JP2001074348A - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

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JP2001074348A
JP2001074348A JP25020399A JP25020399A JP2001074348A JP 2001074348 A JP2001074348 A JP 2001074348A JP 25020399 A JP25020399 A JP 25020399A JP 25020399 A JP25020399 A JP 25020399A JP 2001074348 A JP2001074348 A JP 2001074348A
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refrigerator
heat
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electric
element module
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Eiichi Komagata
榮一 駒形
Hiroaki Miyahara
宏明 宮原
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B25/00Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気冷蔵庫の冷却運転時に主電源の消費電力
を軽減し、使用電力料金の軽減を実現した電気冷蔵庫を
提供すること。 【解決手段】 冷凍装置を有する電気冷蔵庫に発電用熱
電変換素子モジュール40を設け、この発電用熱電変換
素子モジュール40を、冷蔵庫の高温部と外気との温度
差、冷蔵庫の高温部と低温部との温度差、冷蔵庫の低温
部と外気との温度差、冷蔵庫に設けた蓄冷器61と外気
との温度差等を利用して発電作用させる。また、この発
電用熱電変換素子モジュール40で発電した電力を電気
冷蔵庫に搭載している電気機器(例えば庫内空気循環用
の送風機用電動機16a)の電源として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気冷蔵庫に関
し、特に、熱電変換素子を使用して省エネルギーを実現
した電気冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】省エネルギー化を図った従来の電気冷蔵
庫、特に家庭用電気冷蔵庫としては、例えば特開平10
−38445号公報に示された蓄冷式冷蔵庫がある。こ
の蓄冷式冷蔵庫は、安価な夜間電力(通常昼間電力の約
1/3の料金)を利用して蓄冷器に貯えた冷熱を昼間の
電力ピーク時に放熱して、冷蔵庫を冷却するもので、ピ
ーク時の消費電力を低減したものである。
【0003】しかしながら、このような従来の家庭用電
気冷蔵庫は、冷凍装置の電源を単に安価な夜間電力に置
き換えたものであり、電力会社あるいは冷蔵庫駆動用の
主電源機器から供給を受ける電力の消費量(以下、主電
源の消費電力という)を低減して省エネルギー化したも
のではない。したがって、この従来の家庭用冷蔵庫は、
冷凍装置の電源を単に安価な夜間電力に置き換えて利用
する点において省エネルギー化しているといえるが、冷
蔵庫の冷却運転時における主電源の消費電力を軽減した
ものではなく、なお改善の余地が残されていた。
【0004】なお、電源を単に夜間電力に置き換えたも
のではなく、冷凍運転時の主電源の消費電力を直接的に
軽減するようにして省エネルギー化を図った冷蔵庫とし
ては、例えば、実開昭61−33708号公報に記載さ
れた車両用温冷蔵庫がある。この車両用温冷蔵庫は、車
両の高温部である車両用エンジンの排気管に熱電変換素
子(発電用熱電変換素子モジュール)を取り付け、排気
管と外気との温度差を利用して、この熱電変換素子を発
電作用させている。そして、この発電された電力を、こ
の車両用温冷蔵庫本体の熱電変換素子(冷却加熱用熱電
変換素子)に供給し、冷却加熱用熱電変換素子により車
両用温冷蔵庫内を冷却または加熱するようにしている。
しかしながら、家庭用電気冷蔵庫の分野では、このよう
に冷却運転時の主電源の消費電力を直接的に軽減するよ
うに省エネルギー化を図ったものは未だ開発されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの
である。その目的とするところは、電気冷蔵庫の冷却運
転時における主電源の消費電力を軽減し、電力使用料金
の低減を実現した電気冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係わる電気冷蔵庫は、内部に冷蔵室また
は冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室または冷凍
室を冷却するための冷凍装置とを備えた電気冷蔵庫であ
って、さらに、この冷蔵庫の低温部と外気との温度差を
利用してゼーベック効果により発電作用するように放熱
面を前記低温部と熱交換させるとともに吸熱面を前記外
気と熱交換させるように配設した発電用熱電変換素子モ
ジュールと、この発電用熱電変換素子モジュールで発電
した電力を電源とする電気機器とを備えたものである。
なお、この冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発
器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を行うものと
してもよい。また、この発電用熱電変換素子モジュール
を前記冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態に埋設し、前記
低温部を庫内空気としてもよい。また、前記蒸発器を前
記冷蔵庫本体の外壁内面に沿うように配置し、前記発電
用熱電変換素子モジュールを前記蒸発器に沿う冷蔵庫本
体の外壁部分に貫通する状態で埋設し、前記低温部を前
記蒸発器としてもよい。
【0007】また、この発明に係わる電気冷蔵庫は、内
部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷
蔵室または冷凍室を冷却するための冷凍装置とを備えた
電気冷蔵庫であって、さらに、この冷蔵庫の低温部とこ
の冷蔵庫の高温部との温度差を利用してゼーベック効果
により発電作用するように放熱面を前記低温部と熱交換
させるとともに吸熱面を前記高温部と熱交換させるよう
に配設した発電用熱電変換素子モジュールと、この発電
用熱電変換素子モジュールで発電した電力を電源とする
電気機器とを備えたものである。なお、この冷凍装置
