JP2001053950A - 画像デ−タの補正処理装置 - Google Patents

画像デ−タの補正処理装置

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JP2001053950A
JP2001053950A JP11227749A JP22774999A JP2001053950A JP 2001053950 A JP2001053950 A JP 2001053950A JP 11227749 A JP11227749 A JP 11227749A JP 22774999 A JP22774999 A JP 22774999A JP 2001053950 A JP2001053950 A JP 2001053950A
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Toshiki Yamamura
村 俊 己 山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割境界前後の画質低下なしに分割画像デ−
タを同時並行して補正処理する。分割境界前後の画像デ
−タを、それらが時間的には離れる場合にも、正確に処
理する。画像上エッジ判定を、分割境界前後において正
しく実現する。 【解決手段】 分割画像上の各画素を順次に注目画素と
定めてその画像デ−タを周辺画素の画像デ−タを用いて
補正する、複数の処理手段45F,45L;を備え、各
手段は、隣り合う分割画像を受ける対45F,45Lに
おいて、相手方分割画像の、分割境界に接する画素の画
像デ−タを自己方分割画像の画像デ−タに、画像上連続
する形で付加して前記補正処理をする(図9)。又は上
流側分割画像デ−タの末尾を下流側手段45Lにも与
え、上流側手段45Fは、不完全処理となる末尾の補正
デ−タを捨て、下流側手段45Lがその分の完全処理の
補正デ−タを付加して出力(図13)。又は、ラインメ
モリを用いる(図16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示又はプリント
用の画像デ−タを生成する画像処理装置に関し、特に、
原画像を表わす画像デ−タが、原画像を複数に分断した
分割画像を表わす複数組で与えられる場合に適用する画
像処理装置に関し、特に、これに限定する意図ではない
が、分割画像に対して画像上のエッジを明確にするエッ
ジ判定処理を効果的に施す、画像デ−タの補正処理装置
に関する。この装置は例えば、原稿スキャナあるいは撮
像電子装置を用いる電子カメラの撮影画像の処理に用い
ることができ、また例えば複写機,プリンタ,ファクシ
ミリなどの画像形成装置に用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年の画像読取,表示出力,プリント出
力等の画像処理能力向上と、複写機のコピースピードの
増加に伴ない、処理の基準時間となるクロックスピード
の増加が激しくなってきている。また、それに伴なっ
て、画像処理における画像データフォーマットや画像デ
ータの同期信号と画像データの関係を改良して、画像デ
ータの量子化数を今までより減らして複数画素を束ねて
(パッキングして)処理することで一度に複数画素分の
処理を実行させたり、また、1ライン分の画像デ−タを
複数組に分割して並列処理を行うライン分割処理を採用
することで画像処理速度を向上させることが行われつつ
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、主走査方向x
の画像読取の幅をA4版の短辺をカバ−する短幅から、
長辺をカバ−する広幅に変更すると、A4版の縦方向副
走査を、横方向副走査に変えて、副走査長が短くなる
分、原稿読取時間を短縮できるし、A3版原稿の画像読
取も可能となる。1個のCCDの主走査方向読取幅を広
くすると、分解能は同じとすると、1ライン分の読取速
度が低下する。CCDの主走査方向の読取幅を広げるこ
となく、むしろ狭くするために、主走査方向の最大読取
幅を複数(例えば2)に分割し、複数個のCCDで分割
読取りするのが好ましい。
【0004】ところが、読取った画像デ−タの画質改善
処理は、分割読取の各分割領域の画像デ−タを画面全幅
につなぎ合せて、従来のライン単位にしてから行なって
おり、画質改善処理の高速化も望まれる。画像エッジを
明瞭にするための主走査方向のエッジ判定処理について
は、特開平10−243214号公報に、シェ−ディン
グ補正した画像デ−タについて、注目画素の濃度(画像
デ−タ)が所定値TH1以下で、注目画素の左,右隣り
の画素の濃度差がTH2を越えると、注目画素がエッジ
であると判定する処理が説明されている。この判定の信
頼性を高くするには、画像デ−タにフィルタリング(平
滑化処理)を施して、ノイズを除去した画像デ−タを、
エッジ判定に使用するのが好ましいが、フィルタリング
は、注目画素のみならず、その前後の画素の画像デ−タ
も導入して重み付け平均により注目画素の濃度を算出す
るものであるので、分割読取りの分割境界の直前と直後
では、正しいフィルタリング処理値が得られない。
【0005】本発明は、分割画像を表わす複数組の画像
デ−タの各組の並行した補正処理を、分割境界前後の画
質を低下することなく実現することを第1の目的とし、
各組の画像デ−タが、画像上は連続であるべきであるが
時間的には離れる場合にも、分割境界前後においても補
正処理による画質の向上を実現することを第2の目的と
し、画像デ−タに基づいて画像上のエッジを認知してエ
ッジを明瞭にする画像デ−タ処理を行なうエッジ判定処
理を、複数組の画像デ−タの各組につき効果的にしかも
分割境界前後においても高い判定精度で実現することを
第3の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)主走査方向xおよ
び副走査方向yに分布する一画像を少くとも一方の方向
で複数に分割した各分割画像を表わす、複数組の画像デ
−タの各組をそれぞれが受けて、組内の各画像デ−タが
宛てられた、分割画像上の各画素を順次に注目画素と定
めてその画像デ−タを周辺画素の画像デ−タを用いて補
正する、複数の補正処理手段(45F,45L);を備え、前記
複数の補正処理手段(45F,45L)のそれぞれは、前記走査
方向で隣り合う分割画像の各組の画像デ−タを受ける対
(45F,45L)において、相手方分割画像の、分割境界に接
する画素の画像デ−タを自己方分割画像の画像デ−タ
に、画像上連続する形で付加して前記補正の処理を行な
う(図9)、ことを特徴とする、画像デ−タの補正処理装
置(図5)。
【0007】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対
応事項を、参考までに付記した。
【0008】これによれば例えば、主走査方向xで、注
目画素より1画素又は2画素前までおよび2画素後又は
