JP2001075418A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001075418A
JP2001075418A JP25175599A JP25175599A JP2001075418A JP 2001075418 A JP2001075418 A JP 2001075418A JP 25175599 A JP25175599 A JP 25175599A JP 25175599 A JP25175599 A JP 25175599A JP 2001075418 A JP2001075418 A JP 2001075418A
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JP
Japan
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fixing roller
transfer material
image forming
forming apparatus
jam
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Pending
Application number
JP25175599A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Ootsuki
和俊 大朏
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラへの巻き付きジャムを即座に検出
することができ、巻き付きジャムの容易な処理を可能に
した画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 定着ロ−ラ20幅方向の異なる箇所にお
いて定着ロ−ラ20の表面温度を温度センサ24,25
で検知し、その検知した表面温度の変化から転写材10
のジャムを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱手段に加熱さ
れる定着ローラを有するローラ対を備え、該ローラ対に
より転写後の転写材を挟持搬送することにより、転写材
上に担持された未定着画像の定着を行う画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置において、例えば定着ローラと加圧ローラと
からなるローラ対を備えた定着装置が広く採用されてい
る。この種の画像形成装置は、転写材の未定着トナー像
を担持した面が、加熱手段を有する定着ローラ側に接す
るようにして定着ローラと加圧ローラに挟持搬送され、
その際、熱及び圧の作用により未定着トナー像が転写材
に定着される。この定着時において、トナー像は溶融さ
れて定着ローラへ付着し、それによって転写材が定着ロ
ーラに巻き付いてしまうことが多々起こり得る。
【0003】かかる不具合の発生を軽減するため、種々
の提案がなされており、定着ローラの表面に離型性のよ
い材料で被覆したり、定着ローラに分離爪を設けて転写
材の巻き付けを防止していた。しかし、転写材の巻き付
けは完璧に防止することが困難であり、このため画像形
成装置には転写材の巻き付けジャムが発生したことを検
出する手段を設けている。
【0004】従来、画像形成装置において、定着ロ−ラ
への巻き付きジャムの検出手段としては、定着ロ−ラの
下流に設けられた排紙センサが転写紙の先端を検知すれ
ば、前記ジャムは発生しなかったものとしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の検出方法では、ジャム検出時間の余裕度を考慮
すると、どうしてもジャム発生から検出まで時間が掛か
りすぎてしまうため、その間ジャム紙の巻き付けが進行
するため、その分処理が非常に面倒になってしまうとい
う不具合があった。
【0006】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
定着ローラへの巻き付きジャムを即座に検出することが
でき、巻き付きジャムの容易な処理を可能にした画像形
成装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、加熱手段に加熱される定着ローラを有す
るローラ対を備え、該ローラ対により転写後の転写材を
挟持搬送することにより、転写材上に担持された未定着
画像の定着を行う画像形成装置において、前記定着ロ−
ラ幅方向の異なる箇所において定着ロ−ラ表面温度を検
知し、その検知した表面温度の変化から転写材のジャム
を検出することを特徴としている。
【0008】なお、本発明は、前記定着ローラの表面温
度を検知する少なくとも2つの検知器を設け、一方の検
知器が画像形成可能な最大サイズの通紙幅より外側にお
ける定着ローラの表面温度を検知し、他方の検知器が画
像形成可能な最小サイズの通紙幅内における定着ローラ
の表面温度を検知すると、効果的である。
【0009】さらに、本発明は、前記ジャムが検出され
た場合、その情報を画像形成装置本体の表示部を介して
外部表示すると、効果的である。さらにまた、本発明
は、前記定着ロ−ラが正回転、逆回転可能であり、前記
ジャムを検出した際、直ちに前記定着ロ−ラを一定量逆