は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順に接続した冷
媒回路により冷凍作用を行うものとしてもよい。また、
前記発電用熱電変換素子モジュールを、前記冷凍装置の
圧縮機を収納した機械室と前記庫内とを区画する前記冷
蔵庫本体の外壁に貫通する状態で埋設し、前記冷蔵庫の
低温部を庫内空気とし、前記冷蔵庫の高温部を前記圧縮
機の発熱により加熱される前記機械室内の空気とするよ
うに構成してもよい。
【0008】また、この発明に係わる電気冷蔵庫は、内
部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷
蔵室または冷凍室を冷却するための冷凍装置とを備えた
電気冷蔵庫であって、さらに、外気とこの冷蔵庫の高温
部との温度差を利用してゼーベック効果により発電作用
するように放熱面を前記外気と熱交換させるとともに吸
熱面を前記高温部と熱交換させるように配設した発電用
熱電変換素子モジュールと、この発電用熱電変換素子モ
ジュールで発電した電力を電源とする電気機器とを備え
たものである。なお、この冷凍装置は、圧縮機、凝縮
器、減圧器、蒸発器を順に接続した冷媒回路により冷凍
作用を行うものとしてもよい。また、前記発電用熱電変
換素子モジュールを、前記圧縮機を収納した機械室にお
ける冷蔵庫周辺外気との隔壁に貫通する状態で埋設し、
前記高温部を前記圧縮機の発熱により加熱される機械室
内の空気としてもよい。また、前記発電用熱電変換素子
モジュールを前記圧縮機の外表面部に熱交換可能に取り
付け、前記高温部を前記圧縮機の外表面部としてもよ
い。また、前記冷凍装置は、吸熱面で外気と熱交換する
熱電変換素子モジュールにより冷凍作用を行うものとし
てもよい。
【0009】また、この発明に係わる電気冷蔵庫は、内
部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷
蔵室または冷凍室を冷却するための冷凍装置とを備えた
電気冷蔵庫であって、さらに、夜間電力を利用して冷熱
を貯える蓄冷器と、この蓄冷器と外気または蓄冷器と冷
蔵庫の高温部分との少なくとも何れか一方の温度差を利
用してゼーベック効果により発電作用するように放熱面
を前記蓄冷器と熱交換させるとともに吸熱面を前記外気
または冷蔵庫の高温部の少なくともどちらか一方と熱交
換させるように配設した発電用熱電変換素子モジュール
と、この発電用熱電変換素子モジュールで発電した電力
を電源とする電気機器とを備えたものである。なお、こ
の冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順に
接続した冷媒回路により冷凍作用を行うものとしてもよ
く、また、吸熱面で外気と熱交換する熱電変換素子モジ
ュールにより冷凍作用を行うものとしてもよい。また、
前記蓄冷器を冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態で埋設し
てもよい。
【0010】また、この発明においては、前記発電用熱
電変換素子モジュールで発電した電力を電源とする電気
機器を、例えば、庫内空気を循環させるための送風機用
電動機とすることができる。
【0011】この発明において、冷蔵庫とは、特に限定
して用いている場合を除いては、庫内を冷蔵あるいは冷
凍するものであるが、庫内を冷蔵あるいは冷凍するだけ
でなく、場合により温蔵庫として利用できるものをも含
むものとする。また、冷凍装置とは、冷蔵庫内を冷却す
るための装置を意味する。また、冷蔵庫の高温部とは、
特に限定した意味に用いられている場合を除いては、冷
蔵庫を構成する物体のうちの高温となるもの全てを意味
する。したがって、前記冷凍装置を構成する機器のうち
の高温となるもの、外気に触れて高温となっている冷蔵
庫の構成部材、前記冷凍装置からの放熱により加熱され
ている空気等の熱媒体およびその通路構成部材等を意味
するものとする。また、冷蔵庫の低温部とは、特に限定
した意味に用いられている場合を除いては、冷蔵庫を構
成する物体のうちの低温となるもの全てを意味する。し
たがって、前記冷凍装置を構成する機器のうちの低温と
なるもの、庫内空気、庫内空気に触れて低温となってい
る部材、前記冷凍装置が生成する冷熱により冷却されて
いる部材等を意味するものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を家庭用電気冷蔵
庫に具体化した各実施の形態を図面に基づき説明する。
なお、各実施の形態を説明するための各図面において、
同一部分または共通部分には同一の符号を付し、その説
明を簡略化する。
【0013】実施の形態1.先ず、実施の形態1につい
て、図1〜図3に基づき説明する。なお、図1は家庭用
電気冷蔵庫の全体構成説明図、図2はこの家庭用電気冷
蔵庫に係る冷凍装置の冷媒回路図であり、図3は発電用
熱電変換素子モジュールの構成説明図である。
【0014】これら図において、1は、外壁を断熱壁と
した家庭用電気冷蔵庫本体(以下冷蔵庫本体と称す)で
ある。2、3、4はそれぞれ庫内を上下複数に区画する
区画壁である。5は、前記最上段の区画壁2の上方で冷
蔵庫本体1の上部に区画形成された冷蔵室であり、回転
式の扉6を備えている。7は、前記上から2番目の区画
壁3の下方で冷蔵庫本体1の下部に区画形成された冷凍
室であり、区画壁4により上下2段に区画されている。
また、この上下2段に区画された各区画には、容器8
a、9aを備えた引き出し式の扉8、9が設けられてい
る。
【0015】10は、主に魚、肉類などを保存するため
の低温室であって、前記冷蔵室5内において下部に設け
られている。11は、野菜、果物類を保存するための野
菜室で、前記最上段の区画壁2と2番目の区画壁3との
間、すなわち、上部の冷蔵室5と下部の冷凍室7との間
に挟まれて冷蔵庫本体1の中間高さ位置に配置されてい
る。また、この野菜室11は、引き出し式の扉12と、
前記扉12に取り付けて引き出される野菜容器13と、
この野菜容器13内に配置された主に小物野菜や果物な
どを収納するための小物容器14とを備えている。
【0016】15は庫内を冷却するための冷凍装置を構
成する蒸発器であり、16はこの蒸発器15で冷却され
た庫内空気(冷気)を庫内に循環させるための送風機で
ある。なお、送風機16は送風機用電動機16aにより
駆動されている。17は前記送風機16から供給される
冷気を冷凍室7に導く吐出ダクト、18は送風機16か
ら供給される冷気を冷蔵室5に導く吐出ダクト、19は
送風機16から供給される冷気を低温室10に導く吐出
ダクトである。20は前記冷蔵室5に所要量の冷気を送
り込むための温度制御手段としてのダンパー装置であ
り、吐出ダクト18内に配置されている。21は前記低
温室10に所要量の冷気を送り込むための温度制御手段
としてのダンパー装置であり、吐出ダクト19内に配置
されている。
