JP2001075141A - カメラ - Google Patents
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- JP2001075141A JP2001075141A JP24786799A JP24786799A JP2001075141A JP 2001075141 A JP2001075141 A JP 2001075141A JP 24786799 A JP24786799 A JP 24786799A JP 24786799 A JP24786799 A JP 24786799A JP 2001075141 A JP2001075141 A JP 2001075141A
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
判別して夜景に適した撮影動作を行うことのできるによ
り使い勝手を改善するカメラを提供することである。 【解決手段】このカメラにあっては、AFエリアセンサ
12の出力結果に基いて、マイクロコンピュータ11で
撮影画面内の輝度分布が検出される。そして、この出力
結果に基いて、所定の輝度が連続する領域が判別され
る。また、この輝度領域の判別結果に基いて、上記所定
の輝度が連続する領域の所定面積が演算される。この演
算結果に基いて、撮影モードが決定される。
Description
り詳細には、夜景シーンを判定して夜景に適した撮影動
作を行うことが可能なカメラに関するものである。
れたカメラが多数開発されている。
は、夜景シーンを撮影するときに撮影者が夜景モードに
設定して、撮影を行うことが可能なカメラが開示されて
いる。このカメラに於いては、補助光を被写体に投光し
てAFを行うようになっている。
載のカメラでは、AFセンサの画素データが高輝度部と
低輝度部に分かれて分布している場合は、明るい背景の
人物と判定し、AFセンサの積分時間を長くして再度積
分させることにより、低輝度部分を重視してAF検出を
行う技術が開示されている。
開平7-199039号公報に記載のカメラでは、撮影
者が撮影シーンに応じて夜景モードに設定するのは煩わ
しいという課題を有している。
に記載のカメラに於いては、輝度を1つのラインセンサ
により検出しているので、検出エリアが狭く、高コント
ラストの被写体を誤認識するという課題を有している。
更に、また、明るい部分が検出エリアに入らないと夜景
と判別できないという課題を有している。
で、撮影者が設定しなくとも夜景シーンを自動的に判別
して夜景に適した撮影動作を行うことのできるカメラを
提供することを目的とする。
像手段と、この撮像手段の出力結果に基き撮影画面内の
輝度分布を検出する輝度分布検出手段と、この輝度分布
検出手段の出力結果に基き所定の輝度が連続する領域を
判別する輝度領域判別手段と、この輝度領域判別手段の
出力結果に基き上記所定の輝度が連続する領域の所定面
積を演算する演算手段と、この演算手段の出力結果に基
き撮影モードを決定する撮影モード決定手段と、を具備
することを特徴とする。
段の出力結果に基き撮影画面内の輝度分布を検出する輝
度分布検出手段と、この輝度分布検出手段の出力結果に
基き所定の輝度が連続する領域を判別する輝度領域判別
手段と、この輝度領域判別手段の出力結果に基き上記所
定の輝度が連続する領域の所定面積を演算する演算手段
と、この演算手段の出力結果と、上記撮影画面全体の平
均輝度情報とに基き撮影モードを決定する撮影モード決
定手段と、を具備することを特徴とする。
出力結果に基いて、輝度分布検出手段で撮影画面内の輝
度分布が検出される。そして、この輝度分布検出手段の
出力結果に基いて、所定の輝度が連続する領域が輝度領
域判別手段にて判別される。また、この輝度領域判別手
段の出力結果に基いて、上記所定の輝度が連続する領域
の所定面積が演算手段によって演算される。この演算手
段の出力結果に基いて、撮影モード決定手段によって撮
影モードが決定される。
段の出力結果に基いて撮影画面内の輝度分布が輝度分布
検出手段で検出される。そして、この輝度分布検出手段
の出力結果に基いて、所定の輝度が連続する領域が輝度
領域判別手段により判別される。また、この輝度領域判
