JP2001062627A - 往復動ノコギリ用のブレードクランプ - Google Patents

往復動ノコギリ用のブレードクランプ

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JP2001062627A
JP2001062627A JP2000235720A JP2000235720A JP2001062627A JP 2001062627 A JP2001062627 A JP 2001062627A JP 2000235720 A JP2000235720 A JP 2000235720A JP 2000235720 A JP2000235720 A JP 2000235720A JP 2001062627 A JP2001062627 A JP 2001062627A
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clamp
housing
clamp lever
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ジェイソン・シッカーリング
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    • B23D51/00—Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】別体のツールの補助なしにブレードの脱着
を迅速に行い得るブレードクランプアセンブリを提供す
る。 【解決手段】ブレードクランプアセンブリ（１０）は、
ハウジング（２８）及び往復動ノコギリ用のブレードを
保持するクランプレバー（８０）を含む。クランプレバ
ーは、ハウジング内に形成された空洞内でピン（５２）
を中心として回転する。クランプレバーは、カム面（８
７）とハンドル部（８４）を有する本体部（８２）を含
む。ハンドル部は、本体部と一体的に形成されていてカ
ム面の基端部から延在する。クランプレバーのカム面と
空洞の床部との間にはプレート（５８）が設けられてい
る。トーションバネ（１００）が設けられていて、カム
面をプレートに対して押圧してブレードをアセンブリに
よって保持する。ハンドル部は、トーションバネを抑え
るために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーツールのよ
うなツールの往復プランジャーにノコギリの刃を保持す
るための機構に関する。さらに詳細には、本発明は、種
々の厚みの刃を収容するクリックリリースブレードクラ
ンプアセンブリ、自動ロックに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】検討さ
れているタイプのノコギリの刃は、その外端から刃の１
縁に沿って延出された刃の平面状切断部を有する。これ
らのブレードもブレードの内端に近接する穴を有する一
体的な同一平面上の取り付け部を有する。一般的に、こ
のタイプのブレードを利用するパワーツールの往復プラ
ンジャーは、開口すなわち空洞を含み、所定ブレードの
取り付け部を受け入れる。通常、プランジャーは、短い
筒状の突起部を含み、この短い筒状の突起部は、空洞内
に延出して、前記ブレードの穴と相互に係合する。従来
のこのタイプのブレードホルダーは、ツールプランジャ
ーにブレードをしっかりと把持させるためにネジを用い
ている。もちろん、ネジの締め付けには、スクリュード
ライバーやアレンレンチのような別体のツールを使用し
なければならない。
【０００３】公知のブレードホルダーの他の形態は、所
定位置でブレードを保持するためにカムを用いている。
マチェン（Mattchen）の米国特許第４１０６１８１号
は、所定位置でブレードを保持するカムを含むクイック
リリース機構を開示する。カムはハンドルを回転させ
る。米国特許５４４３２７６号は、ノブにより回転され
るカムを押しつけるスプリングを開示する。ノブは、カ
ムを保持するハウジングの側方から突出する。側方にノ
ブを使用すると、嵩高となり操作が困難である。ブレー
ドホルダーの大きさを小さくするために、ノブは比較的
小さく維持されなければならず、こうするとバネのねじ
れに抗することが困難になってしまう。シエリー（SEYE
RLE）の米国特許５７２２３０９号は、ブレードを保持
するためにピボットカムを用いるブレードホルダーを開
示する。このカムは、スプリングによって付勢される。
このスプリングは、ホルダーの外側に露出されているの
で、ノコギリの作動中に損傷を受けやすい。加えて、ハ
