JP2001053540A - 衛星放送用アンテナ - Google Patents
衛星放送用アンテナInfo
- Publication number
- JP2001053540A JP2001053540A JP11227044A JP22704499A JP2001053540A JP 2001053540 A JP2001053540 A JP 2001053540A JP 11227044 A JP11227044 A JP 11227044A JP 22704499 A JP22704499 A JP 22704499A JP 2001053540 A JP2001053540 A JP 2001053540A
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- JP
- Japan
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- antenna
- satellite broadcasting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易且つ確実に受信調整ができるようにすると
共に、あらゆる場所に天候等の影響を受けることなく取
り付けることができる。 【解決手段】衛星放送用のアンテナ（１）を、各々枠体
（７）（８）にスライド自在に保持され、縦横に複数の
反射面（３）を配設するアンテナ本体（２）と、このア
ンテナ本体（２）において複数配設される反射面（３）
の焦点高に対応する一定の間隔を有するように保持さ
れ、互いに導線（６）により結線されると共に、反射面
（３）の焦点に合致して受信を行う焦点受け（５）を内
装するできる集電板（４）より構成することで、アンテ
ナ本体と集電板を各々スライドさせることにより簡易且
つ確実に電波が受信ができると共に、アンテナ自体が平
面的となるので風雨などの影響により破損を受けること
がなくなる。
共に、あらゆる場所に天候等の影響を受けることなく取
り付けることができる。 【解決手段】衛星放送用のアンテナ（１）を、各々枠体
（７）（８）にスライド自在に保持され、縦横に複数の
反射面（３）を配設するアンテナ本体（２）と、このア
ンテナ本体（２）において複数配設される反射面（３）
の焦点高に対応する一定の間隔を有するように保持さ
れ、互いに導線（６）により結線されると共に、反射面
（３）の焦点に合致して受信を行う焦点受け（５）を内
装するできる集電板（４）より構成することで、アンテ
ナ本体と集電板を各々スライドさせることにより簡易且
つ確実に電波が受信ができると共に、アンテナ自体が平
面的となるので風雨などの影響により破損を受けること
がなくなる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】この発明は、衛星放送の視聴
において使用されることとなる衛星放送用アンテナの構
造に関する。
において使用されることとなる衛星放送用アンテナの構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、衛星放送の視聴において使用され
ることとなる衛星放送用アンテナは、衛星電波の受信面
を、一点に焦点が合うように凹陥湾曲状とするパラボラ
アンテナが一般的であり、このパラボラアンテナを使用
する際には、予め衛星電波の受信面を、衛星の方向に合
わせた上で、受信地域の緯度に合わせて傾けてブラケッ
トを使用して窓辺等に固定するものである。
ることとなる衛星放送用アンテナは、衛星電波の受信面
を、一点に焦点が合うように凹陥湾曲状とするパラボラ
アンテナが一般的であり、このパラボラアンテナを使用
する際には、予め衛星電波の受信面を、衛星の方向に合
わせた上で、受信地域の緯度に合わせて傾けてブラケッ
トを使用して窓辺等に固定するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記衛
星放送の受信に使用されることとなるパラボラアンテナ
では、受信面が一点に焦点が合うように凹陥湾曲状とな
っていると共に、周囲に建物による受信状況の悪化とい
う影響を受けないように窓辺等の高所に単独で立設、固
定されているものであるので、直接風雨の影響を受ける
ことになるから、パラボラアンテナ自体が風雨の影響に