別手段の出力結果に基いて、上記所定の輝度が連続する
領域の所定面積が演算手段で演算され、この演算手段の
出力結果と、上記撮影画面全体の平均輝度情報とに基い
て、撮影モード決定手段で撮影モードが決定される。
実施の形態を説明する。
るカメラの構成を示したブロック図である。
は、このカメラ全体の制御を司るシステムコントローラ
であり、内部に、CPU(中央処理装置)11a、RO
M11b、RAM11c、アナログ−デジタル(A/
D)コンバータ(ADC)11d及びEEPROM11
eを有している。
されたシーケンスプログラムに従って一連の動作を行う
ものである。また、EEPROM11eは、AF、測光
・露出演算等に関する補正データをカメラ毎に記憶して
いる。
光学系により形成される被写体像を撮像して電気信号で
あるセンサデータに変換するAFエリアセンサ12が接
続されている。このエリアセンサ12は、撮像領域12
aである水平方向と垂直方向に二次元状に配置された受
光素子群と、これら受光素子群の処理回路12bから構
成される。
は、フォーカスレンズ13を駆動するためのフォーカス
レンズ駆動部14と、該フォーカスレンズ13の移動量
に対応するパルス信号を発生するフォーカスレンズエン
コーダ15と、ズームレンズ駆動部16と、測光用受光
素子17を有する測光部18と、シャッタ駆動部19
と、フィルム駆動部20と、ストロボ23を有したスト
ロボ回路部24と、表示部25と、ファーストレリーズ
スイッチ(1RSW)26及びセカンドレリーズスイッ
チ(2RSW)27とが接続されている。
エリアセンサ12の積分動作の制御、センサーデータの
読出し制御が行われると共に、エリアセンサ12から出
力されるセンサデータを処理して測距演算が行われる。
そして、この測距演算結果に基いて、マイクロコンピュ
ータ11からフォーカスレンズ駆動部14に駆動信号が
出力され、フォーカスレンズエンコーダ15の出力がモ
ニタされてフォーカスレンズ13の位置制御が行われ
る。
ロコンピュータ11の司令によりズーム動作が行われ
る。
の発生する光電流信号が処理されて測光出力が発生され
る。マイクロコンピュータ11では、この測光出力をが
A/Dコンバータ11dによりA/D変換されて測光露
出演算が行われる。
コンピュータ11からの司令に基いて、図示されないシ
ャッタが駆動される。
ンピュータ11の司令により、オートロード、1駒巻上
げ、巻戻しのフィルム駆動動作が行われる。
源としてストロボ23発光させる機能を有している。こ
のストロボ回路部24の充電、発光制御は、マイクロコ
ンピュータ11によりなされている。尚、ストロボ回路
部24は、測距動作時のAF補助光としても動作され
る。
をLCD等の表示素子により表示するもので、マイクロ
コンピュータ11により制御される。
セカンドレリーズスイッチ27は、図示されないレリー
ズ釦に連動したスイッチである。レリーズ釦の第1段階
の押し下げによりファーストレリーズスイッチ26がオ
ンし、引続いて第2段階の押し下げによりセカンドレリ
ーズスイッチ27がオンするようになっている。そし
て、ファーストレリーズスイッチ26のオンによりA
F、測光動作が行われ、セカンドレリーズスイッチ27
のオンにより露出動作、フィルム巻上げ動作が行われる
よう、マイクロコンピュータ11により制御される。
サ12の配置を示した図である。
する、いわゆるパッシブ方式について説明する。
を測定するにあたり、受光レンズ31a、31bは基線
長Bを隔てて配置され、被写体30の像を2像に分割し
てAFエリアセンサ12の撮像領域12aに結像させ
る。
の原理によって、受光レンズの焦点距離fと基線長Bと
から、被写体距離Lは下記(1)式により求められる。 L=(B・f)/x …(1) 図3は、撮影画面(ワイドとテレ)と測距エリアの関係を
示した図である。
画面と測距エリアとの間にはパララックスが存在する。
12の検出エリア(測距エリア)33に対し、スタンダ
ード、テレ、ワイドそれぞれの撮影画面34、35、3
6のエリアは異なっている。
ーム情報)に応じて、測距に使用するエリアを限定する
ようにする。
リア位置補正データは、EEPROM11eに予め記憶
されており、マイクロコンピュータ11の初期化と共に
RAM11cに展開されている。ズーム動作に応じてこ
