JP2001065233A - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ

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JP2001065233A
JP2001065233A JP24348999A JP24348999A JP2001065233A JP 2001065233 A JP2001065233 A JP 2001065233A JP 24348999 A JP24348999 A JP 24348999A JP 24348999 A JP24348999 A JP 24348999A JP 2001065233 A JP2001065233 A JP 2001065233A
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一平 野村
Koji Ishida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゼンマイバネのバネ力調整中に万一操作を誤
って手が離れる等してゼンマイバネが解放状態となった
場合でも、調整軸部が緩やかに回転するようにして、バ
ネ力調整を簡便に且つ安心して行うことができるドアク
ローザを提供することを課題とする。 【解決手段】 ゼンマイバネ7の内側端部が固定された
調整軸部5を回転させてゼンマイバネ7を巻き上げ又は
巻き戻しすることによりゼンマイバネ7のバネ力を調整
できるよう構成されてなるドアクローザであって、前記
調整軸部5の回転に回転抵抗を与える抵抗体6を備えて
なることを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸の開扉動作に
よってゼンマイバネが蓄勢され、その蓄勢力で引戸を閉
扉方向に付勢して自動的に閉扉するための引戸用のゼン
マイ式のドアクローザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアクローザとしては、
引戸の開扉によって蓄勢されて引戸を閉扉方向に付勢す
るゼンマイバネを備えたゼンマイ式のドアクローザが公
知である。
【0003】該ドアクローザは、ゼンマイバネを内蔵し
その外側端部(外周側端部)が固定されたドラムを備
え、該ドラムにはワイヤー等の索条体がその一端を繋が
れて巻き付けられている。そして、引戸を開くと索条体
がドラムから繰り出されると共にドラムの回転に応じて
ゼンマイバネが蓄勢され、この蓄勢力で引戸は閉扉方向
に付勢される。その後、開扉された引戸から手を離す
と、ゼンマイバネの蓄勢力によってドラムが逆方向に回
転し、ドラムの回転によって索条体が巻き取られて引戸
が自動的に閉扉される。
【0004】また、ゼンマイバネのバネ力を調整するた
めのバネ調整部を備えたものもある。該バネ調整部は、
ゼンマイバネの内側端部(中心側端部)が固定された調
整軸を有し、該調整軸を回転させることで、ゼンマイバ
ネを巻き上げたり巻き戻したりしてゼンマイバネのバネ
力を調整できる構成となっている。
【0005】このバネ力調整によって、引戸の開扉状態
におけるゼンマイバネの蓄勢力を増減でき、引戸の重量
に応じてバネ力を増減したり、引戸の閉扉速度を変える
こと等ができる。
【0006】また、調整軸を回転させるには、ドライバ
ー等の工具を用いたり、バネ調整部に調整軸と一体に回
転する調整用のレバーを設け、そのレバーを手で回転操
作すること等によって行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、調整軸はゼンマ
イバネによって付勢されて、ゼンマイバネが巻き戻る方
向に回転しようとしているため、バネ力を増加する際に
は、ゼンマイバネのバネ力に抗して調整軸を回転させる
こととなる。
【0008】しかしながら、従来においては、調整軸を
回転させている際に、万一操作を誤って工具やレバー等
から手が離れると、ゼンマイバネが解放されて調整軸が