1画素後まで、注目画素を含めて計4画素の画像デ−タ
に基づいて、それらの画像デ−タに、注目画素からの距
離に反比例する重みを付けた重み平均をとってそれを重
み付け平均値を注目画素の画像デ−タ(daj,dbj)と補正
し、この注目画素の画像デ−タ(daj,dbj)がエッジ検出
しきい値(128)より小さく、注目画素の1画素前と1画素
後の画像デ-タの差がエッジ差分値(30)を越えると、注
目画素がエッジと判定し、この画素に接する4画素にも
エッジ情報を与えてエッジ膨張を行ない、注目画素を含
む5画素をエッジとするエッジ判定処理(図10〜12),の
場合には、相手方から、自己方画像デ−タ(の画素)の
後尾又は先頭に連続すべき5画素の画像デ−タを受けて
つなぐこと(図9)により、自己方がエッジ判定処理すべ
き画像デ−タ(の画素)のすべてに対して、不足のない
前,後画像デ−タに基づいた処理を完遂することがで
き、各組の画像デ−タを並行して別個にエッジ判定処理
する場合でも、分割境界前後のエッジ判定処理が完全に
なって、そこで画質が低下することがない。
【0009】この態様(1)は、図8に示すように、分
割画像デ−タ(F側,L側画像デ−タ)が、走査方向で
上流側の組(F側)の尾端に、時間的な遅れなく下流側
の組(L側)の先端が連続する形で与えられる場合に適
する。この場合には、最も単純な機能構成で、上述の処
理を実現しうる。 (2)主走査方向xおよび副走査方向yに分布する一画
像を少くとも一方の方向で複数に分割した各分割画像を
表わす、複数組の画像デ−タの各組をそれぞれが受け
て、組内の各画像デ−タが宛てられた、分割画像上の各
画素を順次に注目画素と定めてその画像デ−タを周辺画
素の画像デ−タを用いて補正する、複数の補正処理手段
(45F,45L);を備え、前記走査方向で隣り合う分割画像
の各組の画像デ−タを受ける対の補正処理手段(45F,45
L)の、前記走査方向で上流側の分割画像の画像デ−タを
受けるもの(45F)が、分割境界より自己分担側の複数画
素、すなわち少くとも下流側の分割画像の画像デ−タを
受けるもの(45L)が走査方向で分割画像の始端となる画
素につき補正処理を有効に行なうに必要な受け渡し画素
およびこれらの受け渡し画素につき補正処理を有効に行
なうに必要な演算画素を含む上流側画素群、の画像デ−
タを、下流側の分割画像の画像デ−タを受けるものに送
り渡し(図15);下流側の分割画像の画像デ−タを受ける
もの(45L)は、前記上流側画素群を自己方分割画像の画
像デ−タに、画像上連続する形で付加して前記補正の処
理を行なう(図15);ことを特徴とする、画像デ−タの補
正処理装置(図13)。
【0010】上述のエッジ判定処理を例にあげると、こ
の実施態様では、図15に示すように、上流側の分割画
像の画像デ−タA(主走査方向xの前半画像の組)の、
最後の5画素(受け渡し画素)およびそれに先行し隣接
する5画素(演算画素)、計10画素の画像デ−タを、
上流側補正処理手段(45F)から下流側補正処理手段(45L)
に与えて、上流側補正処理手段(45F)は画像デ−タAの
すべて(全画素)についてエッジ判定処理を行なうが、
参照デ−タが不足し判定精度が低い、最後の5画素(受
け渡し画素)については、処理結果を捨てる。すなわち
最後の5画素は、上流側補正処理手段(45F)の出力から
削除する。下流側補正処理手段(45L)は画像デ−タB
(主走査方向xの後半画像の組)の先頭に前記10画素
の画像デ−タをを付加してそれらからエッジ判定処理を
行ない、画像デ−タBとそれに先行し接する5画素(受
け渡し画素)のエッジ判定処理結果を、該5画素分から
出力する。すなわち、上流側補正処理手段(45F)が果定
結果を捨てた5画素(受け渡し画素)についてのエッジ
判定情報(エッジか否か)をセ−ブする。
【0011】したがって、この態様(2)でも、結果的
には、全組の画像デ−タ(A+B)のすべてに対して、
不足のない前,後画像デ−タに基づいたエッジ判定処理
を完遂することができ、各組の画像デ−タを並行して別
個にエッジ判定処理する場合でも、分割境界前後のエッ
ジ判定処理が完全になって、そこで画質が低下すること
がない。
【0012】この態様(2)は、図14に示すように、
分割画像デ−タ(F側,L側画像デ−タ)が、走査方向
で上流側の組(F側)の尾端に対して、それに連続すべ
き下流側の組(L側)の先端が、時間的に遅れる場合に
適する。 (3)一画像を主走査方向xで複数aに分割した各分割
画像を表わす、複数a組の画像デ−タの同一ラインのも
のをそれぞれが読み書きする、複数aの入力バッファメ
モリ(461,462F,462L);各入力バッファメモリから各ラ
インの画像デ−タをそれぞれが受けて、同一ライン上の
各画像デ−タが宛てられた、分割画像上の各画素を順次
に注目画素と定めてその画像デ−タを周辺画素の画像デ
−タを用いて補正し、補正デ−タに基づいて制御デ−タ
を生成する複数aの制御デ−タ生成手段(451F〜453F,45
1L〜453L); それぞれが各制御デ−タ生成手段が生成
した制御デ−タを書き込み、前記分割画像を表わす複数
a組の画像デ−タと対応する複数a組の制御デ−タに分
けて読出し出力する、複数aの出力バッファメモリ(46
3,464F,464L);各出力バッファメモリから各組の制御デ
−タをそれぞれが受けて、各画素には制御デ−タに応じ
た画像処理(単純多値化/誤差拡散)を施した画像デ−タ
を宛てる、複数aの処理選択手段(454F,454L);を備え
る、画像デ−タの補正処理装置(図16)。
【0013】例えば一画像を主走査方向xで左半分側
(F側)と右半分側(L側)に分割して読取った2組の
画像デ−タ(F側,L側)が与えられる場合は、1対の
入力バッファメモリ(462F,462L),1対の制御デ−タ生
成手段(451F〜453F,451L〜453L),1対の出力バッファ
メモリ(463,464F,464L)および1対の処理選択手段(454
F,454L)を備える。各組の画像デ−タの奇数番ラインの
画像デ−タ(A,B)を一方のメモリ(462L)に画素位
置対応で書込み、偶数番ラインの画像デ−タ(C,D)
を他方のメモリ(462F)に画像位置対応で書込む。そし
て、奇数番ライン入力のメモリ(462L)の画像デ−タ
(A,B)を、位置並び(画素並び)順に読出して奇数
番ライン処理用の制御デ−タ生成手段(451L〜453L)に
て、上述のエッジ判定処理を1ライン全長に及んで行な
い、制御デ−タであるエッジ判定結果(各画素が画像エ
ッジか否かを示す、各画素宛てのエッジ情報)を、奇数
番ライン出力用のメモリ(464L)に書込み、偶数番ライン
入力のメモリ(462F)の画像デ−タ(C,D)を、位置
並び順に読出して偶数番ライン処理用の制御デ−タ生成
手段(451F〜453F)にて、上述のエッジ判定処理を1ライ
ン全長に及んで行ない、制御デ−タであるエッジ情報
を、偶数番ライン出力用のメモリ(464F)に書込む。
