JP2001059720A - シート材検査装置 - Google Patents

シート材検査装置

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JP2001059720A
JP2001059720A JP11234995A JP23499599A JP2001059720A JP 2001059720 A JP2001059720 A JP 2001059720A JP 11234995 A JP11234995 A JP 11234995A JP 23499599 A JP23499599 A JP 23499599A JP 2001059720 A JP2001059720 A JP 2001059720A
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sheet material
outer peripheral
peripheral edge
printing plate
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JP11234995A
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Masaki Shimano
昌己 島野
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材の寸法及び形状を短時間で精度よく
検査でき、かつシート材に対する検査作業の大幅な自動
化を可能とする。 【解決手段】 センサキャリア56には、エリアセンサ
60及びレベルセンサ62,64が搭載されている。装
置全体を制御する演算部は、光透過板12上の感光性印
刷版Pの外周縁に沿ってセンサキャリア56を移動させ
る。これと共に、エリアセンサ60からは平板印刷版P
の外周縁の位置に対応するエッジ検出信号が出力され、
レベルセンサ62,64からは平板印刷版Pの外周縁部
の高さ変化に対応するうねり検出信号が出力される。こ
れらの検出信号により演算部は、平板印刷版Pのカット
長、スリット長、コーナ直角度及び外周縁に沿ったうね
りの大きさを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材の寸法及
び外周形状、並びにシート材の外周端部に沿った高さ変
化を自動測定するシート材検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版は、アルミニウム板、スチー
ル板等の支持体上に、例えば砂目立て、陽極酸化、化成
処理などの表面処理を単独または適宜組み合わせて施
し、ついで感光性組成物(この感光性組成物の中には感
熱性組成物を含むものとする)塗布したものである。こ
のような平版印刷版は、製品素材である帯状のウェブを
スリッター装置により搬送方向に沿って連続切断すると
共に、カッター装置により搬送方向に対して直交する方
向に繰り返し切断し、予め定められた製品サイズに加工
される。平版印刷版の製造工場では、製造ラインを流れ
る製品サイズの変更等によりウェブに対する切断条件が
変化すると、平版印刷版が製品として許容される寸法及
び形状に正しく切断されていることを検査している。
【0003】平版印刷版等のシート材を検査するシート
材検査装置には、シート材の外周縁を2次元イメージセ
ンサにより走査し、このイメージセンサからの信号によ
りシート材の辺又は2辺間の長さ及びコーナの直角度を
測定するもの(例えば、特公昭60−57003号公報
を参照)がある。またシート材の辺のうねり、即ちシー
ト材の外周縁部に沿った厚み方向への凹凸の大きさを測
定する測定具としては、例えば、公知のテーパゲージが
用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2次元イメー
ジセンサを用いたシート材の検査装置では、シート材の
長さ及びコーナの直角度を測定すると同時に、シート材
の辺のうねりを測定できない。このようなシート材の検
査装置によれば、シート材の長さ及びコーナの直角度の
測定する検査作業を大部分自動化できるが、シート材の
辺のうねりを測定する検査作業が手作業として残ってし
まう。またテーパゲージによりシート材の辺のうねりを
正確に測定するには、テーパゲージの使用方法への熟練
が要求されると共に、シート材のサイズが大きくなるに
従ってシート材の辺のうねりを測定する測定点を多くす
る必要がある。このため、従来の検査装置では、シート
材の寸法及び形状を短時間で精度よく検査できず、更に
シート材の寸法及び形状に対する検査作業の大幅な自動
化が困難であった。
【0005】本発明は、上記事実を考慮し、シート材の
寸法及び形状を短時間で精度よく検査でき、かつシート
材に対する検査作業の大幅な自動化が可能となるシート
材検査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシート材