【0017】22は、野菜室11内の野菜容器13の上
面開口を覆う蓋体であり、野菜容器13内を高湿に維持
するための透湿機能膜などの調湿手段23を一体に設け
ている。24は低温室10から野菜室に冷気を供給する
連絡ダクトである。また、25は、この連絡ダクト24
に連通して前記蓋体22の上方に設けられた通風ダクト
であり、前記調湿手段23の前方位置に開口部26を備
えている。
【0018】27は、前記通風ダクト25に連通して野
菜容器13の外周を循環するように構成した循環ダクト
である。28は、野菜室11内の奥面、すなわち、野菜
室11の後方上部に設けられた冷気戻り口である。29
は、この冷気戻り口28を介して蒸発器15に庫内空気
を帰還させるための帰還ダクトである。30は、冷蔵庫
本体1の下部後方の外側に形成した機械室で、この機械
室30内には、冷凍装置を構成する圧縮機31が配置さ
れている。
【0019】冷凍装置は、図2に示すように、圧縮機3
1、凝縮器32、減圧器33、蒸発器15を順次接続し
た冷媒回路を備えている。凝縮器32は、図1には図示
されてないが、冷蔵庫本体1の側壁等の外壁内に埋設さ
れており、この部分の外壁の外表面部材を形成する外板
の内表面に接触して、この外板と熱交換可能に配設され
ており、この外板を介して外気に放熱するように構成さ
れている。
【0020】34は冷凍室7の冷気を蒸発器15に戻す
冷気戻り口であり、この冷気戻り口34は帰還ダクト2
9に連通している。この帰還ダクト29内の通路壁であ
って、機械室30と庫内とを区画する外壁には、この外
壁を貫通する状態で発電用熱電変換素子モジュール40
が埋設されている。
【0021】発電用熱電変換素子モジュール40は、図
3に示すように、基本的にはP型半導体41およびN型
半導体42の一端同士が耐熱金属電極43によりろう接
または拡散接合された半導体熱電対によって構成されて
いる。40aは放熱面を形成する絶縁板よりなる第1熱
交換面部材、40bは吸熱面を形成する絶縁板よりなる
第2熱交換面部材であって、放熱面(第1熱交換面部材
40a)と吸熱面(第2熱交換面部材40b)との間に
温度差が生じた場合に、ペルチェ効果の逆であるゼーベ
ック効果により直流電流を発生する。一つのモジュール
の大きさは、各熱交換面部材40a、40bの平面寸法
が60mm×60mm程度としている。なお、半導体お
よびモジュールの数量等は必要な起電力に応じて適宜設
定される。そして、この発電用熱電変換素子モジュール
40で発電された電力は、配線51により制御手段52
を介して送風機用電動機16aに供給されている。
【0022】本実施の形態においては、放熱面を形成す
る第1熱交換面部材40aは、冷蔵庫の低温部である帰
還ダクト29内の冷気と接するように設けられ、この冷
気と熱交換して冷却されている。一方、吸熱面を形成す
る第2熱交換面部材40bは、圧縮機31の発熱により
外気より高温となっている機械室30内の空気、すなわ
ち、冷蔵庫の高温部であり、かつ、庫外の外気でもある
機械室30内の空気と接して熱交換するように設けられ
て、加熱されている。
【0023】機械室30内は、機械室30後方の外気取
入れ口30aから外気が流通されるように構成されてお
り、圧縮機31が発熱した熱は、この機械室30内の空
気を介して外気へ放熱されている。ところで、第1熱交
換面部材40a(放熱面)における高めの温度は例えば
−10℃程度であり、一方、第2熱交換面部材40b
(吸熱面)における低めの温度は、季節により変化する
が、約20℃程度であるので、発電用熱電変換素子モジ
ュール40の放熱面と吸熱面との温度差は少なくとも3
0℃程度となる。したがって、発電用熱電変換素子モジ
ュール40で発電する起電力は、送風機用電動機16a
を回転させるには十分なものとすることができる。
【0024】前記制御手段52は、送風機用電動機16
aの運転だけでなく、圧縮機31の運転等この電気冷蔵
庫の運転に必要な全ての制御を行っている。送風機用電
動機16aは、この制御手段52により、最初は通常の
家庭用電源から供給する電力により運転され、庫内の冷
却が進み、発電用熱電変換素子モジュール40の起電力
が送風機用電動機16aの駆動に十分な起電力となった
場合に、発電用熱電変換素子モジュール40の起電力に
より駆動されるように制御されている。
【0025】次に、以上のように構成された家庭用電気
冷蔵庫の作用について説明する。そこで、先ず、庫内を
冷却するための冷凍装置における冷凍サイクルの動作を
説明する。圧縮機31で圧縮された高圧高温冷媒は、凝
縮器32で冷却されて液冷媒になる。液冷媒は減圧器3
3で減圧され、低圧低温の気液2相流となって蒸発器1
5に流入する。蒸発器15には送風機16により庫内空
気が送られ、この庫内空気を蒸発器15内の前記低温冷
媒と熱交換させることにより、送風機16から送られた
庫内空気が冷却され、一方、この低温冷媒は完全に気化
して圧縮機31に戻る。
【0026】次に、この冷凍装置による各貯蔵室の冷却
動作を説明する。蒸発器15で冷却された冷気(庫内空
気)の一部は、送風機16により吐出ダクト17を介し
て冷凍室7に通風され、冷凍室7は適温(例えば、−1
8℃)に維持される。また、蒸発器15で冷却された冷
気の他の一部は、冷蔵室5への吐出ダクト18を介して
冷蔵室5に通風される。このとき、ダンパー装置20に
より冷蔵室5への冷気量が適量に制御されて、冷蔵室5
は適温(例えば、4℃)に維持される。また、蒸発器1
5で冷却された冷気のさらに他の一部は、吐出ダクト1
9を介して低温室10に通風される。このとき、ダンパ
ー装置21により低温室10への冷気量が適量に制御さ
れて、低温室10は適温(例えば、−3℃)に維持され
る。低温室10を冷却した空気は連絡ダクト24を介し
て通風ダクト25に導かれ、調湿手段23の上面空間を
バイパスして開口部26から蓋体22の上面前方に供給
され、ここで開放される。
【0027】この開放された空気は、循環ダクト27を
介して野菜容器13の外周を前方から後方に向けて流通
し、野菜室11内の奥面(すなわち、後方)上部に設け
た冷気戻り口28より帰還ダクト29を介して蒸発器1
5に帰還する。このようにして、野菜室11は、野菜容
器13および蓋体22の外周より間接的に冷却されて適
温(例えば、6℃)に維持される。
【0028】次に、冷気戻り口34から蒸発器15への
冷気の帰還ダクト29内に設けた発電用熱電変換素子モ
ジュール40の動作について説明する。放熱面を形成す
る第1熱交換面部材40aは、冷凍室7等からの戻り冷
気(庫内空気)により冷却される。一方、吸熱面を形成
する第2熱交換面部材40bは、圧縮機31の発熱によ
り暖められた機械室30内の空気により加熱される。こ
れにより、第1熱交換面部材40aと第2熱交換面部材
40bとの間には温度差が生じ、ゼーベック効果により
発電用熱電変換素子モジュール40に起電力が発生す