の補正データが参照されて、AFエリアセンサ12の撮
像領域内の測距動作に使用される測距エリアが決定され
る。そして、この測距エリア範囲内のセンサデータによ
り、測距演算が行われる。
AFエリアセンサ12に対して、この測距エリア内に対
応する積分制御用ピークモニタが発生されるように、制
御信号が出力される。そして、AFエリアセンサ12か
らは、指定された測距エリアの範囲内のピーク信号がマ
イクロコンピュータ11に出力される。
タ信号が参照されて積分量が所定のレベルとなるように
制御される(図6参照)。
響を受けないようにしている。
影画面に対応する測距エリアの補正データが参照され
て、不要な撮影画面外のセンサーデータは読飛ばしされ
てRAM11cに格納されないようにする。
囲設定信号が出力されて、必要なセンサデータだけ出力
されるようにする。
本実施の形態に於けるカメラのメインルーチンを説明す
る。
電池がカメラ内に装填されると、マイクロコンピュータ
11の動作が開始され、ROM11bに格納されたシー
ケンスプログラムが実行される。
ラ内の各ブロックの初期化が行われる。そして、EEP
ROM11eに格納されたデータがRAM11cに展開
される。
トレリーズスイッチ26の状態が検出される。ここで、
ファーストレリーズスイッチ26がオンになっていなけ
ればステップS8に移行する。
ズスイッチ26がオンされると、続くステップS3に移
行してAF動作が実行される。次いで、ステップS4で
は測光、露出演算が行われる。
レリーズスイッチ27の状態が検出される。ここで、セ
カンドレリーズスイッチ27がオンされない場合は上記
ステップS2に移行する。
ンされると、ステップS6に移行してシャッタ動作によ
りフィルムに露出が行われる。次いで、ステップS7に
て、フィルムの1駒巻上げが行われる。その後、上記ス
テップS2に移行する。
レリーズスイッチ26及びセカンドレリーズスイッチ2
7以外のスイッチの入力状態が検出される。
い場合は上記ステップS2に移行する。一方、上記ファ
ーストレリーズスイッチ26及びセカンドレリーズスイ
ッチ27以外のスイッチ入力があった場合は、ステップ
S9に移行して、そのスイッチ入力に応じた処理が実行
される。例えば、ズームスイッチのアップ、ダウン入力
に応じてズームアップ、ダウン処理を行う等である。こ
の後、上記ステップS2に移行する。
イミングチャートを参照して、AF動作について説明す
る。
ンサ12から積分制御信号が出力されて、積分動作が行
われる。AFエリアセンサ12からは、所定範囲内のピ
ーク(最も明るい画素)出力に対応するモニタ信号が出
力される。このモニタ信号が参照されながら、AFエリ
アセンサ12の受光部の受光量が適正となるように、積
分時間が調節される(図6(a)、(b)参照)。
センサ12に読出しクロックCLKが出力される。これ
により、センサデータ(画素データ)がA/Dコンバー
タ11dに出力され、A/D変換されて読出されRAM
11cに格納される(図6(c)、(d)参照)。
ンが開始される。続くステップS14に於いて、夜景シ
ーンか否かが判定される。ここで、夜景シーンである場
合は、ステップS15に移行して夜景処理が実行され
る。一方、夜景シーンでない場合は、ステップS16に
移行して通常処理が実行される。
ンズ13の駆動が行われると、本ルーチンを抜ける。
サブルーチン“夜景判定処理”を構成している。
・処理ルーチンについて説明する。
動作を説明するフローチャート(図5のステップS13
〜S16に相当)である。
否かが判定される。これは、AFエリアセンサ12の全
撮像領域のセンサデータと積分時間より、各画素の輝度
データの平均値が求められて、所定値より小さいか否か
により低輝度か否かが判定されるものである。
分布が調査される。ここでは、所定レベルより大きい値
を示すセンサデータの画素がピックアップされる。そし
て、その分布が連続する領域の面積が、所定値より小さ
いものが多いか否かが判定される。
満たす場合は、夜景シーンであると判定されて、夜景モ
ードのステップS23に移行する。一方、何れかの条件
が満たされない場合は、ノーマルモードであるとして、
ステップS31に移行する。
よりストロボ23がプリ発光される。そして、そのタイ