検査装置は、シート材が載置される検査台と、前記検査
台上に載置されたシート材の外周縁における任意の点へ
対応する検出位置へ移動すると、該検出位置に対応する
検出点の位置を検出するエッジ検出手段と、前記検査台
上へ載置されたシート材における任意の点へ対応する検
出位置へ移動すると、該検出位置に対応する検出点の高
さを検出するうねり検出手段と、前記エッジ検出手段及
び前記うねり検出手段を前記検査台上の任意の位置へ移
動させる搬送手段と、前記エッジ検出手段からの検出信
号に基づいて前記搬送手段を作動させ、該搬送手段によ
り前記エッジ検出手段による検出点をシート材の外周縁
に沿って移動させると共に、前記うねり検出手段による
検出点をシート材の外周縁部に沿って移動させる搬送制
御手段と、前記エッジ検出手段及び前記うねり検出手段
からの検出信号により前記検査台上へ載置されたシート
材の寸法及び形状を判断する演算手段と、を有するもの
である。
【0007】上記構成のシート材検査装置によれば、搬
送制御手段が、エッジ検出手段による検出点がシート材
の外周縁に沿って移動すると共に、うねり検出手段によ
る検出点がシート材の外周縁部に沿って移動するように
搬送手段の移動方向及び移動量を制御することにより、
このような搬送手段の移動と共に、エッジ検出手段によ
りシート材の外周縁を複数の検出点の集合として検出で
き、かつうねり検出手段によりシート材の外周縁部に沿
った高さ変化を検出できる。この結果、演算手段は、エ
ッジ検出手段からの検出信号に基づいて検出台上へ載置
されているシート材の寸法及び外周縁の形状を判断で
き、かつうねり検出手段からの検出信号に基づいて外周
縁部に沿ったシート材の厚み方向への凹凸状のうねりの
大きさ及び位置を判断できる。
【0008】ここで、シート材の寸法とは、例えばシー
ト材の辺の長さやシート材の互いに対向する2辺間の距
離等であり、またシート材の外周縁の形状とは、例えば
シート材の辺の直線性や隣接する2辺により形成される
コーナの直角度等である。
【0009】請求項2記載のシート材検査装置は、請求
項1記載のシート材検査装置において、外部入力された
検査対象とするシート材の製品情報に基づいて前記検査
台上へ載置されたシート材の寸法及び形状が予め定めら
れた製品規格に適合するか否かを判定する演算手段を有
するものである。
【0010】上記構成のシート材検査装置によれば、演
算手段が、外部入力された検査対象とするシート材の製
品情報に基づいて検査台上へ載置されたシート材の寸法
及び形状が予め定められた製品規格に適合するか否かを
判定することにより、検査結果に基づいてシート材の寸
法及び形状が製品規格に適合するか否かを、オペレータ
が製品情報を参照して判定する必要がなくなるので、シ
ート材の寸法及び形状が製品規格に適応するか否かを短
時間で、かつ正確に自動判定できる。
【0011】ここで、シート材の製品規格には、例えば
シート材の互いに対向する2辺間の距離により表される
寸法やシート材の2辺により形成されるコーナの直角度
等の許容誤差や、シート材のうねりの最大値や所定の大
きさ以上のうねり数の許容値等が定められている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】(実施形態の構成)図1及び図3には本発
明の実施形態に係るシート材検査装置10が示されてい
る。このシート材検査装置10は平版印刷版の寸法及び
形状を測定し、測定された平版印刷版が製品規格に適合
するか否かを判定するためのものである。シート材検査
装置10は、図1及び図2に示されるように光透過板1
2を備えている。光透過板12は、強化ガラス、透明樹
脂等の光透過材により形成され、その上面が平坦度が高
い平面とされている。光透過板12の幅方向(矢印X方
向)両端部の外側には、それぞれ支持フレーム14が配
置されている。
【0014】一対の支持フレーム14は、それぞれ幅方
向へ肉厚状とされた板状に形成されており、互いの相対
位置が変化しないように下端部側が装置基台(図示省
略)上へ固定されている。一対の支持フレーム14は光
透過板12の幅方向両端面を挟むよう配置されており、
光透過板12を水平状態に支持している。
【0015】支持フレーム14の上端面には、奥行方向
の外側縁に沿って長手直角断面が矩形とされた段部14
Aが延在しており、この段部14Aの上面にはガイドレ
ール16が設置されている。ガイドレール16の上面側
には長手直角断面が上方へ向かって幅が広くなるような
略台形状とされた係合部16Aが設けられている。また
支持フレーム14の上端面には、奥行方向の両端部にそ
れぞれ軸受18が配置されており(但し、図1,2では
後方の軸受18のみが示されている。)、これら一対の
軸受18には、略丸棒状に形成された搬送軸20の両端
部がそれぞれ回転可能に挿入されている。これにより、
搬送軸20は、その軸方向が奥行方向に一致するように
支持フレーム14上へ支持される。