より倒伏することがあって、アンテナの確実な固定が望
めない場合がある。
星放送の受信に使用されることとなるパラボラアンテナ
では、受信面が一点に焦点が合うように凹陥湾曲状とな
っていると共に、周囲に建物による受信状況の悪化とい
う影響を受けないように窓辺等の高所に単独で立設、固
定されているものであるので、直接風雨の影響を受ける
ことになるから、パラボラアンテナ自体が風雨の影響に
より倒伏することがあって、アンテナの確実な固定が望
めない場合がある。
【０００４】また、このパラボラアンテナの受信面もア
ンテナと同様に風雨に曝されることとなるので、予め方
向や傾きを調整したパラボラアンテナの受信面にズレが
生じて確実に衛星からの電波を受信することができなく
なり易いものであるから、受信面において不具合が発生
した場合には、その都度視聴者にパラボラアンテナの受
信面の方向や傾き等のきわめて煩しい調整作業を要求す
るものでもある。
ンテナと同様に風雨に曝されることとなるので、予め方
向や傾きを調整したパラボラアンテナの受信面にズレが
生じて確実に衛星からの電波を受信することができなく
なり易いものであるから、受信面において不具合が発生
した場合には、その都度視聴者にパラボラアンテナの受
信面の方向や傾き等のきわめて煩しい調整作業を要求す
るものでもある。
【０００５】そのため、風雨の影響により衛星からの電
波の受信面である反射鏡に多少のズレが生じて確実な衛
星放送の電波の受信ができなくなっても、反射鏡を複数
の分割反射面のにより構成するものとして、この分割さ
れた複数の分割反射面の焦点に対応してコンバータが縦
横に移動するようにしてなるもの（特開平５−２９８２
８号）があるが、確かに電波の受信面である反射鏡を複
数に分割して、この分割した複数の反射鏡の焦点に対し
てコンバータが縦横に移動することにより確かに最適の
衛星電波の受信状況を探索することができるものである
が、アンテナ自体が大型となって使用状況が著しく限定
されてしまう上、アンテナ自体は従来のものと同様に立
設、固定されるものであるので、風雨による影響は従来
のパラボラアンテナかそれ以上の影響を受けやすいもの
となり、確実な衛星放送の電波の受信を行うことができ
ないものである。
波の受信面である反射鏡に多少のズレが生じて確実な衛
星放送の電波の受信ができなくなっても、反射鏡を複数
の分割反射面のにより構成するものとして、この分割さ
れた複数の分割反射面の焦点に対応してコンバータが縦
横に移動するようにしてなるもの（特開平５−２９８２
８号）があるが、確かに電波の受信面である反射鏡を複
数に分割して、この分割した複数の反射鏡の焦点に対し
てコンバータが縦横に移動することにより確かに最適の
衛星電波の受信状況を探索することができるものである
が、アンテナ自体が大型となって使用状況が著しく限定
されてしまう上、アンテナ自体は従来のものと同様に立
設、固定されるものであるので、風雨による影響は従来
のパラボラアンテナかそれ以上の影響を受けやすいもの
となり、確実な衛星放送の電波の受信を行うことができ
ないものである。
【０００６】また、縦横に複数のアンテナセルを配設す
る平面アンテナの前面にレンズアンテナを傾動自在とな
るように配置して、受信電波のエネルギが上記中央のア
ンテナセルにおいて最大となるように、受信電波の到来
方向に自動的に傾動させてなるもの（特開平９−２３８
０２４号）も提案されているが、確かに電波の受信状況
は常に良好なものとすることができるが、平面アンテナ
の前面に配置されることとなるレンズアンテナは風雨の
影響を受けやすく、レンズアンテナの配置方向によって
は雨水の貯留や風による倒伏等の不具合が発生するおそ
れがある。
る平面アンテナの前面にレンズアンテナを傾動自在とな
るように配置して、受信電波のエネルギが上記中央のア
ンテナセルにおいて最大となるように、受信電波の到来
方向に自動的に傾動させてなるもの（特開平９−２３８
０２４号）も提案されているが、確かに電波の受信状況
は常に良好なものとすることができるが、平面アンテナ
の前面に配置されることとなるレンズアンテナは風雨の
影響を受けやすく、レンズアンテナの配置方向によって
は雨水の貯留や風による倒伏等の不具合が発生するおそ
れがある。
【０００７】そこで、この発明は上記従来のものの有す
る問題点を解決するものであり、簡単な構造により、確
