JP2001052601A - バリアリブ製造方法及び装置 - Google Patents

バリアリブ製造方法及び装置

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JP2001052601A
JP2001052601A JP22622399A JP22622399A JP2001052601A JP 2001052601 A JP2001052601 A JP 2001052601A JP 22622399 A JP22622399 A JP 22622399A JP 22622399 A JP22622399 A JP 22622399A JP 2001052601 A JP2001052601 A JP 2001052601A
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paste
rib paste
mold
barrier
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JP22622399A
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English (en)
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Ryoji Taura
良治 田浦
Hiroaki Shimazutsu
博章 島筒
Junichi Iifushi
順一 飯伏
Tadashi Rokkaku
正 六角
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の良いバリアリブを簡便で迅速且つ安定
して製造すること。 【解決手段】 バリアリブ成形型65の表面に、ガラス
基板75とバリアリブペースト刷込み装置80を密着さ
せ、刷込み装置80からバリアリブペースト85を加圧
(P1)とバキューム吸引(負圧q1)しながら、バリ
アリブ成形型65を溝66の長さ方向に沿って移動させ
て、バリアリブ成形型65の溝66内に刷り込む。刷り
込み完了後、ガラス基板75とバリアリブ成形型65を
加圧して密着させ、この状態でバリアリブペースト85
を硬化させ、硬化後に、ガラス基板75からバリアリブ
成形型65を離型する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板上にバリアリブ
を製造する方法及び装置に関し、例えば、セル障壁によ
り形成された複数の放電用空間を備えてなるプラズマデ
ィスプレイパネル(以下、PDPと記す)のセル障壁
(以下、バリアリブあるいはリブと記す)の製造に適用
して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図14にPDPの構成例を示す。図示の
PDPでは、リア基板10上にデータ電極11を介して
白色誘電体層12が配置され、この白色誘電体層12の
表面にバリアリブ(セル障壁)5が接着されている。バ
リアリブ5の表面にはR、G、B、各蛍光層13が塗ら
れており、プラズマ発光でカラー発光する。一方、フロ
ント基板20には透明電極23を介して透明誘電体層2
2が配置され、透明誘電体層22の表面は保護層21で
被覆されている。このフロント基板20の一式をリア基
板10と一体化することにより、PDPとなる。
【0003】図15に、バリアリブ5の形状及び寸法の
一例を示す。個々のバリアリブ5は、例えば、高さ0.2
mm、幅0.04〜0.08mm、長さ600mmであり、数千
本等、多数のバリアリブ5がピッチ0.2 mm程度で全体
として微細な凹凸形状をなして白色誘電体層12上に設
けられる。バリアリブ5は、バリアリブ5間の各溝内で
発光する光を相互に遮断するためのものであり、適度な
硬さや密度を有し、絶縁効果も必要とされる。そのた
め、バリアリブ5の材質は主にセラミックやガラス粉末
で構成される。
【0004】次に、バリアリブ製造方法の従来例とし
て、印刷法及び型使用法について説明する。
【0005】[従来例1(印刷法)]PDPのバリアリ
ブ製造方法として、従来、ガラス基板上にガラスペース
トをスクリーン印刷法によりパターニングし、その後、
焼成する印刷法が知られている。その際、バリアリブに
必要な高さを得るために、印刷と乾燥を数十回繰り返す
ことによって、ガラスペーストを積層する方法が取られ
ている。
【0006】[従来例2(ガラス型使用法:特開平09−
012336号公報)]また、PDPのバリアリブ製造方法の
従来例として、特開平09−012336号公報に開示されたガ
ラス型を使用する方法が知られており、図16(a)〜
(e)に示す。このガラス型使用法では、同図(a)に
示すように、まず、ガラス型30にリブ形状に相当する
凹部31を予め多数形成しておき、各凹部31にバリア
リブペースト(低融点ガラス微粉)35を塗布する。バ
リアリブペースト35には、微量の光硬化性樹脂を含有
してある。その後、同図(b)に示すように、余剰のバ
リアリブペーストをスクレーパ等でかきとってガラス型
30の表面を平坦にし、型凹部のみにバリアリブペース
ト35を付着させる。その後、同図(c)に示すよう
に、ガラス基板38をガラス型30に重ねる。これを反
転させ、型凹部のバリアリブペースト形成側をガラス基
板38に密着させ、次いで、紫外線等を照射して、バリ
アリブペーストを硬化させる。硬化後、同図(d)に示
すように、ガラス型30をガラス基板38から剥離さ
せ、ガラス基板38上にバリアリブ5を転写させる。次
いで、同図(e)に示すように、焼成を行うことによ
り、バリアリブ5の完成となる。
【0007】ガラス型30は、サンドブラスト法とエッ
チング処理で成形され、その後、離型材形成処理を行な
って製作される。
【0008】[従来例3(フイルム型使用法:特開平08
−273537号公報)]PDPのバリアリブ製造方法の他の
従来例として、特開平08−273537号公報に開示されたフ
イルム型を使用する方法が知られており、図17及び図
18に示す。このフイルム型使用法は、図17に示すよ
うな回転型50に設けた凹部42aを利用して、型材4
5でフィルム40上に凹部41と凸部42を作成し、こ
れをフィルム型43としてバリアリブを製造するもので
ある。型材45は硬化性樹脂材である。ここで、51と
52はフィルム40に対するライン保持ロール、53は
型材45の原料タンク、54は型材塗布ロールである。
型材45は回転型50の凹部42aに流し込まれ、硬化
装置55にて硬化されてフィルム40上に凸部42とし
て転写される。
【0009】このようなフィルム型43をバリアリブ成
形型として用い、図18(a)に示すように、バリアリ
ブペースト48をブレード49で刷り込む。その後、同
図(b)に示すように反転させてバリアリブペースト4
8をガラス基板47に転写し、フィルム型43を剥離す
る。これにより、ガラス基板47上にバリアリブ5が形
成される。フィルム型43の剥離後、ガラス基板47上
のバリアリブ5を硬化させる。ここで、41はフィルム
型43の凹部、42は凸部を示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】[印刷法の欠点]印刷
法の場合、製造装置は特殊でなく工程が容易であるとい
う利点がある反面、工程数が多くなるという欠点があ
る。また、スクリーン印刷によるバリアリブの形状が焼
成前に崩れ、しかも、印刷の繰り返し回数が増えるにつ
れて形状精度が悪化するという傾向があるため、精巧さ
に劣るという欠点がある。
【0011】[ガラス型使用法の欠点]ガラス型30を
使用する場合、ガラス型30の成形はサンドブラスト法
とエッチング処理で行ない、その後、離型材形成処理を
行なってガラス型30を製作する成形方法であるため、
型成形が容易でないという欠点がある。また、バリアリ
ブペースト(低融点ガラス微粉)35とガラス型30が
ガラスという同一材のため両者は接着しやすく、バリア
リブペースト35を紫外線硬化した後の離型が困難とな
り、バリアリブ5の欠損やガラス型30が破損しやすい
という欠点がある。更に、ガラス型30に塗布した離型
剤は一回のバリアリブ成形で剥離され易いという欠点が
ある。また、凹型の寸法が微細なため、実際には離型材
を充分塗ることは困難である。これらのため、ガラス型
30を使用したバリアリブ製造方法は、量産機としては
効果的な方法とは言えない。
【0012】特に、バリアリブ5の上述した形状及び寸
法から、ガラス型30の溝は深さ0.2 mm、幅0.12〜0.