る。そして、制御手段52は、この起電力の電圧等を検
出して、この起電力が一定の電力以上になったときに、
送風機用電動機16aの電源を通常の家庭用電源から発
電用熱電変換素子モジュール40の起電力に切り換え、
以降この発電用熱電変換素子モジュール40の起電力に
より送風機用電動機16aを駆動させる。この結果、主
電源の消費電力(この場合、家庭用電源の消費電力)
は、送風機用電動機16aにおける消費電力分だけ軽減
され、電気代を節約することができ、省エネルギーを実
現した家庭用電気冷蔵庫を得ることができる。
【0029】なお、以上の説明から分かるように、発電
用熱電変換素子モジュール40における発電作用は、放
熱面側の冷熱源として、通常の家庭用電源で駆動される
冷凍装置により冷却された冷凍室7等からの戻り冷気
(庫内空気)を利用しており、発電用熱電変換素子モジ
ュール40からの放出熱が庫内空気に放出されるので,
その分冷凍装置の冷凍負荷が増大することになる。この
ため、発電用熱電変換素子モジュール40で発電された
電力が100%省エネルギーとして有効に機能すること
にならないが、この冷凍装置のCOP(成績係数)が大
きいため、通常の家庭用電力のみを使用するものと比較
して、本実施の形態1のように発電用熱電変換素子モジ
ュール40で発電させた方が主電源の消費電力を節約
し、電気代を安くすることができる。また、この実施の
形態1では、発電用熱電変換素子モジュール40は、冷
蔵庫の低温部である冷却された庫内空気と、冷蔵庫の高
温部である機械室30内の空気との温度差を利用して発
電しいるので、温度差を大きくすることができ、効率よ
く発電することができる。
【0030】実施の形態2 上記実施の形態1では、冷蔵庫の低温部である庫内空気
と、冷蔵庫の高温部である機械室30内の空気との温度
差を利用してゼーベック効果により発電用熱電変換素子
モジュール40を発電させるものを示したが、実施の形
態2は、機械室30の外側の空気と、この実施の形態に
おいては冷蔵庫の高温部である機械室30内の空気との
温度差を利用してゼーベック効果により発電用熱電変換
素子モジュール40を発電させ、この発電された電力を
冷蔵庫の電気機器としての送風機用電動機16aに供給
するようにしたものである。
【0031】すなわち、この実施の形態2は、図4に示
すように、機械室30と冷蔵庫の後方外気との間に設け
られた隔壁30aに、発電用熱電変換素子モジュール4
0を設け、この発電用熱電変換素子モジュール40の放
熱面を形成する第1熱交換面部材40aを機械室30外
側の外気に直接接触させて熱交換させるとともに、吸熱
面を形成する第2熱交換面部材40bを機械室30内の
空気に直接接触させて熱交換させ、外気と機械室30内
空気(冷蔵庫の高温部)との温度差を利用して発電用熱
電変換素子モジュール40を発電させるようにしてい
る。
【0032】この場合、前記外気と機械室30内空気と
の温度差が、上記実施の形態1における庫内空気と機械
室30内空気との温度差より少ないため、発電用熱電変
換素子モジュール40の起電力は若干下がる。しかしな
がら、この実施の形態2は、前記実施の形態1の場合の
ように庫内空気を放熱面と熱交換する低温熱源として利
用しないため、発電用熱電変換素子モジュール40によ
り発電された電力分全てが省エネルギーとなる効果があ
る。
【0033】実施の形態3 実施の形態3は、外気である機械室30内の空気と冷蔵
庫の高温部である圧縮機外表面部との温度差を利用して
発電させるようにした発電用熱電変換素子モジュール4
0と、冷蔵庫の低温部である蒸発器15と外気との温度
差を利用して発電させるようにした他の発電用熱電変換
素子モジュール40とを併用し、これら二つの発電用熱
電変換素子モジュール40で発電した電力を冷蔵庫の電
気機器に供給するようにしたものである。なお、前記実
施の形態1及び2においては、機械室30内の空気を冷
蔵庫の高温部として利用していたが、この機械室30内
は冷蔵庫周辺の外気に連通しているので、この機械室3
0内の空気は外気であるともいえる。このようなことか
ら,本実施の形態3では、機械室30内の空気を外気と
して作用させるている。
【0034】すなわち、実施の形態3は、図5に示すよ
うに、発電用熱電変換素子モジュール40を二つ使用し
ている。一方の発電用熱電変換素子モジュール40は、
冷蔵庫本体1の外壁(後壁)に沿って配置された蒸発器
15の背部部分において、冷蔵庫本体1の外壁に貫通す
る状態で埋設されている。そして、この発電用熱電変換
素子モジュール40の放熱面を形成する第1熱交換面部
材40aを蒸発器15(冷蔵庫の低温部)に接触させて
熱交換させ、また、吸熱面を形成する第2熱交換面部材
40bを庫外の外気に直接触れさせて、この外気と熱交
換するように配設している。したがって、この発電用熱
電変換素子モジュール40は、蒸発器15(冷蔵庫の低
温部)と外気との温度差を利用して発電するように構成
されている。
【0035】また、他方の発電用熱電変換素子モジュー
ル40は、圧縮機31の外表面部に取り付けられてい
る。そして、このように取り付けることにより、放熱面
を形成する第1熱交換面部材40aを機械室30外側の
冷蔵庫周辺に漂う外気と接触させて熱交換させ、吸熱面
を形成する第2熱交換面部材40bを圧縮機31の外表
面部の高熱部分(冷蔵庫の高温部)と接触させて熱交換
させている。したがって、この他方の発電用熱電変換素
子モジュール40は、圧縮機31の外表面部(冷蔵庫の
高温部)と機械室30内の空気(外気)との温度差を利
用して発電するように構成されている。
【0036】また、これら二つの発電用熱電変換素子モ
ジュール40により発電された電力は、前記実施の形態
1の場合と同様に、それぞれ配線51により制御手段5
2を介して送風機用電動機16aに供給されている。
【0037】実施の形態4 次に、実施の形態4について図6および図7に基づき説
明する。実施の形態4は、夜間電力により冷熱を貯える
蓄熱器61を、冷蔵庫本体1の外壁に貫通する状態で埋
設するとともに、発電用熱電変換素子モジュール40
を、この蓄熱器61と外気との温度差を利用してゼーベ
ック効果により発電作用するように構成したものであっ
て、この発電用熱電変換素子モジュール40で発電した
電力を冷蔵庫の電気機器に供給するようにしたものであ
る。なお、図6は実施の形態4に係る家庭用電気冷蔵庫
の全体構成説明図、図7は同家庭用電気冷蔵庫における
冷凍装置の冷媒回路図である。
【0038】この家庭用電気冷蔵庫は、冷蔵庫本体1内
が冷凍室7および冷蔵室5とに上下2分されている。ま
た、庫内を冷却するための冷凍装置の冷媒回路は、図7
に示すように、前記実施の形態1の場合と同様に、圧縮
機31、凝縮器32、減圧器33、および蒸発器15を
順次接続して構成されている。蒸発器15は、冷凍室7
後部の区画スペースに配置されている。また、この蒸発
