JP2001069756A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2001069756A
JP2001069756A JP24059399A JP24059399A JP2001069756A JP 2001069756 A JP2001069756 A JP 2001069756A JP 24059399 A JP24059399 A JP 24059399A JP 24059399 A JP24059399 A JP 24059399A JP 2001069756 A JP2001069756 A JP 2001069756A
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雅和 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電圧や出力電圧の変動、出力短絡を生じ
た場合にも、同期整流回路のスイッチ素子を駆動する駆
動回路に安定した駆動電圧を供給し得るスイッチング電
源装置を提供する。 【解決手段】 同期整流回路5を駆動する駆動回路13
は、制御回路9から絶縁結合回路11を介して供給され
る制御信号CS12に基づいて生成された駆動信号CS
21、CS22により、同期整流回路5に含まれる整流
用スイッチ素子51を、スイッチ回路3に含まれるスイ
ッチ素子31と同期して制御する。補助電源回路15
は、制御回路9から絶縁結合回路11を介して供給され
る制御信号CS12を整流平滑して直流電圧Vc1を生
成し、直流電圧Vc1を、動作電圧として、駆動回路1
3に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期整流型のスイ
ッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来技術】スイッチング電源装置は、電力変換用変圧
器の入力巻線を通して供給される直流入力電圧を、スイ
ッチ回路に含まれるスイッチ素子によってスイッチング
し、スイッチング出力を、電力変換用変圧器の出力巻線
に接続された出力整流回路及び出力平滑回路によって任
意の直流出力電圧に変換するようになっている。
【0003】出力整流回路の損失を低減する手段とし
て、整流ダイオードに代えて、それよりも電圧降下が低
く、損失の少ないスイッチ素子、典型的には電界効果ト
ランジスタ(以下FETと称する)を整流素子として用
いる同期整流回路が知られている。
【0004】FETを整流素子として用いる同期整流回
路においては、整流用FETに対して、動作に必要な直
流電圧を供給しなければならない。その手段として、従
来より、次に述べる第1〜第4の回路方式が知られてい
る。
【0005】第1の回路方式では、整流用FETのオ
ン、オフのタイミングと駆動電力とを、電力変換用トラ
ンスの二次巻線から供給する回路方式を採用する。
【0006】第2の回路方式では、電力変換用変圧器に
第3の巻線を設け、第3の巻線により、整流用FETの
オン、オフのタイミングと駆動電力を得る回路方式を採
用する。
【0007】第3の回路方式では、特公昭58ー409
15号公報等に開示されているように、電力変換用変圧
器の二次巻線と直列に接続された磁気素子、具体的には
出力平滑回路を構成するチョークコイルに第2の巻線を
設け、この第2の巻線から、整流用FETのオン、オフ
のタイミングと駆動電力を得る方法である。電力変換用
変圧器の二次側に制御回路がある場合も、同様に磁気素
子の第2の巻線から電力を得る。
【0008】第4の回路方式は、別の電源から駆動電力
および二次側制御回路の電力を供給する回路方式を採用
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第1及び第2の回路方
式の問題点は、入力電圧が変化すると、電力変換用トラ
ンスの二次巻線に発生する電圧が変化するため、整流用
FETの駆動電圧が入力電圧に比例して変化してしまう
ことである。
【0010】第3の回路方式の問題点は、スイッチング
電源装置としての出力端間を短絡したとき、整流用FE
Tを駆動する電圧が低下してしまうこと、及び、出力電
圧を変化させたとき、整流用FETを駆動する電圧が変
化することである。整流用FETを駆動する電圧が変化
したときの問題は、整流用FETを最も効率良く駆動す
る電圧から外れてしまい、整流用FETの損失が増加す
ること、駆動電圧が上がりすぎると、整流用FETのゲ
ート.ソース耐電圧を超えてしまい、整流用FETが破
損すること、ゲート電圧が低くなりすぎると、整流用F
ETが導通できなくなり、整流用FETの寄生ダイオー
ドに電流が流れてしまい、整流用FETの損失が大きく
なること等である。
【0011】また、第4の回路方式の問題点は、別電源
を備える必要があるため、部品点数が増え、小型化及び
コストダウンが困難になることである。
【0012】本発明の課題は、入力電圧や出力電圧が変
動した場合にも、同期整流回路に含まれる整流用スイッ
チ素子を駆動する回路に対し、安定した駆動電圧を供給
し得るスイッチング電源装置を提供することである。
【0013】本発明のもう一つの課題は、出力短絡を生
じた場合にも、同期整流回路に含まれる整流用スイッチ
素子を駆動する回路に対し、安定した駆動電圧を供給し
得るスイッチング電源装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るスイッチング電源装置は、変圧器
と、スイッチ回路と、同期整流回路と、平滑回路と、制
御回路と、絶縁結合回路と、駆動回路と、補助電源回路
とを含む。前記変圧器は、入力巻線と、出力巻線とを含
んでいる。前記スイッチ回路は、少なくとも1つのスイ
ッチ素子を含み、前記スイッチ素子は、前記入力巻線を
通して供給される直流入力電圧をスイッチングする。
【0015】前記同期整流回路は、整流素子として、制
御電極を有する少なくとも1つの整流用スイッチ素子を
