JP2001063362A - 自動車用日除け具 - Google Patents

自動車用日除け具

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JP2001063362A
JP2001063362A JP24219399A JP24219399A JP2001063362A JP 2001063362 A JP2001063362 A JP 2001063362A JP 24219399 A JP24219399 A JP 24219399A JP 24219399 A JP24219399 A JP 24219399A JP 2001063362 A JP2001063362 A JP 2001063362A
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sunshade
window
automobile
wall
winding shaft
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JP24219399A
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Kazutomi Sakata
一臣 坂田
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出し可能に収納される日除け体を、自動
車の窓を内側から覆うように縦向きに張り込み用いる
他、天井内壁に沿って横向きに張り込んで天井内壁との
間に各種物品の収納空間を形成させるようにもする。 【解決手段】 可撓性を備えたシート状又はメッシュ状
をなす日除け体10と、日除け体10の一端側が止め付
けられた巻き込み軸12と、巻き込み軸12に日除け体
10を巻き付かせる向きに付勢する付勢手段14とを備
え、自動車Vの窓Wの上縁部102に巻き込み軸12を
沿わせて取り付け可能な取り付け部13を備えた日除け
体10の収納体1と、巻き込み軸12の沿わされる自動
車Vの窓Wの下縁部100に続く内壁101及び天井内
壁103に備えられる掛合体2とを備えている。日除け
体10の巻き込み軸12への止め付け側と反対の引き出
し端部10aに掛合体2への被掛合部10bが設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縦向きに張り込
まれて自動車の窓を内側から覆う日除けとして用いられ
ると共に、自動車の天井内壁に沿って横向きに張り込ま
れて当該天井内壁との間に各種物品の収納空間を形成さ
せるようにも用いられる日除け体を備えた自動車用日除
け具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の窓を内側から覆う日除けシート
を引き出し可能に巻回状態に収納し、自動車の室内に設
置される装置として、実用新案公報の実公平1−251
97、実公平7−26186に所載のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これらの従
来の装置は、前記自動車の窓を内側から前記日除けシー
トによって覆う日除けとしてのみ用いられるものであっ
た。自動車の室内スペースが限られていること、こうし
た格別の装置を日除けとしてのみ用いるために設置する
ことの経済性などを考慮すると、こうした装置にさらに
別の機能、特に自動車の室内における各種物品の収納を
補助する機能を持たせることが望まれるところであっ
た。
【0004】そこでこの発明は、この種の日除け体を引
き出し可能に収納した日除け具における当該日除け体
を、自動車の窓を内側から覆うように縦向きに張り込ん
で日除けとして用いることができる他、自動車の天井内
壁に沿って横向きに張り込んで当該天井内壁との間に各
種物品の収納空間を形成させるようにも用いることがで
きるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、自動車用日除け具
を、可撓性を備えたシート状又はメッシュ状をなす日除
け体と、この日除け体の一端側が止め付けられた巻き込
