JP2001061945A - 錠剤分割機 - Google Patents

錠剤分割機

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JP2001061945A
JP2001061945A JP23644799A JP23644799A JP2001061945A JP 2001061945 A JP2001061945 A JP 2001061945A JP 23644799 A JP23644799 A JP 23644799A JP 23644799 A JP23644799 A JP 23644799A JP 2001061945 A JP2001061945 A JP 2001061945A
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tablets
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JP23644799A
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Takao Kitagawa
高夫 北川
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Takazono Sangyo Co Ltd
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Takazono Sangyo Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J7/00Devices for administering medicines orally, e.g. spoons; Pill counting devices; Arrangements for time indication or reminder for taking medicine
    • A61J7/0007Pill breaking or crushing devices

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる形状の錠剤に対しても適用可能で、
錠剤の供給、切断、送り出しの各操作を自動的に行うこ
とのできる錠剤分割機を提供する。 【解決手段】 被処理錠剤を滑動させるシュート5と、
このシュート5上に被処理錠剤Pを1個ずつ供給する供
給手段と、シュート5上の被処理錠剤Pを両側から挟持
して搬送するベルトコンベア14,15と、シュート5
上を搬送される被処理錠剤Pの姿勢を一定姿勢に修正す
る姿勢修正手段28と、搬送途中の被処理錠剤Pを一旦
停止させるとともにその被処理錠剤Pを所定の姿勢で支
持するストッパ33と、このストッパ33により支持さ
れている被処理錠剤Pをシュート5に直交する方向に移
動するカッター刃35により切断する横カッターと、こ
の横カッターの下流側に、搬送途中にある被処理錠剤を
シュート5に直交する方向に移動するカッター刃35’
により切断する縦カッターを備える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処方箋に基づいて
患者に薬剤を提供するに際し、錠剤1個を2つに切断す
る錠剤分割機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院等の薬局で薬剤の調剤を行う際に、
1回分の服用量として錠剤1錠では過剰になる場合に、
この錠剤を半分に切断する必要がしばしば生じる。この
場合、錠剤を指先で摘んで半切するのは一般的に困難で
あることから、従来は、専用の錠剤切断用鋏を用いて切
断するようにされている。
【0003】しかし、このような手段では作業性が極め
て低く、また多量の錠剤の分割作業を行う際にその作業
が極めて煩雑で、しかも所望の切り口を得るのが困難で
あるなどの問題点があった。
【0004】そこで、このような問題点を解消するため
に、特許第2656805号公報においては、錠剤フィ
ーダーにより錠剤を1個ずつシュート上に供給し、この
供給された錠剤をベルトコンベアにより挟持搬送しなが
ら回転カッターにより自動的に切断するようにした錠剤
