JP2001060042A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2001060042A
JP2001060042A JP11236387A JP23638799A JP2001060042A JP 2001060042 A JP2001060042 A JP 2001060042A JP 11236387 A JP11236387 A JP 11236387A JP 23638799 A JP23638799 A JP 23638799A JP 2001060042 A JP2001060042 A JP 2001060042A
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process cartridge
frame
image forming
photosensitive drum
forming apparatus
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Toru Koizumi
徹 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ユニット内のトナー量とは無関係に感光
体ドラムに対する現像ローラの加圧力を常に一定に保
ち、更に高品質な画像を安定して得ることができる安価
なプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供するこ
とが目的である。 【解決手段】 ばね12をばね押え15を介して装置本
体のカム19で加圧可能とした。現像ユニット内のトナ
ー残量をアンテナ17a,17bで逐次検知し、そのデ
ータを基にカム19の回転角を変え、ばね12の加圧力
を制御し、現像ローラ4の感光体ドラム3に対する加圧
力を一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジ及び電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシ
ミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカート
リッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする物で
ある。及び帯電手段、クリーニング手段の少なくとも1
つと現像手段及び電子写真感光体ドラムとを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするも
のである。更に、少くとも現像手段と電子写真感光体ド
ラムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可
能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は一様に帯電
された像担持体である感光体ドラムに選択的な露光を行
なって、該感光体ドラム上に潜像を形成する。この潜像
をトナー像として顕像化する。そして、該トナー像を記
録媒体に転写して画像記録を行う。斯かる電子写真画像
形成装置(以下画像形成装置という)にあっては、トナ
ーが無くなるとその都度トナーを補給しなければならな
いが、このトナーの補給作業は煩わしいばかりか、汚れ
を伴う事もある。また、各部材のメンテナンスは専門の
サービスマンでなければ行う事が出来ず、ユーザーには
不便を伴う事が多かった。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行なうことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は画
像形成装置において広く用いられている。
【0006】ところで、図21乃至図23に示すように
前記プロセスカートリッジは大きくわけて2つの枠体
(クリーニング枠体10/現像枠体8)で構成されてお
り、それらを結合する事によって、一体化されている。
前記クリーニング枠体10には感光体ドラム3が、また
前記現像枠体8には現像ローラ4がそれぞれ回転自在に
保持されている。プロセスカートリッジはクリーニング
枠体10が画像形成装置本体30に支持されるようにな
っている。
【0007】そして、図23に示すように現像枠体8、
クリーニング枠体10のそれぞれの両端に孔8d、孔1
0aが形成されている。その形成されている孔8d及び
孔10aを貫通するようにピン8aを用いて現像枠体8
とクリーニング枠体10を結合している。この時、ピン
8aの外径とクリーニング枠体10の孔10aの寸法関
係は『圧入』となっており、ピン8aが抜ける事はな
い。また、ピン8aの外径と現像枠体8の孔8dの寸法
関係は『すきまばめ』となっている。よって、現像枠体
8は、クリーニング枠体10に対して、ピン8aを回転
中心として、ある程度の回転角の範囲で回動自在であ
る。且つ、現像枠体8のアーム部8fがクリーニング枠
体10の対向する側板の内壁10b間に丁度入るため、
現像枠体8とクリーニング枠体10のスラスト方向の規
制を図る事が可能である。
【0008】さらには、図21乃至図23に示すように
前記現像枠体8と前記クリーニング枠体10にはそれぞ
れ対向する位置に突起8e(クリーニング枠体側の突起
は不図示)が設けてあり、それぞれの突起に圧縮コイル
ばね12が差し込まれ、圧縮されながら取り付けられて
いる。従って、前記クリーニング枠体10に配設されて