み軸と、この巻き込み軸に前記日除け体を常時巻き付か
せる向きに付勢する付勢手段とを備えると共に、自動車
の窓の上縁部に前記巻き込み軸を沿わせて取り付け可能
な取り付け部を備えた前記日除け体の収納体と、少なく
とも前記収納体の巻き込み軸の沿わされる自動車の窓の
下縁部に続く内壁及び当該窓から所定の間隔を離して自
動車の天井内壁に備えられる掛合体とを備えており、前
記日除け体における前記巻き込み軸への止め付け側と反
対の引き出し端部に前記掛合体への被掛合部が設けてあ
るものとした。
【0006】かかる構成によれば、前記収納体より引き
出した日除け体をその被掛合部を自動車の窓の下縁部に
続く内壁に備えられる掛合体に掛合させて当該窓からの
日光の遮光ないしは直接的な入り込みを防ぐように当該
窓を室内側から覆うように用いることができると共に、
前記収納体より引き出した日除け体をその被掛合部を自
動車の天井内壁に備えられる掛合体に掛合させて当該天
井内壁に沿うように当該日除け体を前記収納体と掛合体
との間に横向きに張り込み、この日除け体と天井内壁と
の間に各種物品の収納空間を形成させて、この収納空間
に当該物品を収納するように用いることもできる。
【0007】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の自動車用日除け具における収納体が取り付
け部に対し、縦向きの回動軸をもって、自動車の隣り合
う窓であって交叉する向きにある二つの窓の一方の窓の
上縁部に前記巻き込み軸を沿わせる位置から、当該二つ
の窓の他方の窓の上縁部に当該巻き込み軸を沿わせる位
置まで回動可能に組み付けてあるものとした。
【0008】かかる構成によれば、前記二つの窓の一方
の窓の上縁部に前記巻き込み軸を沿わせた前記収納体の
回動位置において前記日除け体を引き出してこの窓の下
縁部に続く内壁面に取り付けた掛合体に当該日除け体の
被掛合部を掛合させてかかる窓を当該日除け体によって
覆うことができると共に、前記二つの窓の他方の窓の上
縁部に前記巻き込み軸を沿わせた前記収納体の回動位置
においても前記日除け体を引き出してこの窓の下縁部に
続く内壁面に取り付けた掛合体に当該日除け体の被掛合
部を掛合させてかかる窓を当該日除け体によって覆うこ
ともできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0010】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かる日除け具を構成する各部品を分離した状態として示
しており、図2は、これら各部品を図1と反対の側から
見た状態として示している。また、図3は、かかる日除
け具を構成する収納体1を長さ方向に亙って縦向きに断
面にして示しており、図4は、かかる収納体1を長さ方
向に亙って水平向きに断面にして示している。また、図
5は、かかる収納体1を当該収納体1の長さ方向に直交
する向きにおいて断面にして示している。また、図6お
よび図7は、自動車Vの室内側Rにかかる日除け具を取
り付けた状態を理解し易いように、自動車Vの後部の概
要を側方から一点鎖線で表して示しており、図6は、か
かる自動車VのリアウインドウRWを前記収納体1から
引き出した日除け体10により覆った状態を、また、図
7は、図6の状態から前記収納体1を略90度回動させ
て前記自動車VのサイドウインドウSWを前記収納体1
から引き出した日除け体10により覆った状態を、それ
ぞれ示している。
【0011】この実施の形態にかかる自動車用日除け具
は、可撓性を備えたシート状又はメッシュ状をなす日除
け体10を引き出し展張可能に巻き込み状態に納めると
共に自動車Vの窓Wを引き出された日除け体10によっ
て自動車Vの室内側Rから覆う向きに設置される収納体
1と、かかる日除け体10の引き出し端部10aに設け
られた被掛合部10bに掛合される掛合体2であって、
自動車Vの窓Wの下縁部100に続く内壁101及び自
動車Vの天井内壁103に備えられる掛合体2とを備え
ており、前記収納体1より引き出した日除け体10をそ
の被掛合部10bを自動車Vの窓Wの下縁部100に続
く内壁101に備えられる掛合体2(以下、下側掛合体