高速反転してゼンマイバネが急速に巻き戻ることにな
る。従って、バネ力調整を開始した状態よりもゼンマイ
バネが巻き戻ったりして、最初からバネ力調整をやり直
す必要が生じる。そのため、バネ力調整を極めて慎重に
行う必要があり、バネ力調整が不便であるという問題が
あった。
【0009】そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑み
てなされ、その課題とするところは、ゼンマイバネのバ
ネ力調整中に万一操作を誤って手が離れる等してゼンマ
イバネが解放状態となった場合でも、調整軸部が緩やか
に回転するようにして、バネ力調整を簡便に且つ安心し
て行うことができるドアクローザを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係るドアクロー
ザは、引戸の開扉によって蓄勢されて引戸を閉扉方向に
付勢するゼンマイバネ7と、該ゼンマイバネ7のバネ力
を調整するためのバネ調整部とを備え、該バネ調整部
は、ゼンマイバネ7の内側端部が固定された調整軸部5
を有し、該調整軸部5を回転させてゼンマイバネ7を巻
き上げ又は巻き戻しすることによりゼンマイバネ7のバ
ネ力を調整できるよう構成されてなるドアクローザであ
って、前記調整軸部5の回転に回転抵抗を与える抵抗体
6を備えてなることを特徴とする。
【0011】本発明に係るドアクローザにあっては、ゼ
ンマイバネ7を巻き上げるように調整軸部5を回転する
とゼンマイバネ7のバネ力が増し、逆に巻き戻すように
回転すればバネ力を減少させることができる。
【0012】また、調整軸部5は、ゼンマイバネ7によ
って付勢されてゼンマイバネ7が巻き戻る方向に回転し
ようとしている。そのため、バネ力を増加させる時に
は、ゼンマイバネ7のバネ力に抗して調整軸部5を回転
させることになるが、抵抗体6が調整軸部5の回転に回
転抵抗を与えるため、万一操作を誤って手を離す等して
ゼンマイバネ7が解放状態となっても、この回転抵抗に
よって調整軸部5の回転が抑制され、調整軸部5は緩や
かに回転し、ゼンマイバネ7も徐々に巻き戻ることにな
る。尚、解放状態とは、外部からゼンマイバネ7の巻き
状態を維持しようとする力がゼンマイバネ7に作用して
いない状態を意味する。
【0013】従って、万一回転操作を誤っても、慌てる
ことなく調整を再開することができ、また、必要以上に
慎重になることなく安心してバネ力調整を行うことがで
きるのである。更に、逆にバネ力を弱める場合には、抵
抗体6による回転抵抗によって調整軸部5が緩やかに回
転していくので、所望の状態まで巻き戻った段階で調整
軸部5の回転を止めてバネ力調整を終えることができ
る。
【0014】尚、バネ力の調整で調整軸部5を過度に回
転してゼンマイバネ7を閉扉状態において巻き上げすぎ
ると、開扉によってゼンマイバネ7が蓄勢される際にゼ
ンマイバネ7の有効巻き数を越えてしまって故障の原因
となる。そのため、ゼンマイバネ7のバネ力の調整範囲
を制限する制限手段を備えることが好ましく、これによ
り、誤って調整軸部5を過度に回転させてゼンマイバネ
7が破損することが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1乃至図7を参酌しつつ説明する。本実施形態にお
けるドアクローザは、引戸の開扉によって蓄勢されて引
戸を閉扉方向に付勢するゼンマイバネと、該ゼンマイバ
ネのバネ力を調整するためのバネ調整部とを備え、前記
バネ調整部は、ゼンマイバネの内側端部が固定された調
整軸部と、該調整軸部を回転させるための手で回転操作
可能に構成された回転操作部とからなる。以下、具体的
に説明する。
【0016】図1及び図2において、1は、ドアクロー
ザを取り付けるための取付板で、該取付板1は、引戸の
開閉方向(図1における左右方向)の一端部が折り曲げ
られて折曲部1aが形成され、全体としてL字状に形成
されてなる。また、該取付板1には、取り付け用ビス2