【0016】搬送軸20には、軸受18へ挿入された両
端部を除く中央部に雄ねじ状とされた送りねじ21が形
成されている。また搬送軸20の後端部は軸受18から
突出しており、この軸受18から突出した搬送軸20の
先端部には従動プーリ22が同軸的に固定されている。
従動プーリ22には、周方向に沿って凹状のベルト溝が
形成されている。一対の支持フレーム14上へそれぞれ
支持された一対の従動プーリ22のベルト溝内には、そ
れぞれループ状のベルト24が巻き掛けられている。
【0017】また一対の支持フレーム14の間には、一
対の従動プーリ22に巻き掛けられたベルト24の下方
に平板状の連結板26が掛け渡されている。この連結板
26上には、幅方向中央部にコ字状に屈曲された板材か
らなるモータ支持台28が設置されている。モータ支持
台28の頂板部にはステッピングモータである第1駆動
モータ30が載置され、ボルト(図示省略)等により締
結固定されている。第1駆動モータ30の駆動軸には、
駆動プーリ32が同軸的に固定されている。駆動プーリ
32にも周方向に沿ってベルト溝が形成されており、一
対の従動プーリ22のベルト溝に巻き掛けられたベルト
24は駆動プーリ32のベルト溝内にも巻き掛けられて
いる。これにより、ベルト24は、駆動プーリ32から
一対の従動側プーリ22へトルク伝達が可能となるよう
にプーリ22,32間へ張り渡されている。
【0018】一対の支持フレーム14上には、高さ方向
(矢印Z方向)を厚み方向とする平板状のキャリアベー
ス34が掛け渡されている。キャリアベース34の下面
には、幅方向両端部にそれぞれ摺動部材36が配置され
ており、この摺動部材36の下面側にはガイドレール1
6の係合部16Aと対応する形状の摺動溝が奥行方向に
沿って形成されている。摺動部材36の摺動溝内にはガ
イドレール16の係合部16Aが挿入されており、これ
により、摺動部材36はガイドレール16に沿って奥行
方向へ移動可能に支持される。
【0019】キャリアベース34の下面には、一対の摺
動部材36の幅方向内側にそれぞれブロック状の送り部
材38が固定されている。この送り部材38には、奥行
方向へ貫通した雌ねじ穴が形成されており、この雌ねじ
穴の内周面には、送りねじ21のねじ山と対応するねじ
山(図示省略)が形成されている。送り部材38はその
雌ねじ穴を送りねじ21へ螺合させており、送りねじ2
1が回転すると共に、送りねじ21の回転量に応じた距
離だけ奥行方向へ移動する。ここで、送り部材38は、
送りねじ21が時計方向へ回転すると前方へ移動し、送
りねじ21が反時計方向へ回転すると後方へ移動する。
従って、第1駆動モータ30が駆動してプーリ22,3
2及びべルト24を介して搬送軸20が時計方向又は反
時計方向へ回転すると、送り部材38と共にキャリアベ
ース34がガイドレール16に沿って奥行方向における
前方又は後方へ移動する。
【0020】キャリアベース34上には、平板上のベー
ス板39を介して幅方向を長手方向とするようにガイド
レール40が設置されている。このガイドレール40
は、支持フレーム14上のガイドレール16と同様の形
状を有しており、その上面側には係合部40Aが設けら
れている。
【0021】またキャリアベース34の上面には、幅方
向両端部にそれぞれ軸受42が設置されており、これら
一対の軸受42には、ガイドレール40と隣接するよう
に搬送軸44の両端部がそれぞれ回転可能に挿入されて
いる。これにより、搬送軸44は、その軸方向が幅方向
に一致するようにキャリアベース34上に支持される。
搬送軸44には、軸受42へ挿入された両端部を除く中
央部に雄ねじ状とされた送りねじ45が形成されてい
る。
【0022】搬送軸44の軸方向一端部(図1,2の右
端部)は軸受42から突出しており、この軸受42から
突出した搬送軸44の先端部にはベルト及びプーリ等か
らなるトルク伝達機構46の一端が連結されている。こ
のトルク伝達機構46の他端は、キャリアベース34上
に設置されたステッピィングモータである第2駆動モー
タ48の駆動軸へ連結されている。これにより、第2駆
動モータ48はトルク伝達機構46を介して搬送軸44
へのトルク伝達が可能となる。
【0023】キャリアベース34上にはキャリア支持板
50が幅方向へ移動可能に配置されている。キャリア支
持板50の下面には、奥行方向における後側に摺動部材
52が配置されており、この摺動部材52の下面側には
ガイドレール40の係合部40Aと対応する形状の摺動
溝が幅方向に沿って形成されている。摺動部材52の摺
動溝内にはガイドレール40の係合部40Aが挿入され
ており、これにより、摺動部材52はガイドレール40
に沿って幅方向へ移動可能に支持される。
【0024】またキャリア支持板50の下面には、摺動
部材52の後方にブロック状の送り部材54が固定され
ている。この送り部材54には、幅方向へ貫通した雌ね
じ穴が形成されており、この雌ねじ穴の内周面には、送
りねじ45のねじ山と対応するねじ山(図示省略)が形