16mmと微細の上、数百mm〜1000mm以上と長い
ため、多数の溝内にバリアリブペースト35を途中に抜
けなく、安定に刷り込むことは困難である。
【0013】[フィルム型使用法の欠点]フィルム型4
3を使用する場合、フィルム型43の製作方法は、ガラ
ス型30の場合より比較的容易であり、また、量産向き
でもあるという利点がある。また、型材45が樹脂材で
あるから、ガラス型30の場合よりも離型性が良いとい
う利点もある。
【0014】しかしながら、フィルム型43を使用した
方法の場合、フィルム型43でガラス基板47上にバリ
アリブペースト48を転写するのみであり、この状態で
バリアリブペースト48を硬化させないため、フィルム
型43の剥離時に、ガラス基板47上に転写形成したバ
リアリブ5が欠損しやすいという欠点がある。ここで、
バリアリブペースト48を紫外線等により硬化させない
のは、フィルム型43がフィルム40及び樹脂の型材4
5で形成されているので、耐熱性が悪いためと思われ
る。
【0015】また、フィルム型43の基材がフィルム材
で柔らかいため、微細な型形状精度が狂いやすいという
欠点もある。
【0016】特に、バリアリブ5の上述した形状及び寸
法から、フィルム型43の溝は深さ0.2 mm、幅0.12〜
0.16mmと微細の上、数百mm〜1000mm以上と長
いため、多数の溝内にバリアリブペースト48を途中に
抜けなく、安定に刷り込むことは困難である。
【0017】本発明は、上述のような従来技術の欠点に
鑑み、精度の良いバリアリブを簡便で迅速且つ安定して
製造し得る方法及び装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では下記の方法及
び装置により上記課題を解決する。
【0019】請求項1に係る発明は、バリアリブを基板
上に製造する方法において、基板とバリアリブ形状に対
応した凹凸型を有するバリアリブ成形型を密着させ、バ
リアリブ成形型をその溝の長さ方向に沿って移動させな
がら、バリアリブ成形型の溝内に加圧力とバキューム吸
引力を用いてバリアリブペーストを刷り込むことを特徴
とするバリアリブ製造方法である。
【0020】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、バリアリブ成形型の表面に、基板とバリアリブペー
スト刷込み装置を密着させ、バリアリブペースト刷込み
装置からバリアリブペーストを加圧及びバキューム吸引
しながらバリアリブ成形型の溝内に刷り込むことを特徴
とするバリアリブ製造方法である。
【0021】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、バリアリブペーストの刷り込み完了後に、基板とバ
リアリブ成形型を加圧して密着させ、この状態でバリア
リブペーストを硬化させ、バリアリブペーストの硬化後
に、基板からバリアリブ成形型を離型することを特徴と
するバリアリブ製造方法である。
【0022】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、バリアリブペーストとして、ガラスとセラミック粉
末をベースに、紫外線等の光により連鎖硬化する光硬化
型エポキシ樹脂組成物を添加したペースト状材料を使用
し、バリアリブペーストは未硬化状態でバリアリブ成形
型に刷り込み、光硬化させてバリアリブを強化してから
離型することを特徴とするバリアリブ製造方法である。
【0023】請求項5に係る発明は、請求項1におい
て、未硬化時のバリアリブペーストに気泡が混入しない
ように、バリアリブペーストをタンクから無空気状態で
バリアリブペースト刷込み装置に供給することを特徴と
するバリアリブ製造方法である。
【0024】請求項6に係る発明は、請求項1におい
て、バリアリブペースト刷込み装置内を減圧して負圧を
発生させ、この負圧によりバリアリブペーストをタンク
からバリアリブペースト刷込み装置に供給することを特
徴とするバリアリブ製造方法である。
【0025】請求項7に係る発明は、バリアリブを基板
上に製造する装置において、バリアリブ形状に対応した
凹凸を有するバリアリブ成形型と、バリアリブ成形型を
保持しその溝の長さ方向に沿って移動させる装置と、バ
リアリブ成形型の表面に密着されるバリアリブペースト
刷込み装置と、基板をバリアリブ成形型に密着させて保
持する装置と、バリアリブペースト刷込み装置からバリ
アリブ成形型の溝内に向けてバリアリブペーストを加圧
するバリアリブペースト加圧装置と、バリアリブペース
ト加圧装置よりもバリアリブ成形型の移動方向の後方に
配置され、バリアリブ成形型の溝内のバリアリブペース
トをバキューム吸引するバリアリブペースト吸引装置を
具備することを特徴とするバリアリブ製造装置である。
【0026】請求項8に係る発明は、請求項7におい
て、バリアリブペースト刷込み装置は回転型ローラを備
えたものであることを特徴とするバリアリブ製造装置で
ある。
【0027】請求項9に係る発明は、請求項7におい
て、バリアリブペースト加圧装置が空気袋であることを
特徴とするバリアリブ製造装置である。
【0028】請求項10に係る発明は、請求項7におい
て、バリアリブペースト刷込み装置はバリアリブ成形型
の溝のみに対応したバリアリブペースト吐出孔を備えた
ものであることを特徴とするバリアリブ製造装置であ
る。
【0029】請求項11に係る発明は、請求項7におい
て、バリアリブ成形型上の余剰のバリアリブペーストを
かき取る装置と、基板をバリアリブ成形型に押しつける
装置と、基板とバリアリブ成形型の間のバリアリブペー
ストを硬化させる装置と、基板からバリアリブ成形型を
離型する装置と、バリアリブ成形型が離型された基板を
搬送する装置と、バリアリブペーストをバリアリブペー
スト刷込み装置に補給する装置を備えたことを特徴とす
るバリアリブ製造装置である。
【0030】請求項12に係る発明は、請求項7におい
て、バリアリブ成形型は樹脂材で製作されたものである
ことを特徴とするバリアリブ製造装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。
【0032】[実施形態例1:バリアリブ成形型製造方
法の例]バリアリブ成形型としては、精度が良く、か
つ、バリアリブペースト(バリアリブ材)の離型性が良
好な型を使用することが望ましい。また、型材質は基本
的には限定されないが、樹脂材製、なかでも耐熱性の良
いフッ素系樹脂が良い。このようなバリアリブ成形型の
製造方法の例を、図1に基づいて説明する。なお、バリ
