JP2001053582A - 弾性表面波装置及びそれを用いた通信端末装置 - Google Patents

弾性表面波装置及びそれを用いた通信端末装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置において送信回路からアンテナ
回路を介し受信回路に漏洩していく送信信号を低減させ
るとともに、送信回路における損失を低減すること。 【解決手段】 圧電基板120上に、複数に分割した送
信帯域及び/又は受信帯域のそれぞれを通過帯域とする
弾性表面波フィルタ131,132,141,142を
配設したことを特徴とする通信端末用弾性表面波装置と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信等の無
線通信に用いられる弾性表面波装置及びそれを用いた通
信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】近年、移動体通信は著しい発展
を遂げ、全世界的に携帯電話等の通信端末装置が広く普
及しつつある。通信端末装置は小型・軽量化が進む中
で、複数の通信システムに対応するマルチバンド化のた
めに内蔵する回路が増加してきており、通信端末装置に
は、使用される部品の小型化、実装密度の向上、部品点
数の削減が強く要望されている。
【0003】また一方では、通信システムが従来のアナ
ログ伝送からデジタル伝送に向かうとともに、通信端末
装置の用途は音声のみならず文字や画像等のデータ伝送
にまで広がってきている。これに伴い、通信端末装置の
情報伝送についてはより高い通信品質が求められてきて
いる。
【0004】特に、通信端末装置の送信回路において
は、デュプレクサを介して受信回路側へ回り込む送信側
からの雑音の量を限りなく小さくすることが通信品質向
上の課題となっており、この送信側からの雑音の回り込
みを低減することを目的に、送信帯域の減衰を小さく受
信帯域での減衰を大きくすることが可能なフィルタが送
信回路に使用されている。特に、これらフィルタには、
小形であることと通過帯域近傍の遮断特性が優れている
という2つの理由から弾性表面波フィルタが多く用いら
れている。
【0005】従来の通信端末装置の送信回路について、
CDMA(Code Division Multip
le Access )通信方式のPCS(Perso
nal Communication Servic
e)システムを例にとり説明する。
【0006】図4は従来の通信端末装置の送信回路ブロ
ック図を示したものである。信号処理回路10からの送
信信号は、送信周波数全帯域を通過帯域とするフルバン
ドの弾性表面波フィルタ5bに入力され、弾性表面波フ
ィルタ5b5bから出力された信号は低雑音増幅器6で
増幅され、弾性表面波フィルタ5b5bと同様のフルバ
ンドの弾性表面波フィルタ5aに入力される。弾性表面
波フィルタ5aから出力された信号は、電力増幅器4で
増幅され、デュプレクサ2によりアイソレータ3を介し
てアンテナ1から電波として基地局に発信される。
【0007】フルバンド弾性表面波フィルタの特性は、
図6に示されるように、相対受信帯域減衰量が小さいた
め、十分な減衰量を確保するには複数個のフィルタを直
列に送信回路に入れることが必要となるが、挿入損失も
比較的大きいので、回路上2個の直列接続が実用上の限
界となる。そのため、十分な受信帯域での減衰量が確保
できず、送信回路からの雑音が受信回路に回り込み、良
好な通信品質が得られなかった。
【0008】次に、CDMA通信方式のPCSシステム
が、送信帯域及び受信帯域を本来の帯域のほぼ半分の小
帯域に分割し、分割された送信及び受信の小帯域を周波
数の大きさの順で対応させて通信を行うシステムである
ことを利用し、図5に示すような送信回路が用いられる
ようになった。
【0009】フルバンド弾性表面波フィルタ5を通っ
た、信号処理回路10からの送信信号は、低雑音増幅器
6で増幅され、送信帯域をほぼ半分の帯域を有する高周
波側のハーフバンド弾性表面波フィルタ8、もしくは低
周波側のハーフバンド弾性表面波フィルタ9に、スイッ
チ7a,7bにより切り替えて導かれる。スイッチ7a
から出力された送信信号は、電力増幅器4により増幅さ
れ、デュプレクサ2によりアイソレータ3を介してアン
テナ1から電波として基地局に発信される。
【0010】低周波側ハーフバンド弾性表面波フィル
タ、及び高周波側ハーフバンドフィルタの特性を図7及
び図8に示す。低周波側の送信信号についてみると、受
信帯域では、フルバンド弾性表面波フィルタにより相対
減衰量Y0[dB]、低周波側ハーフバンド弾性表面波
フィルタにより相対減衰量Y1[dB]の減衰を受ける
ため、この2つのフィルタによる受信帯域での相対減衰
量はY0+Y1[dB]となる。ハーフバンド弾性表面
波フィルタでは、通過帯域の高周波端から受信側の低周
波端までの周波数間隔がフルバンド弾性表面波フィルタ
に比べ大きくなるため、大きな相対受信帯域減衰量を得
ることができ、Y1[dB]>Y0[dB]となる。こ
れにより、図4に示す従来例(相対受信帯域減衰量:2
Y0[dB])より大きな受信帯域の減衰量が確保でき
ている。
【0011】なおここでは、低周波側に送信信号がある
場合について説明したが、高周波側に送信信号がある場
合については、フルバンド弾性表面波フィルタのハーフ
バンドにおける高周波側の相対受信帯域減衰量がY0よ
り大きくなるため、低周波側に送信信号がある場合以上
に受信帯域の減衰量を確保することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