いる感光体ドラム3と前記現像枠体8に配設された現像
ローラ4とが所定の圧力で押圧されているが、その押圧
力(以下、D加圧力と称す)は、前記圧縮コイルばね1
2のばね力と現像装置1の重量によって発生するモーメ
ントによって与えられている。
【0009】また、現像装置1において、現像ローラ4
と感光体ドラム3とは所定の間隔(好ましくは0.2m
mから0.5mm)でそれぞれ現像枠体8とクリーニン
グ枠体10に保持されているが、現像ローラ4と感光体
ドラム3とを所定の間隔で安定的に保持する手段として
は、ポリアセタールで形成し、図24記載のように、
0.2mmから0.5mmの肉厚の略筒形状の空間保持
部材23を現像ローラ4の両端に回転自在に被嵌させた
ものが考案・実用化されている。
【0010】このようなプロセスカートリッジBは図2
1においてクリーニング枠体10が画像形成装置本体に
位置決めして支持されている。現像枠体8はピン8aで
クリーニング枠体10に結合されると共に現像ローラ4
の空間保持部材23が感光体ドラム3に加圧することで
支持されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記D
加圧力は前述したように現像枠体内のトナーの重量の影
響を受ける。そのため、プロセスカートリッジの寿命の
初期に適正なD加圧力の設定をした場合、プロセスカー
トリッジの寿命の後半で、D加圧力が軽くなりすぎる
為、現像ローラ/感光体ドラム間が離れ易く、画像濃度
ムラとなって現れるおそれがあった。そこで、プロセス
カートリッジの寿命の後半で適正なD加圧力が得られる
ように設定している。寿命の後半でD加圧力が適正とす
ると、プロセスカートリッジの寿命の初期にD加圧力が
重くなる。そこで、寿命の初期に前記空間保持部材が多
大の圧力を受け、前記空間保持部材の寿命が短くなる。
その結果プロセスカートリッジの寿命まで空間保持部材
の機能を保つ為には、より耐久性のある高価な材料を使
う必要がある事もあった。
【0012】現在の市場ではコスト競争が激しくなって
おり、より安価な製品が求められており、それを達成す
る為には、プロセスカートリッジの寿命にわたり、トナ
ーの重量(残量)の影響を受けず、D加圧力を一定に保
ち、空間保持部材の材料を安価にする必要がある。特に
最近プロセス手段の長寿命化に伴ってトナー量を増加す
る傾向がある点を考慮すると上記の点は切に解決が望ま
れる。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする所は、前記D加圧力をトナーの残量
の影響を受けずに低い値で安定的に保持する事の可能
な、すなわち、より安価なプロセスカートリッジ及び電
子写真画像形成装置を提供せんとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0015】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、画像形成装置本体に支持され前記電
子写真感光体ドラムを支持する第一枠体と、前記電子写
真感光体ドラムに現像剤を供給する現像ローラを支持す
ると共に現像剤を収納し電子写真感光体ドラムと現像ロ
ーラとを離接可能となるように第一枠体に対して回転可
能に結合された第二枠体と、前記現像剤残量を検知する
検知手段であってこの検知手段の信号を処理するための
画像形成装置本体の制御手段に接続される検知手段と、
前記制御手段により現像剤残量に従って逐次制御され、
画像形成装置本体の付勢力調整手段により付勢力を調整
される、現像ローラを電子写真感光体ドラムに対して付
勢するために、第一枠体と第二枠体間に設けられた付勢
手段と、を有することを特徴とするプロセスカートリッ
ジである。
【0016】本出願に係る第10の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、画像形成装置本体に支持
され前記電子写真感光体ドラムを支持する第一枠体と、
前記電子写真感光体ドラムに現像剤を供給する現像ロー
ラを支持すると共に現像剤を収納し電子写真感光体ドラ
ムと現像ローラとを離接可能となるように第一枠体に対
して回転可能に結合された第二枠体と、前記現像剤残量
を検知する検知手段であってこの検知手段の信号を処理
する為の画像形成装置本体の制御手段に接続される検知
手段と、前記制御手段により現像剤残量に従って逐次制
御され、画像形成装置本体の付勢力調整手段により付勢
力を調整される、現像ローラを電子写真感光体ドラムに
対して付勢するために、第一枠体と第二枠体に設けられ
た付勢手段と、を有するプロセスカートリッジを取り外
し可能に装着する装着手段であって、前記第一枠体を支
持する装着手段と、 b.プロセスカートリッジの現像剤検知手段の信号を処
理して、現像剤残量に従って前記付勢手段の付勢力を調
整する付勢力調整手段を制御する制御手段と、 c.前記付勢力調整手段と、 d.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1に係るプロセスカートリッジ及びプロセスカート
リッジを用いる画像形成装置について、図1乃至図20
を参照して説明する。ここでは、説明の順序として、ま
ず画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体構成に
ついて説明し、次にプロセスカートリッジの現像ローラ
を感光体ドラムに向けて付勢する構成について説明す
る。
【0018】<プロセスカートリッジ及び画像形成装置