分割機が提案されている。この錠剤分割機によれば、人
手に依らずに常に所望の分割処理を行うことができ、衛
生的でかつ作業性を格段に向上させることが可能にな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載の錠剤分割機では、錠剤搬送方向に平行な向き
に配されるカッター刃を用いているために、錠剤が球状
体のように点対称形状であるか、あるいは円板状体のよ
うに搬送面が円形形状である場合には、搬送途中に錠剤
が搬送面内で回転してその姿勢を変えても、正しい分割
を行うことが可能であるが、例えば楕円形状体(カプセ
ル形状体)のように短軸と長軸とを有していてその短軸
に平行な向きに錠剤の切断を行いたい場合には、正しい
分割を行うことができない。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、あらゆる形状の錠剤に対しても適
用可能で、錠剤の供給、切断、送り出しの各操作を自動
的に行うことのできる錠剤分割機を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、本発明による錠剤分割機は、被処
理錠剤を滑動させるシュートと、このシュート上に被処
理錠剤を1個ずつ供給する供給手段と、前記シュート上
の被処理錠剤を両側から挟持して搬送する搬送手段と、
前記シュート上を搬送される被処理錠剤の姿勢を一定姿
勢に修正する姿勢修正手段と、前記搬送手段により搬送
される被処理錠剤を一旦停止させるとともにその被処理
錠剤を所定の姿勢で支持するストッパと、このストッパ
により支持されている被処理錠剤をその被処理錠剤の搬
送方向に直交する方向に配されるカッター刃により切断
する横カッターを備えることを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、楕円体形状の被処理錠剤
を分割する際に、予め被処理錠剤の寸法に併せて搬送手
段の挟持搬送条件を設定しておけば、被処理錠剤はその
長軸を搬送方向に向けて搬送され、所定位置でストッパ
により被処理錠剤が一旦停止されるとともに所定の姿勢
で支持され、この支持状態で被処理錠剤はシュートに直
交する方向のカッター刃を有する横カッターによりその
短軸方向に切断される。こうして、楕円体形状の被処理
錠剤であっても、その被処理錠剤を搬送途中で確実に所
定の姿勢に位置決めして切断することができるので、人
手に依らずに常に所望の分割処理を確実に行うことがで
き、作業性の向上が図れるとともに、人手に触れずに処
理できるので衛生管理上においても問題が生じない。
【0009】本発明においては、さらに、前記横カッタ
ーの下流側に、搬送途中にある被処理錠剤をその被処理
錠剤の搬送方向に平行な方向に配されるカッター刃によ
り切断する縦カッターが設けられるとともに、供給され
る被処理錠剤の種別に応じて前記横カッターとストッパ
もしくは縦カッターのいずれかを選択的に作動させる制
御手段が設けられるのが好ましい。
【0010】このように構成したものにおいては、通常
の例えば円板体形状の被処理錠剤を取り扱う場合には、
横カッターとストッパとを搬送面から退避させた状態
で、縦カッターを用いて被処理錠剤の分割処理を行うこ
とができるので、被処理錠剤を一旦停止させて処理を行
う必要がなく、処理効率の向上を図ることができる。ま
た、横カッターとストッパとを使用して分割処理を行う
必要のある被処理錠剤の場合には、縦カッターを搬送面
から退避させた状態でそれら横カッターおよびストッパ
を使用して分割処理を行うことができる。こうして、供
給される被処理錠剤がどのような形状のものであっても
その被処理錠剤の種別に応じていずれかのカッターを選
択的に使用することができ、より汎用性の高い錠剤分割
機を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明による錠剤分割機の
具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0012】図1には本発明の一実施例に係る錠剤分割
機の縦断面図が示され、図2には図1のA矢視図が示さ
れている。
【0013】本実施例の錠剤分割機においては、箱形の
