備している。

【００４６】ＤＣＴ部５０２は、複数の画素をまとめた
画素ブロック毎に変換を施し、ＤＣＴ変換係数の領域で
ビットレート低減の符号化処理を行う。量子化部５０３
は、アナログ信号の振幅を有限個の離散的な値に変換
し、デジタル信号に変換する。逆量子化部５０４は、逆
量子化処理を行い、逆ＤＣＴ部５０５、逆ＤＣＴ処理を
行う。

【００４７】次に、この第１実施形態のホームセキュリ
ティシステムの動作を説明する。

【００４８】図４はこの第１実施形態のホームセキュリ
ティシステムを設置した室内における監視例を示す概略
図である。

【００４９】このホームセキュリティシステムの場合、
まず、通信装置１０５を監視したい場所、例えば火元に
なりやすい台所や留守中気にかかる動植物などに向けて
セットしておく。外出先から携帯端末１０６を用いて基
地局１０７及び通信回線１０８を介し通信装置１０５に
ダイヤルすると、通信装置１０５は着信に伴い監視カメ
ラ１０２及び高能率動画像符号化器１０４の動作を開始
する。高能率動画像符号化器１０４で高能率符号化され
た画像は通信回線１０８を介して携帯端末１０６に送信
され、ディスプレイ２０２に表示される。このようにし
て留守中の室内を監視することができる。

【００５０】なお、上記第１実施形態では通信装置１０
５の監視カメラ１０２は固定式としたが、監視カメラ１
０２に自動首振り機構を設け、自動的に首を振って広い
室内を撮影するように構成してもよい。

【００５１】また、図２（ｂ）に示すように、携帯端末
に制御ボタン２１４を付加し、監視カメラ１０２の向き
を制御したりズーム動作等を行わせるようにしてもよ
い。この場合、制御信号は通信回線１０８を介して、例
えば音声信号のバンドを使って伝送することができる。

【００５２】また、映像だけでなく状況を示す音を集音
して送ることもできる。その場合は、通信装置側にマイ
ク３０３とオーディオ符号化器３０４が、携帯端末側に
はスピーカ２１５が必要である。さらに、通信装置に
は、照明手段３０１や三脚・クリップ等の保持器３０５
を付けることができる。照明手段３０１は監視カメラ３
０２の作動と共に点灯する。これらの付加機器を備えた
通信装置の例を図３（ｂ）に示す。

【００５３】また、図２（ｃ）は携帯端末の別の構成例
であり、携帯電話２２１にディスプレイ２２２を接続す
る場合である。このときダイヤルは携帯電話２２１を使
って行い、画像の伝送は携帯電話２２１のバンドを使っ
て行われる。通信回線１０８に画像のバンドがあれば、
音も集音して送ることができる。スピーカは携帯電話を
用いればよい。

【００５４】また、図２（ｂ）と同じく制御ボタンを備
えることもできる。または、マイクを通じて音声で指令
を与え、通信装置１０５において音声認識を行って監視
カメラ１０２を制御する方法もある。

【００５５】また、図２（ｄ）は電話・映像一体型の携
帯端末の構成例であり、電話２３５とディスプレイ２３
２とを一体型としたものである。図２（ｄ）の携帯端末
は、ＭＰＥＧ（Ｍoving Ｐicture Ｅxperts Ｇroup：
カラー動画像のデジタル符号／復号方式の一種）４等の
画像・音声ハイブリッド通信方式に使われる。

【００５６】上記ＭＰＥＧ４は、インターネットなど６
４Ｋビット／秒以下と非常に低速な伝送速度を主なター
ゲットとした、移動体通信など伝送路誤りが発生する環
境も考慮する動画像符号化方式であり、映像／オーディ
オのデータをオブジェクト単位で表現する点が特徴であ
る。例えば、背景画像、文字、コンピュータグラフィッ
クス等をオブジェクトとして符号化し、復号化側ではそ
れらを合成して一つのシーンとして表示する。また、様
々な品質や帯域のネットワークに適応すべく、符号化効
率の向上や誤り耐性の強化、時間／空間分解能可変性な
どの階層符号化方式の導入等が規定されている。ＭＰＥ
Ｇ４ではオブジェクトの特徴に応じて複数の符号化方式
を選択できるため、非常に自由度が高い。