成されている。送り部材54はその雌ねじ穴を送りねじ
45へ螺合させており、これにより、送りねじ45が回
転すると共に、送りねじ45の回転量に応じた距離だけ
幅方向へ移動する。ここで、送り部材54は、送りねじ
45が時計方向へ回転すると幅方向におけるトルク伝達
機構46へ近づく側(図1,2では右側)へ移動し、送
りねじ21が反時計方向へ回転すると幅方向におけるト
ルク伝達機構46から離れる側(図1,2では左側)へ
移動する。従って、第2駆動モータ48が駆動して搬送
軸44が時計方向又は反時計方向へ回転すると、送り部
材54と共にキャリア支持板50がガイドレール40に
沿って幅方向における右方又は左方へ移動する。
【0025】またキャリアベース50の前端部には、下
面側からセンサキャリア56が吊り下げられるように支
持されている。キャリアベース50とセンサキャリア5
6との間には、ロータリアクチュエータ58が配設され
ており、このロータリアクチュエータ58は外部からの
駆動信号に応じてセンサキャリア56を軸心Lを中心と
して回転させる。これにより、センサキャリア56は、
図1に示される第1の位置及び、図2に示される第1の
位置から90°回転した第2の位置の何れかの位置へ保
持される。
【0026】センサキャリア56には、光学的センサで
あるエリアセンサ60及び一対のレベルセンサ62,6
4が搭載されている。エリアセンサ60は、その光学的
な対称軸が軸心Lと一致するようにセンサキャリア56
へ固定されている。一対のレベルセンサ62,64は、
エリアセンサ60を挟むようにエリアセンサ60の側方
へそれぞれ配置されている。ここで、一対のレベルセン
サ62,64は、図1に示されるように第1の位置では
幅方向に沿って配列され、図2に示されるように第2の
位置では奥行方向に沿って配列される。エリアセンサ6
0及びレベルセンサ62,64は、センサキャリア56
と共に奥行方向及び幅方向における任意の位置へ移動し
た場合でも、高さ方向へは光透過板12からの離離が常
に一定に保たれる。
【0027】図4に示されるように、エリアセンサ60
は外郭部として筐体61を有しており、この筐体61の
下面には、板ガラス等により光入射部及び光出射部(図
示省略)が設けられている。筐体61の内部には、光源
であるLD(laser diode )66、シリンダレンズ6
8、結像レンズ70及びCCD(charge coupled devic
e )ラインセンサ72が配置されている。
【0028】LD66から出射された光は、シリンダレ
ンズ68により予め設定された走査方向S1に沿った線
状の走査光Bとなるように集光される。この走査光Bは
筐体61から外部へ出射される。ここで、エリアセンサ
60の走査方向Sは、センサキャリア56が図1に示さ
れる第1の位置にある場合には奥行方向と一致し、また
センサキャリア56が図2に示されるように第2の位置
にある場合には幅方向と一致する。
【0029】図4に示されるように走査光Bが平版印刷
版Pの外周縁と交差するように光透過板12上へ照射さ
れると、平版印刷版P及び光透過板12からの反射光R
は筐体61内へ入射する。ここで、光透過板12が光透
過材料からなることから、光透過板12に対応する領域
の反射光の光量は、平版印刷版Pに対応する領域の反射
光の光量と比較して小さくなる。
【0030】筐体61へ入射した反射光は、結像レンズ
70によりCCDラインセンサ72の光受光部上へ結像
される。これにより、CCDラインセンサ72は、走査
方向Sに沿った反射光の光量分布に対応するエッジ検出
信号を一定周期毎に出力する。従って、このエッジ検出
信号では、平版印刷版Pと光透過板12との境界、すな
わち平版印刷版Pの外周縁に対応する点で所定レベル以
上の出力変化が生じる。このエッジ検出信号によれば、
光透過板12上における所定の原点位置(原点)に対す
る幅方向(矢印X方向)及び奥行方向(矢印Y方向)に
おける平版印刷版Pの外周縁の相対位置が演算可能とな
る。
【0031】図5に示されるように、レベルセンサ6
2,64は外郭部として筐体74を有しており、この外
装筐体74の下面には、板ガラス等により光入射部及び
光出射部(図示省略)が設けられている。筐体74の内
部には、光源であるLD(laser diode )76、投光レ
ンズ78、集光レンズ79、受光レンズ80及びCCD
(charge coupled device )ラインセンサ82が配置さ
れている。
【0032】LD76から出射された光は、投光レンズ
78及び集光レンズ79により小径の光ビームとされ、
外装筐体74から外部へ出射される。この光ビームは平
版印刷版Pへ照射されると、光透過板12上の平版印刷
版Pにより拡散反射される。この反射光の一部は受光レ
ンズ80へ入射し、受光レンズ80によりCCD(char
ge coupled device )ラインセンサ82の光受光部へ結
像される。このとき、受光レンズ80により結像される
反射光の光量は、CCDラインセンサ82の光受光部が