機体1が設けられ、この機体1の頂部に容器形の錠剤フ
ィーダー2を装着するフィーダー取付け部3が設けら
れ、機体1の側方に錠剤フィーダー2の供給弁開閉操作
機構4が設けられている。
【0014】前記機体1の内部には、錠剤フィーダー2
から取り出される錠剤を滑動させるために、前下がり勾
配の傾斜面を持つシュート5が、機体1に取り付けられ
る支持枠体6の上面に取り付けられている。そして、こ
のシュート5の上端部の上方対向位置には、前記フィー
ダー取付け部3の錠剤排出口7が開口しており、錠剤フ
ィーダー2の供給弁の開放により1個ずつ送り出される
錠剤をその錠剤排出口7を通してシュート5上に供給す
るようにされている。
【0015】前記フィーダー取付け部3の側面には切欠
孔8が設けられ、この切欠孔8には、錠剤フィーダー2
の供給弁開閉操作機構4の操作レバー9の先端部が挿入
されて、図示されない錠剤フィーダー2の供給弁におけ
る弁操作片に当接するようにされている。前記操作レバ
ー9は、下端部が機体1に取り付けられるブラケット1
0に枢着され、その中間位置側面には球曲面を備えたカ
ム片11が固着されている。一方、動力伝達用駆動機構
中の中間歯車12の軸上には円板状のカム板13が固着
され、このカム板13の一部に設けられる切欠部(図示
せず)に前記カム片11が係合したときに操作レバー9
が二点鎖線位置から実線位置まで回動され、操作レバー
9の先端部が錠剤フィーダー2の供給弁における弁操作
片を押圧して錠剤1個分が取り出されるようになってい
る。
【0016】こうして錠剤フィーダー2から取り出され
て錠剤排出口7を介して1個ずつシュート5上に供給さ
れた錠剤は、このシュート5の両側に配される前後1対
ずつ計2対のベルトコンベア(搬送手段)14,15に
挟持されて搬送される。これら各対のベルトコンベア1
4,15は、シュート5に対して左右対称に配されてい
る。
【0017】図3に示されているように、上流側のベル
トコンベア14は、駆動ギアプーリー16,16’と、
2個の従動ギアプーリー17,18;17’,18’と
の間にタイミングベルト19,19’が巻き掛けられて
なり、これら各ギアプーリー16,17,18;1
6’,17’,18’が支持枠体6に対して左右方向に
移動調整可能に支持されてなる構成とされている。ま
た、このベルトコンベア14においては、最下流側のギ
アプーリー17,17’に接するベルト部分が被処理錠
剤Pの幅に対応する間隔とされ、その上流側のギアプー
リー16,16’間の間隔およびギアプーリー18,1
8’間の間隔が順次広くなるように、言い換えれば左右
のタイミングベルト19,19’が略逆八の字形になる
ように配されている。
【0018】一方、下流側のベルトコンベア15は、上
流側のベルトコンベア14に駆動連結される2個の従動
ギアプーリー20,21;20’,21’間にタイミン
グベルト22,22’が巻き掛けられてなり、やはりこ
れら各ギアプーリー20,21;20’,21’ が支
持枠体6に対して左右方向に移動調整可能に支持されて
なる構成とされている。このベルトコンベア15は、各
対のギアプーリー20,21;20’,21’に接する
ベルト部分が被処理錠剤Pの幅に対応する間隔を保って
平行に移動するように配されている。
【0019】ここで、ベルトコンベア14の駆動ギアプ
ーリー16は、モータ23の軸上に取り付く小歯車24
と噛み合う歯車(図示せず)を支持する駆動軸25上に
傘歯車26を取り付け、この傘歯車26と噛み合う傘歯
車27を介して駆動される。なお、一対の駆動ギアプー
リー16,16’は、同調して相反する方向に駆動され
るように、傘歯車対の噛み合いを左右対称に配すること
で、同一軸からの動力によって駆動される。
【0020】前記シュート5の上流側には、そのシュー
ト5上を搬送される被処理錠剤Pの姿勢を一定姿勢に修
正する姿勢修正手段28が配されている。この姿勢修正
手段28は、シュート5の上端部の両側に立設されるブ
ラケット29にピン30にて枢支されるレバー31と、
このレバー31の先端側下面に植設されるブラシ32と
を備えてなり、このブラシ32の取付位置がタイミング
ベルト19,19’間の間隔が狭まる直前位置になるよ
うにされている。また、このブラシ32は、毛足が被処
