JP2001065406A - 移動電源車 - Google Patents

移動電源車

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JP2001065406A
JP2001065406A JP24283399A JP24283399A JP2001065406A JP 2001065406 A JP2001065406 A JP 2001065406A JP 24283399 A JP24283399 A JP 24283399A JP 24283399 A JP24283399 A JP 24283399A JP 2001065406 A JP2001065406 A JP 2001065406A
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Takeo Nagao
武夫 長尾
Toshio Koizumi
敏夫 小泉
Yutaka Koike
裕 小池
Susumu Yoshikawa
勧 吉川
Sadahira Yamamoto
定平 山本
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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    • H01M2250/20Fuel cells in motive systems, e.g. vehicle, ship, plane
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナ内に発電設備とこの発電設備の発電
過程で生じる熱を回収しこの熱を加熱源として水を温水
にする給湯設備とを備えた移動電源車を提供する。 【解決手段】 自走式車両の荷台に実装したコンテナ1
内に発電設備と、発電設備から出る熱を回収する熱回収
装置と、熱回収装置により回収した熱を加熱源として水
を温水にする給湯設備とを配置する。発電設備は発電機
3とこの発電機3を駆動する発電機駆動用エンジン2で
構成する。熱回収装置は発電機駆動用エンジン2から直
接出る熱を回収して熱媒体を加熱する第1の熱交換器4
と、排気ガスの熱を回収して熱媒体を加熱する排気ガス
熱交換器6と、第1の熱交換器4及び排気ガス熱交換器
6で加熱した熱媒体から熱を奪って外気に放熱する放熱
器10と、第1の熱交換器4と排気ガス熱交換器6によ
り加熱した熱媒体から熱を回収して水を加熱する第4の
熱交換器11と、前記熱交換器間で熱媒体を循環させる
熱媒体循環回路とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自走式車両に発電設
備が搭載されてなる移動電源車に関し、特に給湯設備を
備えた移動電源車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動電源車はイベント会場や地震の被災
地等、電力の確保が困難な屋外において電力を使用する
場合や無停電工事を行う場合等に使用される。移動電源
車の発電設備から供給される電力は工事用機械、照明設
備、冷暖房装置等の電気機器に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動電源車に搭載され
ている発電機を駆動させる発電機駆動用エンジンには、
主に化石燃料を駆動源とする内燃機関、例えばディーゼ
ルエンジンが用いられている。
【0004】発電機から供給される電力のみをエネルギ
ーとして使用するだけでなく、発電機の発電動作で生じ
る熱(発電機駆動用エンジンの駆動動作中に発生する
熱)もエネルギーとして利用すれば、移動電源車で使用
する燃料の利用効率を高めることができる。しかしなが
ら、従来の移動電源車では燃料の利用効率を高める工夫
は特になされていなかった。また、従来の移動電源車は
電力供給以外の機能を有していなかった。
【0005】本発明の目的は、発電過程で発生した熱で
水を加熱し外部に供給する給湯設備を備えた移動電源車
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自走式車両と
自走式車両の荷台に実装されたコンテナとこのコンテナ
の内部に配置された発電設備とを具備する移動電源車を
改良の対象とする。
【0007】本発明の移動電源車では、発電設備から出
る熱を回収する熱回収装置と、この熱回収装置により回
収した熱を加熱源として水を温水にする給湯設備とをコ
ンテナの内部に配置する。このようにすると発電に使用