の全体構成>図1乃至図3を参照して電子写真画像形成
装置及びプロセスカートリッジの全体構成を説明する。
尚、図1はプロセスカートリッジを装着した画像形成装
置の全体構成を示す模式説明図、図2はプロセスカート
リッジの構成模式説明図であり、図3は図2の外観説明
図である。
【0019】図1に示すように、この電子写真画像形成
装置(レーザービームプリンタ)Aは、光学手段111
から画像情報に応じたレーザー光Lをプロセスカートリ
ッジBの有するドラム形状の電子写真感光体3(以下
『感光体ドラム』という)に照射して潜像を形成し、こ
れを現像してトナー像を形成する電子写真形成プロセス
によって画像を形成するものである。
【0020】そして前記トナー像の形成と同期して、記
録媒体Pを給送トレイ101からピックアップローラ1
02、等からなる搬送手段で搬送する。次いで前記感光
体ドラム3に形成したトナー像を転写手段としての転写
ローラ104に電圧印加することによって記録媒体Pに
転写する。
【0021】次いで前記感光体ドラム3からトナー像の
転写を受けた記録媒体Pを、定着手段106へ搬送す
る。
【0022】この定着手段106は、ヒーターを内蔵す
る定着回転体105、及び前記回転体105に記録媒体
Pを押圧して搬送する加圧ローラ107からなり、記録
媒体Pに熱及び圧力を印加して転写トナー像を記録媒体
Pに定着する。この記録媒体Pを排出ローラ109で搬
送して排出部112及び排出トレイ110へ排出する。
【0023】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体を少なくとも1つのプロセス手段を備え、
且つ少なくとも2つの枠体から構成されているものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光
体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された
潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表面に残留す
るトナーをクリーニングする為のクリーニング手段等が
ある。本実施の形態のプロセスカートリッジBは、図1
及び図2に示すように、前記帯電手段、現像手段及びク
リーニング手段を感光体ドラム3と一体的に有するもの
である。
【0024】そして、感光層を有する感光体ドラム3を
回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ6への電
圧印加によって一様に帯電し、光学手段111からの画
像情報に応じたレーザー光を感光体ドラム3に露光して
潜像を形成し、前記潜像を現像手段によって現像する。
【0025】現像手段は、トナー室2内のトナーを現像
ローラ4に向けて送り出し、現像枠体8内に設けた固定
磁石を内蔵した現像ローラ4を回転させると共に、現像
ブレード18によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層
を現像ローラ4の表面に形成する。そして、そのトナー
を前記感光体ドラム3の現像領域に供給して、前記潜像
を現像してトナー像を形成する。
【0026】また、転写ローラ104に前記トナー像と
逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体Pに転写し
た後は、クリーニング手段7の弾性クリーニングブレー
ド11によって感光体ドラム3に残留したトナーを掻き
落とす。この掻き落としたトナーは、クリーニング枠体
10内へ集めることによって感光体ドラム3上の残留ト
ナーを除去する。
【0027】前記感光体ドラム3等の各部材は、カート
リッジ枠体9内に支持されてカートリッジ化されてい
る。このカートリッジ枠体9は、感光体ドラム3や帯電
ローラ6及びクリーニング手段7等を支持する第1枠体
であるクリーニング枠体10と、現像手段等を支持する
と共にトナー室2にトナーを収納した第2枠体である現
像枠体8とをピン8aを中心にして相対的に回動可能に
結合している。
【0028】<プロセスカートリッジの画像形成装置本
体への着脱構成>画像形成装置本体30にはピン31を
中心にして開閉カバー32が該ピン31により画像形成
装置本体30に枢着されている。開閉カバー32は排出
部112、排紙トレイ110を伴って開閉するようにな
っている。開閉カバー32を開けると画像形成装置本体
30の開口から内部が見える。この内部の左右の内壁に
は前下がりの不図示のガイドレールが設けられている。
【0029】一方、プロセスカートリッジBの第一枠体
であるクリーニング枠体10長手方向(感光体ドラム3
と平行な方向)の両端には感光体ドラム3と同軸心の位
置決めボス34が長手方向の外方へ向って突出してい
る。このボス34を、前記画像形成装置本体30の不図
示のガイドレールに挿入すると、このボス34の後方に
続けて設けた姿勢制御リブ35が前記位置決めボス34
に続いて画像形成装置本体30の不図示のガイドレール
に挿入される。プロセスカートリッジBが画像形成装置
本体30内に押し込まれると画像形成装置本体30の不
図示のガイドレールの終端に設けた不図示の位置決め溝
に位置決めボス34が嵌合しプロセスカートリッジBの
位置が定まる。そして姿勢制御リブ35が画像形成装置
本体30の不図示のガイドレールに嵌合しているためプ
ロセスカートリッジBの姿勢が定まる。この状態で第二
枠体である現像枠体8は第一枠体であるクリーニング枠
体10に支持される。