【0014】そして、奇数番および偶数番ライン出力用
のメモリ(464L,464F)から、元の右半分,左半分の区分
すなわち各組の区分(A,C/B,D)でエッジ情報を読出し
て、右半分の組のエッジ情報を一方の処理選択手段(454
F)に、左半分の組のエッジ情報を一方の処理選択手段(4
54L)に与える。これらの処理選択手段(454F,454L)が、
制御デ−タであるエッジ情報に応じた画像処理(単純多
値化/誤差拡散)を施した画像デ−タを、それぞれ右半分
の組の画像デ−タおよび左半分の組の画像デ−タとして
出力する。すなわち補正処理した画像デ−タを出力す
る。
【0015】この態様(3)では、右半分と左半分の組
の画像デ−タを位置的に連続な一ラインの連なりとして
エッジ判定処理を行なうので、左右分割境界前後のエッ
ジ判定処理が完全になって、そこで画質が低下すること
がない。奇数番ラインと偶数番ラインのエッジ判定処理
を並行して行なうので、一ライン連続処理とするにもか
かわらず、分割処理速度と実質上同一の高速度で処理が
行なわれる。
【0016】この態様(3)は、図8に示すように、分
割画像デ−タが、走査方向で上流側の組の尾端に、時間
的な遅れなく下流側の組の先端が連続する形で与えられ
る場合、ならびに、図14に示すように、分割画像デ−
タが、走査方向で上流側の組の尾端に対して、それに連
続すべき下流側の組の先端が、時間的に遅れる場合、の
いずれにも適する。
【0017】
【発明の実施の形態】(4)主走査方向xおよび副走査
方向yに分布する一画像を少くとも一方の方向で複数に
分割した各分割画像を表わす、複数組の画像デ−タの各
組をそれぞれが受けて、組内の各画像デ−タが宛てられ
た、分割画像上の各画素を順次に注目画素と定めてその
画像デ−タを周辺画素の画像デ−タを用いて平滑化処理
し、この処理をした注目画素およびその周辺画素の画像
デ−タを比較して注目画素がエッジかを判定し、エッジ
と判定するとこの判定を注目画素の周辺画素にも与えて
エッジの画素数を増やし、各画素には判定に応じた画像
処理を施した画像デ−タを宛てる、複数のエッジ処理手
段(45F,45L);を備え、前記複数のエッジ処理手段のそ
れぞれは、前記走査方向で隣り合う分割画像の各組の画
像デ−タを受ける対(45F,45L)において、相手方分割画
像の、分割境界に接する画素の画像デ−タを自己方分割
画像の画像デ−タに、画像上連続する形で付加して(図
9)前記平滑化処理以下の処理を行なう、ことを特徴とす
る、画像上エッジ処理用の、画像デ−タの補正処理装置
(図5)。 (5)主走査方向xおよび副走査方向yに分布する一画
像を少くとも一方の方向で複数に分割した各分割画像を
表わす、複数組の画像デ−タの各組をそれぞれが受け
て、組内の各画像デ−タが宛てられた、分割画像上の各
画素を順次に注目画素と定めてその画像デ−タを周辺画
素の画像デ−タを用いて平滑化処理し、この処理をした
注目画素およびその周辺画素の画像デ−タを比較して注
目画素がエッジかを判定し、エッジと判定するとこの判
定を注目画素の周辺画素にも与えてエッジの画素数を増
やし、各画素には判定に応じた画像処理を施した画像デ
−タを宛てる、複数のエッジ処理手段(45F,45L);を備
え、前記走査方向で隣り合う分割画像の各組の画像デ−
タを受ける対のエッジ処理手段の、前記走査方向で上流
側の分割画像の画像デ−タを受けるもの(45F)が、分割
境界より自己分担側の複数画素、少くとも下流側の分割
画像の画像デ−タを受けるもの(45L)が走査方向で分割
画像の始端となる画素につきエッジ判定を有効に行なう
に必要な受け渡し画素およびこれらの受け渡し画素につ
きエッジ判定を有効に行なうに必要なエッジ演算画素を
含む上流側画素群、の画像デ−タを、下流側の分割画像
の画像デ−タを受けるものに送り渡し(図15)、かつ受け
渡し画素についての自己のエッジ判定は保留又は無効と
し;下流側の分割画像の画像デ−タを受けるもの(45L)
は、前記上流側画素群を自己方分割画像の画像デ−タ
に、画像上連続する形で付加して前記平滑化処理以下の
処理を行ない、エッジ演算画素についての自己のエッジ
判定を保留又は無効とするが、受け渡し画素以降の画素
についての自己のエッジ判定を有効とする;ことを特徴
とする、画像上エッジ処理用の、画像デ−タの補正処理
装置(図13)。 (6)一画像を主走査方向xで複数aに分割した各分割
画像を表わす、複数a組の画像デ−タの同一ラインのも
のを読み書きする、複数aの入力バッファメモリ(461,4
62F,462L);各入力バッファメモリから各ラインの画像
デ−タをそれぞれが受けて、同一ライン上の各画像デ−
タが宛てられた、分割画像上の各画素を順次に注目画素
と定めてその画像デ−タを周辺画素の画像デ−タを用い
て平滑化処理し、この処理をした注目画素およびその周
辺画素の画像デ−タを比較して注目画素がエッジかを判
定し、エッジと判定するとこの判定を注目画素の周辺画
素にも与えてエッジの画素数を増やす複数aのエッジ判
定手段(451F〜453F,451L〜453L);それぞれが各エッジ
処理手段の判定デ−タを書き込み、前記分割画像を表わ
す複数a組の画像デ−タと対応する複数a組の判定デ−
タに分けて読出し出力する、複数aの出力バッファメモ
リ(463,464F,464L);各出力バッファメモリから各組の
判定デ−タをそれぞれが受けて、各画素には判定に応じ
た画像処理を施した画像デ−タを宛てる、複数aのエッ
ジ処理手段(454F,454L);を備える、画像上エッジ処理
用の、画像デ−タの補正処理装置(図16)。 (7)原稿の注目画素に関して、主走査方向の周辺画素
により平滑化処理する手段(451F,451L)と、注目画素お
よびその周辺画素に関して平滑化を行なった結果の大き
さを比較してエッジを判定する手段(452F,452L)と、エ
ッジ判定画素が存在した場合、そのエッジ判定を周辺画
素に膨張し、エッジ結果とする手段(453F,453L)と、エ
ッジ結果に従って、前段で処理(単純多値化,誤差拡
散)されたデータ群の中から、出力すべき画像データを
選択する手段(454F,454L)を具備する画像処理装置にお
いて、主走査方向の1ラインを複数(2)に分割してブロ
ック処理される場合に、分割境界における相手ブロック
のデータを参照して境界データを連続的に処理すること
を特徴とする、画像処理装置(図5)。 (8)原稿の注目画素に関して、主走査方向の周辺画素
により平滑化処理する手段(451F,451L)と、注目画素お
よびその周辺画素に関して平滑化を行なった結果の大き
さを比較してエッジを判定する手段(452F,452L)と、エ
ッジ判定画素が存在した場合、そのエッジ判定を周辺画
素に膨張し、エッジ結果とする手段(453F,453L)と、エ
ッジ結果に従って、前段で処理(単純多値化,誤差拡
散)されたデータ群の中から、出力すべき画像データを
選択する手段(454F,454L)を具備する画像処理装置にお