する燃料の利用効率を高めることができる。特に給湯設
備を備えているので、災害の被災地等で必要とされる湯
を供給することができる。
【0008】この給湯設備は、例えばコンテナの内部に
配置した1以上の貯水タンクと、熱回収装置により回収
した熱で貯水タンク内の水を加熱する熱交換器とから構
成することができる。貯水タンクには水道管からの水を
導入する給水管と熱交換器により加熱した貯水タンク内
の水を外部に供給するための給湯管とが設けられてい
る。貯水タンク内に水を貯水しておくと、発電設備が発
電動作中に貯湯タンク内の水が加熱される。発電動作が
終了しても貯湯タンク内の水はある程度の温度を保って
いるので、発電設備が止まっているときでも貯湯タンク
から温水を取り出すことができる。
【0009】上述した給湯設備は、貯湯タンク内の水を
熱交換器により加熱して貯湯しておく貯湯式の給湯設備
である。しかしながら、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、外部から給水される水を熱回収装置により回
収した熱を加熱源として直ちに加熱する熱交換器を備え
た瞬間湯沸し型の給湯設備を用いることもできる。瞬間
湯沸かし型の給湯設備にすると、貯湯タンクを設ける必
要がない分、移動電源車の小型化を図ることができる。
【0010】また、コンテナの外壁構造を内部に水を貯
水する貯水槽を備えたものにし、この給湯設備を貯水槽
と熱回収装置により回収した熱で貯水槽の水を加熱する
熱交換器とから構成してもよい。なお、この貯水槽を貯
湯タンクとして利用してもよい。このようにコンテナの
外壁構造を内部に水を貯水する貯水槽とすると、コンテ
ナ周囲を重量物で覆うこととなる。遮音性能は遮音壁の
重量に比例して高くなる。この構造を採用すると、発電
設備動作したときに発せられる騒音を従来より抑えるこ
とができる。また、コンテナの外壁面に太陽熱温水器を
設置して、コンテナ内部の給湯設備と併せて湯を給湯す
るようにしてもよい。
【0011】発電設備として発電機とこの発電機を駆動
する発電機駆動用エンジンとを備えたものを用いる場合
には、熱回収装置を発電機駆動用エンジンから直接出る
熱を回収して熱媒体を加熱する第1の熱交換器と、発電
機駆動用エンジンの排気ガスの熱を回収して熱媒体を加
熱する第2の熱交換器と、第1及び第2の熱交換器によ
り加熱された熱媒体から熱を奪って外気に放熱する第1
の放熱用熱交換器と、第1及び第2の熱交換器により加
熱された熱媒体から熱を奪って水を加熱する第2の放熱
用熱交換器と、発電機駆動用エンジンの冷却と水の加熱
とを並行して実施できるように複数の熱交換器間で熱媒
体を循環させる熱媒体循環回路とを備えた構造にするこ
とができる。
【0012】発電設備として燃料電池を用いる場合は、
熱回収装置は燃料電池から出る熱を回収して熱媒体を加
熱する第1の熱交換器と、第1の熱交換器により加熱さ
れた熱媒体から熱を奪って外気に放熱する第1の放熱用
熱交換器と、第1の熱交換器により加熱された熱媒体か
ら熱を奪って水を加熱する第2の放熱用熱交換器と、燃
料電池の冷却と水の加熱とを並行して実施できるように
複数の熱交換器間で熱媒体を循環させる熱媒体循環回路
とを備える構造にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の移
動電源車の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は
本発明の第1の実施の形態の移動電源車の自走式車両に
実装したコンテナ1の内部に設置した発電設備及び給湯
設備の一例の構成を示すブロック図である。図1におい
てコンテナ1内部には外部負荷Lに電力を供給する発電
機3と、この発電機3に直結されて発電機3を駆動する
発電機駆動用エンジン2とからなる発電設備が設置され
ている。発電機駆動用エンジン2には水冷式のディーゼ
ルエンジン等が用いられる。発電機駆動用エンジン2に
は、発電機駆動用エンジン2本体からの熱を吸収して熱
媒体(冷却水)に伝導する冷却用の第1の熱交換器4が
設けられている。この第1の熱交換器4の吸熱部4aに
はサーモスタットを備えた三方弁5を介して並列にバイ
パス通路4bが設けられている。
【0014】発電機駆動用エンジン2からは、途中に第
2の熱交換器としての排気ガス熱交換器6とマフラー7
を備え、発電機駆動用エンジン2から出る排気ガスをコ
ンテナ1外部に排出するための排気管8がコンテナ1の
外まで延びている。排気ガス熱交換器6は、発電機駆動
用エンジン2から排出される排気ガスが持つ熱を吸熱部
6aで回収する。吸熱部6aは三方弁5を介して吸熱部