延在する方向である走査方向S2に沿って略正規分布す
る。この反射光の光量ピークの位置は、平版印刷版Pの
高さ方向(矢印Z方向)における位置に応じて変位す
る。そしてCCDラインイメージセンサ82は、平版印
刷版Pからの反射光の光量ピークの位置、すなわち平版
印刷版Pの高さ方向における位置に対応するうねり検出
信号を一定周期毎に出力する。従って、このうねり検出
信号によれば、光透過板12の上面を高さ方向における
原点位置とした場合に、光ビームが照射された平版印刷
版Pの原点位置に対する高さが演算可能となる。なお、
レベルセンサ64は、レベルセンサ62と同一構造であ
り、軸心Lを対称軸としてレベルセンサ62と略対称的
に配置されている。
【0033】図3にはシート材検査装置10における制
御回路の構成が示されている。この制御回路は第1演算
部90及び第2演算部92を有している。第1演算部9
0には、AD変換器94、サーボ制御部96、製品情報
シーケンサー98及び回転制御部100がそれぞれ接続
されている。また第1演算部90は、RS232C通信
インターフェイス(以下、通信インターフェイス)96
を介して第2演算部92と接続されている。第2演算部
92には、プリンタ102、外部記憶装置104、アラ
ーム出力装置106及び操作部108がそれぞれ接続さ
れている。
【0034】第1演算部90には、製品情報シーケンサ
ー98を介して検査対象となる平版印刷版Pに関する各
種の製品情報が入力される。この製品情報は、第1演算
部90及び通信インターフェイス96を介して第2演算
部92へ出力される。第2演算部92は、入力した製品
情報と操作部108に対する操作に対応した各種の操作
情報、これらの情報に対応した制御プログラムを通信イ
ンターフェイス96を介して第1演算部90へ出力す
る。
【0035】制御プログラムの入力後に第2演算部92
から第1演算部90へ検査開始信号が入力すると、第1
演算部90は制御プログラムに基づいてサーボ制御部9
4へ駆動制御信号を出力する。
【0036】サーボ制御部96は、第1演算部90から
の駆動制御信号に基づいてセンサキャリア56の幅方向
(矢印X方向)及び奥行方向(矢印Y方向)における移
動パターンを規定するX軸駆動パルス及びY軸駆動パル
スをドライバ30D,48Dへ出力する。
【0037】ドライバ30D,48DはX軸駆動パルス
及びY軸駆動パルスを所定の波形に変調し、X軸駆動パ
ルスを第1駆動モータ30へ出力し、Y軸駆動パルスを
第2駆動モータ48へ出力する。これにより、駆動モー
タ30,48は、それぞれ駆動パルスの入力に同期して
駆動パルスの信号極性に応じた回転方向へ、パルス数に
比例する回転角だけ回転する。従って、ドライバ30
D,48DからのX軸駆動パルスが第1駆動モータ30
へ入力すると、センサキャリア56はパルス周期に応じ
た速度で幅方向に沿って移動し、ドライバ30D,48
DからのY軸駆動パルスが第2駆動モータ48へ入力す
ると、センサキャリア56はパルス周期に応じた速度で
奥行方向に沿って移動する。またドライバ30D,48
DからのX軸駆動パルス及びY軸駆動パルスが同時に出
力される時には、X軸駆動パルスに対応する移動成分と
Y軸駆動パルスとに対応する移動成分との合成方向、す
なわち幅方向及び奥行方向に対して傾斜した方向へ移動
する。
【0038】(実施形態の作用)次に、本実施形態のシ
ート材検査装置10の作用を説明する。平版印刷版Pを
検査する際には、オペレータは平版印刷版Pを光透過板
12上へ載置する。光透過板12上における平版印刷版
Pが載置される位置(基準位置)は、平版印刷版Pの種
類等に応じて予め概略的に定められている。光透過板1
2には、例えば、幅方向に沿った直線でありY方向基準
線と、奥行方向に沿った直線であるX方向基準線とがそ
れぞれ描かれており、これらのY方向基準線及びX方向
基準線へ平版印刷版Pの2辺が一致するように平版印刷
版Pを光透過板12上へ載置する。これにより、平版印
刷版Pが所定の載置位置へ位置決めされる。但し、Y方
向基準線及びX方向基準線は、平版印刷版Pを概略的に
基準位置へ位置決めするための目安であり、必ずしも平
版印刷版Pの2辺を正確にY方向基準線及びX方向基準
線と正確に一致させる必要はない。
【0039】図6には光透過板12上の基準位置へ載置
された平版印刷版Pが示されている。平版印刷版Pに
は、図6(A)に示されるように帯板状のウェブを短手
方向にのみ切断した1条品と、図6(B)に示されるよ
うに帯板状のウェブを長手方向に切断した後、更に短手
方向に切断した多条品(図6(B)では2条品)とがあ
る。平版印刷版Pが多条品である場合には、光透過板1
2上には短手方向同時に切断された複数枚の平版印刷版
Pが載置され、1回の検査作業で複数枚の平版印刷版P
が検査される。
【0040】図6にはセンサキャリア56の軸心Lの軌
跡が一点鎖線により示されている。センサキャリア56
は、図6に示されるように検査開始前には平版印刷版P