含み、前記変圧器の前記出力巻線に誘起する電圧を整流
して出力する。前記平滑回路は、前記同期整流回路から
出力される整流電圧を平滑して出力する。
【0016】前記制御回路は、前記スイッチ素子に制御
信号を与えてそのスイッチング動作を制御する。
【0017】前記駆動回路は、前記制御回路から前記絶
縁結合回路を介して供給される前記制御信号に基づいて
生成された駆動信号を、前記整流用スイッチ素子の前記
制御電極に供給して、前記整流用スイッチ素子を、前記
スイッチ回路の前記スイッチ素子と同期して制御する。
【0018】前記補助電源回路は、前記制御回路から前
記絶縁結合回路を介して供給される前記制御信号を整流
平滑して直流電圧を生成し、前記直流電圧を、動作電圧
として、前記駆動回路に供給する。
【0019】上述したスイッチング電源装置において、
変圧器の入力巻線を通して供給される直流入力電圧を、
スイッチ回路に含まれるスイッチ素子によってスイッチ
ングし、スイッチング出力を、変圧器の出力巻線に備え
られた同期整流回路及び出力平滑回路によって直流出力
電圧に変換することができる。スイッチ素子は、制御回
路から供給される制御信号によって、そのスイッチング
動作が制御される。この制御動作によって、安定化され
た任意の直流出力電圧が得られる。直流出力電圧は負荷
に供給される。
【0020】駆動回路は、制御回路から絶縁結合回路を
介して供給される制御信号に基づいて生成された駆動信
号により、整流用スイッチ素子を、スイッチ回路のスイ
ッチ素子と同期して制御する。この同期整流により、整
流ダイオードによる整流回路よりも損失を低減させた同
期整流型スイッチング電源装置が得られる。
【0021】上述したスイッチング動作及び同期整流動
作等は、従来より知られている。本発明に係るスイッチ
ング電源装置の特徴は、補助電源回路を含んでいること
である。この補助電源回路は、制御回路から絶縁結合回
路を介して供給される制御信号を整流平滑して直流電圧
を生成し、直流電圧を、動作電圧として、駆動回路に供
給する。即ち、整流用スイッチ素子を制御するための制
御信号を利用して、駆動回路のための動作電圧を生成す
る。このため、入力電圧や出力電圧が変動した場合に
も、駆動回路に安定した駆動電圧を供給し得る。
【0022】また、スイッチ回路のある一次側から、絶
縁結合回路を介して、同期整流回路及び駆動回路のある
二次側に電力を供給することができるから、起動時ある
いは出力短絡時にも、駆動回路に安定した駆動電圧を供
給し得る。
【0023】本発明に係るスイッチング電源装置におい
て、同期整流回路としては種々の回路構成を採用でき
る。例えば、同期整流回路を2つの整流素子を含む構成
とし、2つの整流素子の両者を、スイッチ素子で構成し
てもよいし、2つの整流素子の一方はスイッチ素子と
し、他方は整流ダイオードとしてもよい。同期整流回路
は、全波整流方式及び半波整流方式の何れであってもよ
い。また、平滑回路はチョークインプット型及びコンデ
ンサインプット型の何れであってもよい。
【0024】更に、同期整流回路が1つの整流素子を含
むだけであってよい。この場合、1つ備えられた整流素
子が、整流用スイッチ素子となることは自明である。こ
の構成の場合には、同期整流回路は、変圧器の二次巻線
に誘起するフライバック電圧を整流して出力するフライ
バック整流方式となる。
【0025】本発明に係るスイッチング電源装置は、1
つの態様として、第2の補助電源回路を含んでいてもよ
い。この構成によれば、定常時は、第2の補助電源回路
を通して、駆動回路に動作電圧を供給できる。この場
合、第2の補助電源回路から出力される直流電圧が、補
助電源回路から出力される直流電圧よりも高くなるよう
に設定する。
【0026】別の態様として、本発明に係るスイッチン
グ電源装置は、遅延回路を含んでいてもよい。遅延回路
は、制御回路から、スイッチ素子の制御電極に供給され
る制御信号の立ち上がりを遅延させる。この場合には、
スイッチ回路において、メインスイッチとなるスイッチ
素子のオン.パルス幅が微小になった場合にも、駆動回
路に対して安定した電圧を供給し得る。
【0027】本発明の他の目的、特徴及び利点等につい
ては、実施例である添付図面を参照し、更に詳しく説明
する。添付図面は、単なる例示に過ぎない。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスイッチング
電源装置の電気回路図である。図示されたスイッチング
電源装置は、変圧器1と、スイッチ回路3と、同期整流
回路5と、平滑回路7と、制御回路9と、絶縁結合回路
11と、駆動回路13と、補助電源回路15とを含む。
【0029】変圧器1は、入力巻線101と、出力巻線
102とを含んでいる。スイッチ回路3は、少なくとも
1つのスイッチ素子31を含む。スイッチ素子31は、
入力巻線101を通して供給される直流入力電圧Vin
をスイッチングする。直流入力電圧Vinは、直流電源
17から入力端子T1、T2に供給される。直流電源1
7は、バッテリ等の直流電源または交流を直流に変換す
る各種のAC/DC電源装置等によって構成される。
【0030】スイッチ素子31はFETまたはバイポー
ラトランジスタ等によって構成される。スイッチ素子3
1の主電極311は変圧器1の入力巻線101の一端に
接続され、変圧器1の入力巻線101の他端は入力端子
T1に導かれている。スイッチ素子31のもう一方の主
電極312は入力端子T2に接続されている。
【0031】図示実施例とは異なって、スイッチ回路3
は、複数のスイッチ素子を含んでいてもよい。例えば、
4つのスイッチ素子をブリッジ接続し、2つのスイッチ
素子を1組として、交互にスイッチング動作をさせる回
路構成であってもよい。
【0032】同期整流回路5は、少なくとも1つの整流
用スイッチ素子51を含み、変圧器1の出力巻線101
に誘起する電圧を整流して出力する。整流用スイッチ素
子51は、制御電極513を有する。このような整流用