器15で冷却された冷気(庫内空気)を冷凍室7及び冷
蔵室5内に送風するための送風機16が、蒸発器15の
上部スペースに配置されている。
【0039】冷凍室7の外壁の一部を成す上壁には、上
記冷凍装置とは独立して作用する平板状の蓄冷器61が
貫通する状態で埋設されている。この蓄冷器61は、平
板状の密閉容器内に、冷凍室7と同じ温度の融点(例え
ば−18℃)を持つ潜熱蓄熱材61aを封入している。
【0040】蓄冷器61の上下両面のうち、冷凍室7側
の下面には、この下面と接触して冷却加熱用熱電変換素
子モジュール60が設けられている。この冷却加熱用熱
電変換素子モジュール60の基本的構成は、前記発熱用
熱電変換素子モジュール40と同様である。この冷却加
熱用熱電変換素子モジュール60の蓄冷器61側の表面
に接する第1熱交換面部材60a、および、庫内空気に
接する第2熱交換面部材60bは、この冷却加熱用熱電
変換素子モジュール60に印加する直流電圧の方向を変
えることにより、それぞれ吸熱面あるいは放熱面に切り
替わって機能する。
【0041】また、蓄冷器61を構成する面のうち、冷
蔵庫上方の庫外側の面には、発電用熱電変換素子モジュ
ール40が設けられており、放熱面を形成する第1熱交
換面部材40aが蓄冷器61と熱伝導状態に接触し、吸
熱面を形成する第2熱交換面部材40bが冷蔵庫本体1
上部の外気に直接触れて熱交換するように配設されてい
る。
【0042】次に、昼間に比し格段に安価な夜間電力を
利用して蓄冷運転を行う場合の動作を説明する。夜間電
力を電源として冷却加熱用熱電変換素子モジュール60
に直流電流を所定の方向に通電すると、蓄冷器61に接
触している第1熱交換面部材60aが低温となって吸熱
面を形成し、蓄冷器61から吸熱し、庫内空気側の第2
熱交換面部材60bが高温となって放熱面を形成し、庫
内空気に放熱が行われる。冷却加熱用熱電変換素子モジ
ュール60をこのように作動させることにより、蓄冷材
61aから熱を奪い、蓄冷材61aを凝固させることが
できる。このとき、庫内を冷却するための前記冷凍装置
を駆動させておくと、第2熱交換面部材60bから冷凍
室7へ放熱された熱は、冷凍装置を構成する蒸発器15
に吸熱されて、凝縮器32から冷蔵庫の外部に放熱され
る。したがって、冷凍室7内が所定の温度に保持され
る。
【0043】次に、昼間の電力使用ピ−ク時に、蓄冷器
61に貯えた冷熱を用いて冷蔵庫を冷却する場合につい
て説明する。冷却加熱用熱電変換素子モジュール60
を、上記蓄冷時とは逆の極性で通電すると、冷却加熱用
熱電変換素子モジュール60の庫内空気側の第2熱交換
面部材60bが吸熱面を形成して冷凍室7から熱を奪
い、冷凍室7を冷却する。また、冷却加熱用熱電変換素
子モジュール60の蓄冷器61側の第1熱交換面部材6
0aが放熱面を形成して、冷凍室7から吸熱した熱が蓄
冷材61aに放熱される。この結果、蓄冷材61aは融
解し、融解潜熱によりこの放熱が吸収される。
【0044】なお、冷却加熱用熱電変換素子モジュール
60を上記のように夜間および昼間に運転する場合、そ
の効率は、蓄冷器61の温度と庫内空気の温度との温度
差が小さいため大きい。したがって、冷却加熱用熱電変
換素子モジュール60で消費される電力は僅かとなる。
さらに、夜間電力料金が昼間電力料金より格段に安価で
あることから、この冷却加熱用熱電変換素子モジュール
60を夜間電力を利用して蓄冷運転を行うときの電気料
金は僅かなものとなるので、本実施の形態における冷蔵
庫の電力使用料金は、安価となる。
【0045】一方、発電用熱電変換素子モジュール40
は、放熱面を形成する第1熱交換面部材40aが蓄冷器
61と接触して熱交換し、同時に吸熱面を形成する第2
熱交換面部材40bが冷蔵庫本体1上部の外気と接触し
て熱交換している。このようにして、発電用熱電変換素
子モジュール40は、蓄冷器61と外気との温度差を利
用してゼーベック効果により発電作用を行う。また、こ
の発電された電力は送風機用電動機16aの電源として
利用されるので、冷蔵庫の冷却運転時における主電源の
消費電力が軽減され、電気冷蔵庫の電力使用料金を低減
することができる。なお、この発電用熱電変換素子モジ
ュール40の放熱面からの放出熱は蓄冷器61に放出さ
れるため,その分蓄冷器61の熱負荷が大きくなるが、
夜間電力は昼間の電力に比し大幅に安価であるため、通
常の昼間電力のみで電気機器を駆動するものと比較する
と、総合的にみても主電源の消費電力は軽減されている
ことになる。
【0046】尚、本発明は、次のように変更して具体化
することもできる。 (1) 以上の各実施の形態において、電気冷蔵庫は何
れも冷蔵室および冷凍室を備えているが、本発明の電気
冷蔵庫は、このようなものに限定されるものではなく、
冷蔵室および冷凍室の何れか一方のみを備えたものでも
よく、また、冷蔵室あるいは冷凍室を温蔵室に切換えて
使用できるようにしたものでもよく、また、冷蔵室およ
び冷凍室に加えて温蔵室を有するものでもよく、本発明
においてこれらを全て包含するものとする。
【0047】(2) 前記各実施の形態では、発電用熱
電変換素子モジュール40により発電された電力は、送
風機用電動機16aの駆動用電源として利用されている
が、このような利用に限られるものではなく、庫内灯や
インバーター式の圧縮機の電源の一部などの家庭用電気
冷蔵庫に使用されている色々な電気機器の電源として使
用することができる。
【0048】(3) 前記各実施の形態において、発電
用熱電変換素子モジュール40により発電された電力を
バッテリーへ一旦充電するように構成すると、この発電
用熱電変換素子モジュール40により発電された電力を
各種電源として広範囲に利用し易くなる。なお、実施の
形態4のように、夜間電力を利用して蓄冷された冷熱を
利用する場合は、この夜間電力利用時間帯にできるだけ
蓄電させるようにすると、安価な夜間電力をより一層有
効に活用することができ、より一層省エネルギー効果を
奏することができる。
【0049】(4) 前記各実施の形態において、発電
用熱電変換素子モジュール40の吸熱面および放熱面に
おける高温または低温熱源との熱交換方法は、水等の熱
媒体を介して行うようにしてもよい。この場合、熱媒体
を循環させるための循環ポンプ等の循環機が必要となる
が、この循環機の消費電力に比し発電用熱電変換素子モ
ジュール40で発電される電力を大きくできる場合に
は、省エネルギーを実現することができ、冷蔵庫の電気
料金を安価にすることができる。
【0050】(5) 前記実施の形態2のように、発電
用熱電変換素子モジュール40の放熱面から放出される
熱が庫内に排出されない場合には、庫内を冷却するため
の冷凍装置を、吸熱面で庫内空気と直接又は間接的に熱
交換する熱電変換素子モジュールにより冷凍作用を行う
ものに変更してもよく、この場合上記実施の形態2と同
様の効果を奏することができる。