理錠剤Pの流下方向に傾斜して植設されており、これに
よって被処理錠剤Pがそのブラシ32の下端部に案内さ
れつつその姿勢の修正がなされるようになっている。
【0021】前記ベルトコンベア14とベルトコンベア
15との間には、ベルトコンベア14にて搬送されつつ
ある、特に楕円体形状(カプセル形状)の被処理錠剤P
を一旦停止させるとともにその被処理錠剤Pを所定の姿
勢で支持するストッパ33が設けられるとともに、この
ストッパ33の直上流位置に、そのストッパ33にて支
持されている被処理錠剤Pを前記シュート5に直交する
方向のカッター刃により切断する横カッター34が設け
られている。
【0022】図3に示されるように、前記ストッパ33
は左ストッパ片33aと右ストッパ片33bとよりな
り、各ストッパ片33a,33bが、互いの対向面同士
を被処理錠剤Pの搬送経路上で接当させる位置と、搬送
経路上から退避させる位置との間で往復動自在にされて
いる。また、各ストッパ片33a,33bは、互いの対
向位置にそれぞれ、被処理錠剤Pの径よりやや小さめの
径よりなる半円状の切欠33c,33dを有し、両スト
ッパ片33a,33bの接当時にそれら2つの半円状の
切欠33c,33dによって被処理錠剤Pの搬送経路上
に円形の孔が形成され、この孔に被処理錠剤Pが嵌り込
むようにされている。
【0023】一方、前記横カッター34は、図4に示さ
れるように、シュート5の搬送面の上方にその搬送方向
と直交する向きに配される上刃35と、この上刃35に
対向するように支持枠体6に固着され、その上刃35と
の当接面に弾性板36aが取付けられてなる下刃36と
を備え、下刃36上に載置された被処理錠剤Pを上刃3
5の上下動によって切断するものである。ここで、上刃
35は、機体1に支軸37にて枢支される切断アーム3
8の先端部に取付けられ、この切断アーム38が支軸3
7周りに揺動されることで上下動される。この切断アー
ム38に揺動運動を行わせるために、モータ23にて駆
動される駆動側プーリー39の回転が伝達ベルト40を
介して従動側プーリー41に伝えられるようにされ、こ
の従動側プーリー41と同軸に切断カムローラ42を備
えるローラ43が設けられるとともに、この切断カムロ
ーラ42に係合するカムフォロア44が切断アーム38
に取付けられ、かつその切断アーム38の先端部がコイ
ルバネ45によって常時上方へ向けて付勢されるように
構成されている。
【0024】こうして、切断カムローラ42がカムフォ
ロア44に係合していない状態、言い換えればコイルバ
ネ45の付勢力によって切断アーム38の先端すなわち
上刃35が上方へ持ち上げられている状態から駆動側プ
ーリー39が回転されると、従動側プーリー41並びに
ローラ43が回転されて切断カムローラ42がカムフォ
ロア44を押し下げる位置まで回転され、コイルバネ4
5の付勢力に抗して切断アーム38が支軸37を中心に
下方へ回動される。これにより上刃35と下刃36との
間で被処理錠剤Pが挟み付けられてその被処理錠剤Pが
切断される。なお、この横カッター34は後述するよう
に主として楕円体形状(カプセル形状)の被処理錠剤P
を切断する際に用いられる。
【0025】次に、前記シュート5の下端部には被処理
錠剤Pを前記シュート5に平行な方向のカッター刃によ
り切断する縦カッター46が設けられている。なお、こ
の縦カッター46は、カッター刃の向きが異なるだけ
で、その基本的構成は横カッター34と略同様である。
したがって、横カッター34と対応する部分にはその符
号にダッシュを付けて示すに留め、その詳細な説明を省
略することとする。但し、横カッター34は被処理錠剤
Pを一旦ストッパ33にて停止させた状態で切断作業を
行うのに対し、縦カッター46は被処理錠剤Pを搬送し
ながら切断作業を行う点が異なっている。また、この縦
カッター46は主として円板体形状の被処理錠剤を切断
するのに用いられる。なお、これら横カッター34およ
び縦カッター46は、被処理錠剤の種別に応じていずれ
かのカッターが選択的に使用されるようにそれらの駆動
制御機構(制御手段)が関係付けられている。
【0026】前記機体1の前下部には切断(分割)後の
錠剤を受け入れる受け箱47を載置する空間が設けら