2’という。)に掛合させて当該窓Wからの日光の遮光
ないしは直接的な入り込みを防ぐように当該窓Wを室内
側Rから覆うように用いることができると共に、前記収
納体1より引き出した日除け体10をその被掛合部10
bを自動車Vの天井内壁103に備えられる掛合体2
(以下、天井側掛合体2”という。)に掛合させて当該
天井内壁103に沿うように当該日除け体10を前記収
納体1と掛合体2との間に横向きに張り込み、この日除
け体10と天井内壁103との間に各種物品の収納空間
Bを形成させて、この収納空間Bに当該物品を収納する
ように用いることができるものである。
【0012】前記自動車Vの窓Wとしては、フロントウ
インドウ、リアウインドウの他、自動車Vの側面にある
ドアガラス、クォーターガラスなどにより閉塞されるサ
イドウインドウがある。
【0013】また、前記下側掛合体2’が備え付けられ
る自動車Vの窓Wの下縁部100に続く内壁101とし
ては、かかる窓Wがフロントウインドウである場合には
典型的にはダッシュボード上面が予定され、かかる窓W
がリアウインドウである場合には典型的にはリヤシェル
フ上面が予定され、かかる窓Wがサイドウインドウであ
る場合には典型的にはトリムパネル内面が予定される。
【0014】この実施の形態にあっては、先ず、前記収
納体1は、長さ方向に亙って一条の割溝状をなす前記日
除け体10の引き出し口11aを備えた細長い筒状本体
11と、この筒状本体11内に当該筒状本体11の筒軸
に筒軸を沿わせるように回転可能に納められる筒状をな
す巻き込み軸12と、前記筒状本体11を自動車Vの室
内に取り付ける取り付け部13とを備えている。
【0015】かかる筒状本体11は、一方の筒端を閉塞
させており、この閉塞された筒端側で前記取り付け部1
3に組み付けられていると共に、他方の筒端を開放させ
ており、この開放された筒端を塞ぐキャップ11bを備
えている。
【0016】また、前記巻き込み軸12は、一方の筒端
を閉塞させ、かつ、他方の筒端を開放させていると共
に、この閉塞された筒端の外側に前記筒状本体11の閉
塞された筒端部に形成された軸穴11dに回転可能に納
められる回転軸12aを突出させている。また、この巻
き込み軸12の内部には当該巻き込み軸12の開放側の
筒端から当該巻き込み軸12内に納め入れ組み付けられ
るコイルスプリング14aが設けられている。この実施
の形態にあっては、(1)先ず、前記コイルスプリング
14aの端部から当該コイルスプリング14a内に差し
入れ嵌め付けられる嵌め付け脚部15aを一端側に有す
る円柱状の頭部15bを備えた一対の固定具15、15
の一方を当該コイルスプリング14aの一端側より前記
嵌め付け脚部15aを当該コイルスプリング14a内に
嵌め入れて当該一端側に組み付けると共に、当該一対の
固定具15、15の他方を当該コイルスプリング14a
の他端側より前記嵌め付け脚部15aを当該コイルスプ
リング14a内に嵌め入れて当該他端側に組み付け、
(2)次いで、前記巻き込み軸12への差し入れ先側に
ある前記固定具15の頭部15bに透設されたねじ穴1
5cと当該巻き込み軸12に設けられた小孔12bとに
当該巻き込み軸12の外側からねじ12cを差し入れネ
ジつけて当該固定具15側を当該巻き込み軸12に止め
付け、(3)次いで、前記コイルスプリング14aの内
径を狭める向きに当該コイルスプリング14aを巻き絞
った状態で前記巻き込み軸12への固定側と反対の側に
ある固定具15の頭部15bにおける前記嵌め付け脚部
15aと反対の側に形成された当該頭部の直径方向に長
いリブ15dを前記キャップ11bの内面に形成された
固定凹部11cに嵌め付けると共に、巻き込み軸12を
前記筒状本体11の開放側の筒端より当該筒状本体11
内に差し入れ、かつ、当該巻き込み軸12の回転軸12
aを当該筒状本体11の前記軸穴11dに収め入れ、
(4)この後、当該キャップ11bを前記筒状本体11
の開放された端部に嵌め付けると共に、このキャップ1
1bをねじ11eにより筒状本体11に止め付けて、前
記収納体1を構成している。
【0017】そして、この実施の形態にあっては、前記
日除け体10がメッシュ状体を方形に形成したものとし