スイッチ素子51は、FETまたはバイポーラトランジ
スタ等によって構成される。
【0033】平滑回路7は、同期整流回路5から出力さ
れる整流電圧を平滑して出力する。平滑回路7は周知の
回路構成によって実現できる。
【0034】制御回路9は、スイッチ素子31に制御信
号CS11を与えてそのスイッチング動作を制御する。
図示の制御回路9は、スイッチ素子31の制御電極31
3に制御信号CS11を与える。制御信号CS11はパ
ルス幅の制御されたパルス列信号である。実施例におい
て、制御回路9とスイッチ素子31の制御電極313と
の間に、制御電極313を適切に駆動するための信号伝
送回路19が備えられている。信号伝送回路19は、制
御回路9から供給された制御信号CS1のパルス幅(オ
ン.デューティ)と実質的に同じパルス幅を持つ制御信
号CS11を、制御電極313に供給する。従って、ス
イッチ素子31の駆動に関しては、制御信号CS1と制
御信号CS11とは実質的に同じ信号とみなすことがで
きる。
【0035】制御回路9は、更に、出力端子T3、T4
に現れる直流出力電圧V0を監視し、スイッチ素子31
の制御電極313に、直流出力電圧V0を安定化するた
めのパルス幅変調制御を与える。図1の参照符号CS3
は直流出力電圧V0の監視信号を示している。図示はさ
れていないが、制御回路9は、二次側から電気的に絶縁
される。
【0036】駆動回路13は、制御回路9から絶縁結合
回路11を介して供給される制御信号CS12に基づい
て生成された駆動信号CS2を、整流用スイッチ素子5
1の制御電極513に供給して、整流用スイッチ素子5
1を、スイッチ回路3のスイッチ素子31と同期して制
御する。駆動信号CS2はパルス列信号である。
【0037】絶縁結合回路11は、典型的には、パルス
トランスを含む。パルストランス以外の絶縁結合手段を
用いてもよい。絶縁結合回路11は、制御回路9から供
給された制御信号CS1のパルス幅(オン.デューテ
ィ)と実質的に同じパルス幅を持つ制御信号CS12を
出力する。従って、パルス列信号としては、制御信号C
S1と制御信号CS12とは実質的に同じ信号とみなす
ことができる。
【0038】補助電源回路15は、制御回路9から絶縁
結合回路11を介して供給される制御信号CS12を整
流平滑して直流電圧Vc1を生成し、直流電圧Vc1
を、動作電圧として、駆動回路13に供給する。
【0039】上述したスイッチング電源装置において、
変圧器1の入力巻線101を通して供給される直流入力
電圧Vinを、スイッチ回路3に含まれるスイッチ素子
31によってスイッチングして高周波電圧を生成させ、
スイッチング出力を、変圧器1の入力巻線101から出
力巻線102に伝送し、出力巻線102に接続された同
期整流回路5及び出力平滑回路7によって直流出力電圧
V0に変換する。直流出力電圧V0は、出力端子T3、
T4から、負荷Lに供給される。
【0040】スイッチ素子31は、制御回路9から、信
号伝送回路19を介して、制御電極313に供給される
制御信号CS11によって、そのスイッチング動作が制
御される。この制御動作によって、安定化された任意の
直流出力電圧V0が得られる。
【0041】駆動回路13は、制御回路9から絶縁結合
回路11を介して供給される制御信号CS11に基づい
て生成された駆動信号CS2により、同期整流回路5に
含まれる整流用スイッチ素子51を、スイッチ回路3に
含まれるスイッチ素子31と同期して制御する。上述し
た同期整流回路5を備えることにより、整流ダイオード
による整流回路よりも損失を低減させた同期整流型スイ
ッチング電源装置が得られる。
【0042】上述したスイッチング動作及び同期整流動
作等は、従来より知られている。本発明の特徴は、補助
電源回路15を含むことである。補助電源回路15は、
制御回路9から絶縁結合回路11を介して供給される制
御信号CS12を整流平滑して直流電圧Vc1を生成
し、直流電圧Vc1を、動作電圧として、駆動回路13
に供給する。即ち、同期整流回路5に含まれる整流用ス
イッチ素子51を制御するための制御信号CS12を利
用して、駆動回路13を動作させるための直流電圧Vc
1を生成する。このため、入力電圧Vinや出力電圧V
0が変動した場合にも、駆動回路13に安定した駆動電
圧を供給し得る。
【0043】また、スイッチ素子31のある一次側か
ら、絶縁結合回路11を介して、同期整流回路5、駆動
回路13及び補助電源回路15のある二次側に電力を供
給することができるから、起動時あるいは出力短絡時に
も、駆動回路13に安定した駆動電圧Vc1を供給し得
る。
【0044】図2は図1に示した本発明に係るスイッチ
ング電源装置の更に具体的な回路図を示している。図に
おいて、図1に現れた構成部分と同一の構成部分につい
ては、同一の参照符号を付してある。図2の実施例で
は、同期整流回路5は、第1の整流用スイッチ素子51
と、第2の整流用スイッチ素子52とを含む。第1及び
第2の整流用スイッチ素子51、52は、FETまたは
バイポーラトランジスタ等によって構成される。第1の
整流用スイッチ素子51は、主電極511が変圧器1の
出力巻線102の一端に接続されている。第2の整流用
スイッチ素子52は、主電極521が変圧器1の出力巻
線102の他端に接続され、主電極522が第1の整流
用スイッチ素子51の主電極512と接続されている。
【0045】図示実施例と異なって、第1の整流用スイ
ッチ素子51及び第2の整流用スイッチ素子52のう
ち、何れか一方を、整流ダイオードによって構成しても
よい。
【0046】平滑回路7は、入力側が、第2の整流用ス
イッチ素子52の主電極521、522に接続されてい
る。
【0047】駆動回路13は、制御回路9から絶縁結合
回路11を介して供給される制御信号CS12に基づい
て生成された駆動信号CS21、CS22により、第1
の整流用スイッチ素子51及び第2の整流用スイッチ素
子52を、スイッチ素子31と同期して制御する。駆動