ミングでAFエリアセンサ12が積分動作されて、スト
ロボプリ発光による被写体からの反射光が検出される
(図6(a)、(b)、(e)参照)。
センサ12からセンサデータが読出される(図6(c)
参照)。ステップS25では、プリ発光なしの通常積分
時のセンサデータと、プリ発光積分時のセンサデータの
差が求められる。
各測距エリアについて所定値以上の差があるか否かが判
定される。ここで、センサデータの差が大きいエリアに
ついては、ステップS27に移行して公知の測距演算が
行われる(図14参照)。一方、所定値以上でなければ
ステップS30へ移行する。
結果が近距離か否かが判定される。ここで、近距離の場
合はステップS29に移行し、露出モードとして、夜景
を背景にして人物を撮影する、いわゆる夜景ポートレー
トモードが設定される。夜景ポートレートモードでは、
近距離の主要被写体が適正露出となるようにストロボ光
が照射されると共に、背景の夜景も適正露出となるよう
にシャッタに露光時間が長く設定される。
い場合、及び上記ステップS26で所定値以上の差がな
い場合は、ステップS30に移行して、通常風景の夜景
を撮影する通常夜景モードが設定される。
て、ストロボ23は発光させず、夜景に対して適正露出
となるようにシャッタの露光時間が長くされる。
ルモードとして、ステップS31にて、予め決定された
所定エリア毎の測距演算が行われ、より近距離側の測距
結果が選択される。
する。
典型的なシーンを示したものである。この場合、街灯3
8a〜38d及びネオンサイン39等が、主要被写体4
0の後方に配置されている。
リアセンサ12のセンサデータを3次元的に示した図で
ある。
ような特徴を有している。すなわち、 (a) 全体的には低輝度である。画素毎または所定エ
リア毎の輝度を求め、その平均値を算出し、所定値と比
較する。 (b) 高輝度部分は面積的には小さく、且つ点在して
いる。 (c) 低輝度部分は面積的に大きい範囲を占める。
部分の面積を算出し、輝度と面積の関係を示す分布図で
ある。
輝度部分の面積の比率により、夜景シーンが判定され
る。
て、サブルーチン“夜景判定処理”の他の動作例につい
て説明する。
と所定スレッシュBthが比較される。次いで、ステップ
S42にて、所定値より高輝度の画素が連続する部分の
数がカウントされ(Sa)、続くステップS43にて、
所定値より低輝度の画素が連続する部分の数がカウント
される(Sb)。
リア数Saと所定の判定値mとが比較され、続いてステ
ップS45にて、上記エリア数Sbと所定の判定値nと
が比較される。
Sa>m、Sb<nが満たされた場合は夜景シーンと判
定され、夜景モードとなる。その他は、夜景シーン以外
と判定されてノーマルモードに入る。
ドを実行するステップS46〜S53及びステップS5
4の処理動作は、上述した図7のフローチャートに於け
るステップS23〜S30及びステップS31と同じで
あるので、説明は省略する。
と通常の夜景モードについて説明する。
トロボをプリ発光してAFエリアセンサ12が積分する
場合のAFエリアセンサデータを3次元的に示した図で
ある。
プリ発光ありのデータを比較して、差のある部分を抽出
したデータを3次元的に示した図である。
てから対応するセンサデータまたはエリア毎に差をと
る。
在する場合は、画像に差が発生するので、この部分に主
要被写体が存在すると判定される(夜景ポートレートモ
ード)。
のみ、測距演算が行われる(図14参照)。
て説明する。
実施の形態に於ける夜景シーン判定方法を変形したもの
である。
トラスト分布を示した図である。
画素のセンサデータとその周辺画素のセンサデータとの
差の絶対値の和が各画素について算出され、撮影画面に
対応するエリアについて上記コントラスト値が総和され
る。
輝度差が大きいので、このようにコントラストが大きく
なる。すなわち、 (d) 平均輝度が低い。上記(a)と同じ。 (e) 撮影画面内のコントラストの和が所定値より大
きい。
れ、更に撮影画面に対応する全エリアに上記コントラス
トが積算されて所定値と比較される。
て、第2の実施の形態に於けるサブルーチン“夜景判定
処理”の動作を説明する。
と所定値Bthとが比較される。次いで、ステップS62