上から離れた原点位置Oに待機している。第1演算部9
0には、幅方向(X軸)及び奥行方向(Y軸)における
原点位置OのX,Y座標が(0,0)として設定されて
いる。またセンサキャリア56は、原点位置Oでは軸心
Lに対する回転方向において図1に示される第1の位置
に保持されている。
【0041】本実施形態のシート材検査装置10により
1条品の平版印刷版Pを検査する場合には、検査対象と
なる平版印刷版Pの製品情報が入力された後に、第2演
算部92から第1演算部90へ検査開始信号が出力され
ると、図6(A)に示されるように制御プログラムに従
ってセンサキャリア56が原点位置Oから平版印刷版P
の方向へ移動する。このとき、エリアセンサ60からの
エッジ検出信号は、AD変換器94によりデジタル信号
に変換されて第1演算部90へ出力され、またレベルセ
ンサ62及びレベルセンサ64からのうねり検出信号
も、AD変換器94によりデジタル信号に変換されて第
1演算部90へ出力される。
【0042】センサキャリア56が平版印刷版Pの幅方
向に沿った外周縁(以下、X側外周縁という)に対応す
る位置まで移動し、エリアセンサ60が平版印刷版Pの
X側外周縁を検出すると、第1演算部90は、エリアセ
ンサ60からのエッジ検出信号をフィードバック信号と
してセンサキャリア56の現在位置を演算する。この演
算結果に基づいて第1演算部90は、制御プログラムに
より規定されるセンサキャリア56の目標位置と現在位
置との誤差を検出し、センサキャリア56の目標位置と
現在位置との誤差が可能な限り小さくなるように、サー
ボ制御96へ出力される駆動制御信号を補正する。第1
演算部90は、このようなエリアセンサ60からのエッ
ジ検出信号に基づく駆動制御信号に対する補正を一定周
期毎に実行する。これにより、平版印刷版Pが光透過板
12上の基準位置へ正確に載置されていない場合や、平
版印刷版Pの切断寸法に誤差がある場合にも、センサキ
ャリア56が制御プログラムにより定められた移動パタ
ーンに従って移動する。
【0043】第1演算部90は、エリアセンサ60によ
り平版印刷版PのX側外周縁が検出されると、センサキ
ャリア56をX側外周縁に沿って一方のコーナ側(図6
では左方コーナ側)へ移動させる。このとき、エリアセ
ンサ60は、平版印刷版PのX側外周縁の位置に対応す
るエッジ検出信号を一定の検出周期毎に出力し、また進
行方向側のレベルセンサ62は、平版印刷版PのX側外
周縁から約3mm内側の部位の高さ方向における位置に
対応するうねり検出信号を一定の検出周期毎に出力す
る。
【0044】第1演算部90は、エッジ検出信号により
平版印刷版PのX側外周縁の位置を判断し、この位置を
原点位置Oに対するXY座標に変換して内部メモリ(図
示省略)へ一時記憶すると同時に、うねり検出信号によ
りX側外周縁から約3mm内側(Y軸マイナス側)の部
位の高さ方向における位置を判断し、この位置を光透過
板12の上面を原点位置とするZ座標に変換して内部メ
モリへ一時記憶する。
【0045】第1演算部90は、エリアセンサ60がX
側外周縁の幅方向外側まで移動してX側外周縁が検出さ
れなくなり、更にうねり検出信号の出力変化によりX側
外周縁の一端(図6では左端)の位置を判断する。第1
演算部90は、X側外周縁の一端が検出されると、回転
制御部100へセンサキャリア56の第2の位置に対応
する駆動信号を出力する。これにより、ロータリアクチ
ュエータ58は、センサキャリア56を第1の位置から
図2に示される第2の位置へ回転させる。これと同時
に、第1演算部90は、平版印刷版Pの幅方向外側へ移
動したセンサキャリア56を平版印刷版Pの奥行方向
(Y軸マイナス方向)外側へ移動させる。
【0046】第1演算部90は、平版印刷版Pの奥行方
向外側へ移動したセンサキャリア56を奥行方向に沿っ
てプラス方向へ移動させる。これにより、センサキャリ
ア56が平版印刷版Pの奥行方向に沿った外周縁(以
下、Y側外周縁という)に対応する位置まで移動し、エ
リアセンサ60により平版印刷版PのY側外周縁の一端
(図6では上端)が検出される。
【0047】第1演算部90は、更にセンサキャリア5
6をY側外周縁に沿ってY軸プラス方向へ移動させる。
このとき、エリアセンサ60は、平版印刷版PのY側外
周縁の位置に対応するエッジ検出信号を一定の検出周期
毎に出力し、また進行方向側のレベルセンサ62は、平
版印刷版PのY側外周縁から約3mm内側の部位の高さ
方向における位置に対応するうねり検出信号を一定の検
出周期毎に出力する。第1演算部90は、エッジ検出信
号により平版印刷版PのY側外周縁の位置を判断し、こ
の位置を原点位置Oに対するX,Y座標に変換して内部
メモリ(図示省略)へ一時記憶すると同時に、うねり検
出信号によりY側外周縁から約3mm内側(X軸プラス
側)の部位の高さ方向における位置を判断し、この位置
を光透過板12の上面を原点位置とするZ座標に変換し
て内部メモリへ一時記憶する。
【0048】第1演算部90は、エリアセンサ60がY