信号CS21、CS22はパルス列信号である。
【0048】上述したスイッチング電源装置の同期整流
回路5において、駆動回路13から供給される駆動信号
CS21、CS22により、第1及び第2の整流用スイ
ッチ素子51、52は、スイッチ素子31がオンのと
き、第1の整流用スイッチ素子51がオンとなり、第2
の整流用スイッチ素子52がオフとなるように制御され
る。また、スイッチ素子31がオフのとき、第1の整流
用スイッチ素子51がオフとなり、第2の整流用スイッ
チ素子52がオンとなるように制御される。上述した同
期整流回路5を備えることにより、整流ダイオードによ
る整流回路よりも損失を低減させた同期整流型スイッチ
ング電源装置が得られる。
【0049】補助電源回路15は、制御回路9から絶縁
結合回路11を介して供給される制御信号CS12を整
流平滑して直流電圧Vc1を生成し、直流電圧Vc1
を、動作電圧として、駆動回路13に供給する。即ち、
第1及び第2の整流用スイッチ素子51、52を制御す
るための制御信号CS12を利用して、駆動回路13を
動作させるための直流電圧Vc1を生成する。このた
め、入力電圧Vinや出力電圧V0が変動した場合に
も、駆動回路13に安定した駆動電圧を供給し得る。
【0050】また、スイッチ素子31のある一次側か
ら、絶縁結合回路11を介して、第1の整流用スイッチ
素子51及び第2の整流用スイッチ素子52のある二次
側に電力を供給することができるから、起動時あるいは
出力短絡時にも、同期整流回路5を構成する第1及び第
2の整流用スイッチ素子51、52に安定した駆動電圧
を供給し得る。
【0051】図3は図2に示した本発明に係るスイッチ
ング電源装置の更に具体的な回路構成を示す電気回路図
である。図において、図1、2に現れた構成部分と同一
の構成部分については、同一の参照符号を付してある。
実施例において、スイッチ回路3に含まれるスイッチ素
子31と、第1及び第2の整流用スイッチ素子51、5
2はFETで構成されている。スイッチ素子31の主電
極311は変圧器1の入力巻線101の一端に接続さ
れ、変圧器1の入力巻線101の他端は入力端子T1に
導かれている。スイッチ素子31の主電極312は入力
端子T2に接続されている。
【0052】同期整流回路5において、第1の整流用ス
イッチ素子51は、主電極511が変圧器1の出力巻線
102の一端に接続されている。第2の整流用スイッチ
素子52は、主電極521が変圧器1の出力巻線102
の他端に接続され、主電極522が第1の整流用スイッ
チ素子51の主電極512と接続されている。
【0053】平滑回路7は、磁気素子であるチョークコ
イル71と、コンデンサ72とを含むチョークインプッ
ト型である。チョークコイル71の一端は、変圧器1の
出力巻線102と、第2の整流用スイッチ素子52の主
電極521との接続点に接続されている。コンデンサ7
2は、チョークコイル71の他端と、第1の整流用スイ
ッチ素子51及び第2の整流用スイッチ素子52の主電
極512、522に接続されている。直流出力電圧V0
は、コンデンサ72の両端から取り出される。
【0054】絶縁結合回路11は、信号伝送回路111
と、絶縁トランス112とを含む。信号伝送回路111
及び絶縁トランス112は、変圧器1の二次側にある駆
動回路13及び補助電源回路15を、一次側に備えられ
たスイッチ素子31及び制御回路9から電気的に絶縁す
るため、及び、駆動回路13及び補助電源回路15に対
し、制御回路9から供給された制御信号CS1と実質的
に同じパルス幅を持つ制御信号CS12を供給するため
に備えられている。
【0055】駆動回路13は、第1の駆動回路131
と、第2の駆動回路132とを含んでいる。第1の駆動
回路131は第1の整流用スイッチ素子51の制御電極
513を駆動する。第2の駆動回路132は、第2の整
流用スイッチ素子52の制御電極523を駆動する。第
1の駆動回路131及び第2の駆動回路132は、入力
側が共通に接続されており、制御信号CS12が共通に
供給される。第1の駆動回路131は入力される制御信
号CS12に対して、非反転論理動作を行う論理ゲート
である。即ち、第1の駆動回路131は入力される制御
信号CS12が論理値1(高レベル)のとき、出力信号
が論理値1(高レベル)となる。第2の駆動回路132
は入力される制御信号CS12に対して、反転論理動作
を行う論理ゲートである。即ち、入力される制御信号C
S12が論理値1(高レベル)のとき、出力信号が論理
値0(低レベル)となる。
【0056】補助電源回路15は、整流ダイオード15
1と、平滑用コンデンサ152とを含む。絶縁結合回路
11に含まれる絶縁変圧器112の出力巻線に生じた制
御信号CS12は、整流ダイオード151によって整流
され、平滑用コンデンサ152によって平滑される。こ
れにより、直流電圧Vc1が生成される。この直流電圧
Vc1は、第1の駆動回路131及び第2の駆動回路1
32に、動作電圧として供給されるので、第1の駆動回
路131及び第2の駆動回路132が、安定して所定の
論理動作を行う。
【0057】補助電源回路15は、図示実施例に限定さ
れない。例えば、安定化した電圧を生成する電圧安定化
回路を含んでいてもよい。具体的には、変圧器112に
第三の巻線を設け、その巻線から電圧安定化回路を介し
て供給する回路構成等を挙げることができる。
【0058】第1及び第2の駆動回路131、132に
よる第1及び第2の整流用スイッチ素子51、52の制
御動作は次の通りである。まず、制御信号CS1、CS
11が論理値1(高レベル)であって、スイッチ回路3
に含まれるスイッチ素子31がオンのとき、第1の駆動
回路131から第1の整流用スイッチ素子51に供給さ
れる駆動信号CS21が論理値1(高レベル)となるの
で、第1の整流用スイッチ素子51がオンとなる。第2
の整流用スイッチ素子52は、第2の駆動回路132の
反転論理動作により、駆動信号CS22が論理値0(低
レベル)となるので、オフとなる。