回転させると、効果的である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装
置の一実施形態を示すエンジン部の略断面図である。
【0011】図1において、潜像担持体としての感光体
ドラム1は、反時計方向に回転駆動されながら、帯電手
段2により一様に帯電された後、レーザー光学装置3に
より例えばスキャナ4からの画像情報に基づき走査露光
されて表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム1上
に形成された静電潜像は、現像手段5によりトナーで現
像され、これにより感光体ドラム1上に画像が形成され
る。
【0012】感光体ドラム1上に形成された画像は、自
動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ7aから給
紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て転写部へ搬
送された転写材10上に、転写手段6の作用下に転写さ
れる。転写終了後の転写材10は後述する定着装置12
によりトナー像が定着され、プリントとして排紙トレイ
14の上に排出される。なお、転写されなかった感光体
ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13により感光
体ドラム1から除去される。
【0013】図2は、定着装置12の断面図である。定
着装置12は、定着ロ−ラ20と、該定着ローラ20に
圧接された加圧ローラ21とのローラ対を有し、一方の
ローラ、例えば定着ローラ20が図示していないメイン
駆動装置に駆動連結されて反時計方向に回転駆動され、
両ローラはそれぞれ矢印方向に回転される。定着ローラ
20には、加熱手段としてのヒータ22が内蔵されてお
り、未定着トナー像を担持した転写材10はヒータ22
によって所定の温度に加熱された定着ローラ20と加圧
ローラ21のニップを通紙されることで、トナー像が溶
融されて定着される。なお、定着装置12には定着ロー
ラ20の表面温度を検知する温度検知手段として2個の
温度センサ24,25が設けられており、該温度センサ
24,25の信号により制御部26においてヒータ22
のオン・オフ制御をし、定着ローラ20の表面温度が所
定の定着温度を維持するように制御している。
【0014】定着装置12は、転写材10の定着ローラ
20への巻き付きジャムやトナー像のオフセットを防止
するため、定着ローラ20の表面を、離型性の良い表面
層を設けるとともに、巻き付きジャムに対しては定着ロ
ーラ20の表面へ弾発的に当接するように配置された分
離爪23を設けている。
【0015】この構成により、転写材10の定着ローラ
20への巻き付きジャムはほぼ防止することができるが
完全に無くすことはできず、万一巻き付きジャムが発生
すると、その発見に遅れれば遅れる程、その処理に手間
がかかっることは先に説明した。
【0016】本発明は、転写材10の定着ローラ20へ
の巻き付きジャムが発生しても、これを直ちに発見する
ことができるものであり、その構成を、図3を用いて詳
しく説明する。
【0017】図3において、本実施形態のプリンタは転
写材10が中央基準で搬送されるとともに、符号10A
で示す最大サイズ幅の転写材から符号10Bで示す最小
サイズ幅の転写材までの複数サイズの転写材を使用する
ことができるように設定されている。そして、本実施形
態では定着ローラ20に2個の温度センサが取り付られ
ており、一方の温度センサ24は最小サイズ幅の転写材
10Bの幅内に配置され、他方の温度センサ25は最大
サイズ幅の転写材10Aの幅より外側に配置されてい
る。なお、温度センサ24,25はスプリング等によっ
て弾発的に定着ローラ20の表面に当接されている。
【0018】上記のように温度センサ24,25を設け
ると、定着巻き付きジャムが発生したとき、如何なるサ
イズの転写材10であっても温度センサ24と定着ロー
ラ20との間に入り込むため、図5に示すように、温度
センサ24の検知温度が急激に下がる。これに対し、温
度センサ25と定着ローラ20との間にはジャムした転
写材10が入り込むことがないので変化しない。そし
て、両温度センサ24,25の検知温度差ΔTを監視す
ることで定着ローラ20への巻き付きジャムを瞬時に検
知することができる。
【0019】このように、両温度センサ24,25の検
知温度差ΔTから制御部26が定着ローラ20への巻き
付きジャムを瞬時に検出し、その信号を用いて図4に示
すように、定着ヒ−タ22、及び、定着ローラ20や用
紙搬送系を駆動しているメインモ−タを停止させる構成
が簡単に得られる。このよう構成すると、ジャムが発生
しても直ちに定着ローラ20等を停止するので、転写材
10の定着ローラ20への巻き付け量が少なくて済み、
そのジャム処理が簡単になる。また、定着部の処理は温
度がある程度下がらないと危険であるが、定着ヒ−タ2
2もジャム検知でオフすることで、作業開始を早められ
る。
【0020】また、本実施形態では図6に示すように、
制御部26が定着巻き付きジャムを検出すると、その情
報が操作パネル等の表示部に外部表示され、ユーザーに
報知する構成になっている。このため、小サイズの転写
紙等が定着内部に滞留してジャム紙が見えなくなって
も、確実にジャム箇所を表示させることができる。
【0021】図7は、本発明の他の実施形態を示す斜視