いて、分割境界における境界データを上流のブロックか
ら下流のブロックへ送り渡すことにより処理することを
特徴とする画像処理装置(図13)。 (9)原稿の注目画素に関して、主走査方向の周辺画素
により平滑化処理する手段(451F,451L)と、注目画素お
よびその周辺画素に関して平滑化を行なった結果の大き
さを比較してエッジを判定する手段(452F,452L)と、エ
ッジ判定画素が存在した場合、そのエッジ判定を周辺画
素に膨張し、エッジ結果とする手段(453F,453L)と、エ
ッジ結果に従って、前段で処理(単純多値化,誤差拡
散)されたデータ群の中から、出力すべき画像データを
選択する手段(454F,454L)を具備する画像処理装置にお
いて、複数に分割された画像データをラインバッファ(4
61,462F,462L)を用いて1ライン分に戻して処理するこ
とを特徴とする画像処理装置(図16)。
【0018】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0019】
【実施例】−第1実施例− 図1の(a)に本発明の第1実施例の外観を示す。この
実施例はデジタル複写機であり、レ−ザプリンタPRR
に複写,ファクシミリ送受信およびコンピュ−タ出力の
制御を行なうコントロ−ラCRUを接続し、このコント
ロ−ラCRUにスキャナSCRおよび操作ボ−ドOPB
を接続したものである。
【0020】図1の(b)には、(a)に示す複写機を
x−z面で破断した断面の概要を示す。原稿は読み取り
面が下向きになるようにコンタクトガラス1上にセット
され、光源2(2a,2b)により照明され、その反射
光がミラー3〜7およびレンズ8を通して反射および収
束され、イメージラインセンサ(以下、CCD)9(9
a,9b)により読み取られる。この実施例では、CC
D9は、コンタクトガラス1に定めた、主走査方向xの
読取領域の中央を境に、主走査方向xの原点から該中央
までの領域FをF側読取のCCD9aが、該中央から読
取領域終点までの領域LをL側読取のCCD9bが読取
るように、2個のCCD9a,9bが備わっている。
【0021】光源2及びミラー3は、コンタクトガラス
1の下面をコンタクトガラス1と平行に副走査方向yに
移動する走行体10に搭載されている。ミラ−4,5を
搭載された走行体11も同方向に移動するが、走行体1
0の移動速度の1/2の速度で走行体11が移動し、こ
れにより、走行体10,11の移動の間、ミラ−3か
ら、ミラ−4〜7およびレンズ8を介してイメ−ジセン
サ−9に至る光学長は一定である。主走査は、CCDイ
メージセンサ9a,9bの固体走査(主走査x)によっ
て行われ、原稿画像はCCDイメージセンサ9a,9b
によって読み取られ、前述のように光学系がy方向に移
動することで原稿全体が副走査yされることになってい
る。
【0022】レーザープリンタPRRには、レーザー書
き込み系,画像再生系ならびに給紙系などが備わってい
る。前記レーザー書き込み系のレーザー出力ユニット2
1の内部には、レーザー光源であるレーザーダイオード
及び電気モ−タによって高速で定速回転する多角形ミラ
ー(ポリゴンミラー)が設けられている。レーザー書き
込み系から出力されるレーザー光が、画像再生系の感光
体ドラム24に照射される。感光体ドラム24の周囲に
は、帯電チャージャ25,イレーサ26,現像ユニット
27,分離爪30,クリーニングユニット31などが備
わっている。尚、感光体ドラム24の一端近傍でレーザ
ービームが照射される位置に、主走査同期信号(MSY
NC)を発生するビームセンサ(図示せず)が配置され
ている。このレーザープリンタにおける画像再生のプロ
セスを簡単に説明すると、感光体ドラム24の周面は、
帯電チャージャ25によって一様に高電位に帯電され
る。その周面にレーザー光が照射されると、照光された
部分は電位が下かる。レーザー光は記録再生の黒/白に
応じてオン/オフされ、なおかつパルス幅変調(PW
M)またはパワー変調(PM)によって、感光体ドラム
面上のレーザー照射エネルギーを制御する。その結果、
感光体ドラム面上には、記録画像の階調レベルに対応す
る電位分布、すなわち静電潜像が形成される。静電潜像
が形成された部分が現像ユニット27を通ると、その電
位の高低に応じてトナーが付着し、静電潜像が、可視化
したトナー像となる。トナー像が形成された部分に所定
のタイミングで記録シート32が送り出されそれにトナ
−像が転写される。記録シ−ト32は、その後分離チャ
ージャ29ならびに分離爪30によって、感光体ドラム
24から分離される。分離された記録シート32は、搬
送ベルト34によって搬送され、ヒータを内蔵した定着
ローラ35によって加熱定着されたのち、排紙トレイ3
6に排出される。
【0023】給紙カセット33内の記録シートは、給紙
ローラ37によって給紙される。給紙ローラ37から給
紙された記録シートは、レジストローラ38に当接した
状態で一旦停止し、記録プロセスの進行に同期したタイ
ミングで感光体ドラム24に送り込まれる。
【0024】図2の(a)には、図1に示すデジタル複
写機の、複写機能の全体ブロック構成を示す。処理全般
の指示を与えるコントロ−ラCRUのCPU60が、ス
キャナSCRおよびプリンタPRRに、指示信号,制御
信号および同期信号を与えると共に、コントロ−ラCR
U内の画像処理部40および画像蓄積部にも、指示信
号,制御信号および同期信号を与える。
【0025】CCD9a,9bにより読み取られ、A/
D変換によるデジタルデ−タに変換された2組の画像デ
ータF,Lは、スキャナSCRにおいてスキャナ特性の
補正を受け、コントロ−ラCRUの画像処理部40にお
いて単純多値化,誤差拡散,ディザなど所定の画質処理
を施された後、下位ブロックの画像フォーマットに従っ
て出力され、画像蓄積部50に送られる。画像蓄積部5
0は、少なくともコピー出力紙(以下、転写紙)一枚分
の画像編集用の一時的なメモリ領域と、HDなどの大容
量の記憶媒体を持つことにより、多数部の画像データを
蓄積可能で、画像データの圧縮/伸張機能を有して、画
像情報の蓄積量を更に増やしている。プリンタPRRは
画像蓄積部から画像データを受け取って転写紙に出力す
る。
【0026】図2の(b)に、画像処理部40の構成を
示す。これは2組の画像データF,Lを別個に、同時に
並行して処理するために、2系統の処理部40F,40
Lとなっている。γ補正処理42(42F,42L)
は、RAMなどの記憶領域に予め格納された多数の変換
テーブルを通して、画質の濃度変調の調整をおこなう。
単純多値化処理43(43F,43L)は、プリンタP
RRが1画素宛ての1ドットに関して階調表現しうる数
段階の記録濃度値に画像デ−タを変換するものであり、
複数個のしきい値との比較によって、入力画像デ−タ
を、該数段階のいずれの段に属するかを表わすデ−タに
変換する。誤差拡散処理44(44F,44L)は、量
