JP2001063745A - ロック機構付き携帯用計量容器 - Google Patents

ロック機構付き携帯用計量容器

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JP2001063745A JP24391399A JP24391399A JP2001063745A JP 2001063745 A JP2001063745 A JP 2001063745A JP 24391399 A JP24391399 A JP 24391399A JP 24391399 A JP24391399 A JP 24391399A JP 2001063745 A JP2001063745 A JP 2001063745A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体等を収容して携行容易、定量取出及び誤
用防止確保。 【解決手段】 略円筒の容器本体部1とその回動支持軸1
1spに枢着されて相互に回動可能なキャップ部材2とから
なる。キャップ部材の天板部22は管状部21上面に密閉及
びロック可能、管状部内蔵の計量用管状部21m1が右回動
停止片11t1及び係合用アンダーカット21u1によって空間
21eの右端に留置され、容器本体部1から透孔11sd経由で
所定量の内容物を分取後に回動停止片11t2が空間21eの
左壁に当たり、しかも係合用アンダーカット21u2で確保
されるまで回動させて透孔11sdを塞ぎ、天板部22を開い
て内容物を取出す。この間に別の計量用管状部21m2が透
孔11sd経由で容器本体部1から内容物を定量分取。 【効果】 所定量内容物分取の殆ど直後に取出し得て作
動確実;誤用防止確実;キャップ部材交換による分取量変
更可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬剤、化粧品、食
料、調味料、染料、顔料、保存料及び乾燥剤等の粉体又
は顆粒等を収容した容器から所定量を簡単な操作で容易
に分取できると共に、分取された収容物を容器外へ容易
に排出できる構造のロック機構付き携帯用計量容器(以
後、「本発明の容器」と称することがある)に関する。
【0002】
【従来の技術】食塩、こしょう(胡椒)等の粉末を一振り
で所望量振出し得る容器は既知である(実公平5−51
63;引例1)。この容器の要部は図5に示されている
様に、相当に複雑な構造に形成されている。即ち、容器
本体の内容物から分取された内容物を排出する機構は回
動可能な切替え弁の機能を果たす「上下動部材」が中心軸
に支持されると共に、中心軸の外側に嵌装された計量区
域で所定量を分取し、分取された内容物を排出口から外
部へ排出する点では本発明の容器における該当部と或程
度類似している。
【0003】しかし、引例1において内容物から所定量
を分取する為の機構は本発明の容器のそれと全く異な
る。即ち、引例1の容器においては、容器内容物は常時
計量域へ流入可能である。この計量域は中心軸に倒立状
態で上下動可能に嵌装された有底円筒状容器とその容器
内へ中心軸の回動によって出入可能な別の容器であって
その中心軸付近が倒立ロート状に立上がっており、その
立上がり部分の出入によって分取される内容物量が大幅
に変更され得るものとされている。
【0004】処が、この構造には次の問題が伴ってい
る: (1)分取された筈の内容物の一部分は容器全体の傾き次
第では容器内へ戻る懸念が残る。それと共に、器外から
漏れ込む酸素及び水分等に起因する容器内容物の変質が
懸念される; (2)分取された内容物が容器の広く複雑な内壁へ付着、
付着物と内壁との化学的相互作用及び特に高粘度内容物
では内壁の各所での滞留等に起因して内容物の全量が排
出されにくい。 (3)内容物の分取量が大きくなるに伴って排出に要する
時間が長時間に及ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上に引
用された従来の粉末計量排出容器に伴う上掲の問題点を
伴わずに、迅速的確に所定量の粉末状又は顆粒状の内容
物を分取すると共に排出し得る粉末計量排出容器を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の各構成要
件の有機的結合によって所期の効果を発現させることに
ある: 1)略筒型の容器本体部、容器本体部の下端域に嵌装さ
れた底部閉塞部材、容器本体部の上部域に嵌装されたキ