が螺合する取付孔3が上下対称位置に形成されてなる。
【0017】該取付板1には、支持軸4がその基端部を
カシメ等されることにより固定されてなり、該支持軸4
は取付板1の上下方向中央に位置している。該支持軸4
には、前記調整軸部として円筒状の調整軸5が挿入され
てなり、調整軸5は支持軸4に軸支されてなる。また、
該調整軸5の基端部には、支持軸4の外周面と調整軸5
の内周面との間に隙間が形成されてなり、該筒状の隙間
には抵抗体としてのOリング6が上下多段に介在されて
なる。
【0018】一方、ゼンマイバネ7を内蔵するドラム8
が、調整軸5に基端部側と先端部側の二箇所のベアリン
グ9,9を介して軸支されてなる。前記ゼンマイバネ7
は、その外側端部(外周側端部)がドラム8に固定さ
れ、その内側端部7a(中心側端部)が前記調整軸5に
固定されてなる。
【0019】また、前記ドラム8には、軸方向両端部に
各々フランジ部8aが形成されてなり、両フランジ部8
a,8aの間の周壁部8bにはワイヤー等の索条体10
が巻き付けられている。該索条体10は、その基端部1
0bがドラム8に固定されて、互いに重なり合わないよ
うに周壁部8bに所定回数巻回してなる。そして、ドラ
ム8と前記取付板1の折曲部1aとの間に位置するロー
ラ11に所定角度巻き付いて水平方向の姿勢とされて折
曲部1aの貫通孔1bを貫通してなり、その先端部10
aはリング状に形成されると共に、ワッシャ12が取り
付けられて貫通孔1bからドラム8側へ抜けることが防
止されている。
【0020】尚、前記貫通孔1bは、ドアクローザの上
下方向中央に形成されると共に、図2の如く、折曲部1
aの折曲方向(ドラム8の回転中心軸方向)に沿って長
い長孔状に形成されてなる。即ち、索条体10の上下方
向の引き出し位置は、ドラム8の回転中心と略一致して
おり、前記上下の取付孔3,3の中間に位置してなる。
換言すれば、ドアクローザを図1の状態とは左右逆の状
態にして取り付けても、索条体10の引き出し高さが変
化しないように、引き出し高さから上下対称の位置に取
り付け位置である取付孔3を設けているのである。
【0021】一方、索条体10の基端部10b側につい
て説明すると、まず、図3のようにドラム8の一方のフ
ランジ部8a(本実施形態では調整軸5の基端部側のフ
ランジ部8a)には、複数の貫通孔13と止まり孔14
とが形成されてなる。複数の貫通孔13はフランジ部8
aを厚み方向(ドラム8の回転中心軸方向)に貫通し、
該貫通孔13を索条体10が順に前後に蛇行するように
挿通している。
【0022】また、前記止まり孔14は、図4及び図5
の如く、フランジ部8aと周壁部8bとの境界にドラム
8の軸方向に形成され、ドラム8の取付板側端面8cに
開口すると共に、その反対側略半分は周壁部8bから側
方に開口してなる。そして、前記索条体10の基端部1
0bには円柱状の端子15が取り付けられ、該端子15
が止まり孔14にはまり込んで端子15が止まり孔14
から抜けないように構成されることによって、索条体1
0の基端部10bがドラム8に係止されている。
【0023】このように、索条体10の基端部10b
(ドラム8側の固定部)を、ドラム8の外部及びゼンマ
イバネ収容空間の何れにも突出させずにドラム8内に収
納してなるので、他の部品との干渉を防止できて省スペ
ース化が図れる。しかも、索条体10を複数の貫通孔1
3に蛇行するように挿通させることで、索条体10が最
後まで繰り出されても、直接端子15に負荷がかかり難
くなり、索条体10が抜けることなく確実にドラム8と
の固定状態を維持できる。
【0024】また一方、前記調整軸5はドラム8を貫通
し、ドラム8の端面から突出した調整軸5の先端部に
は、前記回転操作部としての調整レバー16が調整軸5
と一体的に回転するように設けられてなる。該調整レバ
ー16は、調整軸5の軸方向に弾性変形可能な板バネか
らなり、その基端部が調整軸5の先端部の段部と相対回
転不能に係合し且つ、前記支持軸4の先端部に螺着した
ビス17によって調整軸5からの抜け止めがされてい