子化レベルを落とす時に発生した誤差を周囲の量子化時
に分配することにより、濃度を保存する処理をおこな
う。ディザ処理45(45F,45L)は、画素1ドッ
トを複数の参照テーブルを用いて量子化レベルを低くし
ながらも階調性を重視した中間調処理をおこなう。
【0027】エッジ分離処理45(45F,45L)
は、「エッジ処理モ−ド」が”文字,線画”用処理を指
定するものであるときに、エッジ判定処理を行なって、
画像上のエッジと見なした画素には、単純多値化処理4
3が生成した画像デ−タを出力し、エッジでない画素に
は、誤差拡散処理44が生成した画像デ−タを出力す
る。「エッジ処理モ−ド」が”写真等中間調”用処理を
指定するものであるときには、エッジ分離処理45は、
ディザ処理45が生成する記録ドット密度による面積階
調表現用の画像デ−タを出力する。「エッジ処理モ−
ド」信号は、CPU60が、原稿読取に先立って設定す
る態様と、画像処理部40に含まれる、図示しない階調
(写真)/線画(文字)領域判定回路が、画像デ−タに
基づいて判定する画調に応じて自動設定する態様、なら
びにそれらの組合せがある。
【0028】図3の(a)に、γ補正処理42Fの構成
を示す。例えば8ビットの画像データをγ変換するため
には、予めダウンロード切り替え信号でデータ選択部4
21FをCPUアドレス側に倒しておいて、RAM42
2Fのチップセレクトとライトイネーブルをアクティブ
にしてRAM422FにCPU60からダウンロード
し、通常動作中はダウンロード切り替え信号でデータ選
択部421Fを入力画像データ側に切り替えてRAM4
22Fのアドレスとし、アドレスに対して出力されたデ
ータをγ変換後のデータとして取り出す。この構成によ
り、γ変換処理前にγ変換の要求特性に対応した色々な
データをCPU60からRAM422Fへダウンロード
することにより、外部からCPU60へ与えられた要求
特性を満すγ変換を行なう。
【0029】図3の(b)に、誤差拡散処理43Fの構
成を示す。誤差加算431Fは、処理対象画素となるM
の階調数を有する入力画像データDijと、誤差演算43
2Fから受け取ったDijに対しての周辺誤差情報を受け
取り、それらの和を取って、N(N≦Mの自然数)の階
調数を有する誤差補正後の入力画素データSijを出力す
る。量子化433Fは、誤差補正後の入力画素データS
ijと、CPU60から受け取った求める量子化数(入力
画像データMビットに対し、Nビット、但しM>N)に
合わせた量子化しきい値を受け取り、階調処理を行なっ
て出力画像データGijを出力する。
【0030】誤差演算432Fは誤差補正後の入力画素
データSijと、出力画像データGijを受け取って、入力
画像データDijを量子化した際の量子化誤差Eijを求め
る。量子化誤差Eijは誤差マトリクス蓄積435Fにお
いて、ラインメモリなどの記憶素子にたいして書き込み
/読み出しされる。誤差演算432Fは誤差マトリクス
蓄積435Fから得られた、図3の(c)に示すような
形状の誤差拡散マトリクスを生成し、各マトリクス係数
に従って、処理対象画素(図3の(c)上で×印)とな
る入力画像データDijの周辺誤差情報を算出する。図3
の(c)上で横方向が主走査方向x、縦方向が副走査方
向yであり、1つの4角(ブロック)が1画素を表わ
し、数字が係数値を示す。図3の(c)に示すような誤
差マトリクスとその係数の場合、注目画素Dijに対する
周辺誤差情報Eは、 E=(Di−2,j−1+2×Di−1,j−1+4×
Di,j−1+2×Di+1,j−1+Di+2,j−
1+2×Di−2,j+4×Di−1,j)/16 で与えられる。
【0031】図4の(a)に、ディザ処理44Fの構成
を示す。アドレスカウンタ制御441Fは、画像データ
の制御信号群であるFlgateとFfgateを受け取って、
主走査側および副走査側についてカウントを行ない、こ
のカウント値をしきい値テーブル制御442Fへ渡す。
ここで、この主走査および副走査方向のカウント値は該
当する画像データの位置を指し示すことになる。しきい
値テーブル制御442Fの中にはしきい値テ−ブルがあ
り、しきい値テ−ブル制御442Fは、図4の(b)〜
(d)に示すディザマトリクス例に示すように、選択さ
れたしきい値テーブルの大きさ、4×4/6×6/8×
8等に従がってマトリクスを選択し、アドレスカウンタ
制御441Fから受け取った主走査/副走査方向のカウ
ント値と比較して、処理する画像データの位置と一致す
るしきい値データをマトリクスの中から選び出し、比較
回路443Fへ送る。例えば図4の(b)に示す4×4
マトリクスが選択された場合、先頭ラインのしきい値は
主走査方向xに沿って、 aa ab ac ad aa ab ac ad a
a ab ……… という流れでしきい値を繰り返し選択して比較回路44
3Fに与え、また主走査方向xの先頭画素(ラインの先
頭画素)は副走査方向yに沿って、 aa ba ca da aa ba ca da a
a ba ……… という流れでしきい値を繰り返す。この例ではしきい値
が一つで量子化を行なう二値化処理の場合であるが、こ
のしきい値を1画素宛てに複数持つマトリクスで量子化
を行なうと多値化処理も可能となる。
【0032】図5に、エッジ分離処理45の構成例を示
す。図6には、上述のように、一ラインを主走査方向x
に2分割して読み取った場合の、コンタクトガラス1上
の、原稿読取領域(原稿読み取り面)と、F側CCD9
a,L側CCD9bの読取有効領域(主走査有効領域
1,2)の関係を示す。主走査有効領域1(F)および
主走査有効領域2(L)のそれぞれを、主走査有効領域
信号FlgateおよびLlgateが表わす。
【0033】図7には、主走査有効領域FおよびLと、
F側CCD9aおよびL側CCD9bの原稿読取範囲
A,C,EおよびB,D,Fの関係を示し、図8には、
F側,L側エッジ分離処理45F,45Lに与えられる
同期信号と各読取範囲A,C,EおよびB,D,Fの画
像デ−タの発生タイミングを示す。
【0034】図5上のF側エッジ分離処理45Fには、
F側CCD9aの読取デ−タ(A,C,E,・・・)な
らびに制御信号、ライン同期信号Flsync,ラインゲ−
ト信号Flgateおよびフレ−ム同期信号Ffgateが、L
側エッジ分離処理45Lには、L側CCD9bの読取デ
−タ(B,D,F,・・・)ならびに制御信号、ライン
同期信号Llsync,ラインゲ−ト信号Llgateおよびフ
レ−ム同期信号Lfgateが与えられる。この第1実施例
では、F側とL側の画像データF,Lと制御信号が、分
割境界を挟んで時間的に連続するように分割されてい
る。
【0035】副走査有効領域を示すフレ−ム同期信号F
fgate,Lfgateは、図1の(b)の光源2a,2bと
ミラー3が走査する方向、つまり副走査方向yの画像範
囲を示す信号で、主走査同期信号Flsync,Llsync
は、ライン同期信号である。9a,9bの読み取りライ