【００５７】また、通信回線１０８が公衆移動通信網で
ダイヤル番号が電話番号でもある場合などには、電話機
能との切り替えスイッチが必要である。また、他人がダ
イヤルして画像を盗むことが無いように、パスワードを
設定したり、伝送信号に秘話機能を持たせ、特定の端末
以外では再生ができないようにするパーソナル機能を付
けることも考えられる。

【００５８】このようにこの第１実施形態のホームセキ
ュリティシステムによれば、外出先から携帯端末１０６
で通信装置１０５へ通信を行うと、通信装置１０５は、
監視カメラ１０２で撮影され且つ通信装置１０５の高能
率動画像符号化器１０４で高能率符号化された画像を携
帯端末１０６に送信する。すなわち、外部の通信回線か
らの着信により、通信装置１０５の高能率動画像符号化
器１０４により低ビットレート（例えばＭＰＥＧ４等に
よる高能率符号化）で動画像を着信のあった携帯端末１
０６に伝送することで、住人が外出先から家の内外部の
詳細な情報を得ることができるホームセキュリティシス
テムを提供できる。

【００５９】次に、本発明の第２実施形態のホームセキ
ュリティシステムについて説明する。図６は本発明の第
２実施形態のホームセキュリティシステムの構成例を示
すブロック図である。

【００６０】同図に示すように、この第２実施形態のホ
ームセキュリティシステムは、コントローラ６０１と、
複数台の監視カメラ６０２Ａ〜６０２Ｄと、着発信制御
装置６０３及び高能率動画像符号化器６０４を備えた通
信装置６０５と、携帯端末６０６と、基地局６０７と、
通信回線６０８とを具備している。監視カメラ６０２Ａ
〜６０２Ｄは上記図３、携帯端末６０６は上記図２に示
したものでよい。

【００６１】コントローラ６０１は、通信装置６０５と
接続されており、携帯端末６０６から基地局６０７及び
通信回線６０８を介して通信装置６０５の着発信制御装
置６０３で着信した信号に基づき、監視カメラ６０２Ａ
〜６０２Ｄの映像を切り替え制御すると共に、通信装置
６０５の高能率動画像符号化器６０４から低ビットレー
トで動画像を携帯端末６０６へ伝送するように制御す
る。

【００６２】通信装置６０５の監視カメラ６０２Ａ〜６
０２Ｄは、住宅内における異常の有無を監視するための
撮影を行う。通信装置６０５の着発信制御装置６０３
は、外部からの着信、外部への発信を制御する。通信装
置６０５の高能率動画像符号化器６０４は、動画像を高
能率符号化（データ圧縮）するものであり、低ビットレ
ートで動画像を着信があった携帯端末６０６へ伝送す
る。携帯端末６０６は、基地局６０７及び通信回線６０
８を介して通信装置６０５と通信を行う。

【００６３】この第２実施形態のホームセキュリティシ
ステムの動作も、上記第１実施形態と同様である。

【００６４】なお、コントローラ６０１が制御する子機
は監視カメラ６０２Ａ〜６０２Ｄだけでなく、通常の電
話子機や各種センサ等もコントローラ６０１で制御可能
である。

【００６５】このようにこの第２実施形態のホームセキ
ュリティシステムによれば、外出先から携帯端末６０６
で通信装置６０５へ通信を行うと、コントローラ６０１
は、複数台の監視カメラ６０２Ａ〜６０２Ｄの動画像を
切り替え制御し、通信装置６０５は、監視カメラ６０２
Ａ〜６０２Ｄで撮影され且つ通信装置６０５の高能率動
画像符号化器６０４で高能率符号化された画像を携帯端
末６０６に送信する。すなわち、外部の通信回線からの
着信により、通信装置６０５の高能率動画像符号化器６
０４により低ビットレート（例えばＭＰＥＧ４等による
高能率符号化）で動画像を着信のあった携帯端末６０６
に伝送することで、住人が外出先から家の内外部の詳細
な情報を得ることができるホームセキュリティシステム
を提供できる。

【００６６】次に、本発明の第３実施形態のホームセキ
ュリティシステムについて説明する。図７は本発明の第
３実施形態のホームセキュリティシステムの構成例を示
すブロック図である。