アリブ成形型の溝方向両端は閉じられている。
【0033】まず、図1(a)に示すようなひな型60
を用意する。このひな型60は溝部61と凸部62を多
数備えており、実際のバリアリブ形状とほぼ一致した形
状となっている。ひな型60の形成は、機械加工による
方式でも良いし、特願平10−228979号で発明者が提案し
た「リソグラフィーとNiメッキ法」を利用したNiメ
ッキ型でもよい。また、これら以外の方式でも精度よく
加工でき、強度のある型であれば何ら問題ない。
【0034】ここで、リソグラフィーとNiメッキ法を
利用してひな型60を形成する場合は、例えば、基材上
にレジスト材や軟質材等からなる型材を所定厚さで塗布
し、この型材の上に所定間隔(バリアリブの間隔に相
当)でマスクパターンを複数貼り付け、型材及びマスク
パターンに対して紫外線を照射した後に洗浄する。これ
により、マスクパターンで保護されない部分の型材は除
去され、保護された部分の型材は縦壁となって残存し、
この間に溝ができる。次に、基材及び残存型材(縦壁)
の上方から、所定厚さのニッケルメッキが得られるま
で、ニッケルメッキ処理を施す。その後、電解エッチン
グ処理を施して、残存型材(縦壁)を溶融除去する。こ
れにより、基材上にニッケルメッキにより形成されたひ
な型が作製される。このひな型は、高精度、高強度、低
コスト、製作容易、繰り返し使用可能等の利点がある。
また、ニッケルメッキ処理に用いるニッケル内に、アク
リル材やテフロン材等の樹脂を分散させたものを用いる
ことにより、より精巧で堅牢となり、離型性の良いひな
型が得られ、耐久性が向上する。
【0035】上記いずれかの方法で作製したひな型60
に、図1(b)に示すように、樹脂材65aを重ね、加
熱して樹脂材65aを柔らかくした後、加圧・鍛造し
て、同図(c)示すように、ひな型60とは凹凸が逆と
なったバリアリブ成形型65を製作する。ここで、66
は凹部、67は凸部である。
【0036】このバリアリブ成形型65の溝部(凹部)
にバリアリブペーストを刷り込み、ガラス基板70を重
ねてバリアリブペーストを硬化した後、剥離してバリア
リブ成形型65を外すと、ガラス基板70に数百mm〜
1000mm以上と長いバリアリブ75が形成される。
【0037】ここで、バリアリブ成形型65に使用する
樹脂材65aとしては、鍛造成形性、耐熱性、離型性が
求められるが、これらの条件を満足できるものであれば
良い。フッ素樹脂系のものがこれらの条件を良く満足す
るので、本例ではPTFE(例えば、商品名テフロン)
材を使用している。PTFE材を使用した場合、微細な
凹凸形状が正確に転写でき、型成形が容易である。ま
た、繰り返して同一型を成形できる利点もある。更に、
PTFE材には若干の変形性があるため、ガラス基板7
0との密着性が良く、バリアリブペーストの刷り込みが
容易であり、また、離型性も良好で特別な離型剤処理は
不要であり、繰り返し使用しても性能が落ちることも無
い。PTFE材の場合は、350度位に加熱すると軟化
する。
【0038】また、樹脂材製のバリアリブ成形型を使用
すると、変形性があるため、ガラス基板70が平坦さを
若干欠いた場合でも、これに追従して良く密着性する。
【0039】[実施形態例2:バリアペースト刷込み方
法の例]次に、図2〜図4を参照して、バリアペースト
の刷込み方法の例を説明する。この例では、バリアリブ
ペーストはガラス粉末とセラミック粉末をベースに、紫
外線等により連鎖硬化する光硬化型エポキシ樹脂組成物
を添加したペースト状材料を使用している。
【0040】例えば、ガラス粉末とセラミック粉末に紫
外線硬化溶剤を20パーセント位入れて練ったものをバ
リアリブペーストとして使用する。このようにガラスと
セラミック粉末をベースに、紫外線等により連鎖硬化す
る光硬化型エポキシ樹脂組成物を添加したペースト状材
料をバリアリブペーストとして使用する場合は、バリア
リブペーストが未硬化の状態でバリアリブ成形型に刷り
込み、光硬化させてバリアリブ75を強化してから、離
型すると良い。
【0041】まず、実施形態例1で製作した樹脂材製の
バリアリブ成形型65を使用し、図2に示すように、型
65の上に密着してバリアリブペースト刷込み装置80
をセットする。バリアリブペースト刷込み装置80の一
端(図では左端)には、型65の上に密着してガラス基
板70をセットする。更に、バリアリブペースト刷込み
装置80には、バリアリブペースト85を加圧充填する
バリアリブペースト加圧室85aが備えられ、このバリ
アリブペースト加圧室85aより基端側に、バリアリブ
ペースト85をバキューム吸引するバリアリブペースト
吸引部分82が備えられている。
【0042】このような構成で行うバリアリブペースト
の刷込み工程を以下説明する。
【0043】図2は刷込み開始時の状態を示しており、
樹脂材製のバリアリブ成形型65の溝部66の一端(左
先端)に、バリアリブペースト加圧室85a下面の吐出
孔(刷込み部)が接するようにバリアリブペースト刷込
み装置80を配置する。ここでバリアリブペースト刷込
み装置80とガラス基板70はバリアリブ成形型65に
密着している。
【0044】図3(a)は、図2の刷込み開始時の状態
で、圧力P1で加圧しながら、他方で負圧q1でバキュ
ーム吸引を開始した状態を示しており、バリアリブペー
スト85はバリアリブ成形型65の各溝内に刷込まれ
る。
【0045】図3(b)はバリアリブ成形型65を左方
へ移動開始した状態であり、溝部66内に刷込まれたバ
リアリブペースト85が溝部66内に残る様子を示して
いる。
【0046】図4はバリアリブ成形型65の移動を更に
進めた状態であり、バリアリブペースト刷込み装置80
の下部分では、バリアリブペースト85がバキューム吸
引部分82まで刷り込まれた状態を保持しつつ、刷り込
みが進行する様子を示している。
【0047】ここで、加圧だけの場合は圧力が大き過ぎ
るとバリアリブペーストが漏れて吹き出たり、バキュー
ム吸引だけの場合は溝の途中でバリアリブペーストが途
切れて抜けが生じたりするが、加圧とバキューム吸引し
ながらバリアリブペースト85を刷り込むことにより、
これらの問題ががなくなる。バキューム吸引の負圧q1
は略真空で良く、加圧力はP1はバリアリブペーストが
漏れ出ない程度に抑えると良い。例えば、加圧力P1:
負圧q1=2:1等とされる。
【0048】図5を参照して、バリアリブペースト85
の刷込み長さLを説明する。図5(a)において、バリ
アリブ成形型65に設けた溝部66にバリアリブペース
トを刷り込むが、溝部表面をガラス基板70で密閉した
状態で、加圧力P1およびバキューム圧力q1を作用さ