る。また、調整レバー16の先端部には、ゴム製の摘み
部18がドラム8と反対側の面に取り付けられてなる。
【0025】このように、調整軸5と調整レバー16と
からゼンマイバネ7のバネ力を調整するバネ調整部が構
成され、本実施形態では、図1において、調整レバー1
6を時計回り(図1の矢印P方向)に回転させることで
ゼンマイバネ7が巻き上げられてそのバネ力を強めるこ
とができる。そこで、調整レバー16の先端部は、前記
ローラ11のローラ支軸19に当接してその反時計方向
の回転が止められている。
【0026】該ローラ支軸19は、その基端部が前記取
付板1にカシメ等されて固定されており、支持軸4と略
平行に設けられ、その先端部には係合溝20が形成され
ている。該係合溝20に調整レバー16の先端部が係合
することによって、通常状態において調整レバー16が
ローラ支軸19の軸方向に移動することが阻止される。
【0027】次に、以上の構成からなるドアクローザの
使用状態について説明する。図6のように、上枠50に
固定されたレール51にドアクローザを取り付けるが、
取付孔3に取り付け用ビス2を螺入した状態で、レール
51の上下溝に取付板1をはめ込み、取り付け用ビス2
を締め込んでレール51に取り付け用ビス2の先端を押
しつけていくことにより、取付板1が上下溝の前面側に
押圧されて固定される。この取り付けの際、索条体10
の引き出し方向がレール51の長手方向(水平方向)と
なるようにする。そして、二箇所の滑車52を介してレ
ール51に吊り下げられている引戸53にドアクローザ
の索条体10の先端部10aを取り付ける。
【0028】索条体10の先端部10aの取り付け位置
は、図6では滑車52に取り付けているが、引戸53自
体でもよく、あるいは、引戸53と共に移動する他の部
材に取り付けてもよい。また、引戸53側にドアクロー
ザを取り付けて、レール51等の固定側に索条体10の
先端部10aを取り付けることも可能である。
【0029】一方、図6に示す引戸53は図中の左側に
開かれるものであるが、右側に開く引戸53にもこのド
アクローザを左右反転させることで用いることができ
る。即ち、索条体10の引き出し高さに対して上下の取
付孔3が対称位置にあるため、ドアクローザを左右何れ
の向きに使用しても、引き出し高さが変化せず、従っ
て、同様に索条体10の先端部10aを滑車52に取り
付けて使用することができ、利便性に優れる。
【0030】また、索条体10の先端部10aを滑車5
2等に取り付ける場合には、図4に示すように、索条体
10がドラム8に斜めに巻き取られるように、索条体1
0の前後方向の取り付け位置を設定することが好まし
く、これにより、ドラム8に巻回される際に索条体10
の巻き取り位置が少しずつずれ、索条体10同士が互い
に重なり合うことがないので、索条体10同士の接触音
を防止することができる。この際、取付板1の折曲部1
aの貫通孔1bが前後方向に長い長孔状なるため、ドラ
ム8に対して斜めに設定しやすいという利点がある。
【0031】尚、索条体10の巻き取り方向がドラム8
の回転方向に対して斜めになればよいので、索条体10
自体を斜めにする以外にも、ドラム8やローラ11を斜
めにしてもよい。
【0032】一方、このようにしてレール51に取り付
けられた後、引戸53を開くと、その開扉動作に応じて
索条体10がドラム8から繰り出されると共に、ドラム
8の回転によってゼンマイバネ7が蓄勢されていく。そ
して、その蓄勢されたゼンマイバネ7はドラム8を反対
側に回転させようと付勢し、その力が索条体10を介し
て引戸53に作用する。即ち、ゼンマイバネ7は開扉さ
れた引戸53を閉扉方向に付勢することとなるので、引
戸53から手を離すと、ゼンマイバネ7の蓄勢力によっ
てドラム8が反転して索条体10を巻き取り、引戸53
が自動的に閉扉される。
【0033】かかる引戸53の閉扉速度あるいは閉扉可
能な引戸53の重量等は、ゼンマイバネ7の蓄勢力に左
右され、この蓄勢力は、閉扉状態におけるゼンマイバネ