ンの切換わりを示す信号であり、ラインゲ−ト信号Fl
gate,Llgateは、主走査方向xの画像範囲(ラインの
始点から終点まで)を示す信号である。このCCD9
a,9bで、主走査方向の最大幅(最高ライン長)の前
半(F)1/2および後半(L)1/2を読取るので、
すなわち一走査ラインを2分割しているので、前半ライ
ン(F側)および後半ライン(L側)の二つの画像デー
タF,Lならびに2組の同期信号が並行して発生する。
主走査方向xの原稿の読み取りは図7に示すように、C
CD9aによってF側のラインA,C,Eを、そしてC
CD9bによってL側のラインB,D,Fを別々に並行
走査されて行くことになる。
【0036】図9には、F側,L側画像デ−タラインの
末部および始部の画素単位の画像デ−タ区分を示す。
【0037】再度図5を参照すると、平滑化フィルタ4
51(451F,451L)は、注目画素に対して、主
走査方向に平滑化を行なう。この例を図10に示す。こ
の場合、重み付け平均演算により、注目画素に対して、
図10の(a)に示す平滑化デ−タdajと、図10の
(b)に示す平滑化デ−タdbi、の2通りを算出する。
次に、エッジ検出452(452F,452L)では、
平滑化フィルタ451から得た、注目画素とそれに隣接
する画素の平滑化デ−タ{daj-1,daj,daj+1}およ
び、{dbj-1,dbj,dbj+1}を用いて、以下のような
条件を満足する時、左,右エッジであると判定する: 左エッジ:daj+1 − daj-1 > エッジ差分値 かつda
j < エッジ検出しきい値 右エッジ:dbj+1 − dbj-1 < エッジ差分値 かつdb
j < エッジ検出しきい値。
【0038】主走査膨張453(453F,453L)
は、この左右エッジ判定結果を踏まえて、注目画素に関
し、注目画素のエッジ検出結果を含む、例えば7画素の
範囲で、画素左側に関しては左検出結果、画素右側に関
しては右検出結果のいずれかがエッジと判定されていた
場合、その注目画素をエッジと判定する。その結果、
左,右エッジと判定した2画素に隣接する3画素、計5
画素がエッジと判定される。この膨張イメージを図11
および図12に示している。
【0039】図9に、平滑化フィルタ451(451
F,451L)に与えられる入力画像デ−タ(F,L)
の、F側末尾とL側先頭について、そのタイミング例を
示す。図8のタイミングのように、F側とL側の画像デ
ータと同期信号が連続している場合、平滑化フィルタ4
51(451F,451L)のそれぞれ451F,45
1Lは、各組の画像デ−タF,Lを平滑化処理するが、
画像分割の境界前後となる画像デ−タFの末尾および画
像デ−タLの先頭ではお互いのブロックが、自分に割り
宛てられた画像デ−タF,Lの末尾,先頭を処理するた
めに相手側の画像データL,Fの先頭,末尾を参照する
必要が出てくる。
【0040】このためにこの第1実施例では、F側の平
滑化フィルタ451Fには、L側の先頭を表わす境界信
号とL側の画像データの先頭部のものを入力し、F側の
平滑化フィルタ451Fは、L側境界信号がアクティブ
(図9ではLowアクティブ)となっている場合、つま
り境界直後の相手の画素の画像デ−タを参照する必要が
ある場合にL側の画像データを参照するように、画像デ
−タFの尾端に該相手の画像デ−タ(図9上の、2重の
2点鎖線丸印)を付け加える。この操作をL側の平滑化
フィルタ451Lは画像デ−タLの先頭で同様に行なう
ことで、F側,L側エッジ分離処理45F,45Lのい
ずれにおいても、エッジ検出と出力選択が、境界で途切
れることなく行なうことが可能である。
【0041】図12に、エッジ検出452の計算例を示
す。図12の(a)は左エッジ検出例で、中心の画素を
境界に右側に255の黒濃度の画素が並び、左側は0で
白の画素が並んでいるものである。ここで平滑化処理値
dajとdbjを参照して、それぞれの注目画素の左右の平
滑化結果を左(右)エッジ比較で表している。ここで、エ
ッジ差分値=30、エッジ検出しきい値=128とし
て、左エッジ/右エッジ判定を行なっている。それを注
目画素について、図11に示す主走査膨張を行なうと、
注目画素を含めた左四画素の範囲に左エッジ判定がエッ
ジとなっている場合に、エッジ結果が膨張され、例のよ
うに5画素がエッジと判定され、それらにエッジである
ことを示すエッジ情報が与えられる。また、図12の
(b)は右側のエッジ結果について示している。
【0042】出力選択454(454F,454L)
は、この膨張されたエッジ判定結果(各画素宛てのエッ
ジか否を示すエッジ情報)および、CPU60から指定
された「エッジ処理モ−ド」に対応して、「エッジ処理
モ−ド」が”文字,線画”の処理を指示するものである
と、エッジ部(エッジ情報がエッジを示す画素)には単
純多値化43(43F,43L)が処理した画像デ−タ
を出力し、非エッジ部(エッジ情報が非エッジを示す画
素)には誤差拡散処理44(44F,44L)が処理し
た画像デ−タを出力する。「エッジ処理モ−ド」が”写
真等中間調”の処理を指示するものであると、ディザ処
理45(45F,45L)が処理した画像デ−タを出力
する。
【0043】−第2実施例− 上記第1実施例は、F側とL側の画像データF,Lが時
間的に連続して与えられる、図8の信号タイミングの場
合に適用して好適なものであるが、画像データF,Lが
時間的に離れて与えられる態様も考えられる。その一例
の、フレ−ムゲ−ト信号Ffgate,Lfgate,ラインゲ
−ト信号Flgate,Llgateおよびライン同期信号Fl
sync,Llsyncの時間的な関係を図14に示す。
【0044】この場合はF側とL側の画像データと制御
信号がFlsync一つ分ずれて、同じタイミングで入って
来るものであり、この場合は、画像分割境界で連続した
画像データとはならない。すなわち、F側画像デ−タの
末尾にL側画像デ−タの先頭が、時間的には連続せず、
空き時間(遅れ)がある。
【0045】図13に、このような画像デ−タ転送態様
に適合する第2実施例のエッジ分離処理45を示す。こ
こでL側の平滑化フィルタ451Lの処理を、図15を
参照して説明する。上述のように、F側の画像デ−タの
末端から、L側の画像デ−タの先頭が時間的に離れてい
る場合、F側の画像デ−タの末端ではそれより時間的に
遅くなるL側の先頭データを参照することが出来ないた
め、L側の方がF側の終端のデータを受けとって、L側
の始まりの画像データとして処理する必要が出てくる。
この場合の必要数は、F側のエッジ分離処理45Fでエ
ッジ判定が不可能な尾端画素数(図15上のL側受け渡
用5画素)、および、該不可能な尾端画素数分の左側エ
ッジ膨張分を参照するための先行側隣接画素数(図15
上のエッジ演算用5画素)、であり、これらの10画素
の画像データを、L側の平滑化フィルタ451Lが、F
側の境界信号を参照して読込んで保持し、それにL側の