実にアンテナを固定すると共に、良好な衛星放送の電波
の受信を行えるようにするものである。
る問題点を解決するものであり、簡単な構造により、確
実にアンテナを固定すると共に、良好な衛星放送の電波
の受信を行えるようにするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そのために、各々枠体内
にスライド自在に保持され、縦横に凹陥湾曲状とする複
数の反射面を配設するアンテナ本体と、このアンテナ本
体に配設される複数の反射面における焦点高に対応する
ように一定の間隔を有し、導線により電気的に接続され
てなる焦点受けを内装する集電板から構成され、上記ア
ンテナ本体及び集電板を、それらを各々保持する枠体内
においてスライド自在とした上で、アンテナ本体の複数
の反射面の焦点に集電板内に内装される焦点受けを調
整、合致させて受信を行ってなるものである。
にスライド自在に保持され、縦横に凹陥湾曲状とする複
数の反射面を配設するアンテナ本体と、このアンテナ本
体に配設される複数の反射面における焦点高に対応する
ように一定の間隔を有し、導線により電気的に接続され
てなる焦点受けを内装する集電板から構成され、上記ア
ンテナ本体及び集電板を、それらを各々保持する枠体内
においてスライド自在とした上で、アンテナ本体の複数
の反射面の焦点に集電板内に内装される焦点受けを調
整、合致させて受信を行ってなるものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以上の構成を具えるので、アンテ
ナを設置する場合には、使用する場所の緯度に合わせ
て、アンテナを構成するアンテナ本体と集電板を位置決
めした上で、壁面又は屋根に対して一体に付設するので
衛星放送の容易に受信を行うことができ、受信面にズレ
が生じて受信状態が悪化しても、アンテナを構成するア
ンテナ本体と集電板を各々スライドさせることで、受信
状態を良好なものとすることができる。
ナを設置する場合には、使用する場所の緯度に合わせ
て、アンテナを構成するアンテナ本体と集電板を位置決
めした上で、壁面又は屋根に対して一体に付設するので
衛星放送の容易に受信を行うことができ、受信面にズレ
が生じて受信状態が悪化しても、アンテナを構成するア
ンテナ本体と集電板を各々スライドさせることで、受信
状態を良好なものとすることができる。
【００１０】また、アンテナ自体が建造物、車輌等の壁
面又は屋根に一体に付設されているので、風雨に曝され
ても倒伏等の不具合は発生せず、確実に固定することが
できるものでもある。
面又は屋根に一体に付設されているので、風雨に曝され
ても倒伏等の不具合は発生せず、確実に固定することが
できるものでもある。
【００１１】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。（１）はこの発明の実施例である衛星放送用アンテ
ナであり、この衛星放送用アンテナ（１）は、各々枠体
（７）（８）内にスライド自在となるように保持され、
縦横に凹陥湾曲状とする複数の反射面（３）を配設する
アンテナ本体（２）と、このアンテナ本体（２）に配設
される複数の反射面（３）における焦点高に対応するよ
うに一定の間隔を有するものとし、導線（６）により電
気的に接続されてなる焦点受け（５）を内装する例えば
樹脂製の集電板（４）から構成されるものである。ま
た、集電板（４）を構成する材料は導線（６）を電気的
に絶縁するものであればどのようなものでもよいことは
勿論である。この実施例においては受信用について記載
するが、これが送信用のものとして用いることができ
る。
る。（１）はこの発明の実施例である衛星放送用アンテ
ナであり、この衛星放送用アンテナ（１）は、各々枠体
（７）（８）内にスライド自在となるように保持され、
縦横に凹陥湾曲状とする複数の反射面（３）を配設する
アンテナ本体（２）と、このアンテナ本体（２）に配設
される複数の反射面（３）における焦点高に対応するよ
うに一定の間隔を有するものとし、導線（６）により電
気的に接続されてなる焦点受け（５）を内装する例えば
樹脂製の集電板（４）から構成されるものである。ま
た、集電板（４）を構成する材料は導線（６）を電気的
に絶縁するものであればどのようなものでもよいことは
勿論である。この実施例においては受信用について記載