てあると共に、この日除け体10を展張させた状態で、
この日除け体10の一辺側を前記巻き込み軸12に当該
一辺側を巻き付けるなどした状態で接着などして止着さ
せて当該日除け体10が当該巻き込み軸12に備え付け
させている。かかる日除け体10をメッシュ状体とした
場合、かかる日除け体10を横向きに張り込ませて物品
の収納空間Bを天井内壁103との間に形成させた使用
状態において、その網目に物品の角などを入り込ませて
当該物品の保持効果をより高めることができる。この結
果、この実施の形態にあっては、内径を狭めさせる向き
に巻き絞られた前記コイルスプリング14aの弾性復帰
により前記のように筒状本体11に組み付けられた日除
け体10を前記巻き込み軸12の回転により当該巻き込
み軸12に巻き付けて、当該筒状本体11内に納めるこ
とができ、また、このように巻き込み軸12に巻き付け
られて当該筒状本体11内に納められた日除け体10の
当該巻き込み軸12への止着側と反対の端部を引き出し
端部10aとして、前記コイルスプリング14aを再び
内径を狭める向きに弾性変形させながら前記筒状本体1
1に設けられた引き出し口11aから当該日除け体10
を引き出させることが可能とされる。すなわち、この実
施の形態にあっては、前記コイルスプリング14aが前
記日除け体10を前記巻き込み軸12に常時巻き付かせ
る向きに付勢する付勢手段14とされている。
【0018】なお、この実施の形態にあっては、前記日
除け体10の引き出し端部10aに亙って棒状体10e
が組み付けられていると共に、この棒状体10eの長さ
方向略中央位置に前記掛合体2への被掛合部10bが形
成してある。この実施の形態にあってはかかる被掛合部
10bは、前記棒状体10eの長さ方向に沿って長い板
状をなし当該棒状体10eより突設される基部10c
と、この基部10cの両側においてそれぞれ、この基部
10cの突き出し端に沿って当該突き出し端から当該棒
状体10eに向けて屈曲状に突き出す引っ掛け部10d
とを備えたアンカー状に構成してある。この結果、この
実施の形態にあっては、前記被掛合部10bの一対の引
っ掛け部10d、10dのうち、その一方の引っ掛け部
10dを前記掛合体2に引っ掛けるようにすると共に、
その他方の引っ掛け部10dを当該一方の引っ掛け部1
0dを前記掛合体2に引っ掛けさせる位置までの前記日
除け体10の前記筒状本体11内からの引き出しをなす
際の把手として用いることができる。
【0019】また、この実施の形態にあっては、前記収
納体1の取り付け部13は、前記筒状本体11の閉塞さ
れた筒端部を上下から挟み入れる一対の突片13d、1
3dを一面側に備え、かつ、他面側を自動車Vの室内壁
への取り付け面とした基板部13aと、前記一対の突片
13d、13dに形成した差込穴13eと前記筒状本体
11の閉塞された筒端部に形成された軸穴11fとに差
し通される縦向きの回動軸13fとを備えた構成として
ある。かかる回動軸13fは一端側に頭部13gを備え
たボルト状をなし、前記突片13dの差込穴13eの双
方および筒状本体11の軸穴11fに差し通した後、そ
の他端にナット13hを締め付けて当該取り付け部13
に対しこの回動軸13fを中心として回動可能に前記収
納体1を組み付けるものとしてある。前記突片13dの
内面と筒状本体11の筒端部の外面とに所定の筒状本体
11の回動位置で相互に嵌り合う凹部と凸部などを設け
ておけば、かかる筒状本体11の回動にクリック感を付
与できると共に、所定の回動位置においての筒状本体1
1の予期しない移動を効果的に阻止することができる。
また、この実施の形態にあっては、前記取り付け部13
の基板部13aにねじの差込穴13bが設けてあり、こ
の差込穴13bに差し込まれるねじ13cをもって前記
自動車Vの室内壁に前記回動軸13fを縦向きに配した
状態で収納体1を取り付けることができるようにしてあ
る。
【0020】一方、前記掛合体2は、この実施の形態に
あっては、自動車Vの内壁への取り付け基板20の一面
に両端を当該取り付け基板20に一体に連接させたコ字
状の棒状をなす引っ掛け部21を設けさせて構成されて
いる。この実施の形態にあっては、かかる掛合体2の取
り付け基板20にもねじの差込穴20aが設けてあり、