【００６７】同図に示すように、この第３実施形態のホ
ームセキュリティシステムは、コントローラ７２１と、
インタホン７１４と、監視カメラ７１５と、着発信制御
装置及び高能率動画像符号化器（以上図示略）を備えた
通信装置７２２と、携帯端末７３２と、基地局７３３
と、通信回線７３４とを具備している。

【００６８】コントローラ７２１には、インタホン７１
４と監視カメラ７１５と通信装置７２２が接続されてい
る。コントローラ７２１は、予め登録された携帯端末７
３２に通信装置７２２を使って電話をかけることができ
る。また、コントローラ７２１は、インタホン７１４が
押されたことを示す信号、インタホン７１４のマイクに
入力される音声、監視カメラ７１５からの映像を受け取
り、処理することができる。また、コントローラ７２１
は、何らかの手段で住人が外出中であることを知ること
ができる。

【００６９】インタホン７１４は、玄関先に設置されて
おり、入力された訪問者の音声をコントローラ７２１へ
出力する。監視カメラ７１５は、玄関先に設置されてお
り、訪問者の映像をコントローラ７２１へ出力する。通
信装置７２２は通信回線（公衆網）７３４に接続されて
おり、携帯端末７３２との間における着発信制御、訪問
者の映像、音声の高能率符号化を行う。携帯端末７３２
は、音声と高能率符号化された映像を受信でき、音声を
再生すると共に映像を表示することが可能である。

【００７０】次に、この第３実施形態の動作を説明す
る。このホームセキュリティシステムの場合、住人が外
出中の場合、訪問者がインタホン７１４を押すと、イン
タホン７１４からコントローラ７２１に信号を送って訪
問者が来たことを知らせる。コントローラ７２１は住人
が外出中であることがわかると、コントローラ７２１に
予め登録されている住人の携帯端末７３２の電話番号を
呼び出す。そこで、住人が携帯端末７３２で応答する
と、コントローラ７２１はインタホン７１４のマイクか
らの音声と監視カメラ７１５からの映像を高能率符号化
して携帯端末７３２に伝送する。

【００７１】このようにこの第３実施形態のホームセキ
ュリティシステムによれば、住人の外出時における訪問
者のインタホン押下に伴い、住人の携帯端末７３２の電
話番号を呼び出し、住人の携帯端末７３２からの応答に
基づき、インタホン７１４のマイクからの音声と監視カ
メラ７１５からの映像を高能率符号化して携帯端末７３
２に伝送する。すなわち、訪問者がある場合にも、訪問
者の映像、音声を外部の携帯端末７３２へ通信装置７２
２の高能率動画像符号化器により低ビットレートで伝送
するので、外出中の住人が訪問者の識別や用件の確認を
することができるホームセキュリティシステムを提供で
きる。

【００７２】なお、本発明は上記の実施形態の内容に限
定されるものではない。

【００７３】上記実施形態では通信装置と通信を行う外
部通信端末としての携帯端末の場合を例にあげて説明し
たが、外部通信端末として固定端末を使用してもよく、
携帯端末及び固定端末の両方を使用してもよい。

【００７４】また、上記実施形態では監視カメラ、イン
タホンを室内、玄関先に設置した場合を例にあげて説明
したが、監視カメラ、インタホン以外に、例えば煙感知
器、ガス検知器、防犯センサ等の防災機器、防犯機器を
設置してもよい。

【００７５】また、上記実施形態では監視カメラ、イン
タホンを室内、玄関先に設置した場合を例にあげて説明
したが、室内、玄関先に設置する他に、庭や門などの住
宅周囲を監視可能な場所に設置してもよい。

【００７６】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部の通信回線からの着信により、高能率動画像符号化手
段により低ビットレート（例えばＭＰＥＧ４等の画像・
音声ハイブリッド通信方式）で動画像を着信のあった通
信端末に伝送することで、住人が外出先から家の内外部
の詳細な情報を得ることができるホームセキュリティシ
ステムを提供できる。

【００７７】また、訪問者がある場合にも、訪問者の映
像、音声を外部の通信端末へ高能率動画像符号化手段に
より低ビットレートで伝送するので、外出中の住人が訪
問者の識別や用件の確認をすることができるホームセキ
ュリティシステムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態のホームセキュリティシ
ステムの構成例を示すブロック図。