【0030】<プロセスカートリッジの現像ローラを感
光体ドラムに向けて付勢する構成>本実施の形態に於け
るプロセスカートリッジの現像ローラ4が感光体ドラム
3に近接するように付勢する構成は次のようである。
【0031】図24に示すようにこの現像ローラ4は画
像形成領域外の両端部に従来例と同様に空間保持部材2
3が設けられている。この空間保持部材23が感光体ド
ラム3に当接して画像形成装置領域に現像隙間が生ずる
ようになっている。
【0032】図2、図3に示すように第2枠体である現
像枠体8は従来例で述べた構成と同様な構成でクリーニ
ング枠体10と結合されている。即ち、図3に示すよう
に現像枠体8、クリーニング枠体10のそれぞれの両端
に孔8d、孔10aが形成されており、その形成されて
いる孔8d及び10aを貫通するようにピン8aを用い
て結合している。この時、ピン8aの外径とクリーニン
グ枠体10の孔10aの寸法関係は『圧入』となってお
り、ピン8aが抜ける事はない。また、ピン8aの外径
と現像枠体8の孔8dの寸法関係は『すきまばめ』とな
っている。よって、現像枠体8は、電子写真画像形成装
置A内では、プロセスカートリッジBは、第1枠体であ
るクリーニング枠体10の位置決め部ボス34、姿勢制
御リブ35によって、電子写真画像形成装置Aに位置決
めされているので、クリーニング枠体10に対して、ピ
ン8aの軸を回転中心として、ある程度の回転角の範囲
で回動自在である。且つ、現像枠体8のアーム部8fが
クリーニング枠体10の対向する側板の内壁10b間に
入るため、現像枠体8とクリーニング枠体10のスラス
ト方向への抜け止めを図る事が可能である。
【0033】この時、確実に感光体ドラム3と現像ロー
ラ4との間隔を所定の値に保つ為には、確実に現像ロー
ラ4の両端の不図示の空間保持部材23を感光体ドラム
3に当接するようにしなければならず、そのために枠体
のねじれなどの影響を打ち消す目的で現像枠体8の両端
の孔8dの内、片方は長孔である事が好ましい。
【0034】また、駆動の為のギア3a,4a(不図示
インボリュートギア図3参照)は感光体ドラム3及び現
像ローラ4の片方の端部に夫々同軸心で配設されてい
る。それらギア3a,4aが噛み合って噛み合いピッチ
点PP(図2参照)をとおる作用線TLの方向に駆動力
24を伝達しているが、非駆動側の端部と駆動側の端部
で空間保持部材23の受けるD加圧力に大きな差が生じ
ないように、また、駆動によって空間保持部材23の受
けるD加圧力が弱められないように、上記孔8dの位置
は、図2に示すようにピッチ点において作用線TLから
第一枠体であるクリーニング枠体10の方向に約0〜
6。(図中の符号β)傾いた線BL上に配設する事が好
ましい。なお、上記作用線TLは感光体ドラム3のドラ
ムギア3aと現像ローラ4のギア4aとの噛み合いのピ
ッチ点PPにおける夫々のギアのピッチ円に対する共通
接線CLと噛み合い圧力角θでもって交叉している。
【0035】ここで、図4に示すように、前記現像枠体
8の両端のアーム部8f上には所定の凹部8gが設けら
れている。内部に現像ローラ4の両端の空間保持部材2
3を感光体ドラム3に加圧するための付勢手段である圧
縮コイルばね12とばね押さえ15をあらかじめ組み込
んでおいた筒部材13を凹部8gに圧入、接着、溶着等
の手段で強固に取り付ける。ばね押さえ15は、鍔部1
5aによって段付きになっており、筒部材13の段穴の
内壁13aが鍔部15a外周と滑合するような形状とな
っている。鍔部15aを軸端に有する軸部15bは筒部
材13の段穴の小径部15bに滑合している。そこで鍔
部15aが筒部材13の小径部15bと内壁13a間の
段部13cに当ることによってばね押さえ15の筒部材
13からの抜け止めを図っている。また圧縮コイルばね
12とばね押さえ15を組み込まれた筒部材13を凹部
8gに固定した状態では、圧縮コイルばね12は、ばね
押さえ15により圧縮されている。
【0036】<現像ローラの感光体ドラムへの付勢力の
調整手段>さらに、図1、及び図7乃至図8に示すよう
に電子写真画像形成装置A内に、例えば偏心カムとした
カム19が前記ばね押さえ15に当り得るように設けら
れており、カム19の回転に応じて前記ばね押さえ15
を押す量が調節可能である。また前記カム19は、その
回転軸19aの長手延長上に回転止め機構27が設けて
ある。この回転止め機構27は本実施の形態ではギア2
7aとそれに噛み合う歯列方向には不動のラック27b
からなる。即ち、ギア27aは回転軸5aに固定されて
いる。また、ラック27bは不図示のアクチュエータで
もってギア27aと噛み合う位置と噛み合わない位置と
をとるようになっている。前記カム19とギア27a
は、その回転軸19aの長手延長に配設されている不図
示の駆動手段により駆動され、その駆動により、図に示
すようにカム19を回転させ、前記ばね押さえ15を押
し、圧縮コイルばね12の圧縮量(たわみ)を調整し、
D加圧力を調整できる。
【0037】上記機構を詳細に説明する。
【0038】図5乃至図10に、カム19によって前記
ばね押さえ15を押す様子を示す。図5、図6は電子写
真画像形成装置Aのプロセスカートリッジ装着時のカム
19の位置を示す。図5、図6に示すように、プロセス
カートリッジ装着時にカム19は、前記ばね押さえ15
には接触していない。
【0039】次に図7、図8は電子写真画像形成装置A
の電源を投入した直後及び、スタンバイ時のカム19の
位置を示す。図7、図8に示すように、カム19はカム