に於いて、撮影画面全体コントラストと所定スレッシュ
Cthとが比較される。
輝度<Bth、コントラスト>Cthの条件が満たされた場
合、夜景シーンと判定され、そうでない場合はノーマル
モードとなる。
行するステップS63〜70及びステップS71の処理
動作は、上述した図7のフローチャートに於けるステッ
プS23〜S30及びステップS31と同じであるの
で、説明は省略する。
する。
実施の形態と、夜景ポートレートモードと通常夜景モー
ドの判定が異なっている。
(またはエリア数)の関係を示すグラフである。
は、低輝度部と高輝度部に分布が偏り、中輝度部の分布
が少ない(図示実線部)。
リ発光なしの場合とプリ発光ありの場合の分布が異な
り、プリ発光ありの場合は中輝度部分が増加する(図示
破線部)。
の変化はほとんどない。
部分に分布が少ない場合は夜景シーンと判定する。 (g) プリ発光なしとプリ発光ありとで分布に変化が
ある場合は、夜景を背景とする人物撮影と判定する。 (h) プリ発光なしとプリ発光ありとで分布に変化が
ない場合は、通常風景の夜景を撮影する通常夜景シーン
と判定する。
て、第3の実施の形態に於けるサブルーチン“夜景判定
処理”の動作について説明する。
応する測距エリアのうち所定値より高輝度な画素の数が
カウントされてBHCとされる。次いで、ステップS8
2にて、同様に、所定の中輝度範囲に含まれる画素の数
がカウントされてBMCとされる。更に、ステップS8
3では、同様に所定より低輝度の画素数がカウントされ
てBLCとされる。
6に於いて、上記BMC、BMC及びBLCが、それぞ
れ所定の判定値a、b、cと比較される。
HC>a、BMC<b、且つBMC<cが満足された場
合に、夜景シーンと判定され、夜景モードに入る。した
がって、ステップS87では、ストロボプリ発光が行わ
れながらAFエリアセンサ12の積分が行われる。
センサ12よりセンサデータが読出される。更に、ステ
ップS89では、撮影画面に対応する測距エリアから、
中輝度の画素数がカウントされてBMC´とされる。
MC´が所定値b´と比較される。ここで、BMC´>
b´の場合は、夜景の前には主要被写体が存在すると判
定され、ステップS91に移行して、中輝度画素が増加
したエリアで測距演算が行われる。
の結果により被写体が近距離に存在するか否かが判定さ
れる。その結果、被写体が近距離である場合は、ステッ
プS93に移行して、夜景ポートレートモードに設定さ
れる。
い場合、及びステップS92に於いて近距離ではない場
合は、ステップS94に移行して、通常夜景モードが設
定される。
れかの条件が満たされない場合は、ノーマルモードであ
るとして、ステップS95に移行する。そして、予め決
定された所定エリア毎の測距演算が行われる。
ビネーションAFと称される新たなオートフォーカス技
術について説明する。
は、アクティブ方式とバッシブ方式を単にハイブリッド
的に組合わせたものではなく、2つの方式を用いて主要
被写体検知まで行うようにしたものである。
で測距しているところを示したもので、主要な部分の構
成を示したブロック図である。
のマイクロコンピュータで構成されるもので、内部にパ
ターン制御部51を有している。また、CPU50は、
測光部52に接続されている。
を導く2つの受光レンズ54a、54bと、上記被写体
53からの光を受像する2つのエリアセンサ55a、5
5bと、A/Dコンバータ(ADC)56と、定常光除
去回路57とを有して構成される。
光制御するための発光部60と、音声信号発生部61と
が接続されている。
54a、54bから入射された被写体53からの光は、
2つのエリアセンサ55a、55bに入射される。これ
らのエリアセンサ55a、55bでは、被写体像が受像
されて光電変換される。そして、その出力はA/Dコン
バータ56で各画素のデジタル値に変換されて、CPU
50に供給される。
されている定常光除去回路57が制御されると、被写体
53から定常的に入射される直流的な光の信号が除去さ
れる。これにより、光源59からのパルス光のみが出力
信号として得られるようになっている。
せた状態でCPU50が発光部60を制御して光源59
等を照射すると、その反射信号光が、被写体53から返