せるため、この溝66内に刷込まれる長さLは、下式
(1)に示す計算式で求められる。 (P1−q1)δ1 ・δ2 =τ×2(δ1 +δ2 )×L L=ΔP・δ1 ・δ2 /(τ×2(δ1 +δ2 )) …式(1) ここで、τはバリアリブペーストの粘性抵抗、ΔPは加
圧力P1とバキューム圧力q1の差圧である。また、δ
1 とδ2 は図5(b)に示すように、それぞれ溝部66
の縦寸法と横寸法である。
【0049】式(1)より、刷込み長さLは、差圧ΔP
と溝寸法δ1 、δ2 が大きく、バリアリブペーストの粘
性抵抗τが小さい程、バリアリブペーストを長く刷り込
める。しかし、溝66の寸法・形状はバリアリブ形状が
決まっているため、容易には変更できない。そのため、
条件調整が可能な差圧ΔPを利用する。つまり、加圧し
ながら他方でバキューム吸引することにより、差圧ΔP
を大きくすることにより、刷込み長さLを長くしてい
る。
【0050】[実施形態例3:バリアリブペースト刷込
み装置の例1]図6にバリアリブペースト刷込み装置の
第1例80aを示す。図6(a)は側面断面図、同図
(b)はかきとり部を拡大して示す断面図である。バリ
アリブ成形型65の溝66部分の表面に、ガラス基板7
0を押し付けながらバリアリブペースト刷込み装置80
aをセットする。110はバリアリブ成形型65のホル
ダーである。
【0051】このバリアリブペースト刷込み装置80a
のバリアリブペースト加圧室85aには、バリアリブペ
ースト供給装置92があり、バリアリブペースト85を
加圧装置90、具体的には空気袋(エアバッグ)で加圧
供給する機構となっている。空気袋(バリアリブペース
ト加圧装置)90は上方からばねで抑えられ、適宜な加
圧兼減圧機(図示省略)に接続されている。
【0052】また、バリアリブペースト刷込み装置80
aの図示右側(バリアリブ成形型65の移動方向後寄
り)には、バリアリブ成形型65の溝66からバリアリ
ブペースト85をバキューム吸引するためのバキューム
室82及び吸引孔83と吸引ホース83aが設けられて
いる。バキューム室82は装置下面に開口し、吸引孔8
3に連通している。吸引孔83は吸引ホース83aを介
して吸引機(図示省略)に接続されている。
【0053】バリアリブペースト刷込み装置80aは溝
66の配列方向(紙面に直角方向)に長い。これに伴
い、バリアリブペースト加圧室85aの下面には、多数
の溝66部分に接するように長孔(幅は、例えば1mm
程度)が明けられている。また、吸引孔83も、バリア
リブペースト加圧室85aと同じ多数の溝66部分に接
するように長孔(幅は,例えば1mm程度)が明けられ
ている。
【0054】この空気袋(バリアリブペースト加圧装
置)90とバリアリブペースト吸引装置(82、83、
83a及び吸引機)により、バリアリブペースト供給装
置92内のバリアリブペースト85をバリアリブ成形型
65の多数の溝66に刷り込む。その際、バリアリブ成
形型65を移動させながら、順次刷り込みを行う。
【0055】上記構造のバリアリブペースト刷込み装置
80aにより、基本的には、バリアリブペースト85は
溝66のみに刷り込まれる。
【0056】しかし、バリアリブ成形型65の一部の凸
部にバリアリブペースト85が付着することが考えられ
る。この場合の対策として、図6(b)に示すように、
付着したバリアリブペーストをかき取る装置として、溝
66の配列方向(紙面に直角方向)に長いかき取り板9
4を、バリアリブペースト加圧室85aより前方にて、
バリアリブペースト刷込み装置80aに設けてある。こ
のかき取り板94はバリアリブ成形型65の凸部に付着
したバリアリブペーストをかき取るスクレーパであるか
ら、かき取り板加圧装置93により、かき取り板94の
押し付け力を調整しながらかき取るようにしてある。か
きとられたバリアリブペーストは隙間部94aから負圧
等により排出される。
【0057】更に、未硬化時のバリアリブペーストに気
泡等が混入しないように、バリアリブペースト刷込み装
置80aへのバリアリブペースト供給を無空気状態で行
なう構成としている。そのため、脱泡された状態でバリ
アリブペーストを貯蔵するバリアリブペースト補給タン
ク95がバリアリブペースト刷込み装置80aに備えら
れ、バリアリブペースト供給装置92内のバリアリブペ
ースト85も脱泡されており、バリアリブペースト補給
タンク95からバリアリブペースト供給装置92に至る
バリアリブペーストの通路の空気から遮断されている。
【0058】また、バリアリブペースト85は使用中に
減少してくるため、定期的に補給する必要がある。この
バリアリブペースト補給も無空気状態で行なう構成とし
ている。具体的には、バリアリブペースト補給装置はバ
リアリブペースト補給タンク95、バルブ91、バリア
リブペースト補給孔96から構成されるが、補給方法の
詳細については後述する。
【0059】以上のように、バリアリブペースト85を
加圧しながら溝66内に押し込み、同時に他方からバキ
ューム吸引することによって、バリアリブペースト85
がバリアリブ成形型65の溝66にスムーズに刷り込ま
れ、欠陥の無い良好な刷り込みが行なわれる。
【0060】[実施形態例4:バリアリブペースト刷込
み装置の例2]図7にバリアリブペースト刷込み装置の
第2例として、回転型ローラ88を使用した装置80b
を示す。
【0061】このバリアリブペースト刷込み装置80b
では、バリアリブペースト加圧室85a内の下部に、ス
ポンジ等の弾性材料で作製したローラ88を回転可能に
備えている。ローラ88は、バリアリブ成形型65の溝
66に対応して凹凸が形成されたものでも、このような
凹凸がないものでも良い。
【0062】ローラ88はバリアリブ成形型65の移動
方向と同方向または逆方向に回転される。
【0063】また、バリアリブペースト加圧室85aに
は、先のバリアリブペースト刷込み装置80aと同様、
バリアリブペースト供給装置92があり、バリアリブペ
ースト85を加圧装置90、具体的には空気袋(エアバ
ッグ)で加圧供給する機構となっている。空気袋(バリ
アリブペースト加圧装置)90は上方からばねで抑えら
れ、適宜な加圧兼減圧機(図示省略)に接続されてい
る。
【0064】また、バリアリブペースト刷込み装置80
bの図示右側(バリアリブ成形型65の移動方向後寄
り)には、バリアリブ成形型65の溝66からバリアリ
ブペースト85をバキューム吸引するためのバキューム
室82及び吸引孔83が設けられている。また、装置後
方の下部に、シール材89を配してある。バキューム室
82は装置下面に開口し、吸引孔83に連通している。