【0059】次に、制御信号CS1、CS11が論理値
0(低レベル)であって、スイッチ回路3に含まれるス
イッチ素子31がオフのとき、第1の駆動回路131か
ら第1の整流用スイッチ素子51に供給される駆動信号
CS21が論理値0(低レベル)となるので、第1の整
流用スイッチ素子51がオフとなる。第2の整流用スイ
ッチ素子52は、第2の駆動回路132の反転論理動作
により、駆動信号CS22が論理値1(高レベル)とな
るので、オンとなる。上述した同期整流動作により、整
流ダイオードによる整流回路よりも損失を低減させた同
期整流型スイッチング電源装置が得られる。
【0060】図示された補助電源回路15は、整流ダイ
オード151と、平滑用コンデンサ152とを有するの
で、一種のピークホールド回路として動作する。制御信
号CS12は、ピーク値の一定なパルス信号であるか
ら、直流電圧Vc1はほぼ一定の電圧値となる。このた
め、入力電圧や出力電圧が変動した場合にも、同期整流
回路5を構成する第1及び第2の整流用スイッチ素子5
1、52に安定した駆動電圧を供給し得る。
【0061】また、スイッチ素子31のある一次側か
ら、絶縁結合回路11を介して、第1及び第2の整流用
スイッチ素子51、52のある二次側に電力を供給する
ことができるから、起動時あるいは出力短絡時にも、第
1及び第2の駆動回路131、132に安定した駆動電
圧を供給し得る。
【0062】図4は図2に示した本発明に係るスイッチ
ング電源装置の更に別の具体的実施例を示す電気回路図
である。図において、図1〜3に現れた構成部分と同一
の構成部分については、同一の参照符号を付してある。
この実施例の特徴は、二次側制御回路21を備え、この
二次側制御回路21に対しても、補助電源回路15で生
成された直流電圧Vc1を、動作電圧として供給するよ
うになっていることである。二次側制御回路21は、例
えば、出力電圧検出回路等を含んでいる。二次側制御回
路21と、制御回路9との間には、変圧器等でなる絶縁
結合器22が備えられ、制御回路9のある一次側と、二
次側制御回路21とを電気的に絶縁した状態で、監視信
号CS3が、制御回路9に供給される。
【0063】図5は図2に示した本発明に係るスイッチ
ング電源装置の更に別の具体的実施例を示す電気回路図
である。図において、図1〜4に現れた構成部分と同一
の構成部分については、同一の参照符号を付してある。
この実施例の特徴は、第2の補助電源回路23を含んで
いることである。第2の補助電源回路23を構成する手
段として、実施例では、平滑回路7のチョークコイル7
1は、第1の巻線73と、第2の巻線74とを含む。第
1の巻線73は、変圧器1の出力巻線102と直列に接
続される。
【0064】第2の補助電源回路23は、チョークコイ
ル71の第2の巻線74に誘起する電圧から直流電圧V
c2を生成する。チョークコイル71の第2の巻線74
に誘起する電圧は、直流出力電圧V0に比例する。第2
の補助電源回路23はこの誘起電圧を利用して、直流電
圧Vc2を生成する。
【0065】図示された第2の補助電源回路23は、整
流ダイオード25を含み、整流ダイオード25のアノ−
ドを、第2の巻線74の一端に接続し、カソードを補助
電源回路15の整流ダイオード151のカソードに接続
してある。補助電源回路15に含まれる平滑コンデンサ
152は、第2の補助電源回路23においても、平滑用
コンデンサとして利用されている。この構成によれば、
定常時は、第2の補助電源回路23を通して、駆動回路
13に動作電圧Vc2を供給できる。
【0066】第2の補助電源回路23から出力される直
流電圧Vc2は、補助電源回路15から出力される直流
電圧Vc1よりも高くなるように設定する。この構成に
よれば、定常動作時は整流用ダイオード151が導通せ
ず、絶縁結合回路11を通る電力を低減できるため、絶
縁結合回路11を構成する信号伝送回路111及び変圧
器112による損失が軽減され、小型化が達成できる。
【0067】図示はされていないが、第2の補助電源回
路23を構成する手段として、変圧器1に第3の巻線を
設け、第3の巻線に誘起する電圧を整流平滑して、動作
電圧Vc2を生成してもよい。
【0068】図6は図2に図示された本発明に係るスイ
ッチング電源装置の更に別の具体的実施例を示す電気回
路図である。図において、図1〜5に現れた構成部分と
同一の構成部分については、同一の参照符号を付してあ
る。この実施例の特徴は、遅延回路27を含んでいるこ
とである。遅延回路27は、スイッチ素子31の制御電
極313に供給される制御信号CS11の立ち上がりを
遅延させる。
【0069】図7は遅延回路27による遅延動作を説明
するタイムチャートである。図7(a)は、制御回路9
から出力され、遅延回路27及び絶縁結合回路11に供
給される制御信号CS1、並びに、絶縁結合回路11か
ら出力される制御信号C12の波形図、図7(b)は遅
延回路27から出力される制御信号CS10及びスイッ
チ素子31の制御電極313に供給される制御信号CS
11の波形図を示す。
【0070】図示するように、制御回路9から、パルス
幅TWで、周期Tfのパルス信号である制御信号CS1
が供給(図7(a)参照)されたとき、遅延回路27
は、その立ち上がりを遅延時間Tdだけ遅延(オン.デ
ィレイ)させ(図7(b)参照)た制御信号CS10を
生成する。制御信号CS10の立ち下がりは、制御信号
CS1と同じである。この遅延動作により、スイッチ素
子31の制御電極313を駆動するのに適した狭いオ
ン.パルス幅Tsを持つ制御信号CS11が得られる。
【0071】制御回路9から、絶縁結合回路11を介し
て、二次側の補助電源回路15に供給される制御信号C
S12は、制御回路9から出力される制御信号CS1と
同じパルス幅TWを有する(図7(a)参照)。このた
め、主スイッチであるスイッチ素子31のオン.パルス
幅が微小になった場合にも、同期整流回路5を構成する
第1及び第2の整流用スイッチ素子51、52に安定し