19の一部が前記ばね押さえ15に触れた後、所定量だ
け回転して止まる。この回転を止めるには、例えば後述
するようにカム19とばね押さえ15を導体とし、カム
19がばね押さえ15に触れた時の電気的接続を検知
し、その信号を以てカム19の動作を中止するようにし
てある。このとき、圧縮コイルばね12はカム19によ
って所定量圧縮されているので、この時のD加圧力とし
ては、現像装置1の重量によって与えられている力と、
前述したカム19の所定の回転による圧縮コイルばね1
2の圧縮によって与えられる力を加えたものである。
【0040】次に図9、図10は、電子写真画像形成装
置Aの動作中のカム19の位置を示す。図9、図10に
示す様に、カム19は、カム19の一部が前記ばね押さ
え15を押し込み、それによって押された圧縮コイルば
ね12により所望のD加圧力か発生するまで回転する。
このとき、所定の角度で前記回転止め機構27のラック
27bがギア27aと噛み合って、駆動手段によって駆
動されないときでも、その回転角を保つことができる。
【0041】カム19の一部が前記ばね押さえ15に触
れた時にカムの回転を止める為に検知する接触検知の構
成は次の様である。図3及び図5乃至図10に示すカム
19とばね押さえ15を導体にする。導体としての材質
は、例えばアルミニウム等の金属、あるいはカーボン繊
維を含有した樹脂等である。また、図3に示すように圧
縮コイルばね12と現像枠体8との間から接点28を、
現像枠体8の側面8hまで延長して設ける。その現像枠
体8の側面8h側の接点に電子写真画像形成装置Aから
不図示の接点が接触し、電子写真画像形成装置A内の不
図示の検知回路に電気的に導通している。また、カム1
9側は回転軸19aを介して電子写真画像形成装置A内
の不図示の検知回路に電気的に導通している。そして、
カム19の一部がばね押さえ15に触れた時、不図示の
検知回路に電気が流れるようになっており、それを以て
カム19とばね押さえ15の接触を検知する構成となっ
ている。
【0042】上記機構により、D加圧力即ち現像枠体8
及び現像ローラ4を図2の矢印14方向に付勢する力を
調整可能に発生できる。
【0043】また、現像枠体8は、それ自身の重量によ
っても前記矢印14方向に付勢されるが、その際、現像
枠体8内に残っている残トナーの量によって、そのD加
圧力は変化する。そこで、残トナー量によるD加圧力の
変化と、カムの回転角の変化との関係を図25と図26
を参照しながらさらに詳細に説明する。
【0044】図25は、偏心カムであるカム19の回転
角とカム19の回転によって発生する圧縮コイルばね1
2のばね力によるD加圧力の関係を示した図である。ま
た図26は、現像枠体8内の残トナーの量と残トナーの
重量によって発生するD加圧力の関係を示した図であ
る。図25には、回転角C・D・E・Fのそれぞれの時
のD加圧力c・d・e・fを示しており、本実施の形態
で使用する範囲は略比例関係にあるCからFである。
【0045】回転角CからFまでを説明すると、回転角
Cは、図7に示されるようにカム19とばね押さえ15
が接してからカム19が所定量回転した時のカム19の
角度である。回転角Dは、図9に示されているようにカ
ム19がばね押さえ15を図7の状態から更に押してい
る時のカム19の角度である。回転角Eは、回転角Dよ
り更にカム19がばね押さえ15を押している時のカム
19の角度である。回転角Fは、回転角Eより更にカム
19がばね押さえ15を押し、カム19の動作の最終時
のカム19の角度である。よって、回転角Dの時は回転
角C(初期)よりd−cだけD加圧力は増し、回転角E
の時は回転角C(初期)よりe−cだけD加圧力は増
し、回転角Fの時は回転角c(初期)よりf−cだけD
加圧力は増す。
【0046】次に、図26に示すように残トナー量が減
るに従って、残トナーの重量によって発生するD加圧力
は減る(図中の実線)。そこで残トナーの重量が図中の
Xであった場合に、残トナーの重量によって発生してい
るD加圧力の初期値(図中の点線)に対する不足分をカ
ム19の回転角Dの時に発生するD加圧力d−cによっ
て補う。また、残トナーの重量が図中のYであった場合
に、残トナーの重量によって発生しているD加圧力の初
期値(図中の点線)に対する不足分をカム19の回転角
Eの時に発生するD加圧力e−cによって補う。このよ
うに、残トナーの重量によって発生しているD加圧力の
初期値に対する不足分を、カム19の回転により発生す
るD加圧力で補い、全体としてのD加圧力を一定に保
つ。
【0047】本実施の形態においては、以上述べたよう
にカム19の回転角を変化させるが、現像枠体8内に残
っているトナー残量を逐次検知するための逐次検知機構
を備えており、その信号により前記カムの回転角を変化
させ、前記現像枠体8、及び現像ローラ4を感光体ドラ
ム3に付勢するD加圧力を一定に保つ。
【0048】<プロセスカートリッジのトナー残量の検
知構成>本実施の形態においてトナー搬送手段5は、プ
ロセスカートリッジB内のトナー残量を逐次検知する機
構を兼ねており、その構成について図11から図20を
参照して簡単に説明する。
【0049】図11は、本実施の形態の現像枠体8内に
内封されているトナーの残量を逐次検知するためのトナ
ー残量検知手段21(図12参照)の一部である搬送手
段5を示している。
【0050】前記検知手段21の一部である搬送手段5
は、不図示の駆動ギアを持ち現像枠体8に回転自在に支
持される軸16と、軸16に平行で軸16から異なる半
径の位置に配置されたアンテナ棒17a、アンテナ棒1