ってきて、例えばエリアセンサ55a上に、図19
(b)に示されるような像が結ばれる。
ところを示した図である。こうしたエリアセンサ上の像
のパターンを分析するソフトウエアがCPU50内には
組込まれていて、人間の形であることが判定されれば、
これを主要被写体と考えることができる。
ーチャートによる測距が考えれる。
って光源59が照射され、定常光除去回路57により反
射信号光のパターンのみが、図19(b)に示されるよ
うに取出される。次いで、ステップS102にて該反射
信号光のパターンが判別され、更にステップS103に
て、夜景部分が除外される。
パターンが人物の形状等から主要被写体か否かが判定さ
れる。
は、ステップS105に移行して、輝度情報等が加味さ
れて、アクティブ方式、またはバッシブ方式が選択され
た後、被写体の存在確率の高い画面中央部が重点的に測
距される。次いで、ステップS106にて、この中央測
距に応じた音声が音声信号発生部61より発音される。
要被写体が検知された場合は、ステップS107に移行
して、上記パターンを形成する光信号が弱いかどうか、
或いは十分なコントラストがあるかが判定される。すな
わち、ステップS107では、測距方式が、信号光をカ
メラ側から投射して、その反射信号光を用いて測距す
る、いわゆるアクティブタイプと、被写体の像信号を基
に測距する、いわゆるパッシブタイプの何れの方式を用
いるかの選択が行われる。
合は、パッシブ方式のAFの方が適しているとして、ス
テップS108に移行する。そして、このステップS1
08にて、すでに求められた主要被写***置の像信号が
重点的に用いられたパッシブ方式による測距が行われ
る。その後、ステップS109にて、このパッシブAF
に対応した音声が音声信号発生部61から発音される。
のコントラストが弱い場合には、ステップS110に移
行する。そして、このステップS110及びS111に
て、再度測距用光が照射されて、その反射信号光による
アクティブAFが、先に求められた主要被写***置に対
して重点的に行われる。その後、ステップS112に
て、このアクティブAFに対応した音声が音声信号発生
部61より発音される。
定の可否に従って、CPU50が音声信号を選択して出
力制御すれば、ユーザにわかりやすく、このスーパーコ
ンビネーションAFの特徴をアピールしながら安心感の
ある測距が可能となる。
して、上述したスーパーコンビネーションAFが適用さ
れたカメラの外観図である。
適用されたカメラであっても、図22に示されるような
シーンでは、画面が煩雑なので、カメラもどれが主要被
写体かを判断できずに迷うことがある。
に、真中にいる人物65の形のパターンを優先すればか
なりの確率で合焦となる。しかしながら、条件によって
は、誤って図22(b)に示されるようにビン66に合
焦してしまったり、或いは撮影者が、図22(c)に示
されるように周辺の人物67にピントを合わせたい場合
もある。
補スイッチ64の操作によって、次のピント合わせ候補
をCPUが判断して、ファインダ内のドットマトリック
スLCDによって指示することによりユーザにわかるよ
うにすれば、多くの不満は解消される。
に応用すれば、ピントが合っているか否かを撮影レンズ
を介して判別できるので、ユーザにはいっそうピント位
置の確認が容易となり、失敗のないカメラを提供するこ
とができる。
うな変形例が考えられる。
シャッタ秒時が手ぶれを発生するような長秒時の時に
は、表示部25により、三脚の使用を促す警告表示を行
うようにしても良い。
り、PCV等を使用して音声による警告を発しても良
い。
場合は、三脚が不要となるような、より高ISOのフィ
ルムを使用するように警告表示を行うようにしても良
い。この場合、手ぶれが発生しないシャッタ秒時となる
ISO感度をLCD表示に表示しても良い。
現在カメラ内にあるフィルムを巻戻して、取出し、代わ
りに高ISOフィルムに交換して撮影を行うことがで
き、三脚が不要で、且つ手ぶれのない撮影を行うことが
できる。
て説明する。
像して撮影するデジタルカメラに適用した場合を説明す
る。
度部の色とび、S/Nの劣化等により、画像が不自然に
なるという問題がある。したがって、こうした夜景撮影
に於ける画像の不自然さを解消することが望まれてい
る。