画像デ−タの先頭をつないで処理する。この場合、F側
のエッジ分離処理45Fは、L側受け渡用5画素宛ての
画像デ−タは出力せず、その分の画像デ−タをL側のエ
ッジ分離処理45Lが、その入力画像デ−タLの処理後
画像デ−タの先頭に付して出力する。これにより、F側
のエッジ分離処理45Fの出力は、上記エッジ判定が不
可能なL側受け渡用5画素分だけ有効範囲が短くなり、
L側のエッジ分離処理45Lの出力は、上記L側受け渡
用5画素宛ての処理後画像デ−タを先頭に出力する分、
有効範囲が長くなることになる。
【0046】−第3実施例− 図16に、第3実施例のエッジ分離処理45を示し、図
17には、それに与えられる画像デ−タおよび制御信号
のタイミングを示す。このエッジ分離処理45には、そ
れぞれが少くとも入力画像デ−タF(1組)およびL
(1組)の長さ分の画像デ−タが格納可能なFIFOな
どの入力ラインメモリ462Fおよび462L,これら
の入力メモリの読み書きを制御する連続化処理461,
それぞれが少くとも入力画像デ−タF(1組)およびL
(1組)の長さ分のエッジ情報が格納可能なFIFOな
どの出力ラインメモリ464Fおよび464L、ならび
に、これらの出力メモリの読み書きを制御するF/L分
割処理461、が付加されている。
【0047】連続化処理461は、図17に示すよう
に、奇数番ライン(第1ライン)の前半Fの画像デ−タ
Aを入力メモリ462Lに書込み、その後半の画像デ−
タBが入力されるときに、入力メモリ462Lから前半
Fの画像デ−タAを読出して奇数番ライン処理用の平滑
化フィルタ451Lに与えると共に、入力メモリ462
Lに後半Lの画像デ−タBを書込む。第3ラインの前半
Fの画像デ−タEが入力されるときには、入力メモリ4
62Lから後半Lの画像デ−タBを読出して平滑化フィ
ルタ451Lに与えると共に、入力メモリ462Lに第
3ラインの前半Fの画像デ−タEを書込む。これによ
り、平滑化フィルタ451Lには、奇数番ラインの全長
の画像デ−タが与えられる。
【0048】連続化処理461はまた、偶数番ライン
(第2ライン)の前半Fの画像デ−タCを入力メモリ4
62Fに書込み、その後半の画像デ−タDが入力される
ときに、入力メモリ462Fから前半Fの画像デ−タC
を読出して偶数番ライン処理用の平滑化フィルタ451
Fに与えると共に、入力メモリ462Fに後半Lの画像
デ−タDを書込む。第4ラインの前半Fの画像デ−タG
が入力されるときには、入力メモリ462Fから後半L
の画像デ−タDを読出して平滑化フィルタ451Fに与
えると共に、入力メモリ462Fに第4ラインの前半F
の画像デ−タGを書込む。平滑化フィルタ451Fに
は、偶数番ラインの全長の画像デ−タが与えられる。
【0049】平滑化フィルタ451F〜主走査膨張45
3Fは、奇数番ラインの全長のエッジ判定処理を行なっ
て、F/L分割処理463にライン上各画素宛てのエッ
ジ情報A’,B’,E’,F’,・・・を出力する。平
滑化フィルタ451L〜主走査膨張453Lは、偶数数
番ラインの全長のエッジ判定処理を行なって、F/L分
割処理463にライン上各画素宛てのエッジ情報C’,
D’,G’,H’・・・を出力する。
【0050】F/L分割処理463は、図17に示すよ
うに、奇数番ライン(第1ライン)の前半Fの画像デ−
タAのエッジ情報A’を出力メモリ464Lに書込み、
その後半の画像デ−タBのエッジ情報B’が入力される
ときに、出力メモリ464Lから前半Fのエッジ情報
A’を読出して出力選択454Fに出力すると共に、出
力メモリ464Lに後半Lのエッジ情報B’を書込む。
第3ラインの前半Fの画像デ−タEのエッジ情報E’が
入力されるときには、出力メモリ464Lから後半Lの
エッジ情報B’を読出して出力選択454Lに与えると
共に、出力メモリ464Lに第3ラインの前半Fのエッ
ジ情報E’を書込む。これにより、出力選択454Fに
は、一ラインの前半Fのエッジ情報が、出力選択454
Lには一ラインの後半Lのエッジ情報が与えられる。
【0051】F/L分割処理463はまた、偶数番ライ
ン(第2ライン)の前半Fの画像デ−タCのエッジ情報
C’を出力メモリ464Fに書込み、その後半の画像デ
−タDのエッジ情報D’が入力されるときに、出力メモ
リ464Fから前半Fのエッジ情報C’を読出して出力
選択454Fに出力すると共に、出力メモリ464Lに
後半Lのエッジ情報D’を書込む。第4ラインの前半F
の画像デ−タGのエッジ情報G’が入力されるときに
は、出力メモリ464Fから後半Lのエッジ情報D’を
読出して出力選択454Fに与えると共に、出力メモリ
464Fに第4ラインの前半Fのエッジ情報G’を書込
む。
【0052】この第3実施例のエッジ分離処理45(図
16)は、図17に示すように、同一ライン上画像デ−
タの前半Fの尾端に対して後半Lの先端とが時間的に連
続せず遅れる場合にみならず、図8に示すように、連続
して時間的な遅れが無い場合にも、同様に適用できる。
更には、各入出力メモリを一ライン分あるいはそれに近
いデ−タを保持しうるものとすることにより、前半Fの
画像デ−タに後半Lの画像デ−タが、時間的に一部重複
して送られてくる場合でも、それらを画素位置対応で入
力メモリに書き込み読み出すことにより、ライン単位の
エッジ判定処理を、画像分割境界で判定に不連続又は乱
れを生ずることなく、完結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、本発明の一実施例を装備したデジ
タル複写機の外観を示す斜視図、(b)はそのy−z拡
大断面図である。
【図2】 (a)は、図1に示すデジタル複写機の主要
装置の組合せ概要を示すブロック図、(b)は、(a)
に示す画像処理部40の構成の主要部を示すブロック図
である。
【図3】 (a)は図2の(b)に示すγ補正処理42
の機能構成を示すブロック図、(b)は誤差拡散処理4
3の機能構成を示すブロック図、(c)は誤差マトリク
ス蓄積435に保持する誤差拡散マトリクスの内容を示
す平面図である。
【図4】 (a)は図2の(b)に示すディザ処理44
の機能構成を示すブロック図、(b),(c)および
(d)は、しきい値テ−ブル制御442に保持するしき
い値テ−ブルのサイズと1画素当てのしきい値(aa,
・・・)の分布を示す平面図である。
【図5】 図2に示すエッジ分離処理45(45F,4
5L)の機能構成を示すブロック図である。
【図6】 図1に示すコンタクトガラス1の領域すなわ
ち原稿読み取り面と、それに対して定められた主走査方
向xの最大読取幅(光源とミラ−による投影領域)、お
よび、載置原稿の関係を示す平面図である。
【図7】 図1に示すコンタクトガラス1上の原稿上
の、F側CCD9aによる読取領域A,C,EおよびL
側CCD9bによる読取領域B,D,Fを模擬的に示す
平面図である。
【図8】 図5に示すエッジ分離処理45に与えられる
画像デ−タおよび同期信号の相対タイミングを示すタイ