吸引孔83は吸引ホース(図示省略)を介して吸引機
(図示省略)に接続されている。
【0065】更に、バリアリブペースト刷込み装置80
bの左端には、ガラス基板70をバキュームにより保持
する保持装置100を配してある。
【0066】バリアリブペースト刷込み装置80bは溝
66の配列方向(紙面に直角方向)に長い。これに伴
い、バリアリブペースト加圧室85aの下面には、多数
の溝66部分に接するように長孔(幅は、例えば1mm
程度)が明けられている。また、吸引孔83も、バリア
リブペースト加圧室85aと同じ多数の溝66部分に接
するように長孔(幅は,例えば1mm程度)が明けられ
ている。
【0067】バリアリブペースト刷込み装置80bも、
先のバリアリブペースト刷込み装置80aと同様、バリ
アリブ成形型65の溝66部分の表面に、ガラス基板7
0を押し付けながらセットする。
【0068】上述したローラ88と、空気袋(バリアリ
ブペースト加圧装置)90と、バリアリブペースト吸引
装置(82、83、83a及び吸引機)により、バリア
リブペースト供給装置92内のバリアリブペースト85
をバリアリブ成形型65の多数の溝66に刷り込む。そ
の際、バリアリブ成形型65を移動させながら、順次刷
り込みを行う。
【0069】ここで、刷り込みは、回転するローラ88
により行なわれ、溝66内に強制的にバリアリブペース
ト85を刷込む。
【0070】上記構造のバリアリブペースト刷込み装置
80bにより、基本的には、バリアリブペースト85は
溝66のみに刷り込まれる。また、このバリアリブペー
スト刷込み装置80bでは、バリアリブペースト85の
粘性が高い場合でも、回転刷り込み型のローラ88で強
制的に刷込めるため、確実な刷り込みが行なえる。
【0071】しかし、バリアリブペースト刷込み装置8
0bの場合も、バリアリブ成形型65の一部の凸部にバ
リアリブペースト85が付着することが考えられる。こ
の場合の対策として、図7に示すように、溝66の配列
方向(紙面に直角方向)に長いかき取り板94を、バリ
アリブペースト加圧室85aより前方にて、バリアリブ
ペースト刷込み装置80bに設けてある。このかき取り
板94はバリアリブ成形型65の凸部に付着したバリア
リブペーストをかき取るスクレーパであるから、かき取
り板加圧装置93により、かき取り板94の押し付け力
を調整しながらかき取るようにしてある。かきとられた
バリアリブペーストは隙間部94aから負圧等により排
出される。
【0072】更に、未硬化時のバリアリブペーストに気
泡等が混入しないように、バリアリブペースト刷込み装
置80bへのバリアリブペースト供給を無空気状態で行
なう構成としている。そのため、脱泡された状態でバリ
アリブペーストを貯蔵するバリアリブペースト補給タン
ク95がバリアリブペースト刷込み装置80bに備えら
れ、バリアリブペースト供給装置92内のバリアリブペ
ースト85も脱泡されており、バリアリブペースト補給
タンク95からバリアリブペースト供給装置92に至る
バリアリブペーストの通路の空気から遮断されている。
【0073】また、バリアリブペースト85は使用中に
減少してくるため、定期的に補給する必要がある。この
バリアリブペースト補給も無空気状態で行なう構成とし
ている。具体的には、バリアリブペースト補給装置はバ
リアリブペースト補給タンク95、バルブ91、バリア
リブペースト補給孔96から構成されるが、補給方法の
詳細については後述する。
【0074】以上のように、バリアリブペースト85を
加圧しながら溝66内に押し込み、同時に他方からバキ
ューム吸引し、更にローラ88で強制的に刷り込むこと
によって、バリアリブペースト85がバリアリブ成形型
65の溝66にスムーズに刷り込まれ、欠陥の無い良好
な刷り込みが行なわれる。
【0075】[実施形態例5:バリアリブ成形型の溝内
のみへの刷込み方法の例]図8〜図10に、バリアリブ
成形型65の溝66のみに確実にバリアリブペースト8
5を刷込むための方法及び構造例を、バリアリブペース
ト刷込み部の拡大図として示す。図8は平面断面図、図
9は側面断面図、図10は正面断面図を示す。
【0076】図8〜図10に示すように、バリアリブペ
ースト刷込み装置80(バリアリブペースト刷込み装置
80aとバリアリブペースト刷込み装置80b両方)の
バリアリブペースト加圧室85aの下面に、バリアリブ
成形型65の各溝66のみに対応した刷込み孔86を形
成したバリアリブペースト制限板材84を設けてある。
バリアリブペースト85はこの刷込み孔86からバリア
リブ成形型65の溝66のみに加圧供給され、溝66以
外の凸部には付着しにくい構成としてある。
【0077】ここで、バリアリブペースト制限板材84
は溝66の配列方向(紙面に直角方向)に長く、多数の
溝66に対応して刷込み孔86を多数形成してある。
【0078】本例では、制限板材カセット81により、
バリアリブペースト制限板材84をバリアリブペースト
加圧室85aの下面に取り付けている。また、制限板材
カセット81をバリアリブペースト制限板材84を補強
するための治具として用いてもいる。その理由は、バリ
アリブペースト制限板材84に設ける刷込み孔86が例
えば直径0.15mm以下と微細なため、通常の機械加工で
はバリアリブペースト制限板材84が薄くないと加工で
きないので、本例では、薄いバリアリブペースト制限板
材84を複数枚積層して用い、この積層物をバリアリブ
ペースト加圧室85aの下面に取り付けているためであ
る。
【0079】勿論、レーザ加工やエッチング処理等によ
り、1枚の厚いバリアリブペースト制限板材84に微細
な刷込み孔86を形成しても良い。
【0080】バリアリブペースト制限板材84は必ずし
も用いる必要はない。
【0081】[実施形態例6:バリアリブペーストの補
給方法の例]図11に、常に脱泡されたエアー混入の無
いバリアリブペーストを補給するための方法及び構造の
例を断面図で示す。図11(a)は加圧刷込み中の状態
図、同図(b)は補給開始時の状態図、同図(c)は補
給中の状態図を示す。
【0082】図11(a)に示すものは、バリアリブペ
ースト制限板材84を介してバリアリブペースト85を
加圧装置90で刷り込んでいる状況である。ここで加圧
装置90としてエアバック等のようにエアーで膨らむ方
式のものを利用している。
【0083】加圧しながら刷り込むとき、バリアリブペ
ースト85が所定値まで減少したら、これを適宜なセン
サで検出して、図11(b)に示すようにバルブ91を
開き、バリアリブペースト補給タンク95からバリアリ
ブペースト85を流入しやすくする。