7のバネ力の設定によって決定される。本実施形態のド
アクローザにあっては、このバネ力を調整するためのバ
ネ調整部を備えてなるので、バネ力の調整を自由に行う
ことができる。以下、このバネ力調整作業について説明
する。
【0034】通常の状態においては、図1や図2のよう
に、調整レバー16がローラ支軸19に係止されてその
回転が止められた状態にあるので、引戸53を開閉して
ドラム8が回転しても、調整軸5は回転することがな
い。また、係合溝20に調整レバー16の先端部が係合
しているので、不用意に調整レバー16に板厚方向の力
が作用しても回転停止状態が維持される。
【0035】ここからバネ力を強くしたい場合には、調
整レバー16の摘み部18を摘んで調整レバー16を時
計方向に回転させる。このように調整レバー16を回転
させることで自動的に係合溝20との係合が解除される
と共に、調整軸5も一体的に回転してゼンマイバネ7が
巻き上げられる。尚、本実施形態ではゼンマイバネ7の
巻き上げ方向は時計方向となっている。
【0036】そして、調整レバー16を一回転させる直
前(約350度)まで回転させると、ローラ支軸19に
接触する位置に到達するが、ここで、図7のように、摘
み部18を持ち上げて、調整レバー16をドラム8と反
対側(ローラ支軸19の軸方向先端部側)に向けて反ら
せることによって容易にローラ支軸19を乗り越えるこ
とができる。その後、調整レバー16から手を離すと、
調整レバー16はその弾性復元力によって自動的に元の
撓みのない初期状態に戻ってローラ支軸19の係合溝2
0に係合する。
【0037】更に、バネ力を強めたい場合には、調整レ
バー16を時計方向に繰り返し回転させればよく、調整
レバー16の一回転分を最小調整幅として、自由にバネ
力を調整することができる。しかも、ドライバー等の工
具を一切使用せずに、手で調整レバー16を回転操作す
るのみで調整できるうえに、調整レバー16が弾性を有
してなるので回転操作も容易である。尚、調整レバー1
6の一回転分を最小調整幅としたが、例えば、取付板1
の幅を大きくして、ローラ支軸19と調整軸5を中心と
して180度対称の位置に別途ローラ支軸19を設け
て、調整レバー16の半回転分を最小調整幅とすること
もできる。このように、ローラ支軸19を任意の位置に
複数設けることで、より一層バネ力の微調整を行うこと
ができる。
【0038】しかも、調整軸5の内周面と支持軸4の外
周面との間にOリング6を介在させOリング6が調整軸
5の回転を抑制する回転抵抗を調整軸5に与えるので、
調整レバー16の回転操作中に万一手が滑るなどして調
整レバー16を離しても、調整レバー16が急激に反転
するということがなく、調整軸5がOリング6から回転
抵抗を受けて緩やかに回転する。従って、手で回転操作
する部位である調整レバー16も低速で回転することと
なり作業者に対して安全である。また、調整中に手を離
しても慌てて調整レバー16を手で押さえる等の必要も
ないので、安心して調整することができるのである。
【0039】そのうえ、調整レバー16はローラ支軸1
9に当接してその回転を停止するので、回転操作中に手
を離しても一回転以下の戻りで済み、調整開始状態を越
えて更にゼンマイバネ7が巻き戻るということがないの
で、その意味でも安心して調整することができるのであ
る。
【0040】一方、逆にバネ力を弱くする場合にはより
一層簡便にできる。即ち、調整レバー16を持ち上げて
ローラ支軸19を反時計方向に乗り越えさせる動作のみ
で、以降は、ゼンマイバネ7の付勢によって自動的に調
整レバー16が一回転してローラ支軸19に当接する。
従って、作業者はこの動作のみで自動的にバネ力を調整
レバー16の一回転分ずつ弱めることができるのであ
る。
【0041】しかも、Oリング6による回転抵抗によっ
て、調整レバー16が緩やかに反転していくので、作業
者にとっても極めて安全である。このようにバネ力を減
少させる調整の時においても、調整レバー16の回り止