ムチャ−トである。
【図9】 図5に示す平滑化フィルタ451Fおよび4
51Lに与えられるF側およびL側画像デ−タの末尾お
よび先頭に対する画像デ−タの付加を模式的に示すタイ
ムチャ−トであり、横軸が時間軸である。
【図10】 図5に示す平滑化フィルタ451Fおよび
451Lの、平滑化処理で参照する画素群と、平滑化値
daj,dbjを算出する数式を示す平面図である。
【図11】 図5に示すエッジ検出452F,452L
が図10に示す平滑化値に基づいてエッジ有無を判定す
るに参照する平滑化値の、画素対応の分布を示す平面図
である。
【図12】 図5に示すエッジ検出452F,452L
の、エッジ検出のための判定結果を示す平面図である。
【図13】 本発明の第2実施例のエッジ分離処理45
の機能構成を示すブロック図である。
【図14】 図13に示すエッジ分離処理45に与えら
れる画像デ−タおよび同期信号の相対タイミングを示す
タイムチャ−トである。
【図15】 図13に示す平滑化フィルタ451Lに与
えられる、F側画像デ−タの末尾およびL側画像デ−タ
の先頭を模式的に示すタイムチャ−トであり、横軸が時
間軸である。
【図16】 本発明の第3実施例のエッジ分離処理45
の機能構成を示すブロック図である。
【図17】 図16に示すエッジ分離処理45に与えら
れる画像デ−タおよび同期信号の相対タイミング、なら
びに、入出力ラインメモリに対するデ−タの読み書きを
示すタイムチャ−トである。
【符号の説明】
SCR:スキャナ OPB:操作ボ−ド CRU:コントロ−ラ PRR:レ−ザプリンタ 1:コンタクトガラス 2a,2b:光源 3,4〜7:ミラー 8:レンズ 9a,9b:CCD 10,11:走行体 21:レーザー出力ユニット 22:結像レンズ 23:ミラー 24:感光体ドラム 25:帯電チャージャ 26:イレーサ 27:現像ユニット 29:分離チャージャ 30:分離爪 32a,32b:記録シ
ート 33:給紙カセット 34:搬送ベルト 35:定着ローラ 36:排紙トレイ 37:給紙ローラ 38:レジストローラ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AC08 BB10 BC02 BD01 BD24 CA03 5B057 AA11 BA02 BA21 CA02 CA07 CA12 CA16 CB02 CB07 CB12 CB16 CC03 CE05 CE06 CE08 CE10 CE13 CH09 CH18 DA07 DA17 DB02 DB05 DB08 DC16 DC36 5C072 AA05 BA03 BA10 MB05 MB08 UA20 WA07 XA01 5C076 AA11 AA12 AA27 AA32 AA36 BA01 BA03 BA04 BA05 BA06 BA08 CA10 5C077 LL01 LL18 LL19 LL20 MM30 MP06 NN08 NN11 NN19 NP05 PP02 PP05 PP15 PP21 PP23 PP27 PP28 PP47 PP51 PP58 PP68 PQ08 PQ18 PQ20 PQ22 RR04 RR07 RR08 RR09 RR16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向xおよび副走査方向yに分布す
    る一画像を少くとも一方の方向で複数に分割した各分割
    画像を表わす、複数組の画像デ−タの各組をそれぞれが
    受けて、組内の各画像デ−タが宛てられた、分割画像上
    の各画素を順次に注目画素と定めてその画像デ−タを周
    辺画素の画像デ−タを用いて補正する、複数の補正処理
    手段;を備え、 前記複数の補正処理手段のそれぞれは、前記走査方向で
    隣り合う分割画像の各組の画像デ−タを受ける対におい
    て、相手方分割画像の、分割境界に接する画素の画像デ
    −タを自己方分割画像の画像デ−タに、画像上連続する
    形で付加して前記補正の処理を行なう、ことを特徴とす
    る、画像デ−タの補正処理装置。
  2. 【請求項2】主走査方向xおよび副走査方向yに分布す
    る一画像を少くとも一方の方向で複数に分割した各分割
    画像を表わす、複数組の画像デ−タの各組をそれぞれが
    受けて、組内の各画像デ−タが宛てられた、分割画像上
    の各画素を順次に注目画素と定めてその画像デ−タを周
    辺画素の画像デ−タを用いて補正する、複数の補正処理
    手段;を備え、 前記走査方向で隣り合う分割画像の各組の画像デ−タを
    受ける対の補正処理手段の、前記走査方向で上流側の分
    割画像の画像デ−タを受けるものが、分割境界より自己
    分担側の複数画素、すなわち少くとも下流側の分割画像
    の画像デ−タを受けるものが走査方向で分割画像の始端
    となる画素につき補正処理を有効に行なうに必要な受け
    渡し画素およびこれらの受け渡し画素につき補正処理を
    有効に行なうに必要な演算画素を含む上流側画素群、の
    画像デ−タを、下流側の分割画像の画像デ−タを受ける
    ものに送り渡し;下流側の分割画像の画像デ−タを受け
    るものは、前記上流側画素群を自己方分割画像の画像デ
    −タに、画像上連続する形で付加して前記補正の処理を
    行なう;ことを特徴とする、画像デ−タの補正処理装
    置。
  3. 【請求項3】一画像を主走査方向xで複数aに分割した
    各分割画像を表わす、複数a組の画像デ−タの同一ライ
    ンのものをそれぞれが読み書きする、複数aの入力バッ
    ファメモリ;各入力バッファメモリから各ラインの画像
    デ−タをそれぞれが受けて、同一ライン上の各画像デ−
    タが宛てられた、分割画像上の各画素を順次に注目画素
    と定めてその画像デ−タを周辺画素の画像デ−タを用い
    て補正し、補正デ−タに基づいて制御デ−タを生成する
    複数aの制御デ−タ生成手段;それぞれが各制御デ−タ
    生成手段が生成した制御デ−タを書き込み、前記分割画
    像を表わす複数a組の画像デ−タと対応する複数a組の
    制御デ−タに分けて読出し出力する、複数aの出力バッ
    ファメモリ;各出力バッファメモリから各組の制御デ−
    タをそれぞれが受けて、各画素には制御デ−タに応じた
    画像処理を施した画像デ−タを宛てる、複数aの処理選
    択手段;を備える、画像デ−タの補正処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064361A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Canon Inc 画像処理装置及び方法

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