ャップ部材とで主として構成された粉末用又は顆粒用の
容器において、容器本体部の上部域における摺動壁及び
下端域における摺動壁が共に円形又は正多角形であり、
その上部域摺動壁にはキャップ部材抜落ち防止用の係合
手段が設けられると共に、その下端域摺動壁に着脱可能
性の係合手段が付与され、該容器本体部の下端には底部
閉塞部材が該係合手段と係合して容器を形成し、該上端
域内壁から立上がる間仕切り板が容器本体部内部と容器
内上部域とを画定することによって、この容器内上部域
は該キャップ部材との間で計量域を形成しており、この
キャップ部材はロック機構によって使用時に限って収容
物を排出するロック機構付き携帯用計量容器。 2)該キャップ部材が開放可能な略有底筒状に形成さ
れ、その摺動壁断面が略円形又は正多角形で、容器上部
域に嵌装可能であって、このキャップ部材の内側に1個
以上の計量用区画を備え、その計量用区画が間仕切り板
に穿設された流通窓を通じて容器本体部内と必要時に連
通することによって容器本体部に収容された内容物を所
定量分取し、キャップ部材の変位によって流通窓を閉塞
した後に、開放手段を作動させて分取された内容物を排
出する前記項1に記載のロック機構付き携帯用計量容
器。 3)容器本体部、キャップ部材が可撓性の熱可塑性樹脂
で形成され、容器本体部の上部域とそれに嵌装されたキ
ャップ部材との摺動壁面が平滑で、摺動を伴う変位によ
って計量域を開閉可能に形成されている前記項1又は2
に記載のロック機構付き携帯用計量容器。 4)キャップ部材の摺動壁断面及びそれと摺動する容器
上部域の摺動壁断面が相互に摺動可能な略円形に形成さ
れ、双方の摺動壁の間にクリックストップ形状が付与さ
れていることによって内容物分取所定位置及び内容物排
出所定位置の少なくとも何れかにはキャップ部材が停止
し得る前記項1〜3の何れかに記載のロック機構付き携
帯用計量容器。 5)粉体状物又は顆粒状物として、薬剤、化粧品、食
料、調味料、染料、顔料、保存料及び乾燥剤から選ばれ
る1種以上を収容した前記項1〜4の何れかに記載のロ
ック機構付き携帯用計量容器。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の粉末計量排出容器を形成
する材料はその中に収容される内容物の種類(主として
化学的性質)及びその用途に応じて適宜に選択され得
る。即ち、収容される内容物と接触して化学反応を生ず
る種類の成形材料はその内容物を収容する容器として用
いられ得ない。
【0008】本発明の粉末計量排出容器の材料として一
般には、合成樹脂、中でも透明(透視可能)合成樹脂であ
って、多少の柔軟性及び弾性等を備えたものがその特性
を利して常用される。これらの性質に加えて、材料に
は、成形性(成形容易性)及び形状保持性が要求される。
なお、本発明において「樹脂」又は「合成樹脂」と称する物
質は樹脂加工分野において、一般に樹脂として流通し、
成形されている高分子物質であれば、結晶性物質に限ら
ず、非晶性物質及び低結晶性物質であっても本発明に用
いられる「樹脂」又は「合成樹脂」に包含される。
【0009】本発明の粉末計量排出容器を形成する材料
として多用されるものは一般に熱可塑性合成樹脂であっ
て、例えば、ポリエチレン(PE;共重合体及び重合体組
成物包含)、ポリプロピレン(PP;共重合体及び重合体
組成物包含)、ポリ-4-メチル-1-ペンテン(PMPT)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネー
ト(PC)、ナイロン(ポリアミド樹脂)、ポリメチルメタ
アクリレート(PMMA)、ポリウレタン(PU)等を挙げ
ることができる。これらの成形材料は必要に応じて、そ
の2種類以上を適宜種類同士及び/又は適宜量で組合わ
せて用いることができる。上記材料樹脂の中で、特に高
密度ポリエチレン及び中密度ポリエチレンは耐低温性に
優れることから寒冷地の戸外での使用にも耐え、ポリ-4
-メチル-1-ペンテンは耐高温性に優れることから、この
樹脂で成形された本発明の粉末計量排出容器は医療分野
で所定量の散薬等の計量に重用され得る。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の好適態様の例を図面に基づ
いて説明するが、本発明はこれらの好適態様には何等限
定されない。 <図面に基づく説明>本発明の粉末計量排出容器(「本発
明の容器」と略称することがある)を以下に図面に基づい