た駆動電圧Vc1を供給し得る。
【0072】図示はしないが、この明細書で述べた構
成、及び、図3〜6に示した実施例を、任意に組み合わ
せることができる。
【0073】図8は図1に図示された本発明に係るスイ
ッチング電源装置の更に別の実施例を示す電気回路図で
ある。図において、先に説明した図面に現れた構成部分
と同一の構成部分については、同一の参照符号を付して
ある。
【0074】図8の実施例は、同期整流回路5は、第1
の整流用スイッチ素子51と、第2の整流用スイッチ素
子52とを含む。第1の整流用スイッチ素子51は、主
電極511が変圧器1の出力巻線102の一端に接続さ
れている。第2の整流用スイッチ素子52は、主電極5
21が変圧器1の出力巻線102の他端に接続され、主
電極522が第1の整流用スイッチ素子51の主電極5
12と接続されている。
【0075】変圧器1は、出力巻線102が中間タップ
CTを有している。同期整流回路5は、第1及び第2の
整流用スイッチ素子51、52の主電極のうち、互いに
接続された主電極512、522と、中間タップCTと
が、平滑回路7の入力側に導かれている。この同期整流
回路5の回路方式は、全波整流方式である。
【0076】上述したスイッチング電源装置において、
駆動回路13による第1及び第2の整流用スイッチ素子
51、52の制御動作は、図2を参照した説明とほぼ同
じである。即ち、第1及び第2の整流用スイッチ素子5
1、52は、スイッチ素子31がオンのとき、第1の整
流用スイッチ素子51がオンとなり、第2の整流用スイ
ッチ素子52がオフとなるように、スイッチ素子31に
同期して制御される。また、スイッチ素子31がオフの
とき、第1の整流用スイッチ素子51がオフとなり、第
2の整流用スイッチ素子52がオンとなるように、スイ
ッチ素子31に同期して制御する。上述した同期整流回
路5を備えることにより、整流ダイオードによる整流回
路よりも損失を低減させた同期整流型スイッチング電源
装置が得られる。
【0077】図示は省略するが、図8に示した実施例に
おいても、第1及び第2の整流用スイッチ素子51、5
2の何れか一方は整流用ダイオードで置換できるし、図
3〜図6に示したような回路構成を採用することができ
る。
【0078】図9は図1に示した本発明に係るスイッチ
ング電源装置の更に別の実施例を示す電気回路図であ
る。図において、先に説明した図面に現れた構成部分と
同一の構成部分については、同一の参照符号を付してあ
る。
【0079】図示実施例において、同期整流回路5は、
1つの整流用スイッチ素子51を含むだけであり、この
整流用スイッチ素子51によって、変圧器1の二次巻線
102に誘起するフライバック電圧を整流して出力す
る。整流用スイッチ素子51は、FETまたはバイポー
ラトランジスタ等によって構成される。整流用スイッチ
素子51は、主電極511が変圧器1の出力巻線102
の一端に接続されている。平滑回路7は、入力側が、第
1の整流用スイッチ素子51の主電極512と、変圧器
1の出力巻線102の他端との間に接続されている。
【0080】駆動回路13は、制御回路9から絶縁結合
回路11を介して供給される制御信号CS12に基づい
て生成された駆動信号CS2により、整流用スイッチ素
子51を、スイッチ素子31と同期して制御する。駆動
信号CS2はパルス列信号である。
【0081】より詳しくは、整流用スイッチ素子51
は、スイッチ回路3に含まれるスイッチ素子31がオン
のときオフとなり、スイッチ素子31がオフのときオン
となるように、スイッチ素子31に同期して制御され
る。そして、スイッチ素子31のオン期間に変圧器1に
蓄えられたエネルギーを、スイッチ素子31がオフとな
り、整流用スイッチ素子51がオンとなったときに放出
する。上述した同期整流回路5を備えることにより、整
流ダイオードによる整流回路よりも損失を低減させた同
期整流型スイッチング電源装置が得られる。
【0082】図9の実施例においても、補助電源回路1
5は、制御回路9から絶縁結合回路11を介して供給さ
れる制御信号CS12を整流平滑して直流電圧Vc1を
生成し、直流電圧Vc1を、動作電圧として、駆動回路
13に供給する。このため、入力電圧Vinや出力電圧
V0が変動した場合にも、駆動回路13に安定した駆動
電圧を供給し得る。
【0083】また、スイッチ素子31のある一次側か
ら、絶縁結合回路11を介して、第1の整流用スイッチ
素子51及び第2の整流用スイッチ素子52のある二次
側に電力を供給することができるから、起動時あるいは
出力短絡時にも、駆動回路13に安定した駆動電圧を供
給し得る。
【0084】図10は図9に示したスイッチング電源装
置の更に具体的な実施例を示す電気回路図である。図に
おいて、図9に現れた構成部分と同一の構成部分につい
ては、同一の参照符号を付してある。同期整流回路5に
おいて、整流用スイッチ素子51は、主電極511が変
圧器1の出力巻線102の一端に接続されている。
【0085】駆動回路13は整流用スイッチ素子51の
制御電極513を駆動する。駆動回路13は入力される
制御信号CS12に対して、反転論理動作を行う論理ゲ
ートである。即ち、駆動回路13は入力される制御信号
CS12が論理値1(高レベル)のとき、論理値0(低
レベル)の駆動信号CS2を出力し、制御信号CS12
が論理値0(低レベル)のとき、論理値1(高レベル)
の駆動信号CS2を出力する。
【0086】補助電源回路15は、整流ダイオード15
1と、平滑用コンデンサ152とを含む。絶縁結合回路
11に含まれる絶縁変圧器112の出力巻線に生じた制
御信号CS12は、整流ダイオード151によって整流
され、平滑用コンデンサ152によって平滑される。こ
れにより、直流電圧Vc1が生成される。この直流電圧
Vc1は、駆動回路13に、動作電圧として供給され
る。
【0087】補助電源回路15は、図示実施例に限定さ
れない。例えば、安定化した電圧を生成する電圧安定化
回路を含んでいてもよい。具体的には、変圧器112に