従来例においても、フルバンド弾性表面波フィルタの相
対受信帯域減衰量Y0が3〜5[dB]であり、ハーフ
バンド弾性表面波フィルタの相対受信帯域減衰量Y1が
23〜27[dB]あるため、両方のフィルタによる相
対受信帯域減衰量は26〜32[dB]程度となり、送
信側からの雑音が受信側に回り込みを防止し、高品質の
通信品質を得るには不十分という問題がある。
【0013】そこで、本発明はこのような課題に対処す
るためになされたものであり、送信側からの雑音の受信
側への回り込みを十分防止された、高い通信品質を有す
る通信端末装置を提供するとともに、さらに該通信端末
装置の小型化・部品点数削減のための、送信回路に使用
される弾性表面波装置及びそれを用いた通信端末装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の弾性表面波装置は、圧電基板上に、複数に
分割した送信帯域及び/又は受信帯域を通過帯域とする
複数の弾性表面波フィルタを配設し、送信回路及び/又
は受信回路を構成して成ることを特徴とする。また、複
数の弾性表面波フィルタは、同一の通過帯域を有する弾
性表面波フィルタを複数含み、同一の通過帯域を有する
弾性表面波フィルタどうしを直列に接続したことを特徴
とする。
【0015】また、本発明の通信端末装置は上記弾性表
面波装置を1以上具備し、複数の周波数帯域で送信及び
/又は受信可能としたものとする。
【0016】さらに、信号処理回路と弾性表面波装置の
間に、雑音を除去するための増幅器を介在させたことを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる通信端末装
置の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、同
一部分については同一符号を付し説明を省略する。
【0018】図1は本発明に係わる通信端末装置の第1
の実施形態を示すブロック回路図である。信号回路10
からの送信信号は、スイッチ7d,7cにより、並列に
配置した低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ8b
と、高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ9bのい
ずれかに切り替えられる。
【0019】スイッチ7cから出た信号は低雑音増幅器
6により増幅され、スイッチ7b,7aにより、並列に
配置した低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ8a
と高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ9aのいず
れかに切り替えられる。スイッチ7aを出た信号は電力
増幅器4で増幅され、アイソレータ3を介し、デュプレ
クサ2によりアンテナ1から電波として発信される。
【0020】低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ
8a,8b、高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ
9a,9bにより、送信信号に含まれる受信帯域の雑音
を充分に減衰させることができ、良好な通信品質を実現
することができる。
【0021】図2は本発明に係わる通信端末装置の第2
の実施形態を示すブロック回路図である。信号回路10
からの送信信号は、スイッチ7b,7aにより、並列に
配置した低周波側ハーフバンドの回路と高周波側ハーフ
バンドの送信回路のいずれかに切り替えられる。低周波
側ハーフバンドの回路は、2個の低周波側ハーフバンド
弾性表面波フィルタ8b,8aを低雑音増幅器6aを介
し直列接続することにより構成されている。同様に、高
周波側ハーフバンド回路は、2個の高周波側ハーフバン
ド弾性表面波フィルタ9a,9bと低雑音増幅器6bよ
り構成されている。スイッチ7aから出た信号は、電力
増幅器4で増幅され、アイソレータ3を介し、デュプレ
クサ2によりアンテナ1から電波として発信される。
【0022】この実施形態においても第1の実施形態と
同様に、低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ8
a,8b、高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ9
a,9bにより、送信信号に含まれる受信帯域の雑音を
充分に減衰させることができ、良好な通信品質を実現す
ることができる。また、第1の実施形態に比べ、スイッ
チ回路の共通化により部品点数の削減が図れている。
【0023】図3は本発明に係わる通信端末装置の第3
の実施形態を示すブロック回路図である。信号処理回路
10からの送信信号は低雑音増幅器6により増幅され、
スイッチ7b,7aにより、並列に配置した低周波側ハ
ーフバンドの回路と、高周波側ハーフバンドの送信回路
のいずれかに切り替えられる。低周波側ハーフバンドの
回路は、2個の低周波側ハーフバンド弾性表面波フィル
タ8b,8aを直列接続することにより構成されてい
る。同様に、高周波側ハーフバンド回路は、2個の高周
波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ9a,9bの直列
接続により構成されている。スイッチ7aから出た信号
は、電力増幅器4で増幅され、アイソレータ3を介し、
デュプレクサ2によりアンテナ1から電波として発信さ
れる。
【0024】この実施形態においても第1の実施形態同