て具体的に説明する。なお、図において「上下左右前奥」
等は説明の便宜上の表現である。
【0011】図1で統括される好適態様は本発明の容器
の模式的縦断面図(回動軸を含む平面による縦断面の模
式図)及びその頂面図であって、図1(A)は「計量時」に
おける容器の模式的縦断面図であってロックが作動状態
にあり、他方、図1(B)はその状態にある本発明の容器
の頂面図である。図2で統括される好適態様は同じく本
発明の容器における容器本体部の上部域を回動軸を含む
平面で縦に切断して表われる模式的部分拡大縦断面図及
びロック機構の詳細を示す模式的部分拡大縦断面図であ
る。
【0012】図3で統括される好適態様は本発明の容器
において、ロックが解除された状態を回動軸を含む平面
で縦に切断して表われる断面を示す模式的縦断面図及び
その状態の本発明の容器の模式的頂面図であって、図3
(A)はロック解除状態にある前記の本発明の容器の模式
的縦断面図、また、図3(B)はロック解除と共に天板冠
装状態にある本発明の容器の模式的頂面図である。
【0013】図4で統括される好適態様は本発明の容器
を構成するキャップ部材をその回動軸を含む平面で縦に
切断して表われる断面の模式的縦断面図及びキャップ部
材において天板部を開放した状態を示す模式的頂面図で
ある。図5で統括される好適態様は本発明の容器を構成
するキャップ部材を平面(線C−Cで表示)で横に切断し
て現われる断面を矢印方向に見た場合の模式的横断面図
である。
【0014】図6に示された好適態様は本発明の容器の
外観を示す模式的側面図である。以下、各図について更
に詳細に説明する。 <図1>図1で統括される本発明の好適態様の図1(A)
及び図1(B)ついて以下に詳説する:図1(A)は本発明
の容器Vにおいて天板部22が閉じられると共に、ロッ
クされた状態を示す模式的縦断面図(回動軸又は長軸を
含み、紙面に平行な平面で切断)である。図1(A)にお
いて、1は略管状の容器本体部1であって、その上端域
11及び下端域12に係合手段が設けられ、2は略倒立
有底管状のキャップ部材であって、容器本体部1の上部
域11の外壁11wに設けられた縮径域11rにキャップ
部材2の管状部21が外嵌されて、その内壁の下端域2
1dに突設された係合手段としてのアンダーカット(下抜
け防止)21dbと上記外壁11wの下部に突設された係合
用(上抜け防止)アンダーカット11dbとが係合してい
る。
【0015】他方、容器本体部1の他端である下端域1
2の外壁には係合手段として螺条12sが刻設され、そ
れに有底管状の底部閉塞部材3の管状部31が外嵌螺着
されている。即ち、容器本体部1と底部閉塞部材3との
係合は前者の下端域12の外壁に刻設された螺旋条12
sと後者の管状部31の上端側31u内壁に係合手段とし
て刻設された螺旋条31sとが係合することによって実
現されている。
【0016】図1(B)は本発明の容器Vの模式的頂面図
(上面図)であって、この容器Vにおいては天板部22が
閉じられると共に、ロックされた状態にある。また図1
(B)においては、円形の外郭で画定された天板部22の
右縁から稍内側に表示されている二重円弧形状は透孔で
あって、その中に見える2本の細幅の弧状帯の右側の弧
状帯は天板部22の下面(裏面)の縁部22aから下方へ
突設されたL字型係止片22c、左側の細帯は容器本体
部1の上部外壁11xの上端11pである。上記の天板部
22の右縁部付近に天板部22の周縁と略平行に穿設さ
れた透孔22aの役割は天板22をロックする係止爪2
2cを射出成形する為の金型インサート抜出し口として
働くことにある。
【0017】ロック機構の役割は天板部22が使用時に
限って開放されることが重要である点に求められる。即
ち、天板部22が常時開放可能では、収容されている内
容物が誤って排出(取り出)される事態が生じ得る。この
事態を避ける為には、何等かのロック機構をキャップ部
材2における天板部22と管状部21との間又は天板部
22と容器本体部1との間に付設して置く外は無い。
【0018】その例として、図1(A)及び図2(D)に図
示の態様においては、天板部22と容器本体部の上端域
11pとの間にロック機構が設けられている。図1(A)
の部分拡大図である図2(D)を参照すると、天板部22
の下面周縁域から下方へ張出す形態でその略全周に亙っ
て形成された環状縁22aの前部(ヒンジ位置に対向する
位置)内壁から係止爪22cが内方向けにL字型に突設さ