【図２】携帯端末の構成例を示す概略図であり、（ａ）
は第１実施形態の携帯端末の基本形を示す概略図、
（ｂ）は制御ボタン及びスピーカを付加した携帯端末の
概略図、（ｃ）は携帯電話とディスプレイを別体とした
携帯端末の概略図、（ｄ）は電話・映像一体型の携帯端
末の概略図。

【図３】通信装置の構成例を示す概略図であり、（ａ）
は第１実施形態の通信装置の基本形を示す概略図、
（ｂ）は照明手段、マイク、オーディオ符号化器、保持
器を有する通信装置の概略図。

【図４】第１実施形態の監視例を示す概略図。

【図５】第１実施形態の高能率動画像符号化器の構成例
を示すブロックを示す図。

【図６】本発明の第２実施形態のホームセキュリティシ
ステムの構成例を示すブロック図。

【図７】本発明の第３実施形態のホームセキュリティシ
ステムの構成例を示すブロック図。

【図８】従来例のホームセキュリティシステムの構成例
を示すブロック図。

【符号の説明】

１０１、６０１、７２１…コントローラ、１０２、６０
２Ａ〜６０２Ｄ、７１５…監視カメラ、１０３、６０３
…着発信制御装置、１０４、６０４…高能率動画像符号
化器、１０５、６０５、７２２…通信装置、１０６、６
０６、７３２…携帯端末、１０８、６０８、７３４…通
信回線、７１４…インタホン。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９Ｔ ５Ｋ１０１ １０９Ｈ (72)発明者 塚原 由利子 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 鈴木 正和 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 白築 正樹 東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１ 株 式会社東芝日野工場内 Ｆターム(参考） 5C022 AA06 AA11 AB65 AC69 AC71 AC75 CA00 5C054 AA02 CA04 CC05 CD04 CD06 CH04 EA01 EA03 EG10 FA04 FE26 FF06 HA18 HA22 5C087 AA02 AA37 BB21 BB32 BB62 BB72 DD03 DD24 EE05 EE06 FF01 FF04 FF23 GG66 GG70 GG83 5K048 AA05 BA01 DA02 DB01 DC01 DC07 EA12 EB14 EB15 FB15 HA04 HA06 5K067 AA34 BB04 BB21 DD28 DD52 EE02 EE10 FF23 5K101 KK11 KK13 LL12 NN06 NN15 NN18 QQ04 RR12