第三の巻線を設け、その巻線から電圧安定化回路を介し
て供給する回路構成等を挙げることができる。
【0088】図示された補助電源回路15は、整流ダイ
オード151と、平滑用コンデンサ152とを有するの
で、一種のピークホールド回路として動作する。制御信
号CS12は、ピーク値の一定なパルス信号であるか
ら、直流電圧Vc1はほぼ一定の電圧値となる。このた
め、入力電圧や出力電圧が変動した場合にも、同期整流
回路5を構成する整流用スイッチ素子51に安定した駆
動電圧を供給し得る。
【0089】また、スイッチ回路3のある一次側から、
絶縁結合回路11を介して、同期整流回路5、駆動回路
13及び補助電源回路15のある二次側に電力を供給す
ることができるから、起動時あるいは出力短絡時にも、
駆動回路13に安定した駆動電圧を供給し得る。
【0090】図11は図9に示したスイッチング電源装
置の更に別の実施例を示す図である。図において、図
9、10に現れた構成部分と同一の構成部分について
は、同一の参照符号を付してある。
【0091】この実施例では第2の補助電源回路23を
含む。第2の補助電源回路23を構成する手段として、
変圧器1が第3の巻線103を含んでいる。第2の補助
電源回路23は、変圧器1の第3の巻線103に誘起す
る電圧から直流電圧Vc2を生成する。第2の補助電源
回路23の出力端は、補助電源回路15の出力端に接続
されている。
【0092】図示された第2の補助電源回路23は、整
流ダイオード25を含み、整流ダイオード25のアノ−
ドを、第3の巻線103の一端に接続し、カソードを補
助電源回路15の整流ダイオード151のカソードに接
続してある。補助電源回路15に含まれる平滑コンデン
サ152は、第2の補助電源回路23においても、平滑
用コンデンサとして利用されている。この構成によれ
ば、定常時は、第2の補助電源回路23を通して、駆動
回路13に動作電圧Vc2を供給できる。
【0093】第2の補助電源回路23から出力される直
流電圧Vc2は、補助電源回路15から出力される直流
電圧Vc1よりも高くなるように設定する。この構成に
よれば、定常動作時は整流用ダイオード151が導通せ
ず、絶縁結合回路11を通る電力を低減できるため、絶
縁結合回路11を構成する信号伝送回路111及び変圧
器112による損失が軽減され、小型化が達成できる。
【0094】図12は図9に示した本発明に係るスイッ
チング電源装置の更に別の具体的実施例を示す電気回路
図である。図において、図9〜11に現れた構成部分と
同一の構成部分については、同一の参照符号を付してあ
る。この実施例の特徴は、遅延回路27を含んでいるこ
とである。遅延回路27は、スイッチ素子31の制御電
極313に供給される制御信号CS11の立ち上がりを
遅延させる。
【0095】遅延回路27の動作の詳細は、図7に示し
た動作特性とほぼ同じである。従って、主スイッチであ
るスイッチ素子31のオン.パルス幅が微小になった場
合にも、同期整流回路5を構成する第1の整流用スイッ
チ素子51に安定した駆動電圧Vc1を供給し得る。
【0096】図示はしないが、この明細書で述べた構
成、及び、図10〜12に示した実施例を、任意に組み
合わせることができる。
【0097】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)入力電圧や出力電圧が変動した場合にも、同期整
流回路に含まれる整流用スイッチ素子を駆動する回路に
対し、安定した駆動電圧を供給し得るスイッチング電源
装置を提供することができる。 (b)出力短絡を生じた場合にも、同期整流回路に含ま
れる整流用スイッチ素子を駆動する回路に対し、安定し
た駆動電圧を供給し得るスイッチング電源装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源装置の電気回路
図である。
【図2】図1に示した本発明に係るスイッチング電源装
置の更に具体的な電気回路図である。
【図3】図2に示した本発明に係るスイッチング電源装
置の更に具体的な電気回路図である。
【図4】図2に示した本発明に係るスイッチング電源装
置の更に別の具体的な電気回路図である。
【図5】図2に示した本発明に係るスイッチング電源装
置の更に別の具体的な電気回路図である。
【図6】図2に示した本発明に係るスイッチング電源装
置の更に別の具体的な電気回路図である。
【図7】図6に図示されたスイッチング電源装置におい
て、遅延回路による遅延動作を説明するタイムチャート
である。
【図8】図1に図示された本発明に係るスイッチング電
源装置の更に別の具体的実施例を示す電気回路図であ
る。
【図9】図1に図示された本発明に係るスイッチング電
源装置の更に別の具体的実施例を示す電気回路図であ
る。
【図10】図9に示したスイッチング電源装置の更に具
体的な実施例を示す電気回路図である。
【図11】図9に示したスイッチング電源装置の更に別
の具体的な実施例を示す電気回路図である。
【図12】図9に示したスイッチング電源装置の更に別
の具体的な実施例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 変圧器 3 スイッチ素子 5 同期整流回路 51 第1の整流用スイッチ素子 52 第2の整流用スイッチ素子 7 平滑回路 9 制御回路 11 絶縁結合回路 13 駆動回路 15 補助電源回路 21 二次側制御回路 23 第2の補助電源回路 25 整流用ダイオード 27 遅延回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5H006 AA00 AA05 BB00 BB04 BB08 CA01 CA02 CB07 CC02 CC08 DA04 DB03 DC05 HA09 5H730 AA00 AA17 AS01 BB23 BB43 CC01 DD02 DD04 DD16 DD26 DD31 EE03 EE07 EE08 EE10 EE14 EE73 EE78 FD01 FF17 FF18 FG05 VV03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器と、スイッチ回路と、同期整流回