ンドルは、比較的長くノコギリから外方に延出する。長
さゆえ、ハンドルは、作動中に損傷を受けてしまい、ホ
ルダーの効果は減少してしまう。これらの特許に示され
ている装置は、全体的に複雑若しくは操作が困難である
ばかりでなく、損傷を受けやすい。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動ロックブ
レードクランプアセンブリに関する。このアセンブリ
は、別体のツールの補助なしに、ブレードを迅速にツー
ルに取り付けし、且つツールから外すことを可能とす
る。本発明のブレードクランプは、ハウジング内に回転
可能に取り付けられたクランプレバーを含む。プレート
は、ハウジング内に設けられている。クランプレバー
は、カム面とこのカム面の基端縁から延出する一体形成
のハンドルとを含む。ハンドルは比較的小さく、ハウジ
ングの上面から延出する。スプリングは、クランプ面を
係合位置に押し付けて、ブレードをアッセンブリーによ
って保持する。ハンドルは、クランプレバー及びそのカ
ム面を解放位置まで回動させブレードを取り除く。
【０００５】本発明は、自動ロック機構を提供する。即
ち、ブレードの取り付け部分を空洞内に挿入することに
よって簡単にブレードを定置に取り付け、カムによって
押し付けられているプレートによりブレードを保持する
ことができる。ブレードは、ハンドルを手動操作するこ
とにより迅速に解放されうる。更に、本発明のブレード
ホルダーアセンブリは、種々の厚さのブレードを収納す
る。また更に、本発明のブレードホルダーアセンブリ
は、複雑な構造ではないので、製造費を廉価に抑えるこ
とができる。本発明のこれら及び他の目的及び利点は、
以下の記載により明らかになるであろう。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１では、本発明のブレードクラ
ンプアセンブリは、全体として１０で示されており、１
２で示されているブレードを、一般に知られているタイ
プの往復プランジャー（図示せず）に取り付けるように
適用される。プランジャーは、レシプロソー又はサバー
ソーと称されることが多い電動パーツを形成することが
理解されるであろう。プランジャーは、ブレードクラン
プアセンブリ１０が連結される外端において終結する公
知の構造からなるものであってもよい。
【０００７】ブレード１２は、公知の構造であり、平面
状切断部２０を含む。ブレードは、ブレードの長手方向
の１縁部に沿って延出し且つブレードの外端部において
終結する一列の切断歯２２を含む。ブレード１２も外端
部とは反対側の同一平面上の取り付け部２４を含む。取
り付け部２４は装置２６を含む。
【０００８】ブレードホルダーアセンブリ１０は、ブラ
ンジャーに固着されるべきハウジング２８を含む。これ
に関して、ハウジング２８は、ブランジャーに形成され
たネジ溝付口（図示せず）と同軸上に整列するハウジン
グ２８の端部３２に形成されたボア３０を含む。公知の
態様において、締結具（図示せず）は、ボア３０を貫通
し、ブランジャーにハウジング２８を固着させるために
プランジャー上に見られるボアに螺合する。他の知られ
ている方法は、プランジャーにアセンブリ１０を連結さ
せるために用いることができる。
【０００９】ハウジング２８も両側に配設された壁４
０、４２を含み、これらは床４４および後方壁４５によ
り連結され、空洞４６を規定する。空洞４６は開口端部
４７により露出されている。円形開口４８および５０
は、壁４０、４２にそれぞれ形成されており、筒状のピ
ン５２を受け入れるように形成されている。ピンは、ピ
ンの端部に連結されたスナップリング（図示せず）のよ
うな公知の手法によりハウジングに対して所定位置に保
持され、壁４０，４２の外表面に反して押しつけられ
る。壁４０，４２も、後述するように、プレート５８の
一部を受け入れるように形成された好ましくは長方形状
のスロット５４，５６を含む。図示されているように、
床44は短筒状突起部すなわちピン６０を含むこともでき
る。好ましい実施態様では、ピン６０の直径は、ほぼ装
置２６の直径である。
【００１０】プレート５８は、湾曲リップとなされた前
方縁６２を有する。両方のウイング６４及び６６は、そ
れぞれサイド６８，７０を形成し、後方縁７２に隣接す
る。ウイング６４及び６６は、空洞４６内にプレートを
可動に取りつけるスロット５４，５６に嵌合するように
設計されている。プレート５８の中央に向けて、円形穴
７４は、形づけられている。穴７４の直径は、ほぼピン