4aと直列に接続されている。
【0015】第1の熱交換器4の吸熱部4aと第2の熱
交換器としての排気ガス熱交換器6の吸熱部6aとの直
列回路には、三方弁9を介して第3の熱交換器としての
熱放出器10の放熱部10aと、第4の熱交換器11の
放熱部11aとがそれぞれ並列に接続されている。熱放
出機10には放熱部10aに風を吹き付けて放熱部10
aから熱を強制的に放出させるための冷却用電動ファン
10bが設けられている。また、第4の熱交換器11の
放熱部11aは貯水タンク12内に配置されている。こ
の貯水タンク12の下側壁部には水道管に接続される給
水管13が接続され、下側壁部には貯水タンク内で放熱
部11aにより加熱された湯を給湯するための給湯管1
4が接続されている。
【0016】図1において発電機駆動用エンジン2を始
動させると発電機駆動用エンジン2に直結されている発
電機3が発電動作を開始する。発電機3から発生した電
力は外部に設けられた負荷Lに供給される。発電機駆動
用エンジン2の始動直後や負荷Lが軽負荷時のときで発
電機駆動用エンジン2の温度が低いときには、発電機駆
動用エンジン2の過冷却を防止するため、バイパス通路
4bを通して熱媒体が循環するようにサーモスタット付
きの三方弁5は切り替わっている。
【0017】発電機3の発電動作が続けられて発電機駆
動用エンジン2の温度が次第に上昇し、バイパス通路4
bと吸熱部4aとを循環する冷却水の温度も上昇してい
く。冷却水の温度が所定の温度に達すると、三方弁5に
設けられているサーモスタットが作動して吸熱部4aか
ら吸熱部6aに向かって冷却水が流れ始める。以後、発
電機駆動用エンジン2内を循環していた冷却水は発電機
駆動用エンジン2の外に流出を始める。発電機駆動用エ
ンジン2の外に流出した冷却水は排気ガス熱交換器6の
吸熱部6bを通る際に排気ガスの熱を回収して更に高温
になる。排気ガス熱交換器6を通過した冷却水は三方弁
9を介して熱交換器11の熱放出部11aへ流入し、高
温となった冷却水の熱が貯水タンク12内に放熱され貯
水タンク12内の加熱が始まる。放熱により温度が低下
した冷却水は発電機駆動用エンジン2へと戻る。貯水タ
ンク12内の水は、熱交換器11の放熱部11aから放
熱される熱で加熱されて所定温度の温水となる。貯水タ
ンク12内の水の温度が所定の温度以上になると、三方
弁9が切替えられて、熱放出器10の放熱部10a側へ
流れ込む。熱放出器10内に流れ込んだ冷却水の熱は放
熱部10aから外気へと放出される。放熱部10aは強
制的に電動モータによって回転する冷却用電動ファン1
0bによって冷却され、熱がコンテナ1の外に放熱され
る。
【0018】なお、本実施の形態ではコンテナ1内部に
貯水タンク12を1個設置した例を説明したが、貯水タ
ンクを2個以上設置しても勿論よい。貯水タンクを2個
以上設置する場合は、それぞれの貯水タンクを貯水タン
ク接続管を介して直列に接続する。
【0019】上述したように、発電機3の発電動作によ
る電力の他に、発電動作に伴い発生する熱で湯を沸かす
給湯設備を備えることにより移動電源車にコージェネレ
ーションシステムを構築することができ、燃料の利用効
率を高めることができる。
【0020】図2は、本発明の第2の実施の形態の移動
電源車のコンテナ101内に搭載される発電機及び給湯
設備の一例の構成を示すブロック図である。なお、図1
に示したブロック図と同じ構成要素には図1に付した符
号の数に100の数を足した符号を付して説明を省略す
る。本実施の形態において第1の実施の形態と異なる点
は、第1の実施の形態で説明した給湯設備が貯湯式であ
るのに対し、瞬間湯沸し型の給湯設備を構成している点
にある。そこでこの例では第4の熱交換器111として
放熱部111aと吸熱部111bとが熱媒体を充填した
容器111cの内部に配置した構造のものを用いてい
る。そして吸熱部111bには給水管113と給湯管1
14とが接続されている。
【0021】図3は、本発明の第3の実施の形態の移動
電源車のコンテナ201内に搭載される発電機及び給湯
設備の一例の構成を示すブロック図である。本実施の形
態の特徴は、コンテナの外壁構造がその内部に水を貯水
することができる貯水槽を備えていることである。詳細
には、コンテナを構成する複数の外壁パネルの一部又は
全部を所定の間隔をあけて2枚のパネルを対向させて配
置した二重構造とする。コンテナの壁面パネルには給水
管213が設けられており、この給水管213から導入
された水が二重構造の壁面パネルの隙間部分(コンテナ
貯水槽)241に流れ込み貯水される。コンテナ貯水槽