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された動画像を高能率符号化する
   高能率動画像符号化手段と、 外部の通信端末から着信があった場合に前記高能率動画
   像符号化手段により高能率符号化された動画像を低ビッ
   トレートで前記通信端末へ伝送する着発信制御手段とを
   具備したことを特徴とするホームセキュリティシステ
   ム。
2. 【請求項２】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 複数の監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された動画像を高能率符号化する
   高能率動画像符号化手段と、 外部の通信端末から着信があった場合に前記高能率動画
   像符号化手段により高能率符号化された動画像を低ビッ
   トレートで前記通信端末へ伝送する着発信制御手段とを
   具備し、 前記制御装置は、 前記複数の監視カメラの動画像を切り替える動画像切替
   制御手段を具備したことを特徴とするホームセキュリテ
   ィシステム。
3. 【請求項３】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された動画像を高能率符号化する
   高能率動画像符号化手段と、 外部の通信端末から着信があった場合に前記高能率動画
   像符号化手段により高能率符号化された動画像を低ビッ
   トレートで前記通信端末へ伝送する着発信制御手段とを
   具備し、 前記通信端末は、 前記監視カメラで撮影された動画像を表示する表示手段
   と、 前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作
   手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記通信端末の前記操作手段の操作に基づき前記監視カ
   メラの向きおよびズーム動作を制御する監視カメラ制御
   手段を具備したことを特徴とするホームセキュリティシ
   ステム。
4. 【請求項４】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された動画像を高能率符号化する
   高能率動画像符号化手段と、 外部の通信端末から着信があった場合に動画像を低ビッ
   トレートで前記通信端末へ伝送する着発信制御手段とを
   具備し、 前記通信端末は、 前記監視カメラで撮影された動画像を表示する表示手段
   と、 前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作
   手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記通信端末の前記操作手段の操作に基づき前記監視カ
   メラの向きおよびズーム動作を制御する監視カメラ制御
   手段を具備し、 前記通信装置及び前記通信端末間に、公衆移動通信網を
   有する伝送手段を具備したことを特徴とするホームセキ
   ュリティシステム。
5. 【請求項５】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、音声を高能
   率符号化する高能率動画像符号化手段と、 前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
   訪問者の映像および音声を低ビットレートで外部の通信
   端末へ伝送する着発信制御手段とを具備したことを特徴
   とするホームセキュリティシステム。
6. 【請求項６】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 複数の監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、音声を高能
   率符号化する高能率動画像符号化手段と、 前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
   訪問者の映像および音声を低ビットレートで外部の通信
   端末へ伝送する着発信制御手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記複数の監視カメラの動画像を切り替える動画像切替
   制御手段を具備したことを特徴とするホームセキュリテ
   ィシステム。
7. 【請求項７】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、音声を高能
   率符号化する高能率動画像符号化手段と、 前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
   訪問者の映像および音声を低ビットレートで外部の通信
   端末へ伝送する着発信制御手段とを具備し、 前記通信端末は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像を表示する表
   示手段と、 前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作
   手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記通信端末の前記操作手段の操作に基づき前記監視カ
   メラの向きおよびズーム動作を制御する監視カメラ制御
   手段を具備したことを特徴とするホームセキュリティシ
   ステム。
8. 【請求項８】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラ、インタホンを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、前記インタ
   ホンから入力された音声を高能率符号化する高能率動画
   像符号化手段と、 前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
   訪問者の映像および音声を低ビットレートで外部の通信
   端末へ伝送する着発信制御手段とを具備し、 前記通信端末は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像を表示する表
   示手段と、 前記インタホンから入力された訪問者の音声を再生する
   音声再生手段と、 前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作
   手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記通信端末の前記操作手段の操作に基づき前記監視カ
   メラの向きおよびズーム動作を制御する監視カメラ制御
   手段を具備したことを特徴とするホームセキュリティシ
   ステム。
9. 【請求項９】 室内外の監視を行う監視装置、監視制御
   を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備したホ
   ームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラ、インタホンを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、前記インタ
   ホンから入力された音声を高能率符号化する高能率動画
   像符号化手段と、 前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
   訪問者の映像および音声を低ビットレートで外部の通信
   端末へ伝送する着発信制御手段とを具備し、 前記通信端末は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像を表示する表
   示手段と、 前記インタホンから入力された訪問者の音声を再生する
   音声再生手段と、 前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作
   手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記通信端末の前記操作手段の操作に基づき前記監視カ
   メラの向きおよびズーム動作を制御する監視カメラ制御
   手段を具備し、 前記通信装置及び前記通信端末間に、公衆移動通信網を
   有する伝送手段を具備したことを特徴とするホームセキ
   ュリティシステム。
10. 【請求項１０】 室内外の監視を行う監視装置、監視制
    御を行う制御装置、通信制御を行う通信装置を具備した
    ホームセキュリティシステムにおいて、 前記監視装置は、 監視カメラ、インタホンを含んで構成され、 前記通信装置は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像、前記インタ
    ホンから入力された音声を高能率符号化する高能率動画
    像符号化手段と、 前記高能率動画像符号化手段により高能率符号化された
    訪問者の映像および音声を低ビットレートで外部の通信
    端末へ伝送する着発信制御手段とを具備し、 前記通信端末は、 前記監視カメラで撮影された訪問者の映像を表示する表
    示手段と、 前記インタホンから入力された訪問者の音声を再生する
    音声再生手段と、 前記監視カメラの向きおよびズーム動作を操作する操作
    手段とを具備し、 前記制御装置は、 前記通信端末の前記操作手段の操作に基づき前記監視カ
    メラの向きおよびズーム動作を制御する監視カメラ制御
    手段と、 住人が外出中の場合に予め登録された住人の通信端末を
    呼び出す通信端末呼出制御手段とを具備し、 前記通信装置及び前記通信端末間に、公衆移動通信網を
    有する伝送手段を具備したことを特徴とするホームセキ
    ュリティシステム。