めとしてローラ支軸19を設けていることにより、一度
にゼンマイバネ7が全て巻き戻ってしまうことがなく確
実に所望の値に調整することができる。
【0042】また、このバネ力を減少させる調整時にお
いて、調整レバー16に弾性を持たせたことによる効果
が発揮される。即ち、調整レバー16を撓ませてローラ
支軸19を乗り越えた後は、自動的に係合溝20と係合
する高さに復帰するので、確実にローラ支軸19に当接
して回転が停止するからである。
【0043】尚、抵抗体はOリング6に限定されるもの
ではなく、Oリング6以外の弾性体を支持軸4と調整軸
5との摺動部分に介在させてもよい。また、調整軸5に
直接回転抵抗を与えるよう構成したが、回転操作部とし
ての調整レバー16に接触して回転抵抗を与えるように
抵抗体を設けてもよく、何れにしても、抵抗体は調整軸
部の回転に回転抵抗を与えるものであればよい。
【0044】また、図8のように、取付板1の折曲部1
a外側に弾性体からなる戸当たり具21を取り付けるこ
ともでき、この場合には、引戸53の閉扉時において、
図6に二点破線で示すように滑車52に戸当たり具21
が当接してクッション効果を発揮させることができる。
【0045】尚、上記実施形態では、調整レバー16を
ドラム8から離れる方向に反らせることでローラ支軸1
9による回転停止状態を解除することができる構成とし
たが、図9の如く、ローラ支軸19の係合溝20の基端
部側に調整レバー16が通過可能なように窪み部22を
形成し、図9(ロ)のように、調整レバー16をドラム
8側に反らせることで窪み部22を通過させてもよい。
【0046】更に、回転操作部として調整レバー16を
設けたが、これ以外にも種々の形態を採用することがで
き、例えば、図10に示すようにダイヤル式とすること
もできる。該形態においては、調整軸5の先端部に調整
レバー16にかえて調整ダイヤル23が取り付けられ、
調整ダイヤル23の回り止めとして以下の構成が採用さ
れてなる。即ち、調整ダイヤル23とドラム8との間に
は、取付板1と略水平なカバー板24が設けられ、該カ
バー板24は取付板1との間の支柱によって支えられて
調整軸5の軸方向の位置が決められている。
【0047】そして、前記調整ダイヤル23には、カバ
ー板24側に開口する凹部25が少なくとも一箇所設け
られてなる。該実施形態では、調整軸5(調整ダイヤル
23の回転中心)を中心とする同一円状に180度毎に
合計二箇所の凹部25が形成されてなり、各凹部25に
は各々ボール26がはめ込まれ、且つ、該ボール26を
カバー板24側に押圧付勢する押圧手段としてのスプリ
ング27も挿入されている。一方、カバー板24には、
調整ダイヤル23の凹部25と同一円状に、前記ボール
26の一部が入り込む係合孔28が二箇所形成されてな
る。該ボール26及び係合孔28が調整ダイヤル23の
回り止めとして機能する。
【0048】そして、通常は、スプリング27によって
ボール26が押圧されて各係合孔28にボール26の一
部がはまり込んだ状態にあり、これにより調整ダイヤル
23の回転が止まった状態となる。この状態から調整ダ
イヤル23を手で回転操作することによって上述と同様
にバネ力を調整することができるが、この場合には、調
整ダイヤル23を回転させると、ボール26が係合孔2
8から出てスプリング27を圧縮する。同時に、カバー
板24表面を調整ダイヤル23の回転に伴ってボール2
6が転動し、一定角度(180度)回転すると、次の係
合孔28にボール26がはまり込み、その段階で調整ダ
イヤル23の回転が止まる。更に、バネ力を強める場合
には、次の係合孔28にボール26がはまり込むまで調
整ダイヤルを半回転すればよい。
【0049】また、バネ力を弱める場合には、調整ダイ
ヤル23を反対側に僅かに回転させてボール26の係合
を解除するだけで、後は自動的に調整ダイヤル23がゼ
ンマイバネ7のバネ力によって回転して、ボール26が
他方の係合孔28にはまり込んで自動的に回転が停止す
る。尚、Oリング6による回転抵抗は上記実施形態の場