【0051】(6) 前記実施の形態3においては、発
電用熱電変換素子モジュール40を二つの位置に設けて
いるが、これら二つの発電用熱電変換素子モジュール4
0はどちらか一方のみを設けるようにしても良い。ま
た、各実施の形態における発電用熱電変換素子モジュー
ル40による発電装置を適宜組み合わせて使用してもよ
い。
【0052】(7) 前記実施の形態2および3におい
て、冷蔵庫の高温部として凝縮器32を利用してもよ
い。
【0053】(8) 前記実施の形態4においては、蓄
冷器61に冷熱を蓄冷するために、冷却加熱用熱電変換
素子モジュール60による冷却作用を利用したが、この
冷却加熱用熱電変換素子モジュール60に代わり、圧縮
機、凝縮器、減圧器および蒸発器を順次接続した冷媒回
路を利用する冷凍装置を用いてもよい。
【0054】(9) 前記実施の形態4では、発電用熱
電変換素子用モジュール40の吸熱面を形成する第2熱
交換面部材40bを冷蔵庫本体上部の外気と接触させ、
外気との間で熱交換させていたが、この第2熱交換面部
材40bを冷蔵庫の高温部と熱交換させることにより、
発電用熱電変換素子用モジュール40の第1熱交換面部
材40aと第2熱交換面部材40bとの温度差を大きく
して発電効率を向上させるようにしても良い。この具体
的な方法としては、例えば、高温となる凝縮器32の配
管の一部を第2熱交面部材40bと接するように設けて
熱交換させるようにすること等で行うことができる。
【0055】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。この発明によれば、内
部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷
蔵室または冷凍室を冷却するための冷凍装置とを備えた
電気冷蔵庫であって、さらに、この冷蔵庫の低温部と外
気との温度差を利用してゼーベック効果により発電作用
するように放熱面を前記低温部と熱交換させるとともに
吸熱面を前記外気と熱交換させるように配設した発電用
熱電変換素子モジュールと、この発電用熱電変換素子モ
ジュールで発電した電力を電源とする電気機器とを備え
ているため、冷蔵庫の冷却運転時の主電源の消費電力が
軽減され、電気冷蔵庫の使用電気料金を低減することが
できる。なお、この発明では、発電用熱電変換素子モジ
ュールの放熱面からの放出熱が冷蔵庫の低温部に放出さ
れるので、その分冷凍装置の負荷が増大することになる
が、冷凍装置のCOPを大きいものとした場合、総合的
に見て従来のものに比し主電源の消費電力が節約され、
電気冷蔵庫の使用電気料金が低減されることになる。こ
の場合、前記冷凍装置を、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸
発器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を行うよう
にしたものでは、汎用性に富んだ電気冷蔵庫を提供する
ことができる。また、この場合、この発電用熱電変換素
子モジュールを前記冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態に
埋設し、前記低温部を庫内空気としたものでは、前記発
電用熱電変換素子モジュールの放熱面および吸熱面が熱
源と直接触れる構造となり、この発電用熱電変換素子モ
ジュール周りの構造を簡略化することができる。また、
この場合、前記蒸発器を前記冷蔵庫本体の外壁内面に沿
うように配置し、前記発電用熱電変換素子モジュールを
前記蒸発器に沿う冷蔵庫本体の外壁部分に貫通する状態
で埋設し、前記冷蔵庫の低温部を前記蒸発器としたもの
では、前記発電用熱電変換素子モジュール周りの構造が
前記と同様の理由で簡略化されるとともに、発電用熱電
変換素子モジュールの放熱面と吸熱面との温度差が大き
くなり、この発電用熱電変換素子モジュールで発電する
電力を大きくすることができる。したがって、より一層
主電源の消費電力を低減することができる。
【0056】また、この発明によれば、内部に冷蔵室ま
たは冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室または冷
凍室を冷却するための冷凍装置とを備えた電気冷蔵庫で
あって、さらに、この冷蔵庫の低温部とこの冷蔵庫の高
温部との温度差を利用してゼーベック効果により発電作
用するように放熱面を前記低温部と熱交換させるととも
に吸熱面を前記高温部と熱交換させるように配設した発
電用熱電変換素子モジュールと、この発電用熱電変換素
子モジュールで発電した電力を電源とする電気機器とを
備えているので、発電用熱電変換素子モジュールの放熱
面と吸熱面との温度差が大きくなり、発電用熱電変換素
子モジュールでの起電力が大きくなる。このため、冷蔵
庫の冷却運転時における主電源の消費電力がより一層軽
減され、電気冷蔵庫の使用電気料金をより一層低減する
ことができる。なお、この場合も、発電用熱電変換素子
モジュールの放熱面からの放出熱が冷蔵庫の低温部に放
出されるので、その分冷凍装置の負荷が増大することに
なるが、冷凍装置のCOPを大きいもの(例えば、圧縮
機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順に接続した冷媒回路に
より冷凍作用を行うもの)とした場合、総合的に見て従
来のものに比し主電源の消費電力が節約され、電気冷蔵
庫の使用電気料金が低減されることになる。この場合、
前記冷凍装置を、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順
に接続した冷媒回路により冷凍作用を行うようにしたも
のでは、汎用性に富んだ電気冷蔵庫を製作することがで
きる。また、この場合、前記発電用熱電変換素子モジュ
ールを、前記冷凍装置の圧縮機を収納した機械室と前記
庫内とを区画する前記冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態
に埋設し、前記冷蔵庫の低温部を庫内空気とし、前記冷
蔵庫の高温部を前記圧縮機の発熱により加熱される前記
機械室内の空気とするように構成したものでは、前記発
電用熱電変換素子モジュールの放熱面および吸熱面が熱
源と直接触れる構造となり、この発電用熱電変換素子モ
ジュール周りの構造を簡略化することができる。さら
に、このものでは、発電用熱電変換素子モジュールの放
熱面と吸熱面との温度差が大きくなり、この発電用熱電
変換素子モジュールで発電する電力が大きくなるので、
より一層主電源の消費電力の軽減を行うことができる。
【0057】また、この発明によれば、内部に冷蔵室ま
たは冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室または冷
凍室を冷却するための冷凍装置とを備えた電気冷蔵庫で