６０及び装置２６の直径である。好ましい実施態様で
は、プレート５８は、ウイング６４及び６６が、下降位
置と床４４から外れた位置との間でスロット５４，５６
を貫通して動くように、空洞４６に配設されている。下
降位置においては、図４及び図７に示すように、プレー
トは、床４４又はブレード１２に対向する。外れた位置
において、ウイングは、図３及び５に示すように、ギャ
ップが床４４又はブレード１２とプレート５８との間に
設けられるように、ハウジングの上方縁に向けて、スロ
ットを貫通して動く。
【００１１】図に示すように、本発明は、クランプレバ
ー８０を含む。クランプレバー８０は、一端に本体部８
２を有し、一端とは反対側の他端に一体的に形成された
ハンドル部８４を有する。クランプレバーは、ハウジン
グ２８により形成された空洞４６内に枢動的に整合され
ている。レバー８０は、ボア８５により形成された軸を
中心として回転する。ピン５２は、ボア８５に嵌合して
クランプレバーをハウジング２８に保持する。後述する
ように、クランプレバーはピンを中心にして回転又は枢
動する。
【００１２】本体部８２は、レバー８０の一端において
弓状カム面８７を含む。従来公知なように、カム面８７
は、クランプレバー８０の回転軸に対して平行で且つオ
フセットした中心軸を有する仮想シリンダすなわちボア
８５やピン５２の一部により規定される。カム面８７は
先端部８８及び基端縁９０を有する。理解されるよう
に、基端縁９０は、カム面の先端部８８よりも大きく、
回転軸からカム面まで離隔されている。切欠部９４も、
ボア８５に近接した本体部８２内に形成されている。切
欠部９４により形成された壁９６において、本体部は穴
９８を含む。トーションバネ１００は、ピン５２に装着
されており、切欠部９４に配置されている。スプリング
１００の一端は、穴９８内に配置されている。そして、
他端は、ハウジング内に形成されたくぼみ１０１に形成
されている。スプリングは、カム面及び基端部９０をプ
レート５８及び床４４に対して押圧する。
【００１３】記載のように、ハンドル部８４は、本体部
に一体的に形成され、カム面８７の基端縁９０から直接
的に且つ本体部８４から外方に延出されている。ハンド
ル部は、第１縁１０４と第１縁とは反対側の第２縁１０
６とを有する平坦なプレート１０２を含む。プレートの
外縁１０８は、人間工学的に設計されていて、好ましく
は弓状である。クランプレバー８０がハウジング内に組
み立てられる時、プレート１０２の一部は、後方壁４５
の上縁から外方に延出される。故に、ハンドル部８４は
操作する際に保持するために容易にアクセス可能であ
る。プレート１０２の大きさは、ピン５２を中心として
回転するために把持可能であるように調節されるが、ハ
ウジングから大幅に突出しない。プレート１０２の形状
及び配置は、クランプレバー８０が容易に回転し且つト
ーションバネに抗するようになされていて、人間工学的
であり、ブレードすなわちノコギリの使用を妨害しない
ようなものである。加えて、プレートの突発的なノック
は、クランプレバーの形状及効果を変更させることがな
い。
【００１４】図３〜図７に関して、ブレード１２は、空
洞４６内への取り付け部２２の挿入により、適所に素早
く取り付けられることが理解される。ブレード１２をク
ランプアセンブリ１０に挿入するために、ハンドル部８
４又はプレート１０２を時計回り方向に回転させる。こ
れは、図３及び図５に示す。ギャップは、ブレードの取
り付け部が空洞内に挿入されることを可能にするよう
に、床４４とプレート５８との間に設けられている。ブ
レードが挿入され且つハンドル部８４が解放されると
き、トーションバネ１００は、プレート５８に対して反
時計回り方向にクランプレバーを押しつけるように作動
して、適所にブレードを保持する。図６及び図７に示す
ように、ブレードを適所に保持することを補助するた
め、突起部４８は孔２６及びプレート穴７４内に挿入さ
れる。クランプレバー、プレート５８及び突起部は、長
手方向においてブレードを固着する。
【００１５】ブレードを解放するために、ハンドル部８
４は、ピン５２を中心として軸回転する。これにより、
クランプレバー８０は時計回り方向にピン５２を中心と
して枢動する。基端縁９０は、プレート５８から解放さ
れる。これによりプレート５８及びブレード１２は、よ
り小さい先端縁８８に抗して動くことができる。ギャッ
プは、床４４とプレート５８との間に設けられている。
これにより、孔は、突起部から取り外され、アセンブリ
から取り除かれる。ハンドル部８４は、解放される。そ
して、基端縁９０は、スプリングによりプレート５８に