合と同様である。
【0050】このように、調整レバー16の場合のロー
ラ支軸19や、調整ダイヤル23の場合の係合孔28と
ボール26のように、回転操作部の回転を止める回り止
めを設けると共に、この回り止めによる回転操作部の回
転停止状態を、弾性部材(調整レバー16、スプリング
27)の弾性変形によって解除する構成を採用すること
により、調整が極めて容易になるという利点がある。
【0051】以上説明したように、回転操作部の回転操
作という単純な操作でバネ力を容易に調整することがで
きるが、回転操作部を過度に回転してゼンマイバネ7を
閉扉状態において巻き上げすぎると、引戸53を開扉し
た時にゼンマイバネ7がその有効巻き数を越えて破損す
ることになる。
【0052】そこで、ゼンマイバネ7のバネ力の調整範
囲を制限する制限手段を備えることが好ましく、以下、
調整軸部の回転角度もしくは回転可能数に制限を与える
制限手段を備えた形態について説明する。図11に示す
ドアクローザは、調整レバー16を備えてなるものであ
り、ドラム8の手前側にはカバー板24が設けられ、図
示しない支柱によって取付板1に固定され、調整レバー
16はカバー板24の手前側に位置してなる。また、調
整レバー16の回り止めとしては、ローラ支軸19では
なく、別途ストッパーピン29をカバー板24に設けて
いる。尚、調整レバー16が弾性を有して板厚方向に撓
むことができる点は上述したのと同様である。
【0053】そして、該実施形態においては、カバー板
24にギヤ軸30が取り付けられ、該ギヤ軸30に略半
円状の制限ギヤ31が軸支されてなる。一方、調整軸5
には、調整レバー16と一体的に回転するようピン33
で調整レバー16と連結され且つ前記制限ギヤ31と噛
合する調整ギヤ34が取り付けられてなる。
【0054】該調整ギヤ34には、制限ギヤ31と噛合
する歯部34aが一箇所設けられており、バネ力調整に
おいて調整レバー16を回転させると、調整ギヤ34の
歯部34aが制限ギヤ31と所定角度のみかみ合うこと
となり、その後は制限ギヤ31とはかみ合わずに回転す
る。従って、調整レバー16が一回転しても、制限ギヤ
31は調整ギヤ34の歯部34aとかみ合っている間の
所定角度分だけしか回転しない。
【0055】このようにして調整レバー16を時計方向
に所定回数回転させてゼンマイバネ7を巻き上げていく
と、やがて、図11(ロ)に示すように、制限ギヤ31
に設けられた突起32が調整ギヤ34に当接することに
なり、これ以降は調整レバー16を時計方向に回転させ
ることができなくなる。つまり、この状態がバネ力の調
整範囲の上限である。
【0056】同様にして、調整レバー16を逆方向(反
時計方向)に回転してゼンマイバネ7のバネ力を弱めて
いくこともできるが、その場合には、制限ギヤ31も調
整レバー16の一回転毎に所定角度ずつ逆方向に回転
し、やがて、制限ギヤ31に設けたもう一つの反対側の
突起32が調整ギヤ34に当接することになる。そし
て、この状態がバネ力の調整範囲の下限となり、上述し
た上限とによりバネ力の調整範囲が決定される。
【0057】以上のように、本実施形態は、制限手段と
して調整ギヤ34と制限ギヤ31とを備えたことによ
り、調整レバー16を過度に回転させてゼンマイバネ7
を破損させるというおそれがなく、故障を未然に防止す
ることができる。
【0058】次に、制限手段として別の構成を採用した
ドアクローザについて図12を用いて説明すると、該実
施形態では、制限手段として線形状の渦巻きゼンマイ3
5を備えてなるものである。該渦巻きゼンマイ35は、
一端部35a(外側端部)がカバー板24に固定され、
他端部35b(中心側端部)が調整レバー16に固定さ
れて、調整レバー16とカバー板24との間の間隙に設
けられてなり、調整レバー16には渦巻きゼンマイ35
を支持すべく、その基端部に調整軸5を中心とする円形
の円板部36が形成されてなる。該円板部36には、そ
の内側の渦巻きゼンマイ35の状態を外部から部分的に