ルカメラの構成を示したブロック図である。
た被写体光は、絞り72を介して、CCD等で構成され
る撮像素子73に結像される。撮像素子73の出力は、
相関2重サンプリングを行い画像信号からリセットノイ
ズを除去するCDS部74及びサンプルホールド回路を
構成するS/H部75、A/Dコンバータ(ADC)7
6を介して、デジタル画像信号に各種処理を行うプロセ
ス処理部77に供給される。このプロセス処理部77
は、オートゲインコントロールを行うAGC・γ補正部
77aと、画像信号より夜景シーンを判定する夜景判定
部77bとを有している。
び絞り制御部80を経て、絞り72を制御して撮像素子
への入射光量を規制する。また、上記プロセス処理部7
7は、画像信号を記憶するDRAM81、画像信号を圧
縮してデータ量を減らす圧縮伸長部82を介して、圧縮
された静止画データを記録する記録媒体83が接続され
ている。
ラの動作について説明する。
が、撮像素子73に入射される。そして、この撮像素子
73に入射された光は、ここで光電変換された後、CD
S部74、S/H部75を経て、A/Dコンバータ76
にてA/D変換されてデジタル信号に変換される。
号を受けて、AGC・γ補正部77aによるゲインコン
トロール処理やγ変換処理等の処理が行われる。また、
夜景判定部77bでは、画像データが処理されて夜景シ
ーンが判定される。
力に基いて測光露出演算が行われて、絞り72の開口値
や撮像素子73の電子シャッタスピードが算出される。
そして、絞り制御部80では、測光部79の出力に基い
て絞り72の制御が行われる。
信号は、DRAM81に一旦記憶された後、圧縮伸長部
82にて圧縮されてデータ量が減らされる。そして、記
録媒体83には上記圧縮伸長部82で圧縮された静止画
データが記録される。
て、夜景判定の動作について説明する。
71、絞り72を介して取込まれた被写体光束に対し、
撮像素子73により撮像素子積分動作が行われる。次い
で、ステップS122にて、CDS部74、S/H部7
5及びアナログ−デジタル変換器76により、画像信号
が読出される。
理部77内の夜景判定部77bにより、分割エリア毎に
輝度算出(以下、夜景判定部77bによる処理と記す)
される。
輝度値と所定値Bthとが比較される。次いで、ステップ
S125にて、分割エリアコントラストと所定値Cthと
が比較される。
て、輝度平均値<Bth、且つ分割エリアコントラスト>
Cthの場合、夜景シーンと判定されてステップS126
に移行する。また、上記ステップS124、S125で
何れかの条件が満たされていない場合は、ノーマルモー
ドとして本ルーチンを抜ける。
て、AGC・γ補正部のゲインが低下される。
の受光エリアを、図25に示されるように、複数の分割
エリアに分割して処理が行われる。
分割エリア毎にその周辺分割エリアとの輝度値の差を求
め、その絶対値の和を求め、更に全分割エリアの上記値
を加算したものを表している。
γ補正部77aのゲインが非常に高く設定されるので、
夜景の暗い部分のノイズが目立ってしまう。そこで、夜
景シーンを自動的に判別してゲインを低下させることに
より、ノイズの発生を抑えることができる。
として、図24に於けるフローチャートのステップS1
26の処理を、次のようにすることも可能である。
輝度部分の圧縮特性を変化させて色の改善が行われる。
性を、図26に示されるように変化させてラチチュード
を改善し、白くとびすぎるのを防止すると共に、色を改
善する。
度部のノイズ低減、高輝度部分のラチチュード、色が改
善され夜景シーンでも自然な画像が得られる。
以下の如き構成を得ることができる。
シーンを判別し、夜景シーンに適した撮影モードを設定
することを特徴とするカメラ。
記撮像素子の出力に基いて夜景シーンを判別する判別手
段と、上記判別手段の出力に基いて撮影モードを設定す
る撮影モード設定手段と、を具備することを特徴とする
カメラ。
ンサであることを特徴とする上記(1)若しくは(2)
に記載のカメラ。
像検出手段と、上記像検出手段の出力結果より、所定範
囲内の輝度が連続する領域を判別する判別手段と、上記
判別された領域の面積判断を行う面積判断手段と、を有
することを特徴とするカメラ。
像検出手段と、上記像検出手段の出力結果より、その平