れ、また機体1にはその受け箱47を出し入れするため
の開口部1’が形成されている。
【0027】このように構成された錠剤分割機において
は、上部のフィーダー取付け部3に容器形の錠剤フィー
ダー2を装着し、起動スイッチを押圧操作するとともに
被処理錠剤の種別を選択するためのボタン操作を行う
と、モータ23が駆動され、動力伝達機構の各歯車列に
よってベルトコンベア14,15が駆動されるととも
に、被処理錠剤の種別に対応して図示されない駆動制御
機構の制御により横カッター34もしくは縦カッター4
6のうちのいずれかのカッターが駆動される。
【0028】被処理錠剤が円板体形状の通常タイプの錠
剤である場合には、横カッター34およびストッパ33
は非作動位置に退避された状態にあり、縦カッター46
のみが駆動される。これと同時に、カム板13が回転さ
れることによってその切欠部がカム片11に係合した際
に、操作レバー9が図2の二点鎖線位置から実線位置ま
で回動され、この操作レバー9の先端部によって錠剤フ
ィーダー2の供給弁操作片が押圧されてその錠剤フィー
ダー2から錠剤が1個ずつ取り出される。
【0029】この取り出された錠剤は錠剤排出口7から
シュート5上に供給され、このシュート5上を流下する
間に姿勢修正手段28のブラシ32によって撫で付けら
れ、立形になったり斜めになったりしている錠剤はブラ
シ32によって転がり落ちるのを阻止されるとともに、
平坦な状態になるようにその姿勢が修正される。そし
て、その姿勢を修正された状態で、ベルトコンベア14
の左右のタイミングベルト19,19’に挟まれて下流
側へ搬送される。この後、錠剤はベルトコンベア14か
らベルトコンベア15に受け渡され、このベルトコンベ
ア15の左右のタイミングベルト22,22’に挟まれ
てさらに下流側へ搬送され、その進行とともに縦カッタ
ー46の下刃(図示せず)上に載置されたときに上刃3
5’が回動されてそれら上刃35’と下刃との間に挟圧
されてその中央部で2片に切断される。なお、この切断
された錠剤片は、タイミングベルト22,22’による
挟持力はもはや作用することがなくなり、シュート5の
下端から受け箱47内に落下・収容される。このように
して連続的に錠剤の切断・分割が実行される。
【0030】一方、被処理錠剤が楕円体形状の場合に
は、縦カッター46は非作動位置に退避された状態にあ
り、横カッター34およびストッパ33が駆動される。
この場合には、錠剤フィーダー2から錠剤が1個ずつ取
り出されてシュート5上に供給されると、前述と同様に
そのシュート5上を流下する間に姿勢修正手段28のブ
ラシ32によってその姿勢が修正され、被処理錠剤Pが
その長手方向を搬送方向に向けてベルトコンベア14の
左右のタイミングベルト19,19’に挟まれて下流側
へ搬送される(図3参照)。
【0031】このとき、被処理錠剤Pがベルトコンベア
14の下流端に達する前に、ストッパ33が駆動されて
その各ストッパ片33a,33bが搬送経路上へ、言い
換えれば図3(a)(b)の二点鎖線位置から実線位置
まで移動される。これにより搬送途中にある被処理錠剤
Pは、その先端部がストッパ片33a,33bの切欠3
3c,33dによって形成される円形の孔内に入り込ん
で一旦停止される。そして、この停止のタイミングに合
わせて横カッター34の上刃35が回動され、この上刃
35と下刃36との間に被処理錠剤Pが挟圧されること
により、被処理錠剤Pがその中央部で2片に切断され
る。なお、この切断された錠剤片は、ベルトコンベア1
5間を通ってシュート5の下端から受け箱47内に落下
・収容される。なお、この横カッター34による切断を
実行する際には、ベルトコンベア15のプーリー20,
21,20’,21’を互いに離隔する方向に移動させ
て切断後の錠剤片の排出を確実に行えるようにしても良
い。
【0032】本実施例において、被処理錠剤を横カッタ
ー34もしくは縦カッター46にて切断する際には、そ
の被処理錠剤はタイミングベルト19,19’もしくは
タイミングベルト22,22’にて挟持されてその姿勢
を保持するようになっているので、径や幅寸法が異なる
錠剤を取り扱う場合には、プーリー16,17,18,
20,21とプーリー16’,17’,18’,2
0’,21’との間隔を調整するのが好ましい。この場