7b、アンテナ棒17aとアンテナ棒17bを保持する
ホルダ17cと、不図示の接点とで構成されている。図
4に示すように、アンテナ棒17aとアンテナ棒17b
を一定の距離を隔てて、ホルダ17cによって軸16に
一体的に固定されている。軸16と同軸の軸16aは現
像枠体8に回転自在に支持され折曲した他端がホルダ1
7cに固定されている。また、軸16は不図示の駆動源
によって回転駆動され、現像枠体8内のアンテナ棒17
aとアンテナ棒17bと一体となり回転する。アンテナ
棒17a,17bは軸16に設けた電極であって装置本
体30の図12に示す電極C1,C2と夫々導通してい
る。
【0051】残トナー量を検知する機構は、現像バイア
スが印加されているアンテナ棒17aとアンテナ棒17
bとの間の静電容量と検知し、この検知された静電容量
の値から現像枠体8内のトナーの残量を推測するもので
あり、図12に示す負荷抵抗21aと電圧計21bを主
要部材として構成されている。
【0052】ここで、トナー残量検知手段21を含んで
構成される等価回路を図12に基づいて説明する。
【0053】アンテナ棒17aには交流電源21cと直
流電源21dが接続されており、これによりアンテナ棒
17aには交流と直流とによる重畳電流が流れる。この
アンテナ棒17aが一方の電極C1となり、またこれに
対向するアンテナ棒17bが他方の電極C2となってコ
ンデンサCを構成している。
【0054】このような等価回路に於いて、コンデンサ
Cの静電容量は、アンテナ棒17aとアンテナ棒17b
の間のトナーの量により変化する電極C1,C2の間の
誘電率に伴って変化する。従って、トナー残量検知手段
21の負荷抵抗21aの両端に現れる現像バイアスの交
流成分の微分波形の大きさはアンテナ棒17aとアンテ
ナ棒17bの間のトナーの変動に応じて変化し、この信
号を電圧計21bで測定することにより現像枠体8内の
トナーの残量を検出することができる。
【0055】次に、以上の構成によって検出される前記
アンテナ棒17aとアンテナ棒17bとの間の静電容量
の変化を詳細に説明する。
【0056】図13から図16に本実施の形態に係るプ
ロセスカートリッジB内のトナーが減っていく過程を示
し、そのそれぞれの過程に於て検出される前記アンテナ
棒17aとアンテナ棒17bとの間の静電容量を図17
から図20にそれぞれ示す。
【0057】図13に示すように、トナー面20がアン
テナ棒17aの回転領域より上方にある時は、前記アン
テナ棒17aとアンテナ棒17bとの間には常にトナー
が存在し、図17に示すように検出される静電容量CT
に変化はない。
【0058】次に、前記アンテナ棒17aとアンテナ棒
17bは同時に回転するので、図14、図15に示すよ
うに、トナー面20が前記アンテナ棒17aの回転領域
内にある場合、前記アンテナ棒17aとアンテナ棒17
bが、トナー面20より下方にある時は、それらの間に
トナーは存在し、それらがトナー面20より上方にある
時は、それらの間にトナーは存在しない、という状態が
周期的に繰り返される。このように、前記アンテナ棒1
7aとアンテナ棒17bとの間のトナーの有無により、
検出される静電容量CTは、周期的に変化する。トナー
が減るに従って、1周期の中で、トナー無しを示す静電
容量(図18、図19の点線より下方の値)の時間は長
くなっていく。
【0059】そして、図16に示すように、トナー面2
0が前記アンテナ棒17aの回転領域より下方になるま
でトナーが消費された時は、前記アンテナ棒17aとア
ンテナ棒17bとの間には常にトナーが存在しなくな
り、図20に示すように検出される静電容量CTは常に
トナー無しを示す値となり、変化しない。
【0060】即ち、前記アンテナ棒17aの回転領域に
おけるトナーの残量は、前記アンテナ棒17aとアンテ
ナ棒17bとの間の静電容量を常にモニターし、その静
電容量値を前記アンテナ棒17aの回転周期で区切り、
その周期内におけるトナー無し(トナー有り)を示す静
電容量値が検知される時間の割合から逐次検知すること
が出来る。
【0061】前述したように、トナーの残量を逐次検知
し、そのトナー残量を示す信号により、前記カム19の
回転角を変化させ、前記現像枠体8、及び現像ローラ4
を感光体ドラム3に付勢するD加圧力を低い側の一定に
保つ。つまり前述したように、トナーが減るに従って現
像装置1の重量が減り、現像装置1の重量によって与え
られているD加圧力も減る。そこで減ったトナーの重量
に応じてカム19が回転し、圧縮コイルばね12の圧縮
力を強くして、減ったD加圧力を補い、一定に保つ。
【0062】尚、本実施の形態に於ては、以上のような
構成としたが、トナー残量逐次検知が可能であれば、上
記の構成に限る事は無く、そのトナー残量データをフィ
ードバックして、現像枠体8内のトナーの残量によら
ず、現像枠体8、及び現像ローラ4を感光体ドラム3に
付勢するD加圧力を一定化にできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
像剤の残量変化に伴う第二枠体の重量に基づく現像ロー
ラの電子写真感光体ドラムに対する付勢力と、電子写真
感光体ドラムに対して現像ローラを付勢するために設け
た付勢手段の付勢力の和を低い側の一定に出来る。その
ため、現像ローラに設けた空間保持部材に耐久性のある
高価な材料を作用しなくてもすむようになる。また、付
勢力の和が従来例のプロセスカートリッジ使用開始時に
おける上記付勢力の和よりも小さいために第一枠体、第