れており、他方、容器本体部1における上端域11の外
壁に前記の係止爪22cと係合する凹陥11bが刻設され
ており、この凹陥11b内に係止爪22cが陥入してロッ
ク状態が形成されている。尤も、凹陥11bは外壁に必
ずしも凹陥という形態に形成されずとも良く、外壁を形
成する円弧の一部を直線的に削ぎ落として係止爪22c
が横方向から進入して係合し得る程度に浅い溝11bを
掘れば足りる。
【0019】ここで、係止爪22cのL字型における横
張出し部と凹陥11bの顎下面とは不時の開放が生じな
い程度に深く係合していることが重要である。換言すれ
ば、係止爪22cのL字型の横張出し部はその基底部(天
板22)へ向けて稍接近する様に傾斜していると共に、
凹陥11bの顎下面は凹陥11bの内方へ向けて上る様に
稍傾斜していることが重要である(稍逆止形状)。
【0020】上記のロックを作動状態にする為又はロッ
クを開放状態にする為には、キャップ部材2と容器本体
部1との間に逆方向の相対回動が生ずることを要する。
この相対回動を生じさせる為には、キャップ部材2と容
器本体部1とを例えば、前者を左手で把持すると共に、
後者を右手で把持して、回動支持ピン11spを回動(中
心)軸として相互に逆方向へ捻れば済む。
【0021】このロック機構の作動又は開放の位置関係
を更に良く理解する為に、後に図2及び後掲の図3(B)
を参照する。更に図1(B)においては、略円形の天板部
22の中央域から分岐する長方形状の倒立L字型部22
gの左端にはキャップ部材2に接続する中ヒンジ部22h
mが位置し、それを挟んで上側に右ヒンジ部22hR及び
下側に左ヒンジ部22hLが位置することが示されてい
る。右ヒンジ部22hR及び左ヒンジ部22hLの役割は天
板部22の左縁とキャップ部材2の筒状部21の上縁と
の間を開閉可能に連結することにある。
【0022】<図2>図2で統括される本発明の好適態
様の中で、図2(C)は本発明の容器において重要な機構
であるロック機構の詳細及び容器本体部1の内容物を所
定量分取して、それを容器外へ排出する(取出す)に有用
なキャッフ゜部材2と容器本体部材1との間の所定相対回
動、停止及び移動阻止機能を実現する為の機構を示す模
式的縦断面図である。
【0023】図2(C)においては、略円筒状であって縮
径域11xで急激に縮径して略管状の上部域11に移行
する。この縮径位置は容器本体部1がその仕切り板11
sで上下に区画され、容器本体部1内と上部域11とは
透孔11sdで僅かに連絡しているに過ぎない。上部域1
1の外壁11wには上述の係合用アンダーカット11db
が下部区域に突設されると共に、上部域の外壁11wで
はその一部分が他部分よりも上方へ伸びて最上部11p
に至る。この最上部11pよりも稍低い位置にはロック
用の凹部(凹溝)11bが刻設されている。ロック作動状
態では、この凹部11b内に天板部22の係止爪22cが
係合する。
【0024】図2(C)において、仕切り板11sの頂面
には回動支持軸11sp、回動停止片11t1及び回動停止
片11t2がそれぞれ所定位置に突設されている。ここで
図5を参照すれば先ず、回動支持軸11spは仕切り板1
1s頂面の略中心に位置し、回動停止片11t1はその軸
を中心とする扇形空間21eの右端でしかも外弧に当接
する位置において中心からの半径上に位置し、回動停止
片11t2は回動停止片11t1から所定位置の半径上で、
しかも扇形空間21eの左端を通る半径との挟角(中心
角)が90度になる様に、それぞれ位置する。
【0025】図2(D)は本発明のロック機構付き携帯用
計量容器Vにおけるキャップ部材2が冠装されると共
に、そのロック機構が作動状態にある場合の係合関係を
示す模式的部分拡大縦断面図である。 <図3>図3で統括される本発明の好適態様の中で、図
3(A)は本発明の容器Vにおいてロックが解除されては
いるが、天板部22は依然として閉止されている状態を
示す模式的縦断面図である。この状態においては、計量
用管状部21m1は容器本体部1内部からは遮断されて
いる。なお、図示されてはいないが、この状態では計量
用管状部21m2は容器本体部1と連通している。即ち、
容器本体部1とキャップ部材2との間の回動支持軸11
spを中心とする位相が回動によって変位した結果として
透孔11sdが計量用管状部21m2の下端に合致して容器
本体部1内と連通する状態が生じている。
【0026】図3(B)は図3(A)においてキャップ部材