241に貯水されている水は貯水導入管239から第4
の熱交換器211内に取り込まれて加熱される。加熱さ
れた水は供給管214からコンテナ201の外に供給さ
れる。このコンテナ201では外壁が水によって覆われ
ているので、発電過程で生じる騒音に対して防音壁の役
割を果たす。また、コンテナ201の外壁面に太陽熱温
水器を設置して、コンテナ201内部の給湯設備と併せ
て湯を給湯するようにしてもよい。この場合には、太陽
熱温水器をコンテナ201の天井部等に設置し、コンテ
ナ201の壁面パネルの給水管213又は太陽熱温水器
の所定箇所に設けた給水管から太陽熱温水器内に水を導
入して貯水するように構成する。天気の良い日は太陽熱
温水器内の水が太陽光によって温められて温水となる。
この温水は太陽熱温水器の所定箇所に設けられた供給管
からコンテナ201の外に供給する。このように、太陽
熱温水器を設置しコンテナ201内部の給湯設備と併せ
て湯を給湯することにより、移動電源車で使用するエネ
ルギーの使用効率を更に高めることができる。また、コ
ンテナ201自体を太陽熱温水器としてもよい。この場
合は、コンテナ201の二重構造とした外壁パネルのう
ち太陽光が当たる面の外壁パネルをガラスで構成し、コ
ンテナ貯水槽241内の水が太陽光で温められるように
する。
【0022】図4は、本発明の第4の実施の形態の移動
電源車のコンテナ301内に搭載される発電設備及び給
湯設備の一例の構成を示すブロック図である。本実施の
形態は、給湯設備は第2及び第3の実施の形態と同様に
瞬間湯沸かし型であるが、発電設備としては酸素と水素
とを燃料として発電動作をする燃料電池を用いた点で第
2及び第3の実施の形態とは相違する。そこでこの例で
は、コンテナ301内に燃料電池315と、燃料電池3
15に燃料となる酸素及び水素を供給する酸素タンク3
17及び水素タンク319と、燃料電池315で発生し
た電力を外部の負荷Lに供給する電力を交流に変換する
電力制御装置323とが設置されている。燃料電池31
5には燃料電池315本体からの熱を吸収して熱媒体
(冷却水)に伝導する吸熱部315aが設けられてい
る。この吸熱部315aで回収された熱により加熱され
た冷却水は通路315bを通じて廃熱回収器(第1の熱
交換器)321に送られる。第1の熱交換器としての廃
熱回収器321の放熱部321aで放熱された熱は吸熱
部321bで回収される。放熱されて温度が下がった冷
却水は燃料電池315へと戻る。廃熱回収器321の吸
熱部321bにより加熱された冷却水は三方弁309を
介して第4の熱交換器311の放熱部311aへ流入す
る。以後の動作は第1の実施の形態で説明した動作と同
じである。なお、本実施例では給湯設備を瞬間湯沸かし
型としたときの例を説明したが、第1の実施の形態で説
明した貯湯式の給湯設備や、第3の実施の形態で説明し
たコンテナを貯水槽とした給湯設備でもよい。上述した
ような燃料電池を用いた発電設備の場合は、発電動作は
水素と酸素を燃料として行われるので、発電動作で発生
する騒音がなく、静かなコジェネレーションシステムを
備える移動電源車が実現できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、発電設備の発電動作で
発生する熱を回収し、回収した熱を加熱源として水を温
水にする給湯設備を備えることにより、発電に使用する
燃料の利用効率を高めることができる移動電源車を実現
することができるとともにコジェネレーションシステム
を構築することができる。
【0024】また、本発明によれば、発電設備に燃料電
池式の発電設備を用い、この発電設備で発生する熱を回
収し、回収した熱を加熱源として水を温水にする給湯設
備を備えることにより、発電設備の発電過程で騒音を発
生しないコジェネレーションシステムを移動電源車に構
築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の移動電源車のコ
ンテナ内に搭載される発電設備及び給湯設備の一例の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態の移動電源車のコ
ンテナ内に搭載される発電設備及び給湯設備の一例の構
成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態の移動電源車のコ
ンテナ内に搭載される発電設備及び給湯設備の一例の構
成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態の移動電源車のコ