あって、さらに、外気とこの冷蔵庫の高温部との温度差
を利用してゼーベック効果により発電作用するように放
熱面を前記外気と熱交換させるとともに吸熱面を前記高
温部と熱交換させるように配設した発電用熱電変換素子
モジュールと、この発電用熱電変換素子モジュールで発
電した電力を電源とする電気機器とを備えているので、
発電用熱電変換素子モジュールの放熱面から放出される
熱が庫内に放出されない。したがって、発電用熱電変換
素子モジュールで発電された起電力は、全て冷却運転時
の節約電力として機能するので、冷却運転時における主
電源の消費電力を大幅に軽減し、電気冷蔵庫の使用電気
料金を大幅に低減することができる。この場合、前記冷
凍装置を、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を順に接続
した冷媒回路により冷凍作用を行うようにしたもので
は、汎用性に富んだ電気冷蔵庫を製作することができ
る。また、この場合、前記発電用熱電変換素子モジュー
ルを、前記圧縮機を収納した機械室における冷蔵庫周辺
外気との隔壁に貫通する状態で埋設し、前記高温部を前
記圧縮機の発熱により加熱される機械室内の空気とした
ものでは、冷蔵庫本体の外壁を貫通することなく前記発
電用熱電変換素子モジュールを取り付けることができ、
この発電用熱電変換素子モジュール周りの取り付け構造
を簡略化することができる。また、この場合、前記発電
用熱電変換素子モジュールを前記圧縮機の外表面部に熱
交換可能に取り付け、前記高温部を前記圧縮機の外表面
部としたものでは、発電用熱電変換素子モジュールの放
熱面と吸熱面における熱源の温度差がより大きくなり、
この発電用熱電変換素子モジュールで発電する電力がよ
り一層大きくなる。したがって、冷却運転時の主電源の
消費電力をさらに軽減し、電気冷蔵庫の使用電気料金を
さらに低減することができる。また、この場合,前記冷
凍装置を外気と熱交換する熱電変換素子モジュールによ
り冷凍作用を行うようにしたものでは、運転音が低く、
小型軽量な電気冷蔵庫を容易に製作することができる。
【0058】また、本発明によれば、内部に冷蔵室また
は冷凍室を備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室または冷凍
室を冷却するための冷凍装置とを備えた電気冷蔵庫であ
って、さらに、夜間電力を利用して冷熱を貯える蓄冷器
と、この蓄冷器と外気または蓄冷器と冷蔵庫の高温部分
との少なくとも何れか一方の温度差を利用してゼーベッ
ク効果により発電作用するように放熱面を前記蓄冷器と
熱交換させるとともに吸熱面を前記外気または冷蔵庫の
高温部の少なくともどちらか一方と熱交換させるように
配設した発電用熱電変換素子モジュールと、この発電用
熱電変換素子モジュールで発電した電力を電源とする電
気機器とを備えているので、冷蔵庫の冷却運転時におけ
る主電源の消費電力が軽減され、電気冷蔵庫の使用電気
料金を低減することができる。なお、発電用熱電変換素
子モジュールの放熱面からの放出熱が蓄冷器に放出され
るので、その分蓄冷器の熱負荷が大きくなるが、夜間電
力が昼間電力に比し大幅に安価であるため、通常の昼間
電力のみで電気機器を駆動する従来のものと比較する
と、総合的に見て主電源の消費電力が節約され、電気冷
蔵庫の使用電気料金が低減されることになる。この場
合、前記冷凍装置を、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器
を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を行うようにし
たものでは、汎用性に富んだ電気冷蔵庫を製作すること
ができる。また、この場合,前記冷凍装置を外気と熱交
換する熱電変換素子モジュールにより冷凍作用を行うよ
うにしたものでは、運転音が低く、小型軽量な電気冷蔵
庫を容易に製作することができる。また、この場合、前
記蓄冷器を冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態で埋設した
ものでは、発電用熱電変換素子モジュールの放熱面部お
よび吸熱面部が熱源と直接触れることになり、この発電
用熱電変換素子モジュール周りの構造を簡略化すること
ができる。
【0059】また、上記各発明において、前記発電用熱
電変換素子モジュールで発電した電力を電源とする電気
機器を、庫内空気を循環させるための送風機用電動機と
したものでは、冷却運転時に必要な送風機用電動機の電
力を補うことことができ、主電源の消費電力の節減を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る家庭用電気冷
蔵庫の全体構成説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る冷媒回路図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る発電用熱電変
換素子モジュールの構成説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る家庭用電気冷
蔵庫の要部構成説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る家庭用電気冷
蔵庫の要部構成説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係る家庭用電気冷
蔵庫の全体構成説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る冷媒回路図で
ある。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、5 冷蔵室、7 冷凍室、15 蒸発
器、16 送風機、16a 送風機用電動機、30 機
械室、30a 隔壁、32 凝縮器、33 減圧器、4
0 発電用熱電変換素子モジュール、40a 第1熱交
換面部材、40b 第2熱交換面部材、51 配線、5
2 制御手段、60 冷却加熱用熱電変換素子モジュー
ル、61 蓄冷器。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵
    庫本体と、前記冷蔵室または冷凍室を冷却するための冷
    凍装置とを備えた電気冷蔵庫であって、さらに、この冷
    蔵庫の低温部と外気との温度差を利用してゼーベック効
    果により発電作用するように放熱面を前記低温部と熱交
    換させるとともに吸熱面を前記外気と熱交換させるよう
    に配設した発電用熱電変換素子モジュールと、この発電
    用熱電変換素子モジュールで発電した電力を電源とする
    電気機器とを備えていることを特徴とする電気冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 内部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵
    庫本体と、前記冷蔵室または冷凍室を冷却するための冷
    凍装置とを備えた電気冷蔵庫であって、さらに、この冷
    蔵庫の低温部とこの冷蔵庫の高温部との温度差を利用し
    てゼーベック効果により発電作用するように放熱面を前
    記低温部と熱交換させるとともに吸熱面を前記高温部と
    熱交換させるように配設した発電用熱電変換素子モジュ
    ールと、この発電用熱電変換素子モジュールで発電した
    電力を電源とする電気機器とを備えていることを特徴と
    する電気冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 内部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵
    庫本体と、前記冷蔵室または冷凍室を冷却するための冷
    凍装置とを備えた電気冷蔵庫であって、さらに、外気と
    この冷蔵庫の高温部との温度差を利用してゼーベック効
    果により発電作用するように放熱面を前記外気と熱交換
    させるとともに吸熱面を前記高温部と熱交換させるよう
    に配設した発電用熱電変換素子モジュールと、この発電
    用熱電変換素子モジュールで発電した電力を電源とする
    電気機器とを備えていることを特徴とする電気冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 内部に冷蔵室または冷凍室を備えた冷蔵
    庫本体と、前記冷蔵室または冷凍室を冷却するための冷
    凍装置とを備えた電気冷蔵庫であって、さらに、夜間電
    力を利用して冷熱を貯える蓄冷器と、この蓄冷器と外気
    または蓄冷器と冷蔵庫の高温部分との少なくとも何れか
    一方の温度差を利用してゼーベック効果により発電作用
    するように放熱面を前記蓄冷器と熱交換させるとともに
    吸熱面を前記外気または冷蔵庫の高温部の少なくともど
    ちらか一方と熱交換させるように配設した発電用熱電変
    換素子モジュールと、この発電用熱電変換素子モジュー
    ルで発電した電力を電源とする電気機器とを備えている
    ことを特徴とする電気冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減圧
    器、蒸発器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を行
    うものであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1
    項に記載の電気冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記冷凍装置は、吸熱面で外気と熱交換
    する熱電変換素子モジュールにより冷凍作用を行うもの
    であることを特徴とする請求項3または4に記載の電気
    冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記発電用熱電変換素子モジュールは前
    記冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態で埋設され、前記低
    温部は庫内空気であることを特徴とする請求項1に記載
    の電気冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 前記冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減圧
    器、蒸発器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を行
    うものであり、前記蒸発器は前記冷蔵庫本体の外壁内面
    に沿うように配置され、前記発電用熱電変換素子モジュ
    ールは前記蒸発器に沿う冷蔵庫本体の外壁部分に貫通す
    る状態で埋設され、前記低温部が前記蒸発器であること
    を特徴とする請求項1記載の電気冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 前記冷凍装置は圧縮機、凝縮器、減圧
    器、蒸発器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を行
    うものであり、前記発電用熱電変換素子モジュールは、
    前記冷凍装置の圧縮機を収納した機械室と前記庫内とを
    区画する前記冷蔵庫本体の外壁に貫通する状態で埋設さ
    れ、前記低温部は庫内空気であり、前記高温部は前記圧
    縮機の発熱により加熱される前記機械室内の空気である
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 前記冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減
    圧器、蒸発器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を
    行うものであり、前記発電用熱電変換素子モジュールは
    前記圧縮機を収納した機械室における冷蔵庫周辺外気と
    の隔壁に貫通する状態で埋設され、前記高温部は前記圧
    縮機の発熱により加熱される機械室内の空気であること
    を特徴とする請求項3に記載の電気冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 前記冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減
    圧器、蒸発器を順に接続した冷媒回路により冷凍作用を
    行うものであり、前記発電用熱電変換素子モジュールは
    前記圧縮機の外表面部に熱交換可能に取り付けられ、前
    記高温部は前記圧縮機の外表面部であることを特徴とす
    る請求項3に記載の電気冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 前記蓄冷器は冷蔵庫本体の外壁に貫通
    する状態で埋設されていることを特徴とする請求項4に
    記載の電気冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 前記電気機器は、庫内空気を循環させ
    るための送風機用電動機であることを特徴とする請求項
    1〜12の何れか1項に記載の電気冷蔵庫。
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