2の天板部22が完全に開放された状態を容器の頂面方
向から眺めた模式的平面図である。図3(B)のキャップ
部材2において天板部22の直下に位置する環状縁部2
1xの右端縁が部分的に直線縁に変形されていることに
加えて、その環状縁部21xの直ぐ内側に穿設された略
三分円弧(中心角略120度)状の細幅切通し21aの下
端(ロックの開放位置)に容器上部域11の外壁上端域に
形成された係止端11pがその切通し21aを貫通して突
出している。この係止端11pは容器本体部1とキャッ
プ部材2との間に回動支持ピン11spを中心とする相対
的回動が生ずれば、四分円弧(中心角略90度)状の切通
し22aの範囲内で回動に対応する位置へ移動可能で、
その位置に応じてロックの作動又は開放が行なわれる。
【0027】<<キャップ部材2>>本発明の容器Vを構成
するキャップ部材2は略倒立有底筒状の構造体であっ
て、略平板状の天板部22及びその周縁域から立上がる
略筒状の管状部21とで外郭が構成され、天板部22の
一端には管状部21に接続するヒンジ部22hmが位置
し、そこから立上がって次に左へ転向する倒立L字型部
22gを介して天板22の中央付近と連結され、この連
結部にはヒンジ部22hLが位置し、このヒンジ部22hL
を境として天板部22が起上がることによって容器が開
放される。この形態は図1(B)及び後掲の図5(C)に明
示されている。
【0028】<図4> <<キャップ部材の計量機構>>図4で統括される本発明の
好適態様には、キャップ部材2の構造は管状部21の内
側に計量用管状部21mが付設されたものであることが
示されている。この計量用管状部21mは図1及び図3
にも例示されている。計量用管状部21mの上端は天板
部22に密接すると共に、その下端は容器本体部1の頂
部に位置する仕切り板11sに密接し、仕切り板11sの
頂面中心域に突設する回動中心ピン11spを中心として
回動する。この回動の結果として、仕切板11sに穿た
れた流通孔11sdに一致して容器本体部1内と連通(Thr
ough)したり、仕切り板11sによって下端で閉塞されて
行き止まり(Blind)状態になる。
【0029】図4(A)の好適態様では、天板部22の下
面には環状突起22rbが形成され、この環状突起22rb
が計量用管状部21mの上端開口21mrに密接に内嵌さ
れて内容物の不時の排出を防止する。計量用管状部21
mの上端開口21mrが管状突起22rbによって閉塞され
ると共に、その下端が流通溝11sdに連通した状態で本
発明の容器Vを傾斜又は倒立させれば、収容されている
粉末状又は顆粒状の内容物が計量用管状部21m内に所
定量分取される。
【0030】次に、図4(A)においてキャップ部材2と
容器本体部1との間に相対回動を起こさせて、計量用管
状部21mの下端を閉塞した後にロックを解除して天板
部22を開放すれば、所定量の内容物を容易に容器外へ
排出(供給)することができる。この計量用管状部21m
は2本以上設けられても良く、それらの容積が相互に異
なっていても良い。
【0031】また、キャップ部材2として、種々の容積
の計量用管状部21m備えたものを用意して置けば、必
要に応じて最適の計量能力を備えたキャップ部材2に換
装して計量分取に用いることもできる。しかし、天板2
2を上方へ引開ける為の形状は図1(A)に示された様に
管状部21の前面削ぎ落としに限らず、天板22の周縁
部をキャップ部材2の管状部21の外周よりも積極的に
稍張出させても良い。この張出されているという状態は
相対的な問題であるから、逆に、キャップ部材2におけ
る管状部21の周面を削ぎ落とす方策によっても実現可
能な例として、図3(B)並びに図4(B)及び後掲の図5
(C)に示された形態をも挙げることができる。
【0032】上掲の3態様の各図においては、キャップ
部材2を構成する管状部21の側面でヒンジ部に対向す
る位置が稍削ぎ落とされた結果、円形の筈の平面図形が
その円弧の一部分に直線を交えた形態で示されている。
また、前出の図1(A)、図3(B)及び図4(A)を参照す
れば、キャップ部材2における管状部21の左外壁の厚
さと右外壁の厚さとの間に明らかな差異が認められるこ
とからも、右外壁の一部分が削ぎ落とされていることが
判る。
【0033】<図5>図5で統括される好適態様の中
で、図5(C)は本発明の容器Vにおいて、キャップ部材
2を容器本体部1に近く位置する線C−Cで表わされる
水平面で切断して現われた模式的横断面図である。この