するが、これが送信用のものとして用いることができ
る。
【００１２】そして、実際に設置して使用する場合に
は、上記アンテナ本体（２）及び集電板（４）を、それ
らを各々保持する枠体（７）（８）内において適宜スラ
イドさせた上で、アンテナ本体（２）の複数の凹陥湾曲
状とする反射面（３）の焦点（Ｐ）に集電板（４）内に
内装される焦点受け（５）を調整、合致させて受信を行
ってなるものである。したがって、反射面（３）と集電
板（４）を相対的に（例えばＸ．Ｙ軸方向に）スライド
させることによって最良位置に合致させることができる
（パラボナアンテナの場合は、三次元的な調整が必要と
なることがある。）。
は、上記アンテナ本体（２）及び集電板（４）を、それ
らを各々保持する枠体（７）（８）内において適宜スラ
イドさせた上で、アンテナ本体（２）の複数の凹陥湾曲
状とする反射面（３）の焦点（Ｐ）に集電板（４）内に
内装される焦点受け（５）を調整、合致させて受信を行
ってなるものである。したがって、反射面（３）と集電
板（４）を相対的に（例えばＸ．Ｙ軸方向に）スライド
させることによって最良位置に合致させることができる
（パラボナアンテナの場合は、三次元的な調整が必要と
なることがある。）。
【００１３】なお、集電板（４）内に内装され、互いに
導線（６）により結線される焦点受け（５）は、１０ｍ
ｍ程度の間隔を有する格子状に配置しても良いものであ
り、またアンテナ本体（２）に複数配設される凹陥湾曲
状とする反射面（３）においてはその受信の実効角度は
１２０゜程度有するものであり、更にその角度を高めて
受信感度の向上を図るべくレンチキュラーレンズや非球
面形状のレンズを使用しても良いものである。また、焦
点受けと球面の位置とにかたよりがある場合、焦点が上
下に移動する場合があるので、焦点受けを上下方向に延
長した線状のものとして焦点の上下方向のズレを補正す
ることができる。
導線（６）により結線される焦点受け（５）は、１０ｍ
ｍ程度の間隔を有する格子状に配置しても良いものであ
り、またアンテナ本体（２）に複数配設される凹陥湾曲
状とする反射面（３）においてはその受信の実効角度は
１２０゜程度有するものであり、更にその角度を高めて
受信感度の向上を図るべくレンチキュラーレンズや非球
面形状のレンズを使用しても良いものである。また、焦
点受けと球面の位置とにかたよりがある場合、焦点が上
下に移動する場合があるので、焦点受けを上下方向に延
長した線状のものとして焦点の上下方向のズレを補正す
ることができる。
【００１４】この発明の実施例である衛星放送用アンテ
ナ（１）が以上の構成を具えるので、衛星放送等を受信
するに当たってアンテナを設置する場合には、この発明
の実施例である衛星放送用アンテナを使用することとな
る場所の緯度に合わせて、この発明の実施例であるアン
テナ（１）を構成するアンテナ本体（２）と集電板
（４）を、各々をスライド自在に保持する枠体（７）
（８）内において適宜スライドさせることにより、この
発明の実施例であるアンテナ（１）を構成するアンテナ
本体（２）において縦横に配設される凹陥湾曲状とする
複数の反射面（３）が結ぶべき焦点（Ｐ）は焦点高を変
えることなく縦横にその位置を変えるものとなり、この
アンテナ本体（２）の反射面（３）の焦点（Ｐ）と、更
にアンテナ本体（２）に配設される反射面（３）の焦点
高に対応するようにスペーサー（９）をもって一定の間
隔を有することとなる集電板（４）内に内装される焦点
受け（５）とがその枠体（８）内でのスライドにより合
致することにより受信可能となるものである。
ナ（１）が以上の構成を具えるので、衛星放送等を受信
するに当たってアンテナを設置する場合には、この発明
の実施例である衛星放送用アンテナを使用することとな
る場所の緯度に合わせて、この発明の実施例であるアン
テナ（１）を構成するアンテナ本体（２）と集電板
（４）を、各々をスライド自在に保持する枠体（７）
（８）内において適宜スライドさせることにより、この
発明の実施例であるアンテナ（１）を構成するアンテナ
本体（２）において縦横に配設される凹陥湾曲状とする
複数の反射面（３）が結ぶべき焦点（Ｐ）は焦点高を変
えることなく縦横にその位置を変えるものとなり、この
アンテナ本体（２）の反射面（３）の焦点（Ｐ）と、更
にアンテナ本体（２）に配設される反射面（３）の焦点