合、プーリーの移動を左右不均等に調整するようにすれ
ば、錠剤を不等分に分割することができる。
【0033】本実施例の錠剤分割機によれば、円板体形
状の錠剤を取り扱う場合には、縦カッター46を使用し
て分割処理を行うことができ、また楕円体形状等の細長
形状の錠剤を取り扱う場合には、横カッター34とスト
ッパ33とを使用して分割処理を行うことができる。し
たがって、供給される被処理錠剤がどのような形状のも
のであってもその分割処理を支障なく行うことができる
ので、より汎用性の高い錠剤分割機とすることができ
る。
【0034】本実施例においては、ストッパ33の形状
をシュート5の両側で出没させる2つ割り形状のものと
したが、このストッパとしては、孔空きの1枚板形状の
ものを出没させるようにしても良い。また、その出没方
式としては、本実施例にような摺動方式のほか、回動方
式とすることもできる。さらに、そのストッパの往復動
機構としては、本実施例のようにカムとカムフォロアと
を用いる方式以外に、エアシリンダを用いる方式等の変
形例も可能である。
【0035】本実施例において、ストッパの搬送方向に
対する前後位置は被処理薬剤の種別(大きさ)に応じて
例えばダイヤル等を用いて調整できるようにするのが好
ましい。
【0036】本実施例においては、縦カッター46を上
刃と下刃とによる押し切り方式として説明したが、この
縦カッターとしては、回転刃を備える回転カッターを用
いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る錠剤分割機の
縦断面図である。
【図2】図2は、図1のA矢視図である。
【図3】図3(a)は、図1のB矢視図、図3(b)
は、ストッパの平面図である。
【図4】図4は、横カッター(もしくは縦カッター)の
機構を示す図である。
【符号の説明】
1 機体 2 錠剤フィーダー 3 フィーダー取付け部 4 供給弁開閉操作機構 5 シュート 7 錠剤排出口 9 操作レバー 11 カム片 13 カム板 14,15 ベルトコンベア 16,16’,17,17’,18,18’20,2
0’,21,21’ギアプーリー 19,19’,22,22’ タイミングベルト 23 モータ 28 姿勢修正手段 32 ブラシ 33 ストッパ 34 横カッター 35,35’ 上刃 36 下刃 38,38’ 切断アーム 42,42’ 切断カムローラ 44,44’ カムフォロア 46 縦カッター 47 受け箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理錠剤を滑動させるシュートと、こ
    のシュート上に被処理錠剤を1個ずつ供給する供給手段
    と、前記シュート上の被処理錠剤を両側から挟持して搬
    送する搬送手段と、前記シュート上を搬送される被処理
    錠剤の姿勢を一定姿勢に修正する姿勢修正手段と、前記
    搬送手段により搬送される被処理錠剤を一旦停止させる
    とともにその被処理錠剤を所定の姿勢で支持するストッ
    パと、このストッパにより支持されている被処理錠剤を
    その被処理錠剤の搬送方向に直交する方向に配されるカ
    ッター刃により切断する横カッターを備えることを特徴
    とする錠剤分割機。
  2. 【請求項2】 さらに、前記横カッターの下流側に、搬
    送途中にある被処理錠剤をその被処理錠剤の搬送方向に
    平行な方向に配されるカッター刃により切断する縦カッ
    ターが設けられるとともに、供給される被処理錠剤の種
    別に応じて前記横カッターとストッパもしくは縦カッタ
    ーのいずれかを選択的に作動させる制御手段が設けられ
    る請求項1に記載の錠剤分割機。
JP23644799A 1999-08-24 1999-08-24 錠剤分割機 Withdrawn JP2001061945A (ja)

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JP23644799A JP2001061945A (ja) 1999-08-24 1999-08-24 錠剤分割機

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