図5(C)においては、キャップ部材2における管状部2
1の外郭が略円形に示され、その右端域が部分的に直線
縁に変形されていることは上述の天板部22を開放する
為の指掛り形成にある。図5(C)の外郭とその内側に狭
い幅を置いて示された円形とで画定される範囲は容器本
体部1の外壁21xを示す。その内側に並列に位置する
2個の小円形は何れも計量用管状部21m1及び21m2
の外郭を示す。また、キャップ部材2は容器本体部1の
上部域11の外壁即ち、縮径部11xから上部の外壁1
1wに冠装され、その下端部内壁に突設された上抜け防
止アンダーカット21dbによって、縮径部11xの外壁
11wに突設された下抜け防止アンダーカット11dbと
係合している。
【0034】図5(C)は容器本体部1の上部域11の形
状を示す。同図によれば、略筒型の容器本体部1は上部
域で急激に縮径して段落とし部11xを形成した後に筒
状の小径域11を延設しながらその上縁の一部を他の上
縁よりも格段に高く延設して、その外壁にロック係止用
の凹陥部11bを備えながら係止端11pへ至る。他方、
上部域11と内容物収容域とを区画する隔壁(仕切り
板)11sの頂面の中心には、回動支持ピン11sp、回
動停止片11t1及び回動停止片11t2が突設されてい
る。右側の回動停止片11t1の突設位置は図5(C)に示
された小円形21m1が移動阻止アンダーカット21u1と
の協働によって当初の所定停止位置に確保される位置
に、次にその位置から左へ90度回動した場合には、左
側の回動停止片11t2と移動阻止アンダーカット21u2
との協働によって所定の停止位置に確保される位置に、
それぞれ選定される。
【0035】図5(C)では便宜上、線A−A上に位置す
る計量用管状部21mを「21m1」と称し、線B−B上に
位置する計量用管状部21mを「21m2」と称する。図5
(C)において、計量用管状部21m1がその下端で容器本
体部1の仕切り板11sに穿設された透孔11sdに連通
している(「through」と表示)場合には、容器本体部1か
ら内容物を取込んで所定量を分取することができる。そ
の場合には計量用管状部21m2の下端は仕切り板11s
によって閉塞されている(「blind」と表示)。
【0036】他方、計量用管状部21m2がその下端で容
器本体部1の仕切り板11sに穿設された透孔11sdに
連通している場合(「through」と表示)には、容器本体部
1から内容物を取込んで所定量を分取することができ
る。その場合には、計量用管状部21m1はその中へ所定
量の内容物を分取する段階が終わっているから、ここで
天板部22を開放すれば、内容物を容器外へ送出すこと
ができる。
【0037】また、図5(C)には、キャップ部材2の外
壁21xに囲まれた形状としては、扇形部分21eも表示
されている。この扇形部分21eはこの断面形状でキャ
ップ部材21を上下に貫く空間であって、計量用管状部
21m1及び21m2が所定位置まで回動して、その位置に
停止し続けることが好ましい。停止及びその持続の為に
は停止維持機構が必要とされる。
【0038】ここで停止維持機構とは、図5(C)におい
て比較的細長い長方形の両短辺を円弧とした形状(小判
型)で図示されている2個の回動停止片11t1及び回動
停止片11t2並びに扇形の外弧から内方向けに突設され
た2個の移動阻止アンダーカット21u1及び移動阻止ア
ンダーカット21u2である。2個の回動停止片11t1及
び回動停止片11t2は共に容器本体部1の仕切板11s
の頂面から上方へ突設されており、2個の移動阻止アン
ダーカット21u1及び移動阻止アンダーカット21u2は
キャップ部材2に残された空間である扇形空間21eの
裾部分に下端から或程度の高さまで突条型に延設されて
おり、その高さ(突条の長さ)は上記の2個の回動停止片
11t1及び回動停止片11t2と十分に係合して回動を停
止維持できる高さに達していることが好ましい。しか
も、2個の回動停止片11t1及び回動停止片11t2の突
設位置は下記の様に選定される: ◆回動停止片11t1が計量用管状部21mの計量時の(容
器本体部1と連通状態にある)位置に確実に停止してい
ると共に、移動阻止アンダーカット21u1で自然発生的
な回動を生じない様に維持される位置;並びに ◆回動停止片11t2が計量用管状部21mの内容物取出
し時(容器本体部1とは遮断された状態)の位置に確実に
停止し得ると共に、移動阻止アンダーカット21u2で自