    路と、平滑回路と、制御回路と、絶縁結合回路と、駆動
    回路と、補助電源回路とを含むスイッチング電源装置で
    あって、 前記変圧器は、入力巻線と、出力巻線とを含んでおり、 前記スイッチ回路は、少なくとも1つのスイッチ素子を
    含み、前記スイッチ素子は、前記入力巻線を通して供給
    される直流入力電圧をスイッチングし、 前記同期整流回路は、制御電極を有する少なくとも1つ
    の整流用スイッチ素子を含み、前記変圧器の前記出力巻
    線に誘起する電圧を整流して出力し、 前記平滑回路は、前記同期整流回路から出力される整流
    電圧を平滑して出力し、 前記制御回路は、前記スイッチ素子に制御信号を与えて
    そのスイッチング動作を制御し、 前記駆動回路は、前記制御回路から前記絶縁結合回路を
    介して供給される前記制御信号に基づいて生成された駆
    動信号を、前記整流用スイッチ素子の前記制御電極に供
    給して、前記整流用スイッチ素子を、前記スイッチ回路
    の前記スイッチ素子と同期して制御し、 前記補助電源回路は、前記制御回路から前記絶縁結合回
    路を介して供給される前記制御信号を整流平滑して直流
    電圧を生成し、前記直流電圧を、動作電圧として、前記
    駆動回路に供給するスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 前記同期整流回路は、第1の整流用スイッチ素子及び第
    2の整流用スイッチ素子を含み、 前記第1の整流用スイッチ素子は、主電極の一方が前記
    変圧器の前記出力巻線の一端に接続されており、 前記第2の整流用スイッチ素子は、主電極の一方が前記
    変圧器の前記出力巻線の他端に接続され、主電極の他方
    が前記第1の整流用スイッチ素子の主電極の他方に接続
    されているスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 前記同期整流回路は、前記第1の整流用スイッチ素子ま
    たは前記第2の整流用スイッチ素子の何れか一方の両主
    電極が、前記平滑回路の入力側に導かれているスイッチ
    ング電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 前記変圧器は、前記出力巻線が中間タップを有してお
    り、 前記同期整流回路は、前記第1及び第2の整流用スイッ
    チ素子の主電極のうち、互いに接続された主電極と、前
    記中間タップとが、前記平滑回路の入力側に導かれてい
    るスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 前記同期整流回路は、2つの整流素子を含み、前記2つ
    の整流素子の一方は、整流用スイッチ素子であり、他方
    は整流ダイオードであるスイッチング電源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載されたス
    イッチング電源装置であって、 更に、第2の補助電源回路を含み、 前記平滑回路は、少なくとも1つの磁気素子を含み、前
    記磁気素子は第1の巻線と、第2の巻線とを含み、 前記第1の巻線は、前記変圧器の前記出力巻線と直列に
    接続されており、 前記第2の補助電源回路は、前記磁気素子の前記第2の
    巻線に誘起する電圧から直流電圧を生成し、出力端が前
    記補助電源回路の出力端に接続されているスイッチング
    電源装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5の何れかに記載されたス
    イッチング電源装置であって、 更に、第2の補助電源回路を含み、 前記変圧器は、第3の巻線を含み、 前記第2の補助電源回路は、前記変圧器の前記第3の巻
    線に誘起する電圧から直流電圧を生成し、出力端が前記
    補助電源回路の出力端に接続されているスイッチング電
    源装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 前記同期整流回路は、1つの整流素子を含み、前記整流
    素子は前記整流用スイッチ素子であって、前記変圧器の
    前記二次巻線に誘起するフライバック電圧を整流して出
    力するスイッチング電源装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載されたスイッチング電源
    装置であって、 更に、第2の補助電源回路を含み、 前記変圧器は、第3の巻線を含み、 前記第2の補助電源回路は、前記変圧器の前記第3の巻
    線に誘起する電圧から直流電圧を生成し、出力端が前記
    補助電源回路の出力端に接続されているスイッチング電
    源装置。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9の何れかに記載された
    スイッチング電源装置であって、 前記第2の補助電源回路から出力される直流電圧が、前
    記補助電源回路から出力される直流電圧よりも高いスイ
    ッチング電源装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載され
    たスイッチング電源装置であって、 更に、遅延回路を含み、前記遅延回路は、前記制御回路
    から、前記スイッチ回路に含まれる前記スイッチ素子の
    前記制御電極に供給される前記制御信号の立ち上がりを
    遅延させるスイッチング電源装置。
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