【0084】更に、バルブ91の開きに同期して、図1
1(b)(c)に示すようにエアバック等の加圧装置9
0を減圧させる。これにより,バリアリブペースト加圧
室85aに負圧が発生する。この負圧及びバリアリブペ
ースト補給タンク95の圧力(自重含む加圧)の作用
で、バリアリブペーストがバリアリブペースト補給タン
ク95から加圧室85a内に補給する。所定量の補給が
完了したら、これを適宜なセンサで検出して、バルブ9
1を閉じ、補給経路を遮断した後、図11(a)のよう
に再び加圧装置90で加圧しながら、他方でバキューム
吸引を行って、バリアリブペースト85を刷り込む。
【0085】以上により、常にエアー混入の無い、脱泡
されたバリアリブペースト85を供給でき、刷り込み精
度が向上する。
【0086】[実施形態例7:量産可能なバリアリブ製
造装置の例]図12と図13に、量産可能としたバリア
リブ製造装置の構成例を示す。図12は刷込み開始時の
状態を示す側面図、図13は刷込みが完了し、バリアリ
ブペーストを硬化している状態を示す側面図である。
【0087】まず、図12において、装置構成を説明す
る。架台120にモータ122で駆動されるリニアガイ
ドシステム121を組み込んである。このリニアガイド
システム121に型ホルダ110を取り付け、バリアリ
ブ成形型65(ここではテフロン製の型を使用した)を
セットする。このバリアリブ成形型65上にバリアリブ
ペースト刷込み装置80(バリアリブペースト刷込み装
置80a、バリアリブペースト刷込み装置80bのどち
らでの良い)を密着させる。同時に、バリアリブ成形型
65上にガラス基板70が密着可能なように、ガラス基
板受けガイド102上にガラス基板70をセットし、ガ
ラス基板保持装置100で保持する。
【0088】バリアリブペースト刷込み装置80には、
先の実施形態例で説明したバリアリブペースト加圧、吸
引、補給、かき取り用等のの各装置が組み込まれてい
る。
【0089】図12の状態でバリアリブペーストの刷り
込みを開始するが、刷り込みながらバリアリブ成形型6
5をリニアガイドシステム121で図示左側に逐次移動
して行く。
【0090】バリアリブペーストをバリアリブ成形型6
5の溝66に刷り込みながら、バリアリブ成形型65は
移動し、図13に示すように、図示左端まで移動して刷
り込み完了となる。
【0091】刷り込みが完了したら、バリアリブペース
ト刷込み装置80は適宜な昇降装置により上昇してバリ
アリブ成形型65から離れる。
【0092】その後、ガラス基板押え装置105に設け
てある押え治具101が適宜な昇降装置により下降し
て、図13に示すように、ガラス基板70をバリアリブ
成形型65に押し付け加圧する。
【0093】このようにガラス基板70を押し付け加圧
した状態で、バリアリブペースト硬化用装置、例えば紫
外線ランプ(UVランプ)109等で、バリアリブペー
ストを照射し、硬化させる。
【0094】ここで、バリアリブペーストにはガラスと
セラミックの粉末材をベースに、紫外線等により連鎖硬
化する光硬化型エポキシ樹脂組成物を添加して、ペース
ト状とした材料を使用しているのでバリアリブ成形型6
5内のバリアリブペーストは速やかに(例えば、1分程
度で)硬化する。
【0095】バリアリブペーストが硬化したのち、ガラ
ス基板押え装置105の押え治具101を開放し、ガラ
ス基板保持装置100でガラス基板70を吸引しなが
ら、ガラス基板押え装置105を上昇させることによ
り、ガラス基板70はバリアリブ成形型65から離れて
上昇する。
【0096】この時、バリアリブ成形型65の溝66に
刷り込まれたバリアリブペーストは硬化しており、更
に、この硬化時にガラス基板70と密着していたので、
ガラス基板70と接していた部分がガラス基板70に強
固に接着される。そのため、ガラス基板70の上昇によ
り、バリアリブ成形型65の溝66内のバリアリブペー
ストはガラス基板70と共にバリアリブ成形型から剥離
される。
【0097】バリアリブ成形型65をフッ素樹脂(ここ
ではテフロン使用)で製作した場合は、バリアリブペー
ストとの離型性が特に良く、離型材を施しておかなくて
も良好な離型が行なえる。
【0098】ガラス基板70の離型後、次のガラス基板
と交換し、リニアガイドシステム121を後退させ、再
び図12のようにセットすることにより、以下同様の工
程を繰り返してバリアリブの量産が行なえる。
【0099】本発明は、PDPのバリアリブに限ること
なく、各種のリブ製造に適用可能である。
【0100】
【発明の効果】請求項1に係る発明の方法によれば、基
板とバリアリブ形状に対応した凹凸型を有するバリアリ
ブ成形型を密着させ、バリアリブ成形型をその溝の長さ
方向に沿って移動させながら、バリアリブ成形型の溝内
に加圧力とバキューム吸引力を用いてバリアリブペース
トを刷り込むので、バリアリブ成形型の微細な溝内に途
中で抜けを生じることなく、安定且つ確実に、高い刷り
込み精度でバリアリブペーストを刷り込むことができ、
バリアリブを高い精度で基板上に製造することができ
る。
【0101】請求項2に係る発明の方法によれば、バリ
アリブ成形型の表面に、基板とバリアリブペースト刷込
み装置を密着させ、バリアリブペースト刷込み装置から
バリアリブペーストを加圧及びバキューム吸引しながら
バリアリブ成形型の溝内に刷り込むので、バリアリブ成
形型の微細な溝内に途中で抜けを生じることなく、バリ
アリブペースト刷込み装置により安定且つ確実に、高い
刷り込み精度でバリアリブペーストを刷り込むことがで
き、バリアリブを高い精度で基板上に製造することがで
きる。
【0102】請求項3に係る発明の方法によれば、バリ
アリブペーストの刷り込み完了後に、基板とバリアリブ
成形型を加圧して密着させ、この状態でバリアリブペー
ストを硬化させ、バリアリブペーストの硬化後に、基板
からバリアリブ成形型を離型するので、バリアリブを損
傷することなく基板上に製造することができる。
【0103】請求項4に係る発明の方法によれば、バリ
アリブペーストとして、ガラスとセラミック粉末をベー
スに、紫外線等の光により連鎖硬化する光硬化型エポキ
シ樹脂組成物を添加したペースト状材料を使用し、バリ
アリブペーストは未硬化状態でバリアリブ成形型に刷り
込み、光硬化させてバリアリブを強化してから離型する
ので、バリアリブを損傷することなく基板上に製造する
ことができる。
【0104】請求項5に係る発明の方法によれば、未硬
化時のバリアリブペーストに気泡が混入しないように、
バリアリブペーストをタンクから無空気状態でバリアリ