然発生的な回動を生じない様に維持される位置。
【0039】図5(D)は図5(C)の状態が回動支持軸1
1spを中心として約90度回動した場合に位置関係を示
す。この場合には、下記の状態が形成されている: ◆回動停止片11t2が扇形空間21eの左端に移動し
て、移動阻止アンダーカット21u2によってその位置
に維持されると共に、計量用管状部21m2が容器本体部
1と連通している; ◆移動阻止片11t1は移動阻止片11t2の右側に当初の
相互位置関係を保って位置していると共に、計量用管状
部21m1の下端は容器本体部1から遮断されている。
【0040】<図6>図6に示された好適態様は本発明
のロック機構付き携帯用計量容器の外観を示す模式的側
面図である。図6においてVはこの容器全体、1は容器
本体部、2はキャップ部材及び3は底部閉塞部材をそれ
ぞれ表わす。本発明の容器において、これらの各部は相
対的に回動し得ることを要することから、各部の外壁に
は図示されている様な浅くて比較的広幅の溝が複数本刻
設されているか、又は溝に代えて円筒の外壁を削ぎ落と
して、長軸と略平行に走る細長い平坦部が複数本設けら
れている。前者の複数本の浅い溝及び後者の複数本の細
長い平面は何れも外壁全体として、一種のローレットを
形成する結果、手及び/又は手指による把握及び/又は
摘み状態の回動に益する。
【0041】<本発明の容器の変形態様>本発明におい
ては、本発明の容器Vの好適態様として、その容器本体
部1の一端にキャップ部材2を冠装し、他端は底部閉塞
部材3で閉塞した態様が例示されている。しかし、この
底部閉塞剤3をもキャップ部材2に変更する変形態様も
採用可能である。この変形態様によれば、容器本体部1
の一端への傾斜又は倒立は他端への傾斜又は正立である
から、一端から分取された所定量の内容物を排出し、そ
の終了後に反対に傾斜又は直立させることによって、容
易に2倍の能力を発揮できる。更なる変形として、容器
本体部1の一端におけるキャップ部材2の内蔵計量管状
部21mの内訳と他端におけるキャップ部材2'の内蔵計
量管状部21'm'(仮称)の内訳とを別異に組合わせるこ
とも可能であって、更に多様な分取量及び排出量を発揮
するロック機構付携帯計量容器V'(仮称)を提供でき
る。
【0042】
【発明の効果】本発明の容器を用いれば、下掲の各種の
効果を奏することができる: (1)計量用管状部の容積が固定されている寄与で、排出
時間を予測し易い; (2)粉体又は顆粒状の内容物例えば、薬剤、化粧品、食
料、調味料、染料、顔料、保存料及び乾燥剤から選ばれ
る1種以上を計量する際の、計量範囲の拡大又は作業能
率向上の為には、相互に同一の容量又は別異の容量の複
数本の計量用管状部を併設した別異のキャップ部材を装
着するか又は相互に別容量のキャップ部材を多数種用意
することによって容易に対応できる; (3)容器本体部の両端にキャップ部材を装着した本発明
の容器は一層多種多様で大容量の排出能力を発揮し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のロック機構付き携帯用計量容器
の模式的縦断面図であって、ロックが作動状態にあるも
の及びこの容器の模式的頂面図である。
【図2】図2は本発明の容器において容器本大部の上部
域における形状を示す模式的部分拡大縦断面図及びその
ロック機構の構造を示す模式的部分拡大縦断面図であ
る。
【図3】図3は本発明のロック機構付き携帯用計量容器
の模式的縦断面図であって、ロックが解除状態にあるも
の及びこの容器に冠装されたキャップ部材天板部が開放
された状態の模式的頂面図である。
【図4】図4は本発明の容器に冠装されるキャップ部材
の模式的縦断面図であって、その天板部が開放された状
態及び同部材の頂面図である。
【図5】図5は本発明の容器に冠装されるキャップ部材
の模式的横断面図であって、そのロックが作動状態にあ
るもの及びロックが解除状態にあるものを示す。
【図6】図6は本発明のロック機構付き携帯用計量容器
の模式的側面図である。
【符号の説明】
1 容器本体部 2 キャップ部材 3 底部閉塞部材 11 容器本体部の上部域 12 容器本体部の下部域 21 キャップ部材における管状部 22 キャップ部材における天板部 11b 上部域の伸長部に刻設された係合用の凹陥 11p 上部域の伸長部で、係止爪と係合する凹陥を側