様、低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ8a,8
b、高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ9a,9
bにより、送信信号に含まれる受信帯域の雑音を充分に
減衰させることができ、良好な通信品質を実現すること
ができる。また、第1の実施形態に比べ、スイッチ回路
及び低雑音増幅器の共通化により部品点数の削減を図れ
る。
【0025】また本実施形態においては、低周波側ハー
フバンド弾性表面波フィルタ8a,8b、高周波側ハー
フバンド弾性表面波フィルタ9a,9bの4個のフィル
タを1個の筐体に収納した弾性表面波フィルタ装置とす
ることにより、弾性表面波フィルタの占有容積を大幅に
低減するとともに部品点数の削減、低コスト化を図るこ
とができる。
【0026】図9に本発明に係わる弾性表面波装置を示
す。圧電基板上に、複数に分割した送信帯域及び/又は
受信帯域のそれぞれを通過帯域とする弾性表面波フィル
タを複数配設したことを特徴とする。例えば、低周波側
ハーフバンド弾性表面波フィルタ131,132、高周
波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ141,142の
4個のフィルタを1つの圧電基板120上に形成してい
る。
【0027】なお、それぞれの弾性表面波フィルタを異
なる圧電基板上に形成することも可能である。また、図
1〜図3において、低周波側ハーフバンド弾性表面波フ
ィルタ8aと高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ
9aを1つの筐体に収納した弾性表面波フィルタ装置を
使用することも可能である。低周波側ハーフバンド弾性
表面波フィルタ8bと高周波側ハーフバンド弾性表面波
フィルタ9bについても同様である。
【0028】次に、本発明に係わる通信端末装置の作用
について、送信帯域及び受信帯域を2つの小帯域、すな
はち高周波側のハーフバンド及び低周波側のハーフバン
ドに分割されたCDMA通信方式のPCSシステムを例
にとり説明する。
【0029】本発明の通信端末装置においては、図1〜
図3に示すように、高周波側ハーフバンドの送信回路に
高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタが2個,低周
波側ハーフバンドの送信回路に低周波側ハーフバンド弾
性表面波フィルタが2個用いられる。従来使用されてい
たフルバンドフィルタを全く使用しないことが特徴であ
る。
【0030】前述の通り、図4、図5に示す従来例にお
いて、低周波側ハーフバンドの送信信号についての受信
帯域での相対減衰量は、図6及び図7に示すフルバンド
弾性表面波フィルタ及び高周波側ハーフバンド弾性表面
波フィルタの特性より、それぞれ2Y0[dB],(Y
0+Y1)[dB]となるが、本発明の実施形態におい
ては、受信帯域での相対減衰量は2Y1[dB]とな
る。通常、Y0=3〜5[dB],Y1=23〜27
[dB]であるため、従来例では受信帯域の相対減衰量
を30dB程度しか確保できなかったが、本発明では5
0dB程度の充分な相対減衰量を確保することができ
る。
【0031】そのため、送信側からの雑音の受信側への
回り込みを充分抑制することでき、良好な通信品質を得
ることができる。
【0032】さらに、図4、図5に示す従来例において
は、弾性表面波フィルタによる挿入損失は、それぞれ2
X0[dB],(X0+X1)[dB]となるが、本発
明の実施形態においては2X1[dB]となる。通常、
X0=4〜5[dB],X1=3〜4[dB]であるた
め、挿入損失の低減も実現することができ、電力増幅器
等の消費電力の低減を図ることができる。
【0033】高周波側のハーフバンドについても、同様
にして受信帯域の相対減衰量2Y2[dB]、挿入損失
2X2が得られ、通常Y2とY1,X2とX1はほぼ等
しいため、50dB程度の充分な減衰量を確保するとと
もに低損失化を図ることができる。
【0034】また、図3に示す実施形態において、低周
波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ8a,8b及び,
高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ9a,9bを
それぞれ1個の筐体に収納すること、あるいは、弾性表
面波フィルタ8a,9a及び弾性表面波フィルタ8b,
9bをそれぞれ1個の筐体に収納すること、あるいは、
弾性表面波フィルタ8a,8b,9a,9bの4個のフ
ィルタを1個の筐体に収納することにより、弾性表面波
装置の占める容積の低減、及び部品点数の削減を図るこ
とができる。
【0035】また、図10において破線Cで示す回路を
ひとまとめに構成することは、弾性表面波装置の占める
容積の低減、及び部品点数の削減を図ることができ、部
品接合部での損失を回避することにより、低損失化がで
きることになる。つまり、破線C内の増幅器6やスィッ
チ7を1つのCMOSのICに搭載し、かつ、弾性表面
波フィルタ8a,8b,9a,9bの4個を1個の筐体
に収納することにより、弾性表面波装置の占める容積の
低減、及び部品点数の削減、及び電気特性の挿入損失の
改善を図ることができる。
【0036】また、スィッチや増幅器は1つ以上で構成
可能であるが、スィッチが1つの場合、特に、スイッチ
で切り替える接点とは異なる他点の分岐点に直列にイン
ダクタ、並列にキャパシタを接続し、スィッチで接続さ
れていない回路が、高周波回路的に接続されていないよ