この差込穴20aに差し込まれるねじをもって自動車V
の内壁にかかる掛合体2を取り付けることができように
してある。
【0021】この実施の形態にかかる日除け具は、以上
の構成を備えることから、前記自動車Vの窓Wの上縁部
102に前記収納体1に納められた巻き込み軸12が沿
うように前記取り付け部13をもって自動車Vの室内に
当該収納体1を取り付けると共に、かかる上縁部102
に巻き込み軸12を沿わされた自動車Vの窓Wの下縁部
100に続く内壁101に前記下側掛合体2’の引っ掛
け部21の中央部21aが当該窓Wの下縁部100に沿
うように当該下側掛合体2’を取り付け、かつ、自動車
Vの天井内壁103に前記天井側掛合体2”の引っ掛け
部21の開放側21bが前記窓Wに向けられるように当
該天井側掛合体2”を取り付けることにより、第一に、
前記把手として利用できる側の前記被掛合部10bの引
っ掛け部10dを把持して前記収納体1から前記付勢手
段14の付勢に抗して前記日除け体10を前記引き出し
端部10a側から下向きに引き出し、このように引き出
された日除け体10の引き出し端部10aに設けられた
被掛合部10bの引っ掛け部10dを前記下側掛合体
2’の引っ掛け部21に差し入れ引っ掛けて当該引き出
された日除け体10によって前記窓W部を自動車Vの室
内側Rから覆うことができる。また、第二に、前記把手
として利用される前記被掛合部10bの一方の引っ掛け
部10dを把み持って前記収納体1から前記付勢手段1
4の付勢に抗して前記日除け体10を前記引き出し端部
10a側から横向きに引き出し、このように引き出され
た日除け体10の引き出し端部10aに設けられた被掛
合部10bの他方の引っ掛け部10dを前記天井側掛合
体2”の引っ掛け部21に差し入れ引っ掛けて当該引き
出された日除け体10によって当該天井内壁103と日
除け体10との間に物品の収納空間Bを形成させること
もできる。(図6)このように収納体1から引き出さ
れ、被掛合部10bを掛合体2に掛合させた日除け体1
0は前記付勢手段14の付勢により、当該収納体1と掛
合体2との間に張り込まれる。前記天井側掛合体2”と
前記巻き込み軸12が上縁部102に沿わされた窓Wの
当該上縁部102との間の間隔を広げれば広げるほど前
記収納空間Bを大きく形成させることができる。また、
かかる巻き込み軸12が上縁部に沿わされた窓Wに対し
引っ掛け部21の開放側21bを向けるようにして位置
を異ならせて二以上の天井側掛合体2”、2”…を設け
ておけば、前記日除け体10の被掛合部10bを掛合さ
せる天井側掛合体2”を変えることにより、前記収納空
間Bの大きさを必要に応じて可変させることが可能とさ
れる。
【0022】また、この実施の形態にあっては、前記収
納体1と前記取り付け部13とが前記縦向きの回動軸1
3fによって回動可能に組み付けてあることから、自動
車Vの隣り合う窓W、Wであって交叉する向きにある二
つの窓Wの一方の窓Wの上縁部102(例えば、リアウ
インドウRWの上縁部)に前記巻き込み軸12を沿わせ
る位置から、当該二つの窓Wの他方の窓Wの上縁部10
2(例えば、サイドウインドウSWの上縁部)に当該巻
き込み軸12を沿わせる位置まで当該収納体1を回動さ
せることができるように、当該取り付け部13を自動車
Vの室内壁(例えば、前記リアウインドウRWとサイド
ウインドウSWの間にある自動車Vの室内隅部にある室
内壁)に取り付けて前記収納体1を設置することができ
る。(図6、図7)この結果、この実施の形態にあって
は、前記二つの窓Wの一方の窓Wの上縁部102に前記
巻き込み軸12を沿わせた前記収納体1の回動位置にお
いて前記日除け体10を引き出してこの窓Wの下縁部1
00に続く内壁101面に取り付けた下側掛合体2’に
当該日除け体10の被掛合部10bを掛合させてかかる
窓W(例えば、リアウインドウRW)を当該日除け体1
0によって覆うことができると共に、(図6)前記二つ
の窓Wの他方の窓Wの上縁部102に前記巻き込み軸1
2を沿わせた前記収納体1の回動位置においても前記日
除け体10を引き出してこの窓Wの下縁部100に続く
内壁面101に取り付けた下側掛合体2’に当該日除け