壁に収容 11s 容器本体部の頂部を閉塞する仕切り板 11t 回動停止片(総称) 11w 容器本体部の上部域外壁 11x 容器本体部において上部域へ移行する縮径部 12s 容器本体部の下部域外壁 21a キャップ部材の管状部内において容器上部域の
伸長部が貫通する弧状間隙 21e キャップ部材の管状部内に残る扇形空間 21m キャップ部材内の計量用管状部(総称) 21u キャップ部材内の扇形空間の外弧両端付近に突
設された回動阻止アンダーカット 21x キャップ部材の管状部外壁 22a キャップ部材の天板部における裏面(下面)周縁
域 22c キャップ部材の係止爪 22g キャップ部材におけるL字型ヒンジ 11db 容器本体部の上部域外壁に突設された係合用
アンダーカット 11sd 容器本体部の仕切り板に穿設された透孔 11sp 容器本体部の仕切り板頂面に突設された回動
支持ピン 21mr 計量用管状部の上端開口縁 22rb キャップ部材の天板部下面における環状突起 22hL キャップ部材のL字型ヒンジを天板部頂面へ
接続するヒンジ 22hm キャップ部材の天板部左端と管状部上左端と
を接続するヒンジ 22hR キャップ部材のL字型ヒンジを管状部左側壁
へ接続するヒンジ V 本発明のロック機構付き携帯用計量容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AB07 BA03 CA01 CB02 DA01 DB12 DB13 DB14 FA03 FA09 FB01 FC07 GA04 GA06 GA08 GB04 GB06 GB12 GB26 JA07 KB10 LA18 LB02 LB07 LD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略筒型の容器本体部、容器本体部の下端
    域に嵌装された底部閉塞部材、容器本体部の上部域に嵌
    装されたキャップ部材とで主として構成された粉末用又
    は顆粒用の容器において、容器本体部の上部域における
    摺動壁及び下端域における摺動壁が共に円形又は正多角
    形であり、その上部域摺動壁にはキャップ部材抜落ち防
    止用の係合手段が設けられると共に、その下端域摺動壁
    に着脱可能性の係合手段が付与され、該容器本体部の下
    端には底部閉塞部材が該係合手段と係合して容器を形成
    し、該上端域内壁から立上がる間仕切り板が容器本体部
    内部と容器内上部域とを画定することによって、この容
    器内上部域は該キャップ部材との間で計量域を形成して
    おり、このキャップ部材はロック機構によって使用時に
    限って収容物を排出するロック機構付き携帯用計量容
    器。
  2. 【請求項2】 該キャップ部材が開放可能な略有底筒状
    に形成され、その摺動壁断面が略円形又は正多角形で、
    容器上部域に嵌装可能であって、このキャップ部材の内
    側に1個以上の計量用区画を備え、その計量用区画が間
    仕切り板に穿設された流通窓を通じて容器本体部内と必
    要時に連通することによって容器本体部に収容された内
    容物を所定量分取し、キャップ部材の変位によって流通
    窓を閉塞した後に、開放手段を作動させて分取された内
    容物を排出する請求項1に記載のロック機構付き携帯用
    計量容器。
  3. 【請求項3】 容器本体部、キャップ部材が可撓性の熱
    可塑性樹脂で形成され、容器本体部の上部域とそれに嵌
    装されたキャップ部材との摺動壁面が平滑で、摺動を伴
    う変位によって計量域を開閉可能に形成されている請求
    項1又は2に記載のロック機構付き携帯用計量容器。
  4. 【請求項4】 キャップ部材の摺動壁断面及びそれと摺
    動する容器上部域の摺動壁断面が相互に摺動可能な略円
    形に形成され、双方の摺動壁の間にクリックストップ形
    状が付与されていることによって内容物分取所定位置及
    び内容物排出所定位置の少なくとも何れかにはキャップ
    部材が停止し得る請求項1〜3の何れかに記載のロック
    機構付き携帯用計量容器。
  5. 【請求項5】 粉体状物又は顆粒状物として、薬剤、化
    粧品、食料、調味料、染料、顔料、保存料及び乾燥剤か
    ら選ばれる1種以上を収容した請求項1〜4の何れかに
    記載のロック機構付き携帯用計量容器。
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