ブペースト刷込み装置に供給するので、エアー混入の無
い脱泡されたバリアリブペーストを刷り込むことがで
き、刷り込み精度が向上してバリアリブを高い精度で基
板上に製造することができる。
【0105】請求項6に係る発明の方法によれば、バリ
アリブペースト刷込み装置内を減圧して負圧を発生さ
せ、この負圧によりバリアリブペーストをタンクからバ
リアリブペースト刷込み装置に供給するので、エアー混
入の無い脱泡されたバリアリブペーストを補給でき、刷
り込み精度が向上してバリアリブを高い精度で基板上に
製造することができる。
【0106】請求項7に係る発明の装置によれば、バリ
アリブ形状に対応した凹凸を有するバリアリブ成形型
と、バリアリブ成形型を保持しその溝の長さ方向に沿っ
て移動させる装置と、バリアリブ成形型の表面に密着さ
れるバリアリブペースト刷込み装置と、基板をバリアリ
ブ成形型に密着させて保持する装置と、バリアリブペー
スト刷込み装置からバリアリブ成形型の溝内に向けてバ
リアリブペーストを加圧するバリアリブペースト加圧装
置と、バリアリブペースト加圧装置よりもバリアリブ成
形型の移動方向の後方に配置され、バリアリブ成形型の
溝内のバリアリブペーストをバキューム吸引するバリア
リブペースト吸引装置を具備するので、バリアリブ成形
型の微細な溝内に途中で抜けを生じることなく、安定且
つ確実に、高い刷り込み精度でバリアリブペーストを刷
り込むことができ、バリアリブを高い精度で基板上に製
造することができる。
【0107】請求項8に係る発明の装置によれば、バリ
アリブペースト刷込み装置は回転型ローラを備えたもの
であることを特徴とするので、ローラが強制的にバリア
リブペーストを刷り込むから、バリアリブ成形型の微細
な溝内に途中で抜けを生じることなく、安定且つ確実
に、高い刷り込み精度でバリアリブペーストを刷り込む
ことができ、バリアリブを高い精度で基板上に製造する
ことができる。
【0108】請求項9に係る発明の装置によれば、バリ
アリブペースト加圧装置が空気袋であるので、簡単な構
成でバリアリブペーストを加圧することができる。
【0109】請求項10に係る発明の装置によれば、バ
リアリブペースト刷込み装置はバリアリブ成形型の溝の
みに対応したバリアリブペースト吐出孔を備えたもので
あるので、バリアリブ成形型の溝以外の凸部にバリアリ
ブペーストを刷り込むことがなく、バリアリブを高い精
度で基板上に製造することができる。
【0110】請求項11に係る発明の装置によれば、バ
リアリブ成形型上の余剰のバリアリブペーストをかき取
る装置と、基板をバリアリブ成形型に押しつける装置
と、基板とバリアリブ成形型の間のバリアリブペースト
を硬化させる装置と、基板からバリアリブ成形型を離型
する装置と、バリアリブ成形型が離型された基板を搬送
する装置と、バリアリブペーストをバリアリブペースト
刷込み装置に補給する装置を備えたので、バリアリブ成
形型の溝以外の凸部に付着したバリアリブペーストを除
去することができ、バリアリブを高い精度で基板上に製
造することができる。
【0111】請求項12に係る発明の装置によれば、バ
リアリブ成形型は樹脂材で製作されたものであるので、
基板の平坦さが多少不均一であっても、変形してこれに
追従し、安定且つ確実に基板に密着することができ、バ
リアリブを高い精度で基板上に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例1として、バリアリブ成形
型製造方法の例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態例2として、バリアペースト
刷込み方法の例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態例2として、バリアペースト
刷込み方法の例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態例2として、バリアペースト
刷込み方法の例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態例2として、バリアリブペー
ストの刷込み長さ説明する図である。
【図6】本発明の実施形態例3として、バリアリブペー
スト刷込み装置の例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態例4として、回転型ローラを
備えたバリアリブペースト刷込み装置の例を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施形態例5として、バリアリブ成形
型の溝内のみへの刷込み方法の例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態例5として、バリアリブ成形
型の溝内のみへの刷込み方法の例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態例5として、バリアリブ成
形型の溝内のみへの刷込み方法の例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態例6として、バリアリブペ
ーストの補給方法の例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態例6として、量産に適した
バリアリブ製造装置の例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態例6として、量産に適した
バリアリブ製造装置の例を示す図である。
【図14】PDPの構造例を示す図である。
【図15】バリアリブの形状例を示す図である。
【図16】従来のガラス型使用法を示す図である。
【図17】従来のフィルム型使用法を示す図である。
【図18】従来のフィルム型使用法を示す図である。
【符号の説明】