側外周縁の奥行方向外側まで移動してY側外周縁が検出
されなくなると、エッジ検出信号の出力変化によりY側
外周縁の他端(図6では下端)の位置を判断する。第1
演算部90は、Y側外周縁の他端が検出されると、回転
制御部100へセンサキャリア56の第1の位置に対応
する駆動信号を出力する。これにより、ロータリアクチ
ュエータ58は、センサキャリア56を第2の位置から
第1の位置へ回転させる。これと同時に、第1演算部9
0は、平版印刷版Pの奥行方向外側へ移動したセンサキ
ャリア56を平版印刷版Pの幅方向(X軸マイナス方
向)外側へ移動させる。この後、第1演算部90は、セ
ンサキャリア56を原点位置Oから離れた側のX側外周
縁に沿って移動させる。このセンサキャリア56の移動
と共に、第1演算部90はエリアセンサ60及びレベル
センサ64からのエッジ検出信号及びうねり検出信号に
より得られたX,Y,Z座標を第1演算部90の内部メ
モリへ一時記憶する。以後、上記と同様の制御により、
未測定(左方)のY側外周縁及び原点位置Oに近い側の
X側外周縁における未測定の領域を測定して、これによ
り得られたX,Y,Z座標を第1演算部90の内部メモ
リへ一時記憶する。
【0049】第1演算部90は、平版印刷版Pの外周縁
全周の測定が完了すると、センサキャリア56を原点位
置Oへ復帰させる。第1演算部90は、センサキャリア
56が原点位置Oへ復帰すると同時に、平版印刷版Pの
外周縁全周に対応するX,Y,Z座標のデータをトリガ
信号と共に第2演算部92へ出力する。ここで、エリア
センサ60及びレベルセンサ62,64は、一定周期の
同期信号の入力タイミングに同期してエッジ検出信号及
びうねり検出信号を出力する。この同一タイミングで出
力されるエッジ検出信号及びうねり検出信号は、近似的
に平版印刷版Pの同一検出点を検出して得られた検出信
号であると見做される。またセンサキャリア56は、平
版印刷版Pの外周縁に沿って等速度で移動する。これに
より、エリアセンサ60及びレベルセンサ62,64
は、同期信号の周期に対応する一定の微小ピッチ毎に平
版印刷版Pの外周縁に沿って設定される検出点を測定す
ることになる。
【0050】第1演算部90からトリガ信号が入力する
と第2演算部92は、平版印刷版Pの外周縁全周に対応
するX,Y座標のデータに基づいて平版印刷版Pのカッ
ト長(Y軸に沿った長さ)、スリット長(X軸に沿った
長さ)及び4コーナの直角度をそれぞれ算出する。また
第2演算部92は、平版印刷版Pの外周縁全周に対応す
るZ座標のデータに基づいて平版印刷版Pの外周縁部の
高さ方向(矢印Z方向)への凹凸、すなわちうねりの最
大値及び、所定のしきい値以上の大きさを有するうねり
の個数を算出する。
【0051】第2演算部92は、座標データから算出さ
れた平版印刷版Pのカット長、スリット長及び4コーナ
の直角度並びに平版印刷版Pの外周縁部のうねりの最大
値及びうねりの個数からなる測定値を、製品情報に含ま
れる製品規格と比較し、測定値が製品規格の許容範囲内
か否かを判定する。2演算部92は、検査対象である平
版印刷版Pの測定値の何れかが製品規格の許容範囲から
外れたことを判定すると、アラーム出力装置106によ
りアラームを出力する。また第2演算部92は、平版印
刷版Pの全ての測定値をプリンタ102により紙等の記
録媒体へ印字記録させると共に外部記憶装置104内に
蓄積する。
【0052】以上、シート材検査装置10により1条品
の平版印刷版Pを検査する場合を説明したが、2条品の
平版印刷版Pを検査する場合には、図6(B)に示され
るように光透過板12上に載置された2枚の平版印刷版
Pのうち1枚の平版印刷版Pの外周縁全周を測定した
後、残り1枚の光透過板12の外周縁全周を測定するよ
うに制御プログラムが設定されている。これにより、1
回の検査動作により2枚の平版印刷版Pに対する測定値
がそれぞれ第2演算部92へ出力され、第2演算部92
は、2枚の平版印刷版Pの測定値をそれぞれ製品情報に
含まれる製品規格と比較し、測定値が製品規格の許容範
囲内か否かを判定する。
【0053】以上説明した本実施形態のシート材検査装
置10によれば、第1演算部90がエリアセンサ60に
よる検出点がシート材である平版印刷版Pの外周縁に沿
って移動すると共に、レベルセンサ62,64による検
出点が平版印刷版Pの外周縁部に沿って移動するように
センサキャリア56の移動方向及び移動量を制御するこ
とにより、エリアセンサ60からのエッジ検出信号によ
り平版印刷版Pの外周縁をX,Y座標の集合として検出
でき、かつレベルセンサ62,64からのうねり検出信
号により平版印刷版Pの外周縁部に沿った高さ変化をZ
座標の集合として検出できる。この結果、第2演算部9
2は、平版印刷版Pの外周縁全周に対応するX,Y,Z
座標のデータにより平版印刷版Pのカット長、スリット
長及び4コーナの直角度並びに平版印刷版Pの外周縁部
のうねりの最大値及びうねりの個数を算出できる。