対して偏倚させられる。カム面の弓状を変えることによ
り、ブレードクランプアセンブリが、従来公知の種々厚
みのブレードを保持できる。
【００１６】本発明は、好ましい実施態様に関して記載
されているが、本発明の範囲を説明する特別の実施態様
に限定することを意図しない。しかし、これに反して、
添付の請求の範囲に規定されているような本発明の範囲
及び精神内に含められるような他に取るべき手段、変
更、及び置換は、意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明のブレードクランプアセンブリ
の斜視図である。
【図２】図２は、ブレードクランプアセンブリの分解斜
視図である。
【図３】図３は、解放位置におけるブレードクランプア
センブリの斜視図である。
【図４】図４は、係合位置におけるブレードクランプア
センブリの斜視図である。
【図５】図５は、ブレードの挿設を示すブレードクラン
プアセンブリの断面図である。
【図６】図６は、ハウジング内に挿入されたブレードの
断面図である。
【図７】図７は、クランプレバーがハウジング内でブレ
ードを保持している場合のブレードクランプアセンブリ
の断面図である。
【符号の説明】
１０：ブレードクランプアセンブリ １２：ブレード ２０：平面状切断部 ２８：ハウジング ８０：クランプレバー ８４：ハンドル部 ８７：カム面 １００：スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ブレードの外端まで延在する平面状切断部
    と、ブレードの内端側に設けられガイ切断部と同一平面
    上に位置する取り付け部とを有するブレードをノコギリ
    に着脱自在に取り付けるブレードクランプアセンブリで
    あって、 （ａ）床部と、該床部の両側からほぼ垂直に延出して空
    洞を形成する第１側面と第２側面とを有するハウジング
    と、 （ｂ）前記第１側面と前記第２側面との間に取りつけら
    れ、前記ブレードの平面と平行に延伸し且つ該ブレード
    の長手軸と直交する軸を中心として回転する一体的なク
    ランプレバーであって、上記クランプレバーは、上記空
    洞から外方に延出して上記軸を中心として上記クランプ
    レバーを回転させる一体的なハンドル部を含み、 （ｃ）上記クランプレバーは、弓状カム面を有し、 （ｄ）前記ハウジングに取り付けられ且つ前記クランプ
    レバーに係合していて、前記ブロックを回転軸を中心と
    して回転させるように１方向に付勢し、前記カム面を係
    合位置に押し付けて前記ブレードを前記空洞内に保持す
    るスプリング手段とを備え、 前記ハンドル部分は、前記スプリング手段に抗して、前
    記カム面を、ブレードが前記空洞から取り外し可能であ
    る解放位置にまで回動させることを特徴とするブレード
    クランプアセンブリ。
  2. 【請求項２】 請求項１記載のブレードクランプアセン
    ブリであって、更に、前記ハウジング内に形成されたス
    ロット内に可動に係合されたプレートを含み、該プレー
    トは、前記床と前記カムブロックとの間の前記空洞内に
    嵌合し、これにより前記プレートが前記係合位置内にて
    前記ブレードに抗して付勢されるブレードクランプアセ
    ンブリ。
  3. 【請求項３】 請求項１記載のブレードクランプアセン
    ブリであって、前記ハウジングは、前記床上に形成され
    た突起部を含み、前記ブレードが前記アセンブリ内に取
    り付けられた時に、前記ピンは、前記ブレードの取り付
    け部に形成された穴に嵌合するブレードクランプアセン
    ブリ。
  4. 【請求項４】 請求項１記載のブレードクランプアセン
    ブリであって、更に、壁に形成された開口及び前記クラ
    ンプレバーの軸に沿って形成されたボアを貫通するピン
    を含み、前記クランプレバーは、前記ピンを中心として
    回転するブレードクランプアセンブリ。
  5. 【請求項５】 請求項１記載のブレードクランプアセン
    ブリであって、前記ハンドル部は、前記カム面の基端縁
    から延出するブレードクランプアセンブリ。
JP2000235720A 1999-08-10 2000-08-03 往復動ノコギリ用のブレードクランプ Pending JP2001062627A (ja)

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