うにインピーダンスを調整し回路構成とすることも可能
である。
【0037】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変更は何等差し支えない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、本発明の通信
端末装置によれば、例えば小帯域に分割された送信帯域
を通過帯域とする弾性表面波フィルタのみを複数個具備
して送信回路を構成することにより、送信信号に含まれ
る受信帯域の雑音を大幅に抑制し、雑音の受信回路への
回り込みを防止することができる。これにより良好な通
信品質を有する通信端末装置を提供することができる。
さらに、弾性表面波フィルタによる損失を低減すること
ができ、消費電力を低減した通信端末装置を提供するこ
とができる。
【0039】また、本発明の弾性表面波装置によれば、
直列接続された弾性表面波フィルタ群を並列に配置した
複数の弾性表面波フィルタの一部もしくは全部を1個の
筐体に収納して構成することにより、弾性表面波フィル
タの占有容積を大幅に低減した低コストな弾性表面波フ
ィルタ装置を提供することができる。これにより、部品
点数が少なく、小型で低コストな通信端末装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる通信端末装置の第1の実施形態
を模式的に示すブロック回路図である。
【図2】本発明に係わる通信端末装置の第2の実施形態
を模式的に示すブロック回路図である。
【図3】本発明に係わる通信端末装置の第3の実施形態
を模式的に示すブロック回路図である。
【図4】従来の移動体端末装置を示すブロック回路図で
ある。
【図5】従来の他の移動体端末装置を示すブロック回路
図である。
【図6】送信回路に用いるフルバンド弾性表面波フィル
タの特性模式図である。
【図7】送信回路に用いる低周波側ハーフバンド弾性表
面波フィルタの特性模式図である。
【図8】送信回路に用いる高周波側ハーフバンド弾性表
面波フィルタの特性模式図である。
【図9】本発明に係わる弾性表面波装置を示す平面模式
図である。
【図10】本発明に係わる通信端末装置を模式的に示す
ブロック回路図である。
【符号の説明】
1:アンテナ 2:デュプレクサ 3:アイソレータ 4:電力増幅器 5:フルバンド弾性表面波フィルタ 5a:フルバンド弾性表面波フィルタ 5b:フルバンド弾性表面波フィルタ 6:低雑音増幅器 6a:低雑音増幅器 6b:低雑音増幅器 7a:スイッチ 7b:スイッチ 7c:スイッチ 8:低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ 8a:低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ 8b:低周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ 9:高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ 9a:高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ 9b:高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ 10:信号処理回路 100:パッケージ 110:ワイヤー 120:圧電基板 131:低周波側ハーフバンドフィルタ電極 132:低周波側ハーフバンドフィルタ電極 141:高周波側ハーフバンドフィルタ電極 142:高周波側ハーフバンドフィルタ電極 151:低周波側ハーフバンドフィルタ入力端子 152:低周波側ハーフバンドフィルタ出力端子 153:GND端子 154:弾性表面波フィルタGND端子 155:高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ入力
端子 156:高周波側ハーフバンド弾性表面波フィルタ出力
端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板上に、複数に分割した送信帯域
    及び/又は受信帯域のそれぞれを通過帯域とする弾性表
    面波フィルタを複数配設したことを特徴とする弾性表面
    波装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の弾性表面波フィルタは、同一
    の通過帯域を有する弾性表面波フィルタを複数含み、同
    一の通過帯域を有する弾性表面波フィルタどうしを直列
    に接続したことを特徴とする請求項1に記載の弾性表面
    波装置。
  3. 【請求項3】 信号を送信及び/又は受信するアンテナ
    と、送信信号及び/又は受信信号を処理する信号処理回
    路との間に、請求項1に記載の弾性表面波装置を配する
    とともに、特定の通過帯域を選択するためのスイッチ
    を、前記アンテナと前記弾性表面波装置との間、及び前
    記信号処理回路と前記弾性表面波装置の間のそれぞれに
    接続したことを特徴とする通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記信号処理回路と前記弾性表面波装置
    の間に、雑音を除去するための増幅器を介在させたこと
    を特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。
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