垣間見ることができるように、径方向にスリット状の切
欠37が形成されてなる。尚、渦巻きゼンマイ35の巻
き上げ方向は、ドラム8に内蔵されたゼンマイバネ7の
巻き上げ方向と同じである。
【0059】そして、調整レバー16を時計方向に回転
させてバネ力を強めていくと、渦巻きゼンマイ35が徐
々に調整軸5に巻き付けられて巻き上げられていき、調
整レバー16を一定回数回転させると、図12(ロ)の
ように渦巻きゼンマイ35が密着状態となってバネ力の
調整範囲の上限となる。このようにバネ力の調整範囲を
その上限のみ制限するよう構成することも可能である。
【0060】更に、切欠37から渦巻きゼンマイ35の
巻き状態が確認できるので、調整範囲の上限に対する目
安が得られ、また、渦巻きゼンマイ35の一部に着色等
の目印部38を設けることにより、より一層容易に渦巻
きゼンマイ35の巻き状態を把握でき、バネ力の調整の
利便性もより一層向上できる。尚、渦巻きゼンマイ35
でなくワイヤー等の索条体を使用することも可能であ
る。
【0061】尚、上記実施形態では、回転操作部が調整
軸部と別体に構成されてなるが、両者が一体であっても
よく、また、回転操作部を設けて手で回転操作可能に構
成したが、手で回転操作する回転操作部をバネ調整部に
設けずに、調整軸部をドライバー等の工具で回転する構
成としてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように、調整軸部の回転に回転抵
抗を与える抵抗体を備えたことにより、バネ力の調整中
に万一手が滑ったりしても、調整軸部が緩やかに回転す
るので、慌てることなく安心して調整作業ができ、必要
以上に慎重になる必要もなく簡便に行うことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるドアクローザを示
す一部破断線を含む正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】同実施形態のドアクローザを示す一部破断線を
含む底面図。
【図5】図4のC部拡大図。
【図6】同実施形態のドアクローザの使用状態を示す正
面図。
【図7】同実施形態のドアクローザの使用状態を示す断
面底面図。
【図8】他実施形態のドアクローザを示し、(イ)は正
面図、(ロ)は側面図。
【図9】他実施形態のドアクローザを示し、(イ)は通
常状態の断面底面図、(ロ)はバネ力調整状態の断面底
面図。
【図10】他実施形態のドアクローザを示し、(イ)は
正面図、(ロ)は(イ)のD−D断面図。
【図11】他実施形態のドアクローザを示し、(イ)は
バネ力の調整範囲内の状態を示す正面図、(ロ)はバネ
力の調整範囲の上限の状態を示す正面図。
【図12】他実施形態のドアクローザを示し、(イ)は
バネ力の調整範囲内の状態を示す正面図、(ロ)はバネ
力の調整範囲の上限の状態を示す正面図。
【符号の説明】
5…調整軸(調整軸部)、6…Oリング(抵抗体)、7
…ゼンマイバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の開扉によって蓄勢されて引戸を閉
    扉方向に付勢するゼンマイバネ(7)と、該ゼンマイバ
    ネ(7)のバネ力を調整するためのバネ調整部とを備
    え、該バネ調整部は、ゼンマイバネ(7)の内側端部が
    固定された調整軸部(5)を有し、該調整軸部(5)を
    回転させてゼンマイバネ(7)を巻き上げ又は巻き戻し
    することによりゼンマイバネ(7)のバネ力を調整でき
    るよう構成されてなるドアクローザであって、前記調整
    軸部(5)の回転に回転抵抗を与える抵抗体(6)を備
    えてなることを特徴とするドアクローザ。
  2. 【請求項2】 前記ゼンマイバネ(7)のバネ力の調整
    範囲を制限する制限手段を備えてなる請求項1記載のド
    アクローザ。
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