構成図で、図8にその実施形態の制御ブロック図であ
る。図7において、定着ギヤ29にはメイン駆動装置で
はなく、正回転・逆回転可能な定着駆動モ−タ28が連
結されており、定着駆動モ−タ28により定着ロ−ラ2
0は独立駆動できるように構成されている。
【0022】図8において、制御部26が温度センサ2
4、25により定着巻き付きジャムを検出すると、直ち
にメインモ−タが停止される。また、定着駆動モ−タ2
8も正回転が直ちに停止され、そしてある設定された時
間分だけ、逆回転をするように制御している。
【0023】このように構成すると、一度定着ロ−ラ2
0に巻き付いたジャム紙は定着ロ−ラ20の逆回転で排
出され、ジャム紙を容易に除去することができる。な
お、本発明はすべての用紙サイズの転写材が通紙される
領域と、すべての用紙サイズの転写材が通紙されない領
域とに温度センサを設けてあれば、温度センサの設置数
は任意である。
【0024】
【発明の効果】請求項1および2の構成によれば、定着
ロ−ラに温度センサを2個備えることにより、定着巻き
付きジャムを確実に検知させることができる。請求項3
の構成によれば、定着巻き付きジャム検知によりされた
情報を操作パネル等に外部表示させることにより、小サ
イズの転写紙等が定着内部に滞留してジャム紙が見えな
くなっても、確実にジャム箇所を表示させることができ
る。
【0025】請求項4の構成によれば、転写材が定着ロ
−ラに巻き付いても、その巻き付いたジャム紙の容易に
除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図2】その画像形成装置の定着装置を示す断面構成図
である。
【図3】2個の温度センサの配置例を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態を示す制御ブロック図であ
る。
【図5】巻き付きジャム発生時における温度センサの検
知温度の動きを示すグラフである。
【図6】本発明の他の実施形態を示す制御ブロック図で
ある。
【図7】本発明の他の実施形態を示す定着部の斜視構成
図である。
【図8】図7の実施形態における制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】
12 定着装置 20 定着ローラ 21 加圧ローラ 24,25 温度センサ 26 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 386 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA12 DC14 ED25 EE02 EK03 GA30 GB06 2H033 AA37 BA32 BB00 CA04 CA07 CA22 CA40 CA57 2H072 AA02 AA16 AA30 AB20 AB27 CA01 CB08 EA01 EA15 JA02 3F048 AA01 AB01 BA14 BC03 EB24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段に加熱される定着ローラを有す
    るローラ対を備え、該ローラ対により転写後の転写材を
    挟持搬送することにより、転写材上に担持された未定着
    画像の定着を行う画像形成装置において、 前記定着ロ−ラ幅方向の異なる箇所において定着ロ−ラ
    表面温度を検知し、その検知した表面温度の変化から転
    写材のジャムを検出することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記定着ローラの表面温度を検知する少なくとも2
    つの検知器を設け、一方の検知器が画像形成可能な最大
    サイズの通紙幅より外側における定着ローラの表面温度
    を検知し、他方の検知器が画像形成可能な最小サイズの
    通紙幅内における定着ローラの表面温度を検知すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記ジャムが検出された場合、その情報を画像形成
    装置本体の表示部を介して外部表示することを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の定着装置にお
    いて、前記定着ロ−ラが正回転、逆回転可能であり、前
    記ジャムを検出した際、直ちに前記定着ロ−ラを一定量
    逆回転させることを特徴とする画像形成装置。
JP25175599A 1999-09-06 1999-09-06 画像形成装置 Pending JP2001075418A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292633A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20100158555A1 (en) * 2008-12-22 2010-06-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Temperature controlling method of fixing device

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