二枠体が使用開始時に変形するのをカバーするために樹
脂材料を多く用いて肉厚等を厚くする事が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジを装着した画像形成装置の概略縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジの概略縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジの概略外観斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の組み立
て分解側面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の動作を
示す縦断面図である(プロセスカートリッジ装着時)。
【図6】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の動作を
示す斜視図である(プロセスカートリッジ装着時)。
【図7】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の動作を
示す縦断面図である。(スタンバイ時)。
【図8】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の動作を
示す斜視図である(スタンバイ時)。
【図9】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の動作を
示す縦断面図である(画像形成装置動作中)。
【図10】本発明の実施の形態1に係る押圧機構の動作
を示す斜視図である(画像形成装置動作中)。
【図11】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジのトナー残量検知手段を示した斜視図である。
【図12】等価回路を示す模式図である。
【図13】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態を示した縦断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態を示した縦断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態を示した縦断面図である。
【図16】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態を示した縦断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態に対応するアンテナ部17aと
アンテナ棒17b間の静電容量を示した線図である。
【図18】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態に対応するアンテナ部17aと
アンテナ棒17b間の静電容量を示した線図である。
【図19】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態に対応するアンテナ部17aと
アンテナ棒17b間の静電容量を示した線図である。
【図20】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジ内のトナーの状態に対応するアンテナ部17aと
アンテナ棒17b間の静電容量を示した線図である。
【図21】従来例に係るプロセスカートリッジを装着し
た画像形成装置の概略縦断面図である。
【図22】従来例に係るプロセスカートリッジの概略縦
断面図である。
【図23】従来例に係るプロセスカートリッジの概略外
観斜視図である。
【図24】空間保持部部材の概略外観斜視図である。
【図25】本発明の実施の形態1に係るカムの回転角と
D加圧力の関係を示す線図である。
【図26】本発明の実施の形態1に係るトナー残量とD
加圧力の関係を示す線図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ L…レーザー光 P…記録媒体 θ…噛み合い圧力角 β…角度 1…現像装置 2…トナー室 3…感光体ドラム 3a…ギア 4…現像ローラ 4a…ギア 5…トナー搬送手段 6…帯電装置(帯電ローラ) 7…クリーニング手段 8…現像枠体 8a…ピン 8d…孔 8e…突起 8
f…アーム部 8g…凹部 8h…側面 9…カートリッジ枠体 10…クリーニング枠体 10a…孔 10b…内壁 11…弾性クリーニングブレード 12…圧縮コイルばね 13…筒部材 13a…内壁 13b…小径部 13c
…段部 14…付勢方向 15…ばね押さえ 15a…鍔部 15b…軸部 16…軸 17a…アンテナ棒 17b…アンテナ棒 17c…ホ
ルダ 18…現像ブレード 19…カム 19a…回転軸 20…トナー面 21…トナー残量検知手段 21a…負荷抵抗、21b
…電圧計 21c…交流電源 21d…直流電源 23…空間保持部材 24…駆動力 27…回転止め機構 27a…ギア 27b…ラック 28…接点 30…装置本体 31…ピン 32…開閉カバー 34…位置決めボス 35…姿勢制御リブ 101…給送トレイ 102…ピックアップローラ 104…転写ローラ 105…定着回転体 106…定着手段 107…加圧ローラ 109…排出ローラ 110…排紙トレイ 111…光学手段 112…排出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 画像形成装置本体に支持され前記電子写真感光体ドラム