均的な輝度情報と、連続して所定輝度を出力する領域の
面積判断結果に基いて、撮影モードを決定する決定手段
と、を有することを特徴とするカメラ。
の平均と、所定輝度より高輝度な部分の面積、及び所定
輝度より低輝度な部分の面積と共に基いて夜景シーンを
判別することを特徴とする上記(1)に記載のカメラ。
センサの撮像信号に基いて、夜景等の撮影シーンを判別
し、それに応じたカメラ動作を行うので、使い勝手の良
いカメラを提供することが可能となる。
成を示したブロック図である。
示した図である。
示した図である。
チンを説明するフローチャートである。
る。
である。
るためのフローチャートである。
ンを示した図である
12のセンサデータを3次元的に示した図である。
算出し、輝度と面積の関係を示す分布図である。
について説明するフローチャートである。
発光してAFエリアセンサ12が積分する場合のAFエ
リアセンサデータを3次元的に示した図である。
タを比較して、差のある部分を抽出したデータを3次元
的に示した図である。
影画面に対する選択された測距エリアを示した図であ
る。
で、AFエリアセンサデータのコントラスト分布を示し
た図である。
景判定処理”の動作を説明するフローチャートである。
で、輝度と、対応する輝度の画素数(またはエリア数)
の関係を示すグラフである。
景判定処理”の動作について説明するフローチャートで
ある。
たなオートフォーカス技術について説明する図である。
の動作を説明するフローチャートである。
たスーパーコンビネーションAFが適用されたカメラの
外観図である。
を説明する図である。
カメラの構成を示したブロック図である。
いて説明するフローチャートである。
アに分割した例を示した図である。
を示した図である。
DC)、 11e EEPROM、 12 AFエリアセンサ、 12a 撮像領域、 12b 処理回路、 13 フォーカスレンズ、 14 フォーカスレンズ駆動部、 15 フォーカスレンズエンコーダ、 16 ズームレンズ駆動部、 17 測光用受光素子、 18 測光部、 19 シャッタ駆動部、 20 フィルム駆動部、 23 ストロボ、 24 ストロボ回路部、 25 表示部、 26 ファーストレリーズスイッチ(1RSW)、 27 セカンドレリーズスイッチ(2RSW)、 30 被写体、 31a、31b 受光レンズ、 33 AFエリアセンサ12の検出エリア(測距エリ
ア)。
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像手段と、 この撮像手段の出力結果に基き撮影画面内の輝度分布を
検出する輝度分布検出手段と、 この輝度分布検出手段の出力結果に基き所定の輝度が連
続する領域を判別する輝度領域判別手段と、 この輝度領域判別手段の出力結果に基き上記所定の輝度
が連続する領域の所定面積を演算する演算手段と、 この演算手段の出力結果に基き撮影モードを決定する撮
影モード決定手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 撮像手段と、 この撮像手段の出力結果に基き撮影画面内の輝度分布を
検出する輝度分布検出手段と、 この輝度分布検出手段の出力結果に基き所定の輝度が連
続する領域を判別する輝度領域判別手段と、 この輝度領域判別手段の出力結果に基き上記所定の輝度
が連続する領域の所定面積を演算する演算手段と、 この演算手段の出力結果と、上記撮影画面全体の平均輝
度情報とに基き撮影モードを決定する撮影モード決定手
段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】 上記撮影モード決定手段は、少なくとも
通常撮影モードと夜景撮影モードの決定を選択的に行う
ことを特徴とする請求項1若しくは2の何れか1に記載
のカメラ。
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- 1999-09-01 JP JP24786799A patent/JP4307648B2/ja not_active Expired - Fee Related
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