高に対応するようにスペーサー（９）をもって一定の間
隔を有することとなる集電板（４）内に内装される焦点
受け（５）とがその枠体（８）内でのスライドにより合
致することにより受信可能となるものである。
【００１５】そして、このように各々の枠体（７）
（８）内においてアンテナ本体（２）及び集電板（４）
をスライドさせることにより、アンテナ本体（２）の焦
点と集電板（４）内に内装される導線（６）により互い
に結線されることとなる争点受け（５）とを合致させる
ことにより、アンテナ本体（２）と集電板（４）との相
対的な位置決めした上で、壁面又は屋根に対して一体に
付設するものであるので、衛星放送等を容易に受信を行
うことができ、風雨等の天候の影響を受けることによ
り、この発明の実施例である衛星放送用アンテナ（１）
のアンテナ本体（２）又は集電板（４）にズレが生じて
衛星放送等の受信状態が悪化しても、アンテナを構成す
るアンテナ本体（２）と集電板（４）を各々枠体（７）
（８）内においてスライドさせることで、受信状態を良
好なものに復帰させることができる。
（８）内においてアンテナ本体（２）及び集電板（４）
をスライドさせることにより、アンテナ本体（２）の焦
点と集電板（４）内に内装される導線（６）により互い
に結線されることとなる争点受け（５）とを合致させる
ことにより、アンテナ本体（２）と集電板（４）との相
対的な位置決めした上で、壁面又は屋根に対して一体に
付設するものであるので、衛星放送等を容易に受信を行
うことができ、風雨等の天候の影響を受けることによ
り、この発明の実施例である衛星放送用アンテナ（１）
のアンテナ本体（２）又は集電板（４）にズレが生じて
衛星放送等の受信状態が悪化しても、アンテナを構成す
るアンテナ本体（２）と集電板（４）を各々枠体（７）
（８）内においてスライドさせることで、受信状態を良
好なものに復帰させることができる。
【００１６】また、この発明の実施例である衛星放送用
アンテナ（１）自体は、家屋の壁面又は屋根に対して一
体に付設されるものとなるので、激しい風雨等の天候状
態に曝されても、衛星放送等の電波の受信を行う受信面
となるアンテナ本体（２）及び集電板（４）に対して直
接空気抵抗などを生じるものではないため著しい応力が
掛かることもないので倒伏等の不具合は発生せず、家屋
の壁面や屋根を問わずに確実に固定することができるも
のでもある。なお、図５に示すように車輌の天井部（屋
根部）に設けることもでき、図６に示すように、航空機
の天井部（あるいは下腹部）にとりつけても充分用いる
ことができる。（１０）は自動車の車体であり、（１
１）は航空機の機体を示す。
アンテナ（１）自体は、家屋の壁面又は屋根に対して一
体に付設されるものとなるので、激しい風雨等の天候状
態に曝されても、衛星放送等の電波の受信を行う受信面
となるアンテナ本体（２）及び集電板（４）に対して直
接空気抵抗などを生じるものではないため著しい応力が
掛かることもないので倒伏等の不具合は発生せず、家屋
の壁面や屋根を問わずに確実に固定することができるも
のでもある。なお、図５に示すように車輌の天井部（屋
根部）に設けることもでき、図６に示すように、航空機
の天井部（あるいは下腹部）にとりつけても充分用いる
ことができる。（１０）は自動車の車体であり、（１
１）は航空機の機体を示す。
【００１７】
【発明の効果】以上のとおり、衛星放送用のアンテナ
を、縦横に複数の反射面を配設するアンテナ本体と、こ
のアンテナ本体において複数配設される反射面の焦点高
に対応する一定の間隔を有するように保持され、互いに
導線により結線されると共に、反射面の焦点に合致して
受信を行う焦点受けを内装するできる集電板より構成す
ることで、従来のアンテナと同様又はそれ以上の感度を
有するものであって、より平面的なものとすることがで
きるので、風雨等の天候状態による悪影響を受けること
なく、またその設置場所も家屋の壁面又は屋根等を問う
こともなくあらゆる場所に確実に設置できるものであっ
て、容易に良好な受信を可能なものとすることができる
優れた効果を有するものである。
を、縦横に複数の反射面を配設するアンテナ本体と、こ
のアンテナ本体において複数配設される反射面の焦点高
に対応する一定の間隔を有するように保持され、互いに
導線により結線されると共に、反射面の焦点に合致して
受信を行う焦点受けを内装するできる集電板より構成す