体10の掛合部を掛合させてかかる窓W(例えば、サイ
ドウインドウSW)を当該日除け体10によって覆うこ
ともできる。(図7)
【0023】前記窓Wを日除け体10によって覆った状
態において下側掛合体2’の引っ掛け21から前記日除
け体10の被掛合部10bを抜き出すように操作し、ま
た、前記天井内壁103に沿って日除け体10を張り込
んだ状態において前記天井側掛合体2”の引っ掛け部2
1から当該日除け体10の被掛合部10bを抜き出すよ
うに操作すると、かかる日除け体10は前記付勢手段1
4により筒状本体11内に納められている巻き込み軸1
2に巻き付けられ、自動的に当該筒状本体11内に収納
される。
【0024】なお、前記収納体1における筒状本体11
に並列に二本の巻き込み軸12を設けて、筒状本体11
に独立した二つの日除け体10が巻き込み状態で収納さ
れるようにしてあることもある。この場合には、一方の
巻き込み軸12に巻き付けられた日除け体10を下向き
に引き出してこの巻き込み軸12が上縁部102に沿わ
された窓Wを内側から覆うと共に、他方の巻き込み軸1
2に巻き付けられた日除け体10を横向きに引き出して
天井内壁103との間に物品の収納空間Bを同時に形成
することができる。
【0025】また、筒状本体11内に直列に二本の巻き
込み軸12を設けて、そのそれぞれに日除け体10を巻
き込み可能に備え付けておくこともある。この場合に
は、双方の巻き込み軸12に巻き付けられた日除け体1
0を引き出すことも、いずれか一方の巻き込み軸12に
巻き付けられた日除け体10を引き出すこともでき、後
者の場合には窓Wの半分のみを一方の日除け体10によ
って覆わせることが可能とされる。
【0026】
【発明の効果】この発明にかかる自動車用日除け具によ
れば、自動車の窓を内側から覆うように日除け体を縦向
きに張り込んで日除けとして用いることができる他、自
動車の天井内壁に沿って日除け体を横向きに張り込んで
当該天井内壁との間に各種物品の収納空間を形成させる
ようにも用いることもでき、自動車室内スペースの有効
活用にも寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】日除け具の分解斜視図
【図2】日除け具の分解斜視図
【図3】収納体の縦断面図
【図4】収納体の横断面図
【図5】図3と異なる向きでの収納体の縦断面図
【図6】日除け具の使用状態を示す構成図
【図7】日除け具の使用状態を示す構成図
【符号の説明】
1 収納体 10 日除け体 10a 引き出し端部 10b 被掛合部 12 巻き込み軸 13 取り付け部 14 付勢手段 2 掛合体 V 自動車 W 窓 100 下縁部 101 下縁部に続く内壁 102 上縁部 103 天井内壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を備えたシート状又はメッシュ状
    をなす日除け体と、この日除け体の一端側が止め付けら
    れた巻き込み軸と、この巻き込み軸に前記日除け体を常
    時巻き付かせる向きに付勢する付勢手段とを備えると共
    に、自動車の窓の上縁部に前記巻き込み軸を沿わせて取
    り付け可能な取り付け部を備えた前記日除け体の収納体
    と、 少なくとも前記収納体の巻き込み軸の沿わされる自動車
    の窓の下縁部に続く内壁及び当該窓から所定の間隔を離
    して自動車の天井内壁に備えられる掛合体とを備えてお
    り、 前記日除け体における前記巻き込み軸への止め付け側と
    反対の引き出し端部に前記掛合体への被掛合部が設けて
    あることを特徴とする自動車用日除け具。
  2. 【請求項2】 収納体が取り付け部に対し、縦向きの回
    動軸をもって、自動車の隣り合う窓であって交叉する向
    きにある二つの窓の一方の窓の上縁部に前記巻き込み軸
    を沿わせる位置から、当該二つの窓の他方の窓の上縁部
    に当該巻き込み軸を沿わせる位置まで回動可能に組み付
    けてあることを特徴とする請求項1記載の自動車用日除
    け具。
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