5 バリアリブ 10 リア基板 11 データ電極 12 白色誘電体層 13 蛍光層 20 フロント基板 21 保護層 22 透明誘電体層 23 透明電極 30 ガラス型 31 凹部 35 バリアリブペースト 38 ガラス基板 40 フイルム 41 凹部 42 凸部 42a 凹部 43 フイルム型 45 型材 47 ガラス基板 48 バリアリブペースト 49 ブレード 50 回転型 51、52 ライン保持ロール 53 原料タンク 54 型材塗布ロール 55 硬化装置 60 ひな型 61 溝部 62 凸部 65 バリアリブ成形型 65a 樹脂材 66 凹部(溝部) 67 凸部 70 ガラス基板 75 バリアリブ 80 バリアリブペースト刷込み装置 80a バリアリブペースト刷込み装置 80b バリアリブペースト刷込み装置 81 制限板材カセット 82 バリアリブペースト吸引部分(バキューム室) 83 吸引孔 83a 吸引ホース 84 バリアリブペースト制限板材 85 バリアリブペースト 85a バリアリブペースト加圧室 86 刷込み孔 88 回転型ローラ 89 シール材 90 バリアリブペースト加圧装置(空気袋) 91 バルブ 92 バリアリブペースト供給装置 93 かき取り板加圧装置 94 かき取り板 95 バリアリブペースト補給タンク 96 バリアリブペースト補給孔 100 ガラス基板保持装置 101 押え治具 102 ガラス基板受ガイド 105 ガラス基板押え装置 109 紫外線ランプ 110 バリアリブ成形型ホルダ 120 架台 121 リニアガイドシステム 122 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯伏 順一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 六角 正 広島県広島市安佐南区祇園三丁目2番1号 三菱重工業株式会社広島工機工場内 Fターム(参考) 5C027 AA09 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GF02 GF19 JA12 JA20 JA40 KA09 KA16 MA23 MA26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリアリブを基板上に製造する方法にお
    いて、基板とバリアリブ形状に対応した凹凸型を有する
    バリアリブ成形型を密着させ、バリアリブ成形型をその
    溝の長さ方向に沿って移動させながら、バリアリブ成形
    型の溝内に加圧力とバキューム吸引力を用いてバリアリ
    ブペーストを刷り込むことを特徴とするバリアリブ製造
    方法。
  2. 【請求項2】 バリアリブ成形型の表面に、基板とバリ
    アリブペースト刷込み装置を密着させ、バリアリブペー
    スト刷込み装置からバリアリブペーストを加圧及びバキ
    ューム吸引しながらバリアリブ成形型の溝内に刷り込む
    ことを特徴とする請求項1に記載のバリアリブ製造方
    法。
  3. 【請求項3】 バリアリブペーストの刷り込み完了後
    に、基板とバリアリブ成形型を加圧して密着させ、この
    状態でバリアリブペーストを硬化させ、バリアリブペー
    ストの硬化後に、基板からバリアリブ成形型を離型する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバリアリブ製造方
    法。
  4. 【請求項4】 バリアリブペーストとして、ガラスとセ
    ラミック粉末をベースに、紫外線等の光により連鎖硬化
    する光硬化型エポキシ樹脂組成物を添加したペースト状
    材料を使用し、バリアリブペーストは未硬化状態でバリ
    アリブ成形型に刷り込み、光硬化させてバリアリブを強
    化してから離型することを特徴とする請求項1に記載の
    バリアリブ製造方法。
  5. 【請求項5】 未硬化時のバリアリブペーストに気泡が
    混入しないように、バリアリブペーストをタンクから無
    空気状態でバリアリブペースト刷込み装置に供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のバリアリブ製造方法。
  6. 【請求項6】 バリアリブペースト刷込み装置内を減圧
    して負圧を発生させ、この負圧によりバリアリブペース
    トをタンクからバリアリブペースト刷込み装置に供給す
    ることを特徴とする請求項1に記載のバリアリブ製造方
    法。
  7. 【請求項7】 バリアリブを基板上に製造する装置にお
    いて、バリアリブ形状に対応した凹凸を有するバリアリ
    ブ成形型と、バリアリブ成形型を保持しその溝の長さ方
    向に沿って移動させる装置と、バリアリブ成形型の表面
    に密着されるバリアリブペースト刷込み装置と、基板を
    バリアリブ成形型に密着させて保持する装置と、バリア
    リブペースト刷込み装置からバリアリブ成形型の溝内に
    向けてバリアリブペーストを加圧するバリアリブペース
    ト加圧装置と、バリアリブペースト加圧装置よりもバリ
    アリブ成形型の移動方向の後方に配置され、バリアリブ
    成形型の溝内のバリアリブペーストをバキューム吸引す
    るバリアリブペースト吸引装置を具備することを特徴と
    するバリアリブ製造装置。
  8. 【請求項8】 バリアリブペースト刷込み装置は回転型
    ローラを備えたものであることを特徴とする請求項7に
    記載のバリアリブ製造装置。
  9. 【請求項9】 バリアリブペースト加圧装置が空気袋で
    あることを特徴とする請求項7に記載のバリアリブ製造
    装置。
  10. 【請求項10】 バリアリブペースト刷込み装置はバリ
    アリブ成形型の溝のみに対応したバリアリブペースト吐
    出孔を備えたものであることを特徴とする請求項7に記
    載のバリアリブ製造装置。
  11. 【請求項11】 バリアリブ成形型上の余剰のバリアリ
    ブペーストをかき取る装置と、基板をバリアリブ成形型
    に押しつける装置と、基板とバリアリブ成形型の間のバ
    リアリブペーストを硬化させる装置と、基板からバリア
    リブ成形型を離型する装置と、バリアリブ成形型が離型
    された基板を搬送する装置と、バリアリブペーストをバ
    リアリブペースト刷込み装置に補給する装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項7に記載のバリアリブ製造装置。
  12. 【請求項12】 バリアリブ成形型は樹脂材で製作され
    たものであることを特徴とする請求項7に記載のバリア
    リブ製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006019033A1 (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Kabushiki Kaisha Toshiba 画像表示装置の製造方法および画像表示装置

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