【0054】また第2演算部92は、検査対象となる平
版印刷版Pに関する上記測定値を製品情報に含まれる製
品規格と比較することで、平版印刷版Pが製品規格に適
合するか否かを自動的に判定する。この結果、平版印刷
版Pに対する測定結果に基づいて平版印刷版Pのカット
長、スリット長及び4コーナの直角度並びに平版印刷版
Pの外周縁部のうねりの最大値及びうねりの個数が製品
規格に適合するか否かを、オペレータが製品規格を参照
して判定する必要がなくなるので、平版印刷版Pが製品
規格に適応するか否かを短時間で、かつ正確に自動判定
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシート材検
査装置によれば、シート材の寸法及び形状を短時間で精
度よく検査でき、かつシート材に対する検査作業の大幅
な自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート材検査装置のセ
ンサキャリアが第1の位置にある状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係るシート材検査装置のセ
ンサキャリアが第2の位置にある状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施形態に係るシート材検査装置にお
ける制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るシート材検査装置にお
けるエリアセンサの構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るシート材検査装置にお
けるレベルセンサの構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態に係るシート材検査装置にお
けるセンサキャリアの移動軌跡を示す平面図である。
【符号の説明】
10 シート材検査装置 12 光透過板(検査台) 56 センサキャリア(搬送手段) 60 エリアセンサ(エッジ検出手段) 62 レベルセンサ(うねり検出手段) 64 レベルセンサ(うねり検出手段) 90 第1演算部(搬送制御手段、演算手段) 62 第2演算部(演算手段) 96 サーボ制御手段(搬送制御手段) 110 エンコーダ(搬送制御手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 21/02 G01B 11/24 A Fターム(参考) 2F065 AA23 AA24 AA46 AA47 AA53 AA54 BB01 CC00 FF15 FF42 GG06 GG12 HH05 JJ02 JJ16 JJ25 LL04 LL08 MM07 MM14 MM24 MM28 NN00 PP22 QQ03 QQ23 SS06 SS09 2F069 AA31 AA42 AA49 AA52 AA54 AA63 BB40 CC06 DD30 GG04 GG07 GG59 GG62 GG63 HH09 HH11 JJ07 JJ27 NN08 QQ03 2H114 AA04 EA02 EA08 FA01 GA01 3F048 AA01 AB07 BA11 BB05 CA03 DA06 DB02 DB09 DB13 DC11 EB30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材が載置される検査台と、 前記検査台上に載置されたシート材の外周縁における任
    意の点へ対応する検出位置へ移動すると、該検出位置に
    対応する検出点の位置を検出するエッジ検出手段と、 前記検査台上へ載置されたシート材における任意の点へ
    対応する検出位置へ移動すると、該検出位置に対応する
    検出点の高さを検出するうねり検出手段と、 前記エッジ検出手段及び前記うねり検出手段を前記検査
    台上の任意の位置へ移動させる搬送手段と、 前記搬送手段により前記エッジ検出手段による検出点を
    シート材の外周縁に沿って移動させると共に、前記うね
    り検出手段による検出点をシート材の外周縁部に沿って
    移動させる搬送制御手段と、 前記エッジ検出手段及び前記うねり検出手段からの検出
    信号により前記検査台上へ載置されたシート材の寸法及
    び形状を判断する演算手段と、 を有することを特徴とするシート材検査装置。
  2. 【請求項2】 外部入力された検査対象とするシート材
    の製品情報に基づいて前記検査台上へ載置されたシート
    材の寸法及び形状が予め定められた製品規格に適合する
    か否かを判定する演算手段を有することを特徴とする請
    求項1記載のシート材検査装置。
JP11234995A 1999-08-23 1999-08-23 シート材検査装置 Pending JP2001059720A (ja)

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