ることで、従来のアンテナと同様又はそれ以上の感度を
有するものであって、より平面的なものとすることがで
きるので、風雨等の天候状態による悪影響を受けること
なく、またその設置場所も家屋の壁面又は屋根等を問う
こともなくあらゆる場所に確実に設置できるものであっ
て、容易に良好な受信を可能なものとすることができる
優れた効果を有するものである。
【図１】この発明の実施例である衛星放送用アンテナの
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図２】この発明の実施例である衛星放送用アンテナの
断面拡大図である。
断面拡大図である。
【図３】この発明の実施例である衛星放送用アンテナの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図４】この発明の実施例である衛星放送用アンテナに
おける焦点の移動を図示したものである。
おける焦点の移動を図示したものである。
【図５】この発明の衛星放送用アンテナを車輌の天井部
に設けた斜視図である。
に設けた斜視図である。
【図６】この発明の衛星放送用アンテナを航空機に設け
た斜視図である。
た斜視図である。
【符号の説明】 １ 衛星放送用アンテナ ２ アンテナ本体 ３ 反射面 ４ 集電板 ５ 焦点受け ６ 導線 ７、８ 枠体 ９ スペーサー １０ 車体 １１ 航空機の機体
Claims (1)
- 【請求項１】 各々枠体内にスライド自在に保持され、
縦横に凹陥湾曲状とする複数の反射面を配設するアンテ
ナ本体と、このアンテナ本体に配設される複数の反射面
における焦点高に対応するように一定の間隔を有し、導
線により電気的に接続されてなる焦点受けを内装する集
電板から構成され、上記アンテナ本体及び集電板を、そ
れらを各々保持する枠体内においてスライドさせた上
で、アンテナ本体に配設される複数の反射面の焦点に集
電板内に内装される焦点受けを調整、合致させて受信を
行ってなる衛星放送用アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11227044A JP2001053540A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 衛星放送用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11227044A JP2001053540A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 衛星放送用アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001053540A true JP2001053540A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16854656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11227044A Withdrawn JP2001053540A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 衛星放送用アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001053540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018148351A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 株式会社デンソーテン | アンテナ装置 |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP11227044A patent/JP2001053540A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018148351A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 株式会社デンソーテン | アンテナ装置 |
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