    を支持する第一枠体と、 前記電子写真感光体ドラムに現像剤を供給する現像ロー
    ラを支持すると共に現像剤を収納し電子写真感光体ドラ
    ムと現像ローラとを離接可能となるように第一枠体に対
    して回転可能に結合された第二枠体と、 前記現像剤残量を検知する検知手段であってこの検知手
    段の信号を処理するための画像形成装置本体の制御手段
    に接続される検知手段と、 前記制御手段により現像剤残量に従って逐次制御され、
    画像形成装置本体の付勢力調整手段により付勢力を調整
    される、現像ローラを電子写真感光体ドラムに対して付
    勢するために、第一枠体と第二枠体間に設けられた付勢
    手段と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は第二枠体内の現像剤の搬
    送手段が兼ねることを特徴とする請求項1に記載のプロ
    セスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は前記現像ローラと平行な
    軸心を中心として該軸心からの半径が異なる位置にある
    前記軸心に平行な2本の電極を有する回転部材であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段はばね部材であって、変位
    量が可変であることを特徴とする請求項1から3の何れ
    か1つに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体の付勢力調整手段がカ
    ムを有し、該カムの従動子であって、ばね部材を変位す
    るように設けられた従動子を有することを特徴とする請
    求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記第二枠体は前記第一枠体に支持さ
    れ、前記電子写真感光体ドラムに対する現像ローラの付
    勢力には前記付勢手段の付勢力に加えて第二枠体の重量
    に基づく付勢力が加わることを特徴とする請求項1から
    5の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
    光体ドラムとを一体的にカートリッジ化しこのカートリ
    ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項
    1から6の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から
    6の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは現像手段
    と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し
    て画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1から6の
    何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 画像形成装置本体に支持され前記電子写真感光体ドラム
    を支持する第一枠体と、前記電子写真感光体ドラムに現
    像剤を供給する現像ローラを支持すると共に現像剤を収
    納し電子写真感光体ドラムと現像ローラとを離接可能と
    なるように第一枠体に対して回転可能に結合された第二
    枠体と、前記現像剤残量を検知する検知手段であってこ
    の検知手段の信号を処理する為の画像形成装置本体の制
    御手段に接続される検知手段と、前記制御手段により現
    像剤残量に従って逐次制御され、画像形成装置本体の付
    勢力調整手段により付勢力を調整される、現像ローラを
    電子写真感光体ドラムに対して付勢するために、第一枠
    体と第二枠体に設けられた付勢手段と、を有するプロセ
    スカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段であ
    って、前記第一枠体を支持する装着手段と、 b.プロセスカートリッジの現像剤検知手段の信号を処
    理して、現像剤残量に従って前記付勢手段の付勢力を調
    整する付勢力調整手段を制御する制御手段と、 c.前記付勢力調整手段と、 d.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
JP11236387A 1999-08-24 1999-08-24 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Withdrawn JP2001060042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015206882A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 キヤノン株式会社 画像形成システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015206882A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 キヤノン株式会社 画像形成システム

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