ンテナ内に搭載される発電設備及び給湯設備の一例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 発電機駆動用エンジン 3 発電機 4 第1の熱交換器 4a 第1の熱交換器の吸熱部 4b バイパス通路 5,9 サーモスタット付き三方弁 6 排気ガス熱交換器 6a 排気ガス熱交換器の吸熱部 7 マフラー 8 排気管 10 熱放出器 10a 熱放出器の放熱部 10b 冷却用伝導ファン 11 第4の熱交換器 11a 第4の熱交換器の放熱部 12 貯水タンク 13 給水管 14 給湯管 239 貯水導入管 241 コンテナ貯水槽 L 負荷 315 燃料電池 313a 燃料電池の吸熱部 317 酸素タンク 319 水素タンク 321 廃熱回収器 321a 廃熱回収の放熱部 321b 廃熱回収器の吸熱部 323 電力制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24H 1/00 631 F24H 1/00 631Z H01M 8/04 H01M 8/04 J (72)発明者 小池 裕 東京都豊島区北大塚1丁目十五番一号 山 洋電気株式会社内 (72)発明者 吉川 勧 東京都豊島区北大塚1丁目十五番一号 山 洋電気株式会社内 (72)発明者 山本 定平 東京都豊島区北大塚1丁目十五番一号 山 洋電気株式会社内 Fターム(参考) 5H027 AA02 BA13 CC06 DD06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式車両と、 前記自走式車両の荷台に実装されたコンテナと、 前記コンテナの内部に配置された発電設備とを具備する
    移動電源車であって、 前記発電設備から出る熱を回収する熱回収装置と、 前記熱回収装置により回収した熱を加熱源として水を温
    水にする給湯設備とが前記コンテナの内部に配置されて
    いることを特徴とする移動電源車。
  2. 【請求項2】 前記給湯設備は、 前記コンテナの内部に配置された1以上の貯水タンク
    と、 前記熱回収装置により回収した熱で前記貯水タンク内の
    水を加熱する熱交換器とを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の移動電源車。
  3. 【請求項3】 前記コンテナの外壁構造は内部に水を貯
    水する貯水槽を備え、 前記給湯設備は、前記貯水槽と、前記熱回収装置により
    回収した熱で前記貯水槽の水を加熱する熱交換器とから
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動
    電源車。
  4. 【請求項4】 前記給湯設備が、外部から給水される水
    を前記熱回収装置により回収した熱を加熱源として前記
    水を加熱する熱交換器を備えた瞬間湯沸し型の給湯設備
    である請求項1に記載の移動電源車。
  5. 【請求項5】 前記発電設備は、発電機と該発電機を駆
    動する発電機駆動用エンジンとを備えており、 前記熱回収装置は、前記発電機駆動用エンジンから直接
    出る熱を回収して熱媒体を加熱する第1の熱交換器と、 前記発電機駆動用エンジンの排気ガスの熱を回収して前
    記熱媒体を加熱する第2の熱交換器と、 前記第1及び第2の熱交換器より加熱された前記熱媒体
    から熱を奪って外気に放熱する第1の放熱用熱交換器
    と、 前記第1及び第2の熱交換器により加熱された前記熱媒
    体から熱を奪って前記水を加熱する第2の放熱用熱交換
    器と、 前記発電機駆動用エンジンの冷却と前記水の加熱とを並
    行して実施できるように前記複数の熱交換器間で前記熱
    媒体を循環させる熱媒体循環回路とを備えている請求項
    1に記載の移動電源車。
  6. 【請求項6】 前記発電設備は燃料電池からなり、 前記熱回収装置は、前記燃料電池から出る熱を回収して
    熱媒体を加熱する第1の熱交換器と、 前記第1の熱交換器により加熱された前記熱媒体から熱
    を奪って外気に放熱する第1の放熱用熱交換器と、前記
    第1の熱交換器により加熱された前記熱媒体から熱を奪
    って前記水を加熱する第2の放熱用熱交換器と、 前記燃料電池の冷却と前記水の加熱とを並行して実施で
    きるように前記複数の熱交換器間で前記熱媒体を循環さ
    せる熱媒体循環回路とを備えている請求項1に記載の移
    動電源車。
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